説明

シート積層体

【課題】包装体から取り出す際におけるシートの破断を抑制することができるシート積層体を提供する。
【解決手段】 シート積層体1は、所定薬液を含浸させたシート10を積層した状態で包装体20の内部に収容し、包装体20の開口部21を介してシート10が取り出されるように構成されている。シート10は、第1方向Lに沿った第1折り目F11を基点に折り畳まれた後、第2折り目F21を基点に折り畳まれる。第2折り目F21を基点に折り畳まれた状態において、第2折り目を境界とした第1領域41と、第1領域よりも開口部側に位置する第2領域42とを備える。第2領域42の第1方向における長さL42は、第1領域の第1方向における長さL41よりも短い。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート積層体に関し、特に、所定薬液を含浸させたシートを積層した状態で包装体に収容したシート積層体に関する。
【背景技術】
【0002】
シート積層体は、所定薬液を含浸させたシートを積層した状態で包装体に収容し、包装体に形成された開口部を介してシートが取り出されるように構成されている。このようなシート積層体において、例えば、開口部に近い上層のシートを包装体から取り出す場合には、開口部から離れた下層のシートを取り出す場合と比較して、上層のシートと開口部との間における空間が狭いため、取り出す際の抵抗が大きくなり易い。この抵抗力に対抗してシートを引っ張ると、シートが破断するおそれがある。
【0003】
このような問題に鑑みて、複数のシートが積層されたシート積層体において、上層のシートの幅を下層のシートの幅よりも狭くなるように折り畳んだシート積層体が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−102106号公報(図3等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述のシート積層体には、以下の問題点があった。
【0006】
シートは、持ち運びを容易にするために、例えば、一方向に沿った第1折り目を基点に折り畳んだ後、一方向と直交する第2折り目を基点に半分に折り畳まれている。このように折り畳まれたシートは、積層された状態で包装体に収容されている。包装体は、一般的に変形し易い柔軟な材質によって構成されており、搬送時の外力等によって変形することがある。特に、シートの端面は、外力によって変形し易く、厚み方向において積層されたシートが共に変形することがある。
【0007】
例えば、第2折り目を基点に折り畳まれた状態において、シートの対向する一対の両端面が変形すると、シートの両端面の移動が規制される。このようにシートの両端面の移動が規制されると、半分に折り畳まれた状態で上側に位置する部分を指等で摘んで引っ張った際に下側に位置する部分が追従して移動し難く、シートが破断するおそれがある。
【0008】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、包装体から取り出す際におけるシートの破断を抑制することができるシート積層体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決するため、本発明に係るシート積層体(シート積層体1)は、所定薬液を含浸させたシート(シート10)を積層した状態で包装体(包装体20)の内部に収容し、前記包装体に形成された開口部(開口部21)を介して前記シートが取り出されるように構成されたシート積層体であって、前記シートは、第1方向(長手方向L)に沿った第1折り目(第1長手折り目〜第4長手折り目F11〜F14)を基点に折り畳まれた後、前記第1方向と直交する第2折り目(幅折り目F21)を基点に折り畳まれ、前記第2折り目を基点に折り畳まれた状態では、前記第2折り目を境界とした一方の領域となる第1領域(第1領域41)よりも前記開口部側に、前記第2折り目を境界とした他方の領域である第2領域(第2領域42)が配置されており、前記第2折り目を基点に折り畳まれた状態において、前記シートの前記第2領域の前記第1方向における長さ(長さL42)は、前記シートの前記第1領域の前記第1方向における長さ(長さL41)よりも短いことを要旨とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るシート積層体は、シートが折り畳まれた状態で開口部側(上側)に位置する第2領域の第1方向における長さが、第2領域よりも下側に位置する第1領域の第1方向における長さよりも短い。よって、第2方向に沿って折り畳まれた状態で、第2方向に沿ったシートの両端部のうち第2領域の端部をシートの外端部よりも内側に配置することができる。例えば、積層されたシートが包装体に収容された状態で、包装体の外側から変形して、シートの端部が厚み方向に変形した場合であっても、第2領域の第2方向に沿った端部を引き上げ易くなる。よって、第2領域を引っ張った際に第1領域を追従させて引っ張ることができ、シートの取り出し時における破断を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】実施形態に係るシート積層体の斜視図である。
【図2】図1に示すシート積層体の包装構造を示す説明図である。
【図3】図1に示すシート積層体において、シートが取り出される様子を示す模式断面図である。
【図4】変形例に係るシートの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1乃至図3を参照して、本発明の実施形態に係るシート積層体について説明する。図1及び図2は、シート積層体の斜視図であり、図3は、シート積層体のシートを包装体から取り出す状態を示す図である。
【0013】
シート積層体1は、所定薬液を含浸させたシート10と、このシート10を収容する包装体20と、を有する。シート10は、厚み方向に積層された第1シートから第5シート10A〜10Eを有する。
【0014】
包装体20には、図1に示す上面20aに形成された開口部21が形成されており、包装体20の上面20aには、開口部21を覆うラベル部材22が付されている。ラベル部材22の長手方向における一端部22aは、包装体の上面20aに接合され、他端部22bは、包装体20に対して着脱自在に構成されている。ラベル部材22は、開口部21の周囲に粘着材を介して接着されている。使用者は、他端部22bの先端を指等で摘んで引っ張ることにより、開口部21を開閉できる。
【0015】
シート10は、図1〜図3に示すように折り畳まれた状態で複数積層されて、包装体20の内部に収容されている。シート10は、シート積層体の長手方向に沿った第1長手折り目〜第4長手折り目(第1折り目)F11〜F14を基点に複数回折り畳まれた後、長手方向Lと直交する幅方向Wに沿った幅折り目(第2折り目)F21を基点に折り畳まれる。
【0016】
シート10は、第1長手折り目F11において領域31Aと領域32Aとが折り重ねられ、第2長手折り目F12において領域32Aと領域33Aとが折り重ねられ、第3長手折り目F13において領域33Aと領域34Aとが折り重ねられ、第4長手折り目F14において領域34Aと領域35Aとが折り重ねられている。
【0017】
シート10は、幅折り目F21を基点として、長手方向Lにおいて2つに折り畳まれる。シート10は、幅折り目F21を基点に折り畳まれた状態(図1に示す状態)では、幅折り目F21が境界となって区画された第1領域41と第2領域42とを有する。第2領域42は、第1領域41よりも開口部21側(図1に示す上側)に配置されている。換言すると、第1領域41は、第2領域42よりも開口部21から離間する側(図1に示す下側)に配置されている。
【0018】
幅折り目F21において折り畳まれた状態で、第2領域42の長手方向Lの長さL42は、第1領域41の長手方向Lの長さL41よりも短い。このように、第1領域41の長さL41と第2領域42の長さL42が異なることにより、開口部21を介してシート10を取り出す際に、シートの破断を抑制することができる。
【0019】
具体的には、図3に示すように、シート10は、厚み方向において複数積層されて包装体20に収容されている。包装体20は、一般的に変形し易い柔軟な材質によって構成されており、搬送時の外力等によって変形することがある。特に、シートの端面は、外力によって変形し易く、図3(a)に示すように、厚み方向において積層されたシートの端面が共に変形することがある。
【0020】
例えば、図3(a)に示すように、幅折り目F21を基点に折り畳まれた状態において、シート10の対向する一対の両端面が変形すると、シートの両端面が包装体の内面に当接して、シートの両端面の移動が規制される。このとき、例えば、第1領域と第2領域の長さが同じ長さであり、第1領域及び第2領域の両端面が厚み方向において共に変形していると、上側に位置する第2領域を指等で摘んで引っ張った場合であっても第1領域が追従して移動しないことがある。よって、第2領域を引っ張る際の抵抗が大きくなり、シートが破断してしまうおそれがある。
【0021】
しかし、図3(a)に示すように、幅折り目F21を基点に折り畳まれた状態で第2領域42の長さL42が第1領域41の長さL41よりも短い場合には、上層に位置する第2領域42を指等で摘んで引っ張った際に、第2領域42の少なくとも一端の移動は規制されないため、第2領域42に追従して第1領域41が移動し易くなる。よって、第2領域42を引っ張った際に、シート全体を円滑に引き出すことができ、シート10の破断を抑制することができる。
【0022】
なお、長手方向Lにおける第1領域41の長さL41と第2領域42の長さL42の差D1(幅折り目F21を基点に折り畳まれた状態におけるシート10の長手方向における一方の端部13と他方の端部14との長手方向における距離)は、例えば、5mm以上とすることができる。
【0023】
厚み方向Tにおいて重なるシート10は、シート積層体を製造する過程や搬送する過程において、長手方向Lの位置がずれることがある。例えば、図3に示すシート10Cの長手方向における端部15Cと、シート10Cよりも開口部側に位置するシート10Bの長手方向における端部15Bとは、長手方向Lにおいてずれて配置されている。シート同士の位置ずれの長さD2が、各シートの第1領域41と第2領域42の長さの差D1よりも大きい場合には、折り畳まれた状態において、シート10の両端面が包装体20に当接して、移動が規制されてしまうおそれがある。よって、長手方向Lにおける第1領域41と第2領域42の長さの差D1は、シート10の位置ずれ長さD2よりも長いことが望ましい。なお、シート10の位置ずれ長さは、製造方法等によって異なるが、一般的に5mm以下である。よって、長手方向Lにおける第1領域41と第2領域42の長さの差D1は、5mm以上とすることができる。
【0024】
シートの含浸率は、200%〜400%であることが望ましい。シートに対する所定薬液の含浸率を増加させると、シート同士が所定薬液の水膜によって連結し、容器や積層体を包装する包装体から1枚ずつシートを取り出すことが困難になることがある。しかし、本実施の形態に係るシート積層体によれば、シート同士が水膜によって連結した場合であっても、第2領域を引っ張ることにより、シート全体を容易に取り出すことが可能となる。なお、含浸率は、含浸させる所定薬液の重量のシートの重量に対する比率であり、適宜、調整することが可能である。
【0025】
また、シートの湿潤時の破断強度は、25mm幅当り4.9N以下であることが望ましい。本実施の形態に係るシート積層体であれば、比較的破断強度の低いシート(25mm幅当り4.9N以下のシート)であっても、破断を防止しつつ適宜引き出すことができる。
【0026】
なお、破断強度は、幅25mm長さ150mmのシート片に、その重量の2.5倍の水分を含浸させ、テンシロン試験機によりチャック間距離100mmで保持し、チャック間に100mm/minの速度を与えて引張り試験したときの破断時の引張り荷重である。
【0027】
実施の形態に係るシート積層体によれば、使用者は、包装体20の開口部21から、第2領域42を摘んで引っ張ることによって、第2領域42と共に第1領域41を引っ張り、シートの破断を抑制しつつ、シート全体を取り出すことができる。
【0028】
次いで、図4に基づいて、変形例に係るシート積層体について説明する。図4は、変形例に係るシート積層体のシート10を示している。シート10は、実施の形態1に係るシートと折り畳み方法が異なる。
【0029】
シート10は、長手方向に沿った長手折り目F11を基点にして2つに折り畳まれる。その後、幅方向Wに沿った第1幅折り目F21を基点として折り畳まれた後、幅方向Wに沿った第2幅折り目F22を基点として開口部21側に折り畳まれる。すなわち、変形例に係るシートの幅折り目は、第1幅折り目F21と第2幅折り目F22とを有する。シートは、幅方向に沿った幅折り目を基点に3つに折り畳まれる。
【0030】
変形例に係るシート10は、第1幅折り目F21を境界とした第1領域41と第2領域42とを備えている。第2領域42は、第2幅折り目F22を基点として折り畳まれた状態においては、第2幅折り目F22を基点に半分に折り畳まれている。第2幅折り目F22を基点として折り畳まれた状態において、第2領域42の長手方向における長さL42は、第1領域41の長手方向の長さL41よりも短い。
【0031】
変形例に係るシートによれば、最も上側(開口部側)に位置する領域が、下側に位置する領域よりも短いため、最も上側に位置する領域を指等で摘んで引っ張った際に、他の領域を追従して移動させ易くなる。よって、シートを包装体から取り出す際におけるシートの抵抗を比較的低くして、シートの破断を抑制することができる。
【実施例】
【0032】
実施例に係るシート積層体と比較例に係るシート積層体とを用いて、包装体からシートを取り出した際のシートの破断状態を試験して、折り畳み態様による破断抑制効果について評価した。なお、本発明はこれらにより限定されるものではない。
【0033】
<実施例1>
(試験方法)
10人のモニターによって、実施例に係るシート積層体及び比較例に係るシート積層体からそれぞれシートを取り出し、取り出した際にシートが破断するか否かを試験した。なお、実施例に係るシート積層体と比較例に係るシート積層体とは、幅折り目を基点に折り畳んだ状態における長手方向の長さが異なるが、それ以外の構成は同じである。
【0034】
(試験条件)
包装体の寸法:150mm×100mm×20mm
開口部の寸法:40mm×18mm
シートの材質:水解性
シート積層数:12枚
薬剤の含浸率:300%
実施例に係るシートの第1領域と第2領域の長さの差:10mm
比較例に係るシートの第1領域と第2領域の長さの差:0mm
(評価結果)
評価結果を表1に示す。
【0035】
【表1】

【0036】
比較例に係るシート積層体は、取り出し時におけるシートの破断が発生しており、特に、1枚目や2枚目等、開口部側に位置するシートを取り出す際に破断が生じている。これは、開口部側に位置するシートは、開口部との距離が短く、開口部との間に設けられた空間が少ないことが要因と考えられる。具体的には、シートの第2領域を引っ張った際に、第2領域と包装体の上面との空間が小さく、第1領域が上面側に移動するスペースが少ない。よって、第2領域は、第1領域の表面に沿って移動し、シートに対する抵抗力が高くなる。抵抗力に対向して使用者が引っ張ると、シートが破断すると考えられる。
【0037】
一方、シートを折り畳んだ状態で、上方に位置する第2領域の長手方向の長さを、第1領域の長手方向の長さよりも短くすることにより、取り出し時におけるシートの破断を効果的に抑制できることがわかった。
【0038】
<実施例2>
(試験方法)
開口部の異なる10種類の包装体のそれぞれに、実施例に係るシートと比較例に係るシートとをそれぞれ12枚積層した状態で包装体に収容した。包装体の開口部を介してシートを1枚ずつ計12枚取り出し、包装体から取り出す際に破断したシートをカウントした。12枚のシートの全てにおいて破断が生じなかった場合には、「○」と判定し、1枚破断した場合には、「△」と判定し、2枚以上破断した場合には、「×」と判定した。
【0039】
(試験条件)
包装体の開口部は、開口部の幅方向の長さを18mmとして、開口部の長手方向の長さを10〜100mmまで10mm間隔で設定した。
【0040】
包装体の寸法:150mm×100mm×20mm
シートの材質:水解性
シート積層数:12枚
薬剤の含浸率:300%
実施例に係るシートの第1領域と第2領域の長さの差:10mm
比較例に係るシートの第1領域と第2領域の長さの差:0mm
(評価結果)
評価結果を表2に示す。
【0041】
【表2】

【0042】
比較例に係るシート積層体は、開口部の長さが70mm以上の場合には、破断が生じないが、60mm以下の場合には、破断が生じることがわかった。開口部の長さが短くなると、開口面積が小さくなり、開口部を通過する際のシートの抵抗力が高くなるためと考えられる。
【0043】
一方、実施例2においても、シートを折り畳んだ状態で、上方に位置する第2領域の長手方向の長さを、第1領域よりも短くすることにより、取り出し時におけるシートの破断を効果的に抑制できることがわかった。
【0044】
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
【符号の説明】
【0045】
F11〜F14…第1長手折り目〜第4長手折り目、 F21、F22…幅折り目、 L…長手方向、 W…幅方向、 1…シート積層体、 10、10A〜10E…シート、 20…包装体、 20a…上面、 21…開口部、 22…ラベル部材、 22a…一端部、 22b…他端部、 31A、32A、33A、34A、35A…領域、 41…第1領域、 42…第2領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定薬液を含浸させたシートを積層した状態で包装体の内部に収容し、前記包装体に形成された開口部を介して前記シートが取り出されるように構成されたシート積層体であって、
前記シートは、第1方向に沿った第1折り目を基点に折り畳まれた後、前記第1方向と直交する第2折り目を基点に折り畳まれ、前記第2折り目を基点に折り畳まれた状態では、前記第2折り目を境界とした一方の領域となる第1領域よりも前記開口部側に、前記第2折り目を境界とした他方の領域である第2領域が配置されており、
前記第2折り目を基点に折り畳まれた状態において、前記シートの前記第2領域の前記第1方向における長さは、前記シートの前記第1領域の前記第1方向における長さよりも短い、シート積層体。
【請求項2】
前記第1方向において、前記シートの前記第1領域の長さと前記シートの前記第2領域の長さとの差は、5mm以上である、請求項1に記載のシート積層体。
【請求項3】
前記シートは、第1シートと、前記第1シートよりも前記開口部側に位置する第2シートと、を備えており、
前記第1シートの前記第1方向における端部と、前記第2シートの前記第1方向における端部とは、前記第1方向においてずれて配置されており、
前記第2領域の前記第1方向における長さと前記第1領域の前記第1方向における長さとの差は、前記第1シートの前記第1方向における端部と前記第2シートの前記第1方向における端部との前記第1方向における距離よりも長い、請求項1又は請求項2に記載のシート積層体。
【請求項4】
前記シートの破断強度は、25mm幅当り4.9N以下である、請求項1から請求項3のいずれかに記載のシート積層体。
【請求項5】
前記シートに含浸された薬剤の重量は、前記シートの重量に対する200%〜400%である、請求項1から請求項4のいずれかに記載のシート積層体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−196(P2013−196A)
【公開日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−131707(P2011−131707)
【出願日】平成23年6月13日(2011.6.13)
【出願人】(000115108)ユニ・チャーム株式会社 (1,219)
【Fターム(参考)】