説明

ストレージ装置及びストレージ装置のラッチ状態検出方法

【課題】カセットが収納スペース内の適正収納位置にあるか否かの検出を効率的に行ない、アクセッサによるカセット収納作業を効率化するストレージ装置及びストレージ装置のラッチ状態検出方法を提供する。
【解決手段】複数のカセットCを所定の案内面1Aに案内させながら収納スペース1の開口部2から底部1Bへ向かって直列に収容するストレージ部3を開口部2の面方向に複数並べたマガジン4(収納部)と、このマガジン4と対向して設けられて前記開口部2の面と平行に移動して、カセットCを操作するアクセッサAとを有するストレージ装置であって、カセットCを底部1B側から開口部2側へ付勢する押出手段と、開口部2と交差する方向に移動可能に設けられ、開口部2と重なる方向へ付勢されたラッチレバー11と、アクセッサAに設けられ、ラッチレバー11の位置を検出する撮像装置20(検出手段)と、を有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、多数のカセット(被収納物)をマガジンに収納するストレージ装置に係り、収納スペース内にカセットが確実に納まっているか否かを検出する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の関連する技術として、特許文献1及び2に示されるライブラリ装置が知られている。
このライブラリ装置は、最大2個の記録媒体となるカセット(被収納物)を水平な案内面上を案内させながら収納スペースの開口部から底部へ向かって直列に収容するストレージ部を、開口部の面方向に複数並べた媒体保管手段を有する構成とされる。
【0003】
また、前記媒体保管手段の開口部側には、該開口部の面と平行に移動するアクセッサが設けられており、該アクセッサに搭載されたピッカー機構より、前記収納スペースに対してカセットを出し入れ可能としている。
また、引用文献2には、ストレージ部の開口部付近にロック機構が設けられており、該ロック機構により、収納スペース内に収容されたカセットが外部に飛び出さないように保持している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2011−146087号公報
【特許文献2】特開2009−230791号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記に示す特許文献1及び2では、ストレージ部の開口部付近のロック機構により、該ストレージ部内に収容されたカセットを保持する。
しかしながら、該カセットがロックされる位置にある場合でも、ロック機構が完全に該カセットをロックせず、該カセットに対するロックが不完全となることがある。このため、アクセッサによるカセット収納動作の後で、該カセットが収納スペースから飛び出し、その後のアクセッサによるカセットの出し入れに支障を来す恐れがある。
【0006】
さらに、このような不完全なロックを原因とするカセットの収納不良に際しては、アクセッサをメカ的に移動させながら、カセットが適正収納位置にあるか否かの位置検出(例えば、カセットの適正収納位置からの飛び出し量の検出)を行うなどして、収納異常を判定している。しかしながら、このような異常判定は精度に問題があり、複数回のリトライ動作を行うなど、カセット収納作業に際して多くの時間が必要となるという問題があった。
【0007】
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、カセットが収納スペース内の適正収納位置にあるか否かの検出を効率的に行ない、アクセッサによるカセット収納作業を効率化するストレージ装置及びストレージ装置のラッチ状態検出方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明は、複数の被収納物を所定の案内面に案内させながら収納スペースの開口部から底部へ向かって直列に収容するストレージ部を前記開口部の面方向に複数並べた収納部と、この収納部と対向して設けられて前記開口部の面と平行に移動して、前記被収納物を操作するアクセッサとを有するストレージ装置であって、前記被収納物を前記底部側から開口部側へ付勢する押出手段と、前記開口部と交差する方向に移動可能に設けられ、該開口部と重なる方向へ付勢されたラッチレバーと、前記アクセッサに設けられ、前記ラッチレバーの位置を検出する検出手段と、を有することを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、複数の被収納物を所定の案内面に案内させながら収納スペースの開口部から底部へ向かって直列に収容するストレージ部を前記開口部の面方向に複数並べた収納部と、この収納部と対向して設けられて前記開口部の面と平行に移動して、前記被収納物を操作するアクセッサとを有するストレージ装置のラッチ状態検出方法であって、前記収納スペース内に収納された前記被収納物を前記底部側から開口部側へ付勢した状態で、前記収納スペースの開口部と交差する方向に移動可能で、かつ該開口部と重なる方向へラッチレバーを付勢して位置させ、前記アクセッサにて前記ラッチレバーの位置を検出することで、ストレージ装置のラッチ状態を検出する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ストレージ部の収納スペースへの被収納物の収納作業が行われたときに、アクセッサに設けられた検出手段でラッチレバーの位置を検出する処理を実行することによって、該収納スペースに対して確実に被収納物が位置しているか否かを判定することができる。
具体的には、アクセッサに設けられた検出手段が、ラッチレバーが開口部外にあると検出した場合には、収納スペースに対して被収納物がラッチされていない不完全な状態にあると判定することができる。また、アクセッサに設けられた検出手段が、ラッチレバーが開口部と重なる進出位置にあると検出した場合には、収納スペースに対して被収納物がラッチされた正常ラッチ位置にあると判定することができる。
【0011】
すなわち、本発明のストレージ装置では、アクセッサに設けられた検出手段でラッチレバーの位置を検出するという処理によって、カセットが収納スペース内の適正収納位置にあるか否かの検出及びその後の収納のリトライ動作を効率的に行なうことができる。
また、ラッチレバーの位置を検出する検出手段を、被収納物の正面の画像を撮影する撮像装置で構成し、該撮像装置の画像データを制御部で処理することにより、該ラッチレバーが開口部外の退避位置にあるか、又はラッチレバーが開口部と重なる進出位置にあるかを正確に判定でき、検出精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明が適用されるストレージ装置の概略を示す外観図である。
【図2】図1のストレージ装置の内部構成を示す平面図である。
【図3】ストレージ装置内の収納スペースへのカセット収納動作を説明するための図であって、(a)はカセットが適正収納位置にない状態を示す平面図、(b)は(a)の正面図である。
【図4】ストレージ装置内の収納スペースへのカセット収納動作を説明するための図であって、(a)はラッチレバーが「正常ラッチ位置」にありかつカセットが適正収納位置にある状態を示す平面図、(b)は(a)の正面図である。
【図5】アクセッサAを動作させる制御プログラムのステップ(SP)を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
図1及び図2は本発明が適用されるストレージ装置の概略構成図、図3及び図4はストレージ装置の内部を示す平面図である。このストレージ装置では、複数の被収納物となるカセットCを、所定の案内面1Aに案内させながら収納スペース1の開口部2から底部1Bへ向かって直列(z方向)に収容するストレージ部3を前記開口部2の面方向(x−y方向)に複数並べたマガジン4と、前記マガジン4の各ストレージ部3に対して前記カセットCを出し入れするためのアクセッサAと、を有している。
【0014】
前記アクセッサAは、図示しない駆動機構の動力により前記マガジン4と対向する位置にて、前記開口部2の面と平行に移動(x−y方向に移動)するものであって、コントロール装置50(制御部)からの制御信号に基づき、特定のストレージ部3の開口部2にまで移動して収納スペース1に対して、図示しないピッカー機構によりカセットCを把持して出し入れする。また、前記複数のストレージ部3の各収納スペース1内には、直列(z方向)に複数のカセットCが収容されるが、本例では、最大で2個のカセットCが収容可能となっている。図中の符号5は、カセットCのデータを読み書きする装置(磁気テープドライブ)であり、カセットCを開口部2に挿入したときに、カセットC内のテープをロードし、磁気ヘッドを介してデータの読み書きを行うものである。
【0015】
また、前記ストレージ部3の各収納スペース1の底部1Bには、図3及び図4に示されるように、該収納スペース1内に収容されたカセットCを、開口部2側へ付勢して押し出す押出手段10が設けられている。
この押出手段10は、例えばゼンマイ状に形成されたコプリングからなるものであって、ストレージ部3の収納スペース1内に挿入されたカセットCの奥側角部に接触して、該カセットCが収納スペース1に押し込まれると解けるように構成されている。そして、このようなゼンマイ状に形成されたコプリングの押圧によって、収納スペース1内に収容されたカセットCを、常時、開口部2側へ付勢する。
【0016】
また、前記ストレージ部3の各収納スペース1の開口部2外側には、該開口部2と交差する方向(本例ではx方向)に移動可能に設けられ、該開口部2と重なる方向へ図示しない板バネで付勢されたラッチレバー11が設けられている。
このラッチレバー11は、収納スペース1内にカセットCがない状態では、ストレージ部3の開口部2と重なるように突出した位置にある。また、このラッチレバー11は、図3に示すように、アクセッサAにより収納スペース1内にカセットCが押し込まれる場合には、ストレージ部3の開口部2から退避した位置となる。また、このラッチレバー11は、図4に示すように、該カセットCがストレージ部3の開口部2を完全に通過した場合には、該開口部2と重なるように突出する。
そして、図4に示されるように、ラッチレバー11が「正常ラッチ位置」にある場合に、カセットCは、ストレージ部3の収納スペース1内において、該ラッチレバー11と押出手段10との間に挟まれる「適正収納位置」に配置される。
【0017】
また、前記アクセッサAには、ストレージ部3の開口部2にカセットCを出し入れする際に、一時的にラッチレバー11を、ストレージ部3の開口部2から退避した位置に押しやるための操作手段が設けられているが、図面上では省略されている。
【0018】
前記アクセッサAには、図4に示されるように前記ラッチレバー11の位置を検出するCCDイメージセンサなどの撮像装置20(検出手段)が設けられている。
この撮像装置20は、ストレージ部3の開口部2に対向するように配置されるものであって、ラッチレバー11に設けられたターゲットマークMを読み取る他、例えば、カセットCの正面に貼付されたカセット識別コード21を読み取ることもできる。
【0019】
次に、図5を参照して、アクセッサAの動作について説明する。なお、このアクセッサAの動作は、コントロール装置50に設定された制御プログラムによって行われるものであって、その詳細を以下にステップ(SP)毎に説明する。
【0020】
《ステップ1》
アクセッサAをマガジン4内の指定されたストレージ部3にまで移動させた後、該ストレージ部3内の収納スペース1に、該アクセッサAで把持したカセットCを収容する。
【0021】
《ステップ2》
収納スペース1内にカセットCを収納した後、アクセッサAに搭載された撮像装置20で、ラッチレバー11に付されたターゲットマークMの画像を読み取り、その位置を測定する。また、このとき、カセットCの正面に貼付されたカセット識別コード21を読み取り、記憶しても良い。
【0022】
《ステップ3》
ステップ2で読み取ったターゲットマークMの位置データと、予め記憶させておいたラッチレバー11が「正常ラッチ位置」(収納スペース1に収容されたカセットCが正しくラッチされたときのラッチレバー11の位置を「正常ラッチ位置」とする)にあるときの基準位置データとのずれ量(図3に符号Δxで示す)を算出する。
なお、このずれ量(Δx)は、アクセッサAのx−yに沿う移動方向の中で、x方向の成分のみを抜き出したものである。
【0023】
《ステップ4》
ステップ3で算出したずれ量(Δx)が、予め記憶されておいた基準値(Δx)以下であるか否かを判定し、YESの場合に、ラッチレバー11が「正常ラッチ位置」にあり、かつカセットCが収納スペース1内の「適正収納位置」にあるとして、本フローを終了する。また、NOの場合には、ラッチレバー11が「正常ラッチ位置」から外れた不完全な状態にあり、これにより、カセットCが例えば図3に符号Δzで示す長さ分、前方に突出した状態にあると判定して、次のステップ5に進む。
【0024】
《ステップ5》
アクセッサAに対して、ストレージ部3内の収納スペース1にカセットCを収容するリトライ動作を行った後、先のステップ2に戻る。
そして、以上のステップ1〜5により、ラッチレバー11が開口部2外にあると検出した場合には、収納スペース1に対してカセットCがラッチされていない不完全な状態(つまり、ラッチレバー11が「正常ラッチ位置」でないため、カセットCが「適正収納位置」に位置していない)と判定して、アクセッサAに対して、ストレージ部3内の収納スペース1にカセットCを収容するリトライ動作を行なわせることができる。
【0025】
以上詳細に説明したように本実施形態に示されるストレージ装置によれば、アクセッサAにより収納スペース1内に押し込まれたカセットCの後端部が、マガジン4の開口部2を通過した場合に、(正常であれば)該開口部2と重なる方向へ付勢されたラッチレバー11が該開口部2内に突出する。その結果、前記カセットCは、前記ストレージ部3の収納スペース1内において、該ラッチレバー11と押出手段10との間に挟まれる「適正収納位置」に配置される。
そして、ストレージ部3の収納スペース1へのカセットCの収容動作が行なわれたときに、アクセッサAを開口部2の面方向に沿って移動させ、該アクセッサAに設けられた撮像装置20でラッチレバー11の位置を検出する処理を実行することによって、収納スペース1内に対して確実にカセットCが位置しているか否かを判定することができる(ステップ1〜3)。
具体的には、アクセッサAに設けられた撮像装置20が、ラッチレバー11が開口部2外にあると検出した場合には、収納スペース1に対してカセットCがラッチされていない不完全な状態(つまり、図3に示すようにカセットCが「適正収納位置」にない状態)であると判定して、収納のリトライ動作を行うことができる(ステップ4のNO〜ステップ5)。また、ラッチレバー11が開口部2と重なる「正常ラッチ位置」にあると検出した場合には、収納スペース1に対してカセットCがラッチされた「適正収納位置」にあると判定することができる(ステップ4のYES)。
【0026】
すなわち、本実施形態に示されるストレージ装置では、アクセッサAに設けられた撮像装置20でラッチレバー11の位置を検出するという処理によって、カセットが収納スペース1内の「適正収納位置」にあるか否かの検出及びその後の収納のリトライ動作を効率的に行ない、該アクセッサAによるカセット収納作業を効率化することが可能となる。
また、ラッチレバー11の位置を検出する撮像装置20を、カセットCの正面の画像を撮影する撮像装置20で構成し、該撮像装置20の画像データをコントロール装置50で処理することにより、該ラッチレバー11が開口部2外の退避位置にあるか、又はラッチレバー11が開口部2と重なる進出位置にあるかを正確に判定することができ、検出精度の向上を図ることができる。
【0027】
なお、上記実施形態では、検出手段をCCDイメージセンサなどの撮像装置20で構成したが、これに限定されず、ラッチレバー11が「正常ラッチ位置」にあるか否かでON・OFFされるマイクロスイッチ、又は光センサなどで構成しても良い。
また、上記実施形態では、ストレージ部3の収納スペース1に最大2個のカセットCが直列に収納されるようにしているが、これに限定されず、3個以上のカセットCを直接配置しても良く、その収納数は限定されない。
【0028】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明は、多数のカセット(被収納物)を収納するストレージ装置に係り、収納スペース内にカセットが確実に納まっているか否かを検出する技術に関する。
【符号の説明】
【0030】
1 収納スペース
1A 案内面
1B 底部
2 開口部
3 ストレージ部
4 マガジン(収納部)
10 押出手段
11 ラッチレバー
20 撮像装置(検出手段)
50 コントロール装置(制御部)
A アクセッサ
C カセット(被収納物)
M ターゲットマーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の被収納物を所定の案内面に案内させながら収納スペースの開口部から底部へ向かって直列に収容するストレージ部を前記開口部の面方向に複数並べた収納部と、この収納部と対向して設けられて前記開口部の面と平行に移動して、前記被収納物を操作するアクセッサとを有するストレージ装置であって、
前記被収納物を前記底部側から開口部側へ付勢する押出手段と、
前記開口部と交差する方向に移動可能に設けられ、該開口部と重なる方向へ付勢されたラッチレバーと、
前記アクセッサに設けられ、前記ラッチレバーの位置を検出する検出手段と、を有することを特徴とするストレージ装置。
【請求項2】
前記ラッチレバーは、前記被収納物の移動する前記開口部の空間に対して進退可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
【請求項3】
前記検出手段は、前記アクセッサに設けられて前記被収納物の正面画像を撮影する撮像装置であることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のストレージ装置。
【請求項4】
前記検出手段の検出結果によって前記アクセッサによる被収納物へのアクセスを制御する制御部を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載のストレージ装置。
【請求項5】
前記制御部では、前記検出手段で読み取った前記ラッチレバーの位置データと、予め記憶させておいた該ラッチレバーの正常ラッチ位置を示す基準位置データとのずれ量を算出し、このずれ量を、予め記憶されておいた基準値と比較することで、該ラッチレバーが正常ラッチ位置にあるか否かを判定し、その判定結果に基づき、前記アクセッサ―に対して収納のリトライ動作を行わせることを特徴とする請求項4のストレージ装置。
【請求項6】
複数の被収納物を所定の案内面に案内させながら収納スペースの開口部から底部へ向かって直列に収容するストレージ部を前記開口部の面方向に複数並べた収納部と、この収納部と対向して設けられて前記開口部の面と平行に移動して、前記被収納物を操作するアクセッサとを有するストレージ装置のラッチ状態検出方法であって、
前記収納スペース内に収納された前記被収納物を前記底部側から開口部側へ付勢した状態で、前記収納スペースの開口部と交差する方向に移動可能で、かつ該開口部と重なる方向へラッチレバーを付勢して位置させ、前記アクセッサにて前記ラッチレバーの位置を検出することを特徴とするストレージ装置のラッチ状態検出方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−73656(P2013−73656A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−212392(P2011−212392)
【出願日】平成23年9月28日(2011.9.28)
【出願人】(302069930)NECエンベデッドプロダクツ株式会社 (738)
【Fターム(参考)】