説明

コンポーネント構成を監視する機器のためのシステムおよび方法

【課題】監視装置と1つまたは複数の機器監視コンポーネントの間の通信インターフェースを構成するシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】本機器監視コンポーネントは、監視されている機器と近傍にありながら、互いに物理的におよび/または電気的にインターフェースするように設計される。これらのコンポーネントは各々、近接して配置された一意の関連機械可読コードを有する。1セットの構成情報はまた、機械可読コードと関連付けられる。それらのコードは、監視装置および機器監視コンポーネントの間の通信の構成を自動化するために、走査され、構成情報にマップされる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される主題は、コンポーネントを監視する機器の構成に関する。
【背景技術】
【0002】
工場は、工場内の他の機器の動作を監視するために様々なタイプのコンポーネントを使用するように設計される。これらのコンポーネントは、互いに物理的におよび/または電気的に取り付けることができ、遠隔に置かれた監視装置との通信インターフェースを有し得る。そのような通信インターフェースは通常は、監視装置の適切なおよび正確な動作のために構成される必要がある。そのような通信インターフェースを構成する通常の手順は、時間がかかり、不正確に易くなり得る。
【0003】
通常のシステムでは、ユーザは、機器(たとえば、タービン)の視覚近傍まで歩き、次いで、各コンポーネントのタイプ、製造業者およびモデルなど、各監視コンポーネント上に見られる特徴および外部のマーキングを識別し、次いで、たとえばノートパッドへの書き込みを介するなどして、そのような情報を記録し、次いで、その機器から200ヤード離れて位置することもある監視装置へと歩いて行く。ユーザは次いで、その監視装置によって提供されるユーザインターフェースと対話し、そして、たとえば各コンポーネントのタイプ、製造業者およびモデルなどの各コンポーネントの特徴を表す、通常はキーボードおよび/またはマウスを介する監視装置への情報を通信する。監視装置のユーザインターフェースに入力される必要があり得る任意の情報が、ユーザによって不正確に記録されるまたは全く記録されなかった場合がある。結果として、機器監視コンポーネントと通信するための監視装置の動作を指図する構成情報は、不正確におよび/または不完全になることがある。ユーザは、入力された構成情報が不正確または不完全であることを認識するまたはしないことがある。
【0004】
そのような構成の問題がユーザによって認識された場合、ユーザは、機器まで移動して(たとえば、歩いて)戻って、機器監視コンポーネントのインストールされたセットの構成に関連すると理解された任意の情報を再び記録しようと試み、次いで、監視装置まで移動して戻ってユーザインターフェースプログラムを介してそのような情報を再入力することになろう。そのような構成の問題がユーザによって認識されない場合、ユーザは、監視装置を適切に構成しなくなることになり、結果として、監視装置は、機器監視コンポーネントから受信される信号の不正確な処理をもたらす可能性のある、不完全なおよび/または不正確な構成情報によって導かれながら動作することを許されることになる。
【0005】
前述の議論は、単に一般的な背景情報として提供され、本特許請求の主題の範囲を判断する助けとして使用されるものではない。
【発明の概要】
【0006】
監視装置と1つまたは複数の機器監視コンポーネントの間の通信インターフェースを構成するためのシステムおよび方法が開示される。本機器監視コンポーネントは、監視されている機器と近傍にありながら、互いに物理的におよび/または電気的にインターフェースするように設計される。これらのコンポーネントは各々、近接して配置された一意の関連機械可読コードを有する。1セットの構成情報はまた、機械可読コードと関連付けられる。それらのコードは、監視装置および機器監視コンポーネントの間の通信の構成を自動化するために、走査され、構成情報にマップされる。
【0007】
いくつかの開示される実施形態の実践で実現され得る利点は、監視装置と1つまたは複数の機器監視コンポーネントの間の通信インターフェースを構成するときの、時間消費の低減および改善された正確性である。
【0008】
例示的な一実施形態では、システムが、互いに物理的におよび/または電気的にインターフェースするように設計された監視装置および1つまたは複数のコンポーネントの間の通信インターフェースと、一意の関連機械可読コードを各々有するコンポーネントおよび関連構成情報を有する各コンポーネントのうちの1つまたは複数、少なくとも1つの数値に、1つまたは複数の選択されたコンポーネントの各々と関連する機械可読コードの視覚的表現を入力およびマップするように構成されたコード走査デバイスを含むシステムと、1つの関連セットの構成情報に少なくとも1つの数値をマップするように構成されたコードマッピングファシリテータと、1つまたは複数の選択されたコンポーネントのうちの少なくとも1つのコンポーネントと通信するように設計された監視装置にそのセットの構成情報を通信するように構成された監視構成ファシリテータとを構成するために開示される。
【0009】
もう1つの例示的な実施形態では、互いに物理的におよび/または電気的にインターフェースするように設計された1つまたは複数の機器監視コンポーネントであって、それらのうちの1つまたは複数が一意の関連機械可読コードを各々有し、機械可読コードと関連付けられた関連構成情報を各々有するコンポーネントとの通信インターフェースを構成する方法が提供される。本方法は、それらのコンポーネントのうちの少なくとも1つと関連付けられた機械可読コードの表現を走査するステップと、機械可読コードと関連付けられた1セットの構成情報の少なくとも一部を取得するステップと、その少なくとも1つのコンポーネントと通信するように設計された監視装置にそのセットの構成情報を通信するステップとを含む。
【0010】
もう1つの例示的な実施形態で、本発明は、互いに物理的におよび/または電気的にインターフェースするように設計され、各々が一意の関連機械可読コードを有するコンポーネントであって、各々がその機械可読コードに関連付けられた関連構成情報を有する1つまたは複数の機器監視コンポーネントとの通信インターフェースを構成する方法を提供し、本方法は、コード走査デバイスを介してそれらのコンポーネントのうちの少なくとも1つと関連付けられた機械可読コードの表現を走査するステップを含み、それらのコンポーネントは、選択された機器を監視するための、構成情報のリポジトリとの通信を介して機械可読コードと関連付けられた1セットの構成情報を取得するための、および選択された機器を監視しながらそれらのコンポーネントのうちの少なくとも1つと通信するように設計された監視装置にそのセットの構成情報を通信するためのセンサとして集合的に機能する。
【0011】
本発明の概要は、1つまたは複数の例示的実施形態により本明細書で開示される主題の簡単な概要を提供することのみを意図し、本特許請求を解釈するための、あるいは添付の特許請求の範囲によってのみ定義される本発明の範囲を定義または限定するための案内の役割をしない。本概要は、「発明を実施するための形態」で以下にさらに説明される、簡易化された形での概念の例示的選択を紹介するために提供される。本概要は、特許請求される主題の主要な特徴または本質的な特徴を識別するものではなく、特許請求される主題の範囲を判断する際の助けとして使用されるものではない。特許請求される主題は、背景で指摘された何れかのまたはすべての欠点を解決する実装に限定されない。
【0012】
本発明の特徴が理解され得る形であるように、本発明の詳細な説明は、そのうちのいくつかが添付の図面に示された、ある種の実施形態を参照することによって行われ得る。しかし、これらの図面は本発明のある種の実施形態のみを説明し、したがって、その範囲を限定するものと解釈されるべきではなく、本発明の範囲は他の同様に効果的な実施形態を包含する。図面は、必ずしも原寸に比例せず、発明のある一定の実施形態の特徴を説明することに概して重点が置かれている。図面で、同様の番号は、様々なビューを通して同等の部分を示すために使用される。したがって、本発明をさらに理解するために、以下のような図面に関して読まれる以下の詳細な説明への参照が行われ得る。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】工場機器の動作、状態または調子を監視する監視装置を含むシステムの一実施形態を示す図である。
【図2】図1の監視装置内の計算ハードウェアの図である。
【図3】1セットの機器監視コンポーネントおよび監視装置の間の通信を自動的に構成するためにユーザによって使用される走査デバイスの図である。
【図4】機器監視コンポーネント構成の走査デバイスを使用するための手順の一実施形態の流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1は、タービン110などの工場機器の動作を監視するシステム100の例示的な一実施形態を説明する図である。図示するように、センサ、電子機器およびトランスジューサを通常は含む、1セットの機器監視コンポーネント120〜124は、タービン110などの選択された機器の動作を監視する目的で互いにインターフェースするように設計され、タービン110の外面に沿って配置されて示される。概して、そのようなコンポーネントは、工場機器の特定のユニットの最も近くに、隣接して、またはその内部に配置される。この例示的な実施形態で、ケーブル128は、機器監視コンポーネント120〜124のうちの少なくとも1つおよび監視装置130の間に電気的接続を提供する。
【0015】
図示するように、機械可読コード150〜154は、各それぞれのコンポーネント120〜124にそれぞれに取り付けられる。機械可読コード150は、コンポーネント120に取り付けられ、機械可読コード152はコンポーネント122に取り付けられ、そして、機械可読コード154はコンポーネント124に取り付けられる。機械可読コードは、コード走査デバイス140によって復号され得る情報をコード化するように設計されたパターンを表示する。バーコード、QRコード(登録商標)、光学製品マーキングなどとも称される多数のタイプの機械可読コードがある。機械可読コードはまた、たとえば、文字または数を含む製品コードなど、人間が読み取ることができるように設計可能であり、必ずしも人間の目を介して読み取るのに適さないとは限らない。監視装置130は、コンピュータハードウェアおよびソフトウェアを含み、機器監視コンポーネント120〜124から送信される電子信号を受信および処理するように設計される。
【0016】
これらのコンポーネント120の各々のタイプ、製造業者、モデルおよび動作の特徴など、これらの機器監視コンポーネント120〜124の各々の属性は、異なり得る。結果として、機器監視コンポーネント120〜124から受信される信号の監視装置130による正しい処理は、その機器の機器監視コンポーネント120〜124の動作の特徴および/またはその機器の構成などの属性を定義するある種の構成パラメータが、監視装置130内で記憶および処理される構成情報内に含まれることを必要とする。さらに、監視装置自体の属性および動作の特徴を定義する構成パラメータもまた、構成情報内に含まれ得る。
【0017】
監視装置130は、監視通信ハードウェア132および監視ソフトウェア134を含む。監視ソフトウェア134は、ケーブル128から監視装置130によって受信される信号の処理を指図するための情報を提供する、構成ファイルの形式でパッケージ化された、構成情報を入力および処理するように設計される。いくつかの例示的な実施形態で、たとえば、Bently NevadaのGeneral Electric Companyからの提供される監視システムを含み、構成ファイルは(.rak)ファイルと称される。
【0018】
示されている例示的な実施形態では、監視ソフトウェア134はまた、ユーザインターフェースハードウェア136を介する視覚的表示、キーボードおよびポインティングデバイス(マウス)を含むユーザインターフェースハードウェア136を介してユーザと対話するように設計されたユーザインターフェースプログラムを含み、ユーザは、構成パラメータ名、およびそれらの名前の付いたパラメータの関連パラメータ値を見ることができ、さらに、各パラメータ名に関連付けられたパラメータ値を修正することができる。
【0019】
画像取込デバイスとも呼ばれる、コード走査デバイス140は、機器監視コンポーネント120〜124のセットの近傍に配置され、各機器監視コンポーネント120〜124のデジタル画像の、走査とも称される、取込みを行うために、使用される。アプリケーションソフトウェアが、各機器監視コンポーネント120〜124の画像内に表示される機械可読コード150〜154(図3を参照)の表現を走査および識別するために、技術的効果を有するコード走査デバイス140内で使用される。さらなる技術的効果として、ソフトウェアが、コードに関連付けられた1セットの構成情報を取得し、関連機器監視コンポーネント120〜124と通信するように設計された監視装置130に構成情報を通信するために、そのコードをマップする。走査デバイス140は、IEEE802.11、ブルートゥース、または他のワイヤレス通信規格にしたがって監視装置130および/またはコンピュータ136への双方向のワイヤレス通信を開始するように設計される。
【0020】
コード走査デバイス140を使用しながら、ユーザは、機器監視コンポーネント120〜124と関連して配置された任意のコードの走査から取得され得ない機器監視コンポーネント120〜124の方位および位置などを含む、他のタイプの構成情報を取得することができる。
【0021】
いくつかの実施形態で、コード走査デバイス140は、コード走査デバイス140に対する重力の方向およびその方位を測定するように設計された、たとえば、加速度計および/またはジャイロスコープなどのハードウェアを含む。コード走査デバイス140の組込み型のデジタル論理の実行と画像取込および表示能力などを含む、コード走査デバイス140の他の能力と組み合わせて、重力の方向に対するコード走査デバイス140の方位が、コード走査デバイス140を介して、判定され得る。これは特に、機器監視コンポーネント120〜124として機能しているプローブの方位を構成するときに、有用である。ある種の状況では、プローブは、重力の方向に対して特定の角度に向けられる必要があり得る。
【0022】
コード走査デバイス140を介して機器監視コンポーネント120〜124を見ている間に、コード走査デバイス140の近傍に配置された機器監視コンポーネント120〜124の方位が判定され得る。機器監視コンポーネント120〜124がコード走査デバイス140を介して見られている間に、機器監視コンポーネント120〜124の方位は、重力の方向に対して、および/またはコード走査デバイス140の方位に対して、測定され得る。
【0023】
いくつかの実施形態で、コード走査デバイス140は、機器監視コンポーネント120〜124がコード走査デバイス140のユーザインターフェース表示画面140aを介して見られている間に、その周囲に沿った方位数字の角度を代わりに指示する循環時計の一般的外貌を有する、方位角度測定テンプレートを提供する、そして機器監視コンポーネント120〜124の画像に重ね合わされる、モードに置かれる。この特徴は、コード走査デバイス140が重力の方向と同一方向に向けられている間に、コード走査デバイス140のユーザが、機器監視コンポーネント140の方位の角度を見るおよび測定することができるようにする。結果として、機器監視コンポーネント120〜124の方位が、コード走査デバイス140の方位測定機器の画像表示および角度を介して機器監視コンポーネント120〜124を見ている間に、重力の方向に関して、測定および調節され得る。
【0024】
いくつかの実施形態で、コード走査デバイス140は、コード走査デバイス140の位置を測定および報告するように設計された、全地球測位システム(GPS)コンポーネントなどの、ハードウェアを含む。機器監視コンポーネント120〜124の位置は、コード走査デバイス140が機器監視コンポーネント120〜124の位置の最も近くにまたは隣接して置かれているときに、判断され得る。結果として、機器監視コンポーネント120〜124の位置および/または方位は、機器監視コンポーネント120〜124に関連する1セットの構成情報に含まれ得る。
【0025】
特定の機器監視コンポーネント120〜124に関連するコードの走査から取得されるものとは別に機器監視コンポーネント120〜124構成情報の取得は、本明細書において、コード走査デバイス140を介する構成情報の直接(非走査)識別と呼ばれる。直接識別を介して、機械可読コード内のコード化されていない構成パラメータが、人の目による観察を介して、あるいは、コード走査デバイス140によって提供される表示画像を介して見られるような機器測定コンポーネント120〜124の方位など、画像認識および/または他のコード読取デバイス140センサを介して測定される構成パラメータなど、コード走査デバイス140の他の機能を介して、取得される。
【0026】
特定の機器監視コンポーネント120〜124に関連する他の非走査構成は単純に、コード走査デバイス140にユーザによって観測および入力され得る。たとえば、機器監視コンポーネント120〜124のスケール因子、方位、出力のタイプおよびフルスケールレンジなど、このタイプの構成情報が、処理および/または記憶のために他の宛先に特定の機器監視コンポーネント120〜124の1セットの通信情報内で通信される。
【0027】
いくつかの例示的な実施形態で、機器監視コンポーネント120のセットは、タービン110などの機器の振動を監視するように設計される。たとえば、いくつかの例示的な実施形態で、監視コンポーネントは、Bently、NevadaのGeneral Electric Companyによって供給される3300XL振動装置とも本明細書で称される、3300XLセンサ装置として実装され得る。3300XL装置は、送信機120、延長ケーブル122、および近接プローブ124を含む。延長ケーブル122は、異なる長さで(たとえば、5メートルモデルまたは9メートルモデル版として)設計可能である。
【0028】
いくつかの例示的な実施形態で、監視装置130は、General Electric Companyによってやはり供給される、資産状態モニタとも称される、3500シリーズ状態監視および保護システムとして実装される。この監視装置130内には、電子カードとして各々実装された様々なタイプの監視モジュールを受け取るためのカードスロットが存在する。いくつかの例示的な実施形態で、監視装置130は、(4)チャネルを有する3500/42振動モニタを含む。これらの4チャネルのうちの1つが、送信器120に取り付けられることになるケーブル128を受け取ることになる。
【0029】
図2は、図1の監視装置内の計算ハードウェア200の図である。この例示的な実施形態で、監視ソフトウェア134は、監視装置130内に含まれるコンピュータハードウェア上で実行するコンピュータソフトウェアアプリケーションとして実装される。監視ソフトウェア134は、オペレーティングシステムアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を介して、たとえばMicrosoftまたはUNIX(登録商標)オペレーティングシステムなど、オペレーティングシステム220と相互運用するように構成され得る。監視ソフトウェア134は、監視装置130のアーキテクチャ内に存在するシステムバス210を介して電子的にアクセス可能な中央処理ユニット(CPU)212の動作を指図する。別法として、監視ソフトウェア134は、たとえばLinux(登録商標)などのUNIX(登録商標)の変形など、他のオペレーティングシステムおよび/またはコンピューティングプラットフォーム上に、または他のMicrosoft提供のオペレーティングシステム、様々なIBM、real−time、または他のMicrosoft提供のオペレーティングシステム上にプログラムされ得る。オペレーティングシステム220は、その中に監視ソフトウェア134およびオペレーティングシステムソフトウェア220が存在する仮想メモリ230として物理メモリ214を管理するように設計され得る。
【0030】
監視通信ハードウェア132は、システムバス210に電子的に取り付けられ、機器監視コンポーネント120〜124との通信を可能にするケーブル128(図1を参照)に取り付けられる。監視ハードウェア132は、システムバス210を介してCPU212および監視ソフトウェア134からアクセス可能であり、機器監視コンポーネント120〜124との通信中に監視通信ハードウェア132とインターフェースするために、監視ソフトウェア134に利用可能である。
【0031】
ユーザインターフェースハードウェア136はまた、システムバス210およびデバイス通信ハードウェア218を介してCPU212および監視ソフトウェア134からアクセス可能であり、ユーザとの対話を指図するために、監視ソフトウェア134に利用可能である。デバイス通信ハードウェア218は、データリポジトリ222のおよびユーザインターフェースハードウェア136のハードウェアとインターフェースする。
【0032】
任意選択で、監視装置130はまた、通信入力/出力ハードウェア218を介して1つまたは複数のコンピュータネットワーク224とインターフェースすることもできる。コンピュータネットワーク224は、インターネットを含むものなど、1セットのローカルおよび/または広域ネットワークとして実装され得る。それらのネットワークは、ハンドヘルドデバイスおよび/または機器監視コンポーネント120〜124を含む、様々な他のデバイスとのワイヤレス通信をサポートすることができる。そのようなネットワーク通信実施形態で、ケーブル128などの直接ケーブル接続は、ワイヤレス通信に加えて、重複するまたは不必要であることがある。そのようなネットワークは、機器監視コンポーネントがネットワーク監視装置の位置から遠く離れて置かれることを可能にすることができる。
【0033】
図1に戻ると、通常のシステム100で、機器監視コンポーネント120〜124は、物理的におよび電気的に互いに取り付けられ、タービン110の最も近くに配置される。機器監視コンポーネント120〜124は電気的信号運搬ケーブル128の第1の末端部に取り付けられ、監視装置130はケーブル128の反対のおよび第2の末端部に接続される。
【0034】
前述のシステム100で、機器監視コンポーネント120〜124は、監視装置130と通信するように完全に構成される前にインストールされる。通常のシステムで、ユーザは、機器(たとえば、タービン110)の近傍まで歩き、インストールされた機器監視コンポーネント120〜124の構成を自動化するために、コード走査デバイス140を使用する。一実施形態で、コード走査デバイス140はまた、画像取込デバイスである。
【0035】
コード走査デバイス140は、各機器監視コンポーネント120〜124に関連する視覚的情報を取り込むために、使用される。そのような視覚的情報は、各コンポーネントに関連する一意のコードを識別および復号するために、そして、各コードに関連する機器監視コンポーネント120〜124に関する構成情報を取得するために、コード走査デバイス140によって処理される。視覚的情報はまた、たとえば、各それぞれのコードの走査に関連して取得され得ないコンポーネント方位および/または位置に関する他の情報も含み得る。そのような構成情報は、コード走査デバイス140によって直接に、あるいはコード走査デバイス140を介してユーザによって、または観察を介してユーザによって、取得可能であり、ユーザが監視装置130に赴く必要なしに、監視装置130に自動的に通信され得る。
【0036】
図3は、前述したように、ユーザによって使用されて機器監視コンポーネント120〜124のセットと監視装置130の間の通信を自動的に構成する、コード走査デバイス140の図である。図示するように、コード走査デバイス140は、ユーザインターフェース表示画面140aとナビゲーションおよびテキスト入力キーボード140bとを含む。いくつかの例示的な実施形態で、コード走査デバイス140は、他のワイヤレスネットワークノードへの802.11に準拠するなどしたワイヤレス通信能力を有するバーコード走査器として実装される。他の例示的な実施形態で、コード走査デバイス140は、画像取込および表示能力を有するスマートフォンとして知られる、そしてワイヤレス通信能力を提供する、カメラを有する携帯電話である。
【0037】
コード走査デバイス140の内部は、コード走査デバイス140がプロセッサ(中央処理ユニット)、仮想230および/または物理メモリ214、少なくとも1つのシステムバスおよびアプリケーションソフトウェアを含むことになる点で、図2のそれと同様である。アプリケーションソフトウェアは、コード走査デバイスハードウェアを機械可読コード150〜154を走査および復号するように、そして、リポジトリソフトウェア138を介してリポジトリ222と通信し、監視ソフトウェア134を介して監視通信ハードウェア132と通信するように導くように設計される。アプリケーションソフトウェアは、図2の監視ソフトウェア134およびオペレーティングシステムソフトウェア220の間のインターフェースに関して示されるもののように、メモリ230内にやはり存在するオペレーティングソフトウェアとインターフェースする。アプリケーションおよびオペレーティングシステムソフトウェアは、コードマッピングおよび監視構成とコードマッピングおよび監視構成に必要とされる任意の通信とを容易にする手順を含む。
【0038】
いくつかの実施形態で、コードマッピングは、コードマッピングデバイス140自体内に置かれたリポジトリを介して実行される。いくつかの実施形態で、コードマッピングデバイス140は、ドッキングステーションを介するなどした、ワイヤラインであり、リポジトリおよび/または監視システムとの通信のために他のデバイスと通信している。
【0039】
監視装置130は、様々なカードタイプの格納のための(8)カードスロットを各々含む1セットのラック332〜338として示される。ラック338のカード340は、ケーブル128を介して機器監視コンポーネント120〜124から送信される信号を処理するように設計される。カード340は、垂直線上に配列された(4)チャネルを含む。ケーブル128は、第3の上位チャネルであるチャネル番号3に取り付けられる。
【0040】
図1に戻ると、通常のシステム100で、機器監視コンポーネント120〜124は、互いに物理的におよび/または電気的に取り付けられ、タービン110の外面に配置される。機器監視コンポーネント120〜124は、電気的信号運搬ケーブル128の第1の末端部に接続され、それは監視装置130に接続された第2の末端部を有する。前述のシステム100で、コンポーネントは、監視装置130と通信するように完全に構成されるのに先立って、インストールされる。
【0041】
さらに、ユーザは、タービン110の見える近傍まで歩き、次いで、コード走査デバイス140を介して1つまたは複数のインストールされたコンポーネントの各コンポーネントの画像を取り込むまたは分析することができる。コード走査デバイス140は、取り込まれた各画像を処理して、その取り込まれた画像内のコードを捜し出すおよび識別するように設計される。各コードを識別したときに、コード走査デバイス140は、そのコードによって表される数値を判断する。コード走査デバイス140は、そのコンポーネントを表すコードに関連する1セットの構成情報へのコードの数値へのマッピング動作を開始する。
【0042】
例示的な一実施形態で、コード走査デバイス140は、コードおよび構成情報のリポジトリ222にアクセスするリポジトリソフトウェア138へのコードの数値を含むワイヤレス通信を送信することによって、マッピング動作を実行する。リポジトリ222は、機器監視コンポーネント120〜124を表すコードと機器監視コンポーネント120〜124を表すコードに関連する構成情報との間の連想をコード化する情報を記憶する。それに応じて、リポジトリソフトウェア138は、コンポーネントを表すコードに関連する構成情報を含むコード走査デバイス140への通信を送信する。リポジトリソフトウェア138、リポジトリ222およびコード走査デバイス140とインターフェースする通信能力を使用する前述の機構は、コードマッピングファシリテータとも称され得る。
【0043】
構成情報は、各々に名前を付けられたおよびデフォルトパラメータ値と同等にセットされた1セットの1つまたは複数の構成パラメータをコード化するように設計される。構成パラメータのいくつかは、固定されたデフォルト値に設定可能であるが、一方で、他の構成パラメータは固定ではないデフォルト値に設定可能であり、ユーザによるリセットに適合している。
【0044】
そのような使用で、コード走査デバイス140内のソフトウェアが、名および値によって構成パラメータをリストし、ユーザインターフェース表示画面140aを介して、各走査されるコンポーネントに関連する1つまたは複数の名前の付けられた構成パラメータの非固定の値を任意選択でセットまたはリセットするようにユーザに促す。ユーザは、コード走査デバイス140によってリストされた1つまたは複数の非固定の構成パラメータのうちのいくつかまたはすべての値を修正することを選択してもしなくてもよい。この記載されている状況で、リストに記載された構成パラメータは、1つの走査される機器監視コンポーネント120〜124と関連付けられる。
【0045】
たとえば、機器監視コンポーネント120〜124は、外部の手動設定可能なスイッチを含み得る。ユーザは、スイッチのポジションをセットする、およびその機器監視コンポーネント120〜124と関連して対応する非固定のパラメータを設定するオプションをもつ。いくつかの例示的な実施形態で、ユーザはまた、機器監視コンポーネント120〜124に関連する固定構成パラメータ値を修正および本質的に無効にすることもできる。
【0046】
リストに記載されたパラメータ名および値を見て、構成パラメータの固定または非固定の値を承認した後に、ユーザは、識別されたラックおよびカードスロットと機器監視コンポーネントが通信しようとする監視装置130のチャネルとに関連する構成情報の処理のために監視装置130に構成情報を送信するために、コード走査デバイス140にコマンドを入力する。それに応答して、監視装置130は、受信された構成情報を処理して、ケーブル128を介して機器監視コンポーネント120〜124と通信しているときに、監視装置130の識別されたラック、カードスロットおよびチャネルの動作を導くために、監視装置130にロードされるおよびそれよって処理される構成ファイルを生成するために、受信された構成情報を処理する。識別されたラックおよびカードスロットと機器監視コンポーネントが通信しようとする監視装置130のチャネルに関連して構成情報を処理する前述の機構は、監視構成ファシリテータと称され得る。
【0047】
図1に示すような複数の機器監視コンポーネント120〜124が存在する状況で、それぞれの機器監視コンポーネント120〜124の複数の機械可読コードはそれぞれ、走査され、マップされ、そして、各走査されるコードのコンポーネントごと構成情報の結果として生じるセットは、構成情報の1つの組み合わされたセットに統合または集約される。その組み合わされたセットの構成情報が、ラックおよびカードスロットとチャネル識別子に関連する構成処理のために監視装置130に送信される。それに応答して、監視装置130は、複数の機器監視コンポーネント120〜124と通信しているときに監視装置130の識別されたラック/スロットおよびチャネルの動作を導くために、監視装置130にロードされ、それによって処理される、構成ファイルを生成するために、構成情報を処理する。
【0048】
いくつかの例示的な実施形態で、コード走査デバイス140は、ユーザがコマンドを入力して組み合わされたセットの構成情報のクロスチェック手順を実行するように、設計される。このクロスチェックコマンドは、選択された対のコンポーネントに各々関連付けられた対のコンポーネントごと構成情報の間の互換性を判断する。任意の構成で、互いに互換性がないと、または、現在の構成では互いに互換性がないと判断された対のコンポーネントが、ユーザにコード走査デバイス140によって識別される。
【0049】
構成されたコンポーネントの間の非互換性がクロスチェック手順によって識別されない場合、そのような結果はユーザに示される。ユーザは、コード走査デバイス140にコマンドを入力して、ラックおよびカードスロットとチャネル識別子に関連する構成処理のために監視装置130にそのクロスチェックされた構成情報を送信する。それに応答して、監視装置130は、構成情報を処理して、それが複数の機器監視コンポーネント120〜124と通信しているときに、監視装置130の識別されたラック/スロットおよびチャネルの動作を導くために、ロードおよび処理される構成ファイルを生成する。
【0050】
図4は、機器監視コンポーネント構成のためのコード走査デバイス140を使用する手順の例示的な一実施形態の流れ図である。図示するように、第1のステップ402は、走査するために使用可能な、任意のまたは別の、機器監視コンポーネント120〜124が存在するかどうかを尋ねる。存在する場合、その後、機器監視コンポーネントが走査される404。次に、走査されるコンポーネント構成情報が、走査されるコードに関連してコード走査デバイス140によって取得され、リストに記載される406。
【0051】
次に、ユーザは、走査されるコンポーネントのリストに記載された構成パラメータを読み、走査されるコンポーネントの構成パラメータ値が修正されるべきかを判断する。いくつかの例示的な実施形態で、ソフトウェアは、走査される特定の機器監視コンポーネント120〜124のタイプに基づいて、関連固定値を有さない、走査されるコードに関連する構成情報の構成パラメータ値を強調表示するように設計される。たとえば、機器監視コンポーネント120〜124は、ユーザによって操作可能なポジションを各々有する1つまたは複数のユーザ選択可能スイッチを有し得る。ユーザは、そのようなスイッチのポジションに関連して構成値パラメータを修正するためのオプションを有する(ステップ408)。次に、構成パラメータが修正されてもされなくても、コンポーネントごと構成情報が、コード走査デバイス140にコマンドを入力することによって、保存される(ステップ410)。
【0052】
次に、手順はステップ402に戻って、走査されるべき残りの機器監視コンポーネント120〜124が存在するかどうかを尋ねる。存在する場合、ステップ404〜410の実行が別の機器監視コンポーネント120〜124について繰り返される。残りの機器監視コンポーネント120〜124が走査するために使用可能でない場合、次いで、ステップ412に進んで、少なくとも1つのコンポーネントが走査されたか?を尋ねる。そうである場合、次いで、ステップ414に進んで、選択された対の個々に走査されたおよび構成された機器監視コンポーネント120〜124の間の互換性のクロスチェックのために監視装置130にコンポーネント構成情報を結合および通信する。監視装置130は次いで、コード走査デバイス140からの前の通信の受信および処理を確認し、コード走査デバイス140から前の通信の処理の結果を報告するコード走査デバイス140への応答を通信で返す。次に、ユーザは、組み合わされた構成情報が互換性クロスチェックの検査に合格し、互換性エラーはなく、監視装置130によって使用するための処理を無事に完了したことを確認する(ステップ416)。
【0053】
いくつかの例示的な実施形態で、ユーザは、機器監視コンポーネント120〜124と通信することになる監視装置130内の特定のラックおよびカードスロット内にある選択された監視カード上に配置された機械可読コードを走査するために、コード走査デバイス140を任意選択で使用する。走査されるコードは、この場合には、走査されるコンポーネントが選択された監視カードである、コンポーネントごとセット構成情報にマップされる。この例示的な実施形態で、選択された監視カードおよび1つまたは複数の他の機器監視コンポーネント120〜124の間の互換性が、クロスチェック手順を介して判断され得る。
【0054】
さらに、いくつかの例示的な実施形態で、選択された監視カードについて取得されたコンポーネントごと構成情報は、マッピング手順によって使用されて、選択された監視カードと通信するように期待され、構成されている1つまたは複数の他の機器監視コンポーネントと関連するコンポーネントごと構成情報を改訂する。
【0055】
たとえば、選択された監視カードは、特定の機器監視コンポーネント120〜124の動作に関してプログラマブル警報セットポイントをサポートするように設計され得る。この状況で、そのような警報セットポイントは、警報セットポイントが適用されることになる選択された機器監視コンポーネント120〜124に関連する非固定の構成パラメータ値としてユーザによってセットまたはリセットされ得る。
【0056】
別の状況では、選択された監視カードは、特定の機器監視コンポーネント120〜124の動作に関してプログラマブル警報セットポイントをサポートするように設計されないことがある。この状況では、そのような警報セットポイントは、その選択された機器監視コンポーネント120〜124がそのような設計のない選択された監視カードと通信するように構成されるときに、そのコンポーネントと関連する構成パラメータとしてユーザによってセットするために使用することはできない。結果として、そのような警報セットポイント機能がない選択された監視カード上に配置された機械可読コードの走査は、警報セットポイント構成パラメータを選択された機器監視コンポーネント120〜124に関連するコンポーネントごと構成データに追加させることにはならない。
【0057】
構成情報の組み合わされたセットが監視装置130に送信され、それによって処理された後に、監視装置130は、1つまたは複数の構成された機器監視コンポーネント120〜124の動作を監視するように構成される。
【0058】
ループチェッキングと称される、いくつかの例示的な実施形態で、機器監視コンポーネント120〜124の動作の監視期間中に、コマンドの入力を受けてコード走査デバイス140は、機器監視コンポーネント120〜124の動作状況に関して監視装置130と遠隔で通信し、そこから情報を取得する。たとえば、コンポーネントが監視装置130のスロット340内にある監視カードのチャネル番号3(図3を参照)と通信している場合、ユーザは、そのチャネルと通信している機器監視コンポーネント120、そのスロット340内のカード、から送信された情報を取得することができる。また、システム性能は、ループチェックおよび最後のインストレーションセットアップの完了後にコマンドの入力を介して監視および確認され得る。
【0059】
たとえば、機器監視コンポーネント120〜124がうず電流タイプのセンサを備える場合、送信される情報は、機器監視コンポーネント120〜124によって測定されるギャップ電圧の値を示すことができる。ギャップ電圧が疑わしく低いまたは高い場合、ユーザは、機器監視コンポーネント120〜124が適切に動作していることを検証するために、または機器監視コンポーネント120〜124がスロット340のチャネル3に実際に正しくワイヤ接続されていることを検証するために、機器監視コンポーネント120〜124の位置に移動して、うずプローブギャップを調整してバイアス電圧での対応する変化を測定するなど、さらなる行動を取ることができる。そうでない場合には、ケーブル128は、ユーザの意図したのとは別のチャネルおよび/またはスロットに間違ってワイヤ接続されていることがある。
【0060】
いくつかの実施形態で、コード走査デバイス内のハードウェアを導くソフトウェアは、コード走査デバイスを介して少なくとも1つの機器監視コンポーネントに関連付けられた機械可読コードの表現の走査を実行し、構成情報のリポジトリとの通信を介して機械可読コードに関連付けられた1セットの構成情報の取得を実行し、選択された機器を監視する間にコンポーネントのうちの少なくとも1つと通信するように設計された監視装置にそのセットの構成情報の通信を実行して、互いに物理的におよび/または電気的にインターフェースするように設計された監視装置および1つまたは複数のコンポーネントの間の通信インターフェースを構成する技術的効果をもたらす。本明細書は、最良の形態を含めて、本発明を開示するために、そしてまた、任意のデバイスまたはシステムの作成および使用と任意の組み込まれた方法の実行とを含めて、本発明を当業者が実践できるようにするために、例を使用する。本発明の特許性のある範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者に思い当たる他の例を含み得る。そのような他の例は、それらが、本特許請求の範囲の文字通りの言葉と異ならない構造的要素を有する場合、またはそれらが本特許請求の範囲の文字通りの言葉とごくわずかな差を有する同等の構造的要素を含む場合に、本特許請求の範囲内にあるものとする。
【符号の説明】
【0061】
110 タービン
120〜124 機器監視コンポーネント
128 ケーブル
130 監視装置
132 監視通信ハードウェア
134 監視通信ソフトウェア
136 ユーザインターフェースハードウェア
138 リポジトリソフトウェア
140 コード走査デバイス
140a ユーザインターフェース表示画面
140b テキスト入力キーボード
150〜154 機械可読コード
200 計算ハードウェア
210 システムバス
212 中央処理ユニット
214 物理メモリ
218 通信入力/出力ハードウェア
220 オペレーティングシステム
222 データリポジトリ
224 コンピュータネットワーク
230 仮想メモリ
332〜338 ラック
340 カード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに物理的におよび/または電気的にインターフェースするように設計された監視装置と、一意の関連機械可読コードを各々が有し、関連構成情報を各々が有する、1つまたは複数のコンポーネントとの間の通信インターフェースを構成するシステムであって、
少なくとも1つの数値に、1つまたは複数の選択されたコンポーネントの各コンポーネントに関連する機械可読コードの視覚的表現を入力およびマップするように構成された、コード走査デバイスと、
関連セットの構成情報に前記少なくとも1つの数値をマップするように構成された、コードマッピングファシリテータと、
1つまたは複数の選択されたコンポーネントのうちの前記少なくとも1つのコンポーネントと通信するように設計された監視装置に前記セットの構成情報を通信するように構成された、監視構成ファシリテータと
を備える、システム。
【請求項2】
前記コード走査デバイスが、スマートフォンまたはバーコード走査器である、請求項1記載のシステム。
【請求項3】
前記コード走査デバイスおよび前記コードマッピングファシリテータの間の通信がワイヤレス通信を介する、請求項1記載のシステム。
【請求項4】
前記コード走査デバイスおよび前記通信ファシリテータの間の通信がワイヤレス通信を介する、請求項1記載のシステム。
【請求項5】
各々が一意の関連機械可読コードを有し、前記機械可読コードと関連する関連構成情報をそれぞれ有する、互いに物理的におよび/または電気的にインターフェースするように設計された1つまたは複数の機器監視コンポーネントとの通信インターフェースを構成する方法であって、
前記コンポーネントのうちの少なくとも1つと関連付けられた前記機械可読コードの表現を走査するステップと、
前記機械可読コードに関連付けられた1セットの構成情報の少なくとも一部を取得するステップと、
前記少なくとも1つのコンポーネントと通信するように設計された監視装置に前記セットの構成情報を通信するステップと
を備える、方法。
【請求項6】
前記走査するステップが、前記監視装置と通信するコード走査デバイスで実行される、請求項5記載の方法。
【請求項7】
前記走査デバイスが、スマートフォンまたはバーコード走査器である、請求項6記載の方法。
【請求項8】
機器監視コンポーネントの方位または位置が、前記コード走査デバイスの非走査機能を介して取得される、請求項6記載の方法。
【請求項9】
前記少なくとも1つのコンポーネントが、選択された機器を監視するためのセンサとして機能するように構成された、請求項5記載の方法。
【請求項10】
前記取得するステップが、各々の前記機械可読コードに関連付けられた前記セットの構成情報の少なくとも一部を記憶する情報のリポジトリとの通信を介して実行される、請求項5記載の方法。
【請求項11】
前記取得するステップが、各前記機械可読コードに組み込まれた情報の解釈を介して実行される、請求項5記載の方法。
【請求項12】
複数のコードを備えるセットのうちの各前記機械可読コードに関連付けられた各前記セットの構成情報が、構成ファイルに記憶される構成情報の組み合わされたセットにさらに集約される、請求項5記載の方法。
【請求項13】
前記組み合わされたセットの構成情報が、前記組み合わされたセット内に含まれる選択された対の機械可読コードの間の互換性をクロスチェックされる、請求項12記載の方法。
【請求項14】
前記セットの構成情報が、パラメータ値に等しくなるように各々セットされた1セットの1つまたは複数の構成パラメータを含む、請求項5記載の方法。
【請求項15】
前記構成パラメータのうちの少なくともいくつかが、固定であるデフォルト値にセットされる、請求項14記載の方法。
【請求項16】
前記構成パラメータのうちの少なくともいくつかが、非固定である、他の値にリセットされるデフォルト値にセットされる、請求項14記載の方法。
【請求項17】
少なくとも1つの非固定のパラメータの値の入力が、コード走査デバイスによって促される、請求項16記載の方法。
【請求項18】
前記取得するステップの後に、そして前記通信するステップに先立って、前記監視装置に1つまたは複数のパラメータ値を通信するステップをさらに備える、請求項16記載の方法。
【請求項19】
監視装置カードと関連付けられたコードを走査するステップをさらに備える、請求項5記載の方法。
【請求項20】
互いに物理的におよび/または電気的にインターフェースするように設計された1つまたは複数の機器監視コンポーネントとの通信インターフェースを構成する方法であって、前記各コンポーネントが一意の関連機械可読コードを有し、前記機械可読コードに関連する関連構成情報を各々有し、
選択された機器を監視するためのセンサとして集合的に機能する前記コンポーネントのうちの少なくとも1つと関連付けらえた機械可読コードの表現をコード走査デバイスを介して走査するステップと、
構成情報のリポジトリとの通信を介して前記機械可読コードに関連付けられた1セットの構成情報を取得するステップと、
選択された前記機器を監視する間に前記コンポーネントのうちの少なくとも1つと通信するように設計された監視装置に前記セットの構成情報を通信するステップと
を備える、方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−69281(P2013−69281A)
【公開日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−205151(P2012−205151)
【出願日】平成24年9月19日(2012.9.19)
【出願人】(390041542)ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ (6,332)
【Fターム(参考)】