説明

スイートエンザエム

【課題】収穫した農作物素材より肥料を作り土壌に返すシステムによる地産地消型農業を目指し、土壌障害や環境破壊及び地球温暖化の問題点を解決した肥料及び、食材料の酵素を有効利用することにより化学合成物質の摂取量を低減する食材を提供する。
【解決手段】収穫した農作物素材から浸透圧を利用して酵素を抽出し、肥料として使用する。更に、抽出した酵素を食材の発酵時に添加して菌による発酵を助け、低価格、低カロリーの食材とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、酵素に関する。
農業においての化学肥料は、土を硬くし土壌酸性化等さまざまな要因となるが、収穫した素材から酵素を抽出する方法なら現在の化学肥料より、環境問題等を軽減でき、健全に農作物を育成でき、食材に使用することにより低カロリー高成分である。
【背景技術】
【0002】
従来、農業においての酵素栽培は行なっているがが、収穫した素材より酵素を抽出し肥料とするのは例がない、まさに地産地消であり、従来以上の土壌改良となり地球温暖化防止にも伴い、作り出された酵素により食材を作ることにより低カロリー高成分を実現できる。
【特許文献1】特許出願平6−117449
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の構造が有していた酵素だと、市販酵素は価格も高値及び加熱処理が義務付けられており酵素の変質が起こる為、従来酵素がもつ力を十分発揮できず、食材も同様であり、酵素の能力を十分発揮できない点に問題にある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、上記目的を達成するために、収穫した素材より酵素の一般的な抽出方法の浸透圧方式で酵素を抽出させ液肥や堆肥とし、収穫した素材の樹木や実り時の肥料の1つとし、食材の発酵を助け、味付け等さまざまな用途に変換することにある。
【発明の効果】
【0005】
従来の化学肥料に比べ効果は、土壌は硬化しにくく土中の微生物を活性させ今まで以上、土壌を良好にする。
【0006】
従来の市販する酵素にくらべ浸透方式で抽出する為、低価格を可能にした。
【0007】
食材に使用することにより化学合成物質等使用せず、低カロリー及び高成分での調理等可能にした。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
収穫した新鮮な素材を浸透圧析出方法によって酵素の抽出。
【0009】
収穫した新鮮な素材を浸透圧析出方法によって酵素の抽出し、食材に使用。




【実施例】
【0010】
抽出方法の浸透圧方式とは、例えば水(濃度の低い液体)と塩水(濃度の高い液体)を混ぜると濃度の低い水が濃度の高い塩水に液体移動する原理である。
【0011】
食材に使用とは、例えば、果実酵素を使用し食材の発酵時加えると、菌の発酵を助け、果実酵素の為、果実を加え味付け時する必要がなく、低価格、低カロリー、高成分を実現する。
【産業上の利用可能性】
【0012】
従来の農業に比べ、はるかに地産地消型農業が可能となる。
【0013】
従来品より低価格。
【0014】
農作物の品質向上。
【0015】
温暖化防止。
【0016】
化学調味料使用せず健康生活。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
農業において、収穫した素材から浸透圧を利用して酵素を抽出し、収穫後及び実り時の肥料に使用し、地産地消型農法とする。

【請求項2】
請求項1にて抽出した酵素を食材の発酵や化学合成物質の代わりに使用する。






【公開番号】特開2010−105866(P2010−105866A)
【公開日】平成22年5月13日(2010.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−280616(P2008−280616)
【出願日】平成20年10月31日(2008.10.31)
【出願人】(598148153)
【Fターム(参考)】