説明

シート状材料搬送機構及び画像記録装置

【課題】 シート状の記録材料を搬送し集積部に排出する際に搬送抵抗により座屈し難いようにして安定して排出できかつ省スペースで構成可能なシート状材料搬送機構及び画像記録装置を提供する。
【解決手段】 このシート状材料搬送機構は、排出部56側に設けられてシート状体Sを搬送し排出する排出ローラ部55と、シート状材料を集積部61に向けて排出し易くするように排出ローラ部の直下または直下近傍に設けられた凸形状の排出補助部材62と、を備え、シート状材料を排出部から外部に排出し集積部に集積する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート状の記録材料を搬送し排出するシート状材料搬送機構及び画像記録装置に関する。
【背景技術】
【0002】
シート状の記録材料に画像を記録し校正のためのプルーフを作成するカラープルーフ作成装置では、箱型形状の記録材料集積部で画像形成された記録材料の集積を行っていた。この記録材料集積部に記録材料を記録材料搬送機構により排出するが、記録材料搬送機構の排出ローラを駆動側及び従動側ともにゴムローラにて構成し、記録材料搬送機構の上流側等で排出速度を上げることで集積部に排出される記録材料に推進力を与えていた。
【0003】
しかし、記録材料搬送機構で集積部に排出する際にシート状の記録材料が搬送抵抗により座屈する場合があり、排出が良好に行われずに、記録材料が先端部に丸まり等の癖の付いたまま集積部に排出されてしまうことがあった。また、下記特許文献1は、多数枚の感光材料をスムーズに積み重ねて収容するために傾斜面を備えたトレイを排出口の下方に配置することを開示するが、かかる構成はトレイ全体が傾斜面となっており、トレイ高さが高くなり、装置上面に設ける場合はスペースの関係から好ましくない。
【特許文献1】特開平06−186721号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、シート状の記録材料を搬送し集積部に排出する際に搬送抵抗により座屈し難いようにして安定して排出できかつ省スペースで構成可能なシート状材料搬送機構及び画像記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明によるシート状材料搬送機構は、シート状材料を搬送し排出部から外部に排出し集積部に集積するシート状材料搬送機構において、前記排出部側に設けられて前記シート状体を搬送し排出する排出ローラ部と、前記シート状材料を前記集積部に向けて排出し易くするように前記排出ローラ部の直下または直下近傍に設けられた凸形状の排出補助部材と、を備えることを特徴とする。
【0006】
このシート状材料搬送機構によれば、排出ローラ部の直下または直下近傍に凸形状の排出補助部材を設けることで、シート状材料を排出補助部材で搬送抵抗が大きくなることなく集積部へと案内しながら搬送でき、安定して排出部から排出でき、集積部に整列して集積できる。このため、シート状材料搬送機構の上流側でシート状材料の排出速度を可変させる必要がないので機構の簡略化が可能になる。また、凸形状の排出補助部材を配置するだけであるので省スペースで構成できる。
【0007】
上記シート状材料搬送機構において前記排出補助部材を前記シート状材料搬送機構の筐体に取り付け固定可能に構成することが好ましい。
【0008】
また、前記シート状材料を案内する前記排出補助部材の案内面に凹凸部を設けることで、表面に設けた凹凸部によりシート状材料と案内面との面接触を避け接触面積を少なくし、シート状材料に対する搬送抵抗がより小さくなるので、シート状材料をより安定して集積部へ搬送できる。
【0009】
本発明による画像記録装置は、画像形成されたシート状の記録材料を装置上部へ搬送し排出部から排出する記録材料搬送機構と、前記排出された記録材料を集積する記録材料集積部と、を装置上部に設けた画像記録装置において、前記記録材料搬送機構は、前記排出部側に設けられて前記シート状の記録材料を搬送し排出する排出ローラ部と、前記シート状の記録材料を前記記録材料集積部に向けて排出し易くするように前記排出ローラ部の直下または直下近傍に設けられた凸形状の排出補助部材と、を備えることを特徴とする。
【0010】
この画像記録装置によれば、排出ローラ部の直下または直下近傍に凸形状の排出補助部材を設けることで、シート状の記録材料を排出補助部材で搬送抵抗が大きくなることなく記録材料集積部へと案内しながら搬送でき、安定して排出部から排出でき、記録材料集積部に整列して集積できる。このため、記録材料搬送機構の上流側でシート状の記録材料の排出速度を可変させる必要がないので機構の簡略化が可能になる。また、装置上部に凸形状の排出補助部材を配置するだけであるので省スペースで構成できる。
【0011】
上記画像記録装置において前記シート状材料搬送機構の筐体が固定部材により前記装置上部に取り付け固定されるとともに、前記排出補助部材が前記固定部材で固定されるように構成することが好ましい。
【0012】
また、前記シート状の記録材料を案内する前記排出補助部材の案内面に凹凸部を設けることで、表面に設けた凹凸部によりシート状の記録材料と案内面との面接触を避け接触面積を少なくし、シート状の記録材料に対する搬送抵抗がより小さくなるので、シート状の記録材料をより安定して集積部へ搬送できる。
【発明の効果】
【0013】
本発明のシート状材料搬送機構によれば、シート状材料を搬送し集積部に排出する際に搬送抵抗により座屈し難いようにして安定して排出できかつ省スペースで構成可能である。
【0014】
本発明の画像記録装置によれば、シート状の記録材料を搬送し記録材料集積部に排出する際に搬送抵抗により座屈し難いようにして安定して排出できかつ装置上部において省スペースで構成可能である。
【0015】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。図1は本実施の形態による画像記録装置全体の外観を示す斜視図である。図2は図1の画像記録装置の内部を正面側から見た図である。
【0016】
図1、図2に示すように、画像記録装置1は、印刷出力対象の絵柄、色調、文章、文字等の確認を行うためのカラープルーフ(校正用サンプル)を作成するものであって、銀塩カラー感光記録材料(以下、単に「記録材料」または「記録紙」ともいう。)に露光し画像を形成する露光ユニット11と、露光された記録材料を現像する現像ユニット21と、を備える。
【0017】
露光ユニット11は、図1,図2のように、前面からメンテナンスできるように開閉可能な前面パネル5と、各種情報の表示とタッチパネルからなり装置全体の操作のために入力可能な表示部2と、内部にシート状の記録材料(記録紙)をロール状に巻回して収容したカートリッジ13を給紙カバー3,4の開放後に装填可能な装填部12,12’と、を備える。
【0018】
現像ユニット21は、メンテナンスのために開閉可能な上面パネル6と、前面には、現像処理液等の補充等のために開閉可能に設けられた補給パネル7と、を備える。
【0019】
図2に示すように、画像記録装置1の露光ユニット11は、内部にロール状に巻かれた記録紙を収容したカートリッジ13を装填し収容する装填部12,12’と、装填部12,12’に装填されたカートリッジ13から記録紙を給送する搬送ローラ対40,41,42等からなる給送部14と、給送部14から給送された記録紙Sを外周面に真空吸引し保持しながら主走査のために回転方向Rに回転する回転ドラム10と、装置外部から入力した網点画像データに基づいて回転ドラム10上の記録紙に対しLED光やレーザ光等の光ビームを露光する光学ユニット16と、光学ユニット16を副走査のために副走査方向(図1の紙面垂直方向)に搬送する副走査部17と、画像記録後の回転ドラム10上の記録紙を剥離する剥離部材15と、を備える。露光後の記録紙は出口19及び接続部19aを通して現像ユニット21へと搬送される。
【0020】
図2の画像記録装置1は、更に、搬送ローラ対42の下流側に配置され回転ドラム10に向けて送られる記録紙の搬送に従い従動回転する従動ローラ31と、記録紙を回転ドラム10との間で搬送する従動ローラ31と、回転ドラム10上から剥離部材15で剥離された記録紙を回転ドラム10と従動ローラ31とで搬送するときに記録紙をガイドするアキュームガイド部材18と、アキュームガイド部材18で送られてきた記録紙を出口19へと更に搬送する搬送ローラ対32と、搬送ローラ対32に達した記録紙をアキュームするためにアキュームガイド部材18の一部が開放されることで形成されるアキュームレート部30と、搬送ローラ対32の下流側近傍に配置された記録紙の先端を検出する検出センサ33と、を備える。
【0021】
また、搬送ローラ対42の下流側近傍に配置された比較的幅狭の従動ローラ43は記録紙の移動とともに従動回転し、この従動ローラ43と同軸にロータリエンコーダ(図示省略)が連結されている。このロータリエンコーダが従動ローラ43とともに回転し回転量を測定することで搬送ローラ対42を通過して回転ドラム10に巻き付けられた記録紙の長さを求めることができる。また、下流側の搬送ローラ対32は、ワンウェイクラッチ構造を有し、記録紙の下流側への送り出し方向への回転が自在となっている。
【0022】
図2の搬送ローラ対40,41の下流側近傍には記録紙を切断するカット部10aがそれぞれ配置されており、各カット部10aはモータ(図示省略)により回転駆動されるロータリカッタを有し、上述の記録紙の長さ測定に基づいて記録紙を所定長さに切断する。
【0023】
図2の現像ユニット21は、露光ユニット11から送られた露光後の記録紙について湿式現像を行い、記録紙を乾燥してから外部へと排出するもので、記録紙の現像処理を行う現像部23と、定着処理を行う定着部24と、安定処理を行う安定部25と、安定処理後の記録紙を乾燥させる乾燥処理を行う乾燥部26と、排出ローラ対26aで外部に向け排出された乾燥後の記録紙を装置上面へと誘導するように搬送する搬送部27と、を備える。現像ユニット21の装置上面21aには搬送部27から排出された記録紙を集積する集積部61が設けられている。
【0024】
図1,図2の搬送部27及び記録紙の集積部61について図3を参照して説明する。図3は図1,図2の現像ユニットに取り付けられた搬送部及び集積部を示す要部側面図である。
【0025】
図1乃至図3に示すように、搬送部27は、その筐体27aが現像ユニット21の側面上部に取り付けられており、筐体27aの内部に記録紙の搬送部27bが設けられている。
【0026】
即ち、図3のように、搬送部27の搬送部27bは、上流側から下流側に向けて順に、現像ユニット21の排出ローラ対26aにより排出された乾燥後の記録紙の入口部50と、記録紙を搬送する第1の搬送ローラ対51と、記録紙をガイドする摺動ローラ52と、記録紙を搬送する第2の搬送ローラ対53と、記録紙をガイドする摺動ローラ54と、搬送されてきた記録紙を排出する排出ローラ対55と、記録紙を現像ユニット21の上面へと排出する排出部56と、を筐体27a内に備える。
【0027】
搬送部27の搬送部27bは、更に、入口部50から排出ローラ対55に至るまで記録紙の搬送系路を形成するように断続的に設けられたガイド部材57と、排出ローラ対55と排出部56との間の上部に設けられた記録紙を規制する規制板58と、を備える。
【0028】
また、図3の矢印方向Fのように、搬送部27の筐体27aを通して現像ユニット21内の乾燥部26へと外気を供給するために、筐体27a内の板部材59及び現像ユニット21の側板21bの上部に、横方向(図3の紙面垂直方向)に多数の開口を設けている。これにより、現像ユニット21の側板21bの上部に搬送部27の筐体27aを取り付けても、外気の取り入れに支障が起きない。
【0029】
図1乃至図3に示すように、現像ユニット21の装置上面21aには、搬送部27の排出部56から排出された記録紙を集積するために集積部61が設けられている。集積部61の底部には静電気防止のために導電性のシートが敷かれている。
【0030】
集積部61は平面状部材63上に凸状に構成された排出補助部材62を有し、排出補助部材62は排出ローラ対55の直下近傍に配置されており、排出ローラ対55から排出されてきた記録紙Sの先端を案内面62aで集積部61へと案内するように集積部61に向けて傾斜している。案内面62aは後述のように多数の凹凸部が形成されている。
【0031】
集積部61の平面状部材63の搬送部27側の両端部には固定突起部63aが設けられている。搬送部27の筐体27aの両側面には丸棒状の固定部材27cが設けられている。図1のように集積部61の平面状部材63を装置上面21aにセットしてから搬送部27を取り付ける際に、固定部材27cが固定突起部63aと排出補助部材62との間で固定突起部63aに係合するように筐体27aを装置上部に取り付け固定している。これにより、排出補助部材62を備える集積部61が簡単かつ確実に装置上面21aに取り付け固定できる。
【0032】
図3のように、搬送部27の搬送部27bによれば、現像ユニット21の排出ローラ対26aにより排出された乾燥後の記録紙が入口部50から図の矢印方向(1)の略水平横方向へ搬送されて搬送部27内に入り、第1の搬送ローラ対51で搬送方向を矢印方向(2)に向くように修正されて搬送され摺動ローラ52とガイド部材57で案内されながら矢印方向(2)の略垂直上方に搬送され、更に第2の搬送ローラ対53で搬送方向を矢印方向(3)に向くように修正されて搬送され、摺動ローラ54とガイド部材57で矢印方向(3)の略水平横方向に搬送され、排出ローラ対55で矢印方向(4)に搬送され排出部56を通して装置上面21a上の集積部61の凸形状の排出補助部材62に向けて排出される。そして、記録材料Sは、その先端が排出補助部材62に接することで搬送抵抗が大きくなることなく案内面62a上を搬送方向Hに集積部61へと案内されながら搬送される。このため、記録紙Sは、安定して排出部56から排出でき、集積部61で下から順に積み重なって整列して蓄積される。
【0033】
従って、搬送部27内で記録紙の排出速度を可変させる必要がないので機構の簡略化が可能になり、また、装置上面21aに設けた集積部61全体に比べて搬送方向Hの幅が小さくまた高さ寸法も比較的小さい凸形状の排出補助部材62を配置するだけであるので、集積部全体の高さも高くならず、省スペースで構成でき、装置の大型化につながらず、好ましい。
【0034】
次に、図1〜図3の排出補助部材62の案内面62aに設けた多数の凹凸部について図4を参照して説明する。図4は、図3の排出補助部材62の案内面62aの平面図(a)及び側面図(b)である。
【0035】
図4(a)、(b)に示すように、排出補助部材62はステンレス鋼の板材から構成され、その案内面62aは、ほぼ全面に渡って多数の凸部610が設けられており、これにより凹凸部が形成されている。各凸部610は記録紙の搬送方向Hに延びた長円形状の平面形状を有し、長径mが5乃至12mmの範囲内であり、短径nが3乃至6mmの範囲内であり(但し、m>n)、高さhが0.3乃至0.8mmの範囲内であることが好ましく、例えば、長径mが7.5mm、短径nが3.7mm、高さhが0.4mmである。
【0036】
図4(a)のように、多数の凸部610を搬送方向Hに略直交する方向及び搬送方向Hに規則的に並べており、凸部610は、千鳥状に並んでおり、好ましくは搬送方向Hに略直交する方向に3乃至7mmの範囲内のピッチP1で並びかつ搬送方向Hに4乃至12mmの範囲内のピッチP2で並んでいる。
【0037】
また、上記長円形状の多数の凸部610は図6に示すように碁盤の目状に並べてもよい。即ち、図のように搬送方向H及び搬送方向Hに略直交する方向に縦横ともに直線状に並べ、この場合、搬送方向Hに略直交する方向に3乃至12mmの範囲内のピッチP1で並びかつ搬送方向Hに6乃至17mmの範囲内のピッチP2で並べることが好ましい。
【0038】
上述の図4または図6のように、図1〜図3の排出補助部材62の案内面62aに多数の凹凸部を搬送方向Hに沿って長円形状に設けることで、記録紙Sと案内面62aとの面接触を避け接触面積を少なくし、記録紙Sの先端に対する搬送抵抗がより小さくなるので、記録紙Sをより安定して集積部61へ搬送できる。
【0039】
以上のように本発明を実施の形態により説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。例えば、図4の凹凸部の形状は、例えば、図5(a)、(b)のように形成してもよい。即ち、排出補助部材62の案内面62aに記録紙の搬送方向Hに延びた細長形状の多数の凸部620を搬送方向Hに略直交する方向に好ましくは5乃至12mmの範囲内のピッチP3で規則的に並べることで凹凸部を形成してもよい。細長形状の凸部620は、幅wが3乃至6mmの範囲内であり、高さhが0.3乃至0.8mmの範囲内であることが好ましく、例えば、幅wが3.7mm、高さhが0.4mmである。各凸部620の搬送方向Hの長さは、ガイド部材54の搬送方向長さと同程度が望ましい。図5(a)、(b)の凹凸部により、排出補助部材62の案内面62aと記録紙Sとの接触面積を小さくでき、記録紙Sの先端に対する搬送抵抗がより小さくなるので、記録紙Sをより安定して集積部61へ搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本実施の形態による画像記録装置全体の外観を示す斜視図である。
【図2】図1の画像記録装置の内部を正面側から見た図である。
【図3】図1,図2の現像ユニットに取り付けられた搬送部及び集積部を示す要部側面図である。
【図4】図3の排出補助部材62の案内面62aの平面図(a)及び側面図(b)である。
【図5】図3の案内面62aの変形例を説明するための図4と同様の平面図(a)及び側面図(b)である。
【図6】図3の案内面62a形成した多数の凸部を碁盤の目状に配列した場合の排出補助部材62の案内面62aの平面図である。
【符号の説明】
【0041】
1 画像記録装置
11 露光ユニット
21 現像ユニット
21a 装置上面
27 搬送部
27a 筐体
27b 搬送機構
27c 固定部材
55 排出ローラ対
56 排出部
61 集積部
62 排出補助部材
62a 案内面
63 平面状部材
63a 固定突起部
610、620 凸部
H 搬送方向
S シート状の記録材料、記録紙、(シート状材料)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
シート状材料を搬送し排出部から外部に排出し集積部に集積するシート状材料搬送機構において、
前記排出部側に設けられて前記シート状体を搬送し排出する排出ローラ部と、
前記シート状材料を前記集積部に向けて排出し易くするように前記排出ローラ部の直下または直下近傍に設けられた凸形状の排出補助部材と、を備えることを特徴とするシート状材料搬送機構。
【請求項2】
前記排出補助部材を前記シート状材料搬送機構の筐体に取り付け固定可能に構成した請求項1に記載のシート状材料搬送機構。
【請求項3】
前記シート状材料を案内する前記排出補助部材の案内面に凹凸部を設けた請求項1または2に記載のシート状材料搬送機構。
【請求項4】
画像形成されたシート状の記録材料を装置上部へ搬送し排出部から排出する記録材料搬送機構と、前記排出された記録材料を集積する記録材料集積部と、を装置上部に設けた画像記録装置において、
前記記録材料搬送機構は、前記排出部側に設けられて前記シート状の記録材料を搬送し排出する排出ローラ部と、
前記シート状の記録材料を前記記録材料集積部に向けて排出し易くするように前記排出ローラ部の直下または直下近傍に設けられた凸形状の排出補助部材と、を備えることを特徴とする画像記録装置。
【請求項5】
前記シート状材料搬送機構の筐体が固定部材により前記装置上部に取り付け固定されるとともに、前記排出補助部材が前記固定部材で固定される請求項4に記載の画像記録装置。
【請求項6】
前記シート状の記録材料を案内する前記排出補助部材の案内面に凹凸部を設けた請求項4または5に記載の画像記録装置。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2006−8307(P2006−8307A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−186600(P2004−186600)
【出願日】平成16年6月24日(2004.6.24)
【出願人】(303000420)コニカミノルタエムジー株式会社 (2,950)
【Fターム(参考)】