説明

コンピュータシステムにおける設定ファイル配信方法

【課題】
管理コンピュータによってネットワーク上の台数や構成に応じて設定情報ファイルや配信・格納情報ファイルを作成、配信にかかる作業時間を低減し、コンピュータ技術に対して大掛かりな知識を有しない作業者でも容易に作業ができるコンピュータシステムにおける設定ファイル配信方法を提供。
【解決手段】
ネットワーク上のそれぞれ独自の設定情報を持つ複数のコンピュータの設定情報を各コンピュータに格納されている識別情報ファイルから取得した設定情報を設定情報ファイルとして管理コンピュータの記憶装置に作成し、設定情報ファイルをネットワーク上のどのコンピュータに配信するかを指定する配信先情報と設定情報ファイルをネットワーク上のコンピュータのどのフォルダに格納するかを指定する格納先情報とを記憶装置に配信・格納情報ファイルとして作成し、設定情報ファイル及び配信・格納情報ファイルに従い、管理コンピュータからネットワークを介して各コンピュータに前記設定情報ファイルを配信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規なコンピュータシステムにおけるファイル配信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、コンピュータシステムにおける設定情報ファイル更新作業時のファイルの配信方法として、特許文献1が知られている。特許文献1に記載されているように、ファイル配信の事前作業として、配信に必要な種々な配信パラメータを作業者が数時間を要して手動で設定情報ファイルに設定し、その設定情報ファイルを一度記憶装置に格納した後、記憶装置に格納された設定情報ファイルを元に配信パラメータを読み取り、その配信パラメータに従って配信を実現するものである。
【0003】
また、複数コンピュータがネットワーク接続されたコンピュータシステムでは、管理コンピュータを用いてデータやファイルのバックアップといったメンテナンス作業を実施することが公知となっている。この管理コンピュータを用いたメンテナンスの作業方法が特許文献2に記載されている。
【0004】
【特許文献1】特開平9−114648号公報
【特許文献2】特開2003−196137号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1については、設定情報ファイルを配信時に記憶装置、又は補助記憶装置に作業者が手動で作成、格納する必要がある為、誤った情報を作成、格納する可能性が高くなり、更にコンピュータの台数に比例してその作業時間は増大し、設定情報ファイルの確認時間も膨大なものとなる。特許文献2についても同様である。
【0006】
本発明の目的は、管理コンピュータによってネットワーク上の台数や構成に応じて設定情報ファイルや配信・格納情報ファイルを作成、配信にかかる作業時間を低減し、コンピュータ技術に対して大掛かりな知識を有しない作業者でも容易に作業ができるコンピュータシステムにおける設定ファイル配信方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、管理コンピュータにおいて配信時にネットワーク上のコンピュータの設定情報を各コンピュータに格納されている識別情報ファイルから取得し、取得した設定情報を設定情報ファイルとして管理コンピュータの記憶装置に作成し、ネットワーク上のどのコンピュータに設定情報ファイルを配信するかを指定する配信先情報、設定情報ファイルを該当コンピュータのどのフォルダに格納するかを指定する格納先情報を作業者が管理コンピュータの記憶装置に配信/格納情報ファイルとして作成した後、管理コンピュータが各コンピュータから取得した設定情報が格納されている設定情報ファイルおよび配信/格納情報ファイルに従い、管理コンピュータから各コンピュータに設定情報ファイルを配信することを特徴とするコンピュータシステムにおける設定ファイル配信方法にある。
【0008】
即ち、本発明は、管理用コンピュータ(サーバーコンピュータ)と複数のコンピュータとをネットワーク(通信網)を介して接続するコンピュータシステムで、管理用コンピュータからそれぞれ独自の設定情報、配信先情報、格納先情報を持つ複数のコンピュータに設定情報ファイルを自動的に配信できる配信方法にある。
【0009】
又、本発明において、管理コンピュータから各コンピュータの設定情報ファイルを更新する際に必要となる各コンピュータ毎の設定情報ファイルの作成と各コンピュータへの配信を行うものである。更に、一意に特定される識別子が付与されていて、各コンピュータにはそれぞれ独自の設定情報がファイルとして格納されている複数のコンピュータがネットワーク接続されたコンピュータシステムにおいて、各コンピュータに格納する設定情報ファイルを作成、配信する際に管理コンピュータを使用して、管理コンピュータが各コンピュータから設定情報を取得した後、管理コンピュータから各コンピュータ毎に設定情報ファイルを作成、配信するものである。
【0010】
配信装置としては、インターネットやイントラネットなどと同様に、管理コンピュータにネットワークで複数の個人のコンピュータを接続する構成で、管理コンピュータから各個人のコンピュータに指定情報を配信するものであり、より具体的には、識別情報ファイル及び設定情報ファイルが格納された記憶装置を有する複数のコンピュータと、該コンピュータ毎の各端末情報としての配信ファイル、設定情報ファイル及び配信先情報/格納先情報としての配信/格納情報ファイルを格納する記憶装置、前記配信ファイル及び設定情報ファイルを前記コンピュータ毎に作成する演算装置、入力装置及び表示装置を有する管理コンピュータと、前記演算装置に接続された外部記憶装置とを備え、前記管理コンピュータは前記各コンピュータとネットワークにて接続されていることが好ましい。
【0011】
更に、前記演算装置としては、前記各コンピュータに格納されている識別情報ファイルから各コンピュータの設定情報を取得する設定情報取得プログラムと、該取得した設定情報を元にして設定情報ファイルを作成する設定情報ファイル作成プログラムと、前記設定情報から作成する配信先情報及び作業者が管理コンピュータにて作成する格納情報から前記配信/格納情報ファイルを作成する配信/格納情報ファイル作成プログラムと、前記設定情報ファイルと配信/格納情報ファイルの情報に従って前記設情報ファイルを配信する設定情報ファイル配信プログラムと、開始/終了メッセージ及びエラー発生時のエラーメッセージを表示するメッセージ表示プログラムとを設定する設定手段を有することが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、管理コンピュータによってネットワーク上の台数や構成に応じて設定情報ファイルや配信・格納情報ファイルの作成、配信にかかる作業時間を低減し、コンピュータ技術に対して大掛かりな知識を有しない作業者でも容易に作業ができるコンピュータシステムにおける設定ファイル配信方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図1は、本発明における管理コンピュータと複数の各コンピュータとがLAN(Local Area Network)などのネットワークを介して接続されたコンピュータシステムにおける設定情報ファイルの配信装置を示すブロック図である。各コンピュータ300、400、500には、各々の記憶装置310、410、510に各々異なる設定情報ファイル330、430、530と、識別情報ファイル320,420,520とが格納されており、これらの設定情報ファイル330、430、530を作成し、配信するものである。各設定情報ファイル330、430、530にはコンピュータ毎に異なった各端末情報340、440、540が格納されているので、配信する前に管理コンピュータ1に格納されている配信ファイル240の端末情報241にコンピュータ毎の各端末情報340、440、540を書き込む必要がある為、配信ファイル240をコンピュータ毎に作成することになる。
【0014】
管理コンピュータ1における演算装置30には、キーボード、マウス等の入力装置10、表示装置20、外部記憶装置90としてCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)ドライブ装置91およびFD(Flexible Disk)ドライブ装置92が接続される。管理コンピュータ1は、コンピュータ種別AであるコンピュータAi300、コンピュータ種別BであるコンピュータBj400、コンピュータ種別CであるコンピュータCk500とLAN290などにてネットワーク接続されている。コンピュータの台数はn台(n=i+j+k)となる。
【0015】
図2は、管理コンピュータの演算装置の構成を示すブロック図である。管理コンピュータ1の演算装置30は、各コンピュータの種別毎に配信ファイル240を各設定情報ファイル330、430、530として格納する格納先情報を格納した格納先情報ファイル230を作成する格納先情報ファイル作成プログラム140、ネットワーク上の各コンピュータの設定情報を取得する設定情報取得プログラム150、識別情報ファイル320、420、520から取得した識別情報と、格納先情報ファイル230から取得した格納先情報を元にして設定情報ファイル210を作成する設定情報ファイル作成プログラム160、設定情報ファイル210と格納先情報ファイル230に従って配信/格納情報ファイル220を作成する配信/格納情報ファイル作成プログラム170、各コンピュータの端末情報241を配信ファイル240に書き込みながら設定情報ファイル330、430、530として配信する設定情報ファイル配信プログラム180、各ファイルの作成開始/終了、配信ファイル240の配信開始/終了、およびエラーが発生した場合にメッセージを表示装置に出力するメッセージ表示プログラム190を有する。
【0016】
図3は本発明におけるコンピュータシステムにおける設定情報ファイルの配信方法を示す処理フロー図である。図4は各情報ファイル形式を示す図である。本実施例においては、以下のステップを有する。
【0017】
最初に、ネットワーク上のコンピュータの種別毎に配信ファイル240をどのフォルダに格納するかの格納先情報を、管理コンピュータの画面操作により作業者が作成する(ステップS10)。
【0018】
この格納先情報は、図4のように格納先情報ファイル230として格納される(ステップS11)。
【0019】
格納先情報ファイル230には、該当コンピュータの種別231、格納先情報232が格納され、次回以降コンピュータの種別や種別毎の格納先に変更がない場合は、この格納先情報ファイル230を使用して配信ファイル240の作成、配信が可能となる為、格納先情報を毎回作成する必要はない。続いて、設定情報ファイル210、配信/格納情報ファイル220の作成開始を知らせる作成開始メッセージを表示する(ステップS12)。
【0020】
その後、配信するコンピュータの台数分、以降の処理が実行されたかの判定を行う(ステップS13)。
【0021】
この判定にて全台数分の処理が完了すると次の処理(ステップS19)へと移行するが、全台数分の処理が完了していない場合は、コンピュータ毎の識別情報ファイル320、420、520を読み込む為に該当コンピュータのIPアドレスをセットする(ステップS14)と共に、該当コンピュータのコンピュータ名をセットする(ステップS15)。
【0022】
これらの処理により該当のコンピュータから識別情報ファイル320、420、520を読み込む(ステップS16)ことが可能となる。識別情報ファイル320、420、520から読み込まれた識別情報(ステップS17)は、図4に示すように該当コンピュータの種別600が格納されており、設定情報ファイル210にコンピュータ名211、IPアドレス212と共に書き込まれる(ステップS18)。
【0023】
次に、配信するコンピュータの台数分、以降の処理が実行されたかの判定を行い(ステップS19)、この判定にて全台数分の処理が完了すると次の処理(ステップS23)へと移行するが、全台数分の処理が完了していない場合は、設定情報ファイル210を読み込み(ステップS20)、該当コンピュータのコンピュータ名211、IPアドレス212を元に種別213を取得する。更に格納先情報ファイル230を読み込み(ステップS21)、該当種別の格納先情報232が特定されるので、図4に示すコンピュータ名221、IPアドレス222、種別223、格納先情報224を配信/格納情報ファイル220に書き込む(ステップS22)。
【0024】
これらの処理によって、どのコンピュータのどこに設定情報ファイル330、430、530を格納するかが特定されることになる。全てのコンピュータに対して処理が完了すると、設定情報ファイル210、配信/格納情報ファイル220の作成完了を知らせる作成完了メッセージを表示する(ステップS23)。
【0025】
続いて、配信ファイル240の配信開始を知らせる配信開始メッセージを表示する(ステップS24)。
【0026】
その後、配信するコンピュータの台数分、以降の処理が実行されたかの判定を行い(ステップS25)、この判定にて全台数分の処理が完了すると次の処理(ステップS35)へと移行するが、全台数分の処理が完了していない場合は、設定情報ファイル210を読み込み(ステップS26)、コンピュータ名211、IPアドレス212、種別213という配信情報を取得し(ステップS27)、次に配信/格納情報ファイル220を読み込み(ステップS28)、配信/格納情報ファイル220から該当コンピュータのどこに格納するかの情報である格納先情報224を取得する(ステップS29)。
【0027】
コンピュータ毎に異なる端末情報340、440、540を配信ファイル240に書き込む必要があるので、ここで配信ファイル240を読み込み(ステップS30)、配信ファイル240に格納されている端末情報241を格納する部分を検索する。
【0028】
その後、配信ファイル240の端末情報241に端末情報340、440、540を格納し(ステップS31)、該当コンピュータに配信ファイル240を設定情報ファイル330、430、530として配信する(ステップS32)。
【0029】
判定処理(ステップS33)において、ここでエラーが発生した場合には、エラーメッセージを表示する(ステップS34)。
【0030】
全てのコンピュータに対して配信が完了すると、配信完了を知らせる配信完了メッセージを表示する(ステップS35)。
【0031】
本実施例は、ネットワーク上のコンピュータが増設された場合においても、管理コンピュータが全コンピュータから設定情報や配信/格納先情報を取り出し、コンピュータ毎に設定情報ファイルを作成できるので、比較的容易な操作、作業で設定情報ファイルを配信可能となるので、汎用的なコンピュータシステムにおけるメンテナンス作業にも適用できる。
【0032】
以上、本実施例に示すように、管理コンピュータでネットワーク上の台数や構成に応じて設定情報や配信/格納情報を作成し、設定情報ファイルを配信することでき、又、併せて、設定情報ファイルの確認時間も膨大なものとなるが、コンピュータ技術に対する大掛かりな知識の無い作業者でも容易に作業ができて、設定情報ファイルの作成、配信にかかる作業時間も手動による作業時間より低減することができる。
【0033】
又、ネットワークに接続されたコンピュータの設定情報ファイルを更新する際に、管理コンピュータにおいて簡易な操作により、ネットワークに接続された全コンピュータの設定情報を格納する設定情報ファイル、配信先情報、格納先情報を格納する配信/格納情報ファイルを管理コンピュータが各コンピュータから取得した情報を元に作成し、それらのファイルの情報に従って、管理コンピュータから全コンピュータに設定情報ファイルを配信することが可能となる。
【0034】
更に、コンピュータ毎に書き換えが必要となる設定情報ファイルへの書き込みも、管理コンピュータが配信時に実行することにより実現している。設定情報ファイルは管理コンピュータのプログラムで作成し、配信/格納情報ファイルは作業者がコンピュータの種別数分のみ作成することになるので、コンピュータの増設時にも設定情報ファイルを手動で変更するという大掛かりな作業も必要ない。これによりコンピュータに対する大掛かりな知識が無い作業者でも、簡易に確実に操作でき、更に設定情報ファイルの確認作業に多くの時間を費やす必要もなくなる。
【0035】
本実施例では、管理コンピュータでネットワーク上のコンピュータの設定情報を管理コンピュータが各コンピュータから取得するので、コンピュータの台数や構成に応じて設定情報や配信/格納情報を作成し、設定情報ファイルを配信することができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明における管理コンピュータと各コンピュータとがネットワークを介して接続されたコンピュータシステムにおける設定情報ファイルの配信装置を示すブロック図である。
【図2】図1の管理コンピュータにおける演算装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明におけるコンピュータシステムにおける設定ファイル配信方法を示す処理フロー図である。
【図4】各情報ファイル形式を示す図である。
【符号の説明】
【0037】
1…管理コンピュータ、10…入力装置、20…表示装置、30…演算装置、90…外部記憶装置、91…CD−ROMドライブ装置(CD-ROM:Compact Disk-Read Only Memory)、92…FDドライブ装置(FD:Flexible Disk)、140…格納先情報ファイル作成プログラム、141…格納先情報セット部、142…格納先情報ファイル書込部、150…設定情報取得プログラム、151…識別情報取得部、152…設定情報取得部、160…設定情報ファイル作成プログラム、161…識別情報ファイル読込部、162…識別情報セット部、163…設定情報セット部、164…設定情報ファイル書込部、170…配信/格納情報ファイル作成プログラム、171…配信先情報セット部、172…配信/格納情報ファイル書込部、180…設定情報ファイル配信プログラム、181…設定情報ファイル読込部、182…配信/格納情報ファイル読込部、183…配信ファイル読込部、184…端末情報書込部、185…設定情報ファイル配信部、190…メッセージ表示部、191…開始メッセージ表示部、192…エラーメッセージ表示部、193…完了メッセージ表示部、200…記憶装置、210…設定情報ファイル、211…コンピュータ名(設定情報ファイル)、212…IPアドレス(設定情報ファイル)、213…種別(設定情報ファイル)、220…配信/格納情報ファイル、221…コンピュータ名(配信/格納情報ファイル)、222…IPアドレス(配信/格納情報ファイル)、223…種別(配信/格納情報ファイル)、224…格納先情報(配信/格納情報ファイル)、230…格納先情報ファイル、231…種別(格納先情報ファイル)、232…格納先情報(格納先情報ファイル)、240…配信ファイル、241…端末情報、290…LAN、300…コンピュータAi(種別A)、310…記憶装置Ai、320…識別情報ファイル(Ai)、330…設定情報ファイル(Ai)、340…端末情報(Ai)、400…コンピュータBj(種別B)、410…記憶装置Bj、420…識別情報ファイル(Bj)、430 設定情報ファイル(Bj)、440…端末情報(Bj)、500…コンピュータCk(種別C)、510…記憶装置Ck、520…識別情報ファイル(Ck)、530…設定情報ファイル(Ck)、540…端末情報(Ck)、600…種別(識別情報ファイル)。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワーク上のそれぞれ独自の設定情報を持つ複数のコンピュータの前記設定情報を各コンピュータに格納されている識別情報ファイルから取得し、取得した前記設定情報を設定情報ファイルとして前記管理コンピュータの記憶装置に作成し、前記設定情報ファイルを前記ネットワーク上のどのコンピュータに配信するかを指定する配信先情報と前記設定情報ファイルを前記ネットワーク上のコンピュータのどのフォルダに格納するかを指定する格納先情報とを前記記憶装置に配信・格納情報ファイルとして作成し、前記設定情報ファイル及び配信・格納情報ファイルに従い、前記管理コンピュータから前記ネットワークを介して前記各コンピュータに前記設定情報ファイルを配信することを特徴とするコンピュータシステムにおける設定ファイル配信方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2006−48321(P2006−48321A)
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−227548(P2004−227548)
【出願日】平成16年8月4日(2004.8.4)
【出願人】(390023928)日立エンジニアリング株式会社 (134)