説明

シャンプーボウル用枕

【課題】美容院、理髪店などで利用客が仰向けの状態で洗髪する際に、シャンプーボウルの縁に着脱可能に取付け、頭部及び頚椎部分を指示するシャンプーボウル用枕に関する発明である。
【解決手段】先端にかけて幅が狭く形成され先端に孔4eを穿設した左右突出板4c、4dを連設し、中央正面に先端に向かうに従って幅が狭く形成され先端に孔4bを穿設した前芯板4aを連設した長方形状の芯板4と、前記左右突出板4c、4dを被覆し先端に向かって幅が狭く形成され先端に吸盤3を取り付けた左右アーム2b、2cを両端に備え中央正面に前記前芯板4aを被覆し先端に向かって幅が狭く形成され先端に吸盤3を取り付けた前アームを備えた前記芯板4を被覆する略円柱状の枕本体2とからなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、美容院、理髪店などで利用客が仰向けの状態で洗髪する際に、シャンプーボウルの縁に着脱可能に取付け、頭部及び頚椎部分を指示するシャンプーボウル用枕に関する発明である。
【背景技術】
【0002】
従来、美容院や理髪店等で洗髪する際、利用客はシャンプーボウルの凹みに首をのせ、頭部がシャンプーボウル内に位置した状態で洗髪を行っていた。
【0003】
また、特許文献1に示すように、シャンプーボウル11の縁部に着脱自在の装着部12を備え、人の頭を支えてシャンプーするためのシャンプー用身体支持体10であって、装着部12の上部に仰向けの施政でシャンプーされる人の首を載置して稜線に凹み13を備える首載置部14を有し、装着部12の側面に連結するアーム15の先端部に頭を載置して指示できる受け皿16を備える頭載置部17を有志、しかも、首載置部14には凹み13の両端部で着脱自在に固定でき、シャンプー時の漏水を防止するために人の首と凹み13に密着できる弓弦部がゴム弾性体18からなる弓状フレーム19が防水シート20で包含されて有することを特徴とし、頭の重量を支える首の負担を軽減し、漏水が首から垂れ下がるのを防止することができるシャンプー用身体支持体が公開されている。
【0004】
また、特許文献2に示すように、寝台型洗髪器具の洗髪容器の上縁部に装着自在な支持部と、支持部から延設されて被洗髪者の頭部を受ける受け部とを備えたことを特徴とする寝台型洗髪器具の洗髪容器用補助具。更に、支持部に被洗髪者の首の一部が入る凹部を形成したことを特徴とし、頚椎の過剰後屈を防止する前記寝台型洗髪器具の洗髪容器用補助具が公開されている。
【0005】
しかしながら、従来の洗髪方法では首のみで頭部を支えるため首(頚椎部分)に負担がかかっており、このように首が圧迫されているにもかかわらず、洗髪により首が左右に揺られることにより頚椎損傷や動脈硬化を起こし脳血管障害になる恐れがあった。
【0006】
上記のような問題の発生を防ぐ目的で、特許文献1のシャンプー用身体支持体や特許文献2の洗髪容器用補助具が公開されているが、これらの発明は製造が煩雑であり、また大型でもある。これに加え、シャンプーボウルへの着脱が困難であるため、利用しにくいものである。
【0007】
シャンプーボウルには様々な形状、デザインのものが存在し、美容院及び理髪店によって異なるシャンプーボウルを使用しているが、首の負担を和らげる形状のシャンプーボウルに取り替えるには高額な費用がかかり安易に交換できるものではなかった。
【特許文献1】特開2004−290445号公報
【特許文献2】特開平11−244031号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本発明は、様々な形状のシャンプーボウルに容易に着脱可能で、首に負担のかかることが無く快適に洗髪することができ、防水、防錆性に優れ、更に簡易コンパクトな構成であるため安価で利用しやすいシャンプーボウル用枕を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記の課題を解決するために、先端にかけて幅が狭く形成され先端に孔4eを穿設した左右突出板4c、4dを連設し、更に中央正面に先端に向かうに従って幅が狭く形成され先端に孔4bを穿設した前芯板4aを連設した長方形状の芯板4と、前記左右突出板4c、4dを被覆し先端に向かって幅が狭く形成され先端に吸盤3を取り付けた左右アーム2b、2cを両端に備え中央正面に前記前芯板4aを被覆し先端に向かって幅が狭く形成され先端に吸盤3を取り付けた前アームを備えた前記芯板4を被覆する略円柱状の枕本体2とからなることを特徴としたシャンプーボウル用枕と、先端に向かって幅が狭く形成され先端に吸盤を取り付けた左右アームを両端に備え中央正面に先端に向かって幅が狭く形成され先端に吸盤を取り付けた前アームを備えた略円柱状の枕本体とからなることを特徴とするシャンプーボウル用枕の構成とした。
【発明の効果】
【0010】
本発明のシャンプーボウル用枕は先端に吸盤を取り付けた変形可能な左右アーム及び前アームで枕本体を固定するため様々な形状のシャンプーボウルに簡単にしっかりと取付けることができ、取り外しも容易である。
【0011】
また、略T字型の変形可能な芯板を発泡ウレタンでインサート成形しているため軽く、一体成形のため内部に水が浸入することも無く、表面は撥水性があるため掃除や保管などの取り扱いも容易である。
【0012】
更に、本発明であるシャンプーボウル用枕の第2実施例はウレタンのみの一体成形であるため、非常に軽く、シャンプーボウルに併せて容易に変形することができ、水の浸入もなく、表面は撥水性があるため更に取り扱いも容易である。
【0013】
その上、前述のように発泡ウレタン又はウレタンにより形成されているため、弾力性に富み、頭部が圧迫されるようなこともなく当然首(頚椎部分)を痛めることもなく、快適にそして安全に洗髪をすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
利用者の首(頚椎部分)の負担を軽減し安全にしかも快適に洗髪を受けるとができ、更に既存の様々なシャンプーボウルに対応し掃除や保管などの取り扱いが容易なシャンプーボウル用枕という目的を、変形可能な芯板を発泡ウレタンでインサート成型し各アームの先端に吸盤を取付けたことと、ウレタンのみで一体成形し各アームの先端に吸盤を取り付けたことによって実現した。
【実施例1】
【0015】
いかに添付図面に基づき、本発明であるシャンプーボウル用枕について詳細に説明する。図1は本発明であるシャンプーボウル用枕の斜視図、図2はシャンプーボウル用枕の正面図、図3はシャンプーボウル用枕の平面図、図4はシャンプーボウル用枕の左側面図、図5はシャンプーボウル用枕のA−A線断面図、図6はシャンプーボウル用枕のB−B線断面図である。
【0016】
図1に示すように、本発明であるシャンプーボウル用枕1は、先端にかけて幅が狭く形成され先端に孔4eを穿設した左右突出板4c、4dを連設し更に中央正面に先端に向かうに従って幅が狭く形成され先端に孔4bを穿設した前芯板4aを連設した長方形状の芯板4と、前記左右突出板4c、4dを被覆し先端に向かって幅が狭く形成され先端に吸盤3を取り付けた左右アーム2b、2cを両端に備え中央正面に前記前芯板4aを被覆し先端に向かって幅が狭く形成され先端に吸盤3を取り付けた前アームを備えた前記芯板4を被覆する略円柱状の枕本体2とからなる。
【0017】
図2に示すように、本発明であるシャンプーボウル用枕1を正面より見た場合、後頭部を載せる枕本体2の上面は中央に向かうに従って緩やかに湾曲した凹部2aを形成しており、枕本体2に後頭部を載せた際に後頭部が安定した状態を保つことができる。
【0018】
前記枕本体2の両端に連設された左右アーム2b、2cは先端に向かって幅が狭く形成されており、各アーム2b、2cの先端には吸盤3が取り付けられている。前記吸盤3は各アーム2b、2cの正面側に吸盤3が正面を向くように取り付けられている。
【0019】
前記枕本体2の凹部2a付近より正面に向かって連設され先端が下方に向かった状態となっている前アーム2dは先端に向かうに従って幅が狭く形成されており、先端には吸盤3が取り付けられている。前アーム2dに取り付けられた吸盤3は前アーム2dの背面側に吸盤が背面を向くように取り付けられている。
【0020】
図3及び図4に示すように、前記枕本体2の正面に連設された前アーム2dは通常状態では前アーム2dの途中に湾曲部2eを形成して先端が下方に向かった状態となっており、左右アーム2b、2cの先端に取り付けられた吸盤3と、前アーム2dの先端に取り付けられた吸盤3が向かい合った状態となっている。
【0021】
図5及び図6に示すように、前芯板4aは前アーム2dにより被覆されており、前アーム2dの先端に取り付けられた吸盤3の連結部3aは、前芯板4aの先端に穿設された孔4bと前アーム2dの先端に穿設された孔2fを貫通して取り付けられている。尚、連結部3aの背面側は孔4b、2fの径よりも若干大きく、正面側は吸盤3が形成されているため吸盤3と前アーム2d及び前芯板4aはしっかりと連結されている。
【0022】
前記前芯板4aを被覆している前アーム2dは伸縮性と弾力性に富んだ素材である発泡ウレタンでインサート成形されており、変形可能な芯板4aに従って変形することができる。尚、本発明では前アーム2dの成形に発泡ウレタンを使用したが、同じように伸縮性と弾力性に富む素材であればよく、特に発泡ウレタンに限定したものではない。
【0023】
図6に示すように、左右突出板4c、4d及び芯板4は左右アーム2b、2c及び枕本体2により被覆されており、左右アーム2b、2cの先端に取り付けられた吸盤3の連結部3aは左右突出板4c、4dの先端に穿設された孔4eと左右アーム2b、2cの先端に穿設された孔2fを貫通して取り付けられている。尚、連結部3aの背面側は孔4e、2fの径よりも若干大きく、正面側は吸盤3が形成されているため吸盤3と左右アーム2b、2c及び左右突出板4c、4dはしっかりと連結されている。
【0024】
前記左右突出板4c、4dと芯板4を被覆している左右アーム2b、2c及び枕本体2は伸縮性と弾力性に富んだ素材である発泡ウレタンによりインサート成形されており、変形可能な左右突出板4c、4d及び芯板4に従って変形することができる。尚、前述の前アーム2dと同じように、左右アーム2b、2c及び枕本体2についても伸縮性と弾力性に富む素材であればよく、特に発泡ウレタンに限定したものではない。
【0025】
図7は本発明であるシャンプーボウル用枕を使用した状態を示した図である。図7に示すように、本発明であるシャンプーボウル用枕1の取付けの際は、まずシャンプーボウル用枕1を従来利用者が首を載せていたシャンプーボウル5の縁にシャンプーボウル5とシャンプーボウル用枕1の枕本体2が同じ高さになるように合わせる。
【0026】
次に枕本体2から左右に伸びている左右アーム2b、2cをシャンプーボウル5の内側に吸盤3を介して吸着させる。このとき、シャンプーボウル5の内側の形状に合わせて左右アーム2b、2cを変形させることによって最も安定した状態で吸着させるように注意する。また、後に枕本体2を引き上げながら前アーム2dを吸着させるため、枕本体2がシャンプーボウル5の縁よりも若干低い位置で左右アーム2b、2cを取り付けておくと最終的に枕本体2とシャンプーボウル5の縁が同じ高さになるように取り付けやすい。
【0027】
次にシャンプーボウル用枕1の前アーム2dを上方に引き上げ枕本体2とシャンプーボウル5の縁が同じ高さになった状態で、前アーム2dをシャンプーボウル5の縁を包むようにシャンプーボウル5の正面外側に出し、前アーム2dの先端を下方に引っ張りながら前アーム2dの吸盤3をシャンプーボウル5の外面に吸着させる。
【0028】
以上のように3点で引き合った状態でシャンプーボウル用枕1をシャンプーボウル5に取り付けるため非常に安定性があり、洗髪の間は首から後頭部が真っ直ぐな状態を保つことができる。そのため、首(頚椎部分)がシャンプーボウル5に圧迫されることが無くなり利用者は安全にしかも快適に洗髪を受けることができる。
【実施例2】
【0029】
図8は本発明であるシャンプーボウル用枕の第2実施例の斜視図、図9はシャンプーボウル用枕の第2実施例のC−C線断面図、図10はシャンプーボウル用枕の第2実施例のD−D線断面図である。
【0030】
図8から図10に示すように、本発明であるシャンプーボウル用枕1aは、前記実施例1で示したシャンプーボウル用枕1とほぼ同じ形状をしている。
【0031】
即ち、シャンプーボウル用枕1aは、先端に向かって幅が狭く形成され先端に吸盤8を取り付けた左右アーム7b、7cを両端に備え中央正面に先端に向かって幅が狭く形成され先端に吸盤8を取り付けた前アーム7dを備えた略円柱状の枕本体7とからなる。
【0032】
図8に示すように、本発明であるシャンプーボウル用枕1aを正面より見た場合、後頭部を載せる枕本体7の上面は中央に向かうに従って緩やかに湾曲した凹部7aを形成しており、枕本体7に後頭部を載せた際に後頭部が安定した状態を保つことができる。
【0033】
前記枕本体2の両端に連設された左右アーム7b、7cは先端に向かって幅が狭く形成されており、各アーム7b、7cの先端には吸盤8が取り付けられている。前記吸盤8は各アーム7b、7cの正面側に吸盤8が正面を向くように取り付けられている。
【0034】
前記枕本体7の凹部7a付近より正面に向かって連設され先端が下方に向かった状態となっている前アーム7dは先端に向かうに従って幅が狭く形成されており、先端には吸盤8が取り付けられている。前アーム7dに取り付けられた吸盤8は前アーム7dの背面側に吸盤が背面を向くように取り付けられている。
【0035】
図8に示すように、前記枕本体7の正面に連設された前アーム7dは通常状態では前アーム7dの途中に湾曲部7eを形成して先端が下方に向かった状態となっており、左右アーム7b、7cの先端に取り付けられた吸盤8と、前アーム7dの先端に取り付けられた吸盤8が向かい合った状態となっている。
【0036】
図8及び図9に示すように、前アーム7dの先端に取り付けられた吸盤8の連結部8aは、前アーム7dの先端に穿設された孔7fを貫通して取り付けられている。尚、連結部8aの背面側は孔7fの径よりも若干大きく、正面側は吸盤8が形成されているため吸盤8と前アーム7dはしっかりと連結されている。
【0037】
前記前アーム7dは伸縮性と弾力性に富んだ素材であるウレタンで一体成形されており、変形することができる。尚、本発明では前アーム7dの成形にウレタンを使用したが、同じように伸縮性と弾力性に富む素材であればよく、特にウレタンに限定したものではない。
【0038】
図8及び図9に示すように、左右アーム7b、7cの先端に取り付けられた吸盤8の連結部8aは左右アーム7b、7cの先端に穿設された孔7fを貫通して取り付けられている。尚、連結部8aの背面側は孔7fの径よりも若干大きく、正面側は吸盤8が形成されているため吸盤8と左右アーム7b、7cはしっかりと連結されている。
【0039】
前記左右アーム7b、7c及び枕本体7は伸縮性と弾力性に富んだ素材であるウレタンにより一体成形されており、変形することができる。尚、前述の前アーム7dと同じように、左右アーム7b、7c及び枕本体7についても伸縮性と弾力性に富む素材であればよく、特にウレタンに限定したものではない。
【0040】
以上のように、シャンプーボウル用枕1aは、前記シャンプーボウル1と外形は同じであるが、内部に芯板4、前芯板4a、左右突出板4c、4dを備えていない。ウレタンによる一体成形のため内部に水などが浸入することがなく、また芯板の類を使用しないため軽量で清掃や保管など取り扱いが容易である。
【0041】
芯板等を使用していないため一定の形状を保つ強度を補うため、本発明ではウレタンによる一体成形とし、通常の状態では図8に示したような形状を保つことができるようにした。但し、前述のように特にウレタンによる一体成形に限定したものではなく、一定の強度を保ち、伸縮性及び弾力性のある素材であればよい。
【実施例3】
【0042】
図11は本発明であるシャンプーボウル用枕の第3実施例の正面図、図12はシャンプーボウル用枕の第3実施例の背面図、図13はシャンプーボウル用枕の第3実施例の平面図、図14はシャンプーボウル用枕の第3実施例の底面図、図15はシャンプーボウル用枕の第3実施例の左側面図である。
【0043】
図11から図15に示すように、本発明であるシャンプーボウル用枕1bは先端に連結部材10cを介して左吸盤10bを備えた左アーム10及び先端に連結部材11cを介して右吸盤11bを備えた右アーム11を左右に連結し更に先端背面側に連結部材12bを介して下吸盤12aを備え背面に連結シール12eを取り付けた下アーム12を下部に連結した枕本体9aと前記枕本体9aの上面に被せて取り付ける枕本体カバー9とからなり正面及び背面より見た場合略T字状をしている。
【0044】
前記左アーム10は変形可能な平板状をしており先端部分は肉厚の左拡張部10aを形成している。左拡張部10aの中央は左連結部10dとしてやや突出しており左連結部10dの中心に円形の挿入孔10gを穿設している。
【0045】
左吸盤10bの吸盤連結突起10eは前記左連結部10dの挿入孔10gに嵌入され連結部材10c、10cにより連結されている。尚、左吸盤10bと左連結部10dの連結状態は右吸盤11bと右連結部11dの連結と同様であり、詳細は図16のE−E線の断面拡大図で説明することとする。
【0046】
右アーム11は前記左アーム10と同形同大である。即ち、右アーム11は変形可能な平板状をしており先端部分は肉厚の右拡張部11aを形成している。右拡張部11aの中央は右連絡部11dとしてやや突出しており右連結部11dの中央に円形の挿入孔11gを穿設している。
【0047】
右吸盤11bの吸盤連結突起11eは前記右連結部11dの挿入孔11gに嵌入され連結部材11c、11cにより連結されている。尚、右吸盤11bと右連結部11dの連結状態の詳細については図16のE−E線断面拡大図で説明することとする。
【0048】
下アーム12は変形可能な平板状をしており先端に向かって幅が狭くなっている。下アーム先端部12dは肉厚となっており背面側の中央には四角形の挿入孔12jが穿設されており、下吸盤12aの吸盤連結突起12gが陥入され連結部材12b、12bにより連結されている。
【0049】
また、図15に示すように緩やかの湾曲した前記下アーム12の背面側には連結シール12eが取り付けられている。この連結シール12eの相手方である受け側連結シール12fは本発明を取り付けるシャンプーボウル13に取付け、受け側連結シール12f部分に連結シール12e部分を重ねて本発明を取り付ける。尚、前記連結シール12e及び受け側連結シール12fはマジックテープ(商標登録)や両面テープのような部材を指し、何度でも着脱が可能な部材である。また、連結シール12e及び受け側連結シール12fは使用しなくても良い。
【0050】
次に図16から図19を使用して本発明であるシャンプーボウル用枕1bの各部分の構造と使用方法を説明することとする。図16は本発明であるシャンプーボウル用枕の第3実施例のE−E線の断面拡大図、図17はシャンプーボウル用枕の第3実施例のF−F線の断面拡大図、図18はシャンプーボウル用枕の第3実施例のG−G線の断面拡大図、図19はシャンプーボウル用枕の第3実施例の使用状態を示した図である。
【0051】
図16に示すように右アーム11と右吸盤11bの連結は、右アーム11の先端部を形成する右拡張部11aに穿設された挿入孔11gに右吸盤11bの吸盤連結突起11eを挿入し前記右拡張部11aの上下に穿設された孔と吸盤連結突起11eに穿設された孔に連結軸11fを挿通し前記連結軸11fの上下を連結部材11c、11cで留めて連結する。
【0052】
図示はしていないが、前記左アーム10と左吸盤10bの連結は前記右アーム11と右吸盤11bの連結方法と同様である。即ち、左アーム10の先端部を形成する左拡張部10aに穿設された挿入孔10gに左吸盤10bの吸盤連結突起10eを挿入し前記左拡張部10aの上下に穿設された孔と吸盤連結突起10eに穿設された孔に連結軸10fを挿通し前記連結軸10fの上下を連結部材10c、10cで留めて連結する。
【0053】
尚、図16に示すように、枕本体9aの下アーム12が設けられている面である底面部分には直角状の底面部9bが形成されている。
【0054】
図17に示すように、下アーム12と下吸盤12aの連結は、下アーム12の先端部を形成する下アーム先端部12dに穿設された挿入孔12jに下吸盤12aの吸盤連結突起12gを挿入し前記下アーム先端部12dの左右に穿設された孔と吸盤連結突起12gに穿設された孔に連結軸12cを挿通し前記連結軸12cの左右を連結部材12b、12bで留めて連結する。
【0055】
図18に示すように、前記枕本体9aの上面には枕本体カバー9が取り付けられている。枕本体9aは底面に複数の孔9c、9c、9cが穿設され内部が空間9dとなっており更に底面より上方に向かって複数の突起が起立して形成されている。前記突起は左より左突起9h、左中間突起9f、中央突起9e、右中間突起9g、右突起9iからなる。また、前記枕本体9aの左右枠の上面には左枠突起9j及び右枠突起9kが形成されている。
【0056】
一方、前記枕本体カバー9の底面には左右枠突起受け9l、9mが形成され、更に枕本体カバー9の底面中間部には左右突起受け9n、9oが形成されている。枕本体9aに枕本体カバー9を取り付ける際に左枠突起9jは左枠突起受け9l内に貫入され右枠突起9kは右枠突起受け9m内に貫入された状態となっている。
【0057】
また、前記左突起9hの上端は左突起受け9n内に貫入され右突起9iの上端は右突起受け9o内に貫入されており、左右中間突起9f、9g及び中央突起9eの上端は枕本体カバー9の底面に接触した状態となっている。
【0058】
図19に示すように、本発明であるシャンプーボウル用枕1bの枕本体9aを枕本体カバー9が上面となる状態でシャンプーボウル13の首載せ部分の内側に位置させ、同時に左右アーム10、11をシャンプーボウル13の内壁面13aに吸着させる。次に下アーム12を首載せ部分の上面を通してシャンプーボウル13の正面側に出し下アーム12の先端部分を下方に引っ張りシャンプーボウル13の外壁面13bに下吸盤12aを吸着させて固定する。
【0059】
尚、前記下アーム12に取り付けられた連結シール12eの相手方である受け側連結シール12fはシャンプーボウル13の首載せ部分に貼り付け、シャンプーボウル用枕1bの固定を強化している。
【実施例4】
【0060】
図20は本発明であるシャンプーボウル用枕の第4実施例の正面図、図21はシャンプーボウル用枕の第4実施例の背面図、図22はシャンプーボウル用枕の第4実施例の平面図、図23はシャンプーボウル用枕の第4実施例の底面図、図24はシャンプーボウル用枕の第4実施例の左側面図、図25はシャンプーボウル用枕の第4実施例の使用状態を示した図である。
【0061】
図20から図24に示すように、本発明であるシャンプーボウル用枕1cは、先端背面側に連結部材15bを介して上吸盤15aを備えた上アーム15を上部に連結し更に先端背面側に連結部材16bを介して下吸盤16aを備え背面に連結シール16eを取り付けた下アーム16を下部に連結した枕本体14aと前記枕本体14aの上面に被せて取り付ける枕本体カバー14とからなる。
【0062】
上記上アーム15は変形可能な平板状をしており先端に向かって幅が狭くなっている。上アーム先端部15dは肉厚となっており背面側の中央には四角形の挿入孔15fが穿設さえれており、上吸盤15aの吸盤連結突起15eが貫入され連結軸15c及び連結部材15b、15bにより連結されている。
【0063】
前記下アーム16は変形可能な平板状をしており先端に向かって幅が狭くなっている。下アーム先端部16dは肉厚となっており背面側の中央には四角形の挿入孔16iが穿設されており、下吸盤16aの吸盤連結突起16hが貫入され連結軸16c及び連結部材16b、16bにより連結されている。
【0064】
図21に示すように、前記枕本体14aの背面には複数の孔14cが穿設され、図示はしないが枕本体14aの内部は空間となっており複数の突起が形成されている。また、枕本体14aの底面部の上部中央には上平坦部14dが形成され下部中央には下平坦部14bが形成されている。
【0065】
図24に示すように、前記上下アーム15、16は緩やかに湾曲した形状をし、下アーム16の背面側には連結シール16eが取り付けられている。この連結シール16eの相手方である受け側連結シール16fは本発明を設置するシャンプーボウル13に取り付け、受け側連結シール16f部分に連結シール16eを重ねて本発明の固定を強化する。尚連結シール16e及び受け側連結シール16fはマジックテープ(商標登録)や両面テープのような部材を指し、何度でも着脱が可能な部材である。また、連結シール16e及び受け側連結シール16fは使用しなくてもよい。
【0066】
図25に示すように、本発明であるシャンプーボウル用枕1cを取り付けるには、まず枕本体カバー14が上部に位置した状態で枕本体14aをシャンプーボウル13の首載せ部分内側に位置させ、上アーム15の上吸盤15aをシャンプーボウル13の内壁面13aに吸着させる。次に下アーム16を首載せ部分の上側を通してシャンプーボウル13の正面下側へ引っ張り下吸盤16aをシャンプーボウル13の外面壁13bに吸着させて固定する。
【0067】
尚、前記下アーム16に取り付けられた連結シール16eの相手方である受け側連結シール16fはシャンプーボウル13の首載せ部分に貼り付け、シャンプーボウル用枕1cの固定を強化している。
【実施例5】
【0068】
図26は本発明であるシャンプーボウル用枕の第5実施例の正面図、図27はシャンプーボウル用枕の第5実施例の背面図、図28はシャンプーボウル用枕の第5実施例の平面図、図29はシャンプーボウル用枕の第5実施例の底面図、図30はシャンプーボウル用枕の第5実施例の左側面図、図31はシャンプーボウル用枕の第5実施例のH−H線の断面図、図32はシャンプーボウル用枕の第5実施例の使用状態を示した図である。
【0069】
図26から図30に示すように、本発明であるシャンプーボウル用枕1dは背面側に左右吸盤18a、18bを取り付けた前面平坦部17aを形成し、正面側中央に中央吸盤18を取り付けた背面突出部17bを形成した枕本体17からなる。
【0070】
図26に示すようにシャンプーボウル用枕1dは正面より見た場合半円の左右端部17c、17dがつり上がった形状をしており中央部分が緩やかな湾曲形状をしている。また、図27及び図28に示すように、シャンプーボウル用枕1dの背面側は後方に向かって大きく張り出している。特に大きく張り出した部分を後面先端部17eとした。
【0071】
図29から図31に示すように、前面平坦部17aの背面側に取り付けられた左右吸盤18a、18bと後面突出部17bの正面側に取り付けた中央吸盤18は吸盤面が反対方向を向いて取り付けられている。
【0072】
図32に示すように、本発明であるシャンプーボウル用枕1dは前面平坦部17aと後面突出部17bでシャンプーボウル13の首載せ部分を挟み後面突出部17dがシャンプーボウル13内に位置するように固定する。
【0073】
その際、前面平坦部17aの左右吸盤18a、18bはシャンプーボウル13の外壁面13bに吸着され後面突出部17bの中央吸盤18はシャンプーボウル13の内壁面13aに吸着されている。
【実施例6】
【0074】
図33は本発明であるシャンプーボウル用枕の第6実施例の正面図、図34はシャンプーボウル用枕の第6実施例の左側面図である。
【0075】
図33及び図34に示すように本発明であるシャンプーボウル用枕1eは前記実施例3で示したシャンプーボウル用枕1bとほぼ同じ形状をしている。即ち、本発明であるシャンプーボウル用枕1eは先端に連結部材10cを介して左吸盤10bを備えた左アーム10及び先端に連結部材11cを介して右吸盤11bを備えた右アーム11を左右に連結し更に先端背面側に連結部材12bを介して2つの下吸盤12a、12aを備えた下アーム12を下部に連結した枕本体9aと前記枕本体9aの上面に被せて取り付ける枕本体カバー9とからなり正面及び背面より見た場合略T字状をしている。
【0076】
前記左アーム10は変形可能な平板状をしており先端部分は肉厚の左拡張部10aを形成している。左拡張部10aの中央は左連結部10dとしてやや突出しており左連結部10dの中心に円形の挿入孔10gを穿設している。
【0077】
左吸盤10bの吸盤連結突起10eは前記左連結部10dの挿入孔10gに嵌入され連結部材10c、10cにより連結されている。尚、左吸盤10bと左連結部10dの連結状態は右吸盤11bと右連結部11dの連結と同様であり、詳細は図16のE−E線の断面拡大図で説明済みである。
【0078】
右アーム11は前記左アーム10と同形同大である。即ち、右アーム11は変形可能な平板状をしており先端部分は肉厚の右拡張部11aを形成している。右拡張部11aの中央は右連絡部11dとしてやや突出しており右連結部11dの中央に円形の挿入孔11gを穿設している。
【0079】
右吸盤11bの吸盤連結突起11eは前記右連結部11dの挿入孔11gに嵌入され連結部材11c、11cにより連結されている。尚、右吸盤11bと右連結部11dの連結状態の詳細については図16のE−E線断面拡大図で説明済みである。
【0080】
下アーム12は変形可能な平板状をしており先端に向かって幅が狭くなっている。下アーム先端部12dは肉厚となっており背面側の中央には四角形の挿入孔12jが穿設されており、下吸盤12aの吸盤連結突起12gが陥入され連結部材12b、12bにより連結されている。
【0081】
また、下アーム12の背面側中央付近には肉厚の下アーム連結突起部12hを形成しており前記下アーム連結突起12hの中央には四角形の挿入孔12jが穿設されている。下アーム連結突起12hの挿入孔12jには下吸盤12aの吸盤連結突起12gが貫入され連結部材12b、12bにより連結されている。
【0082】
以上のように、シャンプーボウル用枕1eは前記シャンプーボウル用枕1bの下アーム12に取り付けられていた連結シール12eに代えて下アーム12の背面中央付近にも下吸盤12aを取り付けたシャンプーボウル用枕である。
【実施例7】
【0083】
図35は本発明であるシャンプーボウル用枕の第7実施例の正面図、図36はシャンプーボウル用枕の第7実施例の左側面図である。
【0084】
図35及び図36に示すように本発明であるシャンプーボウル用枕1fは前記実施例4で示したシャンプーボウル用枕1cとほぼ同じ形状をしている。即ち、本発明であるシャンプーボウル用枕1fは、先端背面側に連結部材15bを介して上吸盤15aを備えた上アーム15を上部に連結し更に先端背面側に連結部材16bを介して2つの下吸盤16a、16aを備えた下アーム16を下部に連結した枕本体14aと前記枕本体14aの上面に被せて取り付ける枕本体カバー14とからなる。
【0085】
上記上アーム15は変形可能な平板状をしており先端に向かって幅が狭くなっている。上アーム先端部15dは肉厚となっており背面側の中央には四角形の挿入孔15fが穿設さえれており、上吸盤15aの吸盤連結突起15eが貫入され連結軸15c及び連結部材15b、15bにより連結されている。
【0086】
前記下アーム16は変形可能な平板状をしており先端に向かって幅が狭くなっている。下アーム先端部16dは肉厚となっており背面側の中央には四角形の挿入孔16iが穿設されており、下吸盤16aの吸盤連結突起16hが貫入され連結軸16c及び連結部材16b、16bにより連結されている。
【0087】
また、下アーム16の背面中央付近には肉厚の下アーム連結突起部16gが形成されており下アーム連結突起部16gの中央には四角形の挿入孔16iが穿設されている。下アーム連結突起部16gの挿入孔16iには下吸盤16aの吸盤連結突起16hが貫入され連結部材16b、16bにより連結されている。
【0088】
以上のように、シャンプーボウル用枕1fは前記シャンプーボウル用枕1cの下アーム16に取り付けられていた連結シール16eに代えて下アーム16の背面中央付近にも下吸盤16aを取り付けたシャンプーボウル用枕である。
【実施例8】
【0089】
図37は本発明であるシャンプーボウル用枕の第8実施例の正面図、図38はシャンプーボウル用枕の第8実施例の一部拡大斜視図である。
【0090】
図37及び図38に示すように、本発明であるシャンプーボウル用枕1gは、前記実施例3で説明したシャンプーボウル用枕1bの下アーム12以外は同じ構造である。即ち、
本発明であるシャンプーボウル用枕1gは先端に連結部材10cを介して左吸盤10bを備えた左アーム10及び先端に連結部材11cを介して右吸盤11bを備えた右アーム11を左右に連結し更に先端背面側に二股連結部材19を介して2つの下吸盤20を備えた下アーム12を下部に連結した枕本体9aと前記枕本体9aの上面に被せて取り付ける枕本体カバー9とからなる。
【0091】
前記左アーム10は変形可能な平板状をしており先端部分は肉厚の左拡張部10aを形成している。左拡張部10aの中央は左連結部10dとしてやや突出しており左連結部10dの中心に円形の挿入孔10gを穿設している。
【0092】
左吸盤10bの吸盤連結突起10eは前記左連結部10dの挿入孔10gに嵌入され連結部材10c、10cにより連結されている。尚、左吸盤10bと左連結部10dの連結状態は右吸盤11bと右連結部11dの連結と同様であり、詳細は図16のE−E線の断面拡大図で説明済みである。
【0093】
右アーム11は前記左アーム10と同形同大である。即ち、右アーム11は変形可能な平板状をしており先端部分は肉厚の右拡張部11aを形成している。右拡張部11aの中央は右連絡部11dとしてやや突出しており右連結部11dの中央に円形の挿入孔11gを穿設している。
【0094】
右吸盤11bの吸盤連結突起11eは前記右連結部11dの挿入孔11gに嵌入され連結部材11c、11cにより連結されている。尚、右吸盤11bと右連結部11dの連結状態の詳細については図16のE−E線断面拡大図で説明済みである。
【0095】
下アーム12は変形可能な平板状をしており先端に向かって幅が狭くなっている。下アーム先端部12dは肉厚となっており背面側の中央には四角形の挿入孔12jが穿設されており、二股に分かれた二股連結部材19の連結部19aが陥入され連結部19aに穿設された連結孔19iに連結軸12k及び軸受け12lを挿通し連結されている。
【0096】
前記二股連結部19は左右連結部19b、19cを形成しており、前記左右連結部19b、19cにはそれぞれ正面から背面にかけて貫通した左右左右連結孔19d、19eが穿設されている。
【0097】
また、左右連結部19b、19cの底面には挿入孔19hが穿設されており下吸盤20の吸盤連結突起20aが貫入されている。前記吸盤連結突起20aには孔20bが穿設されており、挿入孔19hに貫入した後、左連結孔19d及び孔20bに連結軸19fを挿入し背面より軸受け19gで固定することにより二股連結部材19と下吸盤20は連結される。
【0098】
また、同様に右連結孔19e及び孔20bに連結軸19fを挿入し背面より軸受け19gで固定することにより二股連結部材19と下吸盤20は連結される。
【0099】
以上のように左右吸盤10b、11bを備えた左右アーム10、11及び2つの下吸盤20、20を備えた下アーム12により枕本体カバー9を取り付けた枕本体9aをシャンプーボウル13に更に安定して固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0100】
【図1】本発明であるシャンプーボウル用枕の斜視図である。
【図2】本発明であるシャンプーボウル用枕の正面図である。
【図3】本発明であるシャンプーボウル用枕の平面図である。
【図4】本発明であるシャンプーボウル用枕の左側面図である。
【図5】本発明であるシャンプーボウル用枕のA−A線断面図である。
【図6】本発明であるシャンプーボウル用枕のB−B線断面図である。
【図7】本発明であるシャンプーボウル用枕を使用した状態を示した図である。
【図8】本発明であるシャンプーボウル用枕の第2実施例の斜視図である。
【図9】本発明であるシャンプーボウル用枕の第2実施例のC−C線断面図である。
【図10】本発明であるシャンプーボウル用枕の第2実施例のD−D線断面図である。
【図11】本発明であるシャンプーボウル用枕の第3実施例の正面図である。
【図12】本発明であるシャンプーボウル用枕の第3実施例の背面図である。
【図13】本発明であるシャンプーボウル用枕の第3実施例の平面図である。
【図14】本発明であるシャンプーボウル用枕の第3実施例の底面図である。
【図15】本発明であるシャンプーボウル用枕の第3実施例の左側面図である。
【図16】本発明であるシャンプーボウル用枕の第3実施例のE−E線の断面拡大図である。
【図17】本発明であるシャンプーボウル用枕の第3実施例のF−F線の断面拡大図である。
【図18】本発明であるシャンプーボウル用枕の第3実施例のG−G線の断面拡大図である。
【図19】本発明であるシャンプーボウル用枕の第3実施例の使用状態を示した図である。
【図20】本発明であるシャンプーボウル用枕の第4実施例の正面図である。
【図21】本発明であるシャンプーボウル用枕の第4実施例の背面図である。
【図22】本発明であるシャンプーボウル用枕の第4実施例の平面図である。
【図23】本発明であるシャンプーボウル用枕の第4実施例の底面図である。
【図24】本発明であるシャンプーボウル用枕の第4実施例の左側面図である。
【図25】本発明であるシャンプーボウル用枕の第4実施例の使用状態を示した図である。
【図26】本発明であるシャンプーボウル用枕の第5実施例の正面図である。
【図27】本発明であるシャンプーボウル用枕の第5実施例の背面図である。
【図28】本発明であるシャンプーボウル用枕の第5実施例の平面図である。
【図29】本発明であるシャンプーボウル用枕の第5実施例の底面図である。
【図30】本発明であるシャンプーボウル用枕の第5実施例の左側面図である。
【図31】本発明であるシャンプーボウル用枕の第5実施例のH−H線の断面図である。
【図32】本発明であるシャンプーボウル用枕の第5実施例の使用状態を示した図である。
【図33】本発明であるシャンプーボウル用枕の第6実施例の正面図である。
【図34】本発明であるシャンプーボウル用枕の第6実施例の左側面図である。
【図35】本発明であるシャンプーボウル用枕の第7実施例の正面図である。
【図36】本発明であるシャンプーボウル用枕の第7実施例の左側面図である。
【図37】本発明であるシャンプーボウル用枕の第8実施例の正面図である。
【図38】本発明であるシャンプーボウル用枕の第8実施例の一部拡大斜視図である。
【符号の説明】
【0101】
1 シャンプーボウル用枕
1a シャンプーボウル用枕
1b シャンプーボウル用枕
1c シャンプーボウル用枕
1d シャンプーボウル用枕
1e シャンプーボウル用枕
1f シャンプーボウル用枕
1g シャンプーボウル用枕
2 枕本体
2a 凹部
2b 左アーム
2c 右アーム
2d 前アーム
2e 湾曲部
2f 孔
3 吸盤
3a 連結部
4 芯板
4a 前芯板
4b 孔
4c 左突出板
4d 右突出板
4e 孔
5 シャンプーボウル
6 利用者
7 枕本体
7a 凹部
7b 左アーム
7c 右アーム
7d 前アーム
7e 湾曲部
7f 孔
8 吸盤
8a 連結部
9 枕本体カバー
9a 枕本体
9b 平坦部
9c 孔
9d 空間
9e 中央突起
9f 左中間突起
9g 右中間突起
9h 左突起
9i 右突起
9j 左枠突起
9k 右枠突起
9l 左枠突起受け
9m 右枠突起受け
9n 左突起受け
9o 右突起受け
10 左アーム
10a 左拡張部
10b 左吸盤
10c 連結部材
10d 左連結部
10e 吸盤連結突起
10f 連結軸
10g 挿入孔
11 右アーム
11a 右拡張部
11b 右吸盤
11c 連結部材
11d 右連結部
11e 吸盤連結突起
11f 連結軸
11g 挿入孔
12 下アーム
12a 下吸盤
12b 連結部材
12c 連結軸
12d 下アーム先端部
12e 連結シール
12f 受け側連結シール
12g 吸盤連結突起
12h 下アーム連結突起部
12i 孔
12j 挿入孔
12k 連結軸
12l 軸受け
13 シャンプーボウル
13a 内壁面
13b 外壁面
14 枕本体カバー
14a 枕本体
14b 下平坦部
14c 孔
14d 上平坦部
15 上アーム
15a 上吸盤
15b 連結部材
15c 連結軸
15d 上アーム先端部
15e 吸盤連結突起
15f 挿入孔
16 下アーム
16a 下吸盤
16b 連結部材
16c 連結軸
16d 下アーム先端部
16e 連結シール
16f 受け側連結シール
16g 下アーム連結突起部
16h 吸盤連結突起
16i 挿入孔
17 枕本体
17a 前面平坦部
17b 後面突出部
17c 左端部
17d 右端部
17e 後面先端部
18 中央吸盤
18a 左吸盤
18b 右吸盤
19 二股連結部材
19a 連結部
19b 左連結部
19c 右連結部
19d 左連結孔
19e 右連結孔
19f 連結軸
19g 軸受け
19h 挿入孔
19i 連結孔
20 下吸盤
20a 吸盤連結突起
20b 孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端にかけて幅が狭く形成され先端に孔を穿設した左右突出板を連設し、中央正面に先端に向かうに従って幅が狭く形成され先端に孔を穿設した前芯板を連設した長方形状の芯板と、前記左右突出板を被覆し先端に向かって幅が狭く形成され先端に吸盤を取り付けた左右アームを両端に備え中央正面に前記前芯板を被覆し先端に向かって幅が狭く形成され先端に吸盤を取り付けた前アームを備えた前記芯板を被覆する略円柱状の枕本体とからなることを特徴とするシャンプーボウル用枕。
【請求項2】
先端に向かって幅が狭く形成され先端に吸盤を取り付けた左右アームを両端に備え中央正面に先端に向かって幅が狭く形成され先端に吸盤を取り付けた前アームを備えた略円柱状の枕本体からなることを特徴とする請求項1に記載のシャンプーボウル用枕。
【請求項3】
先端に連結部材を介して左吸盤を備えた左アーム及び先端に連結部材を介して右吸盤を備えた右アームを左右に連結し、先端背面側に連結部材を介して下吸盤を備えた下アームを下部に連結した枕本体と、前記枕本体の上面に被せて取り付ける枕本体カバーとからなることを特徴とするシャンプーボウル用枕。
【請求項4】
先端背面側に連結部材を介して上吸盤を備えた上アームを上部に連結し、先端背面側に連結部材を介して下吸盤を備えた下アームを下部に連結した枕本体と、前記枕本体の上面に被せて取り付ける枕本体カバーとからなることを特徴とするシャンプーボウル用枕。
【請求項5】
背面側に左右吸盤を取り付けた前面平坦部を形成し、正面側中央に中央吸盤を取り付けた背面突出部を形成した枕本体からなることを特徴とするシャンプーボウル用枕。
【請求項6】
先端背面側に連結部材を介して2つの下吸盤を備えた下アームを下部に連結した枕本体からなることを特徴とする請求項3に記載のシャンプーボウル用枕。
【請求項7】
先端背面側に連結部材を介して2つの下吸盤を備えた下アームを下部に連結した枕本体からなることを特徴とする請求項4に記載のシャンプーボウル用枕。
【請求項8】
先端背面側に二股連結部材を介して2つの下吸盤を備えた下アームを下部に連結した枕本体からなることを特徴とする請求項3に記載のシャンプーボウル用枕。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【公開番号】特開2008−86746(P2008−86746A)
【公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−65997(P2007−65997)
【出願日】平成19年3月15日(2007.3.15)
【出願人】(504019191)有限会社ゼネック (2)
【Fターム(参考)】