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サイコロ玩具
説明

サイコロ玩具

【課題】 ゲームを進行させると共により楽しいゲームとして遊ぶことができる変形可能なサイコロ玩具を提供する。
【解決手段】 6枚の主薄板102,107により立方体である第1の形状とするサイコロ玩具100であって、相互に隣接する2枚の主薄板を相互に回動可能とする接続部110を有し、該接続部110には弾性部材115を有して立方体から開くように主薄板を付勢し、前記6枚の主薄板の少なくとも1枚には主キャラクタ形状部材が配置され、前記接続部に設けられた弾性部材の弾性力に抗して第1の形状に維持する係合手段を有し、第1の形状においては主キャラクタ形状部材を内部に収納し、前記主薄板の内の1枚に外部から押圧力が加えられたとき、前記係合手段の係合が外れて主薄板のそれぞれが開くように回動して第2の形状に展開されることにより主キャラクタが現われるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、玩具に関し、詳しくは「サイコロ」のように使用できるサイコロ玩具であって、変形を楽しむとともに、変形可能な複数のサイコロ玩具を用いてゲームを行うことができるようにするものである。
【背景技術】
【0002】
通常、ゲームに使用するサイコロは、立方体である正六面体などの正多面体とされ、各面に数に関連する絵柄等が描かれ、サイコロを転がして停止したときの上面に描かれた絵柄に応じて種々のゲームを進行させていた。
【0003】
また、今日では、玩具の形状を変化させて楽しむ種々の変形玩具が提供されており、例えば平坦な水平面上を転がすように投げ出して遊ぶ球体形状の玩具があり、この球体形状の玩具を平面上の所要箇所に配置された磁性体部分に到達させると球形状からキャラクタの形状に変形して回転を停止させることのできる変形玩具が提供されている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−215898号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述の変形玩具では、目標地点に向かって玩具を転がし、目標に達するか否かのシューティングゲームを行えるも、遊び方に変化が少なく、より楽しく遊べる変形玩具が望まれていた。
【0006】
また、通常のサイコロは、ゲームを進行させるための道具であって、ゲームの面白味を高めることはできなかった。
【0007】
本発明は、このような課題を解決し、ゲームを進行させると共により楽しいゲームとして遊ぶことができる変形可能なサイコロ玩具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本件出願に係る発明は、主薄板により正六面体の立方体とされる第1の形状を形成可能とするサイコロ玩具であって、相互に隣接する2枚の主薄板を相互に回動可能とする接続部を有し、該接続部には弾性部材を有して立方体である第1の形状から開くように該接続部により接続された2枚の主薄板を相互に付勢し、前記主薄板の少なくとも1枚には主キャラクタを形成する主キャラクタ形状部材が配置され、前記接続部に設けられた弾性部材の弾性力に抗してサイコロ玩具を第1の形状に維持する係合手段を有し、この第1の形状においては主キャラクタ形状部材を主薄板による立方体の内部に収納し、前記主薄板の内の1枚の面に外部から押圧力が加えられたとき、前記係合手段の係合が外れて前記弾性部材の付勢力により主薄板のそれぞれが開くように回動して第2の形状に展開されることにより、主キャラクタが現われるようにしたサイコロ玩具とするものである。
【0009】
そして、前記立方体の面は6枚の前記主薄板によって構成され、前記係合手段は前記組み立ての手順において最後に契合する2枚の主薄板の間に跨って設けられ、前記特定の面は前記契合する2枚の主薄板のいずれかによって構成するものである。
【0010】
また、主キャラクタ形状部材が配置される主薄板以外の主薄板に、副キャラクタを構成するキャラクタ補助部材を更に設けて第1の形状においては主キャラクタと共に副キャラクタも立方体の内部に収納することがある。
【0011】
そして、前記6枚の主薄板の内の1枚は、2枚の薄板状をした一組の薄板片として第1の形状における正六面体の一面を2枚の薄板片で形成するようにすることもある。
【0012】
更に、前記係合手段は、2枚の主薄板を直交させて両主薄板の一辺を相互に接した状態に維持するように2枚の主薄板に跨って、又は、2枚の薄板辺により正六面体の一平面を形成するようにして2枚の薄板辺に跨って形成されるものである。
【0013】
そして、展開状態とされる第2の形状は、各主薄板の全てを略平面状に展開する場合や1枚の主薄板を他の主薄板で持ち上げるようにして立体的に立ち上がる形状に展開させることもある。
【発明の効果】
【0014】
本願発明に係るサイコロ玩具は、立方体形状を形成する主薄板を有し、弾性部材を備えた接続部により各主薄板を回動可能に接続すると共に立方体から開くように弾性部材で付勢し、係合手段により立方体形状を維持させて内部に主キャラクタを内蔵しているため、立方体形状ではサイコロとして使用することによりゲームを進行させ、特定の面が上面となったときは、この面を押えて立方体から開かせ、内部に収納した主キャラクタを出現させることにより、変化に富んだ面白味の深いゲームを行うことができる。
【0015】
更に、主薄板に主キャラクタのみでなく副キャラクタも設けるようにすれば、立方体から開いたときに変化を大きく且つ複雑にすることができ、より面白味の深いゲームを行うことができる。
【0016】
そして、主薄板の1枚を2枚の薄板片とすれば、サイコロ玩具を展開状態としたときに変化をつけることができ、より変化の大きな面白味のあるゲームを行うことができる。
【0017】
なお、5枚の主薄板と2枚の薄板片又は6枚の主薄板によるサイコロ玩具は、第1の主薄板の周囲に第2の主薄板を配置したり、1枚の主薄板の3方に第2の主薄板を配置したり、第1の主薄板の隣接した2辺に第2の主薄板を配置するなど、接続部による主薄板の接続状態の変化により種々の展開形状とすることができ、展開状態の変化に合せてキャラクタに変化をもたせることもできる。
【0018】
そして、展開状態を平面形状のみでなく、第1の主薄板を持ち上げるように展開させることにより、展開状態の変化を大きく見せて面白味の深いゲームとすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明に係るサイコロ玩具の第1の形状の一例を示す外観斜視図。
【図2】本発明に係るサイコロ玩具の第2の形状の一例を示す平面図。
【図3】本発明に係るサイコロ玩具の第2の形状の一例を示す側面図。
【図4】本発明に係るサイコロ玩具の一例の折り畳み状態を示す側面図。
【図5】本発明に係るサイコロ玩具の第2例における第2の形状の平面図。
【図6】本発明に係るサイコロ玩具の第2例における第2の形状の側面図。
【図7】本発明に係るサイコロ玩具の第2例における第2の形状の正面図。
【図8】本発明に係るサイコロ玩具の第2例における第2の形状の背面図。
【図9】本発明に係るサイコロ玩具の第2例における折り畳み状態を示す側面図。
【図10】本発明に係るサイコロ玩具の第2例における第3の主薄板の断面側面図。
【図11】本発明に係るサイコロ玩具の第3例における第2の形状の平面図。
【図12】本発明に係るサイコロ玩具の第3例における第2の形状の側面図。
【図13】本発明に係るサイコロ玩具の第3例における第2の形状の正面図。
【図14】本発明に係るサイコロ玩具の第3例における第2の形状の背面図。
【図15】本発明に係るサイコロ玩具の第3例における折り畳み状態を示す側面図。
【図16】本発明に係るサイコロ玩具の第4例における第2の形状の斜視図。
【図17】本発明に係るサイコロ玩具の第4例における折り畳み状態を示す斜視図。
【図18】本発明に係るサイコロ玩具の第5例における第2の形状の外観斜視図。
【図19】本発明に係るサイコロ玩具の第5例における第2の形状の正面図。
【図20】本発明に係るサイコロ玩具の第5例における第2の形状の側面図。
【図21】本発明に係るサイコロ玩具の第5例における第2の形状の下面図。
【図22】本発明に係るサイコロ玩具の第5例における折り畳み状態を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明に係るサイコロ玩具100の最良の形態は、組み立てられたとき第1の形状である立方体を構成するように、正方形の第1の主薄板101と、第1の主薄板101の形状及び大きさに近い形状及び大きさの4枚の第2の主薄板102と1枚の第3の主薄板107と、を含み、前記主薄板のそれぞれを少なくとも一辺において隣接する他の主薄板に接続する接続部110であって、隣接する主薄板を相互に回動可能に接続する接続部110と、前記回動可能に構成された接続部110のそれぞれに配置され隣接する前記主薄板を立方体の第1の形状から互いに開く方向に付勢する弾性部材115と、前記第1乃至第3の主薄板の何れか少なくとも1枚に配置された主キャラクタを構成する主キャラクタ形状部材121と、前記第3の主薄板107の面に押圧力を与えたとき係合が外れるように構成された係合手段と、を備えるものである。
【0021】
そして、前記6枚の主薄板は前記弾性部材115の弾性力に抗して組み立てられたとき、前記立方体形状の第1の形状を構成し、前記係合手段によって第1の形状が維持され、前記主キャラクタを構成する主キャラクタ形状部材121が前記立方体の内部空間に収容され、第1の形状とされた状態において、特定の主薄板とされる前記第3の主薄板107の面に押圧力が加えられたとき、前記係合手段の係合が外れて前記弾性体の付勢力によって主薄板のそれぞれが開くように回動して各主薄板が平面状に展開された第2の形状とされ、前記主キャラクタが現われるように形成してなるサイコロ玩具100とする。
【0022】
また、前記主キャラクタが配置された主薄板以外の他の主薄板の少なくとも1枚には副キャラクタを構成するキャラクタ補助部材125を備えてなり、前記第1の形状において前記内部空間に前記主キャラクタ及び副キャラクタを収納し、前記主薄板のそれぞれの表面には賽の目が表示されており、サイコロを転がして前記第3の主薄板107を上面に位置させたときに前記押圧力によって前記係合手段の係合を外すと展開されるように構成しているものである。
【0023】
そして、前記立方体の面は6枚の前記主薄板によって構成され、前記係合手段は前記組み立ての手順において最後に契合する2枚の主薄板の間に跨って設けられ、前記第3の主薄板107は前記契合する2枚の主薄板のいずれかとするものである。
【実施例】
【0024】
本発明に係るサイコロ玩具の実施例は、図1に示すように、正六面体である立方体形状とされ、立方体の六面を形成する薄板が相互に回動可能な接続部110により適宜接続されているものであり、例えば図2に示すように六面が平面状に展開可能とされるものである。
【0025】
なお、図1には示していないが、正六面体の各平面には「1」から「6」の数字又は個数を連想させる賽の目の模様が描かれ、このサイコロ玩具100を転がすことにより「1」から「6」の数を表すことができるものである。
【0026】
そして、このサイコロ玩具100は、ABS樹脂等の合成樹脂製にして、図2及び図3に示すように、6枚の薄板が平面状に展開した第2の形状において、略正方形の第1の主薄板101の上に主キャラクタを構成する主キャラクタ形状部材121である人形を固定し、この第1の主薄板101の4辺には各々1枚ずつ第2の主薄板102が回動可能に接続部110によって接続されているものである。
【0027】
この接続部110は、一方の主薄板の端部辺に円筒状部分を1個又は複数個形成し、他方の主薄板の端部辺にも1個又は複数個の円筒状部分を形成してピンを貫通させ、このピンを回動軸113としてこのピンに弦巻バネなどの弾性部材115を巻き付けて回動軸113としたピンを中心に2枚の主薄板の交わる角度が90度未満の位置から300度前後の位置に回動するように付勢するものである。
【0028】
なお、この接続部110では、図3に示したように、当該接続部110によって接続された2枚の主薄板の角度が180度前後の位置で回動を停止するように、2枚の主薄板における少なくとも1個の円筒状部分における円筒形状の外周の一部に膨出部を形成する場合もある。
【0029】
また、主キャラクタ形状部材121である人形の正面方向に位置させた第2の主薄板102においては、この第2の主薄板102における第1の主薄板101が接続された辺に対向する辺に、更に第3の主薄板107が弾性部材115を有する接続部110により回動可能に接続されるものである。
【0030】
そして、第3の主薄板107の上面には、竜の頭部を模したキャラクタ補助部材125が副キャラクタの一部として取り付けられ、更に、この竜の頭部には竜の角を模した可動装飾部材131が取り付けられ、また、竜の口から火炎を吹くように見せる可動装飾部材131が第3の主薄板107の端部近くに取り付けられるものである。
【0031】
この可動装飾部材131も、弦巻バネなどの弾性体135を備えた可動取付け部133をその基部に有することにより、回動可能にキャラクタ補助部材125や第3の主薄板107に取付けられて可動取付け部133の弾性体135により一定の方向に付勢されているものである。
【0032】
また、第1の主薄板101における対向する2辺に各々接続されて主キャラクタの左右方向に展開するように配置された第2の主薄板102は、その前方縁に竜の爪を模した固定補助装飾体136を有し、主キャラクタの前方に配置される第2の主薄板102の両側には、サイコロ玩具100を立方体形状の第1の形状としたときにこの固定補助装飾体136と接触しないように切込み137を設けることによってこの第2の主薄板102の形状を、第2の形状である展開状態で竜の首の形に近くしている。
【0033】
更に、主キャラクタの左右に配置されるように第1の主薄板101に接続される第2の主薄板102の後端縁は、竜の翼に見せるように波型とするように切欠き部分を設けると共に、この第2の主薄板102の外側縁には翼端形状を模した可動装飾部材131を設け、この可動装飾部材131を弾性体135を有する可動取付け部133により第2の主薄板102の外側に回動させるように取り付け、可動取付け部133の弾性体135により付勢して可動装飾部材131が展開したときに第2の主薄板102をより一層竜の翼に近い形状としている。
【0034】
そして、主キャラクタの後方に展開される第2の主薄板102には、後方端に竜の尻尾を模した可動装飾部材131を設け、この可動装飾部材131も弾性体135により第2の主薄板102の後方に展開するように付勢しているものである。
【0035】
また、この主キャラクタの後方に位置する第2に主薄板の左右端縁には、立方体形状の第1の形状としたときに主キャラクタの左右の第2の主薄板102の後端縁を波型としたために設けた切欠き部分を埋めるための立壁部138を設け、更にこの主キャラクタの後方に位置する第2の主薄板102の後端縁近傍から展開状態で上方に突出する係合突起151を設けている。
【0036】
なお、この係合突起151の先端には、係合突起151の側方に突出する鉤部153を有するものであり、この係合突起151は、後述する可動係合板141や可動係合部145と共に係合手段を形成するものである。
【0037】
また、主キャラクタの左右方向に配置される第2の主薄板102の前縁外方近傍には、前縁から前方に突出する係止突起171を設けており、主キャラクタの前方に配置される第2の主薄板102の左右縁近傍の前端近くの上面には、小溝状の係止凹部175を設けているものである。
【0038】
そして、第3の主薄板107は、図1に示したように、第1の形状における外表面の略全体を覆う平板状の可動係合板141を有し、この可動係合板141は、第3の主薄板107の4隅に設けた保持壁109により可動係合板141の平面と垂直の方向には移動可能とされつつ可動係合板141の平面と平行な方向への移動を制限されているものである。
【0039】
また、この可動係合板141は、図3及び図4に示すように複数の嵌合突起142を第3の主薄板107を貫通させるように有し、この嵌合突起142の先端をキャラクタ補助部材125である竜の頭の下面に形成された図示しない嵌合孔に挿入固定することにより、キャラクタ補助部材125を可動係合板141の嵌合突起142に固定しており、この可動係合板141と第3の主薄板107との間には弾性体147を介在させているものである。
【0040】
従って、キャラクタ補助部材125を可動係合部145として、この可動係合部145としたキャラクタ補助部材125を可動係合板141と一体として第3の主薄板107に対して僅かに移動可能とし、通常は、弾性体147によってキャラクタ補助部材125である竜の頭の下面を展開状態の第3の主薄板107の上面となる内側に接触させ、可動係合板141は第3の主薄板107の下面との間に僅かな間隙を有した状態として保持壁109により支え、保持壁109の先端位置と第3の主薄板107の下面とを略同一平面としているものである。
【0041】
また、この可動係合板141を下方から押し上げると、可動係合部145とされたキャラクタ補助部材125は第3の主薄板107の上面から僅かに浮き上がるものであり、この可動係合部145上下動によって可動係合部145と係合突起151の鉤部153との係合離脱を可能とした係合手段とするものである。
【0042】
そして、図1に示した第1の形状とするときは、図4に示すように、主キャラクタとする主キャラクタ形状部材121の後方に展開された第2の主薄板102に設けられた竜の尻尾を模した可動装飾部材131を当該第2の主薄板102の内側に重ねて当該後方の第2の主薄板102を立ち上げるように接続部110で折り曲げ、主キャラクタの前方に展開配置された第2の主薄板102及び第3の主薄板107も接続部110で折り曲げて第3の主薄板107を第1の主薄板101の上方に位置させ、主キャラクタの後方に配置された第2の主薄板102の係合突起151を第3の主薄板107の内側に沿わせて第3の主薄板107とキャラクタ補助部材125との間に押し込むことにより第1の主薄板101と主キャラクタの前後に配置した第2の主薄板102及び第3の主薄板107の4枚の主薄板で筒状とするものである。
【0043】
従って、係合突起151は、可動係合部145とされたキャラクタ補助部材125である竜の頭における口の両側に沿って第3の主薄板107とキャラクタ補助部材125との間に挿入されることにより竜の鼻又は髭などの部分に係合し、第3の主薄板107が開くことを阻止することができ、係合突起151の鉤部153が竜の鼻又は髭などの部分に係合して係合突起151を有する第2の主薄板102が開くことを阻止することができ、第3の主薄板107と係合突起151を有する第2の主薄板102との契合が持続されることになる。
【0044】
なお、この4枚の主薄板で筒状とするとき、主キャラクタの左右に配置した第2の主薄板102も、その外側縁に設けた竜の翼先端形状の可動装飾部材131を各々第2の主薄板102に重ねるように可動取付け部133で折り曲げて各第2の主薄板102を第1の主薄板101との接続部110で90度に折り曲げ、主キャラクタの左右の第2の主薄板102の前端縁から突出する係止突起171を主キャラクタの前方に配置している第2の主薄板102の左右端縁の近傍に設けた係止凹部175に挿入するように位置させるものである。
【0045】
従って、このサイコロ玩具100では、展開状態において主キャラクタを配置した第1の主薄板101の左右に配置される第2の主薄板102は、主キャラクタを配置した第1の主薄板101の前方に配置される第2の主薄板102に設けた係止凹部175へ係止突起171を嵌合させることにより、前方に配置された第2の主薄板102に係止されることになる。
【0046】
このため、主キャラクタの左右に配置される第2の主薄板102は第1の主薄板101と90度の状態が維持され、第1の主薄板101の後方に展開配置された第2の主薄板102の係合突起151を第3の主薄板107とキャラクタ補助部材125との間に挿入し、係合突起151の先端に形成した鉤部153をキャラクタ補助部材125の一部に係合させて第3の主薄板107に係止されることにより、係合手段とした可動係合部145と係合突起151とを係合させ、主キャラクタの後方の第2の主薄板102と主キャラクタの上方の第3の主薄板107を端部で相互に接触させて直交した状態とする契合を維持し、図1に示した正六面体の立方体形状である第1の形状を維持することができることになる。
【0047】
そして、この第1の形状では、サイコロ玩具100の内部に主キャラクタとする主キャラクタ形状部材121や係合手段の可動係合部145を形成する副キャラクタとしてのキャラクタ補助部材125、可動装飾部材131などを内部に収納した状態とすることができる。
【0048】
また、この第1の形状の状態では、当該サイコロ玩具100を投げることによりサイコロとして使用することができ、第3の主薄板107が上を向いた状態で第3の主薄板107の表面の略全体を占める可動係合板141を上から押えると、可動係合板141が僅かに降下し、可動係合板141から突出する嵌合突起の先端に固定された可動係合部145としてのキャラクタ補助部材125がサイコロ玩具100の内部で僅かに降下し、第2の主薄板102に設けた係合突起151の鉤部153と可動係合部145との係合が外れ、第3の主薄板107、主キャラクタの前方及び後方に配置された第2の主薄板102が接続部110の弾性部材115によって開くように回動し、主キャラクタの前方の第2の主薄板102が開くことによって主キャラクタの左右に配置された第2の主薄板102における係止突起171が係止凹部175から外れて左右の第2の主薄板102も開き、図2に示した第2の形状に展開することができる。
【0049】
従って、このサイコロ玩具100は、6枚の主薄板により正六面体とされる立方体の各面を形成することを可能とし、この主薄板は、正方形の第1の主薄板101と略同一とするように形状や大きさの近い4枚の第2の主薄板102や1枚の第3の主薄板107を含みつつ、第2の主薄板102には切り込み137や切欠き部分を形成して正方形の薄板から変形させた薄板とし、更に第2の主薄板102等の主薄板に固定補助装飾体136や薄板状などの可動装飾部材131を設け、第2の形状における変化を大きく且つ面白くしているものである。
【0050】
また、他の展開状態とするサイコロ玩具200としては、図5乃至図8に示すように、展開状態において第3の主薄板207に主キャラクタを形成する主キャラクタ形状部材221が載置され、この主キャラクタとした主キャラクタ形状部材221の前方及び左右に配置されるように当該第3の主薄板207の3辺に弾性部材215を備えた接続部210によって回動可能に第2の主薄板202が配置され、主キャラクタの前方に配置された第2の主薄板202の更に前方に弾性部材215を備えた接続部210により第1の主薄板201が、この第1の主薄板201の前方に更に弾性部材215を備えた接続部210により第2の主薄板202が配置されるものがある。
【0051】
なお、主キャラクタとする主キャラクタ形状部材221を設ける第3の主薄板207の左右に配置される第2の主薄板202は、図6や図8に示したように、接続部210の回動軸213が後方を僅かに高くするよう傾斜した状態で第3の主薄板207に設けられ、この主キャラクタの左右に配置される第2の主薄板202は、後方縁の長さが前方円の長さよりも僅かに短く、傾斜した回動軸213を中心に第3の主薄板207に対して90度としたときに前端縁及び後端縁が第3の主薄板207に対して垂直となり、この第2の主薄板202の展開時の外側縁は、前端縁及び後端縁に対して90度で交わるようにしている。
【0052】
また、この左右の第2の主薄板202は、第3の主薄板207に対して略垂直の位置から左右外方に約90度の範囲で回動可能とされるものであり、この左右の第2の主薄板202の外側縁には、展開時の外側縁から外方に突出する係止突起271を備えている。
【0053】
そして、展開状態での第1の主薄板201の左右側縁近傍の上面には、係止突起271が挿入可能とされた係止凹部275が設けられ、この第1の主薄板201の前方に展開配置される第2の主薄板202には副キャラクタを支持する可動支持部227を有し、この可動支持部227により副キャラクタとする剣の形状としたキャラクタ補助部材225の先端近くを支持し、このキャラクタ補助部材225の後端を第3の主薄板207に載置した主キャラクタの台座に載置しているものである。
【0054】
このキャラクタ補助部材225は、第1の主薄板201や第2、第3の主薄板が略平面形状に展開したとき、各主薄板と略平行な薄板形状をした剣の形とされるものであり、第2の主薄板202と第1の主薄板201や第3の主薄板207とを接続する接続部210の回動軸213と平行な複数のピンにより上方にのみ折り曲げ可能に接続した複数の部分から形成され、主キャラクタを載置した第3の主薄板207の前方に配置した3枚の主薄板を接続部210で折り曲げたとき、図9に示すように、キャラクタ補助部材225は第1の主薄板201や第2の主薄板202及び第3の主薄板207の内側に収納されるものである。
【0055】
そして、展開状態の第3の主薄板207の下面には、第3の主薄板207の下面の大部分を占める可動係合板241が配置されており、第3の主薄板207の周囲には保持壁209が設けられて可動係合板241の周囲を囲むものであり、図10に示すように、可動係合板241の上面には第3の主薄板207を貫通する複数の嵌合突起242が形成され、この嵌合突起242の先端が主キャラクタ形状部材221の底部に設けた嵌合穴246に挿入されて主キャラクタ形状部材221が嵌合突起242の先端に嵌合固定されて可動係合部245とされるものである。
【0056】
また、可動係合板241の上面には弾性体247が第3の主薄板207との間に挿入され、可動係合部245とした主キャラクタ形状部材221が第3の主薄板207の上面に密着されるとき、可動係合板241の内側面される上面と第3の主薄板207の下面との間に僅かな空間が形成され、可動係合板241の下面と保持壁209の下端とが略同一平面とされ、可動係合板241を押し上げたとき、弾性体247が圧縮されて可動係合部245である主キャラクタ形状部材221が僅かに上昇するものであり、この主キャラクタ形状部材221の後端には、係合突起251が第3の主薄板207との間に挿入されて係合突起251の鉤部253と係合する係合窪み248を有するものである。
【0057】
従って、図9に示したように、第1の主薄板201を上方とし、主キャラクタの前方に一列に配置した主薄板の内の先頭に位置する第2の主薄板202の前端近傍に設けた係合突起251を主キャラクタである主キャラクタ形状部材221の後端と第3の主薄板207との間に挿入すれば、係合手段である係合突起251の鉤部253が可動係合部245とした主キャラクタ形状部材221の係合窪み248と係合し、一列に配置された4枚の主薄板を筒状の矩形とすることができる。
【0058】
また、このとき、主キャラクタの左右に位置させるように第3の主薄板207に接続した2枚の第2の主薄板202を第3の主薄板207に対して垂直に位置させておけば、この左右の第2の主薄板202の先端から突出する係止突起271を第1の主薄板201の左右に設けた係止凹部275に各々差し込んだ状態とすることができる。
【0059】
従って、このサイコロ玩具200も、係合手段により第3の主薄板207と係合突起251を有する第2の主薄板202を契合させて接続部210に設けた弾性部材215の弾性力に抗して立方体形状とする第1の形状を維持させることができる。
【0060】
そして、この第1の形状では、サイコロとして使用することができるものであって、第3の主薄板207が上方に位置するときに第3の主薄板207の表面に設けた可動係合板241を押し下げると、可動係合部245とした主キャラクタ形状部材221がサイコロ玩具200の内部で僅かに降下させることができる。
【0061】
このため、第2の主薄板202の係合突起251が第3の主薄板207の可動係合部245とした主キャラクタ形状部材221の係合窪み248から外れて第1の主薄板201の前後に配置された第2の主薄板202及び第3の主薄板207が展開するとともに、第3の主薄板207の左右に配置された第2の主薄板202も係止突起271が外れて回動し、図5乃至図8に示したように展開する。
【0062】
更に他の実施例としては、図11に示すように、第1の主薄板301の4辺に各々弾性部材315を備えた接続部310により回動軸313としたピンを中心に回動可能として第2の主薄板302を接続するように配置し、この第2の主薄板302の内の1枚の第2の主薄板302には更に弾性部材315を備えた接続部310により回動可能に第3の主薄板307を接続配置した展開状態とすることができるサイコロ玩具300とするものがある。
【0063】
この第1の主薄板301の上には台座を形成すると共に、この台座の上にロボット人形の形を模した主キャラクタ形状部材321を固定し、この主キャラクタとする主キャラクタ形状部材321は、第3の主薄板307を後方とする方向に向けて配置し、主キャラクタの前方に向けてビーム砲を模した可動装飾部材331を持たせるものである。
【0064】
また、この可動装飾部材331は、図12に示すように、第1の主薄板301の前端近傍上方にピン334を備えてビーム砲の先端部分を水平から上方にのみ回動可能としており、第1の主薄板301の略全面の大きさとした台座からは、後方に突出する可動部材337を設けている。
【0065】
なお、この可動部材337は台座内に組み込まれた弾性体の弾性力により押し出されており、弾性体の弾性力に抗して台座内に押込み可能とされ、この可動部材337を台座に押込むことにより、主キャラクタとした主キャラクタ形状部材321を台座の上で1回転させることができるものである。
【0066】
そして、主キャラクタの左右に配置する第2の主薄板302の先端には、展開状態で主薄板の先端から外方に突出する係止突起371を設け、主キャラクタの前方に配置する第2の主薄板302の前端上面には、この第2の主薄板302から上方に向けて係合突起351を設けているものである。
【0067】
更に、主キャラクタの後方に配置される第3の主薄板307は、左右端縁近傍の上面に溝状の係止凹部375を有し、上面中央の略前端から後端に至るキャラクタ補助部材325を有し、下面には可動係合板を備えるものである。
【0068】
この可動係合板も、前記実施例の可動係合板と同様に、第3の主薄板307と略同一の大きさとされ、第3の主薄板307の4隅又は全周囲に形成される保持壁に囲まれて第3の主薄板307を貫通する嵌合突起を有して第3の主薄板307との間に弾性体を挿入しているものである。
【0069】
そして、嵌合突起の先端にキャラクタ補助部材325を固定してキャラクタ補助部材325を可動係合部345とし、この可動係合部345の下面には図示しない係合突起351の鉤部353と係合する係合窪みが形成され、可動係合板と可動係合部345は共に展開状態において第3の主薄板307に対して僅かに上下方向に移動可能とされているものである。
【0070】
従って、図15に示すように、可動部材337を台座に押込んで主キャラクタを1回転させた後、ピン334を回転中心として可動装飾部材331の先端を折り曲げ、更に、第1の主薄板301の前後に配置された第2の主薄板302を接続部310の回動軸313を回転中心として立上げ、第3の主薄板307を主キャラクタに被せるように各主薄板を接続部310の回動軸313により折り曲げるものとし、このとき主キャラクタの左右に配置される第2の主薄板302も第1の主薄板301に対して垂直に立ち上げておき、第3の主薄板307の係止凹部375に左右の第2の主薄板302の係止突起371を挿入しておくものである。
【0071】
そして、主キャラクタ前方の第2の主薄板302を第1の主薄板301に対して垂直とするように折り曲げると、前方の第2の主薄板302に設けた係合突起351が第3の主薄板307と可動係合部345との間に挿入されて係合突起351の鉤部353が可動係合部345の係合窪みに係合し、係合手段である第2の主薄板302の係合突起351と第3の主薄板307に設けた可動係合部345により第2の主薄板302と第3の主薄板307の端部を接合するように契合させ、第1の形状の立方体形状が維持されることとなる。
【0072】
また、他の実施例は、図16に示すように、主キャラクタ形状部材421を固定する第1の主薄板401に対して主キャラクタの前方及び右側方に配置するようにして第2の主薄板402を接続部410により第1の主薄板401へ接続し、弾性部材415を備えた接続部410の回動軸413とするピンにより第1の主薄板401に対してこの各第2の主薄板402を回動可能とし、主キャラクタの前方に配置した第2の主薄板402の左側方にも更に第2の主薄板402が弾性部材415を備える接続部410により回動軸413を中心に回動可能に接続され、この第2の主薄板402の前方に第3の主薄板407が弾性部材415を備える接続部410により、回動軸413を中心に回動可能に接続されるものである。
【0073】
そして、主キャラクタの右側方に配置した第2の主薄板402の後方には、弾性部材415を備えた接続部410により第2の主薄板402を更に接続し、この第2の主薄板402の右側端縁近傍の上面には第2の主薄板402から上方に突出する係合突起451を設け、この第2の主薄板402の後方端縁には竜の尻尾を模した可動装飾部材431を可動取付け部433により取り付けるものである。
【0074】
また、4枚の第2の主薄板402及び第1の主薄板401には、竜の絵などの装飾絵柄を描き第3の主薄板407には可動係合部445とする装飾絵柄に合せて竜の頭部の形状を模したキャラクタ補助部材425を設けるものである。
【0075】
このキャラクタ補助部材425は、展開状態での第3の主薄板407の下面略全体を覆う可動係合板441の嵌合突起の先端に嵌合固定されて可動係合部445とされ、可動係合板441は、図17に示すように、第3の主薄板407の周囲に形成した保持壁409により第3の主薄板407に対して平面方向と垂直の方向にのみ移動可能とされるものであることは、従前の実施例と同様である。
【0076】
また、第1の主薄板401の前方に配置される第2の主薄板402の前方縁には、竜の前足を模した可動装飾部材431を可動取付け部433により取り付け、この第2の主薄板402の左側に配置した第2の主薄板402の左側縁には竜の前足を模した可動装飾部を可動取付け部433により取り付けると共に、第3の主薄板407の前方縁には火炎を模した可動装飾部材431を可動取付け部433により取り付けるものであって、これらの可動装飾部材431は主薄板の上に重ねられた状態から、弾性体435により付勢されて各主薄板から突出するように回動可能とされているものである。
【0077】
そして、このサイコロ玩具400は、各可動装飾部材431を各主薄板の上に重ねた後、図17に示すように各接続部410で各々折り曲げ、第1の主薄板401に設けた主キャラクタの右後方に位置していた第2の主薄板402に設けた係合突起451を第3の主薄板407とキャラクタ補助部材425との間に挿入するようにして正六面体の第1の形状とすることができるものである。
【0078】
また、他の実施例としては、図18に示すような立体的な展開状態とするものもある。
【0079】
この実施例の接続部510は、図2などの前述の実施例と異なり、接続部510に備えられた弾性部材515の弾性を強くして主薄板の回転付勢力を強くすると共に、接続部510により相互に接続される主薄板の接続端部の一部に相互に接触する部分を形成して回動軸513を回転中心とする接続部510の回動範囲を130度乃至150度程度の範囲に規制し、2枚の主薄板の交わる角度を80度程度から210度乃至230度程度とするものである。
【0080】
そして、第1の主薄板501の上面に主キャラクタとする主キャラクタ形状部材521を取り付けると共に、第1の主薄板501の周囲4辺に接続する第2の主薄板502の内、対向する2枚の第2の主薄板502における外側縁となる第1の主薄板501に対向する辺には、第2の主薄板502より僅かに小さな矩形とする薄板平板状の可動装飾部材531を可動取付け部533により取り付け、この可動取付け部533の弾性体535は接続部510の弾性部材515よりも弾性力の弱い弾性体とするものである。
【0081】
また、第1の主薄板501の他の対向位置に配置した残る2枚の第2の主薄板502は、その外側縁となる第1の主薄板501に対向する辺にこの第2の主薄板502から垂直に立ち上がる薄板片508を設けるものである。
【0082】
この薄板片508は、略正方形とされる第1の主薄板501や第2の主薄板502の1辺の長さよりも僅かに短い長さとされる長辺によって第2の主薄板502と接続され、第1の主薄板501や第2の主薄板502の1辺の長さの約2分の1の長さとされる短辺の長さだけ第2の主薄板502から垂直に突出するものである。
【0083】
従って、この2枚の薄板片508は、その先端を相互につき合わせて立方体とされる第1の形状の一面を2枚の薄板片508で形成することができ、一方の薄板片508はその先端縁近傍において線状の係合穴549を有し、他方の薄板片508はその先端から突出する係合突起551を有するものである。
【0084】
この係合突起551は、先端に鉤部553を有すると共に、その基部が可動係合板541に固定され、可動係合板541は薄板片508と同一厚さにして薄板片508の穴部分を塞ぐように薄板片508に形成された穴部分に挿入され、且つ、薄板片508の基部の位置で第2の主薄板502の端部に設けたピン544により回動可能に取り付けられ、弾性体547によって係合突起551を薄板片508の先端内面に押圧しているものである。
【0085】
また、薄板片508が設けられる略正方形の第2の主薄板502における両側先端近傍には係止凹部575が設けられ、可動装飾部材531が取り付けられる第2の主薄板502における両側縁の先端近傍には側方に突出して係止凹部575に挿入係合可能とする係止突起571が設けられているものである。
【0086】
従って、図22に示すように、可動装飾部材531を第2の主薄板502に重ねるように折り畳んでこの可動装飾部材531を有する2枚の第2の主薄板502の先端を上方に回動させ、薄板片508を有する2枚の第2の主薄板502の先端を上方に回動させるものとし、可動装飾部材531を有する2枚の第2の主薄板502を第1の主薄板501に対して90度とした状態で薄板片508を有する第2の主薄板502の1枚を第1の主薄板501に対して90度とすることにより、係止突起571を係止凹部575に挿入させて3枚の第2の主薄板502で第1の主薄板501の3方を囲むと共に第1の主薄板501の上方半分を覆い、残る薄板片508を有する第2の主薄板502を第1の主薄板501に対して90度の位置まで回転させて2枚の薄板片508を契合させると、一方の薄板片508に設けた係合突起551の鉤部553が他方の薄板片508の係合穴549に係合されて一組とされた2枚の薄板片508が突合せ状態となった第1の形状とすることができるものである。
【0087】
また、このサイコロ玩具500では、2枚の薄板片508による平面が上面となったときに一方の薄板片508に設けた可動係合板541を押込むと、係合突起551が可動係合板541と一体に内側に回動して係合突起551と係合穴549の係合が外れ、薄板片508を備えた第2の主薄板502が開くと共に係止突起571と係止凹部575との係合も外れて可動装飾部材531を有する第2の主薄板502も開き、これら4枚の第2の主薄板502は第1の主薄板501に対する90度の位置から120度乃至135度程度の回転を行うように弾性部材515により強く付勢されているため、90度以上の回動を行って第1の主薄板501を持ち上げた展開状態に変形するものである。
【0088】
このように、本実施例に係るサイコロ玩具100、200、300、400、500は、主薄板により立方体形状を形成して内部に主キャラクタなどの装飾体を収納し、主薄板を相互に接続する接続部に設けた弾性部材により主薄板を展開させるように変形させてキャラクタを出現させるため、変化に富んだゲームを行うことができるサイコロとして使用することができるものである。
【0089】
そして、接続部による主薄板の接続状態を変化させて種々の展開状態とすることができると共に、キャラクタ形状部材やキャラタ補助部材、薄板状又は非薄板状の可動装飾部材や固定補助装飾体などを組合せ、展開状態の変化形態に多くの種類を持たせることができ、種々のゲームを楽しく行うことができるものである。
【0090】
なお、主薄板のみでなく、キャラクタ形状部材やキャラクタ補助部材、可動装飾部材なども合成樹脂製とすることにより、各部材などの成形が容易であり、サイコロ玩具の製造が容易に行えるものである。
【符号の説明】
【0091】
100、200、300、400、500 サイコロ玩具
101 第1の主薄板 102 第2の主薄板
107 第3の主薄板 109 保持壁
110 接続部 113 回動軸
115 弾性部材
121 主キャラクタ形状部材 125 キャラクタ補助部材
131 可動装飾部材 133 可動取付け部
135 弾性体 136 固定補助装飾体
137 切込み 138 立壁部
141 可動係合板 142 嵌合突起
145 可動係合部 147 弾性体
151 係合突起 153 鉤部
171 係止突起 175 係止凹部
201 第1の主薄板 202 第2の主薄板
207 第3の主薄板 209 保持壁
210 接続部 213 回動軸
215 弾性部材
221 主キャラクタ形状部材 225 キャラクタ補助部材
227 可動支持部
241 可動係合版 242 嵌合突起
245 可動係合部 246 嵌合穴
247 弾性体 248 係合窪み
251 係合突起 253 鉤部
271 係止突起 275 係止凹部
301 第1の主薄板 302 第2の主薄板
307 第3の主薄板
310 接続部 313 回動軸
315 弾性部材
321 主キャラクタ形状部材 325 キャラクタ補助部材
331 可動装飾部材 334 ピン
337 可動部材
345 可動係合部
351 係合突起 353 鉤部
371 係止突起 375 係止凹部
401 第1の主薄板 402 第2の主薄板
407 第3の主薄板 409 保持壁
410 接続部 413 回動軸
415 弾性部材
421 主キャラクタ形状部材 425 キャラクタ補助部材
431 可動装飾部材 433 可動取付け部
435 弾性体
441 可動係合板 445 可動係合部
451 係合突起
501 第1の主薄板 502 第2の主薄板
508 薄板片
510 接続部 513 回転軸
515 弾性部材
521 主キャラクタ形状部材
531 可動装飾部材 533 可動取付け部
535 弾性体
541 可動係合板 544 ピン
547 弾性体 549 係合穴
551 係合突起 553 鉤部
571 係止突起 575 係止凹部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
組み立てられたときに第1の形状となる立方体の面をそれぞれ構成する複数枚の主薄板を含む複数枚の薄板と、
前記薄板のそれぞれを少なくとも一辺において隣接する他の薄板に接続する接続部であって、隣接する薄板を相互に回動可能に接続する接続部と、
前記回動可能に構成された接続部のうち少なくとも前記主薄板間のそれぞれに配置され隣接する主薄板を互いに開く方向に付勢する弾性部材と、
前記主薄板のいずれか少なくとも1枚に配置された主キャラクタ形状部材と、
前記薄板のいずれかに設けられた係合手段と、
を備え、
前記複数枚の主薄板は前記弾性部材の弾性力に抗して組み立てられたとき、前記立方体形状の第1の形状を構成し、前記係合手段によって第1の形状が維持され、前記主キャラクタ形状部材が前記立方体の内部空間に収容され、
前記立方体の面のうちいずれか特定の面を構成する薄板の面に加わる押圧力によって前記係合手段の係合が外れ、前記弾性体の付勢力によって前記回動可能に接続された薄板のそれぞれが開く方向に回動して第2の形状に展開され、前記主キャラクタ形状部材があらわれるように構成されてなることを特徴とするサイコロ玩具。
【請求項2】
前記立方体の面は6枚の前記主薄板によって構成され、前記係合手段は前記組み立ての手順において最後に契合する2枚の主薄板の間に跨って設けられ、前記特定の面は前記契合する2枚の主薄板のいずれかによって構成されることを特徴とする請求項1記載のサイコロ玩具。
【請求項3】
前記6枚の前記主薄板を接続する接続部は全て回動可能に構成されてなり、前記第2の形状に展開されたとき前記6枚の主薄板は平面状に展開されることを特徴とする請求項2記載のサイコロ玩具。
【請求項4】
前記立方体の面は5枚の前記主薄板と一対の薄板片によって構成され、前記一対の薄板片は前記組み立ての手順において最後に契合して前記立方体の一面を構成するように対応する主薄板の一辺にそれぞれ接続されており、前記係合手段は契合する前記一対の薄板片に跨って設けられ、前記特定の面は前記契合する一対の薄板片によって構成されてなることを特徴とする請求項1記載のサイコロ玩具。
【請求項5】
前記主薄板間を接合部は少なくとも隣接する主薄板を90度以上回転させた位置で固定する接続部を含み、前記第2の形状に展開されたとき立体的に立ち上がる構成になっていることを特徴とする請求項1、2及び4のいずれかに記載のサイコロ玩具。
【請求項6】
前記第1の形状において前記特定の面を上面に位置させた状態のときに上部から前記特定の面を構成する前記薄板に加わる押圧力によって前記係合手段の係合が外れ、前記第2の形状に展開されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のサイコロ玩具。
【請求項7】
前記主キャラクタ形状部材が配置された主薄板以外の主薄板に副キャラクタを構成するキャラクタ補助部材が前記第1の形状において前記立方体の内部空間に収容されるように配置されてなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のサイコロ玩具。
【請求項8】
組み立てられたとき第1の形状となる立方体の面をそれぞれ構成する複数枚の主薄板を含む複数枚の薄板と、
前記薄板のそれぞれを少なくとも一辺において隣接する他の薄板に接続する接続部であって、隣接する薄板を相互に回動可能に接続する接続部と、
前記回動可能に構成された接続部のうち少なくとも前記主薄板間のそれぞれに配置され隣接する主薄板を互いに開く方向に付勢する弾性部材と、
前記主薄板のいずれか少なくとも1枚に配置された主キャラクタ形状部材と、
前記薄板のいずれかに設けられた係合手段と、
を備え、
前記複数枚の主薄板は前記弾性部材の弾性力に抗して組み立てられたとき、前記立方体形状の第1の形状を構成し、前記係合手段によって第1の形状が維持され、前記主キャラクタ形状部材が前記立方体の内部空間に収容され、
第1の形状とされた状態において転がされ、前記立方体の面のうちいずれか特定の面が上面になる状態で停止したとき、当該特定の面を構成する薄板に上方から加わる押圧力によって前記係合手段の係合が外れ前記弾性体の付勢力によって前記回動可能に接続された薄板のそれぞれが開く方向に回動して第2の形状に展開され、前記主キャラクタ形状部材があらわれるように構成されてなることを特徴とするサイコロ玩具。
【請求項9】
正方形の第1の主薄板と、4枚の第2の主薄板と、1枚の第3の主薄板と、を含み、組み立てられたとき第1の形状である立方体を構成する複数枚の薄板と、
前記主薄板のそれぞれを少なくとも一辺において隣接する他の主薄板に接続する接続部であって、隣接する主薄板を相互に回動可能に接続する接続部と、
前記回動可能に構成された接続部のそれぞれに配置され隣接する前記主薄板を立方体の第1の形状から互いに開く方向に付勢する弾性部材と、
前記第1乃至第3の主薄板のいずれか少なくとも1枚に配置された主キャラクタを構成する主キャラクタ形状部材と、
前記第3の主薄板の面に押圧力を与えたとき係合が外れるように構成された係合手段と、
を備え、
前記6枚の主薄板は前記弾性部材の弾性力に抗して組み立てられたとき、前記立方体形状の第1の形状を構成し、前記係合手段によって第1の形状が維持され、前記主キャラクタを構成する主キャラクタ形状部材が前記立方体の内部空間に収容され、
第1の形状とされた状態において、前記第3の主薄板の面に押圧力が加えられたとき、前記係合手段の係合が外れて前記弾性体の付勢力によって主薄板のそれぞれが開くように回動して第2の形状に展開され、前記主キャラクタが現われるように形成してなることを特徴とするサイコロ玩具。
【請求項10】
前記主キャラクタ形状部材に関連する付属部材若しくは模様が前記主薄板の少なくともいずれかに設けられていることを特徴とする請求項9に記載のサイコロ玩具。
【請求項11】
前記サイコロ玩具の第2の形状は、各主薄板が平面状に展開されることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のサイコロ玩具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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