説明

コンバインの茎稈引起装置

【課題】縦回し駆動式引起装置に対する伝動構成をシンプルにし、コストダウンなどを実現する。
【解決手段】横回し駆動式引起装置15の前側に沿い、前方に突出するタイン16aの上昇動作で茎稈を引き起す複数の縦回し駆動式引起装置17を設けるにあたり、複数の縦回し駆動式引起装置17をそれぞれ単一のタイン付きチェーン16で構成するとともに、引起横駆動軸26の動力を各タイン付きチェーン16に対してそれぞれ独立して伝動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、横回し駆動式引起装置及び縦回し駆動式引起装置を備えるコンバインの茎稈引起装置に関する。
【背景技術】
【0002】
自脱式コンバインの前処理部には、通常、茎稈を引き起す茎稈引起装置が設けられている。この種の茎稈引起装置としては、デバイダで分草された茎稈を、一側方に突出するタイン(引起爪)の上昇動作で引き起す横回し駆動式引起装置が一般的であるが、茎稈が左右方向に倒伏していると、茎稈に対する引起作用(分草作用)が不十分になる可能性があるので、前方に突出するタインの上昇動作で茎稈を引き起す縦回し駆動式引起装置を併設する場合がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
前処理部の上端部には、左右方向を向く引起駆動軸(引起横駆動軸)が配置されており、この引起駆動軸から複数の横回し駆動式引起装置に動力を伝動するようになっている。また、縦回し駆動式引起装置を併設する場合は、引起駆動軸から取り出した動力を複数の縦回し駆動式引起装置に伝動するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第3116663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に示されるように、従来のコンバインでは、引起駆動軸の動力を複数の縦回し駆動式引起装置に伝動するにあたり、引起駆動軸の端部から動力を取り出し、この動力を複数の縦回し駆動式引起装置に対して順次伝動しているので、伝動経路が長い複雑な伝動構成となり、部品点数の増加、前処理部の大型化、コストアップなどを招来するという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、左右方向に並ぶように前処理部の前面部に立設され、一側方に突出するタインの上昇動作で茎稈を引き起す複数の横回し駆動式引起装置と、複数の横回し駆動式引起装置の上方に沿うように前処理部の上端部に左右方向を向いて配置され、各横回し駆動式引起装置に動力を伝動する引起駆動軸と、を備えるコンバインであって、前記横回し駆動式引起装置の前側に沿い、前方に突出するタインの上昇動作で茎稈を引き起す複数の縦回し駆動式引起装置を設けるにあたり、複数の縦回し駆動式引起装置をそれぞれ単一のタイン付きチェーンで構成するとともに、引起駆動軸の動力を各タイン付きチェーンに対してそれぞれ独立して伝動したことを特徴とする。
また、前記縦回し駆動式引起装置を覆う縦回し引起ケースを備え、該縦回し引起ケースを、側面視で前処理部の上端後方から下端前方に向かって傾斜し、かつ、途中で下方に屈曲する形状としたことを特徴とする。
また、前記縦回し引起ケースの前面に、上下方向を向く分草ガイドを突設したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
請求項1の発明によれば、複数の縦回し駆動式引起装置をそれぞれ単一のタイン付きチェーンで構成するとともに、引起駆動軸の動力を各タイン付きチェーンに対してそれぞれ独立して伝動したので、引起駆動軸の端部から取り出した動力を複数の縦回し駆動式引起装置に対して順次伝動する従来の伝動構成に比べ、伝動経路が短く極めてシンプルな伝動構成とすることができ、その結果、部品点数の削減、前処理部の小型化、コストダウンなどを実現することが可能となる。
また、請求項2の発明によれば、縦回し引起ケースを、側面視で前処理部の上端後方から下端前方に向かって傾斜し、かつ、途中で下方に屈曲する形状としたので、伝動構成をシンプルにしながらも、縦回し引起ケースの高さを可及的に低くし、良好な前方視界が得られる。
また、請求項3の発明によれば、縦回し引起ケースの前面に、上下方向を向く分草ガイドを突設したので、前方視界を損なうことなく分草ガイドを設けることができるだけでなく、分草ガイドを目印としてデバイダ位置を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】コンバインの全体斜視図である。
【図2】コンバインの全体右側面図である。
【図3】コンバインの全体左側面図である。
【図4】コンバインの全体平面図である。
【図5】コンバインの全体正面図である。
【図6】前処理部の正面図である。
【図7】前処理部のカバー構成を示す正面図である。
【図8】前処理部の右側面図である。
【図9】茎稈引起装置(6条刈り用)の伝動系統図である。
【図10】茎稈引起装置(5条刈り用)の伝動系統図である。
【図11】茎稈引起装置(4条刈り用)の伝動系統図である。
【図12】茎稈引起装置(3条刈り用)の伝動系統図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1〜図5において、1はコンバインであって、該コンバイン1は、茎稈を刈り取る前処理部2と、刈り取った茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部3と、選別した穀粒を貯溜する穀粒タンク4と、穀粒タンク4内の穀粒を機外に排出する排出オーガ5と、脱穀済みの排稈を後処理する後処理部6と、運転席や各種の操作具が設けられる運転部(キャビン)7と、クローラ式の走行部8とを備えている。
【0010】
前処理部2は、未刈り茎稈を分草するデバイダ9と、茎稈を引き起す茎稈引起装置10と、茎稈の株元を切断する刈刃装置11と、茎稈の株元側を掻き込むスターホイールなどの掻き込み装置12と、掻き込まれた茎稈を脱穀部3に向けて搬送する茎稈搬送装置13とを備えて構成されている。
【0011】
茎稈引起装置10には、一側方に突出するタイン(引起爪)14aの上昇動作で茎稈を引き起す複数の横回し駆動式引起装置15と、前方に突出するタイン16aの上昇動作で茎稈を引き起す複数の縦回し駆動式引起装置17とが含まれている。複数の横回し駆動式引起装置15は、左右方向に並ぶように前処理部2の前面部に立設され、縦回し駆動式引起装置17は、横回し駆動式引起装置15の前側に沿うように設けられる。
【0012】
横回し駆動式引起装置15及び縦回し駆動式引起装置17の個数は、前処理部2の刈取条数に応じて決定される。例えば、図1〜図9に示す6条刈りの前処理部2では、6つの横回し駆動式引起装置15と4つの縦回し駆動式引起装置17が設けられ、図10に示す5条刈りの前処理部2では、5つの横回し駆動式引起装置15と4つの縦回し駆動式引起装置17が設けられ、図11に示す4条刈りの前処理部2では、4つの横回し駆動式引起装置15と3つの縦回し駆動式引起装置17が設けられ、図12に示す3条刈りの前処理部2では、3つの横回し駆動式引起装置15と3つの縦回し駆動式引起装置17が設けられる。
【0013】
そして、図1〜図9に示すように、6条刈りの前処理部2では、1条目と2条目、3条目と4条目、5条目と6条目の横回し駆動式引起装置15を、それぞれ茎稈導入経路を挟んで作用側(タイン突出側)が対向するように配置するとともに、各横回し駆動式引起装置15の非作用側(非タイン突出側)から前方に突出するように4つの縦回し駆動式引起装置17を配置している。
【0014】
また、図10に示すように、5条刈りの前処理部2では、1条目と2条目、4条目と5条目の横回し駆動式引起装置15を、それぞれ茎稈導入経路を挟んで作用側(タイン突出側)が対向するように配置するとともに、その間に3条目の横回し駆動式引起装置15を単独で配置し、各横回し駆動式引起装置15の非作用側(非タイン突出側)から前方に突出するように4つの縦回し駆動式引起装置17を配置している。
【0015】
また、図11に示すように、4条刈りの前処理部2では、1条目と2条目、3条目と4条目の横回し駆動式引起装置15を、それぞれ茎稈導入経路を挟んで作用側(タイン突出側)が対向するように配置するとともに、各横回し駆動式引起装置15の非作用側(非タイン突出側)から前方に突出するように3つの縦回し駆動式引起装置17を配置している。
【0016】
また、図12に示すように、3条刈りの前処理部2では、1条目の横回し駆動式引起装置15を単独で配置するとともに、2条目と3条目の横回し駆動式引起装置15を、茎稈導入経路を挟んで作用側(タイン突出側)が対向するように配置し、各横回し駆動式引起装置15の非作用側(非タイン突出側)から前方に突出するように3つの縦回し駆動式引起装置17を配置している。
【0017】
横回し駆動式引起装置15は、装置上端側に配置される駆動スプロケット18と、装置下端側に配置される従動スプロケット19と、所定間隔を存して複数のタイン14aが起伏自在に枢着されたタイン付きチェーン14とを備え、該タイン付きチェーン14をスプロケット18、19間に懸回して構成されている。そして、タイン付きチェーン14の上昇経路(作用側)では、タイン14aを起立させて一側方に突出させる一方、下降経路(非作用側)では、タイン14aを倒伏させて装置内に収容するようになっている。
【0018】
図7に示すように、各横回し駆動式引起装置15の前面側は、着脱自在な横回し引起カバー20によって覆われている。横回し引起カバー20は、引起カバー着脱ノブ21(例えば、ノブ付きボルト)によって固定されており、該引起カバー着脱ノブ21を固定解除操作することにより横回し引起カバー20の取り外しが可能になる。そして、非作用側が隣接する2つの横回し引起カバー20の隣接側上部には、縦回し駆動式引起装置17の上端部が通過する切り欠き部20aを形成してある。
【0019】
また、図7において、22は前処理部2の上端部を覆うトップカバー、23L、23Rはトップカバー22の左右に設けられるライトユニット、24L、24Rは前処理部2の左右側面部を覆うサイドカバー、25L、25Rは前処理部2の左右側面上部を覆う上サイドカバーであり、トップカバー22や上サイドカバー25L、25Rにも、縦回し駆動式引起装置17の上端部が通過する切り欠き部22a、25aを形成してある。
【0020】
横回し駆動式引起装置15は、引起横駆動軸26から伝動される動力で引起動作を行う。引起横駆動軸26は、複数の横回し駆動式引起装置15の上方に沿うように前処理部2の上端部に左右方向を向いて配置されており、引起縦伝動軸27及びベベルギヤ機構を介して動力を入力するとともに、入力した動力をベベルギヤ機構及び引起縦駆動軸28を介して複数の横回し駆動式引起装置15に伝動するようになっている。なお、図6において、29は引起横駆動軸26を内装するケース、30は引起縦駆動軸28を内装するケースである。
【0021】
本発明の実施形態に係るコンバイン1では、引起横駆動軸26の動力を各横回し駆動式引起装置15に伝動するにあたり、それぞれ引起縦駆動軸28を介して独立して伝動するようになっている。例えば、非作用側が隣接する2つの横回し駆動式引起装置15に対しては、引起横駆動軸26の動力を、左右に並ぶ2つの引起縦駆動軸28を介してそれぞれ独立して伝動することになる。
【0022】
縦回し駆動式引起装置17は、装置上端側に配置される駆動スプロケット31と、装置下端側に配置される従動スプロケット32と、所定間隔を存して複数のタイン16aが起伏自在に枢着されたタイン付きチェーン16とを備え、該タイン付きチェーン16をスプロケット31、32間に懸回して構成されている。そして、タイン付きチェーン16の上昇経路(作用側)では、タイン16aを起立させて前方に突出させる一方、下降経路(非作用側)では、タイン16aを倒伏させて装置内に収容するようになっている。
【0023】
縦回し駆動式引起装置17は、引起横駆動軸26から伝動される動力で引起動作を行う。ここで引起横駆動軸26の動力は、各縦回し駆動式引起装置17のタイン付きチェーン16に対してそれぞれ独立して伝動されるようになっている。例えば、左右両外側を除く縦回し駆動式引起装置17のタイン付きチェーン16に対しては、引起横駆動軸26の中間部に設けた駆動スプロケット31から直接動力を伝動し、左右両外側の縦回し駆動式引起装置17のタイン付きチェーン16に対しては、引起横駆動軸26の左右両端部に設けた駆動スプロケット31から直接動力を伝動するようになっている。
【0024】
左右両外側を除く縦回し駆動式引起装置17のタイン付きチェーン16に対して、引起横駆動軸26の中間部に設けた駆動スプロケット31から動力を伝動するにあたり、本発明の実施形態に係るコンバイン1では、前述したように、非作用側が隣接する2つの横回し駆動式引起装置15に対して、引起横駆動軸26の動力を、左右に並ぶ2つの引起縦駆動軸28を介してそれぞれ独立して伝動するようにしてあるので、引起横駆動軸26における2つの引起縦駆動軸28の間に駆動スプロケット31を配置し、引起縦駆動軸28を迂回することなく、縦回し駆動式引起装置17のタイン付きチェーン16に直接動力を伝動することが可能になる。因みに、従来のコンバインでは、非作用側が隣接する2つの横回し駆動式引起装置に対して1つの引起縦駆動軸を介して動力を伝動しているので、上記のようなシンプルな伝動構成で縦回し駆動式引起装置に動力を伝動することは困難である。
【0025】
各縦回し駆動式引起装置17は、縦回し引起ケース33で覆われた状態で横回し駆動式引起装置15の前側に沿って配置される。このとき縦回し引起ケース33の非作用側(後端側)と横回し引起カバー20の非作用側との間には、所定の間隙が確保される。これにより、縦回し駆動式引起装置17を取り外すことなく、横回し引起カバー20を着脱(開閉)して横回し駆動式引起装置15のメンテナンスを行うことが可能になる。
【0026】
また、図8に示すように、本実施形態の縦回し引起ケース33は、側面視で前処理部2の上端後方から下端前方に向かって傾斜し、かつ、途中で下方に屈曲する形状(屈曲部33a)としてある。このようにすると、縦回し引起ケース33を直線的に構成する場合に比べ、縦回し引起ケース33の上端位置を可及的に低くすることができるので、良好な前方視界が得られるという利点がある。
【0027】
さらに、本実施形態では、非作用側が隣接する2つの横回し引起カバー20の隣接側上部に、上方に開口する前述の切欠き部20aを形成し、この切欠き部20aに上方から入り込むように縦回し引起ケース33(縦回し駆動式引起装置17)の上端部を配置してある。このようにすると、縦回し引起ケース33の上端位置をさらに低くし、前方視界を広げることが可能になる。
【0028】
縦回し引起ケース33の前面には、上下方向を向く分草ガイド34が突設されている。例えば、本実施形態では、左右両外側を除く縦回し引起ケース33の前面上部に逆L字状に屈曲した棒状の分草ガイド34を突設している。このようにすると、前方視界を損なうことなく分草ガイド34を設けることができるだけでなく、分草ガイド34を目印としてデバイダ位置を確認することができる。
【0029】
叙述の如く構成された本実施形態によれば、左右方向に並ぶように前処理部2の前面部に立設され、一側方に突出するタイン14aの上昇動作で茎稈を引き起す複数の横回し駆動式引起装置15と、複数の横回し駆動式引起装置15の上方に沿うように前処理部2の上端部に左右方向を向いて配置され、各横回し駆動式引起装置15に動力を伝動する引起横駆動軸26と、を備えるコンバイン1であって、横回し駆動式引起装置15の前側に沿い、前方に突出するタイン16aの上昇動作で茎稈を引き起す複数の縦回し駆動式引起装置17を設けるにあたり、複数の縦回し駆動式引起装置17をそれぞれ単一のタイン付きチェーン16で構成するとともに、引起横駆動軸26の動力を各タイン付きチェーン16に対してそれぞれ独立して伝動したので、引起横駆動軸26の端部から取り出した動力を複数の縦回し駆動式引起装置17に対して順次伝動する従来の伝動構成に比べ、伝動経路が短く極めてシンプルな伝動構成とすることができ、その結果、部品点数の削減、前処理部の小型化、コストダウンなどを実現することが可能となる。
【0030】
また、縦回し駆動式引起装置17を覆う縦回し引起ケース33を備え、該縦回し引起ケース33を、側面視で前処理部2の上端後方から下端前方に向かって傾斜し、かつ、途中で下方に屈曲する形状としたので、伝動構成をシンプルにしながらも、縦回し引起ケース33の高さを可及的に低くし、良好な前方視界が得られる。
【0031】
また、縦回し引起ケース33の前面に、上下方向を向く分草ガイド34を突設したので、前方視界を損なうことなく分草ガイド34を設けることができるだけでなく、分草ガイド34を目印としてデバイダ位置を確認することができる。
【符号の説明】
【0032】
1 コンバイン
2 前処理部
9 デバイダ
10 茎稈引起装置
14a タイン
14 タイン付きチェーン
15 横回し駆動式引起装置
16a タイン
16 タイン付きチェーン
17 縦回し駆動式引起装置
20 横回し引起カバー
20a 切欠き部
26 引起横駆動軸
28 引起縦駆動軸
31 駆動スプロケット
32 従動スプロケット
33 縦回し引起ケース
34 分草ガイド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右方向に並ぶように前処理部の前面部に立設され、一側方に突出するタインの上昇動作で茎稈を引き起す複数の横回し駆動式引起装置と、
複数の横回し駆動式引起装置の上方に沿うように前処理部の上端部に左右方向を向いて配置され、各横回し駆動式引起装置に動力を伝動する引起駆動軸と、を備えるコンバインであって、
前記横回し駆動式引起装置の前側に沿い、前方に突出するタインの上昇動作で茎稈を引き起す複数の縦回し駆動式引起装置を設けるにあたり、
複数の縦回し駆動式引起装置をそれぞれ単一のタイン付きチェーンで構成するとともに、引起駆動軸の動力を各タイン付きチェーンに対してそれぞれ独立して伝動したことを特徴とするコンバインの茎稈引起装置。
【請求項2】
前記縦回し駆動式引起装置を覆う縦回し引起ケースを備え、該縦回し引起ケースを、側面視で前処理部の上端後方から下端前方に向かって傾斜し、かつ、途中で下方に屈曲する形状としたことを特徴とする請求項1記載のコンバインの茎稈引起装置。
【請求項3】
前記縦回し引起ケースの前面に、上下方向を向く分草ガイドを突設したことを特徴とする請求項2記載のコンバインの茎稈引起装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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