説明

コンクリート蓄熱式電気床暖房

【課題】 蓄熱層をコンクリートにして、その中に床暖房シースヒーターを入れて床を暖房する。
【解決手段】(1)蓄熱層をコンクリートにして(2)その中に床暖房シーズヒーターをいれ上下に(3)保温材さらに上部に(4)モルタル(5)床を敷く。また、下部保温材の下は、(6)断熱及び輻射熱シート(7)断熱材(8)防温シート(9)土間砕石を敷く。

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この実用新案は、蓄熱層をコンクリートにして、その中に床暖房用シーズヒーターを入れたコンクリート蓄熱式電気床暖房に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、深夜電力を利用した蓄熱床暖房でモルタルに発熱ユニットを付け直接床を暖めていた物はあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。
(イ)放熱が早い。
(ロ)電気代が高い。
(ハ)安全面に不安があった。
本考案は、これらの欠点を除くためになされらたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
蓄熱層をコンクリート(1)にして、その中に床暖房用シーズヒーター(2)を入れ、その上下に保温材(3)を敷、上部にモルタル(4)を敷、更に上部に床(3)を敷、下部保温材(3)の下には、断熱及び幅射熱シート(6)断熱材(7)防温シート(8)そして土間砕石(9)を敷くものである。
本考案は、以上のような構成よりなるコンクリート蓄熱式電気床暖房。
【0005】
【考案の実施の形態】
床暖房用シースヒーターの(実用新案登録願 整理番号001)スイッチを入れると、シーズヒーター(2)が発熱し、熱が蓄熱層(1)に溜まり、その熱が保温材(3)で保護されモルタル(4)に伝わり床(5)を暖める。また、下部保温材(3)で熱が保護され断熱及び幅射熱シート(6)断熱材(7)で放熱しないようになる。さらに、防温シート(8)で熱を確実に保護している。そして、土間砕石(9)で基礎を設けている。
【0006】
【考案の効果】
本考案は、このような構造であるから1.蓄熱層の上下に保温材を設けて、従来のコンクリートより無駄な放熱がなく省エネルギーに寄与する。
2.床下を床暖房用コンクリートで一体化する事で、械化されコストが低くできる。
3.蓄熱層をコンクリートにする事で、白蟻・ダニの温床を解消して健康的で快適な生活環境に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の傾視図
【符号の説明】
1 蓄熱層 2 シーズヒーター 3 保温材
4 モルタル 5 床 6 断熱及び幅射熱シート
7 断熱材 8 防温シート 9 土間砕石

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 蓄熱層をコンクリートにして、その中に床暖房用シーズヒーターを入れたコンクリート蓄熱式電気床暖房。

【図1】
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【登録番号】第3037317号
【登録日】平成9年(1997)2月26日
【発行日】平成9年(1997)5月16日
【考案の名称】コンクリート蓄熱式電気床暖房
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願平8−9363
【出願日】平成8年(1996)8月12日
【出願人】(596136084)
【出願人】(596136095)丸七建設株式会社 (1)