説明

ジョイントコネクタ

【課題】コネクタハウジング内での端子金具の保持力を向上させつつ、ホルダ収容室内への端子金具の半装着状態を検知することができるジョイントコネクタを提供する。
【解決手段】本発明に係るジョイントコネクタ1は、複数の端子金具10が収容される複数の端子収容室21内に係止ランス23が設けられるコネクタハウジング20と、複数の端子金具10同士を接続するバスバー32とを備える。また、ジョイントコネクタ1は、複数の端子金具10が挿入される逆側からコネクタハウジング20に装着されるフロントホルダ30を備える。フロントホルダ30は、バスバー32が一体形成されるホルダ本体部31と、ホルダ本体部31と一体に形成され、係止ランス23の弾性変形を阻止するランス変形阻止部33とを備える。ランス変形阻止部33は、端子金具10と係止ランス23との係合状態において係止ランス23が撓む空間Sに挿入される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の端子金具が収容される複数の端子収容室が設けられるコネクタハウジングと、複数の端子金具同士を接続するバスバーとを備えるジョイントコネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、ジョイントコネクタでは、コネクタハウジングに形成される複数の端子収容室に、電線の端末に取り付けられた複数の端子金具がそれぞれ収容される。このホルダ収容室に収容された端子金具同士は、バスバーにより接続される。
【0003】
このような端子金具には、バスバーに形成されたロック孔に挿入される係止凸部が設けられている(例えば、特許文献1参照)。これにより、端子金具がホルダ収容室から抜け出ることが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11−329569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来のジョイントコネクタでは、単にバスバーのロック孔に係止凸部が挿入されるのみであるため、何らかの衝撃(例えば、車両の振動)により端子金具とバスバーとの接触が解除されてしまうことがある。このため、コネクタハウジング内での端子金具の保持力については、未だ改善の余地があった。
【0006】
また、従来のジョイントコネクタでは、ホルダ収容室内に端子金具が完全に装着されたか否か(ロック孔に係止凸部が係合されたか否か)を判断することが困難であり、ホルダ収容室内への端子金具の装着状態(半装着状態を含む)を検知できなかった。
【0007】
そこで、本発明は、コネクタハウジング内での端子金具の保持力を向上させつつ、ホルダ収容室内への端子金具の装着状態を検知することができるジョイントコネクタの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、複数の端子金具(端子金具10)が収容される複数の端子収容室(端子収容室21)内に、前記端子金具が係合する弾性変形可能な係止ランス(係止ランス23)が設けられるコネクタハウジング(コネクタハウジング20)と、複数の前記端子金具同士を接続するバスバー(バスバー32)とを備えるジョイントコネクタ(ジョイントコネクタ1)であって、複数の前記端子金具が挿入される逆側から前記コネクタハウジングに装着されるフロントホルダ(フロントホルダ30)を備え、前記フロントホルダは、前記バスバーが一体形成されるホルダ本体部(ホルダ本体部31)と、前記ホルダ本体部と一体に形成され、前記係止ランスの弾性変形を阻止するランス変形阻止部(ランス変形阻止部33)とを備え、前記ランス変形阻止部は、前記端子金具と前記係止ランスとの係合状態において前記係止ランスが撓む空間(空間S)に挿入されることを要旨とする。
【0009】
かかる特徴によれば、ランス変形阻止部は、係止ランスの弾性変形を阻止する。これにより、何らかの衝撃(例えば、車両の振動)が生じた場合であっても、端子金具に係合される係止ランスが弾性変形することなく、端子金具と係止ランスとの係合が解除されることを防止することができる。このため、コネクタハウジング内での端子金具の保持力を向上させることができる。
【0010】
また、ランス変形阻止部は、端子金具と係止ランスとの係合状態において係止ランスが撓む空間に挿入される。これにより、フロントホルダがコネクタハウジングに装着され、端子金具と係止ランスとの係合状態を検知できるため、ホルダ収容室内に端子金具が完全に装着されたことを検知できる。一方で、ランス変形阻止部は、端子金具と係止ランスとの非係合状態において係止ランスに当接する。これにより、フロントホルダがコネクタハウジングに装着されなず、端子金具と係止ランスとの非係合状態を検知できるため、ホルダ収容室内に端子金具が装着されていないことを検知できる。この結果、ホルダ収容室内への端子金具の装着状態(半装着状態を含む)を検知することができる。
【0011】
さらに、バスバー及びランス変形阻止部は、ホルダ本体部と一体に形成される。これにより、それぞれ別体の場合と比較して、組立作業を削減でき、ジョイントコネクタの製造コストを低減させることができる。
【0012】
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記コネクタハウジングには、前記フロントホルダが収容されるホルダ収容室(ホルダ収容室22)が形成され、前記フロントホルダは、前記ホルダ収容室の内面と前記ホルダ本体部の外面とに密着するパッキン(パッキン34)をさらに備えることを要旨とする。
【0013】
かかる特徴によれば、パッキンは、ホルダ収容室の内面とホルダ本体部の外面とに密着する。これにより、コネクタハウジング20内への水等の進入を防止することができる。
【0014】
本発明の第3の特徴は、本発明の第1又は第2の特徴に係り、前記ホルダ本体部は、前記コネクタハウジングの外面に設けられる係合部(係合凸部24)に係合されることによって、前記フロントホルダを前記コネクタハウジングに固定する被係合部(被係合枠31C)を備えることを要旨とする。
【0015】
かかる特徴によれば、被係合部は、係合部に係合される。これにより、フロントホルダがコネクタハウジングに固定され、コネクタハウジングからフロントホルダが離脱することを防止することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明の特徴によれば、コネクタハウジング内での端子金具の保持力を向上させつつ、ホルダ収容室内への端子金具の半装着状態を検知することができるジョイントコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】図1は、本実施形態に係るジョイントコネクタ1の嵌合状態を示す斜視図である。
【図2】図2は、本実施形態に係るジョイントコネクタ1を示す分解斜視図である(その1)。
【図3】図3は、本実施形態に係るジョイントコネクタ1を示す分解斜視図である(その2)。
【図4】図4は、本実施形態に係るジョイントコネクタ1を示す断面図である(その1)。
【図5】図5は、本実施形態に係るジョイントコネクタ1を示す断面図である(その2)。
【図6】図6は、本実施形態に係るジョイントコネクタ1を示す断面図である(その3)。
【図7】図7(a)は、本実施形態に係るジョイントコネクタ1を示す断面図であり(その4)、図7(b)は、図7(a)のA枠内を示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
次に、本発明に係るジョイントコネクタの実施形態について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)ジョイントコネクタの構成、(2)フロントホルダの構成、(3)フロントホルダの装着方法、(4)作用・効果、(5)その他の実施形態について説明する。
【0019】
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
【0020】
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
【0021】
(1)ジョイントコネクタの構成
まず、本実施形態に係るジョイントコネクタ1の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るジョイントコネクタ1を示す斜視図である。図2及び図3は、本実施形態に係るジョイントコネクタ1を示す分解斜視図である。図4〜図6は、本実施形態に係るジョイントコネクタ1を示す断面図である。
【0022】
図1〜図6に示すように、ジョイントコネクタ1は、電線Wが接続される複数の端子金具10と、複数の端子金具10が装着されるコネクタハウジング20と、複数の端子金具10が挿入される逆側からコネクタハウジング20に装着されるフロントホルダ30とを備えている。
【0023】
電線Wは、芯線と、該芯線を被覆する被覆材とによって構成される。この電線Wの端末(端子金具10が装着される端部)には、コネクタハウジング20内への水等の進入を防止するゴム栓G(図4〜図6参照)が設けられている。このゴム栓Gの外周には、端子金具10が取り付けられている。
【0024】
端子金具10は、電線Wが加締め固定される加締部11と、加締部11よりも先端に位置して後述するバスバー32と接触する接触部12とを備えている。この接触部12は、図4に示すように、箱状の先端部分12Aと、先端部分12A内に設けられる弾性変形可能な接触片12Bとによって構成される。先端部分12Aには、コネクタハウジング20内の係止ランス23が挿入されるランス挿入孔13(図4参照)が形成されている。
【0025】
コネクタハウジング20には、複数の端子金具10が収容される複数の端子収容室21と、フロントホルダ30が収容されるホルダ収容室22とが形成されている。この端子収容室21において、複数の端子金具10が端子収容室21に挿入される挿入方向に沿った面(本実施形態では、下面)に片持ち支持される係止ランス23(図4〜図6参照)が設けられている。
【0026】
係止ランス23は、端子金具10のランス挿入孔13と係合するとともに、弾性変形可能に形成されている。この係止ランス23は、図4に示すように、端子収容室21の下面に固定される固定端23Aと、固定端23Aから片持ち支持されるアーム23Bと、アーム23Bの先端に設けられるとともに端子金具10のランス挿入孔13に挿入可能な係止突端23C(図1〜図3参照)とによって構成されている。このような係止ランス23(アーム23B及び係止突端23C)と端子収容室21の下面との間には、該係止ランス23が撓み変形可能な空間Sが形成される。
【0027】
また、コネクタハウジング20の外面(本実施形態では、側壁)には、外方に向かって突出する係合凸部24(図1〜図3参照)が設けられている。
【0028】
(2)フロントホルダの構成
次に、上述したフロントホルダ30の詳細について、図2〜図6を参照しながら説明する。
【0029】
図2〜図6に示すように、フロントホルダ30は、ホルダ本体部31と、ホルダ本体部31に一体形成されるバスバー32、ランス変形阻止部33及びパッキン34とを備えている。
【0030】
ホルダ本体部31は、ホルダ収容室22に装着される。具体的には、ホルダ本体部31は、樹脂などによって形成されている。このホルダ本体部31は、図4に示すように、ホルダ収容室22に挿入される挿入部31Aと、ホルダ収容室22の開口端に当接するとともにホルダ本体部31から張り出したつば部31Bと、コネクタハウジング20の係合凸部24に係合される被係合枠31C(図1〜図3参照)とを備えている。
【0031】
バスバー32は、複数の端子金具10同士を接続するものである。バスバー32は、端子収容室21内に挿入されて、端子金具10の接触部12における接触片12Bと接触する。具体的には、バスバー32は、金属板材などによって形成されている。このバスバー32は、コネクタハウジング20への挿入方向Iに対するホルダ本体部31の挿入部31Aの前側面に設けられ、当該前側面から挿入方向Iに沿って突出している。また、バスバー32は、ジョイントコネクタ1の断面図においてランス変形阻止部33と略平行に設けられている。
【0032】
ランス変形阻止部33は、係止ランス23の弾性変形を阻止するものである。また、ランス変形阻止部33は、端子金具10のランス挿入孔13と係止ランス23の係止突端23Cとの係合状態において係止ランス23が撓む空間Sに挿入されて、係止ランス23のアーム23Bと接触する。具体的には、ランス変形阻止部33は、ホルダ本体部31と同様に樹脂などによって形成されている。このランス変形阻止部33は、挿入方向Iに対するホルダ本体部31の挿入部31Aの前側面に設けられ、当該前側面から向に沿って突出している。
【0033】
パッキン34は、コネクタハウジング20内への水等の進入を防止するものである。パッキン34は、ホルダ収容室22の内面とホルダ本体部31の挿入部31Aにおけるの外面とに密着する。このパッキン34は、ゴム材などによって形成されている。
【0034】
(3)フロントホルダの装着方法
次に、上述したフロントホルダ30の装着方法について、図4〜図7を参照しながら説明する。なお、図7は、本実施形態に係るジョイントコネクタ1の断面図であり、フロントホルダ30とコネクタハウジング20との半嵌合状態を示す図である。
【0035】
まず、図4及び図5に示すように、端子金具10がコネクタハウジング20に徐々に挿入される。そして、図5に示すように、端子金具10がコネクタハウジング20に完全に装着されると、端子金具10のランス挿入孔13に係止ランス23の係止突端23Cが挿入される。このとき、電線Wの端末に取り付けられたゴム栓Gは、電線W(被覆材)の外周と端子収容室21の内面に密着し、コネクタハウジング20内への水等の進入が防止される。
【0036】
次いで、図4及び図5に示すように、フロントホルダ30がコネクタハウジング20に徐々に挿入される。そして、図6に示すように、端子金具10がコネクタハウジング20に完全に装着されると、フロントホルダ30のランス変形阻止部33は、端子収容室21内における空間Sに挿入されて、係止ランス23のアーム23Bと接触する。これにより、係止ランス23の弾性変形が阻止されて、端子金具10がコネクタハウジング20から抜けなくなる。
【0037】
また、端子金具10がコネクタハウジング20に完全に装着されると、コネクタハウジング20の係合凸部24にフロントホルダ30の被係合枠31Cが係合される。これにより、フロントホルダ30がコネクタハウジング20に固定され、コネクタハウジング20からフロントホルダ30が離脱することが防止される。このとき、パッキン34は、ホルダ収容室22の内面とホルダ本体部31の挿入部31Aにおけるの外面とに密着し、コネクタハウジング20内への水等の進入が防止される。
【0038】
ここで、図7に示すように、端子金具10のランス挿入孔13に係止ランス23の係止突端23Cが挿入されていない場合(すなわち、端子金具10とバスバー32との半接触状態である場合)、フロントホルダ30のランス変形阻止部33は、係止ランス23のアーム23Bの先端に当接し、端子収容室21内における空間Sに挿入されない。これにより、端子金具10のランス挿入孔13に係止ランス23の係止突端23Cが挿入されていないことを検知できる。
【0039】
(4)作用・効果
以上説明した本実施形態では、ランス変形阻止部33は、係止ランス23の弾性変形を阻止する。これにより、何らかの衝撃(例えば、車両の振動)が生じた場合であっても、端子金具10に係合される係止ランス23が弾性変形することなく、端子金具10と係止ランス23との係合が解除されることを防止することができる。このため、コネクタハウジング20内での端子金具10の保持力を向上させることができる。
【0040】
また、ランス変形阻止部33は、端子金具10と係止ランス23との係合状態において係止ランス23が撓む空間に挿入される。これにより、フロントホルダ30がコネクタハウジング20に装着され、端子金具10と係止ランス23との係合状態を検知できるため、ホルダ収容室22内に端子金具10が完全に装着されたことを検知できる。一方で、ランス変形阻止部33は、端子金具10と係止ランス23との非係合状態において係止ランスに当接する。これにより、フロントホルダ30がコネクタハウジング20に装着されず、端子金具10と係止ランスとの非係合状態を検知できるため、ホルダ収容室22内に端子金具10が挿入されていないことを検知できる。この結果、ホルダ収容室22内への端子金具10の装着状態(半装着状態を含む)を検知することができる。
【0041】
さらに、バスバー32及びランス変形阻止部33は、ホルダ本体部31と一体に形成される。これにより、それぞれ別体の場合と比較して、組立作業を削減でき、ジョイントコネクタ1の製造コストを低減させることができる。
【0042】
本実施形態では、パッキン34は、ホルダ収容室22の内面とホルダ本体部31の外面とに密着する。これにより、コネクタハウジング20内への水等の進入を防止することができる。特に、パッキン34がホルダ本体部31と一体に形成されることによって、それぞれ別体の場合と比較して、組立作業を削減でき、ジョイントコネクタ1の製造コストを低減させることもできる。
【0043】
本実施形態では、被係合枠31Cは、係合凸部24に係合される。これにより、フロントホルダ30がコネクタハウジング20に固定され、コネクタハウジング20からフロントホルダ30が離脱することを防止することができる。
【0044】
(5)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
【0045】
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。具体的には、フロントホルダ30は、パッキン34を備えているものとして説明したが、これに限定されるものではなく、パッキン34を備えていなくてもよい。
【0046】
また、コネクタハウジング20の外面には係合凸部24が設けられ、フロントホルダ30は被係合枠31Cを備えているものとして説明したが、これに限定されるものではなく、この関係が逆であってもよい。なお、必ずしも係合凸部24や被係合枠31Cが設けられる必要もない。
【0047】
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められる。
【符号の説明】
【0048】
1…ジョイントコネクタ
10…端子金具
20…コネクタハウジング
21…端子収容室
22…ホルダ収容室
23…係止ランス
24…係合凸部(係合部)
30…フロントホルダ
31…ホルダ本体部
31A…挿入部
31B…つば部
31C…被係合枠(被係合部)
32…バスバー
33…ランス変形阻止部
34…パッキン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の端子金具が収容される複数の端子収容室内に、前記端子金具が係合する弾性変形可能な係止ランスが設けられるコネクタハウジングと、
複数の前記端子金具同士を接続するバスバーと
を備えるジョイントコネクタであって、
複数の前記端子金具が挿入される逆側から前記コネクタハウジングに装着されるフロントホルダを備え、
前記フロントホルダは、
前記バスバーが一体形成されるホルダ本体部と、
前記ホルダ本体部と一体に形成され、前記係止ランスの弾性変形を阻止するランス変形阻止部と
を備え、
前記ランス変形阻止部は、前記端子金具と前記係止ランスとの係合状態において前記係止ランスが撓む空間に挿入されることを特徴とするジョイントコネクタ。
【請求項2】
請求項1に記載のジョイントコネクタであって、
前記コネクタハウジングには、前記フロントホルダが収容されるホルダ収容室が形成され、
前記フロントホルダは、前記ホルダ収容室の内面と前記ホルダ本体部の外面とに密着するパッキンをさらに備えることを特徴とするジョイントコネクタ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のジョイントコネクタであって、
前記ホルダ本体部は、前記コネクタハウジングの外面に設けられる係合部に係合されることによって、前記フロントホルダを前記コネクタハウジングに固定する被係合部を備えることを特徴とするジョイントコネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−101856(P2013−101856A)
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−245255(P2011−245255)
【出願日】平成23年11月9日(2011.11.9)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【Fターム(参考)】