説明

コースター

【課題】容器の倒れ止め機能を従来に比して向上させたコースターを提供する。
【解決手段】液体を保持するための容器50に粘着させるための粘着剤31を備え、前記容器に前記粘着剤31を粘着させることにより、該容器に固定して使用されるコースター。容器に粘着剤を粘着させることにより、容器に固定して使用されるため、コップ、ペットボトル、缶などの液体を保持するための容器が倒れることが抑制される。また、固定は粘着剤を粘着させることにより行なわれるため、従来の穴にはめ込む方法による固定に比べ強固である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器の転倒を防げるコースターに関する。
【背景技術】
【0002】
コップ等の滑り止めや、コップに付着した水滴がテーブル等にしたたり落ちることを防止するために、コースターが広く用いられる。また、紙コップやアルミ缶等の軽量な容器を、倒れにくくするために工夫されたコースターも提案されている(例えば、特許文献1、参照。)。特許文献1によれば、「本発明を使用することによって、特に紙コップ等を多く使う屋外で行事やバーベキューなどで、風などによるコップの転倒を防げる。(段落[0005]参照。)」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−218265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで検討すると、このコースターは、湾曲状に形成した本体の、凸状の頂点を中心に設けられた穴にコップを差し込むことによりコップを固定するものと考えられる。穴の周りに、スポンジ状シートを設けることにより、コップと穴とを密着させるものと考えられる。また、本体を湾曲状に形成することにより倒れ難くする機能を持たせていると考えられる。
【0005】
ところが、コップがコースターに設けられた穴から抜け落ちた場合、このコースターは転倒防止効果を全く発揮できない。穴の周りに設けられたスポンジ状シートが抜け止めとして機能すると考えられるが、穴抜けを完全に防止することはできない。
【0006】
本発明は係る状況を鑑みなされたもので、容器へのコースターの固定を強化することにより、容器の倒れ止め効果を上記従来に比して向上させたコースターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るコースターは、液体を保持するための容器に粘着させるための粘着剤を備え、前記容器に前記粘着剤を粘着させることにより、該容器に固定して使用される。
【0008】
本発明によると、容器に粘着剤を粘着させることにより、容器に固定して使用されるため、コップ、ペットボトル、缶などの液体を保持するための容器が倒れることが抑制される。また、固定は粘着剤を粘着させることにより行なわれるため、従来の穴にはめ込む方法による固定に比べ強固である。
【0009】
本発明に係るコースターは、基材層と、前記粘着剤により形成された粘着層と、粘着層から剥離することができる剥離層とをこの順に積層して形成され、使用時に前記剥離層を剥離することにより、前記粘着層を形成する前記粘着剤を露出させるとともに前記容器に該粘着剤を粘着させることが好ましい。
【0010】
本発明によると、通常のラベルやシールと同様の部材および製造方法により、コースターを製造することができる。従って、汎用かつ安価な部材と製造方法によりコースターを提供できる。また、使用時には剥離層を剥離させ、露出した粘着剤を容器に貼り付けるだけで、コースターを容器に固定することができるため使用が容易である。
【0011】
本発明に係るコースターは、容器の底面および側面の少なくとも一方に前記粘着剤を粘着させることが好ましい。
【0012】
容器の転倒を防げるためには、コースターを容器の底面に固定することが有効である。本発明によると、容器の底面または、底面に接する面である側面に粘着剤を粘着させる構成であるため、容易な構成で、コースターを容器の底面に固定することができる。また、液体を入れたり、液体を飲んだりする箇所である容器の上部を避けて粘着剤を粘着させるため、取扱いが容易となるとともに、衛生面での問題が生じない。
【0013】
本発明に係るコースターは、前記基材層の変形を可能とする切込部が当該基材層に設けられ、前記基材層を前記容器の形状に合わせ変形させるとともに、前記容器に前記粘着剤を粘着させることが好ましい。
【0014】
本発明によると、基材層の変形を可能とするとするための切込部が基材層に設けられており、前記基材層を前記容器の形状に合わせ変形させるとともに、前記容器に前記粘着剤を粘着させるため、容器へ粘着剤を粘着させることが容易となる。従って、容器に、コースターを確実・強固に固定することができる。
【0015】
本発明に係るコースターは、基材層および前記剥離層の少なくとも一方に印刷が施されていることが好ましい。
【0016】
本発明によると、基材層および前記剥離層の少なくとも一方に印刷が施されているため、コースターを美的に優れたものとすることができる。また、印刷パターンを多様化すれば、使用者がそれぞれ好みのものを選択することにより、コースターが複数の使用者に同時に使用された場合に、自己のコースター(および、コースターに固定されている容器)と他人のコースター(および、コースターに固定されている容器)とを混同することを防ぐことができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明に係るコースターによると、容器へコースターを粘着させることにより、コースターの容器への固定を上記従来に比して強化することができる。その結果、コースターが容器から外れることが抑制され、容器の倒れ止め効果を上記従来に比して向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の1実施形態に係るコースターの平面図である。
【図2】本発明の1実施形態に係るコースターのA−A断面図である。
【図3】本発明の1実施形態に係るコースターの切込部の周辺部分を変形させた状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の1実施形態に係るコースターを紙コップに固定した状態を示す正面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るコースターの平面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るコースターを紙コップに固定した状態を示す正面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係るコースターの平面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るコースターコースターのB−B断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
[第1の実施形態]
以下、本発明の実施形態に係るコースターを図1〜4を用いて説明する。なお、以下の説明において、方向および向きについては、図2に記載した方向および向きを用いる。
【0020】
図1およびそのA−A断面図である図2に示すように、コースターは、上方から下方に向けて、順に、基材層20、粘着層30、剥離層40を積層して形成されている。即ち、このコースターは通常のラベルやシールと同様の積層体で形成されている。
【0021】
基材層20は、主としてこのコースターの物理的強度を担保する機能を有している。この基材層20はパルプを用いて形成されているが、シート状に形成できるものであれば特に限定されることはない。例えば、紙やパルプはもちろん、PET等の樹脂材量であっても良い。
【0022】
次に、粘着層30は粘着剤31を用いて形成されている。この粘着剤31は上記基材層20との密着性がよく、剥離層40を剥離したときに、剥離層40に付着しないものであれば、特に限定されない。従って、コースターを固定する容器に対応させて自由に選択することができる。本実施形態のように、液体を保持するための容器が紙コップであれば、紙素材への粘着性が強い粘着剤を選択すれば良い。また、同容器がペットボトルや缶であれば、それぞれ樹脂や金属への粘着が強い粘着剤を選択しても良い。
【0023】
剥離層40は粘着層30に接する面に剥離剤としてシリコン樹脂を塗布したパルプ素材で形成されている。基材層20と同様に、このパルプ素材に換えて、紙や、PET等の樹脂材量を用いても良い。また、粘着層30に用いる粘着剤31に対応させて剥離剤を変更しても良い。また、粘着剤31との剥離性がよい素材を用いるのであれば、剥離剤を割愛しても良い。
【0024】
基材層20および粘着層30には、基材層20の変形を可能とするとするための切込部21が設けられている。使用時には、基材層20を容器の形状に合わせ変形させるとともに、容器に粘着剤31を粘着させる。具体的には、切込部21周辺の基材層20および粘着層30を折部22を支点として上方に織り上げるように剥離層40から引き剥がすことにより、図3に示すように、切込部21と折部22に囲まれた2つの固定部23を、水平方向に延設されたコースター本体に対して、鉛直方向に立ち上がるように変形させることができる。その結果、コースターの中心に向く態様で粘着剤31が露出することとなる。
【0025】
この露出した粘着剤31を容器である紙コップ50の側面に粘着させることにより、図4に示すように、紙コップ50を上に乗せた状態で、コースターを容器に固定することができる。
【0026】
以上に説明した第1の実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
【0027】
(1)上記実施形態によると、紙コップ50に粘着剤31を粘着させることにより、液体を保持するための容器である紙コップ50に固定して使用されるため、紙コップ50が倒れることが抑制される。また、固定は粘着剤31を粘着させることにより行なわれるため、従来の穴にはめ込む方法による固定に比べ強固である。
【0028】
(2)上記実施形態によると、コースターは、基材層20と、粘着剤31により形成された粘着層30と、粘着剤31層から剥離することができる剥離層40とをこの順に積層して形成されているため、通常のラベルやシールと同様の部材および製造方法により、コースターを製造することができる。従って、汎用かつ安価な部材と製造方法によりコースターを提供できる。特に、上記従来のコースターのように、異なる素材を貼り合わせたり、コースター全体を立体的に構成したりする必要がないため、製造が容易である。
【0029】
(3)上記実施形態によると、コースターは、使用時に剥離層40を剥離することにより、粘着層30を形成する粘着剤31を露出させるとともに紙コップ50に該粘着剤31を粘着させる構成である。従って、露出した粘着剤31を紙コップ50に貼り付けるだけで、コースターを紙コップ50に固定することができるため使用が容易である。
【0030】
(4)上記実施形態によると、紙コップ50の側面に粘着剤31を粘着させる。側面はコースターを固定する底面に接しており、固定が容易である。そのため、上記のように容易な構成で、コースターを紙コップ50の底面に固定することができる。また、液体を入れたり、液体を飲んだりする箇所である紙コップ50の上部を避けて粘着剤31を粘着させることができるため、取扱いが容易となるとともに、衛生面での問題が生じない。
【0031】
(5)上記実施形態によると、基材層20の変形を可能とするとするための切込部21が基材層20に設けられており、基材層20を紙コップ50の形状に合わせ変形させるとともに、紙コップ50に粘着剤31を粘着させるため、紙コップ50へ粘着剤31を粘着させることが容易となる。従って、紙コップ50に、コースターを確実・強固に固定することができる。
【0032】
[第2の実施形態]
以下、本発明の第2の実施形態に係るコースターを図5および図6を用いて説明する。なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と同様の機能を備える部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0033】
図5に示すように、第2の実施形態においては、基材層20の上に印刷10が施されている。より具体的には、切込部21と折部22に囲まれた固定部23が3つ設けられているとともに、固定部23の基材層20に象のシルエット様の印刷10が施されている。
【0034】
図6に示すように、印刷10の施された固定部23を、切込部21周辺の基材層20および粘着層30を折部22を支点として上方に織り上げるように剥離層40から引き剥がすとともに、露出した粘着剤31を容器である紙コップ50の側面に粘着させることにより、紙コップ50を上に乗せた状態で、コースターを容器に固定することができる。また、象の印刷10が立ち上がり、象が立っているかのような立体的な意匠効果を発揮する。
【0035】
以上に説明した第2の実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また加えて以下の効果を得ることができる。
【0036】
(6)上記実施形態によると、基材層20に印刷10が施されているため、コースターを美的に優れたものとすることができる。また、印刷パターンを多様化すれば、使用者がそれぞれ好みのものを選択することにより、コースターが複数の使用者に同時に使用された場合に、自己のコースター(ひいては、コースターに固定されている紙コップ)と他人のコースターとを混同することを防ぐことができる。
【0037】
[第3の実施形態]
以下、本発明の第3の実施形態に係るコースターを図7および図8を用いて説明する。なお、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の機能を備える部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0038】
第3の実施形態に係るコースターは、図7およびそのB−B断面図である図8に示すように、剥離層40を上方に向けて使用される。本実施形態においては、剥離層40にも円形の切込み41が設けられており、使用時には、この切込み41に沿って剥離層40の剥離を行なうことにより、粘着剤31を露出させる。
【0039】
一方、基材層20および粘着層30には、中心部より放射状に設けられた切込部21が基材層20に設けられている。この切込部21の切り込は剥離層40にまで及んでいる。この切込部21を設けることにより、使用時に、切込部21周辺の基材層20および粘着層30を上方に織り上げるように変形させることができる。粘着剤31を露出後に紙コップの底面に押しつける様に基材層20および粘着層30を上方に変形させることにより、紙コップの底面の形状に沿う態様で、粘着剤31を容器の底面に固定することができる。
【0040】
以上に説明した第3の実施形態によっても、第1の実施形態における(1)〜(3),(5)と同様の効果を得ることができる。また(4)の効果に換えて以下の効果を得ることができる。
【0041】
(4)'上記実施形態によると、粘着剤31を紙コップ50の底面に粘着させることができるため、コースターを紙コップ50の底面へ容易に固定できる。また、液体を入れたり、液体を飲んだりする箇所である紙コップ50の上部を避けて粘着剤31を粘着させることができるため、取扱いが容易となるとともに、衛生的である。
【0042】
なお、上記第1〜第3の施形態は以下のように変更しても良い。
【0043】
・第3の実施形態においては、基材層20に設けられている切込部21が、剥離層40まで及んでいるが、剥離層40や粘着層30は切り込まれていなくても良い。係る構成であっても容器の底面の形状に合わせて粘着剤31を粘着させることが可能である。
【0044】
・第3の実施形態においては、基材層20の変形を可能とする切込部21が基材層20に設けられ、基材層20を紙コップ50の形状に合わせ変形させるとともに、紙コップ50に粘着剤31を粘着させるが、基材層を紙コップ50の底面の形状に合わせ変形させる必要がなければ、切込部21を割愛しても良い。例えば、紙コップ50の底面が平らであれば、基材層20を特に変形させなくても、露出させた粘着剤31を底面に押しつけるだけで、紙コップ50の底面に粘着剤31を粘着することが可能である。
【0045】
・第2の実施形態においては、象のシルエット様の印刷10が施されているが、他の印刷であっても良い。いずれの印刷であっても、美観を向上させるとともに、複数のコースターが用いられた場合の混同を防止する効果が期待できる。
【0046】
・また、第2の実施形態において、印刷10は固定部23に施されているが、他の部分に施されていても良い。印刷部分が立体的になる効果を必要としなければ、他の部分に印刷10を設けても良い。この場合も、美観を向上させるとともに、複数のコースターが用いられた場合の混同を防止する効果が期待できる。また、印刷は固定部23と固定部23外との両方の部分に設けても良い。
【0047】
・また、印刷を、第2の実施形態に適用しても良い。この場合は、上方となる剥離層40に印刷10を施すことが有効である。更に、第2および第3のいずれの実施形態においても、印刷10は基材層20と剥離層40との双方に施しても良い。この場合は、美観を一層向上させるとともに、複数のコースターが用いられた場合の混同を防止する効果も一層向上する。
【0048】
・第1の実施形態においては、固定部23を2つ、第2の実施形態においては、固定部23を3つ設けているが、4つ以上設けても良い。また、問題なく固定できるのであれば、1つにしても良い。固定部23の大きさや数については、粘着剤31の粘着力や美観上の効果の効果を鑑みて、任意に決めて良い。
【0049】
・また、第3の実施形態においては、切込部21を放射状に設けているが、他の形状であっても良い。基材層20を紙コップの底部の形状に合わせ変形させ、底部に粘着剤31を粘着させることができる形状であれば、他の形状であっても良い。
【0050】
・上記各実施形態においては、いずれも、基材層20、粘着層30および剥離層40により形成されているが、他の層を含んでいても良い。例えば、基材層20および剥離層40のいずれか一方の上に、耐水性や耐油性、あるいは物理強度を向上させるための保護層を設けても良い。また、基材層20と粘着層30との間に、密着性を向上させるアンカー層を設けても良い。
【0051】
・上記各実施形態においては、液体を保持するための容器として紙コップ50を例示したが、他の容器であっても良い。例えば、缶やペットボトルなど、液体を保持するための容器に対して同様の効果を得ることができる。
【0052】
・上記各実施形態においてコースターは、基材層と、粘着剤31により形成された粘着層30と、粘着層30から剥離することができる剥離層40とをこの順に積層して形成され、使用時に剥離層40を剥離することにより、粘着層30を形成する粘着剤31を露出させるとともに容器に粘着剤31を粘着させる構成であるが、他の構成であっても良い。要は、容器に粘着させるための粘着剤31を備え、容器に粘着剤31を粘着させることにより、容器に固定して使用される形態であれば良いのであるから、容器に粘着させる部分以外の構成は、特に限定されない。
【符号の説明】
【0053】
10 印刷
20 基材層
21 切込部
22 折部
23 固定部
30 粘着層
31 粘着剤
40 剥離層
41 切込み
50 紙コップ(液体を保持するための容器)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体を保持するための容器に粘着させるための粘着剤を備え、
前記容器に前記粘着剤を粘着させることにより、該容器に固定して使用されるコースター。
【請求項2】
基材層と、前記粘着剤により形成された粘着層と、粘着層から剥離することができる剥離層とがこの順に積層されており、
使用時に前記粘着層から前記剥離層を剥離させることにより、前記粘着層を形成する前記粘着剤を露出させるとともに前記容器に前記粘着剤を粘着させる請求項1に記載のコースター。
【請求項3】
前記容器の底面および側面の少なくとも一方に前記粘着剤を粘着させる請求項1または2に記載のコースター。
【請求項4】
前記基材層の変形を可能とする切込部が当該基材層に設けられ、
前記基材層を前記容器の形状に合わせ変形させるとともに、前記容器に前記粘着剤を粘着させる請求項2または3に記載のコースター。
【請求項5】
前記基材層および前記剥離層の少なくとも一方に印刷が施されている請求項2〜4のいずれか1項に記載のコースター。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−235947(P2012−235947A)
【公開日】平成24年12月6日(2012.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−107811(P2011−107811)
【出願日】平成23年5月13日(2011.5.13)
【出願人】(000205306)大阪シーリング印刷株式会社 (90)
【Fターム(参考)】