説明

スピロインドリンピペリジン誘導体

一般式(I)の殺虫化合物、ダニ駆除化合物、殺線虫化合物、殺陸貝化合物(ただしYは、単結合、C=O、C=S、S(O)q(qは0、1、2のいずれかである)のいずれかであり;R1、R2、R3、R4、R8、R9、R10は請求項に記載してある通りである)、またはその塩、またはそのN-酸化物と、その調製方法、それを含む組成物。
【化1】



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
昆虫、ダニ、線虫、軟体動物を撲滅させる及び制御する方法であって、害虫、害虫がいる場所、害虫に対し感受性の植物のいずれかに対し、一般式(I)の化合物:
【化1】

またはその塩、またはそのN-酸化物を、殺虫、ダニ駆除、殺線虫、殺陸貝に有効な量適用する操作を含む方法(式中、Yは、単結合、C=O、C=S、S(O)q(qは0、1、2のいずれかである)のいずれかであり;R1は、水素、任意的に置換されているアルキル、任意的に置換されているアルコキシカルボニル、任意的に置換されているアルキルカルボニル、アミノカルボニル、任意的に置換されているアルキルアミノカルボニル、任意的に置換されているジアルキルアミノカルボニル、任意的に置換されているアリール、任意的に置換されているヘテロアリール、任意的に置換されているアルコキシ、任意的に置換されているアリールオキシ、任意的に置換されているヘテロアリールオキシ、任意的に置換されているヘテロシクリルオキシ、シアノ、任意的に置換されているアルケニル、任意的に置換されているアルキニル、任意的に置換されているシクロアルキル、任意的に置換されているシクロアルケニル、ホルミル、任意的に置換されているヘテロシクリル、任意的に置換されているアルキルチオ、NO、NR13R14(ただしR13とR14は、独立に、水素、COR40、任意的に置換されているアルキル、任意的に置換されているアリール、任意的に置換されているヘテロアリール、任意的に置換されているヘテロシクリルのいずれかであるか、あるいはR13とR14は、これらR13とR14に結合しているN原子とともに、-N=C(R41)-NR42R43という基を形成している)のいずれかであり;R2とR3は、独立に、水素、ハロゲン、シアノ、任意的に置換されているアルキル、任意的に置換されているアルコキシ、任意的に置換されているアリール、C(O)NR15R16(ただしR15とR16は、独立に、水素、任意的に置換されているアルキル、任意的に置換されているアリール、任意的に置換されているヘテロアリール、任意的に置換されているヘテロシクリルのいずれかである)のいずれかであるか、あるいはR2とR3が合わさって=Oになっているか、あるいはR2とR3は、これらR2とR3に結合している原子とともに、4、5、6、7員いずれかの炭素環または複素環を形成しており;それぞれのR4は、独立に、ハロゲン、ニトロ、シアノ、任意的に置換されているC1〜8アルキル、任意的に置換されているC2〜6アルケニル、任意的に置換されているC2〜6アルキニル、任意的に置換されているアルコキシカルボニル、任意的に置換されているアルキルカルボニル、任意的に置換されているアルキルアミノカルボニル、任意的に置換されているジアルキルアミノカルボニル、任意的に置換されているC3〜7シクロアルキル、任意的に置換されているアリール、任意的に置換されているヘテロアリール、任意的に置換されているヘテロシクリル、任意的に置換されているアルコキシ、任意的に置換されているアリールオキシ、任意的に置換されているヘテロアリールオキシ、任意的に置換されているアルキルチオ、R19R20N(ただしR19とR20は、独立に、水素、C1〜8アルキル、C3〜7シクロアルキル、C3〜6アルケニル、C3〜6アルキニル、C3〜7シクロアルキル(C1〜4)アルキル、C2〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ(C1〜6)アルキル、C1〜6アルコキシカルボニルのいずれかであるか、あるいはR19とR20は、これらR19とR20に結合しているN原子とともに、5、6、7員いずれかの複素環を形成しており、その複素環は、O、N、Sの中から選択した1個または2個のヘテロ原子をさらに含んでいてもよく、任意的に1個または2個のC1〜6アルキルで置換されていてもよい)のいずれかであるか、あるいは隣り合った2つのR4が、これらR4が結合している炭素原子とともに、4、5、6、7員いずれかの炭素環または複素環を形成しており、その環は、任意的にハロゲンで置換されていてもよく;nは、0、1、2、3、4のいずれかであり;R8は、任意的に置換されているアルキル、任意的に置換されているアルケニル、任意的に置換されているアルキニル、任意的に置換されているシクロアルキル、任意的に置換されているアリール、任意的に置換されているアルコキシ、任意的に置換されているアリールオキシ、任意的に置換されているアルコキシカルボニル、任意的に置換されているアルキルカルボニル、任意的に置換されているアルケニルカルボニルのいずれかであり;R9とR10は、独立に、水素、ハロゲン、任意的に置換されているアルキル、任意的に置換されているアリールのいずれかであるか、あるいはR9とR10が合わさって、-CH2-、-CH=CH-、-CH2CH2-のいずれかを形成し;R40は、H、任意的に置換されているアルキル、任意的に置換されているアルコキシ、任意的に置換されているアリール、任意的に置換されているアリールオキシ、任意的に置換されているヘテロアリール、任意的に置換されているヘテロアリールオキシ、NR44R45のいずれかであり;R41、R42、R43は、それぞれ独立に、Hまたは低級アルキルであり;R44とR45は、独立に、任意的に置換されているアルキル、任意的に置換されているアリール、任意的に置換されているヘテロアリールのいずれかである)。
【請求項2】
Yが、結合またはC=Oである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
R1が、水素、C1〜6アルキル、C1〜6シアノアルキル、C1〜6ハロアルキル、C3〜7シクロアルキル(C1〜4)アルキル、C1〜6アルコキシ(C1〜6)アルキル、ヘテロアリール(C1〜6)アルキル(この中でヘテロアリール基は、ハロ、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシ、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルフィニル、C1〜6アルキルチオ、C1〜6アルコキシカルボニル、C1〜6アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルのいずれかで任意的に置換されているか、あるいはヘテロアリール環上の隣り合った2つの位置が環化して5、6、7員いずれかの炭素環または複素環を形成し、その環自体が任意的にハロゲンで置換されていてもよい)、アリール(C1〜6)アルキル(この中でアリール基は、ハロ、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシ、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルフィニル、C1〜6アルキルチオ、C1〜6アルコキシカルボニル、C1〜6アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルのいずれかで任意的に置換されているか、あるいはアリール環上の隣り合った2つの位置が環化して5、6、7員いずれかの炭素環または複素環を形成し、その環自体が任意的にハロゲンで置換されていてもよい)、C1〜6アルキルカルボニルアミノ(C1〜6)アルキル、アリール(ハロ、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシ、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルフィニル、C1〜6アルキルチオ、C1〜6アルコキシカルボニル、C1〜6アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルのいずれかで任意的に置換されているか、あるいはアリール環上の隣り合った2つの位置が環化して5、6、7員いずれかの炭素環または複素環を形成し、その環自体が任意的にハロゲンで置換されていてもよい)、ヘテロアリール(ハロ、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシ、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルフィニル、C1〜6アルキルチオ、C1〜6アルコキシカルボニル、C1〜6アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルのいずれかで任意的に置換されているか、あるいはヘテロアリール環上の隣り合った2つの位置が環化して5、6、7員いずれかの炭素環または複素環を形成し、その環自体が任意的にハロゲンで置換されていてもよい)、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシ、フェノキシ(この中でフェニル基は、任意的に、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノのいずれかで置換されている)、ヘテロアリールオキシ(任意的に、ハロ、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシのいずれかで置換されている)、ヘテロシクリルオキシ(任意的に、ハロ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシのいずれかで置換されている)、シアノ、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜6シクロアルキル、C5〜7シクロアルケニル、ヘテロシクリル(任意的に、ハロ、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシのいずれかで置換されている)、C1〜6アルキルチオ、C1〜6ハロアルキルチオ、NR13R14(ただしR13とR14は、独立に、水素、C2〜6アルキル、C2〜6ハロアルキル、フェニル(任意的にハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノ、C1〜4アルコキシカルボニルのいずれかで置換されていてもよい)、ヘテロアリール(任意的にハロ、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシのいずれかで置換されていてもよい)、C1〜4アルコキシカルボニル、C1〜6アルキルカルボニルアミノ、フェニルオキシカルボニルアミノ(この中でフェニル基は、任意的に、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノのいずれかで置換されている)、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、フェニルアミノ(この中でフェニル基は、任意的に、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノのいずれかで置換されている)のいずれかである、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
R2とR3が、独立に、水素またはC1〜4アルキルである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
それぞれのR4が、独立に、ハロゲン、シアノ、C1〜8アルキル、C1〜8ハロアルキル、C1〜6シアノアルキル、C1〜6アルコキシ(C1〜6)アルキル、C3〜7シクロアルキル(C1〜6)アルキル、C5〜6シクロアルケニル(C1〜6)アルキル、C3〜6アルケニルオキシ(C1〜6)アルキル、C3〜6アルキニルオキシ(C1〜6)アルキル、アリールオキシ(C1〜6)アルキル、C1〜6カルボキシアルキル、C1〜6アルキルカルボニル(C1〜6)アルキル、C2〜6アルケニルカルボニル(C1〜6)アルキル、C2〜6アルキニルカルボニル(C1〜6)アルキル、C1〜6アルコキシカルボニル(C1〜6)アルキル、C3〜6アルケニルオキシカルボニル(C1〜6)アルキル、C3〜6アルキニルオキシカルボニル(C1〜6)アルキル、アリールオキシカルボニル(C1〜6)アルキル、C1〜6アルキルチオ(C1〜6)アルキル、C1〜6アルキルスルフィニル(C1〜6)アルキル、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6)アルキル、アミノカルボニル(C1〜6)アルキル、C1〜6アルキルアミノカルボニル(C1〜6)アルキル、ジ(C1〜6)アルキルアミノカルボニル(C1〜6)アルキル、フェニル(C1〜4)アルキル(この中でフェニル基は、任意的に、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノのいずれかで置換されている)、ヘテロアリール(C1〜4)アルキル(この中でヘテロアリール基は、任意的に、ハロ、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシのいずれかで置換されている)、ヘテロシクリル(C1〜4)アルキル(この中でヘテロシクリル基は、任意的に、ハロ、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシのいずれかで置換されている)、C2〜6アルケニル、アミノカルボニル(C2〜6)アルケニル、C1〜6アルキルアミノカルボニル(C2〜6)アルケニル、ジ(C1〜6)アルキルアミノカルボニル(C2〜6)アルケニル、フェニル(C2〜4)アルケニル(この中でフェニル基は、任意的に、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノのいずれかで置換されている)、C2〜6アルキニル、トリメチルシリル(C2〜6)アルキニル、アミノカルボニル(C2〜6)アルキニル、C1〜6アルキルアミノカルボニル(C2〜6)アルキニル、ジ(C1〜6)アルキルアミノカルボニル(C2〜6)アルキニル、C1〜6アルコキシカルボニル、C3〜7シクロアルキル、C3〜7ハロシクロアルキル、C3〜7シアノシクロアルキル、C1〜3アルキル(C3〜7)シクロアルキル、C1〜3アルキル(C3〜7)ハロシクロアルキル、フェニル(任意的に、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノのいずれかで置換されている)、ヘテロアリール(任意的に、ハロ、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシのいずれかで置換されている)、ヘテロシクリル(この中でヘテロシクリル基は、任意的に、ハロ、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシのいずれかで置換されている)のいずれかであるか、あるいは隣り合った2つのR4は、そのR4が結合している炭素原子とともに、4、5、6、7員いずれかの炭素環または複素環を形成し、その環は、任意的に、ハロゲン、C1〜8アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシ、フェノキシ(任意的に、ハロ、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシのいずれかで置換されている)、ヘテロアリールオキシ(任意的に、ハロ、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシのいずれかで置換されている)、C1〜8アルキルチオ、R19R20N(ただしR19とR20は、独立に、水素、C1〜8アルキル、C3〜7シクロアルキル、C3〜6アルケニル、C3〜6アルキニル、C2〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシカルボニルのいずれかであるか、あるいはR19とR20は、これらR19とR20が結合しているN原子とともに、5、6、7員いずれかの複素環を形成し、その複素環は、O、N、Sの中から選択した1個以上のヘテロ原子を含んでいてもよく、任意的に1又は2個のC1〜6アルキル基で置換されていてもよい)のいずれかで置換されていてもよく;nが0、1、2、3、4のいずれかである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
R8が、C1〜10アルキル、C1〜10ハロアルキル、アリール(C1〜6)アルキル(この中でアリール基は、任意的に、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノのいずれかで置換されている)、ヘテロアリール(C1〜6)アルキル(この中でヘテロアリール基は、任意的に、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノのいずれかで置換されている)、アリールカルボニル(C1〜6)アルキル(この中でアリール基は、任意的に、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノのいずれかで置換されていてもよく、アルキル基は、任意的にアリールで置換されていてもよい)、C2〜8アルケニル、C2〜8ハロアルケニル、アリール(C2〜6)アルケニル(この中でアリール基は、任意的に、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノ、C1〜6アルコキシカルボニルのいずれかで置換されているか、あるいは隣り合った2つの置換基が環化して5、6、7員いずれかの炭素環または複素環を形成することができる)、C2〜6アルキニル、フェニル(C2〜6)アルキニル(この中でフェニル基は、任意的に、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノのいずれかで置換されている)、C3〜7シクロアルキル、C1〜6アルコキシカルボニル、C1〜6アルキルカルボニル、C1〜6ハロアルキルカルボニル、アリール(C2〜6)アルケニルカルボニル(この中でアリール基は、任意的に、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノのいずれかで置換されている)、-C(R51)(R52)-[CR53=CR54]z-R55(ただしzは1または2であり、R51とR52は、それぞれ独立に、H、ハロ、C1〜2アルキルのいずれかであり、R53とR54は、それぞれ独立に、H、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキルのいずれかであり、R55は、任意的に置換されているアリール、または任意的に置換されているヘテロアリールである)のいずれかである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
R9とR10が両方とも水素である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
一般式(IK):
【化2】

の化合物と、その塩およびそのN-酸化物(ただし、Yは、単結合、C=O、S(O)q(qは0、1、2のいずれかである)のいずれかであり;R1は、C1〜8アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6シアノアルキル、C3〜7シクロアルキル(C1〜6)アルキル、C1〜6アルコキシ(C1〜6)アルキル、C3〜6アルケニルオキシ(C1〜6)アルキル、C3〜6アルキニルオキシ(C1〜6)アルキル、アリールオキシ(C1〜6)アルキル、C1〜6カルボキシアルキル、C1〜6アルキルカルボニル(C1〜6)アルキル、C2〜6アルケニルカルボニル(C1〜6)アルキル、C2〜6アルキニルカルボニル(C1〜6)アルキル、C1〜6アルコキシカルボニル(C1〜6)アルキル、C3〜6アルケニルオキシカルボニル(C1〜6)アルキル、C3〜6アルキニルオキシカルボニル(C1〜6)アルキル、アリールオキシカルボニル(C1〜6)アルキル、C1〜6アルキルチオ(C1〜6)アルキル、C1〜6アルキルスルフィニル(C1〜6)アルキル、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6)アルキル、アミノカルボニル(C1〜6)アルキル、C1〜6アルキルアミノカルボニル(C1〜6)アルキル、ジ(C1〜6)アルキルアミノカルボニル(C1〜6)アルキル、フェニル(C1〜4)アルキル(この中でフェニル基は、任意的に、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシのいずれかで置換されている)、ヘテロアリール(C1〜4)アルキル(この中でヘテロアリール基は、任意的に、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルキルのいずれかで置換されていてもよい)、ヘテロシクリル(C1〜4)アルキル(この中でヘテロシクリル基は、任意的に、ハロゲン、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシのいずれかで置換されていてもよい)、フェニル(任意的に、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシのいずれかで置換されている)、ヘテロアリール(任意的に、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシのいずれかで置換されている)、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシ、C2〜6アルケニル、C2〜6ハロアルケニル、C2〜6シアノアルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜7シクロアルキル、ホルミル、ヘテロシクリル(任意的にハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜6ハロアルコキシのいずれかで置換されている)、C1〜6アルキルチオのいずれかであり;R2とR3は、独立に、水素またはC1〜4アルキルであり;それぞれのR4は、独立に、ハロゲン、シアノ、C1〜10アルキル(任意的にC1〜6アルコキシ、ハロゲン、フェニル(それ自体が、任意的にハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシのいずれかで置換されている)で置換されている)、C2〜6アルケニル(任意的にC1〜6アルコキシ、ハロゲン、フェニル(それ自体が、任意的にハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシのいずれかで置換されている)で置換されている)、C2〜6アルキニル(任意的にC1〜6アルコキシ、ハロゲン、フェニル(それ自体が、任意的にハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシのいずれかで置換されている)で置換されている)のいずれかであり;nは、0、1、2、3、4のいずれかであり;R8は、C1〜10アルキル(任意的にC1〜6アルコキシ、ハロゲン、フェニル(それ自体が、任意的にハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシのいずれかで置換されている)のいずれかで置換されている)、C2〜6アルケニル(任意的にC1〜6アルコキシ、ハロゲン、フェニル(それ自体が、任意的にハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシのいずれかで置換されている)で置換されている)、C2〜6アルキニル(任意的にC1〜6アルコキシ、ハロゲン、フェニル(それ自体が、任意的にハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシのいずれかで置換されている)で置換されている)のいずれかであり;R9とR10は両方とも水素であるが、R8はメチルではなく、YR1は、SO2CH3、メチル、エチル、フェニル、フルオロ置換されたフェニルのいずれでもない)。
【請求項9】
一般式(11):
【化3】

の化合物(ただし、R8は、フェニル(C2〜4)アルケニル(この中でフェニル基は、任意的にハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノのいずれかで置換されている)である);または一般式(10):
【化4】

の化合物(ただし、R8は、フェニル(C2〜4)アルケニル(この中でフェニル基は、任意的にハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノのいずれかで置換されている);または一般式(9):
【化5】

の化合物(ただし、R2は請求項1の一般式(I)に関して定義したのと同じものであり、R8は、フェニル(C2〜4)アルケニル(この中でフェニル基は、任意的にハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノのいずれかで置換されている)である);または一般式(9A):
【化6】

の化合物(ただし、R2と(R4)nは、請求項1の一般式(I)に関して定義したのと同じものであり、R8は、フェニル(C2〜4)アルケニル(この中でフェニル基は、任意的にハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4ハロアルキル、C1〜4ハロアルコキシ、CN、NO2、アリール、ヘテロアリール、アミノ、ジアルキルアミノのいずれかで置換されている)である)。
【請求項10】
請求項1に記載した一般式(I)の化合物を、殺虫、ダニ駆除、殺線虫に有効な量含む、殺虫組成物、ダニ駆除組成物、殺線虫組成物。

【公表番号】特表2006−501170(P2006−501170A)
【公表日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−513289(P2004−513289)
【出願日】平成15年6月4日(2003.6.4)
【国際出願番号】PCT/GB2003/002424
【国際公開番号】WO2003/106457
【国際公開日】平成15年12月24日(2003.12.24)
【出願人】(501008820)シンジェンタ リミテッド (33)
【出願人】(500584309)シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト (352)
【Fターム(参考)】