説明

コンクリートブロック運搬装置及び運搬方法

【課題】安価で経済性に富み、被運搬物たるコンクリートブロックのサイズが異なっても同一の運搬装置で運搬可能なコンクリートブロック運搬装置及び運搬方法を提供することを課題とする。
【解決手段】複数のチルローラ16を連結部材17で連結し、前記複数のチルローラ16に載置したコンクリートブロック2に牽引部材14を結合し、前記牽引部材14をウインチ15により牽引して前記コンクリートブロック2を運搬することを特徴とするコンクリートブロック運搬装置1又は運搬方法により上記の課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリートブロック運搬装置及び運搬方法に関し、例えばボックスカルバート等のコンクリートブロック運搬装置及び運搬方法として好適なものである。
【背景技術】
【0002】
従来、プレキャストコンクリートブロックであるボックスカルバートは、下水道、共同溝、地下道などの暗渠を形成するために複数個を連結して敷設されている。このようなボックスカルバートの敷設工事では、クレーンによる吊り込み方式による施工が一般的である。しかし、道路幅が狭かったり、施工現場の両側に家が密集していたり、あるいは橋梁の下であるなどの施工現場の条件によっては、ボックスカルバートの幅より大きく掘削を行なえない場合があり、このようなときには、ボックスカルバートの移動にクレーン等の大型機械を使用することができないため、ボックスカルバートをクレーンにて設置可能な場所にいったん仮置きし、何らかの手法を用いて所定の設置場所までボックスカルバートを運搬移動する必要がある。
【0003】
こうした施工現場におけるボックスカルバートの設置方法として、図8に示すように、基礎コンクリート105にH形鋼102を敷設し、このH形鋼102の凹部内102aにベアリングボール103配設して、搬入口からボックスカルバート101をクレーンにてH形鋼102上に搬入し、ボックスカルバート101の下面101aに設けた突起104とベアリングボール103との転がり接触を利用して、ボックスカルバート101を横引きして据付け位置に設置固定する、ボックスベアリング工法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、荷役パレットにキャスターを取り付けて、該荷役パレットに載置したボックスカルバートをフォークリフトで運搬するコンクリートブロックの運搬装置が提案されている。(例えば、特許文献2,3参照)。
【特許文献1】特開2000−273938号公報
【特許文献2】特開2002−274793号公報
【特許文献3】特開2003−239366号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に開示されたボックスベアリング工法では、設置されるボックスカルバート101の底板の下面101aに突起104を設けなければならず、そのために特別な型枠が必要となり、製造コストが高くなるという問題が生じていた。また、このボックスベアリング工法では、レールによってボックスカルバートの据付け位置が決まるため、コンクリートブロック同士の連結を良好に行なおうとすると、レールの配置において高低差の管理が重要となり、管理コストの増大を招くという問題もあった。
【0006】
また、上記特許文献2,3に開示された荷役パレットにキャスターを取り付けて、該荷役パレットに載置したボックスカルバートをフォークリフトで運搬するコンクリートブロックの運搬装置においては、安価で汎用性に富む電動チルホールを用いることができないという問題があった。さらに、被運搬物であるボックスカルバートのサイズが大きく異なると、ボックスカルバートのサイズに応じた運搬装置を別途調達しなければならないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は上記のような従来技術の問題点に鑑み、安価で経済性に富むコンクリートブロックの運搬装置及び運搬方法を提供することを目的とする。さらに、被運搬物であるボックスカルバートのサイズが大きく異なっても、同一の運搬装置で運搬可能なコンクリートブロックの運搬装置を提供することをも目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1記載の発明は、連結部材で連結した複数の重量物台車と、前記複数の重量物台車に載置したコンクリートブロックに結合する牽引部材と、前記牽引部材を牽引して前記コンクリートブロックを運搬するウインチと、を備えることを特徴とするコンクリートブロック運搬装置である。
【0009】
請求項2記載の発明は、連結部材で連結した複数の重量物台車と、前記複数の重量物台車に載置したコンクリートブロックを押圧して前記コンクリートブロックを運搬するフォークリフトとを備えることを特徴とするコンクリートブロック運搬装置である。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のコンクリートブロック運搬装置において、前記連結部材の長さを前記コンクリートブロックの大きさに応じて変更可能としたことを特徴とするである。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンクリートブロック運搬装置において、前記コンクリートブロックの重量物台車への積載又は積み下ろしに用いる爪ジャッキを備えることを特徴とするものである。
【0012】
請求項5記載の発明は、複数の重量物台車を連結部材で連結し、前記複数の重量物台車に載置したコンクリートブロックに牽引部材を結合し、前記牽引部材をウインチ又はフォークリフトにより牽引して、前記コンクリートブロックを運搬することを特徴とするコンクリートブロック運搬方法である。
【0013】
請求項6記載の発明は、複数の重量物台車を連結部材で連結し、前記複数の重量物台車に載置したコンクリートブロックをフォークリフトにより押圧して前記コンクリートブロックを運搬することを特徴とするコンクリートブロック運搬方法である。
【発明の効果】
【0014】
請求項1記載のコンクリートブロック運搬装置によれば、複数の重量物台車を連結部材で連結してコンクリートブロックを牽引するので、複数の重量物台車の同期移動が容易となり、コンクリートブロックの運搬位置精度を高めることができる。また、連結部材以外は重量物台車たるチルローラ、ウインチたる電動チルホール等、汎用製品を使用することができることから、安価なコンクリートブロック運搬装置を提供することができる。さらに、牽引具として電動チルホールを使用することにより、特殊技能を有しない者であっても、安全かつ迅速なコンクリートブロックの運搬をすることができる。
【0015】
請求項2記載のコンクリートブロック運搬装置によれば、フォークリフトの押圧位置を適宜変更することにより、運搬移動経路に曲線や折れ線状が存在しても、運搬移動経路に沿って容易にコンクリートブロックを運搬することができる。
【0016】
請求項3記載のコンクリートブロック運搬装置によれば、連結部材の長さを前記コンクリートブロックの大きさに応じて変更可能としたことから、1種類の運搬装置であっても各種サイズのコンクリートブロックを効率的に運搬することができる。
【0017】
請求項4記載のコンクリートブロック運搬装置によれば、コンクリートブロックの重量物台車への積載又は積み下ろしに爪ジャッキを用いることから、クレーンの入れない狭隘な場所でも容易にコンクリートブロックの積載又は積み下ろしができる。
【0018】
請求項5記載のコンクリートブロック運搬方法によれば、前記請求項1記載の発明の効果と同様の効果を奏することができる。
【0019】
請求項6記載のコンクリートブロック運搬方法によれば、前記請求項2記載の発明の効果と同様の効果を奏することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るコンクリートブロック運搬装置1にコンクリートブロック2を積載した状態を示す正面図であり、図2は図1中のA−A矢視図であり、コンクリートブロック運搬装置1の平面図である。また、図3は図2に示すコンクリートブロック運搬装置1の左側面図であり、図4はその拡大図である。
【0021】
図1に示すように、地面を掘削して形成された溝3には、その両側に崩落防止のために波型鋼などの仮設材が打ち込まれ、仮の側壁4が設けられる。そして、底部5には砕石等の石材を敷き詰めた後、基礎コンクリート6が打設される。また、必要に応じて溝3の上部には補強部材7が架設される場合もある。
【0022】
ボックスカルバート2は、プレキャストコンクリート製であり、底板8と両側板9と天板10により構成され、横断面が中空の角柱体をしている。底板8には複数箇所に貫通孔12が設けられており、該貫通孔12に係止具13を挿入して、この係止具13にボックスカルバート2を牽引するためのワイヤーロープ14を係止できるようにされている。なお、貫通孔12は牽引のための係止具13を挿入するために供せられるとともに、ボックスカルバート2を定位置に固定するため、基礎コンクリート6と底板8との間の空間にグラウト材を流し込むためのグラウト流入口としても供せられる。ボックスカルバート2はクレーンなどによって溝3の搬入口より本発明に係る運搬装置1上に載置される。
【0023】
係止具13に係止された牽引部材たるワイヤーロープ14は、移動方向の前方の基礎コンクリート6に固定されたウインチたる電動チルホール15により牽引される。なお、電動チルホール15に代えてフォークリフトにより牽引することもできる。さらに、移動方向の後方からフォークリフトによりボックスカルバート2を押圧して運搬移動させることもできる。ここで、電動チルホール15やフォークリフトは市販されている汎用製品を用いることができる。
【0024】
図2に示すように本実施例では4箇所に重量物台車たるチルローラ16を配設している。チルローラ16には、安価な汎用のチルローラを用いることができる。チルローラ16の配置位置は運搬するボックスカルバート2の大きさに応じて適宜の位置に配置可能なようにされている。具体的にはボックスカルバート2の平面視の4隅がチルローラ16上に載るように配置する必要がある。本実施例では矢印の方向にボックスカルバート2を運搬移動するものであるが、前後のチルローラ2台を左右の連結部材17により相互に連結している。連結部材17と前後のチルローラ16,16とはピン結合により回動自在に連結される。具体的には連結部材17の両端部に設けられた連結孔18と、各チルローラの連結片19に設けられた連結孔20とに連結ピン22を挿入して連結している。
【0025】
なお、重量物台車たるチルローラは市販されている汎用品を用いることができることから詳細な説明は省略するが、チルローラの一般的構造は複数のローラと、該ローラに軸支された台車本体と、該台車本体上に旋回自在に設けられたターンテーブルとからなる。その結果、チルローラ16の前方に取り付けた操舵軸30を操作することによりチルローラの牽引を蛇行することなく行うことができるようになる。
【0026】
ここで、連結部材17は前部連結部材23と後部連結部材24とから構成されている。前部連結部材23と後部連結部材24はともに横断面が矩形の中空箱状をしている。また、図5に示すように前部連結部材23の横断面の外面形状は、後部連結部材24の横断面の内面形状より若干小さな寸法に形成されている。その結果、前部連結部材23は後部連結部材24の中空部に挿入・引出し自在となり、前部連結部材23と後部連結部材24とからなる連結部材17の長さをコンクリートブロック2の大きさに応じて適宜変更可能とされている。具体的には、前部連結部材23と後部連結部材24の横断面の両側面に設けられた位置調整孔25,26に位置調整ピン27を挿入することにより連結部材17の全長を変更できるようにされている。そのため前部連結部材23と後部連結部材24の横断面の両側面には、位置調整孔25,26が等ピッチで複数箇所に設けられている。ここで、前部連結部材23の外面や後部連結部材24の内面および位置調整ピン27の表面にはグリース等の潤滑剤が塗布されており、各部材が相互に摺動する際にも円滑な摺動が確保できるようにされている。
【0027】
なお、コンクリートブロック2は、4隅に配置されたチルローラ16上に載置されるものであり、連結部材17に載置されるものではない。したがって、連結部材17を1本の梁と想定した場合、連結部材17に横荷重が加わることはなく、連結部材17の長手方向にだけ荷重が作用することになり、前部連結部材23と後部連結部材24の連結はピン結合でも十分な強度を有する。
【0028】
連結部材17により前部チルローラ16と連結された左右の後部チルローラ16,16同士は、さらに横連結部材28により連結される。横連結部材28は2台の後部チルローラ16,16の上部に配設され、ボルト等によって後部チルローラ16,16と連結される。横連結部材28を後部チルローラ16,16の上部に配設することにより、運搬装置1にコンクリートブロック2を積載する際の基準面29を提供することが可能となる。すなわち、コンクリートブロック2の後部端面を横連結部材28の基準面29に当接するようにすれば、コンクリートブロック2を運搬装置1上の適正位置に容易に載置することができる。
【0029】
また、横連結部材28は上述した連結部材17とは異なり一体の溝型鋼から形成されており、後部チルローラ16,16と結合される部位に予め設けられた複数の結合孔(図示せず)を用いて後部チルローラ16,16と結合される。したがって、結合する結合孔を選択することにより左右の後部チルローラ16,16の間隔を変更することができる。
【0030】
次に、本実施例によるコンクリートブロック運搬装置1を用いたコンクリートブロック2の運搬方法について、図6に基づいて説明する。図6(a)は、基礎コンクリート6上に組み立てられた運搬装置1にクレーンを用いてコンクリートブロックを載置する様子を示す。クレーンを使用できない場合には、爪ジャッキ11を用いてコンクリートブロック2を持ち上げ、その後、コンクリートブロック2の下に運搬装置1を挿入することができる。ここで、電動チルホール15は市販されている汎用製品を用いることができる。図6(b)は、コンクリートブロック2の貫通孔に挿入した係止具13に係止したワイヤーロープ14を基礎コンクリート6上に固定された電動チルホール15を用いて牽引している様子を示す。なお、チルローラ16の前方に取り付けた操舵軸30を操作することによりチルローラの牽引を蛇行することなく行うことができる。図6(c)は、最初のコンクリートブロック2が所定位置近くまで牽引された状態を示す。図6(d)は、最初のコンクリートブロック2を所定位置まで運搬し終えて、コンクリートブロック2を運搬装置1から積み降ろす様子を示す。その際、爪ジャッキ11を用いてコンクリートブロック2の下から運搬装置1を引き出すことができる。図6(e)は、第2番目のコンクリートブロック2を運搬装置1に載置する様子を示す。最初のコンクリートブロックを運搬装置に載置する図6(a)に相当するものである。図6(f)は,第2番目のコンクリートブロック2を牽引している様子を示すものであり、図6(b)に相当するものである。図6(g)は、第2番目のコンクリートブロック2が所定位置近くまで牽引された状態を示すものであり、図6(c)に相当するものである。図6(h)は、第2のコンクリートブロック2を所定位置まで運搬し終えて、コンクリートブロック2を運搬装置1から積み降ろす様子を示すものであり、図6(d)に相当するものである。図6(i)は、第3番目のコンクリートブロック2を運搬装置1に載置する様子を示すものであり、図6(a)に相当するものである。このようにして、分割して製作されたコンクリートブロック2を別々に運搬し連結して設置することで、連続した下水道等を構築することができる。
【0031】
次に、本実施例による運搬装置1を用いたコンクリートブロック2の施工方法について説明する。概略の施工方法は図7に示すように、開始31、墨だし32、レベル調整33、運搬装置の組立34、コンクリートブロック運搬据付け35、縦締め緊張工36、モルタルグラウト工37、という順序でなされて終了する。ここで、本実施例による運搬装置1が直接関連するのは、運搬装置の組立34、コンクリートブロック運搬据付け35工程である。運搬装置の組立34とは、基礎コンクリート6上において4台のチルローラ16を連結部材17により連結して組み立てることをいい、運搬するコンクリートブロック2の大きさに応じて連結部材17の長さを調整して組み立てる必要がある。コンクリートブロック運搬据付け35工程とは、運搬装置1にコンクリートブロック2を載置して電動チルローラ15又はフォークリフトを用いて所定の設置位置まで運搬することをいう。なお、その後の工程である縦締め緊張工36とは、分割設置された各コンクリートブロック同士を緊張固定することをいい、モルタルグラウト工37とは、基礎コンクリート6とコンクリートブロック2との間に形成された空間にグラウト材を流し込んで固定することをいう。
【0032】
上述した実施例によるコンクリートブロック運搬装置・運搬方法よれば、複数のチルローラ16を連結部材17で連結してコンクリートブロック2を牽引するので、複数のチルローラ16の同期移動が容易となり、コンクリートブロック2の運搬位置精度を高めることができる。また、連結部材17以外はチルローラ16、電動チルホール15等、汎用製品を使用することができることから、安価なコンクリートブロック運搬装置・運搬方法を提供することができる。さらに、牽引具として電動チルホール15を使用することにより、特殊技能を有しない者であっても、安全かつ迅速なコンクリートブロック2の運搬をすることができる。
【0033】
また、連結部材17の長さを前記コンクリートブロック2の大きさに応じて変更可能としたことから、1種類の運搬装置であっても各種サイズのコンクリートブロック2を効率的に運搬することができる。
【0034】
さらに、コンクリートブロック2のチルローラ16への積載又は積み下ろしに爪ジャッキ11を用いることから、クレーンの入れない狭隘な場所でも容易にコンクリートブロック2の積載又は積み下ろしができる。
【0035】
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施をすることができる。例えば、上記実施例においては、牽引具としてのウインチに電動チルホール15を用いたが、電動チルホール15に代えてエンジン駆動や手動のチルホールを用いることもできる。また、上記実施例では4台のチルローラ16を連結した場合について説明したが、チルローラ16の連結台数は4台に限定されるものではなく、5台以上であってもよいことは言うまでもない。さらに、上記実施例では連結部材17の前部連結部材23と後部連結部材24の横断面が矩形の中空箱状をした型鋼を用いたが、中空箱状型鋼に代えて溝型鋼を用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明に係るコンクリートブロック運搬装置にコンクリートブロックを積載した状態を示す正面図である。
【図2】図1中のA−A矢視図である。
【図3】図2に示すコンクリートブロック運搬装置の左側面図である。
【図4】図3に示すコンクリートブロック運搬装置の左側面拡大図である。
【図5】図4中のB−B矢視断面図である。
【図6】本発明に係るコンクリートブロック運搬装置によるコンクリートブロックの運搬方法を示す略図である。
【図7】本発明に係るコンクリートブロック運搬装置によるコンクリートブロックの運搬方法を示すフローチャート図である。
【図8】従来技術を示す構成図である。
【符号の説明】
【0037】
1 コンクリートブロック運搬装置(運搬装置)
2 コンクリートブロック(ボックスカルバート)
11 爪ジャッキ
14 牽引部材(ワイヤーロープ)
15 ウインチ(電動チルホール)
16 重量物台車(チルローラ)
17 連結部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
連結部材で連結した複数の重量物台車と、
前記複数の重量物台車に載置したコンクリートブロックに結合する牽引部材と、
前記牽引部材を牽引して前記コンクリートブロックを運搬するウインチと、
を備えることを特徴とするコンクリートブロック運搬装置。
【請求項2】
連結部材で連結した複数の重量物台車と、
前記複数の重量物台車に載置したコンクリートブロックを押圧して前記コンクリートブロックを運搬するフォークリフトと、を備えることを特徴とするコンクリートブロック運搬装置。
【請求項3】
前記連結部材の長さを前記コンクリートブロックの大きさに応じて変更可能としたことを特徴とする請求項1又は2記載のコンクリートブロック運搬装置。
【請求項4】
前記コンクリートブロックの重量物台車への積載又は積み下ろしに用いる爪ジャッキを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンクリートブロック運搬装置。
【請求項5】
複数の重量物台車を連結部材で連結し、
前記複数の重量物台車に載置したコンクリートブロックに牽引部材を結合し、
前記牽引部材をウインチ又はフォークリフトにより牽引して、前記コンクリートブロックを運搬することを特徴とするコンクリートブロック運搬方法。
【請求項6】
複数の重量物台車を連結部材で連結し、
前記複数の重量物台車に載置したコンクリートブロックをフォークリフトにより押圧して前記コンクリートブロックを運搬することを特徴とするコンクリートブロック運搬方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−332711(P2007−332711A)
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−167488(P2006−167488)
【出願日】平成18年6月16日(2006.6.16)
【出願人】(390004938)羽田コンクリート工業株式会社 (14)
【Fターム(参考)】