説明

ジケトヒドラジン誘導体化合物およびその化合物を有効成分として含有する薬剤

【構成】一般式(I)で示されるジケトヒドラジン誘導体、およびその薬学的に許容される塩を含有する医薬組成物。
【化1】


【効果】一般式(I)で示される化合物は、システインプロテアーゼ阻害活性を有し、炎症性疾患、免疫疾患、虚血性疾患、呼吸器系疾患、循環器系疾患、血液疾患、神経疾患、肝・胆道疾患、骨・関節疾患、代謝性疾患等の治療剤として有用である。また、エラスターゼ阻害活性を有するため、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの治療剤としても有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I)
【化1】

[式中、Rは、(1)水素原子、(2)CycA、(3)ハロゲン原子、CycA、ニトロ、トリフルオロメチルおよびシアノから選択される1〜5個の基によって置換されてもよいC1〜8アルキル、
【化2】

(基中、CycAは、C3〜15の単環、二環もしくは三環式炭素環、または1〜4個の窒素原子、1〜2個の酸素原子および/または1〜2個の硫黄原子を含有する3〜15員の単環、二環もしくは三環式の複素環を表わし、
16は、(1)C1〜8アルキル、(2)C2〜8アルケニル、(3)C2〜8アルキニル、(4)CycA、または(5)ハロゲン原子、ニトロ、トリフルオロメチル、シアノ、CycA、−NR1819、−OR18、−SR18、−NHC(O)−CycAおよび−NHC(O)O−(C1〜8アルキル)から選択される1〜5個の基によって置換されたC1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、またはC2〜8アルキニルを表わし、
17、R18およびR19は、それぞれ独立して、水素原子、C1〜4アルキル、CycA、またはCycAによって置換されたC1〜4アルキルを表わす。)を表わし、
AA1は、(1)単結合、または
【化3】

(基中、R1およびR2は、それぞれ独立して、(i)水素原子、(ii)C1〜8アルキル、(iii)CycA、または(iv)以下の(a)〜(j):
(a)−NR2122、(b)−OR23、(c)−SR23、(d)−COR24、(e)−NR25C(O)NR2122、(f)グアニジノ、(g)アミジノ、(h)CycA、(j)−NR25SO221から選択される1〜5個の基によって置換されたC1〜8アルキルを表わすか、あるいは
1とR2は、一緒になって、C2〜8アルキレン(アルキレン鎖中の炭素原子の一つは酸素原子、硫黄原子、または−NR20−に置き換わってもよく、そのアルキレンは−NR2122、−OR23、またはオキソによって置換されていてもよい。)を表わし
(基中、R20は、水素原子、C1〜4アルキル、−C(O)O(C1〜4アルキル)、CycA、またはCycAによって置換されたC1〜4アルキルを表わし、
21、R22、R23およびR25は、それぞれ独立して、水素原子、C1〜4アルキル、CycA、またはCycAによって置換されたC1〜4アルキルを表わし、
24は、C1〜4アルキル、CycA、−NR2122、−OR23、−SR23、またはCycAによって置換されたC1〜4アルキルを表わす。)、
3は、水素原子、C1〜8アルキル、CycA、またはCycAによって置換されたC1〜8アルキルを表わすか、あるいは
3は、R1と一緒になって、C2〜6アルキレン(アルキレン鎖中の炭素原子の一つは酸素原子、硫黄原子または−NR20−に置き換わってもよく、そのアルキレンは−NR2122、−OR23、または−SR23、またはオキソによって置換されていてもよい。)を表わす。)を表わすか、あるいは
RとAA1は、一緒になって、
【化4】

(基中、CycBは、5〜12員の単環または二環式複素環を表わし、その他の記号は前記と同じ意味を表わす。)で示される基を表わし、
AA2は、(1)単結合、
【化5】

(基中、R4およびR5は、それぞれ独立して、(I)水素原子、(ii)C1〜8アルキル、(iii)CycA、または(iv)以下の(a)〜(j):
(a)−NR3132、(b)−OR33、(c)−SR33、(d)−COR34、(e)−NR35C(O)NR3132、(f)グアニジノ、(g)アミジノ、(h)CycA、(j)−NR35SO231から選択される1〜5個の基によって置換されたC1〜8アルキルを表わすか、あるいは
4とR5は、一緒になって、C2〜8アルキレン(アルキレン鎖中の炭素原子の一つは酸素原子、硫黄原子、または−NR30−に置き換わってもよく、そのアルキレンは−NR3132、−OR33、−SR33、またはオキソによって置換されていてもよい。)を表わし
(基中、R30は、水素原子、C1〜4アルキル、−C(O)O(C1〜4アルキル)、CycA、またはCycAによって置換されたC1〜4アルキルを表わし、
31、R32、R33およびR35は、それぞれ独立して、水素原子、C1〜4アルキル、CycA、またはCycAによって置換されたC1〜4アルキルを表わし、
34は、C1〜4アルキル、CycA、−NR3132、−OR33、−SR33、またはCycAによって置換されたC1〜4アルキルを表わす。)、
6は、水素原子、C1〜8アルキル、CycA、またはCycAによって置換されたC1〜8アルキルを表わすか、あるいは
6は、R4またはRと一緒になって、C2〜6アルキレン(アルキレン鎖中の炭素原子の一つは酸素原子、硫黄原子、または−NR30−に置き換わってもよく、そのアルキレンはNR3132、OR33、SR33、またはオキソによって置換されていてもよい。)を表わし、
38は、水素原子、C1〜4アルキル、CycA、またはCycAによって置換されたC1〜4アルキルを表わすか、あるいはAA1が単結合のとき、R38は、Rと一緒になってC2〜6アルキレン(アルキレン鎖中の炭素原子の一つは酸素原子、硫黄原子または−NR37−(基中、R37は、水素原子またはC1〜4アルキルを表わす。)に置き換わってもよい。)を表わし、
CycCは、3〜17員の単環または二環式複素環を表わし、
CycDは、C3〜14の単環もしくは二環式炭素環、または3〜14員の単環もしくは二環式複素環を表わす。)を表わすか、あるいは
AA2は、AA1と一緒になって、
【化6】

(基中、CycEは、4〜18員の単環または二環式複素環を表わし、CycFは、5〜8員の単環式複素環を表わし、その他の記号は前記と同じ意味を表わす。)を表わし、
7およびR8は、それぞれ独立して、(1)水素原子、(2)C1〜8アルキル、(3)CycA、または(4)以下の(i)〜(x):
(i)−NR4142、(ii)−OR43、(iii)−SR43、(iv)−COR44、(v)−NR45C(O)NR4142、(vi)グアニジノ、(vii)アミジノ、(viii)CycA、(ix)−NR45SO241、(x)−P(O)(OR46)(OR47)から選択される1〜5個の基によって置換されたC1〜8アルキルを表わすか、あるいは
7とR8は、一緒になって、C2〜8アルキレン(アルキレン鎖中の炭素原子の一つは酸素原子、硫黄原子、または−NR40−に置き換わってもよく、そのアルキレンは−NR4142、−OR43、−SR43、またはオキソによって置換されていてもよい。)を表わし、
40は、水素原子、C1〜4アルキル、−C(O)O(C1〜4アルキル)、CycA、またはCycAによって置換されたC1〜4アルキルを表わし、
41、R42、R43およびR45は、それぞれ独立して、水素原子、C1〜4アルキル、CycA、またはCycAによって置換されたC1〜4アルキルを表わし、
44は、C1〜4アルキル、CycA、−NR4142、−OR43、−SR43、またはCycAによって置換されたC1〜4アルキルを表わし、
46およびR47は、それぞれ独立して、水素原子またはC1〜8アルキルを表わし、
9は、水素原子、C1〜8アルキル、CycA、またはCycAによって置換されたC1〜8アルキルを表わすか、あるいは
9は、R7またはRと一緒になって、C2〜6アルキレン(アルキレン鎖中の炭素原子の一つは酸素原子、硫黄原子、または−NR40−に置き換わってもよく、そのアルキレンは−NR4142、−OR43、−SR43、またはオキソによって置換されていてもよい。)を表わし(基中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)、
【化7】

は、以下の(1)、(2)または(3)で示される基を表わす:
【化8】

[基中、RA1およびRA2は、それぞれ独立して、(i)水素原子、(ii)C1〜8アルキル、(iii)C2〜8アルケニル、(iv)−NRZ1Z2、(v)−ORZ3、(vi)−SRZ3、(vii)−CORZ4、(viii)CycP、または(ix)CycP、−NRZ1Z2、−ORZ3、−SRZ3、−CORZ4、−SO2Z4、−COORZ3、−CONRZ1Z2、−SO2NRZ1Z2および−P(O)(ORZ5)(ORZ6)から選択される1〜5個の基によって置換されたC1〜8アルキルもしくはC2〜8アルケニルを表わし
(基中、RZ1およびRZ2は、それぞれ独立して、水素原子、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、CycP、C2〜8アシル、またはCycP、C2〜8アシル、C1〜8アルコキシ、C1〜8アルキルチオ、C1〜8モノアルキルアミノもしくはジ(C1〜8アルキル)アミノによって置換されたC1〜8アルキルを表わし、
Z3は、水素原子、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、CycP、またはCycP、C1〜8アルコキシ、C1〜8アルキルチオ、アミノ、C1〜8モノアルキルアミノ、ジ(C1〜8アルキル)アミノおよびC2〜8アシルから選択される1〜5個の基によって置換されたC1〜8アルキルを表わし、
Z4は、C1〜8アルキル、CycP、またはCycP、C1〜8アルコキシ、C1〜8アルキルチオ、モノ(C1〜8アルキル)アミノ、ジ(C1〜8アルキル)アミノおよびC2〜8アシルから選択される1〜5個の基によって置換されたC1〜8アルキルを表わし、
Z5およびRZ6は、それぞれ独立して、水素原子またはC1〜8アルキルを表わし、
CycPは、C4〜10炭素環、または1〜4個の窒素原子、1〜2個の酸素原子および/または1〜2個の硫黄原子を含有する5〜10員の複素環を表わし、
10は、水素原子またはC1〜4アルキルを表わす。)、または
A1とRA2は、隣接する炭素原子と一緒になってCycH
【化9】

(基中、CycHは、C4〜10の単環式もしくは二環式炭素環または4〜10員の単環式もしくは二環式複素環を表わし、R10は、前記と同じ意味を表わす。)を形成してもよく、
A1とR10は、隣接する炭素原子および窒素原子と一緒になって
【化10】

(基中、CycJは、5〜10員の単環式もしくは二環式複素環を表わし、RA2は、前記と同じ意味を表わす。)を形成してもよい。]、
【化11】

[基中、RA3は、(i)C1〜8アルキル、(ii)C2〜8アルケニル、(iii)−NRZ1Z2、(ix)−ORZ3、(v)−SRZ3、(vi)−CORZ4、(vii)CycP、または(viii)−NRZ1Z2、−ORZ3、−SRZ3、−CORZ4、−SO2Z4、CycPおよび−P(O)(ORZ5)(ORZ6)から選択される1〜5個の基によって置換されたC1〜8アルキルまたはC2〜8アルケニル(基中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)を表わし、
A4は、(i)水素原子、(ii)C1〜8アルキル、(iii)C2〜8アルケニル、(iv)−CORZ4、(v)CycP、または(vi)CycP、−NRZ1Z2、−ORZ3、−SRZ3、−CORZ4、−SO2Z4、−COORZ3、−CONRZ1Z2、−SO2NRZ1Z2および−P(O)(ORZ5)(ORZ6)から選択される1〜5個の基によって置換されたC1〜8アルキル、またはC2〜8アルケニルを表わし(基中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)、
10は、前記と同じ意味を表わすか、または
A3とRA4は、隣接する炭素原子および窒素原子と一緒になって
【化12】

(基中、CycKは、5〜10員の単環式または二環式複素環を表わし、R10は、前記と同じ意味を表わす。)を形成してもよく、または
A3とR10は、隣接する炭素原子および窒素原子と一緒になって
【化13】

(基中、CycLは、5〜10員の単環式または二環式複素環を表わし、RA4は、前記と同じ意味を表わす。)を形成してもよい。]、
【化14】

[基中、nは1または2の整数を表わし、その他の記号は前記と同じ意味を表わし、RA3とRA4は、隣接する窒素原子および硫黄原子と一緒になって
【化15】

(基中、CycMは、5〜10員の単環式または二環式複素環を表わし、その他の記号は前記と同じ意味を表わす。)を形成してもよく、または
A3とR10は、隣接する窒素原子および硫黄原子と一緒になって
【化16】

(基中、CycNは、5〜10員の単環式または二環式複素環を表わし、その他の記号は前記と同じ意味を表わす。)を形成してもよい。]、
複数のCycAは、それぞれ独立して、さらにCycA、CycB、CycC、CycD、CycE、CycF、CycH、CycJ、CycK、CycL、CycM、CycNおよびCycPは、それぞれ独立して1〜5個のR27によって置換されていてもよく、
27は、(1)C1〜8アルキル、(2)ハロゲン原子、(3)−NR1112、(4)−OR13、(5)−SR13、(6)CycG、(7)ニトロ、(8)シアノ、(9)オキソ、(10)−COR14、(11)−SO214、(12)−P(O)(OR15)(OR15)、(13)グアニジノ、(14)アミジノ、または(15)以下の(i)〜(xii):
(i)ハロゲン原子、(ii)−NR1112、(iii)−OR13、(iv)−SR13、(v)CycG、(vi)ニトロ、(vii)シアノ、(viii)−COR14、(ix)−SO214、(x)−P(O)(OR15)(OR15)、(xi)グアニジノ、(xii)アミジノから選択される1〜5個の基によって置換されたC1〜8アルキル
(基中、R11およびR12は、それぞれ独立して、水素原子、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、−C(O)O−(C1〜4アルキル)、CycG、またはCycG基によって置換されたC1〜4アルキルを表わし、
13は、水素原子、C1〜4アルキル、トリフルオロメチル、CycG、またはCycG基によって置換されたC1〜4アルキルを表わし、
複数のCycGは、それぞれ独立して、4〜10員の単環式もしくは二環式炭素環、または1〜4個の窒素原子、1〜2個の酸素原子および/または1〜2個の硫黄原子を含有する5〜10員の単環式もしくは二環式複素環を表わし、
14は、C1〜8アルキル、CycG、−NR1112、−OR13、−SR13、またはCycG、−NR1112、−OR13もしくは−SR13によって置換されたC1〜8アルキルを表わし、
複数のR15は、それぞれ独立して、水素原子またはC1〜8アルキルを表わす。)を表わし、
CycH、CycJ、CycK、CycL、CycMおよびCycN中に飽和炭素原子がある場合、その飽和炭素原子はCycQ(CycQはC3〜10の飽和もしくは一部不飽和の単環式炭素環または1個の−NRQ−(基中、RQは、C1〜8アルキル、C2〜8アシル、−SO2−(C1〜8アルキル)、ベンゾイル、ベンゼンスルホニル、またはトルエンスルホニルを表わす。)、1個の酸素原子および/または1個の酸化されてもよい硫黄原子を含有する5〜8員の飽和もしくは一部不飽和の単環式複素環を表わす。)とスピロ結合を形成してもよい。]
で示される化合物またはその薬学的に許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項2】
システインプロテアーゼ阻害剤である請求項1記載の医薬組成物。
【請求項3】
骨吸収抑制剤である請求項1記載の医薬組成物。
【請求項4】
請求項1記載の一般式(I)で示される化合物またはその薬学的に許容される塩を有効成分として含有するシステインプロテアーゼ阻害剤。
【請求項5】
システインプロテアーゼが、カテプシンK、カテプシンS、カテプシンL、カテプシンB、カテプシンH、カテプシンF、カテプシンY、カテプシンC、カルパインまたはカスパーゼ−1である請求項4記載の阻害剤。
【請求項6】
システインプロテアーゼが、カテプシンKである請求項4記載の阻害剤。
【請求項7】
請求項1記載の一般式(I)で示される化合物またはその薬学的に許容される塩と、ビスホスフォネート、ステロイド剤、ビタミンK誘導体、ビタミンD誘導体、カスパーゼ−1阻害剤、PTHrP誘導体、PGリガンド、メタロプロテアーゼ阻害剤、ファルネソイドX受容体作働剤、エストロゲン作働剤およびプロゲステロン作働剤から選択される少なくとも1種以上とを組み合わせてなる医薬。
【請求項8】
請求項1記載の一般式(I)で示される化合物またはその薬学的に許容される塩を有効成分とする炎症性疾患、免疫疾患、虚血性疾患、呼吸器系疾患、循環器系疾患、血液疾患、神経疾患、肝・胆道疾患、骨・関節疾患または代謝性疾患の治療および/または予防剤。
【請求項9】
請求項1に記載の一般式(I)で示される化合物またはその薬学的に許容される塩を有効成分とするアポトーシスによる疾患、生体構成蛋白質の分解による疾患またはショックの治療および/または予防剤。
【請求項10】
骨・関節疾患が骨粗鬆症、慢性関節リウマチ、関節炎、変形性関節症、高カルシウム血症、癌腫の骨転移または骨折である請求項8記載の治療および/または予防剤。
【請求項11】
システインプロテアーゼ阻害剤の製造のための、請求項1記載の一般式(I)で示される化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項12】
炎症性疾患、免疫疾患、虚血性疾患、呼吸器系疾患、循環器系疾患、血液疾患、神経疾患、肝・胆道疾患、骨・関節疾患または代謝性疾患の予防および/または治療剤の製造のための、請求項1記載の一般式(I)で示される化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項13】
アポトーシスによる疾患、生体構成蛋白質の分解による疾患またはショックの予防および/または治療剤の製造のための、請求項1記載の一般式(I)で示される化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項14】
骨・関節疾患が骨粗鬆症、慢性関節リウマチ、関節炎、変形性関節症、高カルシウム血症、癌腫の骨転移または骨折である請求項12記載の使用。
【請求項15】
請求項1記載の一般式(I)で示される化合物(ただし、N−[(1S)−3−{(2Z)−2−[(4R)−3,4−ジメチル−1,3−チアゾリジン−2−イリデン]ヒドラジノ}−2,3−ジオキソ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)プロピル]シクロヘプタンカルボキサミドを除く。)またはその薬学的に許容される塩。
【請求項16】
請求項1記載の一般式(I)で示される化合物が、式中の
【化17】

である一般式(I-i)
【化18】

(式中、すべての記号は請求項1と同じ意味を表わす。)で示される化合物である請求項15記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項17】
請求項1記載の一般式(I)で示される化合物が、式中の
【化19】

である一般式(I-ii)
【化20】

(式中、すべての記号は請求項1と同じ意味を表わす。)で示される化合物である請求項15記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項18】
請求項1記載の一般式(I)で示される化合物が、式中の
【化21】

である一般式(I-iii)
【化22】

(式中、すべての記号は請求項1と同じ意味を表わす。)で示される化合物である請求項15記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項19】
実施例1から実施例10(6)および実施例10(8)から実施例10(66)のいずれかに記載の請求項15記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。

【公開番号】特開2006−199703(P2006−199703A)
【公開日】平成18年8月3日(2006.8.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−46815(P2006−46815)
【出願日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【分割の表示】特願2004−501947(P2004−501947)の分割
【原出願日】平成15年4月24日(2003.4.24)
【出願人】(000185983)小野薬品工業株式会社 (180)
【Fターム(参考)】