説明

スチルビデオカメラ

【目的】互いに比較する画像を簡単な操作で同一条件で撮影できるようにすることを目的とする。
【構成】被写体の撮影時に画像データと同時に撮影データを記録し、前記被写体と比較する比較被写体の撮影時に記録してある前記撮影データを簡単なスイッチ操作で読み出し(S31)、読み出した撮影データを用いて仮露光を行う(S33)。仮露光で得られた画像データに基づいて適正画像か否かを判定する(S35)。適正画像であれば本露光を行い画像データを記録し(S36,37)、これと同時に読み出した撮影データと同一のデータを記録する(S38)。これにより、既に撮影された画像と比較する画像を、同一条件で撮影することが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体の光画像を光電変換により電気画像信号に変換して画像の記録を行うスチルビデオカメラに関し、特に、被写体撮影時の撮影データ(シャッタスピード、絞り値等)を画像と共に記録し、記録した撮影データを有効に利用するスチルビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、被写体の光画像を、撮像レンズ等の光学系を介してCCD等の固体撮像素子に結像させ、該撮像素子により光電変換されて出力される電気画像信号を、ICカード等の記録媒体に記録するように構成されたスチルビデオカメラが実用化されている。
【0003】ところで、かかるスチルビデオカメラにおいて、撮影データを被写体の画像データに付随するIDデータとして記録できるものが従来から提案されている。例えば、特開昭59−183590号公報のものでは、ホワイトバランスのデータを画像と共に記録しておき、再生時にそのデータを基に、ホワイトバランスを合わせるようにしている。また、特開平3−40677号公報のものは、撮影画像についてのデータ、例えば縦横撮影の方向を記録することにより、再生時、自動的に縦長の画像をTVに表示できるようになっている。
【0004】しかし、これらはみな、再生時に利用するデータを記録しており、撮影時に利用するデータを記録しこのデータを撮影時に利用するものではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9は、撮影室A内の台B上に真珠Cをセットし周囲から複数の照明用ライトDで照らしスチルビデオカメラEで撮影するようにした真珠の撮影風景であるが、真珠を撮影する場合、真珠はその光沢、色等の品質にランクがあり、画像を比較するには画像を正確に記録しておく必要がある。また、花の開花の連続写真のような被写体も、被写体の置かれている環境(明るさ等)が一定なら、同一条件で撮影することが望ましい。更に、スポーツのフォーム解析等では、シャッタスピードが、特に重要で、比較のためには、やはり同一の条件での撮影が望ましい。
【0006】このように、比較のための静止画像を記録する場合、同一条件で撮影しないと、色のバランスや、画像の大きさ、ピント、被写界深度等が異なり、結果として正確な比較ができないことがある。勿論、絞り、シャッタスピード、ホワイトバランス等の撮影データをマニュアルでセットが可能なカメラで撮影すれば、セットした撮影データをメモしておけば、同一条件で撮影が可能であるが、セット値をいちいちメモしておく必要があり煩わしい。
【0007】そこで、本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、同一撮影条件の静止画像を簡単な操作で記録可能なスチルビデオカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、被写体の光画像を光学系を介して撮像素子に結像させ、撮像素子により光電変換されて出力される電気画像信号を記録媒体に記録する構成のスチルビデオカメラにおいて、被写体撮影時の各種撮影データを電気画像信号と共に前記記録媒体に記録する撮影データ記録手段と、前記被写体と比較するための比較被写体を撮影する時に前記記録された撮影データの読み出し操作を行う撮影データ読み出し操作手段と、該撮影データ読み出し操作手段で撮影データが読み出された時に当該撮影データを使用して前記比較被写体の撮影を行う撮影制御手段とを備えて構成した。
【0009】また、前記記録された撮影データを使用して前記撮影制御手段で比較被写体の撮影を行う時に当該撮影データで適切な画像が得られるか否かを判定する判定手段と、該判定手段が適切な画像が得られないと判定した時に警告を発生する警告手段とを有する構成とした。
【0010】
【作用】かかる構成において、被写体を撮影した場合、その時の各種撮影データは撮影データ記録手段により被写体の電気画像信号と共に記録媒体に記録される。そして、撮影した前記被写体と比較する比較被写体を撮影する際には、撮影データ読み出し操作手段によって、記録してある撮影データの読み出し操作を行う。撮影制御手段は、撮影データが読み出された場合はこの撮影データを使用して前記比較被写体の撮影を行う。
【0011】これにより、撮影データをメモしておくことなく、簡単な操作で同一撮影条件で互いに比較する被写体の画像を撮影することができる。また、撮影データを読み出し撮影制御手段で撮影する際に、読み出した撮影データで適切な画像が得られるか否かを判定手段で判定し、得られないと判定された場合には警告手段で警告を発生するようにすれば、この警告によって撮影者は比較被写体の撮影条件が記録されている撮影データと異なっていることを知ることができ、異なる撮影条件での撮影を防ぐことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1に本実施例のスチルビデオカメラの外観を示す。図において、カメラ本体1の前面部には、撮影レンズ2、ファインダー3及びストロボ4等が設けられている。また、側面部には、メモリカード挿入口5等が設けられている。更に、上面部には、レリーズスイッチ6や各種操作スイッチ類を含む操作部7、各種データの表示を行う液晶表示部8等が設けられている。
【0013】前記カメラ本体1のシステム構成を図2に示す。信号の経路に従って説明すると、撮像レンズ2を含む光学系11を通った光は、絞り12で光量を調整されて固体撮像素子であるCCD13上に光画像を結像し、ここで、電気信号に変換される。このアナログ信号は、A/D変換器14でディジタル信号に変換され、ディジタル信号処理部15でプロセス処理(ガンマ変換、ホワイトバランス、マトリクス等)される。更に、ここでは、CCD13からの信号を利用したAF(自動焦点)処理やAE(自動露出)処理も行っている。その後、画像処理部16で、画像圧縮等のメモリに記録するための処理を行い、メモリカード挿入口5に挿入された記録媒体であるメモリカード17に記録される。以上は画像を記録する場合である。尚、記録媒体としては、内蔵の固定メモリでもよい。
【0014】また、画像を再生する場合では、メモリカード17内に記録されたディジタルデータを、D/A変換器18でD/A変換した後、再生信号処理回路19に入力し、ここで、CPU20により制御されるキャラクタジェネレータ21からの文字信号とミックスされ、更にNTSC等のビデオ信号に変換されて図示しないTV等に出力されるようになっている。
【0015】前記CPU20は、演算用アキュムレータ、汎用レジスタ、タイマ、シリアルレジスタ、プログラムや固定データを格納するROM及び後述の撮影データエリアやワーキングエリアを有するRAM等を有し、記録又は再生時に前述したレリーズスイッチ6や各種操作スイッチ類等からなる操作部7からの指令に基づいて、上述した各回路を制御すると共に、ピント・ズーム調整部22を介して光学系11を制御するレンズ駆動回路23、絞り12を制御する絞り駆動回路24、CCD13を制御するためのCCD駆動回路25及び信号発生器26及び液晶表示部8をそれぞれ制御する。また、ストロボ4を発光させるためストロボ制御回路27を制御する。ここで、CPU20が撮影制御手段に相当する。
【0016】図3はカメラ本体1上面の前記操作部7及び液晶表示部8を示す。図において、スライドスイッチ31は、カメラの電源のオン・オフと記録(REC)、再生(PLAY)の切り換えスイッチであり、スライドスイッチ31がOFF位置にある時は、カメラに電源が供給されず、液晶表示部8には何の表示も行われず、また、全てのスイッチ操作を受け付けない。モードスイッチ32は、撮影時の単写(SINGLE)、低速連写(CONT-L)、高速連写(CONT-H)、セルフ撮影(SELF)の切り替えと、再生時の画像番号(以下、画像NOとする)の選択スイッチ(DOWN−SW:画像NOが減算される方向)を兼ねている。ストロボスイッチ33は、撮影時のストロボの制御方法、即ち、自動発光(AUTO)、強制発光(ON)、発光禁止(OFF) の選択、AEロック撮影(AE LOCK) 、同時に複数枚の撮影を行うブラケット撮影(BRACKET) の切り替え及び再生時の画像NOの選択スイッチ(UP−SW:画像NOが加算される方向)を兼ねている。
【0017】ロードスイッチ34は、本実施例の特徴である撮影データ読み出し操作手段としの機能を有するスイッチで、既に撮影されている画像の撮影データを読み出したり、確定させたりするためのスイッチである。マクロスイッチ35は撮影レンズ2を接写位置に移動させるスイッチであり、インターバルスイッチ36は一定間隔で自動撮影を行うインターバル撮影を選択するスイッチであり、デートスイッチ37とアジャストスイッチ38は、日付のセットや変更を行うスイッチである。
【0018】尚、この他にも、ズームスイッチや、画像の圧縮モードを選択するスイッチ等があるが図示を省略する。また、液晶表示部8に関しては、左の三角マークが、モードスイッチ32の操作に連動して単写、低速連写、高速連写及びセルフ撮影等の各モードを表示し、右の三角マークは、ストロボスイッチ33の操作に連動して各モードを表示する。また、花のマークは、マクロスイッチ35の操作に連動して撮影レンズ2が接写位置にセットされていることを表示し、INTマークは、インターバルスイッチ36の操作に連動してインターバル撮影の選択を表示する。右上の7セグメントの2桁の数字は、記録時や再生時や撮影データの読み出し時の画像NOを表示し、下の6桁の数字は、年・月・日等の日付データを表示する。
【0019】図4は本実施例のメモリカード17の記録マップの一例を示し、画像1枚毎に画像データとこの画像に付随する撮影データが順次記録されていく。画像1枚のデータエリア17a,17b,17c・・・には、画像そのものの画像データに加えて、画像番号(画像NO)、被写体の明るさ(Bv 値) 、撮影時の絞り(Av 値)、シャッタスピード(Tv 値)、ホワイトバランス(R/G/B)、日付と時刻(年月日時分秒)、被写体までの距離及びレンズの焦点距離等の撮影データが記録される。
【0020】次に、図5〜図7のフローチャートを参照しながら本実施例のスチルビデオカメラの撮影動作を説明する。図5に基づいて撮影時の動作を説明する。スライドスイッチ31で記録モードが選択されている状態でレリーズスイッチ6が押されると、各部の電源がオンとなり撮影の準備が整い撮影が開始される。
【0021】まず、ステップ1(図中S1とし、以下同様である)で、各種センサからの信号に基づいて絞り、シャッタスピード、ホワイトバランス、ピント位置等の仮のデータをCPU20のRAMの撮影データエリアにセットする。ステップ2で、セットされたデータに基づいて撮影レンズ2及び絞り12をセットし、ステップ3で仮露光する。
【0022】ステップ4では、仮露光で得られたCCD13からのデータを、A/D変換し、ディジタル演算によりAE、AF、AWB(オートホワイトバランス)、ガンマ変換等の各種プロセス処理を行う。ステップ5では、画像が適正に露光されているか否かを判定する。ここで、適正でないと判定された場合(通常1回目は不適正)は、ステップ6〜8で、ステップ4の演算結果に基づき、AFのデータから撮影レンズ2の位置データを変更し、AEのデータから絞りとシャッタスピードデータを変更し、ホワイトバランスの演算からR/G/Bのデータを変更した後、ステップ2に戻り2回目の仮露光を行う。このループを数回繰り返し適正露光が得られると、ステップ5で適正画像と判定されステップ9以下に進む。
【0023】ステップ9,10で、適正露光が得られた演算データ、即ち、AE値、Bv値、Tv値、Av値、色温度情報(R、G、B)、レンズ焦点距離及び被写体距離等のデータをCPU20内のRAMに確定しセットし、ステップ11,12で、本露光を実行し、画像データをメモリカード17に記録する。そして、ステップ13で、CPU20内のRAMに確定セットした撮影データを画像データの記録と共にメモリカード17に記録する。
【0024】ステップ14では、連写か否かの判定を行い、連写の場合にはステップ2に戻り2枚目以降の撮影を連続して行う。連写でない時にはルーチンを終了する。以上が撮影時の動作である。次に図6に基づいて撮影データの読み出し動作について説明する。ステップ21で、ロードスイッチ34を押すことにより、液晶表示部8の6桁の年月日表示部に「Load」を表示(図8参照)し、撮影者に撮影データの読み出しモードに入ったことを知らせる。これにより、撮影者は、モードスイッチ32(DOWN−SW)とストロボスイッチ33(UP−SW)によって、液晶表示部8の2桁の画像NO表示を増減しこの表示を見ながら読み出したい撮影データの画像NOを選択し、希望の撮影データの画像NOが表示されたときには再びロードスイッチ34を押して読み出す撮影データを確定する。即ち、ステップ22で、UP−SW(ストロボスイッチ33)がオンか否かを判定し、オンの時はステップ23で画像NO表示を1つカウントアップし、オンでないと判定したときは、ステップ24に進みDOWN−SW(モードスイッチ32)がオンか否かを判定し、オンのときはステップ25で画像NO表示を1つカウントダウンする。ステップ26でロードスイッチ34が押されたと判定されるまで前記ステップ22〜25までの動作が繰り返される。
【0025】ロードスイッチ34が押され読み出す撮影データが確定されると、ステップ27でメモリカード17内の表示されている画像NOに該当するメモリエリアから撮影データをCPU20内のRAMの所定エリアに読み出す。ステップ28では、前記RAMへの読み出し終了によって、液晶表示部8に表示されている「Load」の表示を点滅させて、撮影データの読み出しが終了したことを撮影者に知らせる。以上が撮影データの読み出し動作である。
【0026】次に、図7のフローチャートを参照して読み出した撮影データを使用して既に撮影された被写体と比較するための比較被写体を撮影する場合の動作について説明する。ステップ31で、前述した図6に示す撮影データの読み出しが終了し、レリーズスイッチ6が押されると、スイッチ32で、読み出した撮影データに基づき、絞り、シャッタスピード、レンズ位置のセット動作が実行される。
【0027】そして、ステップ33で仮露光が実行され、ステップ34で、CCD13からのデータをA/D変換し、通常の撮影時と同様にディジタル演算により各種のプロセス処理を行う。ステップ35では、比較被写体の処理された画像データから適正な画像が得られたか否かを判定し、適正画像と判定されるとステップ36に進む。このステップ35が判定手段の機能に相当する。
【0028】ステップ36では、読み出した撮影データによる本露光を実行する。ステップ37では、比較被写体の画像データをメモリカード17に記録する。ステップ38では、読み出した撮影データと同一の撮影データをステップ37で記録した比較被写体の画像データと共にメモリカード17に記録する。かかる比較被写体の撮影時において、例えば、読み出した撮影データの場合と比べて、周囲の明るさが変わっていて、ステップ35で適正な画像でないと判定されたときは、ステップ39に進み、例えばファインダLED等を利用して警告表示を行い、撮影者に撮影条件が異なっていることを知らせる。この場合には、撮影者は、撮影環境(明るさ、被写体距離等の一致しない撮影条件)を変更し、再度撮影を行うようにする。ここで、ステップ39が警告手段の機能に相当する。
【0029】このように、最初の撮影時にその時の撮影データを画像と共に記録し、次の撮影時に記録した撮影データを読み出して用い2枚の画像を同一条件で撮影することにより、色のバランスや、画像の大きさ、ピント、被写界深度等を同じにでき、画像によっても被写体の比較が正確にできるようになる。しかも、撮影データをメモしておく必要がない。また、記録した撮影データで撮影する際に適正な画像が得られない場合に警告を発生させるようにすれば、撮影条件が異なっていることを撮影者に知らせることができ、無駄な撮影を防ぐことができる。
【0030】尚、撮影データとしては、前述したデータに限定されるものではなく、他にも、画像の圧縮率等があり、同一の圧縮率で画像圧縮を行い再度記録することも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画像データを記録する際に同時にその時の撮影データも自動的に記録し、比較被写体の撮影時に簡単な操作で撮影データを読み出して撮影ができるので、撮影データをメモしておくことなく互いに比較する被写体の撮影を同一の撮影条件で行え、2枚の画像の比較を正確にできる。
【0032】また、記録した撮影データで適正な画像が得られない場合に警告を発生するようにすれば、互いに比較する被写体を異なる撮影条件で撮影することを防止でき無駄な撮影が防げるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のスチルビデオカメラの外観図
【図2】同上実施例のカメラ本体内部構成を示すブロック図
【図3】操作部及び液晶表示部の拡大図
【図4】メモリカードのメモリ領域のマップ図
【図5】通常の撮影動作を示すフローチャート
【図6】撮影データの読み出し動作を示すフローチャート
【図7】読み出した撮影データを用いた撮影動作のフローチャート
【図8】撮影データの読み出し動作中の液晶表示部を示す図
【図9】真珠の撮影風景を示す図
【符号の説明】
1 カメラ本体
2 撮影レンズ
6 レリーズスイッチ
7 操作部
8 液晶表示部
11 光学系
12 絞り
13 CCD
17 メモリカード
20 CPU
31 スライドスイッチ
32 モードスイッチ
33 ストロボスイッチ
34 ロードスイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】被写体の光画像を光学系を介して撮像素子に結像させ、撮像素子により光電変換されて出力される電気画像信号を記録媒体に記録する構成のスチルビデオカメラにおいて、被写体撮影時の各種撮影データを電気画像信号と共に前記記録媒体に記録する撮影データ記録手段と、前記被写体と比較するための比較被写体を撮影する時に前記記録された撮影データの読み出し操作を行う撮影データ読み出し操作手段と、該撮影データ読み出し操作手段で撮影データが読み出された時に当該撮影データを使用して前記比較被写体の撮影を行う撮影制御手段とを備えて構成したことを特徴とするスチルビデオカメラ。
【請求項2】前記記録された撮影データを使用して前記撮影制御手段で比較被写体の撮影を行う時に当該撮影データで適切な画像が得られるか否かを判定する判定手段と、該判定手段が適切な画像が得られないと判定した時に警告を発生する警告手段とを有する構成である請求項1記載のスチルビデオカメラ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図8】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図9】
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