説明

ステアリングロック装置

【課題】安価で、組み付け性の良いアース機能を有したステアリングロック装置を提供する。
【解決手段】電気錠(不図示)を施錠・解錠するロック機構3と、ロック機構3の施錠状態・解錠状態の指令・検知を行う基板実装部品5を搭載した回路基板7と、ロック機構3と回路基板7を収容するハウジング9とを備え、ハウジング9は導電性部材で形成され、回路基板7とハウジング9との間に、回路基板7の制御回路とハウジング9と接触する導電性の板バネ11を設け、板バネ11を介して回路基板7を接地した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハウジングに収容した素子基板のアース機能を有するステアリングロック装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電動ステアリングロック装置の電気錠制御装置が記載されている。この電動ステアリングロック装置では、ロック機構と電気錠制御装置とが備えられている。ロック機構は、駆動力を供給するモータと、モータの駆動軸に連結され、回転運動を往復運動に変換するカム機構と、カム機構に連結され、解錠位置と施錠位置の間をスライドするロッキングロッドとから構成されている。電気錠制御装置は、制御手段と位置検出手段とを備えている。制御手段は、解錠指令・施錠指令に応じてモータを駆動すると共に、位置検出手段の出力からロッキングロッドが所定の位置に保持されているか否かを判断する。位置検出手段は、ロッキングロッドが施錠位置にあるか解錠位置にあるかを認識する。
【特許文献1】特開2004−299658号公報(図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記のような電気錠制御装置は、ハウジングに収容されている。一般に上記のような電動ステアリングロック装置では、電気錠制御装置の回路基板のネジ孔周囲に金属部を剥き出しにさせ、ネジをアースとして用いていた。
【0004】
しかしながら、上記のような場合、ネジ取り付けの相手部品が金属でなければならない。従って、相手部品が金属ではない場合、別の仕様でアースを設定しなければならなかった。
【0005】
そこで、この発明は、安価で、組み付け性の良いアース機能を有したステアリングロック装置の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、ロック機構の施錠状態・解錠状態の指令・検知を行う制御回路が少なくとも一面に形成された回路基板と、回路基板を収容するハウジングとを備えたステアリングロック装置であって、前記ハウジングは導電性部材で形成され、前記回路基板と前記ハウジングとの間に、該回路基板の制御回路と該ハウジングとを導通しつつ、回路基板をハウジングに付勢保持する導電性を有する付勢手段を設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1記載のステアリングロック装置であって、前記ハウジング又は前記回路基板のどちらか一方に前記付勢手段を固定する固定部を設けたことを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明は、請求項2記載のステアリングロック装置であって、前記付勢手段は、前記固定部に固定される基部と、前記回路基板の制御回路又は前記ハウジングと接触する弾性片とを有することを特徴とする。
【0009】
請求項4の発明は、請求項2又は3記載のステアリングロック装置であって、前記付勢手段は、前記ハウジングに形成された前記固定部に固定される基部と、該基部の少なくとも一方の端部から突設され、前記回路基板の制御回路と接触する弾性片とを有することを特徴とする。
【0010】
請求項5の発明は、請求項4記載のステアリングロック装置であって、前記固定部は、前記ハウジングの底部に形成され、前記付勢手段は、前記基部の両端部から突設され、前記回路基板の両側面と接触する弾性片を有し、前記回路基板は、前記ハウジングの底部と対向する部分を前記弾性片に付勢支持されていることを特徴とする。
【0011】
請求項6の発明は、請求項2又は3記載のステアリングロック装置であって、前記付勢手段は、前記ハウジングに形成された前記固定部に固定される基部と、該基部の一方の端部から突設され、前記回路基板の回路と接触する弾性片とを有し、前記ハウジングは、ハウジング本体と、カバー部材とから構成され、前記ハウジング本体には、前記固定部が形成され、前記カバー部材には、押圧部が形成され、前記ハウジング本体に前記回路基板を組み付けた状態で、前記弾性片と前記回路基板は離れて位置し、さらに前記カバー部材を前記ハウジング本体に組み付けた状態で、前記押圧部は、前記弾性片を押圧し、該弾性片が前記制御回路に接触することを特徴とする。
【0012】
請求項7の発明は、請求項2又は3記載のステアリングロック装置であって、前記回路基板には、基板実装部品が搭載され、該基板実装部品に前記付勢手段を固定する固定部を設け、前記付勢手段は、前記固定部に固定される基部と、該基部の一方の端部から突設され、前記ハウジングと接触する弾性片とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
請求項1のステアリングロック装置は、回路基板が導電性部材で形成されたハウジングと導電性を有する付勢手段を介して接地されるので、アースとしてネジを用いる必要がなく、回路基板にネジ孔を設ける必要がない。従って、回路基板とハウジングとの間に付勢手段を介在させれば良く、組み付け性が向上する。加えて、ネジ孔を設ける必要がないので、製造コストも低減することができる。
【0014】
請求項2のステアリングロック装置は、付勢手段がハウジング又は回路基板のどちらか一方に固定されているので、付勢手段の位置がずれることがなく、常に回路基板の制御回路とハウジングとを接触させ、導通安定性が向上する。
【0015】
請求項3のステアリングロック装置は、付勢手段が弾性片を有しており、弾性片はバネ性を有するので、ステアリングロック装置のように振動を受けやすい装置においても振動を吸収することができ、回路基板とハウジングとを常に接触させることができる。
【0016】
請求項4のステアリングロック装置は、搭載部品が多く、制御回路が形成されているため加工を施しにくいに回路基板に比べて、加工に制限が加わることが少ないハウジングに付勢手段を固定する固定部を設けているので、固定部の設計の自由度が向上する。
【0017】
請求項5のステアリングロック装置は、回路基板の両側面を付勢手段の弾性片によって付勢支持しているので、振動・衝撃等が加わっても、どちらか一方の弾性片が接触し、接触不良を起こすことがない。
【0018】
また、付勢手段を固定する固定部がハウジングの底部に形成されているので、振動・衝撃等が加わっても、回路基板が上部に配置されており、付勢手段が固定部から外れることがない。
【0019】
請求項6のステアリングロック装置は、ハウジングのカバー部材に付勢手段の弾性片を押圧して弾性片と回路基板の制御回路を接触させる押圧部が形成されているので、ハウジングと回路基板と付勢手段とが常に接触し、接触不良を起こすことがない。
【0020】
請求項7のステアリングロック装置は、回路基板の基板実装部品に付勢手段を固定する固定部を設けているので、回路基板自体を加工する必要がなく、回路基板の基板実装部品の設置面に制限を加えることがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
(第1実施形態)
図1乃至図4を用いて第1実施形態について説明する。
【0022】
本実施形態のステアリングロック装置1は、電気錠(不図示)を施錠・解錠するロック機構3と、ロック機構3の施錠状態・解錠状態の指令・検知を行う基板実装部品5を搭載した回路基板7と、ロック機構3と回路基板7を収容するハウジング9とを備えている。そして、このステアリングロック装置1では、ハウジング9は導電性部材で形成され、回路基板7とハウジング9との間に、回路基板7の制御回路とハウジング9とを導通しつつ、回路基板7をハウジング9に付勢保持する導電性を有する板バネ11(付勢手段)を設け、板バネ11を介して回路基板7を接地し、ハウジング9に板バネ11を固定する固定部13を設け、板バネ11は、固定部13に固定される基部17と、基部17の両端部から突設され、回路基板7の両側面の制御回路と接触する弾性片15、15とを有し、回路基板7は、弾性片15、15に付勢支持されてハウジング9に収容されている。
【0023】
図1乃至図4に示すように、ロック機構3は、駆動力を供給するモータ19と、モータ19の回転軸に連結され、回転運動を往復運動に変換するカム機構21と、カム機構21に連結され、解錠位置と施錠位置との間をスライドするロッキングロッド23とから構成されている。
【0024】
回路基板7は、ロッキングロッド23の解錠位置と施錠位置とを検知するスイッチ25、解錠指令、施錠指令に応じてモータ19を駆動するモータ接続用コネクタ27等の基板実装部品5が搭載されている。また、回路基板7には、基板実装部品5に電気的信号を送る制御回路が形成されている。
【0025】
ハウジング9は、導電性部材で形成され、ロック機構3と回路基板7とを収容している。また、ハウジング9の底部には、断面コ字状の固定部13が形成され、この固定部13に板バネ11を固定している。
【0026】
板バネ11は、導電性部材で形成され、ハウジング9の固定部13に固定される基部17と、この基部17の両端側から立設された弾性片15、15とを有する。また、基部17の一側には、固定片29が立設されて固定部13に固定されている。弾性片15、15は、中間部が折り曲げ加工されて狭持部31、31が形成されている。この狭持部31、31で回路基板7を狭持し、回路基板7のハウジング9の底部と対向する部分に形成された制御回路が狭持部31、31と当接する。
【0027】
このように構成されたステアリングロック装置1は、回路基板7と導電性のハウジング9とが導電性の板バネ11を介して接触している。従って、回路基板7の電気は、板バネ11を介してハウジング9に接地される。
【0028】
このようなステアリングロック装置1では、回路基板7が導電性部材で形成されたハウジング9と導電性を有する板バネ11を介して接地されるので、アースとしてネジを用いる必要がなく、回路基板7にネジ孔を設ける必要がない。従って、回路基板7とハウジング9との間に板バネ11を介在させれば良く、組み付け性が向上する。加えて、ネジ孔を設ける必要がないので、製造コストも低減することができる。
【0029】
また、板バネ11はバネ性を有するので、ステアリングロック装置1のように振動を受けやすい装置においても振動を吸収することができ、回路基板7とハウジング9とを常に接触させることができる。
【0030】
さらに、基板実装部品5のように搭載部品が多く、回路が形成されているため加工を施しにくいに回路基板7に比べて、加工に制限が加わることが少ないハウジング9に板バネ11の固定部13を設けているので、固定部13の設計の自由度が向上する。
【0031】
加えて、回路基板7の両側面を板バネ11の弾性片15、15によって狭持しているので、振動・衝撃等が加わっても、どちらか一方の弾性片15が接触し、接触不良を起こすことがない。
【0032】
また、板バネ11を固定する固定部13がハウジング9の底部に形成されているので、振動・衝撃等が加わっても、回路基板7が上部に配置されており、板バネ11が固定部13から外れることがない。
【0033】
(第2実施形態)
図5乃至図8を用いて第2実施形態について説明する。
【0034】
本実施形態のステアリングロック装置101は、ハウジング109に板バネ111(付勢手段)の固定部113を設け、板バネ111は、固定部113に固定される基部117と、基部117の一方の端部から突設され、回路基板7の制御回路と接触する弾性片115とを有し、ハウジング109は、ハウジング本体133と、カバー部材135とから構成され、ハウジング本体133には、固定部113が形成され、カバー部材135には、押圧部137が形成され、ハウジング本体133に回路基板7を組み付けた状態で、弾性片115と回路基板7は離れて位置し、さらにカバー部材135をハウジング本体133に組み付けた状態で、押圧部137は、弾性片115を押圧し、弾性片115が制御回路に接触する。なお、他の構成については、第1実施形態のステアリングロック装置1と同構成なので、説明は省略するが、同様な構成によって得られる効果も同様である。
【0035】
図5乃至図8に示すように、板バネ111は、導電性部材で形成され、ハウジング109の固定部113に固定される基部117と、基部117の一端部から立設された弾性片115とを有している。弾性片115は、固定部113に固定された状態でハウジング109のカバー部材135と当接するカバー当接部139と、カバー部材135に押圧されて回路基板7と当接する基板当接部141とを有するように折り曲げ加工されている。
【0036】
ハウジング109は、導電性部材で形成され、ハウジング本体133と、カバー部材135とから構成されている。ハウジング本体133には、板バネ111を固定する固定部113が形成されている。この固定部113の板バネ111と対向する面側には、回路基板7が配置されている。カバー部材135には、板バネ111のカバー当接部139と当接し、板バネ111を押圧する押圧部137が形成されている。この押圧部137は、カバー部材135をハウジング本体133に組み付けた際に、板バネ111が回路基板7に規定荷重で接するように設定された傾斜面143が形成されている。
【0037】
このように構成されたステアリングロック装置101は、ハウジング本体133に板バネ111が固定されている。そして、ハウジング本体133にカバー部材135を組み付けると、カバー部材135の押圧部137が板バネ111のカバー当接部139と当接し、押圧部137の傾斜面143によって板バネ111が押圧される。これにより、板バネ111の基板当接部141が回路基板7の制御回路に接触する。このようにして、回路基板7と導電性のハウジング109とが導電性の板バネ111を介して接触する。従って、回路基板7の電気は、板バネ111を介してハウジング109に接地される。
【0038】
このようなステアリングロック装置101では、ハウジング109のカバー部材135に板バネ111の弾性片115を押圧して弾性片115と回路基板7とを接触させる押圧部137が形成されているので、ハウジング109と回路基板7と板バネ111とが常に接触し、接触不良を起こすことがない。
【0039】
(第3実施形態)
図9を用いて第3実施形態について説明する。
【0040】
本実施形態のステアリングロック装置201(要部)は、回路基板7の基板実装部品5に板バネ211を固定する固定部213を設け、板バネ211は、固定部213に固定される基部217と、基部217の一方の端部から突設され、ハウジング(不図示)に収容された金属部品245と接触する弾性片215とを有する。なお、他の構成については、第1実施形態のステアリングロック装置1と同構成なので、説明は省略するが、同様な構成によって得られる効果も同様である。
【0041】
図9に示すように、回路基板7には基板実装部品5、5が搭載されている。また、回路基板7には、連結部247を介して樹脂部品249が連結されている。基板実装部品5には、板バネ211を固定する固定部213が形成されている。なお、この基板実装部品5は、モータ接続用コネクタ27であることが好ましく、金属部品245はハウジング(不図示)であることが好ましい。
【0042】
板バネ211は、導電性部材で形成され、基板実装部品5の固定部213に固定される基部217と、基部217の一端部から金属部品245と接触する弾性片215が突設されている。弾性片215は、中間部から繰り返し折り曲げ加工され、先端側に金属部品245と接触する接触部251が形成されている。
【0043】
このように構成されたステアリングロック装置201は、回路基板7の基板実装部品5に板バネ211が固定されている。また、板バネ211の接触部251は、板バネ211のバネ性によってハウジングの金属部品245に接触している。従って、回路基板7の電気は、板バネ211を介してハウジングに接地される。
【0044】
このようなステアリングロック装置201では、回路基板7の基板実装部品5に板バネ211の固定部213を設けているので、制御回路が形成された回路基板7自体を加工する必要がなく、回路基板7の基板実装部品5の設置面に制限を加えることがない。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】第1実施形態の端子の斜視図である。
【図2】第1実施形態のステアリングロック装置の側面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】第1実施形態のステアリングロック装置の上面図である。
【図5】第2実施形態の端子の斜視図である。
【図6】第2実施形態のステアリングロック装置の側面図である。
【図7】第2実施形態のステアリングロック装置のハウジング本体にカバー部材を組み付ける前の側面図である。
【図8】第2実施形態のステアリングロック装置のハウジング本体にカバー部材を組み付けた後の側面図である。
【図9】第3実施形態のステアリングロック装置の要部を示す模式図である。
【符号の説明】
【0046】
1、101、201…ステアリングロック装置
3…ロック機構
5…基板実装部品
7…回路基板
9、109…ハウジング
11、111、211…板バネ
13、113、213…固定部
15、115、215…弾性片
17、117、217…基部
31…狭持部
133…ハウジング本体
135…カバー部材
137…押圧部
139…カバー当接部
141…基板当接部
143…傾斜面
245…金属部品
249…樹脂部品
251…接触部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロック機構の施錠状態・解錠状態の指令・検知を行う制御回路が少なくとも一面に形成された回路基板と、回路基板を収容するハウジングとを備えたステアリングロック装置であって、
前記ハウジングは導電性部材で形成され、前記回路基板と前記ハウジングとの間に、該回路基板の制御回路と該ハウジングとを導通しつつ、回路基板をハウジングに付勢保持する導電性を有する付勢手段を設けたことを特徴とするステアリングロック装置。
【請求項2】
請求項1記載のステアリングロック装置であって、
前記ハウジング又は前記回路基板のどちらか一方に前記付勢手段を固定する固定部を設けたことを特徴とするステアリングロック装置。
【請求項3】
請求項2記載のステアリングロック装置であって、
前記付勢手段は、前記固定部に固定される基部と、前記回路基板の制御回路又は前記ハウジングと接触する弾性片とを有することを特徴とするステアリングロック装置。
【請求項4】
請求項2又は3記載のステアリングロック装置であって、
前記付勢手段は、前記ハウジングに形成された前記固定部に固定される基部と、該基部の少なくとも一方の端部から突設され、前記回路基板の制御回路と接触する弾性片とを有することを特徴とするステアリングロック装置。
【請求項5】
請求項4記載のステアリングロック装置であって、
前記固定部は、前記ハウジングの底部に形成され、
前記付勢手段は、前記基部の両端部から突設され、前記回路基板の両側面と接触する弾性片を有し、
前記回路基板は、前記ハウジングの底部と対向する部分を前記弾性片に付勢支持されていることを特徴とするステアリングロック装置。
【請求項6】
請求項2又は3記載のステアリングロック装置であって、
前記付勢手段は、前記ハウジングに形成された前記固定部に固定される基部と、該基部の一方の端部から突設され、前記回路基板の回路と接触する弾性片とを有し、
前記ハウジングは、ハウジング本体と、カバー部材とから構成され、前記ハウジング本体には、前記固定部が形成され、前記カバー部材には、押圧部が形成され、前記ハウジング本体に前記回路基板を組み付けた状態で、前記弾性片と前記回路基板は離れて位置し、さらに前記カバー部材を前記ハウジング本体に組み付けた状態で、前記押圧部は、前記弾性片を押圧し、該弾性片が前記制御回路に接触することを特徴とするステアリングロック装置。
【請求項7】
請求項2又は3記載のステアリングロック装置であって、
前記回路基板には、基板実装部品が搭載され、該基板実装部品に前記付勢手段を固定する固定部を設け、
前記付勢手段は、前記固定部に固定される基部と、該基部の一方の端部から突設され、前記ハウジングと接触する弾性片とを有することを特徴とするステアリングロック装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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