コンドームホルダー、およびコンドームを装着する方法

コンドームホルダーは、該ホルダーを用いてコンドームを装着する方法とともに、提案される。
コンドームホルダーは、平坦に整えられたコンドームを配置し得る空間を少なくとも部分的に規定し、コンドームの端部を固定するための固定部と、該固定部の間の接続部であって、該固定部は、2つの対向する部分を含み、該部分の各々は、少なくとも1つの上記固定部を含む接続部と、上記2つの対向する部分を、少なくとも反対方向へ移動可能に備えた部分の間に配置された第3の部分と、使用者により加えられた力により、上記2つの対向する部分を移動させるために使用するデバイスと、を備え、上記第3の部分は、上記2つの対向する部分を回転により移動させることが可能に形成されている。
本発明の方法および装置によって、使用者は、開梱およびコンドームの装着を迅速、快適に行うことができ、使用者の性交への関心は微かに逸れるだけである。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バリア型避妊具に関し、とくに、コンドームホルダーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
コンドームは、天然のラテックスまたはこれとは別の材料で作製されたスキンであり、ペニスを全体的にまたは部分的に覆うものである。コンドームは、性交渉を通じて伝染する疾患、および/または、望まない妊娠を防ぐために使用される。従来のコンドームを図1に示す。コンドームには、陰茎亀頭のみを覆う、いわゆるマイクロコンドームというものもある。
【0003】
小型で使用しやすいものにするため、コンドームは通常、リング状に巻かれている。実際には、コンドームを巻くために従来用いられた方向と反対の方向に巻くこともできる。また、コンドームは、伸ばしたり、折りたたんだりすることもできる。コンドームを保管するときは、通常、密閉した膜でコンドームを包装する。この膜は、コンドームと十分に密接し、保管時および輸送時にコンドームを保護するのに充分な強度を通常は有する弾性シート材のパッケージとして、一般的に形成される(図1参照)。パッケージは通常、開封を容易にする手段、例えば、切り込みまたは強度が低減された領域をパッケージの側面に備えるか、あるいは一端部がパッケージの外側に伸びる密封ストリップを備えている。開封したら、コンドームを勃起したペニスにかぶせ、ペニスの根元まで転がして伸ばす。
【0004】
マイクロコンドームは、陰茎亀頭のみを覆うので、転がして伸ばす必要がない。よって、マイクロコンドームは、仮に転がして伸ばすとしても、その程度は極微小である。
【0005】
従来のコンドームの主な欠点は、開封してコンドームを装着するために時間と手間がかかることである。この結果、使用者の注意が性交から逸れてしまう。
【0006】
また、コンドームを装着するために両手を使用する必要がある。しかしながら、概して使用者は片手のみが自由であり、もう片方の手は自分自身を支えるか、または女性の頭部の下に置いている(図2参照)。このため、この手の動きは限られてしまう。一般的に、この体勢は不安定であり、使用者が2つ目の手を解放できるのもわずかな時間しかない。よって、開封してコンドームを装着する際に、使用者は、時々、2つ目の手を使用しつつも、一方の手しか自由に使用することができない。
【0007】
コンドームを装着するときに費やされる各瞬間は、使用者にとって重要なものである。コンドームのパッケージを素早く、便利に、簡単に取り扱う必要性は、私的な生活で使用される他のどんな包装製品よりも高い。さらに、必要なときでさえコンドームを使用しない人がいることも知られており、これの主な理由は、コンドームを装着するために多大なる時間と労力が必要であり、その結果、性交から気が逸れるということである。本発明の目的は、コンドームの開封および装着に必要な工程を単純化し、この工程の数を低減させることである。この問題が解決できれば、
a)全体としてコンドームの使用が増加し、その一方で、
b)危険な性交を行いつつもコンドームを全く使用しない、または、ほとんど使用しない人の数が減少する。
【0008】
このことは、無制限な出生率の増加(特に人口過剰な途上国において)を食い止めることに加えて、HIV問題の解決に役立ち得る。
【0009】
コンドームホルダーとして知られるデバイスは、コンドームを保持し(たいていの場合、巻いた状態のコンドームの端部を保持し)、これにより、使用者はコンドームホルダーを把持し、コンドームをペニスの上部から下部へと移動させることによってコンドームを装着することができる。この過程において、コンドームはペニスの軸部に沿って、巻いた状態が伸びる(あらかじめ巻いてあるコンドームを使用する場合)。
【0010】
コンドームホルダーは、中空リングであって、その外周にそって溝が伸び、コンドームを受容する凹部を規定する中空リングであり得る。この溝の形状および位置は、異ならせることができる(例えば、US4738357、Martinら、1988参照)。
【0011】
ホルダーの内径がコンドームのリングの内径以上の大きさを有すると、凹部は外側に開くことができる。この場合、コンドームのリングの中央に向かう力が生じ、これによってリングが溝からはみ出てしまうのを防ぐ。
【0012】
この種のホルダーは、以下の特許文献にて開示されている:JP6154260(Toshihiro、1994)、JP7308336、Tadashi、1995)、US5579784(Harari、1996)、DE19641107(Raabe、1998)、US5437286(Stratton、1995)、FR2751869(Loyer、1998)。
【0013】
また、コンドームのリング全体を取り囲むコンドームホルダー(例えば、US5163449、van der Valk、1992参照)や、あるいはC形またはU型といった切れ目を1つ有するコンドームホルダー(例えば、US4875491,Parrone、1989参照)が知られている。
【0014】
さらに、ホルダーは、互いに隔てられた固定部によってコンドームのリングを保持してもよいし(例えば、FR2727858、Vegega、1996参照)、リングの全周に沿ってコンドームのリングを連続的に保持してもよい。
【0015】
巻いた状態のコンドームの端部を保持する他の手段を用いることも出来る。例えば、コンドームのリングを一対のローラーで保持することができる(例えば、WO9801095,Liehs、1999参照)。
【0016】
しかしながら、上述したホルダーは、コンドームを装着するときに、ペニスに接触する。これは、使用者にとって心地よいものではない。そこで、固定部が、ペニスに接触しないか、わずかに接触している間、コンドームを伸ばした状態を維持するホルダーが必要となる。
【0017】
WO2007/021184(Tunovic Adnanら、2007)に開示のコンドームホルダーは、2つのパーツから成ることが知られており、各パーツは、コンドームのリングの外側を保持する多くの輪なわとして形成された固定部を少なくとも1つ備えている。ペニスは、コンドームを介してこの固定部と接触するため、ホルダーの固定部がコンドームのリングの内側を取り囲み、直接ペニスと接触する場合よりも、使用者の不快感は非常に少ない。それでもなお、ペニスと接触しているホルダーの圧力を減少させるために、コンドームを伸ばす必要性は残る。
【0018】
図5は、両手で把持する2つのパーツから成るホルダーを示す(WO02/069861,Van Rensburg,2002参照)。この場合、使用者は、コンドームを装着する前に、ホルダーの離れた位置にある持ち手部を用いて、コンドームを伸ばす。そして、使用者は、ホルダーの半分を両手で保持し、ペニスの根元へホルダーを移動させながら、コンドームを装着する。よって、コンドームを伸ばし、装着するために、使用者は、両手を使用することが必要となる。
【0019】
本願において請求されたホルダーと最も近いと考えられるホルダーが、WO2006/025755(Mor Maty Seck、2006)に記載されている。ホルダーは、リングと、セミリングとして形成された2つの対向する部分と、放射状のガイドウェイを備えている。セミリングの1つは、上記リングに設置されている。ハンドルは上記ガイドウェイに挿入されており、リングに面した側に、もう一方のセミリングを備えている。2つのセミリングは、コンドームの端部がリングに巻かれることを防止するために使用される溝を備えている。
【0020】
ホルダーに保持されたコンドームを装着するとき、2つのセミリングによって形成された内部領域を広げ、所望の程度にコンドームのリングを伸ばすために、ガイドウェイに沿ってハンドルを移動させている間、ガイドウェイを備えたリングは、一方の手で把持される。
【0021】
しかしながら、コンドームのリングが近くなるために、コンドームの装着後、リングはまた縦方向に移動する。これは、使用者にとって、心地よいものではない。
【0022】
さらに、このようなホルダーによって伸びたコンドームは、両手を用いて使用することになり、これは、上述した理由により、ユーザにとって心地よいものではない。
【0023】
上記ホルダーの他の欠点は、コンパクトでないという点である。リングのサイズは固定であり、伸びたコンドームのサイズによって決まってしまう。さらに、ホルダーのサイズは、放射状のハンドルのために、大きくなる。よって、ホルダーのサイズは、従来のコンドームのパッケージよりもかなり大きくなり、使用者のポケットに入れておくということができない。
【0024】
本願において請求されたコンドームを装着する方法と最も近いと考えられる方法が、WO2006/25755(Mor Maty Seck、2006)に記載されている。この方法によれば、ホルダーに保持されたコンドームを装着するとき、2つのセミリングによって形成された内部領域を広げ、所望の程度にコンドームのリングを伸ばすために、ガイドウェイに沿ってハンドルを移動させている間、ガイドウェイを備えたリングは、一方の手で把時される。
【0025】
よって、コンドームを装着するために、使用者は、両手を用いることが必要となる。上述したように、これは、心地よいことではなく、上記ホルダーの利点を無にしてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0026】
【特許文献1】US4738357
【特許文献2】JP6154260
【特許文献3】JP7308336
【特許文献4】US5579784
【特許文献5】DE19641107
【特許文献6】US5437286
【特許文献7】FR2751869
【特許文献8】US5163449
【特許文献9】US4875491
【特許文献10】FR2727858
【特許文献11】WO9801095
【特許文献12】WO2007/021184
【特許文献13】WO02/069861
【特許文献14】WO2006/025755
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0027】
本発明の目的は、素早く、心地よくコンドームを伸ばし、そして、素早く、心地よくコンドームを装着させることができる、耐久性がありコンパクトなコンドームホルダーを提供することにある。コンドームを伸ばし、そして装着する全ての動作は、一方の手で行われることが好ましい。そして、コンドームを装着した後に、横方向にホルダーを外すことが可能である。よって、コンドームを装着する方法は、使用者の関心が性交から逸れることを最小限に止める。また、ホルダーは、折り畳めて使用者のポケットに入る程度の大きさであることが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0028】
上述した問題点は、次のコンドームホルダーを提供することによって解決される。すなわち、このコンドームホルダーは、平坦に整えられたコンドームを配置し得る空間を少なくとも部分的に規定するとともに、上記コンドームの端部を固定する複数の固定部と、該固定部の間の単一の接続部と、第3の部分と、移動デバイスとを備えており、上記接続部は、対向する2つの部分を含んでおり、該対向する2つの部分の各々が、少なくとも1つの上記固定部を含んでおり、上記第3の部分は、上記対向する2つの部分が少なくとも互いに離れる移動を可能にし、上記移動デバイスは、使用者により加えられた機械的な力の作用の下で、上記対向する2つの部分を移動させ、上記第3の部分は、上記対向する2つの部分の互いに離れる移動が回転を含むように形成されている。
【0029】
これにより、コンドームを伸ばすために、一方の手のみが必要とされ、一方の手の指の簡単な動きでコンドームを装着することができる。ホルダーが、反対方向へ移動するように適合した、2つの対向する部分と、該移動をもたらす第3の部分を備えることにより、コンドームを伸ばすプロセスが、迅速かつ便利になる。
【0030】
ホルダーは、移動した状態で、ホルダーを固定するホルダー固定デバイスを備えていてもよい。
【0031】
対向する部分の各々は、少なくとも1つのバンドを備えていてもよい。
【0032】
上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側げ曲がるように適合されていてもよい。さらに、上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側への曲がりを制限するストッパーを備えていてもよい。
【0033】
上記曲がりを可能とする弾力性のあるコネクタ、またはヒンジ継手を備えていてもよい。
【0034】
上記回転を可能とする弾力性のあるコネクタ、またはヒンジ継手を備えていてもよい。
【0035】
上記第3の部分は、弾力性のあるコネクタ、またはヒンジ継手を備えていてもよい。
【0036】
ホルダーは、2つのレバーを備え、該2つのレバーの一方のアームは、上記対向する2つの部分によって形成され、該2つのレバーの他方のアームは、上記移動デバイスによって形成されていてもよい。
【0037】
上記第3の部分は、2つの伝達部材を備え、該2つの伝達部材の各々は、上記対向する2つの部分の一方をヒンジで動かすものであるとともに、該2つの伝達部材は、互いに回転可能に接続していてもよい。
【0038】
上記固定部は、輪なわ状であり、上記コンドームの外側で、該コンドームの巻いた状態の端部を保持するように適合されていてもよい。
【0039】
さらに、上述した問題点は、次のコンドームホルダーを提供することによって解決される。すなわち、このコンドームホルダーは、平坦に整えられたコンドームを配置し得る空間を少なくとも部分的に規定し、2つのレバーを備え、該2つのレバーのうちの第1のレバーは少なくとも上記コンドームの端部を固定するための固定部を有し、上記レバーには、互いのレバーを離すように移動可能に、第1のアームが接続されており、第2のレバーは、上記移動のために、使用者によって機械的な力が加えられるように適合されている。
【0040】
ホルダーは、移動した状態で、上記ホルダーを固定するホルダー固定デバイスを備えていてもよい。
【0041】
上記2つのレバーは、該2つのレバーが接続されている箇所に、共通ピボットを備えていてもよい。
【0042】
上記2つのレバーは、コネクタにより互いに接続されており、該コネクタの端部に上記ピボットが配置されていてもよい。
【0043】
上記2つのレバーは、コンドーム平面において、1本の手の指により力を加えられるように適合されていてもよい。
【0044】
使用者によって機械的な力が加えられるように適合されている上記レバーのアームは、上記第1レバーのアームと回転可能に接続しており、該第1レバーのアームに沿って配置されていていもよい。
【0045】
ホルダーは、ガイドウェイによって規定されるスロットを備えたボックスの一方の端部である開かれた方に受容されるとともに、上記スロット内に移動可能に配置された部分によって接続しているレストを備え、該レストは、ボックスの外側に配置されており、使用者によって機械的な力が加えられるように適合したレバーのアームは、上記ボックスと回転可能に接続していてもよい。
【0046】
上記レバーの各々は、少なくとも1つのバンドを備えていてもよい。
【0047】
上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側へ曲がるように適合されていてもよい。さらに、上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側への曲がりを制限するストッパーを備えていてもよい。
【0048】
上記曲がりを可能とする弾力性のあるコネクタ、またはヒンジ継手を備えていてもよい。
【0049】
さらに、上述した問題点は、次のコンドームホルダーを提供することによって解決される。すなわち、このコンドームホルダーは、平坦に整えられたコンドームを配置し得る空間を少なくとも部分的に規定し、1本のアームを有したレバーを2つ備え、該レバーの第1部分は、上記コンドームの端部を固定する固定部を少なくとも1つ備え、上記レバーは互いに接続し、上記アームの第1部分が、少なくとも反対方向に移動するように適合されている。また、上記レバー各々のアームの他の部分は、上記移動のために、使用者によって機械的な力が加えられるように適合されている。
【0050】
ホルダーは、移動した状態で、上記ホルダーを固定するホルダー固定デバイスを備えていてもよい。
【0051】
上記2つのレバーは、該レバー各々の、使用者によって機械的に力を加えられるように適合した部分が、他方のレバーの側面に位置するように交差していてもよい。
【0052】
1箇所を変更し、上記レバーの、使用者によって機械的な力を加えられるように適合した部分が、上記第1部分よりも上記ピボットに近い位置に配置されていてもよい。また、他の部分を変更し、上記レバーの上記第1部分は、該レバーの、使用者によって機械的に力を加えられるように適合した部分よりも上記ピボットの近い位置に配置されていてもよい。
【0053】
上記2つのレバーは、該2つのレバーが接続されている箇所に、共通ピボットを備えていてもよい。
【0054】
上記レバーの各々は、少なくとも1つのバンドを備えていてもよい。
【0055】
上記バンドは、上記ホルダーによって規定された領域の内側へ曲がるように適合されていてもよい。さらに、上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側への曲がりを制限するストッパーを備えていてもよい。
【0056】
上記曲がりを可能とする弾力性のあるコネクタ、またはヒンジ継手を備えていてもよい。
【0057】
さらに、上述した問題点は、次のコンドームホルダーを提供することによって解決される。すなわち、このコンドームホルダーは、平坦に整えられたコンドームを配置し得る空間を少なくとも部分的に規定し、上記コンドームの端部を固定する固定部を少なくとも1つ備えた、2つの対向する部分を備え、上記2つの対向する部分は、互いに接続しているとともに、互いに少なくとも離れるように移動可能に適合されている。また、上記2つの対向する部分の各々は、上記部分に対しヒンジで動く伝達部材を備え、上記ホルダーの上記2つの対向する部分の2つの伝達部材は、互いに回転可能に接続している。
【0058】
ホルダーは、移動した状態で、上記対向する部分を固定する固定デバイスを備えていてもよい。
【0059】
1箇所変更し、上記伝達部材は、互いにヒンジで動くものであってもよい。
【0060】
他の部分を変更して、上記伝達部材は、ガイドウェイに沿って移動するように適合したロッドの端部に対しヒンジで動くとともに、上記ホルダーの部分が上記ガイドウェイに対し、該部分の端部までヒンジで動くことにより、上記ガイドウェイは、該ガイドウェイとホルダーの上記部分とを接続するために用いられていてもよい。
【0061】
ホルダーは、ボックスの一方の端部である開かれた方に受容されるとともに、ガイドウェイとして用いられるスロットと、該スロット内に移動可能に配置された部分で、ロッドの端部と接続しているレストとを備え、該レストは、ボックスの外側に配置されているものであってもよい。
【0062】
上記対向する部分は、少なくとも1つのバンドを備えていてもよい。
【0063】
上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側へ曲がるように適合されていてもよい。さらに、上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側への曲がりを制限するストッパーを備えていてもよい。
【0064】
さらに、上述した問題点は、次のコンドームホルダーを提供することによって解決される。すなわち、このコンドームホルダーは、平坦に整えられたコンドームを配置し得る空間を少なくとも部分的に規定し、2つの角部を備え、該2つの角部は、ホルダーと移動可能に接続しており、上記コンドームの端部を固定する固定部を少なくとも1つ備えている複数の第1部分が互いに対向して配置され、上記第1部分に対して規定の角度で曲げられた位置にある第2部分が互いに沿って伸びているように配置されており、上記角部の接続部分は、上記第1部分の移動に対応した上記第2部分の移動によって上記角部が、互いに少なくとも離れる方向に移動するような第2部分に配置されている。
【0065】
ホルダーは、移動した状態で、上記角部を固定するホルダー固定デバイスを備えていてもよい。
【0066】
上記角部は、上記第2部分の端部に対応するハンドルを備え、上記ハンドルは、上記角部が機械的に移動するための力を容易に加えるために用いられるものであってもよい。
【0067】
上記ハンドルは、上記角部に沿って回転し、配置されるように該角部と接続しているものであってもよい。
【0068】
上記ハンドルは、上記第1部分に沿って配置されるように適合されていてもよい。
【0069】
上記2つの角部は、各々の角部と接続したハンドルが他方の角部の側面に位置するように交差していてもよい。
【0070】
上記第2部分は、1つの平面に配置されていてもよいし、一方が他方の上に配置されていてもよい。
【0071】
ホルダーは、上記第2部分を囲む、開かれた部分を備えたガイドウェイを備えていてもよい。
【0072】
上記角部の各々は、少なくとも1つのバンドを備えていてもよい。
【0073】
上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側へ曲がるように適合されていてもよい。さらに、上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側への曲がりを制限するストッパーを備えていてもよい。
【0074】
上記曲がりを可能とする弾力性のあるコネクタを備えていてもよい。
【0075】
上記曲がりを可能とするヒンジ継手を備えていてもよい。
【0076】
さらに、上述した問題点は、次のコンドームを装着する方法によって解決される。すなわち、この方法は、コンドームが配置された空間を少なくとも部分的に規定したホルダーによって保持された、平坦に整えられたコンドームを装着する方法であって、上記コンドームホルダーは、上記コンドームの端部を保持する固定部を少なくとも1つ備えた、対向する2つの部分と、使用者によって加えられた機械的な力によって、上記対向する2つの部分を移動させる移動デバイスと、を備えており、使用者は手でホルダーを保持し、上記コンドームが伸びるまで、上記2つの対向する部分を移動させ、ペニスの根元までホルダーを移動させることによってコンドームを装着する方法であって、使用者は、ホルダーを保持している手の少なくとも2本の指によって、上記2つの対向する部分に力を加えて上記移動を達成する方法である。
【0077】
上記対向する2つの部分は、移動された状態で固定されている。
【0078】
ホルダーを保持している手の指で、上記2つの対向する部分を固定している。
【0079】
上記コンドーム平面において、上記対向する部分を押すことによって、該対向する部分に力を加えている。
【0080】
上記ホルダーを保持している手の、少なくとも親指と人差し指によって、上記対向する部分を押すことを実現している。
【0081】
上記移動の方向は、使用者の手のひらから離れる方向、または、使用者の手のひらに近づく方向である。
【0082】
上記対向する部分によって形成されたレバーに力が加えられる。
【0083】
上記レバーの第1アームを離れる方向に移動させ、該アームを移動させる手の2本の指で、上記レバーの第2アームに力を加える。
【0084】
上記レバーは、1本のアームであってもよい。
【0085】
上記第1部分よりもピボットの近くに配置されている、上記レバーのアームの上記第2部分に力を加え、前の方へ移動させることによって、上記レバーのアームの第1部分を、反対方向へ移動させる。
【0086】
上記第1部分を上記第2部分に沿って移動させる手の2本の指で、上記角部の第2部分に力を加えることによって、上記対向する部分によって形成された、上記ホルダーの上記角部の第1部分を、反対方向へ移動させる。
【0087】
上記角部の第2部分に加えられる力は、ハンドルの端部に加えられた力である。
【0088】
上記対向する部分の移動は、同じ手の指によって伝達部材の接続部分に加えられた力によって実現される。
【0089】
ホルダーと接続し、手で保持できるように適合した基部を保持し、該基部を保持している手の指で伝達部材の接続部分に力を加えることによってホルダーを移動させる。
【0090】
さらに、上述した問題点は、次のコンドームホルダーを提供することによって解決される。すなわち、このコンドームホルダーは、平坦に整えられたコンドームを配置し得る空間を少なくとも部分的に規定し、該コンドームの端部を固定するために用いられる固定部と、離れる方向へ移動可能とする移動デバイスによって、互いに接続した2つの対向する部分が設けられ、上記固定部の間に配置された接続部と、を備え、上記2つの対向する部分は、少なくとも1つの上記固定部を備えており、さらに、上記移動の後に、移動した状態にてホルダーを固定する固定デバイスを備え、上記移動デバイスは、上記対向する部分の反対方向への移動は回転を含むように形成されている。
【0091】
上記対向する部分の各々は、一方の端部で移動手段と接続し、他方の端部には何も接続されていないバンドを備えている。
【0092】
上記移動デバイスは、ヒンジ継手を備えている。
【0093】
さらに、上述した問題点は、次のコンドームを装着する方法を提供することによって解決される。すなわち、この方法は、コンドームが配置された空間を少なくとも部分的に規定したホルダーによって保持された、平坦に整えられたコンドームを装着する方法であって、上記コンドームホルダーは、上記コンドームの端部を保持するための固定部を少なくとも1つ備えた、2つの対向する部分と、使用者によって加えられた機械的な力により移動可能とする、上記2つの対向する部分の間に配置された移動デバイスと、移動の後に、移動された状態にてホルダーを維持する固定装置とを備えており、使用者は、両手でホルダーを保持し、上記対向する部分が、移動された状態で、上記固定装置が固定するまで上記対向する部分を移動させた後、一方の手でホルダーを保持し、ペニスの根元へホルダーを移動させることによってコンドームを装着する方法であって、上記対向する部分は、コンドームの平面で互いに回転するとともに、ホルダーは斜め方向に取り出される方法である。
【図面の簡単な説明】
【0094】
以下では、添付の図面を参照しながら本発明の詳細な説明を記載する。
【図1】使用者の手で把持される従来のコンドームの斜視図である。
【図2】コンドームを装着するプロセスの前の状態を示す図である。
【図3】使用者によって把持された、2つの部分を有する従来のホルダーに取り付けられたコンドームの斜視図である。
【図4】実施形態の1つである、コンドームホルダーの斜視図である。
【図5】図4に示したホルダーに取り付けられたコンドームの斜視図である。
【図6】図5に示すホルダーに取り付けられたコンドームが引き伸ばされ大きくなった部分の斜視図である。
【図7】他の実施形態におけるコンドームホルダーの斜視図である。
【図8】図7に示すコンドームホルダーを広げたときの斜視図である。
【図9】他の実施形態におけるコンドームホルダーの斜視図である。
【図10】図9に示すコンドームホルダーを広げたときの斜視図である。
【図11】他の実施形態におけるコンドームホルダーの斜視図である。
【図12】図11に示すホルダーを広げたときの斜視図である。
【図13】図11に示すホルダーを広げたときの斜視図である。
【図14】他の実施形態におけるコンドームホルダーの斜視図である。
【図15】図14に示すホルダーを広げたときの斜視図である。
【図16】他の実施形態における、パッケージに受容されたコンドームホルダーの斜視図である。
【図17】他の実施の形態におけるコンドームホルダーの斜視図である。
【図18】図17に示すホルダーのパーツを示す分解立体図である。
【図19】図17に示すホルダーのパッケージのパーツを示す分解立体図である。
【図20】図17に示すホルダーによって保持されたコンドームを開梱するプロセスを示す斜視図である。
【図21】図17に示すホルダーによって保持されたコンドームを開梱するプロセスを示す斜視図である。
【図22】図17に示すホルダーによって保持されたコンドームを開梱するプロセスを示す斜視図である。
【図23】図17に示すホルダーによって保持されたコンドームを開梱するプロセスを示す斜視図である。
【図24】他の実施形態におけるコンドームホルダーの斜視図である。
【図25】図24に示すコンドームホルダーを広げたときの斜視図である。
【図26】他の実施形態におけるコンドームホルダーの斜視図である。
【図27】図26に示すコンドームホルダーを広げたときの斜視図である。
【図28】他の実施形態におけるコンドームホルダーの斜視図である。
【図29】図28に示すコンドームホルダーを広げたときの斜視図である。
【図30】他の実施形態における、コンドームを受容したコンドームホルダーの斜視図である。
【図31】図30に示す、コンドームを受容したホルダーを広げたときの斜視図である。
【図32】他の実施形態における、コンドームを受容したコンドームホルダーの斜視図である。
【図33】図32に示すホルダーによって保持されたコンドームを開梱するプロセスを示す斜視図である。
【図34】図32に示すホルダーによって保持されたコンドームを開梱するプロセスを示す斜視図である。
【図35】図32に示すホルダーによって保持されたコンドームを開梱するプロセスを示す斜視図である。
【図36】他の実施形態においてホルダーを上から見た模式図である。
【図37】図36に示すホルダーによって保持されたコンドームを開梱するプロセスを上から見たときの模式図である。
【図38】図36に示すホルダーによって保持されたコンドームを開梱するプロセスを上から見たときの模式図である。
【図39】図36に示すホルダーによって保持されたコンドームを開梱するプロセスを上から見たときの模式図である。
【図40】他の実施形態におけるコンドームホルダーの斜視図である。
【図41】図40に示すコンドームホルダーを広げたときの斜視図である。
【図42】他の実施形態におけるコンドームホルダーの斜視図である。
【図43】図42に示すコンドームホルダーを広げたときの斜視図である。
【図44】他の実施形態におけるコンドームホルダーの斜視図である。
【図45】図44に示すコンドームホルダーを広げたときの斜視図である。
【図46】他の実施形態における、提案されたコンドームホルダーの斜視図である。
【図47】図46に示すコンドームホルダーのパーツの分解立体図である。
【図48】他の実施形態におけるコンドームホルダーの斜視図である。
【図49】コンドームホルダーの開梱と展開とを組み合わせたデバイスの斜視図である。
【図50】図49に示すコンドームホルダーの斜視図である。
【図51】図49に示すデバイスの組立て段階を示す斜視図である。
【図52】図49に示すデバイスの組立て段階を示す斜視図である。
【図53】図50に示すホルダーの開梱および展開の段階を示す斜視図である。
【図54】図50に示すホルダーの開梱および展開の段階を示す斜視図である。
【図55】他の実施形態における、提案されたホルダーの斜視図である。
【図56】図55に示すホルダーにコンドームを受容し、広げたときの斜視図である。
【図57】図57は、他の実施形態におけるコンドームホルダーの斜視図である。
【図58】図57に示すホルダーを広げたときの斜視図である。
【図59】図57に示すホルダーを用いてコンドームを装着するプロセスを示す図である。
【図60】図57に示すホルダーを用いてコンドームを装着するプロセスを示す図である。
【図61】図57に示すホルダーを用いてコンドームを装着するプロセスを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0095】
図4〜6に、本発明の一実施形態を示す。この実施形態では、ホルダー1は、可撓性コネクタ4によって互いに接続した2つの弧形バンド2、3を備えている。バンド2、3には、その内側6に、コンドームを保持する固定部5が接続されている。
【0096】
図4、5に示すように、ホルダーは、バンド2、3の内側に形成された、2つの可撓性コネクタ7、8を備えている。図5に示すように、上記コネクタ7、8は、受容したコンドームを、広げられる前の状態で維持する。これは、図5に示すように、コンドームを伸ばす前の状態で維持することを可能にするとともに、コンドームを受容したホルダーのパッケージのサイズを小さくする。
【0097】
ハンドル9、10は、バンド2、3の外側13に取り付けられている。このハンドルは、コンドームを装着するときに用いることができる。上記ハンドル9、10は、コネクタ4の両側に近接して配置されている。
【0098】
ハンドル9と接続したバンド2、およびハンドル10と接続したバンド3は、コネクタ4上に配置されている共通の回転点を含むレバーを形成している。
【0099】
図5、6に示すように、コンドーム11は、ホルダー1の中に配置され、コンドームの巻いた状態の端部12は、固定部5に配置されている。
【0100】
装置は、次に示すように操作される。使用者は、装置を手に取り、2本の指でハンドル9、10を押さえて、装置を保持する。そして、使用者は、ハンドルを操作して、互いに近づくようにする。これにより、ホルダー1によって形成された領域は広がり、コンドーム11は伸びる。上述したホルダーの形状により、使用者は1つの動作(2本の指を互いに近づける動作)によって、一方の手で容易にコンドームを伸ばすことができる。
【0101】
さらに、ホルダー1を、ハンドル9、10によって保持し、ペニスの根元へと移動する(図示せず)。その後、ホルダー1を斜め方向に取り除く。これは、ホルダーが開いて、180度以下でペニスを囲むことにより可能である。
【0102】
よって、使用者は、一方の手のみを用いることによって、コンドームを装着するために必要な全ての動作を行うことができる。
【0103】
図5に示すコネクタ7、8のようなコネクタは、ホルダーの外側にも備えられている。この場合、ホルダーは、上記コネクタの端部で該ホルダーに取り付けられ、上記コネクタ近辺(?)でバンド2の回転を制限している、可撓性バンドをさらに備えている。
【0104】
さらに、図5に示すコネクタ4の代わりに、ヒンジ継手が用いられてもよい。
【0105】
図7、8に示す実施形態において、ホルダー23は、可撓性コネクタ301によって互いに接続している、2つの弧形バンド24、25を備えている。固定部5は、上記バンドの内側に配置されている。
【0106】
ハンドル26、27は、コネクタ301に近接して配置され、コネクタ301の両側でバンド24、25と接続している。
【0107】
ハンドル26は、端部にスロット28を備え、ハンドル27は、スロット28と機械的にかみ合うラグ29を備えている。上記スロット28と上記ラグ29とによって、ハンドル26と28とは、互いに固定される。これにより、ホルダー23は、開いた状態で固定することができる(図8)。それぞれのハンドル26、27は、表面で指とかみ合うリブ部30を備えている(図8)。上述したハンドルの形状により、コンドームの装着のプロセスはより便利となる。
【0108】
図9、10に示す他の実施形態では、ホルダー31は、固定部5と互いに接続している3つの弧形バンド32、33、および34を備えている。バンド32と34とは、可撓性コネクタ35によって、互いに接続している。また、バンド33と34とは、可撓性コネクタ36によって、互いに接続している。ハンドル37は、バンド34の外側に取り付けられている。該ハンドルは、コンドームを装着するとき、ホルダーを保持するために使用することができる。図9に示すように、ハンドル38と39とは、コネクタ35および36に近接して配置され、バンド32、33に取り付けられている。ハンドル38と接続したバンド32、およびハンドル39と接続したバンド33は、それぞれ、コネクタ35、36上に配置された回転点を含むレバーを形成している。
【0109】
ホルダー31によって保持されたコンドームを装着するプロセスは、図4〜6で示すホルダー1で開示した方法と似ている。
【0110】
図11〜13に示す実施形態では、ホルダー40は、ヒンジ継手43によって互いに接続している2つの弧形バンド41、42を備えている。固定部5は、該バンドの内側に配置されている。
【0111】
ハンドル46、47は、ヒンジ継手43に近接して配置され、該ヒンジ継手の両側で、ヒンジ継手44、45によって、バンド41、42に取り付けられている。ハンドル46、47は、弧状であり、内側がバンド41、42に面して、U字形状をしている。図11に示すように、ハンドル46、47は、折り畳まれるとき、バンド41、42を取り囲む。切抜き部48、49は、ハンドル46、47の端部に配置され、バンド41、42と接続している。図12に示すように、上記切抜き部は、上記ハンドルが決められた位置まで回転して上がるようにしている。上述したハンドル46、47の形状により小型のホルダー形状とすることができる。
【0112】
ハンドル46と接続したバンド41、およびハンドル47と接続したバンド42は、ヒンジ継手43と一致した共通の回転点を含むレバーを形成している。
【0113】
ホルダー40によって保持されたコンドームを装着する前に(図示せず)、ハンドル46、47は、切抜き部48、49がバンド41、42と接触するまで、図11―12に示す矢印の方向に回転する。図12に示す矢印の方向に、さらにハンドル46、47を回転させると、該ハンドルに加えられた力がバンド41、42へ伝達され、バンド41、42は、図13に示すように反対方向へ移動し始める。それゆえ、コンドーム(図示せず)は伸び、装着可能な状態となる。さらに、ホルダー40は、ハンドル46、47を指で保持されながら、ペニスの根元へと移動される(図示せず)。その後、ホルダーは、斜め方法に取り除かれる。
【0114】
図14、15に示すホルダー50は、固定部5と互いに接続している、2つの直線バンド51、52を備えている。L字形状ハンドル53、54は、一端部でヒンジ継手55、56によって、バンド51、52に取り付けられている。上記ハンドル53、54は、ヒンジ継手58、59によって、ストリップ57の端部に取り付けられている。バンド51、52には、それぞれの同方向の端部に配置された、ラグ60、61が設けられている。また、同端部には、ヒンジ継手55、56が形成されている。上記ラグは、ハンドル53、54によって、ヒンジ継手55、56の周りを、バンド51、52が回転することを、決められた位置までに制限する。ハンドル54と接続したバンド51、およびハンドル53と接続したバンド52は、ヒンジ継手58、59それぞれの回転軸となる軸を含むレバーを形成している。
【0115】
ホルダー50によって保持されたコンドームを装着する前に(図示せず)、使用者は、L字形状ハンドル53、54の端部62、63に力を加え、上記ハンドルが互いにラグ60、61と接触するまで動作する。ハンドル53、54にさらに力を加えると、上記ハンドルに加えられた力は、バンド51、52に伝達される。そして、図15に示すように、上記バンドは、反対方向に移動し始める。ホルダーによって形成された領域は広がり、コンドームは伸ばされる。ハンドル53、54に加えられた力は、コンドームの端部に圧縮された力として蓄えられる。
【0116】
ホルダーによって保持されたコンドームを梱包し、該コンドームの開梱とこれを伸ばすことを組み合わせるといった実施形態は可能である。
【0117】
例えば、図16〜23に示すように、ホルダー64は、平面ボックス65に受容され、平面ボックス65は、1つの開口端66と、ボックス65の一方の面に形成された中央貫通スロット67とを備えている(図16)。ボックス65は、例えばプラスチックのように、内部を完全な状態で維持できる十分な強度をもち、かつ、手に持つことができる材料であれば、どのような材料で形成されていてもよい。
【0118】
図17、18に示すように、ホルダー64は、バンド68、69を備えている。固定部5は、ペアとなってストリップ70、71接続している(図23)。ストリップ70、71は、それぞれ、バンド68、69に取り付けられた輪なわ302と接続しているイヤー72を備え、回転に適応している。このように、ストリップ70、71がバンド68、69に接続していることにより、固定部のフックが曲がっている方向と反対方向に、固定部5と上記ストリップとが回転することができる。
【0119】
バンド73、74は、ヒンジ継手75、76によって、バンド68、69と接続している(図17、18)。このため、バンド73、74には、一端部に開口部77、78が設けられており、バンド68、69には、開口部79、80が設けられている。上記開口部は、軸198、199に合わせて配置されており、それぞれヒンジ継手75、76を形成している。ラグ81、82は、バンド68、69の開口部79、80に近接した位置に形成されている。図21〜23に示すように、上記ラグはバンド73、74の回転を、決められた位置までに制限する。
【0120】
ストリップ83は、バンド73と74との間に配置され、端部に開口部84、85が設けられている。上記開口部は、バンド73、74に形成された開口部86、87と、軸200、201によって接続されている。開口部84および86と、85および87(図18)と、上記軸とは、ヒンジ継手88、89(図17)を形成している。支持台90は、ストリップ83の中央部分に形成されている。該支持台は、ボックス65内で、ホルダー64が配置されたときに、スロット67内を回転するように適合されており、レスト91は、上記ボックスの外側で、上記支持台に取り付けられている(図16)。
【0121】
レバー92、93は、ヒンジ継手の軸200、201の位置に、開口部303、304を備え、ヒンジ継手88、89に取り付けられている。レバー92、93は、U字形状であり、内側が、バンド73、74に面し、該バンドを囲んでいる。バンド73、74の端部306、307は鋭角の角部310、311を含んでおり、該角部は、図18、22に拡大して示すように、上記バンドのレバー92、93に対する回転を制限する。レバー92、93と互いに接続している可撓性ストリップ94は、レバー92、93の外側を囲んでおり、該レバーの内側に(接着剤等で)取り付けられている。ストリップ94は、ボックス65内にホルダー64が配置されたときに、該ボックスの閉じられた方の端部の内側で該ボックスに取り付けられている部分95を含む。
【0122】
ホルダー64は、従来のコンドームのパッケージと類似したパッケージ96に受容されている。ストリップ94は、パッケージ96の外側に配置されている。パッケージ96は、沿って容易に破ることができる、弱くしたライン305が設けられていてもよい。図19に、弱くしたラインの好ましい実施形態を示す。
【0123】
パッケージ96は、ボックス65と、例えば接着剤等で接着している。パッケージ96とボックス65との接着点は、好ましくは、ボックスの閉じられた方の端部に近接した位置とパッケージの端部とである。しかしながら、パッケージ96は、長い領域で接着されていてもよい。
【0124】
ボックス65には、開かれた方の端部に形成された、切抜き部97、98が設けられている。キー99、100は、上記切抜き部に配置されている。上記キーは、U字形状を有し、内側がボックス65に面している。キー99、100は、可撓性コネクタ101によって、ボックス65に取り付けられている。
【0125】
組み立てられた装置を図16に示す。
【0126】
上記装置は、次のように動作する。使用者は、ボックス65の開かれた方の端部が外、すなわち使用者から離れる方向を向くように、装置を手で保持し、レスト91に親指を置く。そして、使用者は、親指を前、すなわち使用者から離れる方向へ動かす。ホルダー64は、これにより移動し、パッケージ96が破れて、出てくる。レスト91がスロット67の端部に到達すると、バンド68、69が、ボックス65から完全に離れる。さらに、図21〜23に示すように、ストリップ94がボックス65に取り付けられていることにより、該ストリップは、レバー92、93の動きを制限し、該レバーは、外側に回転を始める。その結果、キー99、100は、レバー92、93に隣接し、該キーは、離れ始める。レバー92、93は、端部306、307の角部310、311が、レバー92、93の内側の面と接触するまで、バンド73、74に対して回転する。それゆえ、バンド73、74は、レバー92、93に対して特定の角度で固定される。レバー92、93に力を加えることにより、該レバーと接続しているバンド73、74が広がり、さらにバンド68、69が広がることによりコンドームが伸びる(図示せず)。
【0127】
コンドームが伸びた後、使用者は、ホルダー64をペニスの根元へ移動させることにより、コンドームを装着する。その後、使用者が、キー99、100を押すことにより、レバー92、93が互いの方向へ移動する。レバー92、93の移動により、バンド73、74、およびバンド68、69が互いの方向に移動する。固定部5は、ペニスへ押し付けられる。さらに、キー99、100に力を加えることにより、固定部5のフックが曲がっている方向(図30参照)と反対方向に、固定部5が回転する。コンドームの端部は、固定部から離れ、ホルダーは、斜め方向に容易に取り外される。
【0128】
図24、25に、本発明の他の実施形態を示す。ホルダー102は、固定部5が取り付けられた2つの直線バンド103、104を備えている。プレート105、106は、上記バンド103、104の端部に取り付けられている。プレート105は、フランジ107を備え、プレート106は、フランジ108を備えている。該フランジは、上記プレートと垂直になっている。フランジ107、108は、指を支持するものとして働く。プレート105、106は、一方が他方の上にあり、互いにヒンジ継手109によって接続されている。そして、プレート105は、反対側にラグ110を備え、プレート106は、ラグ110のガイドウェイとして用いられるスロット111を備えている。
【0129】
接続部308、309は、バンド103、104とバンド105、106とを、交差するように配置して接続している。
【0130】
コンドームを装着する前に、使用者は、手でフランジ107、108を把持することによって、ホルダー102を保持する。その後、図25の矢印で示す方向に、指で該フランジに力を加える。これにより、ラグ110は、スロット111の中に移動する。この動作は、プレート106の側面部112が、プレート105のフランジ107に接触するまで続く。これにより、ホルダー102によって形成される領域は広がり、コンドーム(図示せず)は伸びる。そして、使用者は、広がった状態のホルダー102を保持し、ペニスの根元へ移動させて、コンドームを装着する。コンドームを装着した後、ホルダーは、斜め方向に取り外すことができる。
【0131】
図26、27に示すホルダー114は、2つの曲線バンド115、116によって形成されており、該曲線バンドは、それぞれ固定部5と接続している。上記バンド115、116は、ヒンジ継手117によって、それぞれの端部で互いに接続している。図26に示すように、上記バンドは、定位置に配置され、バンド115、116の端部118、119は交差し、反対方向に面している。
【0132】
コンドーム(図示せず)を装着する前に、使用者は、端部118、119を把持し、図26の矢印示すように、該端部を互いの方向へと移動させる。これにより、図27に示すように、ホルダー114によって形成される領域は、広がる。
【0133】
図28、29に他の実施形態を示す。ホルダー120は、8の字が開くように形成されたバンド121を備えている。バンド121は、固定部5と接続している。該固定部は、バンド121の端部123、124と分岐部125と間にある、ホルダーの開いた部分122に配置されている。バンド121には、分岐部125に近接した形成され、互いに面している、2つの切抜き部126、127が設けられている。切抜き部126、127の上述した形状により、一平面に固定部5を配置することができる。ホルダー120の閉じた部分128は、弾力性のある材料で形成されており、軸129の周りを、アーチ状に曲げることができる。よって、ホルダー120は、上記軸129を共通の回転点とした2つのアームをレバーとしたシステムである。
【0134】
コンドームを装着する前に、使用者は、図29に示す矢印の方向へ2本の指でホルダーの閉じた部分128を押す。これにより、端部123、124は、反対方向へ移動し、ホルダーの開いた部分122によって形成される領域は広がる(図29)。そして、コンドーム(図示せず)は、伸びる。そして、使用者は、開いた状態のホルダー120を保持し、ペニス根元に移動させて、コンドームを装着する。
【0135】
図30、31に、小型ホルダーの他の実施形態の示す。ホルダー141は、互いに固定部と接続している弧形バンド142、143を備えている。上記バンド142、143は、ヒンジ継手145、146によって、フレーム144の一方の端部に取り付けられている。フレーム144は、U字形状を有し、内側がバンド142、143の端部に面し、該端部を囲んでいる。ホルダー141は、主に弧形ストリップ147、148で構成される伝達部材を備えている。ストリップ147、148は、一端部で、バンド142、143に対してヒンジで動き、他方の端部で、2つのヒンジ継手151、152により、直線ロッド150に取り付けられている。ロッド150は、フレーム144に形成された開口部153を通り抜け、端部155にレスト154を備えている。
【0136】
装置は次のように動作する。使用者は、手でホルダー141を保持し、レスト153に力を加えることによって使用者自身の方向へロッド150を移動させる。これにより、図31に示すように、ストリップ147、148は回転し、バンド142、143を反対方向へ移動させる。ロッドが完全に押出されると、コンドーム11は伸びて、装着可能となる。そして、使用者は、広がった状態のホルダー141を保持し、ペニスの根元へ移動させて、コンドームを装着する。
【0137】
例えば、図32〜35の実施形態で示すように、ホルダーを広げることは、開梱と組み合わせることもできる。
【0138】
この実施形態によれば、ホルダー156(図32)は、図30、31に示すホルダー141と類似している。相違点は、図32に示すように、ストリップ147、148と類似しているストリップ157、158が、1つのヒンジ継手160によりロッド159に取り付けられている点である。さらに、ロッド159は、ロッド150(図30)と比較して、フレーム144(図30)と類似しているフレーム160の上側を通過し、その上に置かれている。
【0139】
ホルダー156は、フラットボックス162(説明を容易にするために破線で表示)に受容されている。図32に示すように、フラットボックス162は、1つの開口部163と、ボックス162の一方の側面に形成された中央のスルースロット164とを備えている。たわみ防止プレートとして形成された固定装置165は、ボックス162の内側で、開口部163に近接した位置に配置されている。上記固定装置は、フレーム161(図33、34)に形成された切抜き部167と機械的にかみ合うように適合されており、ホルダー156がボックス162へ戻ることを制限している。
【0140】
レスト168は、指によって力が加えられる、形状および大きさが快適なキーまたはボタンである。レスト168は、ボックス162の外側に配置され、スロット164内のロッド169によって、ホルダー156と接続している。
【0141】
この装置の動作を、図33〜35に示す。使用者は、ボックスの開口部163が前、すなわち、使用者から離れる方向に向くように、手で装置を保持し、親指をレスト168へ置く。そして、使用者は、親指を前、すなわち使用者から離れる方向へ動かす。図33に示すように、レスト168が、スロット164の端部に到達すると、フレーム161は、開口部163の近辺に位置する。その後、使用者は、レスト168に力を加え、使用者の方向にレスト168を移動させる。フレーム161が固定装置165によって開口部163で固定されることにより、レスト168およびロッド159の動作が、ストリップ157、158(図34)の回転へと繋がる。そして、ストリップは、弧形バンドを反対方向へと移動させ、これにより、ホルダー156によって形成される領域は広がる。図35に示すように、フレーム161がヒンジ継手160のさらなる移動を制限している位置において、コンドーム11は伸びて、装着可能となる。そして、使用者は、一方の手でボックスを保持し、ペニスの根元へ移動させて、コンドームを装着する。コンドームを装着した後、ホルダーは斜め方向に取り外すことができる。
【0142】
図36〜39に示すように、上述した形状において、ストリップ157、158の互いの接続を異ならせることもできる。プレート170は、ロッド159の代わりに用いられており、ストリップ157、158は、交差して配置され、2つのヒンジ継手171、172によって該プレートに取り付けられている。図46〜48に示す装置は、図33〜35に示す装置と類似している。図40、41に示すような実施形態も可能である。すなわち、ホルダー173が、交差して配置され、交差している箇所で上記バンドを囲んでいる長方形の開口部を備えたガイドウェイ202によって移動可能に互いに接続している、2つのバンド174、175を備えた実施形態である。
【0143】
ストリップ174、175は、主にZ字形状である。固定部5は、それぞれのバンドの1つの端部176、177に形成されており、他方の端部は、指によって力が加えられるようになっている。
【0144】
この装置は、次に示すように動作する。使用者は、手にホルダーを取り、指で端部178、179を把持することによってホルダーを保持する。そして、使用者は指を互いに近づける。これにより、端部176、177は、反対方向に移動する。ホルダーのこの状態(図14に示す)において、コンドーム(図示せず)は、伸びて、装着可能となる。
【0145】
図42、43に示す他の実施形態では、ホルダーは、2つのL字形状バンド180、181を備えている。固定部5は、バンド180、181それぞれの側面182、183に配置されている。また、該バンドの側面184、185は、弧形であり、互いに移動可能に接続されている。側面185には、スロット186が設けられており、側面184には、上記スロット186と同じ形状で、該スロット186がはまるように適合した蟻継ぎラグ187が設けられている。上記スロットは、バンド180、181が互いに移動するときに、ラグ187のガイドウェイとして用いられる。
【0146】
うねのあるレスト部188は、側面184に形成されている。該レスト部は、指とバンドの表面とが、容易に機械的にかみ合うよう作用する。レスト部197(図示せず)は、レスト部188と反対側の側面185に形成されている。
【0147】
この装置は、次の示すように動作する。使用者は、2本の指(人差し指と親指)でホルダーを取り、図43の矢印で示すように、レスト部188、197を押すことにより、バンド180に対して、バンド181を移動させる。側面182、183は、反対方向に移動し、これにより、コンドーム(図示せず)が伸びる。このホルダーは、最も小型である。
【0148】
図44、45に示す実施形態では、ホルダーは、2つのL字形状バンド189、190を備えている。固定部5は、上記バンドの側面191、192に配置されており、該バンドの側面193、194は、弧形であり、互いに並行に移動できるように接続されている。バンド189の側面193は、手で保持しやすいように平面であり、該平面には、図44に破線で示すように、開口部195が設けられている。また、バンド190の側面194は、開口部195の中に、位置している。側面194には、うねのあるレスト部196が設けられている。
【0149】
コンドームを装着するとき、使用者は、ハンドルとして使用する側面193によって、ホルダーを保持する。そして、レスト196に、図45に矢印示す方向に指(好ましくは親指)で、力を加える。これにより、図45に示すように、側面191、192は離れていき、コンドーム(図示せず)は、伸びる。
【0150】
図40、41に示す、上述したホルダーの形状において、バンドの接続は異なっていてもよい。図46、47に示すホルダー203は、ラグ206とスロット207とを、それぞれ備えた2つのバンド204、205を備えている。ラグ206は、該ラグのガイドウェイとして働くスロット207内に配置されている。さらに、バンド204、205は、該バンドが接続し、互いに面している箇所に配置され、図46に示すようにバンド204、205を囲んでいる、L字形状ラグ208、209を備えている。これにより、バンドが、コンドームの平面以外の方向に対して移動してしまうことを防止する。この装置は、図40、41に記載した装置と同様の動作を行う。
【0151】
さらに、図40、41に示すホルダー173は、例えば図48に示すものとは、異なる形状の端部176、177を備えており、該端部は弧形である。バンド174、175はまた、ガイドウェイ202によって、互いに移動可能に接続しており、端部176、177は、ガイドウェイ202を含むバンド174、175が交差している箇所に対して所定の角度で配置されている。
【0152】
図40、41に示すホルダーと類似したホルダーを広げることは、例えば、図49〜54に示す実施形態のように、開梱と組み合わせることができる。
【0153】
この実施形態によると、ホルダー210(図50)は、図40、41に示すホルダー173と類似する。相違点は、ホルダー210のバンド212と213とを接続している長方形の部分の開口部を有するガイドウェイ211が、ロッド230によってガイドウェイ211と接続しているレスト214を備えている点である。そして、ロッド217、218は、上記バンドの端部215、215に形成されている。図51に示すように、ホルダー210は、U字形状フレーム219に配置され、フレーム219は、内側がホルダー210に面し、該ホルダーを囲んでいる。フレーム219の側面220、221は、L字形状を有し、ロッド217、218が移動可能に中に配置されているスロット222、223は、該フレームの一方の側面に設けられている。また、リブ部224は、該フレームの他の側面に設けられている。
【0154】
フレーム219内に配置されたホルダー210は、開梱を容易にするための弱いラインを備えたパッケージ225に受容されている。該弱いラインの好ましい形態を図52に示す。パッケージ225は、中央のスルースロット228を有するプレート227として形成されたケース226と(例えば接着剤等で)接着している。パッケージ225とケースとの接触点を、図52のハッチ部232で示す。フランジ229は、プレート227の一方の端部に形成され、他方の端部231は、概ねV字形状を有している。レスト214は、プレート227の、パッケージと接着している面と反対の側面に配置され、ロッド230は、スロット228内に、移動可能に配置されている。
【0155】
この装置は、図53、54に示すように動作する。使用者は、プレートの端部231が前に面すように、すなわち使用者から離れるように、手で装置を保持し、レスト214に親指を置く。そして、使用者は、親指を前、すなわち使用者から離れるように動かす。これにより、ホルダー210は移動し、弱いラインに沿ってパッケージ225は破れる。図53に示すように、レスト214が、スロット228の端部に到達すると、ホルダー210は、完全にパッケージ225から離れる。そして、使用者は、ホルダーを保持している手で、パッケージ225を通して、部分224に力を加える。図54の矢印で示すように、上記力を加える部分は、互いの方向に向き合って配置されている。バンド212、213は、ガイドウェイ211に沿って、反対方向に配置されている。これにより、コンドーム(図示せず)が伸びる。そして、使用者は、一方の手でホルダーを保持しながら、ペニスの根元に移動させて、コンドームを装着する。コンドームを装着した後、ホルダーは、斜め方向に取り出すことができる。
【0156】
使用者が、ホルダーを完全に移動させなかったという状況であっても、可能である。この場合、部分224が押されたときに、側面220、221は、バンド212、213に接触することになり、ホルダーが広がることを妨げてしまう。この状況を避けるために、ホルダーのバンド212、213の端部にスキューイング233が形成されている(図50、54)。これにより、ホルダーは、後ろ側の端部が、概ねV字形状となる。上記した状況で、側面220、221がスキューイング233に接触すると、ホルダーは、上述した方法により、障害もなく、完全に飛び出して広がり、コンドームを伸ばす。
【0157】
上述した全ての実施形態において、固定部は、外側で、コンドームのリングを取り囲むように適合した弧形のワイヤとして形成することができる。図55、56に示す実施形態において、ホルダー235は、可撓性コネクタ238によって接続した2つの弧形バンド236、237を備えている。ワイヤで形成された固定部239は、バンド236、237それぞれに配置されている。固定部239それぞれは、形状が固定部239と一致しているバンド236、237の平面に配置された弧形部240を含んでいる。固定部239それぞれの端部241、242は、その中にコンドーム11のリング12が配置されるように、切抜き部が形成されるとともに、曲がっている。コンドームが配置されたホルダー235を、図56に示す。
【0158】
ハンドル243、244は、バンド236、237の外側部13に、取り付けられている。該ハンドルは、コンドームを装着するときに、ホルダーを保持するために用いることができる。上記ハンドル243、244は、コネクタ238の両側で、コネクタ238の近い位置に配置されている。ホルダー235を装着するプロセスは、図6に示したホルダーと類似している。
【0159】
図57、58に示す他の実施形態では、ホルダー245は、可撓性コネクタ248として形成された移動手段によって接続している、2つの弧形バンド246、247を備えている。バンド246、247は、内側249で、固定部5と接続している。
【0160】
プレート状に形成されたハンドル251は、バンド246、247の外側250に取り付けられている。上記ハンドルは、コンドームを装着するときに、ホルダーを保持するために用いることができる。しかしながら、ホルダーは、必ずしも、ハンドルを含む必要はない。この場合、使用者は、バンド246、247(図示せず)を把持することによってホルダーを保持する。
【0161】
バンド246は、コネクタ248に近接して配置されるとともに、開放側の端部に位置するラグ253を含んでいるL字形状部材252を備えており、バンド247は、コネクタ248に近接して配置されたスロット254を備えている。上記スロット254と上記ラグ253とにより、バンド246とバンド247とは、互いに固定され、これにより、ホルダー245は広がった状態を維持することができる(図58)。
【0162】
この装置は、図59〜61に示すように動作する。使用者は、両手でハンドル251(図59)を把持することにより装置を取り、ハンドルに力を加え、バンド246、247を反対方向に移動させ、コネクタ248に対して該バンドを回転させる。これにより、ホルダー245によって形成される領域は広がり、コンドーム11は伸びる。バンド246、247が限界まで移動すると、ラグ253はスロット254に嵌まり、ホルダー245は、広がった状態で維持される(図60)。
【0163】
その後、使用者は、一方の手で、ホルダー245を保持し、ペニスの根元まで移動させる(図61)。そして、ホルダーは、斜め方向に取り外される。ロックされたとき、バンド246、247は固定されるので、ホルダーは、2つのハンドルで保持することもできるし、1つのハンドルで保持することもできる。よって、ホルダーによりコンドームが伸びた後、片方の手は自由になり、もう片方の手のみを使用してホルダーを移動させることができる。そして、使用者は、該片方の手を用いて、コンドームの装着を容易に行うことができる。
【0164】
ホルダーが回転することにより広がることによって、ホルダーは、固定部の間の接続部の部分が反対方向へ平行に移動するホルダー(例えば、図40、41に示すホルダー)と比較して、閉じた状態では、より小型である。さらに、このホルダーの、形状の変更、ハンドルの位置によって、図7、8に示すホルダーと比較して、ホルダーを小さくすることができる。よって、ここに記載したホルダーは、片方の手のみの使用で装着可能であり、斜め方向に取り外し可能とすることで、コンドームの装着を快適にしている。また、組立て状態のホルダーが小さいので、使用者のポケットにホルダーを入れるときの利点となる。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
平坦に整えられたコンドームを配置し得る空間を少なくとも部分的に規定しているコンドームホルダーであって、
上記コンドームの端部を固定する複数の固定部と、該固定部の間の単一の接続部と、第3の部分と、移動デバイスとを備えており、
上記接続部は、対向する2つの部分を含んでおり、該対向する2つの部分の各々が、少なくとも1つの上記固定部を含んでおり、
上記第3の部分は、上記対向する2つの部分が少なくとも互いに離れる移動を可能にし、
上記移動デバイスは、使用者により加えられた機械的な力の作用の下で、上記対向する2つの部分を移動させ、
上記第3の部分は、上記対向する2つの部分の互いに離れる移動が回転を含むように形成されていることを特徴とするコンドームホルダー。
【請求項2】
上記移動の後に、移動した状態にて、上記ホルダーを固定するホルダー固定デバイスを備えていることを特徴とする請求項1に記載のコンドームホルダー。
【請求項3】
上記対向する部分の各々が、少なくとも1つのバンドを備えていることを特徴とする請求項1に記載のコンドームホルダー。
【請求項4】
上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側へ曲がるように適合されていることを特徴とする請求項3に記載のコンドームホルダー。
【請求項5】
上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側への曲がりを制限するストッパーを備えていることを特徴とする請求項4に記載のコンドームホルダー。
【請求項6】
上記曲がりを可能とする可撓性コネクタを備えていることを特徴とする請求項4に記載のコンドームホルダー。
【請求項7】
上記曲がりを可能とするヒンジ継手を備えていることを特徴とする請求項4に記載のコンドームホルダー。
【請求項8】
上記回転を可能とする可撓性コネクタを備えていることを特徴とする請求項1に記載のコンドームホルダー。
【請求項9】
上記回転を可能とするヒンジ継手を備えていることを特徴とする請求項1に記載のコンドームホルダー。
【請求項10】
上記第3の部分は、可撓性コネクタを備えていることを特徴とする請求項1に記載のコンドームホルダー。
【請求項11】
上記第3の部分は、ヒンジ継手を備えていることを特徴とする請求項1に記載のコンドームホルダー。
【請求項12】
2つのレバーを備え、該2つのレバーの一方のアームは、上記対向する2つの部分によって形成され、該2つのレバーの他方のアームは、上記移動デバイスによって形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコンドームホルダー。
【請求項13】
上記第3の部分は、2つの伝達部材を備え、該2つの伝達部材はそれぞれ、上記対向する2つの部分の一方をヒンジで動かすものであるとともに、該2つの伝達部材は、互いに回転可能に接続していることを特徴とする請求項1に記載のコンドームホルダー。
【請求項14】
上記固定部は、輪なわ状であることを特徴とする請求項1に記載のコンドームホルダー。
【請求項15】
上記固定部は、上記コンドームの外側で、該コンドームの巻いた状態の端部を保持するように適合されていることを特徴とする請求項14に記載のコンドームホルダー。
【請求項16】
平坦に整えられたコンドームを配置し得る空間を少なくとも部分的に規定し、2つのレバーを備え、該2つのレバーのうちの第1のレバーは少なくとも上記コンドームの端部を固定するための固定部を有し、上記レバーには、互いのレバーを離すように移動可能に、第1のアームが接続されており、第2のレバーは、上記移動のために、使用者によって機械的な力が加えられるように適合されていることを特徴とするコンドームホルダー。
【請求項17】
上記移動の後に、移動した状態にて、上記ホルダーを固定するホルダー固定デバイスを備えていることを特徴とする請求項16に記載のコンドームホルダー。
【請求項18】
上記2つのレバーは、該2つのレバーが接続されている箇所に、共通ピボットを備えていることを特徴とする請求項16に記載のコンドームホルダー。
【請求項19】
上記2つのレバーは、コネクタにより互いに接続されており、該コネクタの端部に上記ピボットが配置されていることを特徴とする請求項16に記載のコンドームホルダー。
【請求項20】
上記2つのレバーは、コンドーム平面において、1本の手の指により力を加えられるように適合されていることを特徴とする請求項16に記載のコンドームホルダー。
【請求項21】
使用者によって機械的な力が加えられるように適合されている上記レバーのアームは、上記第1レバーのアームと回転可能に接続しており、該第1レバーのアームに沿って配置されるように適合されていることを特徴とする請求項16に記載のコンドームホルダー。
【請求項22】
ガイドウェイによって規定されるスロットを備えたボックスの一方の端部である開かれた方に受容されるとともに、上記スロット内に移動可能に配置された部分によって接続しているレストを備え、該レストは、ボックスの外側に配置されており、使用者によって機械的な力が加えられるように適合したレバーのアームは、上記ボックスと回転可能に接続していることを特徴とする請求項21に記載のコンドームホルダー。
【請求項23】
上記レバーの各々は、少なくとも1つのバンドを備えていることを特徴とする請求項6に記載のコンドームホルダー。
【請求項24】
上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側へ曲がるように適合されていることを特徴とする請求項23に記載のコンドームホルダー。
【請求項25】
上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側への曲がりを制限するストッパーを備えていることを特徴とする請求項24に記載のコンドームホルダー。
【請求項26】
上記曲がりを可能とする可撓性コネクタを備えていることを特徴とする請求項24に記載のコンドームホルダー。
【請求項27】
上記曲がりを可能とするヒンジ継手を備えていることを特徴とする請求項24に記載のコンドームホルダー。
【請求項28】
平坦に整えられたコンドームを配置し得る空間を少なくとも部分的に規定し、1本のアームを有したレバーを2つ備え、上記レバー各々のアームは、上記コンドームの端部を固定する固定部を少なくとも1つ備えた第1部分を含むとともに、上記レバーには、少なくとも互いに離れるよう移動可能に、上記第1部分が接続されており、上記レバー各々のアームの他の部分は、上記移動のために、使用者によって機械的な力が加えられるように適合されていることを特徴とするコンドームホルダー。
【請求項29】
上記移動の後に、移動した状態にて、上記ホルダーを固定するホルダー固定デバイスを備えていることを特徴とする請求項28に記載のコンドームホルダー。
【請求項30】
上記2つのレバーは、該レバー各々の、使用者によって機械的に力を加えられるように適合した部分が、他方のレバーの側面に位置するように交差していることを特徴とする請求項28に記載のコンドームホルダー。
【請求項31】
上記レバーの、使用者によって機械的な力を加えられるように適合した部分が、上記第1部分よりも上記ピボットに近い位置に配置されていることを特徴とする請求項28に記載のコンドームホルダー。
【請求項32】
上記レバーの上記第1部分は、該レバーの、使用者によって機械的に力を加えられるように適合した部分よりも上記ピボットの近い位置に配置されていることを特徴とする請求項28に記載のコンドームホルダー。
【請求項33】
上記2つのレバーは、該2つのレバーが接続されている箇所に、共通ピボットを備えていることを特徴とする請求項28に記載のコンドームホルダー。
【請求項34】
上記レバーの各々は、少なくとも1つのバンドを備えていることを特徴とする請求項28に記載のコンドームホルダー。
【請求項35】
上記バンドは、上記ホルダーによって規定された領域の内側へ曲がるように適合されていることを特徴とする請求項34に記載のコンドームホルダー。
【請求項36】
上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側への曲がりを制限するストッパーを備えていることを特徴とする請求項35に記載のコンドームホルダー。
【請求項37】
上記曲がりを可能とする可撓性コネクタを備えていることを特徴とする請求項35に記載のコンドームホルダー。
【請求項38】
上記曲がりを可能とするヒンジ継手を備えていることを特徴とする請求項35に記載のコンドームホルダー。
【請求項39】
平坦に整えられたコンドームを配置し得る空間を少なくとも部分的に規定しているコンドームホルダーであって、
上記コンドームの端部を固定する固定部を少なくとも1つ備えた2つの対向する部分を備え、該2つの対向する部分は、互いに接続しているとともに、互いに少なくとも離れるように移動可能に適合されており、
上記2つの対向する部分の各々は、上記部分に対しヒンジで動く伝達部を備え、上記ホルダーの上記2つの対向する部分の2つの伝達部は、互いに回転可能に接続していることを特徴とするコンドームホルダー。
【請求項40】
上記移動の後に、移動した状態にて、上記対向する部分を固定する固定デバイスを備えていることを特徴とする請求項39に記載のコンドームホルダー。
【請求項41】
上記伝達部は、互いにヒンジで動くことを特徴とする請求項39に記載のコンドームホルダー。
【請求項42】
上記伝達部は、ガイドウェイに沿って移動するように適合したロッドの端部に対しヒンジで動くとともに、上記ホルダーの部分が上記ガイドウェイに対し、該部分の端部までヒンジで動くことにより、上記ガイドウェイは、該ガイドウェイとホルダーの上記部分とを接続するために用いられていることを特徴とする請求項39に記載のコンドームホルダー。
【請求項43】
ボックスの一方の端部である開かれた方に受容されるとともに、ガイドウェイとして用いられるスロットと、該スロット内に移動可能に配置された部分で、ロッドの端部と接続しているレストとを備え、該レストは、ボックスの外側に配置されていることを特徴とする請求項42に記載のコンドームホルダー。
【請求項44】
上記対向する部分は、少なくとも1つのバンドを備えていることを特徴とする請求項39に記載のコンドームホルダー。
【請求項45】
上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側へ曲がるように適合されていることを特徴とする請求項44に記載のコンドームホルダー。
【請求項46】
上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側への曲がりを制限するストッパーを備えていることを特徴とする請求項45に記載のコンドームホルダー。
【請求項47】
平坦に整えられたコンドームを配置し得る空間を少なくとも部分的に規定し、2つの角部を備え、該2つの角部は、ホルダーと移動可能に接続しており、上記コンドームの端部を固定する固定部を少なくとも1つ備えている複数の第1部分が互いに対向して配置され、上記第1部分に対して規定の角度で曲げられた位置にある第2部分が互いに沿って伸びているように配置されており、上記角部の接続部分は、上記第1部分の移動に対応した上記第2部分の移動によって上記角部が、互いに少なくとも離れる方向に移動するような第2部分に配置されていることを特徴とするコンドームホルダー。
【請求項48】
上記移動の後に、移動した状態にて、上記角部を固定するホルダー固定デバイスを備えていることを特徴とする請求項47に記載のコンドームホルダー。
【請求項49】
上記角部は、上記第2部分の端部に対応するハンドルを備え、上記ハンドルは、上記角部が機械的に移動するための力を容易に加えるために用いられることを特徴とする請求項47に記載のコンドームホルダー。
【請求項50】
上記ハンドルは、上記角部に沿って回転し、配置されるように該角部と接続していることを特徴とする請求項49に記載のコンドームホルダー。
【請求項51】
上記ハンドルは、上記第1部分に沿って配置されるように適合されていることを特徴とする請求項50に記載のコンドームホルダー。
【請求項52】
上記2つの角部は、各々の角部と接続したハンドルが他方の角部の側面に位置するように交差していることを特徴とする請求項51に記載のコンドームホルダー。
【請求項53】
上記第2部分は、1つの平面に配置されていることを特徴とする請求項51に記載のコンドームホルダー。
【請求項54】
上記第2部分は、一方が他方の上に配置されていることを特徴とする請求項51に記載のコンドームホルダー。
【請求項55】
上記第2部分を囲む、開かれた部分を備えたガイドウェイを備えていることを特徴とする請求項47に記載のコンドームホルダー。
【請求項56】
上記角部の各々は、少なくとも1つのバンドを備えていることを特徴とする請求項47に記載のコンドームホルダー。
【請求項57】
上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側へ曲がるように適合されていることを特徴とする請求項56に記載のコンドームホルダー。
【請求項58】
上記バンドは、上記ホルダーによって規定される領域の内側への曲がりを制限するストッパーを備えていることを特徴とする請求項57に記載のコンドームホルダー。
【請求項59】
上記曲がりを可能とする可撓性コネクタを備えていることを特徴とする請求項57に記載のコンドームホルダー。
【請求項60】
上記曲がりを可能とするヒンジ継手を備えていることを特徴とする請求項57に記載のコンドームホルダー。
【請求項61】
コンドームが配置された空間を少なくとも部分的に規定したホルダーによって保持された、平坦に整えられたコンドームを装着する方法であって、
上記コンドームホルダーは、上記コンドームの端部を保持する固定部を少なくとも1つ備えた、対向する2つの部分と、使用者によって加えられた機械的な力によって、上記2つの対向する部分を移動させる移動デバイスと、を備えており、
使用者は手でホルダーを保持し、上記コンドームが伸びるまで、上記2つの対向する部分を移動させ、ペニスの根元までホルダーを移動させることによってコンドームを装着するとともに、
使用者は、ホルダーを保持している手の少なくとも2本の指によって、上記2つの対向する部分に力を加えて上記移動を達成することを特徴とするコンドームを装着する方法。
【請求項62】
上記対向する2つの部分は、上記移動の後、移動された状態にて固定されていることを特徴とする請求項61に記載の方法。
【請求項63】
使用者は、ホルダーを保持している手の指で、上記2つの対向する部分を固定していることを特徴とする請求項62に記載の方法。
【請求項64】
上記コンドーム平面において、上記対向する部分を押すことによって、該対向する部分に力を加えることを特徴とする請求項61に記載の方法。
【請求項65】
上記ホルダーを保持している手の、少なくとも親指と人差し指によって、上記対向する部分を押すことを実現することを特徴とする請求項61に記載の方法。
【請求項66】
上記移動の方向は、使用者の手のひらから離れる方向であることを特徴とする請求項61に記載の方法。
【請求項67】
上記移動の方向は、使用者の手のひらに近づく方向であることを特徴とする請求項61に記載の方法。
【請求項68】
使用者は、上記対向する部分によって形成されたレバーに力を加えることを特徴とする請求項61に記載の方法。
【請求項69】
使用者は、上記レバーの第1アームを離れる方向に移動させ、該アームを移動させる手の2本の指で、上記レバーの第2アームに力を加えることを特徴とする請求項68に記載の方法。
【請求項70】
上記レバーは、1本のアームであることを特徴とする請求項68に記載の方法。
【請求項71】
使用者は、上記第1部分よりもピボットの近くに配置されている、上記レバーのアームの上記第2部分に力を加え、前の方へ移動させることによって、上記レバーのアームの第1部分を、離れるように移動させることを特徴とする請求項70に記載の方法。
【請求項72】
使用者は、
上記第1部分を上記第2部分に沿って移動させる手の2本の指で、上記角部の第2部分に力を加えることによって、上記対向する部分によって形成された、上記ホルダーの上記角部の第1部分を、離れるように移動させることを特徴とする請求項61に記載の方法。
【請求項73】
上記角部の第2部分に加えられる力は、ハンドルの端部に加えられた力であることを特徴とする請求項72に記載の方法。
【請求項74】
上記対向する部分の移動は、同じ手の指によって伝達部の接続部分に加えられた力によって実現されることを特徴とする請求項61に記載の方法。
【請求項75】
使用者は、ホルダーと接続し、手で保持できるように適合した基部を保持し、該基部を保持している手の指で伝達部の接続部分に力を加えることによってホルダーを移動させることを特徴とする請求項74に記載の方法。
【請求項76】
平坦に整えられたコンドームを配置し得る空間を少なくとも部分的に規定しているコンドームホルダーであって、
上記コンドームの端部を固定するために用いられる固定部と、離れる方向へ移動可能とする移動デバイスによって、互いに接続した2つの対向する部分が設けられ、上記固定部の間に配置された接続部と、を備え、上記2つの対向する部分は、少なくとも1つの上記固定部を備えており、さらに、上記移動の後に、移動した状態にてホルダーを固定する固定デバイスを備えており、
上記移動デバイスは、上記対向する部分の反対方向への移動が回転を含むように形成されていることを特徴とするコンドームホルダー。
【請求項77】
上記対向する部分の各々は、一方の端部で移動手段と接続し、他方の端部には何も接続されていないバンドを備えていることを特徴とする請求項76に記載のコンドームホルダー。
【請求項78】
上記移動デバイスは、ヒンジ継手を備えていることを特徴とする請求項76に記載のコンドームホルダー。
【請求項79】
コンドームが配置された空間を少なくとも部分的に規定したホルダーによって保持された、平坦に整えられたコンドームを装着する方法であって、
上記コンドームホルダーは、上記コンドームの端部を保持するための固定部を少なくとも1つ備えた、2つの対向する部分と、使用者によって加えられた機械的な力により移動可能とする、上記2つの対向する部分の間に配置された移動デバイスと、移動の後に、移動された状態にてホルダーを維持する固定装置とを備えており、
使用者は、両手でホルダーを保持し、上記対向する部分が、移動された状態で、上記固定装置が固定するまで上記対向する部分を移動させた後、一方の手でホルダーを保持し、ペニスの根元へホルダーを移動させることによってコンドームを装着するとともに、
上記対向する部分は、コンドームの平面で互いに回転するとともに、ホルダーは斜め方向に取り出されることを特徴とするコンドームを装着する方法。


【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【図8】

【図9】

【図10】

【図11】

【図12】

【図13】

【図14】

【図15】

【図16】

【図17】

【図18】

【図19】

【図20】

【図21】

【図22】

【図23】

【図24】

【図25】

【図26】

【図27】

【図28】

【図29】

【図30】

【図31】

【図32】

【図33】

【図34】

【図35】

【図36】

【図37】

【図38】

【図39】

【図40】

【図41】

【図42】

【図43】

【図44】

【図45】

【図46】

【図47】

【図48】

【図49】

【図50】

【図51】

【図52】

【図53】

【図54】

【図55】

【図56】

【図57】

【図58】

【図59】

【図60】

【図61】


【公表番号】特表2010−528807(P2010−528807A)
【公表日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【国際特許分類】
生活必需品 | 医学または獣医学;衛生学 | 血管へ埋め込み可能なフィルター;補綴;人体の管状構造を開存させるまたは虚脱を防ぐ装置,例.ステント;整形外科用具,看護用具または避妊用具;温湿布;目または耳の治療または保護;包帯;被覆用品または吸収性パッド;救急箱 | 避妊用具;ペッサリ;そのためのアプリケーター | 男性が用いるためのもの | コンドーム,シースまたはその類似物
【出願番号】特願2010−512106(P2010−512106)
【出願日】平成20年6月11日(2008.6.11)
【国際出願番号】PCT/RU2008/000381
【国際公開番号】WO2008/153445
【国際公開日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【出願人】(508246917)クローズド ジョイント−ストック カンパニー“イーズィーテイル”
【Fターム(参考)】
整形外科、看護、避妊 | 適用分野 | 生殖 | 避妊
整形外科、看護、避妊 | 生殖又は避妊 | 男性用避妊具 | 男性用コンドーム | 装着補助具