説明

シャワー装置

【課題】長時間カーテン状シャワー内にいても、息苦しさを感じることがないシャワー装置を提供することを目的としている。
【解決手段】使用者の頭上に配置されるとともに、一部にスリット部を有する横断面略C字形をした使用者の頭部外径より大きな径をしたカーテン状シャワーを形成するようにシャワー水を噴射する多数のシャワー水噴射孔が設けられた通水路を備えていることを特徴としている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シャワー装置に関する。
【背景技術】
【0002】
使用者の頭上に配置される略環状をしたシャワー水の通水路を有し、この通水路に沿って穿設された多数のシャワー水噴射孔からシャワー水を使用者の頭部を除く身体部分に当たるような略環状をしたカーテン状水膜を形成することによって、頭を濡らさずに身体を洗えるようにしたシャワー装置が既に提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
すなわち、このシャワー装置の場合、シャワー水によって環状をしたカーテン状シャワーを水膜状に形成するようにしたので、カーテン状シャワーの内側がシャワー水の熱によって暖かい雰囲気に保たれ、冬場においてもシャワー水のみで十分に身体を温めることができるとともに、頭を濡らすことなく身体を洗うことができる。
しかし、このシャワー装置の場合、使用者の頭部の周囲が環状をしたカーテン状シャワーによって完全に囲まれるようになっているので、人によっては、カーテン状シャワー内に長くいると息苦しく感じられる場合がある。
【0004】
【特許文献1】特許第3612509号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みて、長時間カーテン状シャワー内にいても、息苦しさを感じることがないシャワー装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のシャワー装置(以下、「請求項1のシャワー装置」と記す)は、使用者の頭上に配置されるとともに、一部にスリット部を有する横断面略C字形をした使用者の頭部外径より大きな径をしたカーテン状シャワーを形成するようにシャワー水を噴射する多数のシャワー水噴射孔が設けられた通水路を備えていることを特徴としている。
【0007】
本発明の請求項2に記載のシャワー装置(以下、「請求項2のシャワー装置」と記す)は、請求項1のシャワー装置において、スリット部がカーテン状シャワー外に設けられたシャワーの操作部に対面して設けられていることを特徴としている。
【0008】
本発明の請求項3に記載のシャワー装置(以下、「請求項3のシャワー装置」と記す)は、請求項1または請求項2のシャワー装置において、カーテン状シャワー内空間にスリット部を介してミストを供給可能なミストサウナ装置を備えていることを特徴としている。
【0009】
本発明の請求項4に記載のシャワー装置(以下、「請求項4のシャワー装置」と記す)は、請求項1〜請求項3のいずれかのシャワー装置において、シャワー水噴射孔の孔径が1.0mm以下であることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
本発明にかかるシャワー装置は、使用者の頭上に配置されるとともに、一部にスリット部を有する横断面略C字形をした使用者の頭部外径より大きな径をしたカーテン状シャワーを形成するようにシャワー水を噴射する多数のシャワー水噴射孔が設けられた通水路を備えているので、スリット部によってカーテン状シャワー内外の雰囲気が入れ替わるため、息苦しさを感じることがない。
【0011】
また、請求項2のシャワー装置は、スリット部がカーテン状シャワー外に設けられたシャワーの操作部に対面して設けられているので、シャワーコック等が隙間を介して容易に確認でき、操作性に優れたものとなる。
【0012】
請求項3のシャワー装置は、カーテン状シャワー内空間にスリット部を介してミストを供給可能なミストノズルを備えているので、スリット部を介してミストをカーテン状シャワー内空間に供給すれば、カーテン状シャワー内が空間面積の少ない疑似ミストサウナブースとなり、広い風呂場やシャワールームであっても、少ないミスト供給量で短時間にミストサウナ空間とすることができる。
【0013】
請求項4のシャワー装置は、シャワー水噴射孔の孔径が1.0mm以下であるので、床面でのシャワー水の飛び跳ねが少なく、飛び跳ね水によって足元を汚すことが少なく清潔である上、水はね音も小さい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1〜図6は、本発明にかかるシャワー装置の1つの実施の形態をあらわしている。
【0015】
図1および図2に示すように、このシャワー装置1は、シャワー装置本体部2と、シャワータワー3と、ダウンライト4とを備えている。
シャワー装置本体部2は、図2〜図4に示すように、シャワー室5の天井面51に固定されていて、リング状のカバー21内にシャワー水が通水される第1通水路22と、第2通水路23とを備えている。また、カバー21内には、40個の青色LED(発光ダイオード)7がリング状に等ピッチで配置されている。
【0016】
第1通水路22は、略C字形になっていて、後述するシャワータワー3側の約130mm幅部分以外の部分に、直径0.5mmの噴射孔22aが床面に向かって垂直に約6mmの等ピッチで第1通水路22の全周に沿って穿設されている。
すなわち、第1通水路22は、シャワー水が通水されると、各噴射孔22aからシャワー水が浴室の床面に向かって直径0.5mm程度の線状になって噴射され、図7に示すように、噴射された多数の線状シャワー水S1によって使用者の頭部より大きい内径(好ましくは標準の人の肩幅である直径36cm程度)で、後述するシャワータワー3のシャワー操作部31を臨む位置にスリット部(切欠部)6を有する断面略C字形をしたカーテン状シャワーSが水膜状に形成されるようになっている。
【0017】
第2通水路23は、第1通水路22を外側で第1通水路22に沿って環状に設けられていて、3種類の噴射角度の異なる直径0.5mmのシャワー水噴射孔(図示せず)が交互にそれぞれ5mmの等ピッチで第2通水路23の下面全周にわたって穿設されている。
そして、3種類の噴射角度の異なるシャワー水噴射孔のうち、第1のシャワー噴射孔は、噴射された線状シャワー水S2が、たとえば、第2通水路23の中心軸に対してシャワー室床面から1.8m付近で交わる噴射角度に穿設され、第2のシャワー噴射孔は、たとえば、噴射された線状シャワー水S3が、第2通水路23の中心軸に対してシャワー室床面から1.5m付近で交わる噴射角度に穿設され、第3のシャワー噴射孔は、たとえば、噴射された線状シャワー水S4が、第2通水路23の中心軸に対してシャワー室床面から1.2m付近で交わる噴射角度に穿設されている。
【0018】
したがって、図8および図9に示すように、各第1のシャワー水噴射孔から噴射された線状シャワー水S2は、0.5mm程度の径で第2通水路23の中心軸のシャワー室床面から1.8m付近に向かう噴射角度で噴射され、他の第1のシャワー水噴射孔から噴射されてきた線状シャワー水S2とシャワー室床面から1.8m付近で衝突し、絡み合いながらシャワー室床面に向かって略垂直に落下する。同じく各第2のシャワー水噴射孔から噴射された線状シャワー水S3は、0.5mm程度の径で第2通水路23の中心軸のシャワー室床面から1.5m付近に向かう噴射角度で噴射され、他の第2のシャワー水噴射孔から噴射されてきた線状シャワー水S3とシャワー室床面から1.5m付近で衝突し、絡み合いながらシャワー室床面に向かって略垂直に落下し、各第3のシャワー水噴射孔から噴射された線状シャワー水S4は、0.5mm程度の径で第2通水路23の中心軸のシャワー室床面から1.2m付近に向かう噴射角度で噴射され、他の第3のシャワー水噴射孔から噴射されてきた線状シャワー水S4とシャワー室床面から1.2m付近で衝突し、絡み合いながらシャワー室床面に向かって略垂直に落下する。
【0019】
各青色LED7は、カバー21に設けられた透明樹脂からなる透過部を介して第1通水路22から噴射される線状シャワー水S1に主に光を照射するようになっている。
シャワータワー3は、カーテン状シャワーSのスリット部6と対面するように、シャワー室壁面に沿って設けられていて、中空柱部3a内に図3および図6に示すシャワー水配管P1と、後述するミスト装置へのミスト形成用温水の供給配管P2とを備えている。
【0020】
中空柱部3aは、その中間部に操作部31が設けられ、その上端部のシャワー装置本体部2と連結される部分33にミスト装置8の3つの上部ミストノズル81が設けられ、下端部34にミスト装置の3つの足元ミストノズル82が設けられている。
操作部31は、シャワー水切替ハンドル31aと、温調ハンドル31bと、ミスト吐出ハンドル31cとを備えている。
【0021】
ダウンライト4は、シャワー装置本体部2のリングの内部を臨むようにシャワー室5の天井面に埋め込まれ、洗面所または脱衣室等のシャワー室5の隣室に設けられた図1△に示す操作パネル9の照明スイッチ91によってオン−オフできるようになっている。
【0022】
つぎに、図5に示す操作パネルの正面図および図6に示す配管系統図を参照しつつ、このシャワー装置1の動作を説明する。
【0023】
(シャワー準備)
図5に示す操作パネル9の入浴準備ボタン92を1回押すと、図6に示すシャワー用電磁弁V1が開放され、第1通水路22および第2通水路23に温水が送られ第1通水路22および第2通水路23の各シャワー水噴射孔から線状シャワー水S1〜S4が噴射される。また、同時にミスト用電磁弁V2が開放され上部ミストノズル81および足元ミストノズル82から温水がシャワー室5内にミスト状になって噴霧されるとともに、入浴準備ボタン92の、シャワー準備中であることを告知するLED92aが点滅する。
そして、一定時間(たとえば、300秒程度)経過するとともに、供給配管P2の上部ミストノズル82の手前に設けられたミスト用フロースイッチ95内に設けられたサーミスタ等の温度センサによって測定された湯温が50℃に達すると、シャワー用電磁弁V1およびミスト用電磁弁V2が閉じて、シャワー室内へのシャワー水およびミストの噴射が止まるとともに、LED92aが点灯し、シャワー準備完了を知らせるブザーが鳴動する。
【0024】
(予備暖房準備)
入浴準備ボタン92が押されたのち、シャワー準備が完了するまでの間に、再度入浴準備ボタン92が押されると、シャワー準備モードから予備暖房準備モードに切り替わる。
予備暖房準備モードに切り替わると、シャワー準備中を示すLED92aが消灯し、入浴準備予備暖房中を示すLED92bが点滅し、まず、上記のシャワー準備の工程を行ってシャワー準備完了後、ミスト用電磁弁V2が開放された状態でシャワー用電磁弁V1が閉じ、浴室5内へのシャワー水の噴霧が停止する。
つぎに、シャワー用電磁弁V1が閉じたのち、一定時間(たとえば、300秒程度)経過後、シャワー室5内の設けられた温度センサ(図示せず)によって測定されたシャワー室5内温度が所定温度、たとえば、30℃を越えると、ミスト用電磁弁V2が閉じてミストの噴射も停止する。そして、ミストの噴射が止まると、LED92bが点灯し、予備暖房完了を知らせるブザーが鳴動する。
【0025】
(身体の加温および洗浄)
使用者Mがその頭部をシャワー装置本体部2の中心軸付近に位置させるようにシャワー室床面に立ち、シャワー水切替ハンドル31aを操作して、第1通水路22側のバルブを開放するとともに、温調ハンドル31bを操作して所定温度のシャワー水を第1通水路22に通水し、第1通水路22のシャワー水噴射孔22aから噴射される線状シャワー水S1によって形成される横断面C形をしたカーテン状シャワーSによって使用者の身体を主に温めるとともに、頭部以外の部分を洗浄することもできる。なお、操作パネル9の照明連動ボタン93を操作して照明連動有にしておくと、シャワー用フロースイッチ94がシャワー水の流れを検知すると、青色LED7が全て点灯する。なお、カーテン状シャワーSの内径は、標準的な人間の肩幅程度になっている。
【0026】
(頭部および身体の洗浄)
使用者Mがその頭部をシャワー装置本体部2の中心軸付近に位置させるようにシャワー室床面に立ち、シャワー水切替ハンドル31aを操作して、第2通水路23側のバルブを開放するとともに、温調ハンドル31bを操作して所定温度のシャワー水を第2通水路23に通水し、第2通水路23の各シャワー噴射孔から中心軸方向に向かって斜めに噴射される線状シャワー水S2〜S4がそれぞれ1.8m付近、1.5m付近、1.2m付近で衝突することによって生じる垂直方向への水流によって頭および身体を洗浄する。なお、操作パネル9の照明連動ボタン93を操作して照明連動有にしておくと、シャワー用フロースイッチ94がシャワー水の流れを検知すると、青色LED7が全て点灯する。
【0027】
(ミストシャワー)
上記身体の加温および洗浄と同じ状態で、図10に示すように、使用者Mがシャワー室床面に立ち、カーテン状シャワーS内に身体を置くとともに、ミスト吐出ハンドル31cを操作して上部ミストノズル81および足元ミストノズル82からスリット部6を介してカーテン状シャワーS内にミスト83を噴霧させる。なお、操作パネル9の照明連動ボタン93を操作して照明連動有にしておくと、シャワー用フロースイッチ94がシャワー水の流れを検知すると、青色LED7が全て点灯する。
【0028】
このシャワー装置1は、以上のように、第1通水路22にシャワー水を通水することによって頭を濡らさず、使用者Mが身体をカーテン状シャワーSによって加温できるとともに、身体のみを洗浄することができる。しかも、シャワー装置本体部2が天井面に固定されているので、使用者Mが両手を自由に使用して身体を洗浄することができる。また、形成されたカーテン状シャワーSは、スリット部6を備えているので、このスリット部6を介して外部雰囲気を吸うことができ、息苦しくない。さらに、操作部31の各ハンドル31a〜31cがスリット部6を介して視認でき、かつ、容易に操作できる。
そして、この状態で、ミストノズルからミストを噴霧させれば、ミストがスリット部6を介してカーテン状シャワーS内に入り込み、カーテン状シャワーS内空間がミストで充満し、効率よく使用者Mの身体を温めることができる。
【0029】
一方、第2通水路23は、角度が異なる3つのシャワー水噴射孔を備え、シャワー水噴射孔から噴射された線状シャワー水S2〜S4は、シャワー室床面から1.8m、1.5m、1.2mの3つの付近で同じ角度で噴射された他の線状シャワー水S2〜S4と衝突し、太い水流としてシャワー室床面に向かって垂直に落下するので、背の高い人でも、背の低い子供でも確実に頭から爪先まで綺麗に身体を洗浄することができる。
また、シャワー水が第1通水路22あるいは第2通水路23に通水されている場合、青色LED7が点灯するので、シャワー水があたかも青い水が噴射されているように見え、シャワーを視覚的にも楽しむことができる。
【0030】
さらに、シャワー準備を行えるようにしたので、シャワー準備を行えば、シャワーを使用前に配管P1,P2内のシャワー水を暖かいものにした状態にできる。したがって、シャワーを浴びる際に急に冷たい水が出てくることがなく、冷たい水を浴びることによる心臓麻痺を起こす事故を防止できる。
また、予備暖房準備を行えるようにしたので、予備暖房準備を行えば、冬場でも使用者Mに寒さを感じさせることがなく、快適にシャワーを浴びることができる。しかも、シャワー水およびミストにより、予備暖房を行うようにしたので、短時間で予備暖房が完了する。
【0031】
本発明にかかるシャワー装置は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、等ピッチであったが、ピッチは異なっていても構わない。
上記の実施の形態では、青色LEDによってシャワー水を照明するようにしたが、赤色LEDでも構わないし、LEDを用いなくても構わない。
【0032】
上記実施の形態では、第1通水路および第2通水路が略C字形で形成されていたが、横断面略C字形をしたカーテン状シャワーが形成されるのであれば、第1通水路および第2通水路の形状は、たとえば、環状でも楕円状など他の形状でも構わない。
上記の実施の形態では、シャワー装置にダウンライトが備わっていたが、別部材でも構わない。また、シャワー室内には、本発明のシャワー装置とは別にハンドシャワーを設けるようにしても構わない。
【0033】
上記の実施の形態では、シャワー装置本体部が浴室の天井面に固定されていたが、シャワータワーの高さ方向にスライド可能にするなど、その高さ位置を変更できるようにしても構わない。
上記の実施の形態では、シャワー装置がシャワー室に設置されていたが、浴室に設置するようにしても構わない。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明にかかるシャワー装置の1つの実施の形態をあらわす要部側面図である。
【図2】図1のX方向矢視図である。
【図3】図2のY−Y線断面図である。
【図4】図3のZ部拡大断面図である。
【図5】図1のシャワー装置の操作パネルの正面図である。
【図6】図1のシャワー装置の配管系統図である。
【図7】図1のシャワー装置の身体のみ洗浄する場合の使用状態を模式的にあらわす図である。
【図8】図1のシャワー装置の頭部および身体を洗浄する場合の使用状態を模式的にあらわす図である。
【図9】図8の状態の線状シャワー水の流れを説明する説明図である。
【図10】図1のシャワー装置のミストサウナ装置を使用する場合の線状シャワー水およびミストの状態を模式的にあらわす図である。
【符号の説明】
【0035】
1 シャワー装置
6 スリット部
8 ミストサウナ装置
83 ミスト
22 第1通水路
22a シャワー水噴射孔
31 操作部
M 使用者
S カーテン状シャワー
S1 線状シャワー水

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者の頭上に配置されるとともに、一部にスリット部を有する横断面略C字形をした使用者の頭部外径より大きな径をしたカーテン状シャワーを形成するようにシャワー水を噴射する多数のシャワー水噴射孔が設けられた通水路を備えていることを特徴とするシャワー装置。
【請求項2】
スリット部がカーテン状シャワー外に設けられたシャワーの操作部に対面して設けられている請求項1に記載のシャワー装置。
【請求項3】
カーテン状シャワー内空間にスリット部を介してミストを供給可能なミストノズルを備えている請求項1または請求項2に記載のシャワー装置。
【請求項4】
シャワー水噴射孔の孔径が1.0mm以下である請求項1〜請求項3のいずれかに記載のシャワー装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2006−320601(P2006−320601A)
【公開日】平成18年11月30日(2006.11.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−147812(P2005−147812)
【出願日】平成17年5月20日(2005.5.20)
【出願人】(501362906)積水ホームテクノ株式会社 (89)
【Fターム(参考)】