説明

コーナクッション

【課題】サッシ等から成る建具のフレーム34のコーナの部分が運搬中あるいは保管している際に損傷されないようにするコーナクッションにおいて、このコーナクッションをフレーム34に取付ける際に、固定手段としてのテープやフィルムを必要としないようにする。
【解決手段】一対の受板11、12を折曲げ線10によって折曲げ可能に連結し、これらの受板11、12の両側に内側側板14および外側側板16をそれぞれ折曲げ可能に連設し、しかもこれらの内側側板14および外側側板16の先端側であって受板11、12の先端側に偏倚したコーナの部分にそれぞれ内側折返し板23および外側折返し板29を互いに平行な一対の折曲げ線21、22および27、28を介して連設しておく。そしてこのコーナクッションをフレーム34に装着した後に、上記内側折返し板23と外側折返し板29とを重合わせた状態でフレーム34の内側に差込むように折曲げる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はコーナクッションに係り、とくにサッシ等の建具のコーナの部分に装着して用いるのに好適なコーナクッションに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば特開2003−261165号公報に開示されているように、サッシから成る建具を保管しあるいは搬送する際に、このサッシのコーナの部分が他の部材に当接して損傷したり変形したりするのを防止するように、コーナ保護具を装着するようにしている。このコーナ保護具は、物品のコーナの隣合う2辺に当てがわれる端片部と、物品のコーナの前後の面に当てがわれる側片部とを有し、これらの端片部および側片部で区画された凹部に物品のコーナ部を収納するようにし、少なくとも一方の端片部の内面に断面が山形に折曲げた複数の補強支持片部をその稜部が長手方向に沿うように設けてあり、物品ないし建具のコーナの部分を簡単な構造で保護できるようにしたコーナ保護具に関するものである。
【0003】
このようなコーナ保護具によって、サッシのコーナの部分を保護することができるものの、このような保護具をサッシに取付けた場合に、サッシのコーナの部分から容易に脱落してしまう欠点がある。そこで従来は、このような保護具をテープやフィルム等を用いてサッシに対して固定するようにしていた。従って、保護具の固定のための手段を必要とし、これによって取扱いが面倒になる欠点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−261165号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願発明の課題は、枠体のコーナの部分を確実に保護することができるばかりでなく、枠体のコーナの部分からの脱落が確実に回避されるようにしたコーナクッションを提供することである。
【0006】
本願発明の別の課題は、枠体のコーナの部分に装着する際に、テープやフィルム等の別の固定手段を必要としないようにしたコーナクッションを提供することである。
【0007】
本願発明のさらに別の課題は、各コーナクッションが単一のシートを折曲げて組立てるようにしたコーナクッションを提供することである。
【0008】
本願発明の上記の課題および別の課題は、以下に述べる本願発明の技術的思想、およびその実施の形態によって明らかにされる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願の主要な発明は、枠体のコーナの互いに直交する外側面を受けるように折曲げ線を介して互いに連結されている一対の受板と、
前記一対の受板の内の一方の受板の両側に折曲げ線を介して折曲げ可能に連設された一対の内側側板と、
前記一対の受板の内の他方の受板の両側に折曲げ線を介して折曲げ可能に連設された一対の外側側板と、
前記一対の内側側板の先端側であって前記一方の受板の先端側のコーナの部位に斜めの折曲げ線を介して連設された内側折返し板と、
前記一対の外側側板の先端側であって前記他方の受板の先端側のコーナの部位に斜めの折曲げ線を介して連設された外側折返し板と、
を具備し、前記一対の受板を互いに直角に折曲げるとともに前記一対の受板の両側において前記内側受板の外側に前記外側受板を重合わせ、
前記内側折返し板と前記外側折返し板とを重合わせて内側に折返したコーナクッションに関するものである。
【0010】
ここで、前記内側折返し板の根元側の斜めの折曲げ線の近傍にロック片が設けられるとともに、前記外側折返し板の根元側の斜めの折曲げ線は互いに平行な2本の線とし、前記互いに平行な2本の斜めの折曲げ線間に前記ロック片を受入れるロック孔が設けられ、前記内側折返し板と前記外側折返し板とを重合わせて内側に折返すとともに、前記内側折返し板のロック片を前記外側折返し板のロック孔に挿入してよい。また前記内側側板と外側側板との間に前記一対の受板の側縁に対して直交するようにスリットが形成されてよい。また前記内側折返し板および前記外側折返し板を内側に折返す斜めの折曲げ線がそれぞれ前記内側側板および前記外側側板を折曲げる折曲げ線に対して斜め45度の角度をなしてよい。また前記ロック片が互いに平行な前記斜めの2本の折曲げ線間において前記内側側板から突出するように形成されてよい。また前記ロック孔が前記外側側板の互いに平行な2本の斜めの折曲げ線間におけるH字状の切込みから構成されてよい。また前記一対の受板を折曲げ可能に連結する前記折曲げ線に両端が一致するように前記一対の受板の内の一方に切込みが形成されてよい。また前記一方の受板から内側側板にかけて互いに平行な切込み線が形成され、該互いに平行な切込み線間の部位が内側に折曲げられてよい。
【発明の効果】
【0011】
本願の主要な発明は、枠体のコーナの互いに直交する外側面を受けるように折曲げ線を介して互いに連結されている一対の受板と、
前記一対の受板の内の一方の受板の両側に折曲げ線を介して折曲げ可能に連設された一対の内側側板と、
前記一対の受板の内の他方の受板の両側に折曲げ線を介して折曲げ可能に連設された一対の外側側板と、
前記一対の内側側板の先端側であって前記一方の受板の先端側のコーナの部位に斜めの折曲げ線を介して連設された内側折返し板と、
前記一対の外側側板の先端側であって前記他方の受板の先端側のコーナの部位に斜めの折曲げ線を介して連設された外側折返し板と、
を具備し、前記一対の受板を互いに直角に折曲げるとともに前記一対の受板の両側において前記内側受板の外側に前記外側受板を重合わせ、
前記内側折返し板と前記外側折返し板とを重合わせて内側に折返したコーナクッションに関するものである。
【0012】
このような構成によると、枠体のコーナの互いに直交する外側面が受板によって受けられるようになり、枠体のコーナの両側面が内側側板と外側側板の二重構造によって保護されることになる。そして装着した状態において、枠体の内側の面を押えるように内側折返し板と外側折返し板とが重なった状態で折返される。従って、内側折返し板と外側折返し板とによって、枠体のコーナからのこのコーナクッションの脱落が防止される。従ってテープやフィルム等によってコーナクッションを枠体のコーナの部分に固定する必要がなくなる。またコーナクッションを単一の段ボール等のシートを折曲げて組立てることができ、このために簡潔な構造のコーナクッションを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】第1の実施の形態のコーナクッションの展開平面図である。
【図2】同コーナクッションの組立ての動作を示す斜視図である。
【図3】同コーナクッションの組立ての動作を示す斜視図である。
【図4】同コーナクッションの組立ての動作を示す斜視図である。
【図5】組立てられたコーナクッションの外観斜視図である。
【図6】同コーナクッションの背面側から見た斜視図である。
【図7】コーナクッションのサッシの枠体に対する装着を示すサッシの斜視図である。
【図8】同要部拡大斜視図である。
【図9】上部のコーナに一対のコーナクッションを取付け、下部側には横長クッションを取付けたサッシのフレームの正面図である。
【図10】第2の実施の形態のコーナクッションの展開平面図である。
【図11】同コーナクッションの組立て斜視図である。
【図12】同コーナクッションの背面図である。
【図13】第3の実施の形態のコーナクッションの展開平面図である。
【図14】同コーナクッションを組立てた状態の外観斜視図である。
【図15】同コーナクッションの背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下本願発明を図示の実施の形態によって説明する。まず第1の実施の形態を図1〜図8によって説明する。図1は第1の実施の形態のコーナクッションを組立てるための段ボールの展開平面図を示している。この段ボールは、その段目の方向が図1において縦方向に延びるようにして打抜かれている。そしてそのほぼ中央部には折曲げ線10が形成されるとともに、この折曲げ線10によってその両側に一対の受板11、12が互いに折曲げ可能に連結された状態で配される。
【0015】
一対の受板11、12の内の一方の受板11には、その両側に折曲げ線13が形成されるとともに、折曲げ線13によって一方の受板11に対してその両側に折曲げ可能に内側側板14が配される。これに対して他方の受板12の両側には、折曲げ線15を介して外側側板16が折曲げ可能に連設される。内側側板14と外側側板16との間には、これらを区画するように、上記受板11、12の側端に及ぶスリット17が形成される。また他方の受板12の端部には半円形の切込み18が形成される。半円形の切込み18は装着時のマークとして利用される。
【0016】
上記内側側板14の先端部であって一方の受板11の先端側と対応するコーナの部分には、互いに所定の間隔を隔てて平行な一対の折曲げ線21、22が形成される。そして折曲げ線21、22の先端側が内側折返し板23になっている。上記一対の折曲げ線21、22には、コの字状に切欠かれてロック片24が形成される。ロック片24は、折曲げ線21、22によって内側折返し板23を内側に折返すと、内側側板14の先端部に突出するようになる。
【0017】
一方、他方の受板12の側端に設けられている外側側板16には、上記他方の側板12の先端側であってそのコーナの部分に互いに平行な一対の折曲げ線27、28が形成される。そして折曲げ線27、28の先端側の部分が外側折返し板29になっている。また一対の折曲げ線27、28間には、H字状切込み30が形成され、折曲げ線27、28によって外側折返し板29を折返すと、ロック孔31が形成されるようになる。内側側板14のロック片24が外側側板16のロック孔31に挿入されると、外側側板16に対して内側側板14が相対的に面方向に移動することがなく、内側側板14の下端にスリット17による隙間が確実に確保できるようになる。
【0018】
次に上述のようにして打抜かれた段ボールを用いてコーナクッションを組立てる動作を図2〜図4によって説明する。図2に示すように、まず一方の受板11に対してその両側に配されている内側側板14を折曲げ線13のところで直角に折曲げる。
【0019】
次いで図3に示すように、上記一対の受板11、12間の折曲げ線10のところで一方の受板11を他方の受板12に対して直角に折曲げる。このときに、上記内側側板14の下端側には、他方の受板12および外側側板16との間にスリット17によって隙間が形成される。そしてこの後に、図4に示すように、他方の受板12に対して外側側板16を折曲げ線15によって図4に示すように直角に折曲げる。すると外側側板16が内側側板14の外側に重合わされるようになり、受板11、12の側部が二重構造になる。
【0020】
次に図5に示すように、一対の内側側板14および外側側板16の先端側の部分に形成されている内側折返し板23および外側折返し板29を互いに重合わされた状態のままで、折曲げ線21、22および27、28によって内側へ折曲げる。すると外側側板16の先端部であって折曲げ線27、28間に形成されているH字状切込み30によってロック孔31が形成される。そして内側折返し板23を折曲げ線21、22によって折曲げたときに内側側板14の先端部に形成されるロック片24が上記ロック孔31内に突出するようになる。なお内側折返し板23および外側折返し板29の折返し工程は、このコーナクッションをサッシのコーナの部分に装着した後に行なわれる。
【0021】
図6は図5に示すように組立てられたコーナクッションを背面から見た外観を示している。
【0022】
このようなコーナクッションは、図7に示すように、サッシのフレーム34の4つのコーナの部分にそれぞれ装着される。なおこのときに、半円形の切込み18が形成されている受板12がフレーム31の上下面と平行になるように取付ける。これによって、サッシのフレーム34の4つのコーナの部分をそれぞれクッション32によって保護することが可能になる。なおサッシのフレーム34による装着は、図4に示すように途中まで折曲げた状態でフレーム34のコーナに装着され、その後に内側折返し板23および外側折返し板29がそれぞれ内側に折返されるようになっている。図8はこのように完全に内側折返し板23と外側折返し板29とがともに内側へ折返されてフレーム34のコーナの部分に取付けられた状態を示している。なお図7に示すようにフレーム34の4つのコーナの部分にそれぞれコーナクッション32を取付ける代わりに、図9に示すように、搬送されるときに上側になる部分の両側のコーナにそれぞれコーナクッション32を取付けるようにし、下側の部分についてはその全長に及ぶ横長クッション33を装着するようにしてもよい。
【0023】
図4に示す状態まで組立てたコーナクッション32をフレーム34のコーナの部分に装着したならば、図7、図8に示すように、折曲げ線21、22および27、28によって、内側折返し板23および外側折返し板29を重合わせた状態で内側に折曲げ、これらの内側折返し板23および外側折返し板29の先端側の部分をフレーム34の内側の側面に当接させるようにする。なお内側側板14と外側側板16との間に図1に示すようにスリット17が形成されており、このスリット17によって内側側板14の下端に隙間が生ずる。よって内側側板14の下端が図7に示すフレーム34のエッジの防音・防塵パッキン38と干渉することがない。
【0024】
またこのようなクッション32は、内側折返し板23および外側折返し板29が内側に折返されることによって、このコーナクッション32がサッシのフレーム34から脱落することがなくなる。従ってこのコーナクッション32を、サッシのフレーム34に固定するためにテープやフィルム等を用いる必要がなくなる。しかもこのようなコーナクッションは、図1に示すような単一の段ボール板を折曲げて組立てられるだけであって、装着する際に組立てを行なうことができて極めて軽便である。
【0025】
次に第2の実施の形態を図10〜図12によって説明する。この実施の形態は、半円形の切込み18が端部に形成されている他方の受板12の折曲げ線10に臨む部位にU字状切込み35を形成し、この切込み35の両端が折曲げ線10に一致しており、組立てたときにU字状切込み35によってU字状開口36が形成されるようにしたものである。それ以外の構成は、上記第1の実施の形態と同様である。
【0026】
このようなU字状切込み35によるU字状開口36を他方の受板12に形成することによって、フレーム34のコーナの部分に突起物、例えば振れ止め等がある場合に、U字状開口36を通して外部にこの振れ止めを逃がすことが可能になる。
【0027】
次に第3の実施の形態を図13〜15によって説明する。この実施の形態は、一対の受板11、12が第1の実施の形態よりもその幅が広く形成されるとともに、互いに平行な切込み39、40が上記一方の受板11から内側側板14にかけて形成されている。また上記平行な切込み39、40に対応して、外側側板16のスリット17に臨む部位に半円形の切込み41が形成されるようになっている。このような平行な切込み39、40および半円形の切込み41によって、図14および図15に示すように、一方の受板11には、開口43、44が形成される。開口43、44は、その側端において外側側板16の半円形の切込み41に連続することになる。なおそれ以外の構成は、上記第1の実施の形態と同様である。
【0028】
そしてこのような開口43、44によって、上記開口43、44を形成するように一方の受板11から内側側板14にかけて形成される互いに平行な切込み39、40間の部分が、このコーナクッション32の内側空間に仕切り壁を形成することになる。サッシのフレーム34は、部分的にその幅が狭い場合があり、このような幅が狭い場合に、コーナクッション32の内部における隙間を狭くし、これによってフレーム34の小さくなった幅に対応できるようになる。
【0029】
以上本願発明を図示の実施の形態によって説明したが、本願発明は上記実施の形態によって限定されることなく、本願発明の技術的思想の範囲内で各種の変更が可能である。例えばこのコーナクッションの幅方向の寸法であって一対の受板11、12の幅方向の寸法は、装着されるサッシ等のフレーム34の幅に応じて各種の寸法に設定することができる。また一対の折曲げ線21、22間の距離および27、28間の距離は、このフレーム34に取付けられるガラス37が1枚であるか2枚出あるかによって、その寸法を調整し、これによって内側折返し板23および外側折返し板29がガラス37に対して正しく接触するようにしてよい。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本願発明は、サッシから成る建具のフレームのコーナの部分を保護するためのコーナクッションとして用いることができ、建具を保管したり運搬したりする際に、そのコーナの部分が損傷するのを防止するために利用可能である。
【符号の説明】
【0031】
10 折曲げ線
11 一方の受板
12 他方の受板
13 折曲げ線
14 内側側板
15 折曲げ線
16 外側側板
17 スリット
18 半円形の切込み
21、22 折曲げ線
23 内側折返し板
24 ロック片
27、28 折曲げ線
29 外側折返し板
30 H字状切込み
31 ロック孔
32 コーナクッション
33 横長クッション
34 フレーム
35 U字状切込み
36 U字状開口
37 ガラス
38 防音・防塵パッキン
39、40 平行な切込み
41 半円形の切込み
43、44 開口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
枠体のコーナの互いに直交する外側面を受けるように折曲げ線を介して互いに連結されている一対の受板と、
前記一対の受板の内の一方の受板の両側に折曲げ線を介して折曲げ可能に連設された一対の内側側板と、
前記一対の受板の内の他方の受板の両側に折曲げ線を介して折曲げ可能に連設された一対の外側側板と、
前記一対の内側側板の先端側であって前記一方の受板の先端側のコーナの部位に斜めの折曲げ線を介して連設された内側折返し板と、
前記一対の外側側板の先端側であって前記他方の受板の先端側のコーナの部位に斜めの折曲げ線を介して連設された外側折返し板と、
を具備し、前記一対の受板を互いに直角に折曲げるとともに前記一対の受板の両側において前記内側受板の外側に前記外側受板を重合わせ、
前記内側折返し板と前記外側折返し板とを重合わせて内側に折返したコーナクッション。
【請求項2】
前記内側折返し板の根元側の斜めの折曲げ線の近傍にロック片が設けられるとともに、前記外側折返し板の根元側の斜めの折曲げ線は互いに平行な2本の線とし、前記互いに平行な2本の斜めの折曲げ線間に前記ロック片を受入れるロック孔が設けられ、前記内側折返し板と前記外側折返し板とを重合わせて内側に折返すとともに、前記内側折返し板のロック片を前記外側折返し板のロック孔に挿入した請求項1に記載のコーナクッション。
【請求項3】
前記内側側板と外側側板との間に前記一対の受板の側縁に対して直交するようにスリットが形成された請求項1に記載のコーナクッション。
【請求項4】
前記内側折返し板および前記外側折返し板を内側に折返す斜めの折曲げ線がそれぞれ前記内側側板および前記外側側板を折曲げる折曲げ線に対して斜め45度の角度をなす請求項1に記載のコーナクッション。
【請求項5】
前記ロック片が互いに平行な前記斜めの2本の折曲げ線間において前記内側側板から突出するように形成される請求項2に記載のコーナクッション。
【請求項6】
前記ロック孔が前記外側側板の互いに平行な2本の斜めの折曲げ線間におけるH字状の切込みから構成される請求項2に記載のコーナクッション。
【請求項7】
前記一対の受板を折曲げ可能に連結する前記折曲げ線に両端が一致するように前記一対の受板の内の一方に切込みが形成される請求項1に記載のコーナクッション。
【請求項8】
前記一方の受板から内側側板にかけて互いに平行な切込み線が形成され、該互いに平行な切込み線間の部位が内側に折曲げられる請求項1に記載のコーナクッション。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2013−18513(P2013−18513A)
【公開日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−152283(P2011−152283)
【出願日】平成23年7月8日(2011.7.8)
【出願人】(302045705)株式会社LIXIL (949)
【出願人】(593004108)株式会社日栄紙工社 (11)
【出願人】(506100990)日本トーカンパッケージ株式会社 (41)
【Fターム(参考)】