説明

サバイビン発現を調整するためのオリゴマー化合物

本発明は、サバイビンの発現を調整するために、サバイビン遺伝子に対するオリゴヌクレオチドを提供する。本組成物は、サバイビンをコードする核酸を標的とするオリゴヌクレオチド、特にアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む。サバイビン発現の調整、およびサバイビンの過剰発現、突然変異型サバイビンの発現またはその両方に関係する疾患の処置を目的として、これらの化合物を使用する方法を提供する。疾患の例は癌、例えば肺、乳房、結腸、前立腺、膵臓、肺、肝臓、甲状腺、腎臓、脳、精巣、胃、消化管、腸、脊髄、洞、膀胱、尿路および卵巣の癌である。本オリゴヌクレオチドは、デオキシリボヌクレオシドもしくは核酸類似体(例:ロックト核酸など)またはそれらの組合せから構成され得る。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
合計8〜50個のヌクレオチドおよび/またはヌクレオチド類似体からなる化合物であって、前記化合物は少なくとも8ヌクレオチドまたはヌクレオチド類似体の部分配列を含み、前記部分配列が、配列番号2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143および144からなる群より選択される配列内に位置する化合物。
【請求項2】
前記配列が、配列番号2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132および133からなる群より選択される配列内に位置する、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
8〜40個のヌクレオチドを含む、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
8〜20個のヌクレオチドを含む、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
12〜20個のヌクレオチドを含む、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
12、13、14、15、16、17、18、19または20個のヌクレオチドを含む、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
14、15、16、17または18個のヌクレオチドを含む、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
15〜17個のヌクレオチドを含む、請求項5に記載の化合物。
【請求項9】
15、16または17個のヌクレオチドを含む、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
15個のヌクレオチドを含む、請求項8に記載の化合物。
【請求項11】
16個のヌクレオチドを含む、請求項9に記載の化合物。
【請求項12】
17個のヌクレオチドを含む、請求項9に記載の化合物。
【請求項13】
少なくとも10ヌクレオチドまたはヌクレオチド類似体の部分配列を含む、上記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項14】
少なくとも12ヌクレオチドまたはヌクレオチド類似体の部分配列を含む、上記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項15】
少なくとも14ヌクレオチドまたはヌクレオチド類似体の部分配列を含む、上記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項16】
10、11、12、13、14、15または16ヌクレオチドまたはヌクレオチド類似体の部分配列を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項17】
前記ヌクレオチドがホスフェート基、ホスホロチオエート基およびボラノホスフェート基からなる群より選択される連結基を含み、ヌクレオシド間連結部が-O-P(O)2-O-、-O-P(O,S)-O-、-O-P(S)2-O-、-S-P(O)2-O-、-S-P(O,S)-O-、-S-P(S)2-O-、-O-P(O)2-S-、-O-P(O,S)-S-、-S-P(O)2-S-、-O-PO(RH)-O-、O-PO(OCH3)-O-、-O-PO(NRH)-O-、-O-PO(OCH2CH2S-R)-O-、-O-PO(BH3)-O-、-O-PO(NHRH)-O-、-O-P(O)2-NRH-、-NRH-P(O)2-O-、-NRH-CO-O-、-NRH-CO-NRH-、-O-CO-O-、-O-CO-NRH-、-NRH-CO-CH2-、-O-CH2-CO-NRH-、-O-CH2-CH2-NRH-、-CO-NRH-CH2-、-CH2-NRH-CO-、-O-CH2-CH2-S-、-S-CH2-CH2-O-、-S-CH2-CH2-S-、-CH2-SO2-CH2-、-CH2-CO-NRH-、-O-CH2-CH2-NRH-CO-、CH2-NCH3-O-CH2-(式中、RHは水素およびC1-4-アルキルから選択される)でありうる、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項18】
前記ヌクレオチドが、ホスフェート基、ホスホロチオエート基およびボラノホスフェート基からなる群より選択される連結基を含む、請求項1〜17のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項19】
前記連結部がホスフェート基である、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
前記連結部がホスホロチオエート基である、請求項17に記載の化合物。
【請求項21】
全てのヌクレオチドがホスホロチオエート基を含む、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
少なくとも1つのヌクレオチドが対応するヌクレオチド類似体で置き換えられている、上記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項23】
1〜50個のヌクレオチド類似体を含む、請求項22に記載の化合物。
【請求項24】
2〜45個のヌクレオチド類似体を含む、請求項23に記載の化合物。
【請求項25】
3〜40個のヌクレオチド類似体を含む、請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
4〜35個のヌクレオチド類似体を含む、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
5〜30個のヌクレオチド類似体を含む、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
6〜25個のヌクレオチド類似体を含む、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
6〜20個のヌクレオチド類似体を含む、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
6〜12個のヌクレオチド類似体を含む、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
8〜12個のヌクレオチド類似体を含む、請求項30に記載の化合物。
【請求項32】
6、7、8、9、10、11または12個のヌクレオチド類似体を含む、請求項30に記載の化合物。
【請求項33】
6〜10個のヌクレオチド類似体を含む、請求項31に記載の化合物。
【請求項34】
6、7、8、9または10個のヌクレオチド類似体を含む、請求項33に記載の化合物。
【請求項35】
7、8または9個のヌクレオチド類似体を含む、請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
8個のヌクレオチド類似体を含む、請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
全てのヌクレオチドが対応するヌクレオチド類似体で置き換えられている、請求項22〜36のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項38】
3'末端に位置するヌクレオシドを含む、請求項22〜36のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項39】
前記ヌクレオチド類似体の少なくとも1つが式:
【化1】

[式中、ZおよびZ*は独立して、存在しないか、ヌクレオシド間連結部、末端基または保護基の中から選択され、
XおよびYは、O、S、NR、CH2、CH(二重結合の一部である場合)、CH2-O、CH2-S、CH2-NR、CH2-CH2、CH2-CH(二重結合の一部である場合)およびCH=CH(式中、Rは水素またはC1-4-アルキルである)からなる群より独立して選択される]
のロックト核酸(LNA)である、請求項22〜39のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項40】
XはOであり、YはO、SおよびNR(式中、Rは水素またはC1-4-アルキルである)からなる群より選択される、請求項40に記載の化合物。
【請求項41】
XはOであり、YはO、SおよびNHからなる群より選択される、請求項41に記載の化合物。
【請求項42】
XはOであり、YはOである、請求項42に記載の化合物。
【請求項43】
前記LNAがベータ-D型またはアルファ-L型である、請求項40〜46のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項44】
前記ヌクレオチド類似体が、-O-P(O)2-O-、-O-P(O,S)-O-、-O-P(S)2-O-、-S-P(O)2-O-、-S-P(O,S)-O-、-S-P(S)2-O-、-O-P(O)2-S-、-O-P(O,S)-S-、-S-P(O)2-S-、-O-PO(RH)-O-、O-PO(OCH3)-O-、-O-PO(NRH)-O-、-O-PO(OCH2CH2S-R)-O-、-O-PO(BH3)-O-、-O-PO(NHRH)-O-、-O-P(O)2-NRH-、-NRH-P(O)2-O-、-NRH-CO-O-、-NRH-CO-NRH-、-O-CO-O-、-O-CO-NRH-、-NRH-CO-CH2-、-O-CH2-CO-NRH-、-O-CH2-CH2-NRH-、-CO-NRH-CH2-、-CH2-NRH-CO-、-O-CH2-CH2-S-、-S-CH2-CH2-O-、-S-CH2-CH2-S-、-CH2-SO2-CH2-、-CH2-CO-NRH-、-O-CH2-CH2-NRH-CO-、CH2-NCH3-O-CH2-(式中、RHは水素およびC1-4-アルキルから選択される)からなる群より選択される連結基を含む、請求項40〜44のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項45】
前記ヌクレオチドおよび/またはヌクレオチド類似体がホスフェート基によって互いに連結されている、請求項45に記載の化合物。
【請求項46】
前記ヌクレオチドおよび/またはヌクレオチド類似体がホスホロチオエート基によって互いに連結されている、請求項45に記載の化合物。
【請求項47】
前記ヌクレオチドおよび/またはヌクレオチド類似体がホスフェート基によって互いに連結されており、XはOであり、YはOであり、前記LNAがβ-D型である、請求項47に記載の化合物。
【請求項48】
前記部分配列が、2〜6LNA(請求項40〜44のいずれか一項に定義するもの)のストレッチと、それに続く4〜12ヌクレオチドのストレッチと、それに続く2〜6LNA(請求項40〜44のいずれか一項に定義するもの)のストレッチとを含む、請求項45〜48のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項49】
前記部分配列が、4LNA(請求項40〜44のいずれか一項に定義するもの)のストレッチと、それに続く8ヌクレオチドのストレッチと、それに続く4LNA(請求項40〜44のいずれか一項に定義するもの)のストレッチとを含む、請求項49に記載の化合物。
【請求項50】
前記部分配列が、2〜6LNA(請求項40〜44のいずれか一項に定義するもの)のストレッチと、それに続く4〜12ヌクレオチドのストレッチと、それに続く2〜5LNA(請求項40〜44のいずれか一項に定義するもの)のストレッチと、それに続く1ヌクレオチドとを含む、請求項48に記載の化合物。
【請求項51】
前記部分配列が、4LNA(請求項40〜44のいずれか一項に定義するもの)のストレッチと、それに続く8ヌクレオチドのストレッチと、それに続く3LNA(請求項40〜44のいずれか一項に定義するもの)のストレッチと、それに続く1ヌクレオチドとを含む、請求項51に記載の化合物。
【請求項52】
前記1ヌクレオチドが3'末端に位置する、請求項51または52のいずれかに記載の化合物。
【請求項53】
前記ヌクレオシドおよび/またはLNAが、ホスフェート基、ホスホロチオエート基およびボラノホスフェート基からなる群より選択される連結基によって互いに連結されている、請求項49〜53のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項54】
前記ヌクレオシドおよび/または前記LNAがホスフェート基によって互いに連結されている、請求項54に記載の化合物。
【請求項55】
前記ヌクレオシドおよび/または前記LNAがホスホロチオエート基によって互いに連結されている、請求項54に記載の化合物。
【請求項56】
部分配列が配列番号2aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項57】
部分配列が配列番号3aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項58】
部分配列が配列番号4aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項59】
部分配列が配列番号5aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項60】
部分配列が配列番号6aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項61】
部分配列が配列番号7aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項62】
部分配列が配列番号8aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項63】
部分配列が配列番号9aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項64】
部分配列が配列番号10aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項65】
部分配列が配列番号11aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項66】
部分配列が配列番号12aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項67】
部分配列が配列番号13aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項68】
部分配列が配列番号14aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項69】
部分配列が配列番号15aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項70】
部分配列が配列番号117aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項71】
部分配列が配列番号118aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項72】
部分配列が配列番号119aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項73】
部分配列が配列番号120aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項74】
部分配列が配列番号121aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項75】
部分配列が配列番号122aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項76】
部分配列が配列番号123aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項77】
部分配列が配列番号124aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項78】
部分配列が配列番号125aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項79】
部分配列が配列番号126aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項80】
部分配列が配列番号127aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項81】
部分配列が配列番号128aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項82】
部分配列が配列番号129aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項83】
部分配列が配列番号130aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項84】
部分配列が配列番号131aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項85】
部分配列が配列番号132aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項86】
部分配列が配列番号133aである、請求項56に記載の化合物。
【請求項87】
3'末端LNAが対応する天然ヌクレオシドで置き換えられている、請求項57〜72のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項88】
配列番号2aを含む化合物。
【請求項89】
配列番号3aを含む化合物。
【請求項90】
配列番号4aを含む化合物。
【請求項91】
配列番号5aを含む化合物。
【請求項92】
配列番号6aを含む化合物。
【請求項93】
配列番号7aを含む化合物。
【請求項94】
配列番号8aを含む化合物。
【請求項95】
配列番号9aを含む化合物。
【請求項96】
配列番号10aを含む化合物。
【請求項97】
配列番号11aを含む化合物。
【請求項98】
配列番号12aを含む化合物。
【請求項99】
配列番号13aを含む化合物。
【請求項100】
配列番号14aを含む化合物。
【請求項101】
配列番号15aを含む化合物。
【請求項102】
配列番号117aを含む化合物。
【請求項103】
配列番号118aを含む化合物。
【請求項104】
配列番号119aを含む化合物。
【請求項105】
配列番号120aを含む化合物。
【請求項106】
配列番号121aを含む化合物。
【請求項107】
配列番号122aを含む化合物。
【請求項108】
配列番号123aを含む化合物。
【請求項109】
配列番号124aを含む化合物。
【請求項110】
配列番号125aを含む化合物。
【請求項111】
配列番号126aを含む化合物。
【請求項112】
配列番号127aを含む化合物。
【請求項113】
配列番号128aを含む化合物。
【請求項114】
配列番号129aを含む化合物。
【請求項115】
配列番号130aを含む化合物。
【請求項116】
配列番号131aを含む化合物。
【請求項117】
配列番号132aを含む化合物。
【請求項118】
配列番号133aを含む化合物。
【請求項119】
3'末端LNAが対応するヌクレオチドで置き換えられている、請求項74〜104のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項120】
請求項1〜73のいずれか一項に記載の化合物と、前記化合物に共有結合された少なくとも1つの非ヌクレオチドまたは非ポリヌクレオチド部分とを含むコンジュゲート。
【請求項121】
請求項1〜105のいずれか一項に記載の化合物または請求項106に記載のコンジュゲートと、医薬的に許容できる希釈剤、担体または佐剤とを含む医薬組成物。
【請求項122】
少なくとも1つの化学療法剤を更に含み、ここで、該アンチセンスオリゴおよび化学療法剤の1個以上の同じ医薬組成物を併用処置とする、請求項107に記載の医薬組成物。
【請求項123】
前記化学療法剤が、副腎皮質ステロイド(プレドニゾン、デキサメタゾンまたはデカドロンなど)、アルトレタミン(ヘキサレン、ヘキサメチルメラミン(HMM))、アミフォスチン(エチオール)、アミノグルテチミド(シタドレン)、アムサクリン(M-AMSA)、アナストロゾール(アリミデクス)、アンドロゲン(テストステロンなど)、アスパラギナーゼ(エルスパー)、カルメットゲラン桿菌、ビカルタミド(カソデックス)、ブレオマイシン(ブレノキサン)、ブスルファン(ミレラン)、カルボプラチン(パラプラチン)、カルムスチン(BCNU、BiCNU)、クロラムブシル(リューケラン)、クロロデオキシアデノシン(2-CDA、クラドリビン、ロイスタチン)、シスプラチン(プラチノール)、シトシンアラビノシド(シタラビン)、ダカルバジン(DTIC)、ダクチノマイシン(アクチノマイシンD、コスメゲン)、ダウノルビシン(セルビジン)、ドセタキセル(タキソテール)、ドキソルビシン(アドリアマイシン)、エピルビシン、エストラムスチン(emcyt)、エストロゲン(ジエチルスチルベストロール(DES)など)、エトポシド(VP-16、ベプシド、エトポフォス)、フルダラビン(フルダラ)、フルタミド(ユーレキシン))、5-FUDR(フロクスウリジン)、5-フルオロウラシル(5-FU)、ゲムシタビン(ゲムザール)、ゴセレリン(ゾダレックス)、ハーセプチン(トラスツズマブ)、ヒドロキシ尿素(ハイドレア)、イダルビシン(イダマイシン)、イホスファミド、IL-2(プロロイキン、アルデスロイキン)、インターフェロン・アルファ(イントロンA、ロフェロンA)、イリノテカン(カンプトサール)、ロイプロリド(ルプロン)、レバミソール(エルガミソール)、ロムスチン(CCNU)、メクロルエタミン(マスターゲン、ナイトロジェンマスタード)、メルファラン(アルケラン)、メルカプトプリン(プリネトール、6-MP)、メトトレキセート(メキセート)、マイトマイシンC(ムタムチン)、ミトキサントロン(ノバントロン)、オクトレオチド(サンドスタチン)、ペントスタチン(2-デオキシコホルマイシン、ニペント)、プリカマイシン(ミトラマイシン、ミトラシン)、プロカルバジン(マチュラン)、ストレプトゾシン、タモキシフェン(ノルバデックス)、タキソール(パクリタキセル)、テニポシド(ビュウモン、VM-26)、チオテパ、トポテカン(ハイカムチン)、トレチノイン(ベサノイド、全トランス型レチノイン酸)、ビンブラスチン(バルバン)、ビンクリスチン(オンコビン)およびビノレルビン(ナベルビン)からなる群より選択される、請求項108の医薬組成物。
【請求項124】
医薬として使用するための、請求項1〜105のいずれか一項に定義した化合物または請求項106に定義したコンジュゲート。
【請求項125】
癌を処置するための医薬の製造を目的とする、請求項1〜105のいずれか一項に定義した化合物または請求項106に定義したコンジュゲートの使用。
【請求項126】
前記癌が固形腫瘍の形態をしている、請求項111に記載の使用。
【請求項127】
前記癌が癌腫である、請求項111または112に記載の使用。
【請求項128】
前記癌腫が、悪性黒色腫、基底細胞癌、卵巣癌、乳癌、非小細胞肺癌、腎細胞癌、膀胱癌、再発性表在性膀胱癌、胃癌、前立腺癌、膵癌、肺癌、子宮頸癌、子宮頚部形成異常、咽頭乳頭腫症、結腸癌、結腸直腸癌および類癌腫からなる群より選択される、請求項113に記載の使用。
【請求項129】
前記癌腫が、悪性黒色腫、非小細胞肺癌、乳癌、結腸癌および腎細胞癌からなる群より選択される、請求項114に記載の使用。
【請求項130】
前記悪性黒色腫が、表在拡大型黒色腫、結節型黒色腫、悪性黒子型黒色腫、先端黒色腫、メラニン欠乏症黒色腫および線維硬化性黒色腫からなる群より選択される、請求項115に記載の使用。
【請求項131】
前記癌が肉腫である、請求項111または112のいずれかに記載の使用。
【請求項132】
前記肉腫が、骨肉腫、ユーイング肉腫、軟骨肉腫、悪性線維性組織球腫、線維肉腫およびカポジ肉腫からなる群より選択される、請求項117に記載の使用。
【請求項133】
前記癌が神経膠腫である、請求項111または112のいずれかに記載の使用。
【請求項134】
癌を処置する方法であって、請求項1〜105のいずれか一項に定義した化合物、請求項106に定義したコンジュゲート、または請求項107〜109のいずれか一項に定義した医薬組成物を、その必要がある患者に投与することを含む方法。
【請求項135】
前記癌が固形腫瘍の形態をしている、請求項120に記載の方法。
【請求項136】
前記癌が癌腫である、請求項120に記載の方法。
【請求項137】
前記癌腫が、悪性黒色腫、基底細胞癌、卵巣癌、乳癌、非小細胞肺癌、腎細胞癌、膀胱癌、再発性表在性膀胱癌、胃癌、前立腺癌、膵癌、肺癌、子宮頸癌、子宮頚部形成異常、咽頭乳頭腫症、結腸癌、結腸直腸癌癌腫および類癌腫からなる群より選択される、請求項122に記載の方法。
【請求項138】
前記癌腫が、悪性黒色腫、非小細胞肺癌、乳癌、結腸癌および腎細胞癌からなる群より選択される、請求項123に記載の方法。
【請求項139】
前記悪性黒色腫が、表在拡大型黒色腫、結節型黒色腫、悪性黒子型黒色腫、先端黒色腫、メラニン欠乏症黒色腫および線維硬化性黒色腫からなる群より選択される、請求項124に記載の方法。
【請求項140】
前記癌が肉腫である、請求項120に記載の方法。
【請求項141】
前記肉腫が、骨肉腫、ユーイング肉腫、軟骨肉腫、悪性線維性組織球腫、線維肉腫およびカポジ肉腫からなる群より選択される、請求項126に記載の方法。
【請求項142】
前記癌が神経膠腫である、請求項120または121に記載の方法。
【請求項143】
アテローム性動脈硬化症、乾癬、糖尿病性網膜症、慢性関節リウマチ、喘息、疣贅およびアレルギー性皮膚炎を処置するための医薬の製造を目的とする、請求項1〜105のいずれか一項に定義した化合物または請求項106に定義したコンジュゲートの使用。
【請求項144】
癌を処置するための医薬の製造を目的とする、請求項1〜105のいずれか一項に定義した化合物または請求項106に定義したコンジュゲートの使用であって、前記医薬が、副腎皮質ステロイド(プレドニゾン、デキサメタゾンまたはデカドロンなど)、アルトレタミン(ヘキサレン、ヘキサメチルメラミン(HMM))、アミフォスチン(エチオール)、アミノグルテチミド(シタドレン)、アムサクリン(M-AMSA)、アナストロゾール(アリミデクス)、アンドロゲン(テストステロンなど)、アスパラギナーゼ(エルスパー)、カルメットゲラン桿菌、ビカルタミド(カソデックス)、ブレオマイシン(ブレノキサン)、ブスルファン(ミレラン)、カルボプラチン(パラプラチン)、カルムスチン(BCNU、BiCNU)、クロラムブシル(リューケラン)、クロロデオキシアデノシン(2-CDA、クラドリビン、ロイスタチン)、シスプラチン(プラチノール)、シトシンアラビノシド(シタラビン)、ダカルバジン(DTIC)、ダクチノマイシン(アクチノマイシンD、コスメゲン)、ダウノルビシン(セルビジン)、ドセタキセル(タキソテール)、ドキソルビシン(アドリアマイシン)、エピルビシン、エストラムスチン(emcyt)、エストロゲン(ジエチルスチルベストロール(DES)など)、エトポシド(VP-16、ベプシド、エトポフォス)、フルダラビン(フルダラ)、フルタミド(ユーレキシン)、5-FUDR(フロクスウリジン)、5-フルオロウラシル(5-FU)、ゲムシタビン(ゲムザール)、ゴセレリン(ゾダレックス)、ハーセプチン(トラスツズマブ)、ヒドロキシ尿素(ハイドレア)、イダルビシン(イダマイシン)、イホスファミド、IL-2(プロロイキン、アルデスロイキン)、インターフェロン・アルファ(イントロンA、ロフェロンA)、イリノテカン(カンプトサール)、ロイプロリド(ルプロン)、レバミソール(エルガミソール)、ロムスチン(CCNU)、メクロルエタミン(マスターゲン、ナイトロジェンマスタード)、メルファラン(アルケラン)、メルカプトプリン(プリネトール、6-MP)、メトトレキセート(メキセート)、マイトマイシンC(ムタムチン)、ミトキサントロン(ノバントロン)、オクトレオチド(サンドスタチン)、ペントスタチン(2-デオキシコホルマイシン、ニペント)、プリカマイシン(ミトラマイシン、ミトラシン)、プロカルバジン(マチュラン)、ストレプトゾシン、タモキシフェン(ノルバデックス)、タキソール(パクリタキセル)、テニポシド(ビュウモン、VM-26)、チオテパ、トポテカン(ハイカムチン)、トレチノイン(ベサノイド、全トランス型レチノイン酸)、ビンブラスチン(バルバン)、ビンクリスチン(オンコビン)およびビノレルビン(ナベルビン)からなる群より選択される化学療法剤をさらに含む使用。
【請求項145】
化学療法剤が、タキソール、パクリタキセルまたはドセタキセルなどのタキサン類から選択される、請求項130に記載の使用。
【請求項146】
癌を処置するための医薬の製造を目的とする、請求項1〜105のいずれか一項に定義した化合物または請求項106に定義したコンジュゲートの使用であって、前記処置が、副腎皮質ステロイド(プレドニゾン、デキサメタゾンまたはデカドロンなど)、アルトレタミン(ヘキサレン、ヘキサメチルメラミン(HMM))、アミフォスチン(エチオール)、アミノグルテチミド(シタドレン)、アムサクリン(M-AMSA)、アナストロゾール(アリミデクス)、アンドロゲン(テストステロンなど)、アスパラギナーゼ(エルスパー)、カルメットゲラン桿菌、ビカルタミド(カソデックス)、ブレオマイシン(ブレノキサン)、ブスルファン(ミレラン)、カルボプラチン(パラプラチン)、カルムスチン(BCNU、BiCNU)、クロラムブシル(リューケラン)、クロロデオキシアデノシン(2-CDA、クラドリビン、ロイスタチン)、シスプラチン(プラチノール)、シトシンアラビノシド(シタラビン)、ダカルバジン(DTIC)、ダクチノマイシン(アクチノマイシンD、コスメゲン)、ダウノルビシン(セルビジン)、ドセタキセル(タキソテール)、ドキソルビシン(アドリアマイシン)、エピルビシン、エストラムスチン(emcyt)、エストロゲン(ジエチルスチルベストロール(DES)など)、エトポシド(VP-16、ベプシド、エトポフォス)、フルダラビン(フルダラ)、フルタミド(ユーレキシン)、5-FUDR(フロクスウリジン)、5-フルオロウラシル(5-FU)、ゲムシタビン(ゲムザール)、ゴセレリン(ゾダレックス)、ハーセプチン(トラスツズマブ)、ヒドロキシ尿素(ハイドレア)、イダルビシン(イダマイシン)、イホスファミド、IL-2(プロロイキン、アルデスロイキン)、インターフェロン・アルファ(イントロンA、ロフェロンA)、イリノテカン(カンプトサール)、ロイプロリド(ルプロン)、レバミソール(エルガミソール)、ロムスチン(CCNU)、メクロルエタミン(マスターゲン、ナイトロジェンマスタード)、メルファラン(アルケラン)、メルカプトプリン(プリネトール、6-MP)、メトトレキセート(メキセート)、マイトマイシンC(ムタムチン)、ミトキサントロン(ノバントロン)、オクトレオチド(サンドスタチン)、ペントスタチン(2-デオキシコホルマイシン、ニペント)、プリカマイシン(ミトラマイシン、ミトラシン)、プロカルバジン(マチュラン)、ストレプトゾシン、タモキシフェン(ノルバデックス)、タキソール(パクリタキセル)、テニポシド(ビュウモン、VM-26)、チオテパ、トポテカン(ハイカムチン)、トレチノイン(ベサノイド、全トランス型レチノイン酸)、ビンブラスチン(バルバン)、ビンクリスチン(オンコビン)およびビノレルビン(ナベルビン)からなる群より選択されるさらなる化学療法剤の投与をさらに含む使用。
【請求項147】
前記処置が、タキソール、パクリタキセルまたはドセタキセルなどのタキサン類から選択されるさらなる化学療法剤の投与をさらに含む、請求項132に記載の使用。
【請求項148】
癌を処置する方法であって、請求項1〜105のいずれか一項に定義した化合物、請求項106に定義したコンジュゲート、または請求項107〜109のいずれか一項に定義した医薬組成物を、その必要がある患者に投与することを含み、さらに、副腎皮質ステロイド(プレドニゾン、デキサメタゾンまたはデカドロンなど)、アルトレタミン(ヘキサレン、ヘキサメチルメラミン(HMM))、アミフォスチン(エチオール)、アミノグルテチミド(シタドレン)、アムサクリン(M-AMSA)、アナストロゾール(アリミデクス)、アンドロゲン(テストステロンなど)、アスパラギナーゼ(エルスパー)、カルメットゲラン桿菌、ビカルタミド(カソデックス)、ブレオマイシン(ブレノキサン)、ブスルファン(ミレラン)、カルボプラチン(パラプラチン)、カルムスチン(BCNU、BiCNU)、クロラムブシル(リューケラン)、クロロデオキシアデノシン(2-CDA、クラドリビン、ロイスタチン)、シスプラチン(プラチノール)、シトシンアラビノシド(シタラビン)、ダカルバジン(DTIC)、ダクチノマイシン(アクチノマイシンD、コスメゲン)、ダウノルビシン(セルビジン)、ドセタキセル(タキソテール)、ドキソルビシン(アドリアマイシン)、エピルビシン、エストラムスチン(emcyt)、エストロゲン(ジエチルスチルベストロール(DES)など)、エトポシド(VP-16、ベプシド、エトポフォス)、フルダラビン(フルダラ)、フルタミド(ユーレキシン)、5-FUDR(フロクスウリジン)、5-フルオロウラシル(5-FU)、ゲムシタビン(ゲムザール)、ゴセレリン(ゾダレックス)、ハーセプチン(トラスツズマブ)、ヒドロキシ尿素(ハイドレア)、イダルビシン(イダマイシン)、イホスファミド、IL-2(プロロイキン、アルデスロイキン)、インターフェロン・アルファ(イントロンA、ロフェロンA)、イリノテカン(カンプトサール)、ロイプロリド(ルプロン)、レバミソール(エルガミソール)、ロムスチン(CCNU)、メクロルエタミン(マスターゲン、ナイトロジェンマスタード)、メルファラン(アルケラン)、メルカプトプリン(プリネトール、6-MP)、メトトレキセート(メキセート)、マイトマイシンC(ムタムチン)、ミトキサントロン(ノバントロン)、オクトレオチド(サンドスタチン)、ペントスタチン(2-デオキシコホルマイシン、ニペント)、プリカマイシン(ミトラマイシン、ミトラシン)、プロカルバジン(マチュラン)、ストレプトゾシン、タモキシフェン(ノルバデックス)、タキソール(パクリタキセル)、テニポシド(ビュウモン、VM-26)、チオテパ、トポテカン(ハイカムチン)、トレチノイン(ベサノイド、全トランス型レチノイン酸)、ビンブラスチン(バルバン)、ビンクリスチン(オンコビン)およびビノレルビン(ナベルビン)からなる群より選択されるさらなる化学療法剤を投与することを含む方法。
【請求項149】
癌を処置する方法であって、請求項1〜105のいずれか一項に定義した化合物、請求項106に定義したコンジュゲート、または請求項107〜109のいずれか一項に定義した医薬組成物を、その必要がある患者に投与することを含み、さらに、タキサン類、特にタキソール、パクリタキセルまたはドセタキセルからなる群より選択されるさらなる化学療法剤を投与することを含む方法。
【請求項150】
異常な血管新生によって起こる疾患を患っている哺乳動物またはそのような疾患に罹りやすい哺乳動物を処置する方法であって、サバイビンを標的とするオリゴヌクレオチドであって1以上のLNA単位を含むオリゴヌクレオチドの治療有効量を、その哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項151】
アポトーシスを防止または制限する方法であって、請求項1〜105のいずれか一項に定義した化合物、請求項106に定義したコンジュゲート、または請求項107〜109のいずれか一項に定義した医薬組成物を投与することを含む方法。
【請求項152】
細胞増殖を防止する方法であって、請求項1〜105のいずれか一項に定義した化合物、請求項106に定義したコンジュゲート、または請求項107〜109のいずれか一項に定義した医薬組成物を投与することを含む方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公表番号】特表2007−523601(P2007−523601A)
【公表日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−501524(P2006−501524)
【出願日】平成16年2月10日(2004.2.10)
【国際出願番号】PCT/DK2004/000096
【国際公開番号】WO2004/069991
【国際公開日】平成16年8月19日(2004.8.19)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ウィンドウズ
【出願人】(504013269)サンタリス・ファルマ・アクティーゼルスカブ (29)
【氏名又は名称原語表記】SANTARIS PHARMA A/S
【Fターム(参考)】