説明

サウンドマスキングシステム

【課題】仮設住宅や簡易住宅に好適に用いられ、断熱性能を確保しつつ、外部からの音の影響を低減することができるサウンドマスキングシステムを提供する。
【解決手段】サウンドマスキングシステム10,20は、建物の室内35において当該室内35の外部からの音の影響を低減する。このサウンドマスキングシステム10,20は、建物の構造体に面振動可能に支持された発泡性断熱ボード11,21と、発泡性断熱ボード11,21のうち面振動する部位に取り付けられ、それ自身が高周波の平面波音を発生すると共に、発泡性断熱ボード11,21を面振動させることにより低周波の平面波音を発生させる平面波スピーカ13,23を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば仮設住宅や簡易住宅などの建物の室内において、当該室内の外部からの音の影響を低減するサウンドマスキングシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
周囲の音の影響の低減する装置として、例えば、特許第2986977号公報(特許文献1)、実開平5-64894号公報(特許文献2)、実開平6-16531号公報(特許文献3)、特許第4614534号公報(特許文献4)、特表2006-526921号公報(特許文献5)などに記載されたものがある。また、平面形状のスピーカについて、特開2010-288088号公報(特許文献6)に記載されたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第2986977号公報
【特許文献2】実開平5-64894号公報
【特許文献3】実開平6-16531号公報
【特許文献4】特許第4614534号公報
【特許文献5】特表2006-526921号公報
【特許文献6】特開2010-288088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、震災などの際に設置される仮設住宅や、例えば土木建築工事などに用いられる簡易的な居室を形成するための簡易住宅は、一般住宅に比べて、壁面の防音性能が劣ることが多い。そのため、仮設住宅や簡易住宅においては、外部からの音が室内に伝達されて、室内の居住者に不快感を与えるおそれがある。また、近年、一般住宅には高断熱住宅が、居住性を良好にするとされている。これに対して、仮設住宅や簡易住宅においては、一般住宅に比べると、音の影響のみならず、断熱性能も劣ることが多い。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、仮設住宅や簡易住宅に好適に用いられ、断熱性能を確保しつつ、外部からの音の影響を低減することができるサウンドマスキングシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のサウンドマスキングシステムは、建物の室内において当該室内の外部からの音の影響を低減するサウンドマスキングシステムであって、前記建物の構造体に面振動可能に支持された発泡性断熱ボードと、前記発泡性断熱ボードのうち面振動する部位に取り付けられ、それ自身が高周波の平面波音を発生すると共に、前記発泡性断熱ボードを面振動させることにより低周波の平面波音を発生させる平面波スピーカとを備える。
【0007】
本発明によれば、平面波スピーカ自身によって高周波の平面波音を発生させると共に、発泡性断熱ボードによって低周波の平面波音を発生させることができる。そのため、広い周波数領域に対して平面波音を発生させることができる。さらに、発生する音がコーンスピーカによる球面波音とは異なり平面波音であるため、発生源からの距離に応じた減衰率が小さい。そのため、室内において、音の大きさの差を小さくできる。つまり、室内の広い範囲において、適度な音の大きさとすることができる。
【0008】
また、発泡性断熱ボードの材料に発泡性の材料を用いることにより、当該ボードの軽量化を図ることができる。そのため、平面波スピーカによって当該ボードを確実に面振動させることができる。その結果、当該ボードの面振動によって低周波の平面波音を発生することができる。さらに、当該ボードは断熱性材料からなる。つまり、当該ボードを備えることにより、室内の断熱性を高めることができる。このように、本発明のマスキングシステムによれば、音マスキング性および断熱性を兼ね備えているため、仮設住宅や簡易住宅に好適に用いられる。
【0009】
また、前記サウンドマスキングシステムは、前記建物の構造体に対して前記発泡性断熱ボードを弾性支持する防振ゴムを備えるようにしてもよい。防振ゴムによって、発泡性断熱ボードの面振動が建物の構造体に伝達されにくくなる。従って、建物の構造体自体が振動することを防止できる。その結果、建物の構造体の振動による騒音の発生を低減することができる。つまり、室内において、平面波スピーカおよび発泡性断熱ボードにより、所望の平面波音を発生できる。さらに、発泡性断熱ボードの面振動が建物の構造体自身に影響を与えることを防止できる。つまり、建物の構造体による建物の支持機能に悪影響を及ぼすことを防止できる。
【0010】
また、前記構造体は、前記建物の室内と屋外、または、前記建物の室内同士を区画する面材であり、前記発泡性断熱ボードは、前記面材に対して対向して配置され、かつ、前記面材との間に空気層を介して配置され、前記防振ゴムは、前記面材と前記発泡性断熱ボードとの間において縁全周に亘って設けられ、前記空気層における空気を滞留させるようにしてもよい。構造体としての面材と発泡性断熱ボードとの間の空気層が滞留しているため、当該空気層が断熱効果を発揮する。そのため、発泡性断熱ボードと当該空気層とにより、断熱効果が非常に高くなる。
【0011】
また、前記発泡性断熱ボードは、前記建物の室内側に設けられるようにしてもよい。これにより、発泡性断熱ボードを容易に取り付けることができる。
また、前記発泡性断熱ボードは、イソシアヌレートボードとしてもよい。これにより、確実に上記効果を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】建物の室内の断面図である。
【図2】図1の建物の室内の断面図におけるA−A断面図である。
【図3】図2の平面波スピーカのB−B拡大断面図を90°右回転させた状態の図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本実施形態のサウンドマスキングシステムについて、図1〜図3を参照して説明する。サウンドマスキングシステムは、建物、例えば仮設住宅や簡易住宅において、壁面または天井、もしくは、両者に設置する。ここで、図1および図2においては、サウンドマスキングシステム10,20を壁面31および天井面32の両者に適用した場合を図示している。ここで、サウンドマスキングシステム10,20は、建物の室内35において、例えば屋外や隣接する別の室内(当該室内35の外部)からの音の影響を低減する。具体的には、当該システムは、当該室内35に居室している人間にとって、当該室内35の外部にて発生する騒音を不快に感じないように、当該室内35に平面波音を発生させる。つまり、発生した平面波音によって騒音が打ち消されて、居室している人間が不快に感じないようにできる。
【0014】
このサウンドマスキングシステム10,20は、設置場所および大きさが異なるのみで、詳細構成は実質的に同一である。第一のサウンドマスキングシステム10は、建物の構造体である面材であって、当該建物の屋外または当該建物の室内同士を区画する壁面31のうち室内35側に設置する。また、第二のサウンドマスキングシステム20は、建物の構造体である面材であって、当該建物の屋外または当該建物の室内同士を区画する天井面32のうち室内35側に設置する。なお、図示しないが、サウンドマスキングシステムは、床面33に設置することもできる。
【0015】
サウンドマスキングシステム10,20は、発泡性断熱ボード11,21と、防振ゴム12,22と、平面波スピーカ13,23とを備える。
発泡性断熱ボード11,21は、プラスチック材料を発泡して製造する。例えば、発泡性断熱ボード11,21として、イソシアヌレートボードを用いる。つまり、発泡性断熱ボード11,21は、発泡化されているため軽量であるとともに、高い断熱性能を発揮する。そして、第一の発泡性断熱ボード11は、設置する壁面31の縦横長さよりそれぞれ僅かに短い縦横長さに形成されている。この第一の発泡性断熱ボード11は、壁面31の室内35側の面に対して対向して配置され、かつ、壁面31との間に空気層11aを介して配置される。また、第二の発泡性断熱ボード21は、設置する天井面32の縦横長さよりそれぞれ僅かに短い縦横長さに形成されている。この第二の発泡性断熱ボード21は、天井面32の室内35側の面に対して対向して配置され、かつ、天井面32との間に空気層21aを介して配置される。
【0016】
防振ゴム12,22は、発泡性断熱ボード11,21を、壁面31または天井面32に対して弾性支持する。防振ゴム12,22は、壁面31または天井面32と発泡性断熱ボード11,21との間において縁全周に亘って設けられている。つまり、防振ゴム12,22は、枠形状に形成されている。そして、防振ゴム12は、壁面31と発泡性断熱ボード11との間に形成される空気層11aにおいて、空気を滞留させている。また、防振ゴム22は、天井面32と発泡性断熱ボード21との間に形成される空気層21aにおいて、空気を滞留させている。
【0017】
このように、発泡性断熱ボード11,21の縁部が防振ゴム12,22により壁面31または天井面32に支持されているため、発泡性断熱ボード11,21の中央部は、面振動可能な状態とされている。発泡性断熱ボード11,21は、後に説明する平面波スピーカ13,23の駆動によって面振動する。
【0018】
平面波スピーカ13,23は、平面波音を発生するアクチュエータである。ここで、平面波音とは、コーンスピーカにより発生される球面波音とは異なる。球面波音は、点状の発生源から放射状に伝達されていくのに対して、平面波音は、面状の音発生源から面法線方向に伝達される。この平面波スピーカ13,23としては、例えば、株式会社エフ・ピー・エス社製のハイブリッドシステムスピーカ「FPS0105 HY-02」を適用する。
【0019】
平面波スピーカ13,23は、発泡性断熱ボード11,21のうち面振動する部位、ここでは発泡性断熱ボード11,21の中央部に取り付けられる。特に、本実施形態においては、平面波スピーカ13,23は、発泡性断熱ボード11,21のうち空気層11a,21a側に取り付けられている。ただし、平面波スピーカ13,23は、発泡性断熱ボード11,21のうち室内35側に取り付けることもできる。
【0020】
そして、平面波スピーカ13,23自身が、高周波の平面波音を発生する。さらに、平面波スピーカ13,23が発泡性断熱ボード11,21を面振動させることにより、発泡性断熱ボード11,21が低周波の平面波音を発生する。つまり、平面波スピーカ13,23は、高周波の平面波音を直接的に発生すると共に、低周波の平面波音を間接的に発生する。
【0021】
平面波スピーカ13,23の構造について図3を参照して説明する。図3に示すように、平面波スピーカ13,23は、フレーム51と、振動板52と、磁石53と、ボイスコイル54と、ヨーク55と、弾性部材56と、鉄板57と、不織布58とを備える。
【0022】
フレーム51は、鋼材またはアルミニウム合金の板をプレス加工することにより、ハット型の断面に形成される。すなわち、フレーム51は、コの字突出部51aと、端部から両外側に張り出したフランジ部51bとを有する。フレーム51のコの字突出部51aの突出端面(図3の上面)には、長円形状の開口部51cが形成されている。そして、フレーム51のフランジ部51bが、発泡性断熱ボード11,21に固定される。
【0023】
振動板52は、フレーム51の内側から開口部51cを塞ぐように、フレーム51に固定されている。この振動板52は、フレーム51と同様に、鋼材またはアルミニウム合金により形成されている。振動板52は、フレーム51に対して面振動可能である。この振動板52が面振動することにより、高周波の平面波音を発生する。
【0024】
複数の磁石53が、フレーム51の内部に例えば一列に配置され、磁極SまたはNが振動板52の内側面に対向するように配置されている。さらに、隣り合う磁石53は、それらの磁極が互いに反対の磁極となるように配置されている。
【0025】
ボイスコイル54は、振動板52のうち磁石53に対向する側の面(内側面)に接着して固定される。詳細には、ボイスコイル54は、磁石53の配列方向に沿って配列するように、かつ、S極の磁極が振動板52側を向いている磁石53に対向するように、振動板52の内側面側に設けられている。つまり、ボイスコイル54は、1個おきの磁石53に対向するように設けられている。このボイスコイル54は、例えば、巻線54aをボビン54bに巻回したものが好適に用いられる。この他に、ボイスコイル54は、ボビンのない空芯コイルであっても良い。
【0026】
ヨーク55は、コの字型形状に形成され、磁石53のうち振動板52に対向していない面を収容するように配置されている。ヨーク55の底面と磁石53のうち振動板52に対向していない面との間には、鉄板57が両者に接着した状態で介在している。つまり、鉄板57およびヨーク55が磁気回路を構成している。
【0027】
弾性部材56は、ヨーク55と基板としての発泡性断熱ボード11,21との間に介装されている。また、ヨーク55とボイスコイル54の間、および、磁石53とボイスコイル54との間には、磁石53および振動板52が振動したときに磁石53がボイスコイル54に接触しないように、不織布58を配置している。
【0028】
上記のように構成される平面波スピーカ13,23は、以下のように動作する。ボイスコイル54に制御信号が入力されると、ボイスコイル54に変動磁界が発生し、この変動磁界が磁石53の磁界と相互作用して振動板52が面振動する。磁石53は発泡性断熱ボード11,21に対して弾性部材56を介して取り付けられているため、振動板52が振動すると同時に磁石53も振動する。
【0029】
そして、振動板52の高周波の面振動は、面法線方向に直接伝達される。つまり、振動板52自身の面振動によって、高周波の平面波音が発生する。一方、振動板52の低周波の面振動は、フレーム51を通して発泡性断熱ボード11,21に伝達され、発泡性断熱ボード11,21が面振動することによって室内35に伝達される。つまり、振動板52の低周波の面振動が発泡性断熱ボード11,21の低周波の面振動を発生させることによって、低周波の平面波音が発生する。
【0030】
また、磁石53の高周波の振動は、弾性部材56で吸収されて発泡性断熱ボード11,21には伝達されない。一方、磁石53の低周波の振動は、弾性部材56を介して発泡性断熱ボード11,21に伝達され、発泡性断熱ボード11,21が面振動することによって低周波の平面波音を発生する。つまり、発泡性断熱ボード11,21は、振動板52の面振動および磁石53の振動に起因して、低周波の平面波音を発生する。
【0031】
以上より、平面波スピーカ13,23自身によって高周波の平面波音を発生させると共に、発泡性断熱ボード11,21によって低周波の平面波音を発生させることができる。そのため、広い周波数領域に対して平面波音を発生させることができる。さらに、発生する音がコーンスピーカによる球面波音とは異なり平面波音であるため、発生源からの距離に応じた減衰率が小さい。そのため、室内35において、音の大きさの差を小さくできる。つまり、室内35の広い範囲において、適度な音の大きさとすることができる。
【0032】
また、発泡性断熱ボード11,21の材料に発泡性の材料を用いることにより、発泡性断熱ボード11,21の軽量化を図ることができる。そのため、平面波スピーカ13,23によって発泡性断熱ボード11,21を確実に面振動させることができる。その結果、発泡性断熱ボード11,21の面振動によって低周波の平面波音を発生することができる。さらに、発泡性断熱ボード11,21は断熱性材料からなる。つまり、発泡性断熱ボード11,21を備えることにより、室内35の断熱性を高めることができる。このように、音マスキング性および断熱性を兼ね備えているため、仮設住宅や簡易住宅に好適に用いられる。
【0033】
また、発泡性断熱ボード11,21は、防振ゴム12,22により壁面31または天井面32に対して弾性支持されている。防振ゴム12,22によって、発泡性断熱ボード11,21の面振動が壁面31または天井面32に伝達されにくくなる。従って、壁面31または天井面32自体が振動することを防止できる。その結果、建物の構造体の振動による騒音の発生を低減することができる。つまり、室内35において、平面波スピーカ13,23および発泡性断熱ボード11,21により、所望の平面波音を発生できる。さらに、発泡性断熱ボード11,21の面振動が壁面31または天井面32に影響を与えることを防止できる。つまり、建物の構造体による建物の支持機能に悪影響を及ぼすことを防止できる。
【0034】
また、発泡性断熱ボード11,21と壁面31または天井面32との間に空気層11a,21aを形成すると共に、防振ゴム12,22は、発泡性断熱ボード11,21の縁全周に亘って設けられ、空気層11a,21aにおける空気を滞留させるようにしている。つまり、空気層が断熱効果を発揮する。従って、発泡性断熱ボード11,21および空気層11a,21aにより、二重の断熱効果を発揮する。また、発泡性断熱ボード11,21は、室内35側に設けるようにしている。そのため、発泡性断熱ボード11,21の取付が非常に容易にできる。
【0035】
また、天井面32に設けたサウンドマスキングシステム20は、上記に加えて、二階の床衝撃音に対するマスキング効果を発揮することができる。特に、天井面32全体が面振動することによって、アクチュエータとしての平面波スピーカ23の設置数が僅かであったとしても、二階の床衝撃発生箇所に関わりなく確実にマスキング効果を発揮する。
【符号の説明】
【0036】
10,20:サウンドマスキングシステム、 11,21:発泡性断熱ボード
11a,21a:空気層、 12,22:防振ゴム、 13,23:平面波スピーカ
31:壁面、 32:天井面、 33:床面、 35:室内
51:フレーム、 52:振動板、 53:磁石、 54:ボイスコイル
55:ヨーク、 56:弾性部材、 57:鉄板、 58:不織布


【特許請求の範囲】
【請求項1】
建物の室内において当該室内の外部からの音の影響を低減するサウンドマスキングシステムであって、
前記建物の構造体に面振動可能に支持された発泡性断熱ボードと、
前記発泡性断熱ボードのうち面振動する部位に取り付けられ、それ自身が高周波の平面波音を発生すると共に、前記発泡性断熱ボードを面振動させることにより低周波の平面波音を発生させる平面波スピーカと、
を備えるサウンドマスキングシステム。
【請求項2】
請求項1において、
前記サウンドマスキングシステムは、前記建物の構造体に対して前記発泡性断熱ボードを弾性支持する防振ゴムを備えるサウンドマスキングシステム。
【請求項3】
請求項1または2において、
前記構造体は、前記建物の室内と屋外、または、前記建物の室内同士を区画する面材であり、
前記発泡性断熱ボードは、前記面材に対して対向して配置され、かつ、前記面材との間に空気層を介して配置され、
前記防振ゴムは、前記面材と前記発泡性断熱ボードとの間において縁全周に亘って設けられ、前記空気層における空気を滞留させるサウンドマスキングシステム。
【請求項4】
請求項1〜3の何れか一項において、
前記発泡性断熱ボードは、前記建物の室内側に設けられるサウンドマスキングシステム。
【請求項5】
請求項1〜4の何れか一項において、
前記発泡性断熱ボードは、イソシアヌレートボードであるサウンドマスキングシステム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−3393(P2013−3393A)
【公開日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−135281(P2011−135281)
【出願日】平成23年6月17日(2011.6.17)
【出願人】(000219602)東海ゴム工業株式会社 (1,983)
【Fターム(参考)】