説明

シート留め具シートキャッチ

【課題】シートに留める為のハトメ等の処置加工の無い物や、有っても間隔が決まっており留め不足が発生する、又余る所やよれる所、重ねて継ぎ足す所等も、留め不足が発生する、これ等任意の位置をシート用の留め具を用い、その場で、留める留め具を提供する事。
【解決手段】シート留め具を用い、シートの表と裏から挟み留めする、留め具のシート受け止めるキャッチホルダーは、そこへシートを押し込み挟み留めする留めボタンから成り、シートを合わせて留め、継ぎ足し等に利用する、又留め具の、リング状外周にフックを設け、シート表面の任意の位置に、紐やロープ掛けを可能とし、キャッチホルダーにシートを押し込むボタンヘッドを、内側からロックキーで固定する部材を組み合せて使用する、シートを挟んで留める強化留め具を実現し、これ等を用いシート留めの、不足を補い、解決する。。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを加工する事無く、シートを使用する現場でシートを合わせて留める、或いは紐やロープを結ぶ事の出来るフックをシート表面に取り付ける物である。
【背景技術】
【0002】
従来、屋外で様々な物を保護保管する時、シートをかけてシートが風でめくれないよう固定するには、シートの上から全体にロープやひも・バンド等を用い押さえ縛る、またシート留め用に付けてあるハトメや、耳(三角のシートの同じ素材を用いてハトメを縫い合わせ補強し、その底辺を縫合)、それにロープやひも・バンド等用いて縛る。
【0003】
シートの縁をよじり、杭やフレームに紐等で縛り付ける止め方が一般的で、異型物をシートで保護すると、ヨレる、たわむ、余る、足りない等が発生し、その様な時にロープ等を余分に掛けて留める対応が発生するが、風にあおられ破けたり、雨が降ると水が溜まる事も多い。
【0004】
又、菜園などのビニールハウス等の場合、組み立てたフレームにビニールシートを被せそれを留めるのは、紐やバンドで被う様にして杭やフレームに縛り留める、又はビニールハウスフレ―ムにシートごと留め具で挟み込む方法等で留める。
【0005】
多種多様な止め方をするが、ビニールハウスはかまぼこ状のドーム型で、その上から紐・バンドを廻し掛して留めるので作業の手間もかかるし、紐・バンドを大量に必要とするしハウス用ビニールシート、その他類似シートが風にあおられ傷む。
【0006】
これらの改善・対策として、シートの縁際やシートの留めたい位置又は必要な任意の処へ、穴開け等の加工をせず、その場で簡易に脱着出来る、留め具・フックを取り付け使用する事で、諸々の問題に対処できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2000−120303号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
現状のシートは留める為の加工が無い物と、留める為の加工があっても間隔が決まっている為、被いたい物が大・小・歪な物にシートを被せ留める時、シートが余る部分やヨレが発生する、その様な留めたい位置を留める、又シートを重ね合わせ繋ぎたす時等、それら要所の位置やシート表面の任意の位置を、留め押さえる留め具及びフック付き留め具、を提供する物である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、シートに留める為の加工をする事無く、二個または三個の構成部材から成るシート用留め具、を用いシートの表側と裏側から、シートを挟み込み留める為の、留め具は、フックを付ける物とフックが無い物があり、シートを捉える部材のキャッチホルダーはリング状で、内面に一周して窪みがあり、シート受け側の部材キャッチホルダーと、留め合せる相方の留めボタンは、キャッチホルダー内面窪みにシートを押さえ込む挿入部は、噛み合いの良いヘッド形状を成し、ヘッドと繋がる首にツバが繋がり連結されて成る部材の、留めボタンから成る、フック無しシート留め具。
フックは留め具部材リング状のキャッチホルダー側面にフックを設けるが、フックの大きさや形状は、留め具の用途に応じた物を設けて成る、フック付きシート留め具。
留めボタンの挟み留めを保持する力を向上し得る構造の、押さえて維持するロックキーは、ネジ式ロックの物とノッチを押さえて競り押さえするロック方式等を備える部材の、ロックキーを組み合せ備えるタイプの留めボタンから成る強化型シート留め具。
【0010】
これ等二つ及び三つの構成部材を用い、シートを留めしたい所の任意の位置を、シート面にロープやひもを掛けたり結ぶことの出来る、フック付きシート留め具、と合せ重なった所を留める、フック無しシート留め具、丈夫なシート地を強く留める、強化型シート留め具、の使用でシートカバー掛を簡便で美的にする物である。
【発明の効果】
【0011】
本発明のシート用留め具を使用する事で、留める為の加工をしてない物でも、あるいはシートのあまりやヨレが出来た所等の、必要な位置を留め押さえる事が出来る様にする。
又ロープや紐を節約できるし、カバー掛けの効率がよくなり作業も短縮できる。
シート地の素材に合わせた留め具を用意する事で、幅広い分野のシートカバーを綺麗に確実に素早く効果的に被せる事で、物の価値観を大事に維持が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1P】図1 は、留め具、キャッチホルダーの受け入れ口側から見た平面図である。 (図2を下から見上げた図、一点鎖線の半分は断面図) 図2 キャッチホルダーの側面・断面の半々の図である。 図3は、留め具の留めボタンの側面・断面の半々の図である。 図4 留めボタンの図3を上から見下げた平面図である。
【図2P】図5 留め具のフック無しキャッチホルダーの平面・断面図である。 図6 留め具の多角形の一つのキャッチホルダーに異種フックの付いた平面である。 図7 留め具、のフックとキャッチホルダーの一体成型平面図である。
【図3P】図8 留め具の使用方法図解の一つである。 図9 留め具使用例の一つである。
【図4P】図10 留め具のフック付きキャッチホルダー受け口側から見た平面図である。 図11 フック付きキャッチホルダーの側面・断面図である。 図12 留め具の留めボタン平面図である。 図13 留めボタン側面・断面図である。
【図5P】図14 ロックキーの図15を下から見上げた平面図である。 図15 ロックキーの側面・断面図である。 図16 フック付き留め具の使用図解である。
【図6P】図17 キャッチホルダーの方向自在フック装着の平面図である。 図18 自在フック装着用キャッチホルダーの側面・断面の図である。 図19 ロック式留めボタン図20を下から見上げた平面図である。 図20 ロック式留めボタンの側面・断面の図である。
【図7P】図21 ロックキーの図22を下から見上げた平面図である。 図22 ロックキーの側面・断面の図である。 図23 自在フック付きとクイックロックキー仕様の使用説明図である。
【図8P】図24 自在フックを装着して、留めボタンを嵌め合わせた平面図である。 図25 キャッチホルダーにシートを捉えロック前の断面図である。 図26 ノッチロック用留めボタン平面図である。 図27 ノッチロックキー平面図である。
【図9P】図28 ノッチロックタイプの使用説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
シート留め具は、二つの部材で間にシートを挟み留める物であり、シートを受け留めるリング形状のキャッチホルダーは内面に、シートを捉える窪みを一周して設けて成る部材、その窪みにシートを押し込み挟み留めする留めボタンは、ツバの内周部縁から縁に沿って首が繋がりその先方外周に膨らむ突起を備えたヘッドを形成する部材の、留めボタンから成る留め具と、留め具部材のキャッチホルダーにフックを装着した、フック付き留め具、及びキャッチホルダー内周面の窪みに、留めボタンヘッドで挟み込んだシートを、競って押さえ付け固定ロックするロックキーを備える強化タイプ留めボタンから成る、強化タイプ留め具は3点の部材から成る、これ等の部材の大・小のサイズや素材は、樹脂又は金属を用い必要とする用途に応じて用い、形のデザイン・仕様等は、目的を達成する物で形成する。
【実施例1】
【0014】
図1〜図9を用いて説明をする実施例である。
図1は本発明留め具の簡易タイプのフック付きキャッチホルダーで、図2を下から見上げた図で、符号a1はキャッチホルダー、リング状の内面は円を半割した様な窪みZが一周して繋がり、この窪みにシートを捉える事で、キャッチの保持力を増す、その背面にはカバーeを一体に連結にして形成される。
図1のカバーeに施してある中心から8方の切り込みは、キャッチホルダーに、はめ合わせた留めボタンを、分離するさい押して開き、分離を容易にする為である、背面カバーeは、キャッチホルダーに強度があれば無い物でも良い。
【0015】
図3・図4は、キャッチホルダーa1にシートを押し込み押さえる留めボタンb1で、押さえ止めボタンは、キャッチホルダーに合わせる形でリング状であり、留めボタンの押さえヘッド6を、a1リング内へ挿入する、留めボタンは、a1の内面リング溝zと噛み合う形で、挿入部は短スリーブ先方へッド6の外周は、キャッチホルダー内面の窪みに相性良く突起しており括れた首Nと繋がる、円盤状のツバが7連結して成り、突起部とつば間の括れた首Nは、シートを貯える窪みを成しツバ7は、挟み込んだシートをコーナーに押さえて平面に戻す、之により挟むが確り握る形と成り、シートを確実に捉え、ずれを防ぐ事に成る。
シートをカバー掛けする時、シートを留める力はシートと平行方向へ働く事から、キャッチキープは、挟む摩擦力にプラス折り返して押さえる事で、更にシートを留める保持力を備える物である。
【0016】
キャッチホルダーのリング状の外周に連結し突起するフックホルダ−a2、これはフックを装着する為の穴を有する物で、その穴にフックを装着して成る、フック付き留め具。
又キャッチホルダーの外周面に、溝を一周して設け、溝にリングやバンド等を嵌め、フックを連結して装着、これ等のフックホルダや溝は、用途に応じ複数設ける物であっても好いし、フックの形や大きさは用途に見合う物から成る。
【0017】
又素材は、多少の弾力性は柔軟性のある合成樹脂か一部金属で、素材の柔軟性で補えない分は、軟質なコーティングを施したり、キャッチホルダーa1の受け入れ口もしくはボタンb1の挿入ヘッド部に、cに示す様なカット(切り込み)を設け対処、この切込は、キャッチホルダーに、シートを留めボタンヘッドで挟み込む時、一定以上の力が加わると、たわむ様にする事で、シートを掴み易くし、シートの厚みに多少の幅をもたらし、対応性の向上を図る等、素材や構造の仕様から成る。
【0018】
図5は留め具のフック無し、図6は多角形と異種フック形状、図7は一体成形等、多彩な組み合わせの一部の図で、キャッチホルダーの形に対し、留めボタンの形も合わせて型成する、又フックも使用用途により適した形状の物を、装着して成る留め具。
【0019】
図7は使用方、シートdを必要な長さの紐の付いたフック付きキャッチホルダーa1と、留めボタンb1、で両側から挟み留めする事で、シート面を捉える。
図8は一部用途の説明図。
シートの留めたい位置へ、その場でフック無し留め具又は、フック付き留め具を留め、紐やバンドで結び、又地面に杭を用意し結び留める、又杭を使い親綱ロープを張りそれと結び留める。
シート余りやよれた所を寄せ合せその場で留め具を用い束ね留めする。
或いは、シートを重ね合せ、合わせ部を二枚同時に留め、シートを継ぎ足す。
【実施例2】
【0020】
図10〜図16を用いて説明をする、実施例である。
リング状のキャッチホルダーa1は、シートを受け止める為の内周キャッチ講zを設け、a1の外周側面には、一体連結されたフック用穴開きホルダa2を1個又は複数設ける、そのフックホルダ−a2にロープやバンドを留めるフックa3を取り付け、フックa3が開き外れるのを防ぐ為の、開き止め5で固定する部材から成る、フック付きキャッチホルダー部材。
【0021】
キャッチホルダーにシートを挟み込む相手の、留めボタン挿入部は、リング状のつば7の内周面縁に連結する首Nの先外周面に、突起のあるヘッド6を備える、この挿入部の押さえヘッド6は、キャッチホルダーa1内周面の窪みzに合わせる形状で、シートの厚み分考慮して控えたヘッド6部は円周形を成す、留めボタンヘッド6をその内側から、ロックキー押ヘッド9で競押した時、留めボタンヘッド6が、広がる動きを確保する為に、数分割の切れ目cを施し成る留めボタンの、つば内周に設ける締め付けロック用のネジ8、から成る留めボタン。 (留めボタンヘッド部の切れ目cは分割数を必要に応じ施す。)
【0022】
留めボタンを補助するコンビの図14・図15のロックキーは、留めボタン6を競り広げ、キャッチホルダー内周窪みzに押しつける、押ヘッド9の後部に締め付けロックする雄ネジ10を備え、それと連結したハンドル及びそれ用のつば11、又はハンドル冶具受け12などにより締め付けロックする仕組みで成る、留め具の強化タイプ用の部材、ロックキー。
【0023】
又フックを複数設ける事で用途が広がる、尚多少の弾力及び柔軟性のある素材を使用、又硬質樹脂・金属等の場合、ゴム系又は軟質脂樹コーティングの使用により、シートの損傷を和らげる物から成る。
図16の使用図は、AキャッチホルダーとB留めボタンで、シートを挟み込み留めボタンBにロックキーCを合わせ締めてロックして使用する、強化タイプ1の留め具。
【実施例3】
【0024】
図17〜図23を用いて説明する実施例である。
図17はキャッチホルダーのフック取り付けを、図17・図18に示すように、フック用リング溝20にした事で、リング21・フック22・調整管23・軸ボルト24の部品で組み合わせたフックを用いる事で、キャッチホルダa1に対し前後のスイングだけでなく、左右にも動かせる物に成る、このフックはシートに固定した留め具に対し、フックとそれに結んだロープの方向が自在になる。

【0025】
図19・図20のボタンヘッド6の分割切れ目及びつば7と図21・図22の競り押ヘッド9・ハンドル11・冶具受け12は実施例2の強化タイプ同様だが、留めボタン図20の留めボタンの女ネジ8と図21・図22のロックキー雄ネジ10を其々4等分か8等分し、締め合わせた状態で其々のネジ山を、等分割したスパンを交互にネジ山を、切り取る事で、合せて締めるのが、例えば4等分の場合二分の一、つまり半回転で締まり、8等分は4分の1回転の締めでよい事から、敏速な作業性に保持力が向上する、強化タイプ2の留め具。
【実施例4】
【0026】
図24〜図28を用いて説明する実施例である。
図24は、リング式フックを装着したキャッチホルダーに、留めボタンヘッド部が合さった様子の平面図で、キャッチホルダーや留めボタンの押さえヘッドは、実施例3と変わらない。
【0027】
図25の断面図に示す留めボタンヘッド6と、首Nで繋がるツバ7の先端に、内向きにストッパーTを設け、留めボタンの首内側に嵌る、ノッチ式ロックキーの競り押ヘッドは、首を段落ちに形成し、首はスライドしろを設け台が一体に繋がり付く、留めボタン内側の首先端のストッパーが、ノッチ式ロックキーの断落ちの首に噛み合う形で組み合わせる構成で、ノッチ式ロックキー台11を押すと留めボタンヘッドが開き、結果キャッチホルダー内窪みに、留めボタンヘッドがシートを押しつける、その反発力で押さえたノッチ式ロックキーは押しつける状態を保持する、ノッチロックキーは留めボタンと組み合せ一体化して働く強化タイプの留め具部材である。
図28に仕様組合せの斜視図で示す。
*シート地や目的に適した素材を用い、留め具部材を形成組み合せし、実施例を基に数種の留め具を用意提供して、多種他様のシートの留め具、を提供する物である。
【産業上の利用可能性】
【0028】
現代社会においてシート・テント等は、幅広い分野で利用使用される今日、シートを使用する現場でシート表面の留めたい位置で足りなかった所を補う事が出来、その用途は広く、保護カバー、仮設テント、輸送用カバー、デザインカバー、園芸等多彩である
【符号の説明】
【0029】
A 留め具のキャッチホルダー
B 留め具の留めボタン
C 留め具の留めボタンロックキー
D シート
a1 キャッチホルダー
a2 フックホルダー(取っ手)
a3 フック
c 切り込み、(捩れて、シート捕捉・押さえを補助する)
e 背面カバー、(中央八分散ラインは切れ込み)
z 窪み
b1 留めボタン
S バンド・紐・ロープ等。
N ネック(首)
N2 ロックキーの首
P 杭
r 親綱、ロープ
T 留めボタンのストッパー
CK1 フック付き留め具
CK2 フック無し留め具
5 フックの開き止め
6 留めボタンのシート押さえヘッド
7 ツバ
8 ロック用女ネジ
9 競り押ヘッド
10 ロックキー、雄ネジ
10a ロックキー、雄ネジ山切取り部分
11 ハンドル・台
12 冶具受け
20 フック用リング溝
21 フック用リング
22 フック
23 自在調整管
24 フック繋ぎ用軸ボルト.ナット


【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートに手を加える事無く、シート表面の任意の所を留める為に、シートを受け止めるキャッチホルダー部材は、リング状で内周面に、シートを咥える窪みが一周して設けて成る、キャッチホルダーと、そのホルダーリング内窪みへ、シートを押し込み挟み留めする為の、留めボタン部材の挿入部は、キャッチホルダーリング内周面の窪みに同調する形で、留めボタンのヘッド外周面は突起が一周し、一周したヘッド突起部を数等分に分割し、割位置を垂直に首まで切り込を施し、繋がる首は括れて窪み、その首に対し、外向きに折れてツバが繋がって形成する構造の、二個の部材で、シートを間に挟み込んで留める事を特徴とする、シート用の留め具。
【請求項2】
請求項1の留め具のキャッチホルダーと留めボタンを基に、キャッチホルダーにフックを一体に形成して成る、留め具のフック付きキャッチホルダー部材は、キャッチホルダーのリング状外周に突起して、フックを取り付ける為の穴の開いたホルダ−を設け、フックを装着して成る、留め具のキャッチホルダー部材、或いは、キャッチホルダーのリング状外周面に、フック用の、リング又はバンドを嵌め込む溝を設け、溝に緩めのリング又はバンドを嵌めフックを装着して成る、留め具のフック付きキャッチホルダー部材は、留め具にフックを設ける事を特徴とする、シート留め用のフック付き留め具。
【請求項3】
請求項1の留め具を基本に、キャッチホルダーに対する留めボタンは、シートを受けるキャッチホルダー内周窪みに対し、シート毎挿入する留めボタンの先端ヘッドに首で繋げたツバから成る、留めボタンヘッドの先端を、ヘッドの首からすぼめる様に設け、首からヘッド先端を内側に傾斜させ、ヘッドを数等分に分割し、割部をヘッド先端から首まで切り込みを設け形成し、ロックキーを固定する為の、ツバ内周面に女ネジを設けて成る、留めボタン、に組み合せてロックキーを押し、ボタンヘッドを内側からロックキーヘッドで競り押、押しつけネジ留めする部材は、筒状のヘッドに繋がり続く、雄ネジを設けそれに繋げてハンドルを設けて形成して成る、ネジ締め式ロックキー付き留めボタンは、強化型として部材を組み合わせて成る物である。
又留めボタンとロックキー固定用の、留めボタンの女ネジとロックキー雄ネジを其々に、4・6・8のいずれかの区間に等分し、其々のネジ山を一区間おきに排除して形成する、留めボタンの、クイックネジ締め式のロックキー付き留めボタンは、強化型として部材を組み合せて成る物である。
又留めボタンヘッド円周内側の首に繋がる、ツバ内周端部にストッパーを設けて成る、留めボタン、に組み合わせるロックキーは筒状の頭部(ヘッド)と首間に段を付け細くした首をスライドする分の長さを確保し、ハンドル(台)に繋げた部材のロックキーは、留めボタンの首内側ヘッドとストッパー間に、ロックキー頭部を嵌め合わせ、スライドしても外れない組み合せ構成の部材で成る、ノッチ式ロックキー付き留めボタンは強化型、これ等の部材を用い、キャッチホルダーと組み合した留め具は、シートを留め押さえる力及び保持力を強化する事を特徴とする、シート用強化タイプ留め具である。


【図1P】
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【図2P】
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【図3P】
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【図4P】
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【図5P】
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【図6P】
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【図7P】
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【図8P】
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【図9P】
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【公開番号】特開2011−202794(P2011−202794A)
【公開日】平成23年10月13日(2011.10.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−73310(P2010−73310)
【出願日】平成22年3月26日(2010.3.26)
【出願人】(399022397)
【Fターム(参考)】