説明

シュートアウト機能付きプリンタ

本発明は、印刷システムに供給された印刷ジョブデータに基づいて印刷ジョブを実行し、得られた印刷ページを第1の出力部で排出する(S7)構造の印刷システムで、得られた印刷ページからの選択複製物をプリントアウトし、第2の出力部でシュートアウトとして複製物を排出する(S9)ためのシュートアウトであって、選択複製物が第2の出力部で排出されるようにプログラムすることによってシュートアウト手段の動作モードを確立するようにユーザによってプログラム可能であるシュートアウト手段を備える印刷システムであって、複製物のバナーページを印刷し(S4)、第2の出力部でバナーページを排出する構造の印刷システムを提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷システムに供給された印刷ジョブデータに基づいて印刷ジョブを実行し、得られた印刷ページを第1の出力部で排出する構造の印刷システムに関する。印刷システムは、得られた印刷ページからの選択複製物を印刷し、第2の出力部でシュートアウトとして複製物を排出するためのシュートアウト手段を備え、前記シュートアウト手段は、選択複製物が第2の出力部で排出されるようにプログラムすることによってシュートアウト手段の動作モードを確立するようにユーザによってプログラム可能である。
【背景技術】
【0002】
シュートアウト機能により、操作者は、正規の作業フローを妨げないで印刷されたコピーの品質を時々チェックすることができる。シュートアウトは、文書調査のために作成され得る。これは、特に、メール取引の印刷業界で有用である。メール取引の印刷業界では、得られた印刷ページは、この用途では、文書またはレターとも呼ばれる多数のセットからなる。一般に、「セット」は、例えば、1つの同じレターに属するページ、または冊子の1つの同じコピーに属するページのように何らかの点でグループをなす多数のページとして定義される。これらの印刷セットは、通常、直接宛先に送信され、コピーの品質が満足のいくものでなかったと主張する顧客のクレームに対応しなければならない場合がある。
【0003】
このようなシュートアウト機能付きプリンタは、米国特許第7075667号明細書に記載されている。
【0004】
米国特許出願公開第2004/0027602号明細書は、ジョブ出力部で排出される印刷ジョブがバナーページによって互いに区別され得るプリンタを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許第7075667号明細書
【特許文献2】米国特許出願公開第2004/0027602号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、改良型のシュートアウト機能を備えたプリンタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、印刷システムは、複製物のバナーページを印刷し、第2の出力部でバナーページを排出する構造である。
【0008】
本発明の印刷システムでは、シュートアウトは、予めユーザによって規定されるように、得られた印刷ページのいずれかから確実に作成されることができ、シュートアウトのために印刷されたバナーページは、例えば、異なる印刷ジョブまたは異なる文書から得られるシュートアウトを区別するのを助ける。このようにして、ユーザは、シュートアウトを作成できるようにして、シュートアウトのセットに対する全てのニーズや要求が満たされることができるようにシュートアウトを柔軟に処理することができる。
【0009】
本発明のより固有の任意の特徴は、独立請求項の中で示されている。
【0010】
一般に、プリンタは、印刷キューに入れられている多数の印刷ジョブを順に処理する。このとき、ジョブを識別するために、プリンタは異なる印刷ジョブに属するコピーの間にバナーページを印刷または挿入することができなければならない。本発明の印刷システムは、各バナーページのシュートアウトも作成するように構成され得る。したがって、異なるジョブに属するシュートアウトは、第2の出力部で排出されるときに、シュートアウトバナーページによって区別されることになる。これにより、それぞれのシュートアウトが属するジョブを識別できる。
【0011】
ジョブの結果として得られた印刷ページが複数のセット(例えば、文書)を含む場合、動作モードがユーザによって指定されたセットのページの複製物をプリントアウトするモードを含むことが可能である。指定されたセットに対して、ユーザは全てのページを選択してもよいし、そのセットの1ページまたは何ページかだけをシュートアウトとして選択してもよい。
【0012】
その後、プリンタはシュートアウトが作成された各々のセットまたは文書のバナーページを印刷することができる。このバナーページは、文書番号を指す場合もあり、プリンタの別の出力部で文書のシュートアウトコピーと共に送られ、シュートアウトが作成された文書を識別することができる。
【0013】
このことで、改良型の複数ページのセットの品質管理機能を有するプリンタを提供できる。これらのシュートアウトは、1ページだけからなるのではなく、(全てのページが選択された場合)文書全体のコピーを含むことになる。その結果、複数のページの文書を有する印刷ジョブを提出した顧客が文書の特定のページの印刷品質が満足できないとクレームをつけた場合、シュートアウトを参照することで簡単にチェック可能である。
【0014】
このように、本発明は、特に、可変データ印刷の際に、例えば、印刷ジョブが連続レターの印刷からなり、印刷される文書が(複数のページの)レターであり、そのレターが全て同じ内容を有するがレターによって宛先が変わる場合に、有用である。シュートアウトは文書またはレターの予備コピーであるので、シュートアウトが作成されたレターの別のコピーがプリンタのジョブ出力部で排出されることになり、シュートアウトが作成されたか否か、または作成されたシュートアウトの数に関係なく、確実にレターは顧客によって指定された宛先の全てに送信される。
【0015】
特定の実施形態では、シュートアウト手段は、ジョブごとにプログラム可能であり、その動作モードは印刷ジョブデータの一部となる。
【0016】
このように、シュートアウト機能はユーザのワークステーションでジョブごとにプログラム可能であり、関連するプログラムデータは印刷ジョブデータに含まれるジョブ仕様の一部を形成することができる。さらに、任意で、プログラムデータはプリンタ装置の操作者によって編集されてもよい。
【0017】
一実施形態では、印刷装置は、印刷される各ページに対して、その複製物が作成されるべきか否かをチェックする構造の制御ユニットを備える。
【0018】
これは、シュートアウト機能を実現するための好ましい方法である。この実施形態の第1の変形例によれば、シュートアウトが作成されなければならないページは、ページ番号に基づいて決定される。文書が含まれ、これらの文書が全て同じページ数xであり、シュートアウトがN番目の文書ごとに作成される場合、プリンタは、ページ番号がmからm+x−1である全てのページに対してシュートアウトを作成するように構成されてもよい。ここで、mはNの整数倍である。
【0019】
この実施形態の第2の変形例によれば、シュートアウト機能は、直接文書番号に基づいてもよい。この場合は、制御ユニットが文書の境界を自動的に検出できる場合、または各文書のページ数がジョブ仕様に含まれるか、操作者によって手動で入力される場合、印刷ジョブの文書は異なるページ数を有してもよい。
【0020】
別の実施形態では、本発明の印刷システムは、印刷エンジンと制御ユニットとを備え、制御ユニットは、印刷エンジンにセットの全てのページを順に印刷してジョブ出力部で印刷コピーを排出するように指示する構造であり、さらにセットが複製物が作成されるセットである場合、印刷エンジンにセットの全てのページの複製物を順に印刷して別の出力部で複製物を排出するように指示する構造である。
【0021】
このように、文書全体の複製物のシュートアウトコピーは一括して印刷されてもよいが、これは、文書がシュートアウトによって周期的順序が妨げられることなく、周期的な媒体(例えば、タブ)も含んでもよいという利点がある。
【0022】
シュートアウトは、常に、印刷ジョブの最初の文書(m=0)に対して作成されるのが好ましい。
【0023】
本発明の好適な実施形態を、図面と併せて説明する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明のプリンタのブロック図である。
【図2】シュートアウトをプログラムするのに使用され得るユーザインタフェースの画面の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施形態を示すフロー図である。
【図4】本発明の実施形態を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
印刷システムは、1つの印刷装置のみからなってもよいし、またはさらに印刷サーバと、他のプリンタと、ネットワークと、ジョブを提示するためのワークステーションのプリンタドライバとを備えてもよい。
【0026】
図1に示されるように、プリンタは、印刷ジョブデータのためのデータソース10と、制御ユニット12と、ローカルユーザインタフェース14と、印刷エンジン16(例えば、レーザプリンタ、電子写真印刷エンジンなど)を備える。データソース10は、ネットワーク経由でプリンタに送信されることができた、またはスキャナ(図示せず)とユーザインタフェースとを使用してローカルに生成されることができた印刷ジョブデータ(例えば、印刷データ、関連のジョブ仕様)を記憶するためのメモリを備えてもよい。制御ユニット12は、データソース10のメモリに記憶された印刷ジョブの処理を管理し、印刷データを印刷エンジン10に送信して、印刷エンジン10にジョブ仕様に従ってコピーを印刷するように指示する。
【0027】
印刷ジョブは、一般に、複数のセットを含み、セットの各々は1つ以上のページを有することができる。例えば、印刷ジョブが多数の異なる宛先に送信される連続レターからなる場合、ジョブの文書は個々のレターによって形成され、その宛先ごとに互いに異なるものとなる。一方、印刷ジョブが複数ページのパンフレットまたは冊子の複数のコピーを印刷することからなる場合、文書はパンフレットまたは冊子の同一コピーとなり得る。
【0028】
印刷エンジン16は、印刷ジョブに従って印刷されたコピーを排出するための少なくとも1つのジョブ出力部18を有し、さらに、いわゆるシュートアウトを排出するための別の出力部20を有する。シュートアウトは、印刷ジョブの過程で印刷された印刷ページまたは完全な複数ページの文書の複製物である。これらのシュートアウトは、印刷されたコピーの品質を監視し立証するために、時々作成される。
【0029】
ユーザインタフェース14により、必要に応じて、プリンタの操作者はジョブ処理に介入して、プリンタの構成を設定または変更することができる。また、ユーザインタフェース14は、シュートアウトの自動作成のための適切なストラテジをプログラミングするのに使用される場合もある。
【0030】
図2は、ユーザインタフェース14の表示画面22の一例を示す図である。この画面は、ワークステーションでの表示のためにワークステーションのプリンタドライバによっても作成可能であることに留意されたい。この例では、表示画面22は、処理される多数の印刷ジョブをリストアップしたテーブル24を示す。各々の印刷ジョブは、ジョブIDで識別される。テーブル24はさらに、各々の印刷ジョブに対する多数のジョブ仕様またはパラメータを示す。図示された例では、これらの仕様およびパラメータは、印刷ジョブのオーナー、すなわちジョブを命令した顧客と、印刷されるコピーセットまたは文書の数を含む。連続レターや冊子の例の場合のように、ジョブの各々の文書またはコピーセットが同じページ数を有する場合、テーブル24はさらに1セット当たりのページ数を示す。別のパラメータNは、シュートアウト間隔を指定する。Nが10に設定される場合、例えば、シュートアウトは印刷される10番目の文書ごとに全てのページに対して作成されることを意味する。したがって、ジョブ0001は246個の文書を有するので、これらの文書の24個に対してシュートアウトが作成され、各々のシュートアウトが6ページ有することになる。これらのシュートアウトは、出力部20で印刷エンジン10によって排出され、印刷コピーの品質が顧客からのクレームの対象となるか否かチェックできるように、サンプルとして取り出され保管され得る。操作者は、例えば、顧客の品質要求やジョブの量を考慮して、各々の印刷ジョブに対して個々にパラメータNを変更してもよい。
【0031】
複数の印刷ジョブのコピーが印刷エンジンの同じジョブ出力部18を介して排出されるとき、印刷エンジン10によって自動的に印刷および/または挿入されるバナーページによって異なるジョブに属するコピーを区別するのは一般的である。本発明のプリンタは、シュートアウトのためのバナーを作成する追加のオプションを有するので、シュートアウト出力部20を介して排出される異なるジョブのシュートアウトもバナーによって区別されるようになる。これらのバナーシュートアウトは、ジョブ自体にバナーが付与されないときでも作成される場合がある。図2に示されるように、画面22は、バナーシュートアウトが作成されるべきか否かを操作者が指定できるダイアログ26を示す。
【0032】
制御ユニット12は、シュートアウトの作成を制御するプログラムルーチンを含む。このルーチンの2つの例を、図3および図4と併せて説明する。
【0033】
図3では、印刷ジョブはステップS1で始まる。ステップS2では、シュートアウトカウンタSCは「1」で初期化される。
【0034】
ステップS3は、印刷ジョブの最初のページがバナーページであるか否かをチェックする。バナーページがある場合、印刷エンジンはステップS4でジョブ出力部(JO)18に送信されるバナーページを印刷し、シュートアウト(SO)出力部20で排出される別のバナーページを印刷するように命令される。印刷されるバナーページがない場合、ステップS4は省略される。次に、ステップS5で、ジョブ全体の最後のページに達してすでに印刷されたか否かがチェックされる。次のジョブが開始するケースでないので、ルーチンはステップS6に進み、次のページ(最初のページ)の印刷データが印刷エンジンに送信され、ステップS7でページが印刷される。
【0035】
次に、ステップS8で、ステップS7で印刷されたページがN×SCの番号の文書に属するか否かがチェックされる。ここで、Nは、図2と併せて説明されたシュートアウト間隔パラメータである。したがって、N=10でSCがまだ初期値1である場合、ページがジョブの10番目の文書に属するか否かがチェックされることになる。ページがジョブの10番目の文書に属さない場合、ルーチンはステップS5に戻り、10番目の文書に達するまでステップS5からS8が周期的に繰り返される。次に、ルーチンはステップS8からS9に分かれ、同じページの第2のコピーが印刷され、シュートアウト出力部20に送信される。次に、ステップS10は、ステップS9で印刷されたシュートアウトが10番目の文書の最後のページであったか否かをチェックする。そうでない場合、ルーチンは再びステップS5に分かれ、ループは10番目の文書の全てのページに対して繰り返される。この文書の最後のページに達すると、ルーチンはステップS10からステップS11に分かれ、SCは1増やされる。次に、ルーチンはステップS5まで戻り、20番目の文書に達するまでループS5からS8を繰り返す。次に、シュートアウトが20番目の文書の全てのページに対して作成され、SCは再びステップS11で1増やされる。このように、上述のようなネスト化されたループを通すことで、ジョブの最後のページが印刷されたことがステップS5で検出され、ルーチンがステップS12で終了するまで、シュートアウトはジョブのN番目の文書ごとの全てのページに対して作成されることになる。
【0036】
この実施形態の変形例では、印刷ジョブの全ての文書が同じページ数xを有する場合、シュートアウト機能は印刷されたページ数の番号に基づいてもよい、すなわち、プリンタはページ番号がmからm+x−1の全てのページに対してシュートアウトを作成するように構成されてもよい。ここで、mはNの整数倍である。よって、ステップS8で、ページ番号がこの基準に対してチェックされる。
【0037】
上述のプロセスでは、シュートアウトはページごとに作成され、すなわち、ジョブのそれぞれのページに対して、(ステップS8で)、そのページのシュートアウトが印刷されなければならないか否かが決定される。
【0038】
図4に示された変更形態では、シュートアウトの作成は文書ごとに制御される。
【0039】
図4では、ステップS1からS4とS12は図3で説明されたステップと同じである。しかしながら、ステップS5’では、ジョブの最後のページがプリントアウトされたか否かはチェックされないが、最後の文書(複数のページからなる)が印刷されたか否かがチェックされる。そうでない場合、次の文書全体が印刷エンジンに送信され、この文書の全てのページが一括でステップS7’で印刷される。コピーが、再びジョブ出力部18に送信される。
【0040】
ステップS8’は、ステップS7’で印刷された文書がシュートアウトが作成された文書の1つであるか否かをチェックする。そうである場合、ステップS9’で、この文書の全てのページのシュートアウトと、さらにこの特定の文書のバナーページとが一括で印刷され、シュートアウト出力部20に送信される。次に、この文書の最後のページに達したか否かの検出は暗にステップS9’に含まれるので、ルーチンは直接ステップS11’に進み、カウンタSCは1増やされて、その後、ステップS5’に戻る。
【0041】
図4に示された別の変更形態は、ここでは、カウンタSCがステップS2で0で初期化されるという事実による。ステップS8’では、文書ナンバーがN*SC+1に等しいか否かがチェックされる。このように、例えば、N=10である場合、シュートアウトはジョブの文書1、11、21...に対して作成される。この変更形態は、当然、図3に示された実施形態も可能であるが、シュートアウトがすでにジョブの最初の文書に作成されるという利点がある。したがって、顧客が、例えば、4番目の文書に問題があるとクレームをつけたとすると、最初のシュートアウトを参照することにより、最初からすでに問題があったか否かがチェックできる。
【0042】
特定の実施形態では、プリンタはインクジェットプリンタである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
印刷システムに供給された印刷ジョブデータに基づいて印刷ジョブを実行し、得られた印刷ページを第1のジョブ出力部(18)で排出する構造の印刷システムで、得られた印刷ページからの選択複写物をプリントアウトし、第2の出力部(20)でシュートアウトとして複製物を排出するためのシュートアウト手段であって、第2の出力部(20)で排出される複製物の選択をプログラムすることによってシュートアウト手段の動作モードを確立するようにユーザによってプログラム可能であるシュートアウト手段を備える印刷システムであって、複製物のバナーページを印刷し(S4)、第2の出力部(20)でバナーページを排出する構造を特徴とする、印刷システム。
【請求項2】
各々の印刷ジョブのバナーページを印刷し(S4)、第1のジョブ出力部(18)でバナーページを排出する構造である、請求項1に記載の印刷システム。
【請求項3】
シュートアウト手段の動作モードを確立するようにユーザによってプログラムされる構造のユーザインタフェース(14)を有する印刷装置を備える、請求項1または2に記載の印刷システム。
【請求項4】
シュートアウト手段が、ジョブごとにプログラム可能であり、印刷ジョブデータの一部を形成するシュートアウト手段の動作モードのための命令をプログラムする、請求項1または2に記載の印刷システム。
【請求項5】
得られた印刷ページが、複数のページセットを備え、セットがグループをなすページ数として定義され、シュートアウト手段の動作モードが、ユーザによって指定されたセットのページの複製物をプリントアウトするモードを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の印刷システム。
【請求項6】
複製物が作成された各々のセットのバナーページを印刷し、バナーページを第2の出力部(20)に排出する構造である、請求項5に記載の印刷システム。
【請求項7】
シュートアウト手段の動作モードが、N番目(Nは整数)のセットごとのページの複製物をプリントアウトするモードを含む、請求項5または6に記載の印刷システム。
【請求項8】
印刷エンジン(16)と、印刷エンジン(16)にセットの全てのページを順に印刷してジョブ出力部(18)で印刷コピーを排出するように指示する構造であり、さらにセットが、複製物が作成されるセットである場合、印刷エンジン(16)にセットの全てのページの複製物を順に印刷して第2の出力部(20)で複製物を排出するように指示する構造である制御ユニット(12)とを備える、請求項6または7に記載の印刷システム。
【請求項9】
印刷される各々のページに対して、各々のページの複製物が作成されるべきであるか否かをチェックする(S8)構造の制御ユニット(12)を有する印刷装置を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の印刷システム。
【請求項10】
インクジェット印刷装置を備える、請求項1から9のいずれか一項に記載の印刷システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2011−521815(P2011−521815A)
【公表日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−512139(P2011−512139)
【出願日】平成21年6月5日(2009.6.5)
【国際出願番号】PCT/EP2009/056924
【国際公開番号】WO2009/147230
【国際公開日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【出願人】(390039435)オセ−テクノロジーズ・ベー・ヴエー (103)
【氏名又は名称原語表記】OCE’−NEDERLAND BESLOTEN VENNOOTSHAP
【Fターム(参考)】