説明

ゴム補強用樹脂組成物

【課題】 硬化時にアンモニアなどの有害ガスを発生せず、硬度や弾性率などのゴム補強効果に優れる樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 固形フェノール樹脂及び固形エポキシ樹脂を必須成分として含有してなる樹脂組成物であって、前記固形フェノール樹脂がノボラック型アルキルフェノール樹脂であり、樹脂硬化時にアンモニアが発生しないことを特徴とするゴム補強用樹脂組成物であり、前記固形フェノール樹脂に用いるアルキルフェノールがp−tert−ブチルフェノールおよび/又はp−tert−オクチルフェノールであることが好ましい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴム補強用樹脂組成物に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、天然ゴム及び合成ゴムの硬度及びモジュラスなどの補強性を向上させるために、硫黄、加硫促進剤、カーボンブラック等配合剤を多量に配合する方法などとともに、熱硬化性樹脂、なかでもフェノール樹脂を併用することが実施されている。
フェノール樹脂は合成時の触媒の種類を変化させることによりノボラックとレゾールの二種類の樹脂を得ることができる。フェノール類とアルデヒド類とを酸性触媒の下で合成されるノボラックは熱可塑性であり、加熱しただけでは硬化しないため、一般的にヘキサミン等の硬化剤が加えられる。しかしながら、ヘキサミンによる硬化は、硬化の際にヘキサミンの分解に由来するアンモニアが発生する問題がある。アンモニアは金属コードとゴムの接着不良を引き起こすため、硬化剤にヘキサミンを用いたフェノール樹脂を金属強化ゴムに用いることはできなかった。
一方、レゾールは、フェノール類とアルデヒド類とを、水酸化ナトリウム、アンモニア水、第3級アミン、アルカリ土類金属の酸化物又は水酸化物、炭酸ナトリウムなどのアルカリ性触媒を用いて反応させることにより得ることができる。レゾールは硬化剤が不要で、加熱するだけで3次元の架橋構造を形成する。しかしながら、一般的にレゾールは水や有機溶剤を溶媒とする液状であり、ゴム補強用には不適である。固形状のレゾールもあるものの保存性に劣り、ゴムとの相溶性が劣るため、ほとんど用いられていないのが現状である。
ノボラックのヘキサミン以外の硬化剤として、ヘキサメトキシメチルメラミンの部分縮合物、またはヘキサメチロールメラミンペンタメチルエーテルの部分縮合物などのメラミン誘導体が挙げられる。(例えば特許文献1参照。)しかしながら、本手法では加硫速度が遅くなる、高温下においてホルムアルデヒドを発生するという問題があった。
また、ノボラック型フェノール樹脂と、特定構造のエポキシ樹脂を組み合わせたゴム組成物が提唱されているが(例えば特許文献2参照)、さらにゴム補強効果を高めることが要求されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭61−160305号公報
【特許文献2】特開2005−162852号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、硬化時にアンモニアなどの有害ガスを発生せず、硬度や弾性率などのゴム補強効果に優れる樹脂組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような目的は、以下の本発明[1]〜[5]により達成される。
[1]固形フェノール樹脂及び固形エポキシ樹脂を含有してなる樹脂組成物であって、
前記固形フェノール樹脂がノボラック型アルキルフェノール樹脂であり、樹脂硬化時にアンモニアが発生しないことを特徴とするゴム補強用樹脂組成物。
[2]前記固形フェノール樹脂に用いるアルキルフェノールがp−tert−ブチルフェノールおよび/又はp−tert−オクチルフェノールである請求項1に記載のゴム補強用樹脂組成物。
[3]前記固形エポキシ樹脂含有量は、固形フェノール樹脂1.0水酸基当量に対し、固形エポキシ樹脂0.1〜2.5エポキシ当量である請求項1又は2に記載のゴム補強用樹脂組成物。
[4]更に硬化促進剤を含むものである請求項1〜3のいずれか1項に記載のゴム補強用樹脂組成物。
[5]前記ゴム補強用樹脂組成物を配合して得られるゴム組成物がタイヤ用であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のゴム補強用樹脂組成物。
【発明の効果】
【0006】
本発明の樹脂組成物をゴム補強用に用いた場合、硬化時にアンモニアなどの有害ガスを発生せず、高硬度、高弾性率のゴム配合物を得ることができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明のゴム補強用樹脂組成物について説明する。
本発明のゴム補強用樹脂組成物は、固形フェノール樹脂及び固形エポキシ樹脂を必須成分として含有してなる樹脂組成物であって、前記固形フェノール樹脂がノボラック型アルキルフェノール樹脂であり、樹脂硬化時にアンモニアが発生しないことを特徴とする。
【0008】
本発明に用いる固形フェノール樹脂は、フェノール類とアルデヒド類とを反応させて合成する。
【0009】
本発明の固形フェノール樹脂に用いるフェノール類はアルキルフェノールであって、例えば、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール等のクレゾール類、o−エチルフェノール、m−エチルフェノール、p−エチルフェノール等のエチルフェノール類、イソプロピルフェノール、ブチルフェノール、p−tert−ブチルフェノール等のブチルフェノール類、p−tert−アミルフェノール、p−オクチルフェノール、p−ノニルフェノール、p−クミルフェノール等の長鎖アルキルフェノール類などが挙げられる。これらを単独あるいは2種以上を混合して使用することができる。
これらのフェノール類の中でも、ゴムとの相溶性に優れ、ゴムの補強性に優れるp−tert−ブチルフェノール、p−tert−オクチルフェノールから選ばれるものが好ましい。
【0010】
本発明の固形フェノール樹脂に用いるアルデヒド類としては、例えば、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリオキサン、アセトアルデヒド、ブチルアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ポリオキシメチレン、クロラール、ヘキサメチレンテトラミン、フルフラール、グリオキザール、n−ブチルアルデヒド、カプロアルデヒド、アリルアルデヒド、ベンズアルデヒド、クロトンアルデヒド、アクロレイン、テトラオキシメチレン、フェニルアセトアルデヒド、o−トルアルデヒド、サリチルアルデヒド等が挙げられる。これらを単独または2種類以上組み合わせて使用することができる。
これらのアルデヒド類の中でも、反応性が優れ、安価であるホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒドから選ばれるものが好ましい。
【0011】
本発明に用いる固形フェノール樹脂の合成方法としては、フェノール類、及び上述したアルデヒド類を、酸性触媒の存在下で反応させた後、脱水工程により水を除去して得ることができる。
【0012】
本発明に用いる固形フェノール樹脂に用いる触媒としては、蓚酸、塩酸、硫酸、ジエチル硫酸、パラトルエンスルホン酸等の酸類を単独または2種類以上併用して使用できる。
【0013】
本発明に用いる固形フェノール樹脂の合成において、フェノール類とアルデヒド類との反応モル比としては、フェノール類1モルに対して、アルデヒド類0.40〜0.90モルとすることが好ましい。さらに好ましくは、アルデヒド類0.45〜0.85モルである。前記モル比が前記下限値未満であると樹脂の取り扱いが難しくなる場合があり、前記上限値を超えると反応制御が困難になる場合がある。
【0014】
本発明で使用する固形エポキシ樹脂としては、1分子中に少なくとも2個のエポキシ基を有するもので、例えばビスフェノールA型、ビスフェノールS型、フェノールノボラック型、クレゾールノボラック型、ビフェニル型、ナフタレン型、芳香族アミン型などが例示されるが、特にこれらに限定されるものではない。なお、これらは単独または複数を組み合わせて使用することができる。
【0015】
また、本発明のゴム補強用樹脂組成物における固形エポキシ樹脂含有量は、固形フェノール樹脂1.0水酸基当量に対し、固形エポキシ樹脂0.1〜2.5エポキシ当量であり、更に好ましくは0.4〜1.6エポキシ当量である。固形エポキシ樹脂含有量が、前期下限値未満、又は前記上限値を超えると樹脂の硬化が不十分となり、ゴムを十分な硬度、弾性率を与えることができない。
【0016】
本発明のゴム補強用樹脂組成物は、さらに硬化促進剤を含んでも良い。
本発明で使用する硬化促進剤としては、例えばトリエチルアミン、ベンジルジメチルアミン、α−メチルベンジルジメチルアミンなどの3級アミン化合物、トリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィンなどの有機ホスフィン化合物、2−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾールなどのイミダゾール化合物などが例示されるが、特にこれらに限定されるものではない。なお、これらは単独または複数を組み合わせて使用することができる。
【0017】
硬化促進剤の添加量としては、ゴム補強用樹脂組成物100重量部に対し、0.1〜5.0重量部であり、好ましくは0.3〜2.5である。硬化促進剤の添加量が0.1重量部未満では樹脂が十分硬化せず、5.0重量部を超えると樹脂の硬化が急激に進むため、樹脂の流動性が悪化する。
【0018】
本発明のゴム補強用樹脂組成物において、固形フェノール樹脂と固形エポキシ樹脂とを混合する方法は、両成分が均一に混合分散しうる方法であればよく、特に限定されない。例えば、反応途中のフェノール樹脂中に固形エポキシ樹脂を添加し混合する方法、反応途中のエポキシ樹脂中に固形フェノール樹脂を添加し混合する方法、あるいは、固形フェノール樹脂と固形エポキシ樹脂とを単に粉砕混合する方法、二軸押出機やオープンロール、加圧式混錬機で混錬する方法等がある。
【実施例】
【0019】
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
ここに記載されている「部」は「重量部」を、「%」は「重量%」を示す。
【0020】
(実施例1)
入口温度90℃、出口温度100℃に制御された二軸押出機に、ノボラック型p−tert−ブチルフェノール樹脂(住友ベークライト製(株)製32333、水酸基当量=158)203部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(DIC(株)製EPICLON 3050、エポキシ当量=780)1000部、トリフェニルホスフィン10部を、単位時間当たりの供給比率が等しくなるよう供給し、出口より常温で固形の樹脂組成物1160部を得た。得られた固形の樹脂組成物1000部を粉砕し、粉末の樹脂組成物990部を得た。(当量比=1.0)
【0021】
(実施例2)
入口温度90℃、出口温度100℃に制御された二軸押出機に、ノボラック型p−tert−ブチルフェノール樹脂(住友ベークライト製(株)製32333、水酸基当量=158)738部、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(DIC(株)製EPICLON N−690、エポキシ当量=214)1000部、トリフェニルホスフィン10部を、単位時間当たりの供給比率が等しくなるよう供給し、出口より常温で固形の樹脂組成物1700部を得た。得られた固形の樹脂組成物1000部を粉砕し、粉末の樹脂組成物990部を得た。(当量比=1.0)
【0022】
(実施例3)
ノボラック型p−tert−ブチルフェノール樹脂を492部にした以外は、実施例2と同様にして常温で固形の樹脂組成物1450部を得た。得られた固形の樹脂組成物1000部を粉砕し、粉末の樹脂組成物990部を得た。(当量比=1.5)
【0023】
(実施例4)
ノボラック型p−tert−ブチルフェノール樹脂を1478部にした以外は、実施例2と同様にして常温で固形の樹脂組成物2440部を得た。得られた固形の樹脂組成物1000部を粉砕し、粉末の樹脂組成物990部を得た。(当量比=0.5)
【0024】
(実施例5)
入口温度90℃、出口温度100℃に制御された二軸押出機に、ノボラック型p−tert−オクチルフェノール樹脂(住友ベークライト製(株)製19900、水酸基当量=214)274部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(DIC(株)製EPICLON 3050、エポキシ当量=780)1000部、トリフェニルホスフィン10部を、単位時間当たりの供給比率が等しくなるよう供給し、出口より常温で固形の樹脂組成物1230部を得た。得られた固形の樹脂組成物1000部を粉砕し、粉末の樹脂組成物990部を得た。(当量比=1.0)
【0025】
(実施例6)
入口温度90℃、出口温度100℃に制御された二軸押出機に、ノボラック型p−tert−オクチルフェノール樹脂(住友ベークライト製(株)製19900、水酸基当量=214)1000部、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(DIC(株)製EPICLON N−690、エポキシ当量=214)1000部、トリフェニルホスフィン10部を、単位時間当たりの供給比率が等しくなるよう供給し、出口より常温で固形の樹脂組成物1960部を得た。得られた固形の樹脂組成物1000部を粉砕し、粉末の樹脂組成物990部を得た。(当量比=1.0)
【0026】
(比較例1)
入口温度90℃、出口温度100℃に制御された二軸押出機に、ノボラック型フェノール樹脂(住友ベークライト製(株)製PR−50731、水酸基当量=104)133部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(DIC(株)製EPICLON 3050、エポキシ当量=780)1000部、トリフェニルホスフィン10部を、単位時間当たりの供給比率が等しくなるよう供給し、出口より常温で固形の樹脂組成物1100部を得た。得られた固形の樹脂組成物1000部を粉砕し、粉末の樹脂組成物990部を得た。(当量比=1.0)
【0027】
(比較例2)
入口温度90℃、出口温度100℃に制御された二軸押出機に、ノボラック型フェノール樹脂(住友ベークライト製(株)製PR−50731、水酸基当量=104)486部、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(DIC(株)製EPICLON N−690、エポキシ当量=214)1000部、トリフェニルホスフィン10部を、単位時間当たりの供給比率が等しくなるよう供給し、出口より常温で固形の樹脂組成物1450部を得た。得られた固形の樹脂組成物1000部を粉砕し、粉末の樹脂組成物990部を得た。(当量比=1.0)
【0028】
(比較例3)
ノボラック型フェノール樹脂を324部にした以外は、比較例2と同様にして常温で固形の樹脂組成物1290部を得た。得られた固形の樹脂組成物1000部を粉砕し、粉末の樹脂組成物990部を得た。(当量比=1.5)
【0029】
(比較例4)
ノボラック型フェノール樹脂を972部にした以外は、比較例2と同様にして常温で固形の樹脂組成物1930部を得た。得られた固形の樹脂組成物1000部を粉砕し、粉末の樹脂組成物990部を得た。(当量比=0.5)
【0030】
(比較例5)
ノボラック型フェノール樹脂(住友ベークライト製(株)製PR−50731)1000部とヘキサミン150部を粉砕し、粉末の樹脂組成物1140部を得た。
【0031】
<ゴム配合テスト>
上記実施例で得られたゴム配合組成物の特長を見るため、ゴムに配合しその物性を確認した。
【0032】
【表1】

(表の注)
(1)天然ゴム:東知社製
(2)カーボンブラック:三菱化学社製、HAF
(3)亜鉛華:堺化学社製、酸化亜鉛
(4)加硫促進剤:N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド
【0033】
表1に示す配合(重量部)で100℃の加熱混練した各種ゴム組成物を油圧プレスにて160℃20分間加硫して、厚さ2mmの加硫ゴムシートを作製した。このゴムシートを用いて、JIS K6301に準拠して硬度(ショアA)および25%引張モジュラスを、JIS K6394に準拠して弾性率を測定した。なお、硬度は東洋精機社製デュロメーターにて測定した。引張弾性率及び破断伸びは東洋精機社製ストログラフを用い、引張速度50mm/分で測定した。
評価結果を、表2〜3にまとめた。
【0034】
【表2】

【0035】
【表3】

【0036】
表3の結果から明らかなように、実施例1〜6で得られた本発明の樹脂組成物は、いずれも硬化時にアンモニアを発生することなく、これを配合したゴム組成物は、優れた硬度、弾性率、破断伸びを示した。比較例1〜4で得られた樹脂組成物は、硬化時にアンモニアを発生しないものの、これを配合したゴム組成物は十分な物性を得ることができなかった。比較例5で得られた樹脂組成物は、硬化時にアンモニアを発生するため、これを配合したゴム組成物は、優れた硬度、弾性率、破断伸びを示すものの、金属強化ゴムに用いるのは不適当である。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明の樹脂組成物をゴム補強用に用いた場合、硬化時にアンモニアなどの有害ガスを発生せず、高硬度、高弾性率のゴム組成物を得ることができる。従って、硬化時にアンモニアが発生する樹脂組成物を用いることが出来ない金属コード補強した天然ゴム及び合成ゴムへの補強性の付与、特にタイヤ用ゴム組成物の弾性率向上に効果的である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
固形フェノール樹脂及び固形エポキシ樹脂を含有してなる樹脂組成物であって、前記固形フェノール樹脂がノボラック型アルキルフェノール樹脂であり、樹脂硬化時にアンモニアが発生しないことを特徴とするゴム補強用樹脂組成物。
【請求項2】
前記固形フェノール樹脂に用いるアルキルフェノールがp−tert−ブチルフェノールおよび/又はp−tert−オクチルフェノールである請求項1に記載のゴム補強用樹脂組成物。
【請求項3】
前記固形エポキシ樹脂含有量は、固形フェノール樹脂1.0水酸基当量に対し、固形エポキシ樹脂0.1〜2.5エポキシ当量である請求項1又は2に記載のゴム補強用樹脂組成物。
【請求項4】
更に硬化促進剤を含むものである請求項1〜3のいずれか1項に記載のゴム補強用樹脂組成物。
【請求項5】
前記ゴム補強用樹脂組成物を配合して得られるゴム組成物がタイヤ用であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のゴム補強用樹脂組成物。

【公開番号】特開2011−42767(P2011−42767A)
【公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−193220(P2009−193220)
【出願日】平成21年8月24日(2009.8.24)
【出願人】(000002141)住友ベークライト株式会社 (2,927)
【Fターム(参考)】