説明

サービス提供施設の出入管理システム

【課題】コインランドリの営業時間外で、その出入口の扉が施錠された後であっても、その店舗内のランドリ機器を使用している人であれば、店舗内に入ることができるようにする。
【解決手段】コインランドリの営業終了時刻を過ぎてランドリ機器を使用する場合に、発券装置からカードが発行される。営業終了時刻が経過すると、錠装置が施錠されて可動扉4がロックされるが、カードをカード読取装置11に挿入してその記録内容を読み取らせると、錠装置5が一時的に解錠されて店舗内に入ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はコインランドリなどのサービス提供施設の出入口の扉の施解錠を制御するサービス提供施設の出入管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
コインランドリは、通常、無人で運営されている。そのため、夜間の不審者の侵入を防止するために、出入口の扉の施解錠を営業時間に合わせて自動的に行う出入管理システムを取り入れているコインランドリも多い。
なお、本発明とは直接の関係はないが、コインランドリにおいて、店舗内に設置された洗濯機や乾燥機などのランドリ機器を対象に、その蓋の施解錠を暗証番号の入力によって行うようにしたものがある(特許文献1)。
【特許文献1】特開2003−30743号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
コインランドリの出入管理システムでは、営業終了時刻になると、店舗の出入口の扉が自動的に施錠され、その後は、店舗から外へ出ることしかできなくなる。このため、利用者が、ランドリ機器の運転終了までの待ち時間を利用して用事を済ませようとして、店舗外に出ている間に営業終了時刻が来ると、店舗内に入ることができず、翌日の営業開始時刻まで洗濯物を取り出すことができなくなるという問題を生ずる。
【0004】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、サービス提供施設の出入口の扉が施錠された後であっても、施設内の機器を使用している人であれば、施設内に入ることができるサービス提供施設の出入管理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は、サービス提供設備を設置した施設の出入口に扉を設け、この扉を施解錠する錠装置を営業開始時刻に解錠し営業終了時刻に施錠するサービス提供施設の出入管理システムにおいて、前記サービス提供設備を前記施設の営業終了時刻を過ぎて使用する場合に、カードを発行する発券手段と、前記カードを検出して前記錠装置に対して解錠指令を出力するカード検出手段と、を具備する構成を採用した。
この手段によれば、営業終了時刻を過ぎても、カードを持っていれば、施設内に入ることができる。
【0006】
この場合、前記サービス提供設備を、洗濯機能および/または乾燥機能を有するランドリ機器とし、前記発券手段は、現在時刻と前記ランドリ機器に投入された金額に応じた当該ランドリ機器の稼働時間とに基いて前記ランドリ機器の使用終了時刻を計算し、発券の要否を判断する判断手段を備えたものとすることができる。
この手段によれば、サービス提供施設(コインランドリ)の側で、ランドリ機器の使用が営業終了時刻を越えた使用となるか否かを判断するので、発券の要否が正確になされる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の一実施形態をコインランドリに適用して図面を参照しながら説明する。図2はコインランドリの店舗(サービス提供施設)を正面から見た図である。図2に示すように、コインランドリの店舗1の出入口2には、固定扉3と引き戸式の可動扉4とが設けられている。これら両扉のうち、固定扉3は固定されていて動かず、可動扉4が左右に動くようになっており、可動扉4を矢印で示す図示左方向に移動させることによって出入口2が開かれて店舗1内に対して出入りできるようになる。
【0008】
可動扉4は、手動開閉式であっても、自動開閉式、つまり常時は閉じた状態にあり、人を検出すると自動的に開くタイプの扉であっても良い。この可動扉4は、営業時間外には開くことができないようになされる。そのために、店舗1の出入口2には、可動扉4を施解錠するための錠装置5が設けられている。この錠装置5は電動式で、コインランドリの営業時間外になると、可動扉4を施錠して開けられないようにする。なお、営業時間外でも、店舗1内からは、手動で錠装置5を解錠できるようになっている。
【0009】
コインランドリの店舗1内には、図3に示すランドリ機器(サービス提供機器)6が複数台設置されている。このランドリ機器6は、洗濯と乾燥を自動で連続的に行うことができるように構成されている。ランドリ機器6の前面部には、洗濯物の出入口(図示せず)を開閉するドア7が設けられていると共に、操作パネル8が設けられている。そして、ランドリ機器6のドア7を開いて中にある図示しないドラム内に洗濯物を入れ、操作パネル8に設けられたコイン投入口9から所望額のコインを投入すると、その投入されたコインの額に応じた時間だけ洗濯乾燥運転が行われるようになっている。
【0010】
店舗1側の電気的構成およびランドリ機器6側の電気的構成は、図1に示されている。この図1において店舗1側には、前記錠装置5の他に、照明設備10、カード検出手段としてのカード読取装置11、時計装置12、制御手段としての制御装置13などが設けられている。上記照明設備10は、店舗1内を照らす蛍光灯などからなる。カード読取装置11は、図2に示すように、店舗1の出入口2周辺の外側の壁面に取り付けられており、後述するカード14がカード挿入口15から挿入されると、そのカード14の記録内容を読み取って制御装置13に送る。時計装置12は、時刻を計って現在時刻情報を制御装置13に送る。制御装置13は、マイクロコンピュータを主体として構成され、カード読取装置11からのカード記録情報、時計装置12からの現在時刻情報が入力されると、予め記憶された制御プログラムに基いて錠装置5、照明設備10を制御する。
【0011】
一方、ランドリ機器6側には、洗濯乾燥主装置16、コイン検出装置17、発券手段としての発券装置18、表示装置19、時計装置20、スタートスイッチ21、キャンセルスイッチ22、制御手段としての制御装置23が設けられている。洗濯乾燥主装置16は、洗濯モータや乾燥用ヒータなどを備え、それらの運転を制御することによってランドリ機器6の洗濯乾燥運転を制御する。コイン検出装置17は、前記コイン投入口9から投入されたコインの額を検出して制御装置23に送る。
【0012】
発券装置18は、カード14に所定事項を記録して操作パネル8に設けられたカード排出口24からカード14を排出する。表示装置19は、操作パネル8に設けられ、コインの投入額、その投入額に応じたランドリ機器6の運転時間や運転終了時刻などを表示する。時計装置20は、時刻を計って制御装置13に現在時刻情報を送る。スタートスイッチ21は、洗濯乾燥運転を開始させるためのもの、キャンセルスイッチ22は、投入したコインの返却を希望する場合に操作するもので、その操作によって投入したコインが利用者へ返却されるように構成されている。
【0013】
制御装置23は、マイクロコンピュータを主体として構成され、コイン検出装置17からのコイン投入額、時計装置20からの現在時刻が入力されると、予め記憶された制御プログラムに基いて洗濯乾燥主装置16、発券装置18、表示装置19を制御する。この場合、制御装置23は、コインの投入額に応じて洗濯乾燥主装置16の運転時間を設定するが、その運転終了時刻が店舗1の営業終了時刻よりも遅いとき、発券装置18を制御して所定の事項が記録されたカード14を発行するようになっている。そして、ランドリ機器6側の制御装置(以下、機器側制御装置)23は、店舗1側の制御装置(以下、店舗側制御装置)13に発行したカード14を識別するための識別情報、例えばカードナンバー、カード14に記録した所定事項の内容を送信するようになっている。
【0014】
次に上記構成の作用を図4および図5のフローチャートをも参照しながら説明する。なお、図4は店舗側制御装置13の制御動作を示し、図5は機器側制御装置23の制御動作を示している。
店舗側制御装置13は、一定の短時間毎に時計装置12から現在時刻を取得し、店舗1の営業開始時刻になると錠装置5を開錠する。営業開始時刻が午前中であれば照明を必要としないので、以後、照明点灯時刻として設定された時刻になるまで、照明設備10は消灯のままにされる(以上、図4のステップS1で「YES」、ステップS2、ステップS3で「NO」、ステップS6、ステップS7の繰り返し)。照明が必要な時刻になると、照明設備10が点灯され、店舗1の営業終了時刻まで店舗1内を照明する(以上、ステップS1で「YES」、ステップS2、ステップS3で「YES」、ステップS4、ステップS5で「NO」の繰り返し)。そして、営業終了時刻になると、店舗側制御装置13は、錠装置5を施錠して可動扉4を開くことができないようにロックすると共に、証明設備10を消灯する(ステップS5で「YES」、ステップS6)。
【0015】
さて、営業時間中に店舗1内に入った利用者が、ランドリ機器6のドア7を開いて洗濯物を図示しない洗濯乾燥ドラム内に投入し、そしてドア7を閉めたとする。すると、機器側制御装置23は、図5に示すように、そのドア7の開閉を検出し、コイン投入を待つ状態となる(ステップA1で「YES」、ステップA2)。なお、ドア7の開閉の検出は、ドア7の開閉に応じてオンオフする検出スイッチ(図示せず)からのオンオフ信号によって行う。その後、コイン投入口9からコインが投入されると(ステップA2で「YES」)、コイン検出装置17が投入されたコインの額を検出し、機器側制御装置23に送信する(ステップA3)。
【0016】
すると、機器側制御装置23は、コイン投入額に応じた洗濯乾燥主装置16の運転時間を演算し、図示しないメモリに記憶する(ステップA3)。その後、キャンセルスイッチ22が操作されたか否か(ステップA5)、スタートスイッチ21が操作されたか否かを監視する状態となり(ステップA6)。そして、キャンセルスイッチ22が操作されると、機器側制御装置23は、コイン検出装置17に対して返却指令を発し、コインを利用者に返却する動作を実行させる(ステップA5で「YES」、ステップA7)。
【0017】
キャンセルスイッチ22が操作されることなく、スタートスイッチ21が操作されると(ステップA5で「NO」、ステップA6で「YES」)、機器側制御装置23は、現在時刻に前記ステップA4で演算した運転時間を足して運転終了時刻を演算し(ステップA8)、その運転終了時刻が店舗1の営業終了時刻よりも前であるか否かを判断する(ステップA9)。なお、上記の運転時間および運転終了時刻は、表示装置19に表示されるようになっている。
【0018】
運転終了時刻が店舗1の営業終了時刻よりも前であった場合(ステップA9で「NO」)、機器側制御装置23は、洗濯乾燥主装置16を起動して洗濯乾燥運転を開始させる(ステップA10)。そして、運転中にコインが追加投入された場合、機器側制御装置23は、前述したと同様にして投入額に応じた運転時間を求め、これと現在時刻とから運転終了時刻を演算し、運転終了時刻が店舗1の営業終了時刻よりも前であるか否かを判断する(ステップA11で「YES」、ステップA12、ステップA13、ステップA14)。運転終了時刻が店舗1の営業終了時刻よりも前である場合、機器側制御装置23は、そのまま運転終了時刻となるまで洗濯乾燥運転を行い、運転終了時刻となったところで運転を終了する(ステップA15で「YES」、ステップA16)。
【0019】
ところで、最初のコイン投入時点で演算された運転終了時刻が店舗1の営業終了時刻よりも後になる場合、或いは、コインの追加投入によって運転終了時刻が店舗1の営業終了時刻よりも後になる場合がある。このような場合、機器側制御装置23は、ステップA9で「YES」、或いはステップA14で「YES」となってステップA17に移行する。このステップA17では、機器側制御装置23は、発券装置18に対して運転終了時刻を通知すると共に発券指令を発する。このことから、機器側制御装置23は、コインの投入額に応じてランドリ機器6の運転(稼動)時間を計算し、そして、この運転時間から運転終了時刻を計算して発券の要否を判断する発券装置18の判断手段として機能する。
【0020】
発券装置18は、この発券指令に応じてカード14を発行し、そのカード14をカード排出口24から排出する(ステップA18)。このとき、発券装置18は、カード14にカード番号、運転終了時刻などの発券情報を記録する。そして、カード14が発行されると、機器側制御装置23は、そのカード14のカード番号と運転終了時刻とを店舗側制御装置13に送信し(ステップA19)、店舗側制御装置13は、そのカード番号および運転終了時刻を記憶手段としての図示しないメモリに記憶する。なお、店舗側制御装置13のカード番号および運転終了時刻の受信とその記憶とは、割り込み処理によって行われる。
【0021】
その後、機器側制御装置23は、洗濯乾燥主装置16の運転開始が未だの場合には、その運転を開始させ、運転開始中であった場合には、そのまま運転を継続させる(ステップA20)。そして、この運転中も、機器側制御装置23は、コインの追加投入の有無を検出し(ステップA21)、追加投入がなかった場合には、運転終了時刻の到来を待って運転を終了する(ステップA22で「YES」、ステップA16)。
【0022】
コインの追加投入があった場合には、機器側制御装置23は、前述したと同様にして投入額に応じた運転時間を求め、これと現在時刻とから運転終了時刻を更新し(ステップA21で「YES」、ステップA23、ステップA24、ステップA25)、そして、更新した運転終了時間をカード番号と共に店舗側制御装置13に送信する(ステップA26)。更新した運転終了時刻を受信した店舗側制御装置13は、そのメモリに記憶されている当該カード番号についての運転終了時刻を新たに送信されて来た運転終了時刻に更新する。その後、機器側制御装置23は、運転終了時刻の到来を待って運転を終了する(ステップA21で「NO」、ステップA22で「YES」、ステップA16)。
【0023】
ところで、ランドリ機器6の運転中に用を済ますために店舗1の外に出たとする。そして、用を済ませて再び店舗1内には入る場合、店舗1の営業時間中ならば可動扉4を自由に開くことができるので、そのまま店舗1内に入ることができる。しかしながら、店舗1の営業が終了してしまった後では、可動扉4が錠装置5によってロックされているので外側からは開けられず、店舗1内に入れなくなってします。
【0024】
このような場合、本実施例では、店舗1のカード読取装置11にカード14を挿入することによって、営業終了後でも店舗1内には入ることができる。即ち、営業終了後にあっては、店舗側制御装置13は、カード読取が行われたか否かを監視している(図4のステップS7)。そして、店舗1のカード読取装置11のカード挿入口15からカード14を挿入すると、カード読取装置11は、挿入されたカード14からその記録情報を読み取り、その読み取った情報を店舗側制御装置13に送る。
【0025】
すると、店舗側制御装置13は、ステップS7で「YES」となってカード14の記録情報と図示しないメモリに記憶されているカード情報とを照合する(ステップS8)。そして、カード14の記録情報と図示しないメモリに記憶されているカード情報とが一致した場合、つまりメモリに記憶されているカード番号群の中に今回カード14から読み取ったカード番号が存在した場合(ステップS9で「YES」)、店舗側制御装置13は、錠装置5に解錠指令を出力し、錠装置5を一時的に解錠して可動扉4が手動で開くことができるようにすると共に、照明設備10を一時的に点灯させる(ステップS10)。
【0026】
この解錠は、予め設定された第1の設定時間が経過するまで行われ、その第1の設定時間が経過すると、店舗側制御装置13は、再び錠装置5を施錠する(ステップS11で「YES」、ステップS12)。なお、この第1の設定時間は、利用者が可動扉4を開いて店舗1内に入るに必要十分な時間であれば良い。その後、店舗側制御装置13は、現在時刻がランドリ機器6の運転終了時刻を過ぎているか否かを判断し(ステップS13)、運転終了時刻が過ぎていれば、扉解錠時点から第2の設定時間が経過した時点で、また、運転終了時刻前であった場合には、その運転終了時刻から第2の設定時間が経過した時点で照明設備10を消灯する(ステップS14で「YES」、ステップS6)。そして、利用者は、その照明設備10が点灯されている間にランドリ機器6から洗濯物を取り出して店舗1から外へ出る。このことから理解されるように、第2の設定時間は、ランドリ機器6から洗濯物を取り出し、そして錠装置5を手動で解錠して可動扉4を開いて店舗1から外へ出るに必要十分な長さに定める。
【0027】
このように本実施例によれば、店舗1の営業時間終了後であっても、カード14を持っていれば店舗1内に再び入ることができるので、翌日の営業開始時刻まで洗濯物の取り出しを待たねばならないという不具合を解消することができる。
【0028】
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、次のような拡張或いは変更が可能である。
営業時間終了後にカード14で店舗1内に入った場合、その後の錠装置5の施錠と照明設備10の消灯とは同じタイミングで行っても良い。この場合には、ランドリ機器6から洗濯物を取り出し、そして店舗1から外へ出るタイミングで施錠および消灯を行えば良い。
各ランドリ機器6にそのドア7を施錠する錠装置を設け、運転中施錠状態にして洗濯物の盗難を防止するようにしても良い。この場合、解錠は、ランドリ機器6にカード読取装置を設け、このカード読取装置に発券装置18が発行したカード14を読み取らせることによって行うように構成することが考えられる。このように構成した場合には、カード14は、営業時間内であっても発行されるが、特許請求の範囲に言う「営業終了時刻を過ぎて使用する場合に、カードを発行する」という意味は、施錠された店舗1の錠装置5を解錠するための情報が記録されたカードを発行するという意味になる。
発券装置18を設置する場所は、ランドリ機器6に限らない。店舗1内の壁面であっても良い。
本発明はコインランドリ以外の施設に適用しても良い。例えば、駐車場がビルの地下に設けられていて、地下駐車場への出入口の扉が営業時間外は施錠されるというような場合、駐車場へ入ったときに、出庫予定時刻を入力することでカードにその出庫予定時刻を記録して貰うことで、営業時間外でも地下駐車場に入って自動車を出すことができる。なお、この駐車場において、本発明にいうサービス提供機器は、車輪止め機が相当する。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の一実施例の電気的構成を示すブロック図
【図2】コインランドリの店舗の正面図
【図3】ランドリ機器の斜視図
【図4】店舗側制御装置の制御内容を示すフローチャート
【図5】機器側制御装置の制御内容を示すフローチャート
【符号の説明】
【0030】
図面中、1は店舗(サービス提供施設)、2は出入口、4は可動扉、5は錠装置、6はランドリ機器(サービス提供設備)、11はカード読取装置(カード検出手段)、13は店舗側制御装置、14はカード、17はコイン検出装置、18は発券装置(発券手段)、23は機器側制御装置(判断手段)である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
サービス提供設備を設置した施設の出入口に扉を設け、この扉を施解錠する錠装置を営業開始時刻に解錠し営業終了時刻に施錠するサービス提供施設の出入管理システムにおいて、
前記サービス提供設備を前記施設の営業終了時刻を過ぎて使用する場合に、カードを発行する発券手段と、
前記カードを検出して前記錠装置に対して解錠指令を出力するカード検出手段と、
を具備してなるサービス提供施設の出入管理システム。
【請求項2】
前記サービス提供設備は、洗濯機能および/または乾燥機能を有するランドリ機器であり、
前記発券手段は、現在時刻と前記ランドリ機器に投入された金額に応じた当該ランドリ機器の稼働時間とに基いて前記ランドリ機器の使用終了時刻を計算し、発券の要否を判断する判断手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のサービス提供施設の出入管理システム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−107222(P2007−107222A)
【公開日】平成19年4月26日(2007.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−297777(P2005−297777)
【出願日】平成17年10月12日(2005.10.12)
【出願人】(501428545)株式会社デンソーウェーブ (1,155)
【Fターム(参考)】