説明

スリープタイマを有するオーディオ再生装置

【目的】 スリープタイマを有するオーディオ再生装置において、スリープタイマ動作時の消費電力を抑制する。
【構成】 スリープタイマを有するオーディオ再生装置において、ユーザーインタフェース部と、複数のオーディオ再生機器と、選択されたオーディオ再生機器からのオーディオ信号を増幅出力するオーディオ出力部と、動作状態等を表示する表示部と、装置各部及び装置各部の電力の供給を制御する制御部を備え、スリープタイマ動作開始時、制御部は使用しないオーディオ再生機器及び表示部の電源を遮断し、スリープタイマ動作中の表示時には、表示部の照度を低照度に制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スリープタイマを有するオーディオ再生装置の動作時の消費電力の低減に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、音声、楽音等のオーディオ信号を再生するオーディオ再生装置の電源スイッチを一定時間経過後に自動的にOFFするスリープタイマ動作時に出力音量や表示照度を減少させ、低消費電力化と共に睡眠時の利便性を向上させた装置が知られていた(例えば、特許文献1、2、3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−84152公報
【特許文献2】特開2006−54827公報
【特許文献3】特開2008−20823公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来あった技術では、オーディオ再生装置等のスリープタイマに関して、時間経過による出力音量と表示照度の減少、表示照度を一定以下にすることによる利便性・低消費電力化を実現するための装置・方法が提供されていた。
しかしながら、従来の技術では、消費電力低減の効果を得るために一定の時間経過を必要としたり(特許文献1)、表示機能に限定された低消費電力機能となっており(特許文献2)、スリープタイマ動作開始直後、かつ現在再生している音声・オーディオ信号以外の機能に関する消費電力に対する低減手段が備えられていなかった(特許文献3)。
【0005】
本発明では、オーディオ再生装置のスリープタイマ動作時に、動作開始直後から消費電力を低減させ、ユーザー操作が行われた場合、消費電力を低減させながらユーザー操作に対応した動作を行うことができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願発明に係るスリープタイマを有するオーディオ再生装置は、オーディオ信号を再生し、一定時間経過後に電源スイッチを切るスリープタイマを有するオーディオ信号再生装置において、スリープタイマの操作及び前記オーディオ信号再生装置各部の操作を入力するユーザーインタフェース部と、オーディオ信号を再生する複数のオーディオ再生機器と、前記複数のオーディオ再生機器のうち前記ユーザーインタフェース部の操作によって選択されたオーディオ再生機器が再生したオーディオ信号を増幅し出力するオーディオ出力部と、オーディオ信号関連情報、オーディオ信号再生装置の動作状態を表示する表示部と、前記複数のオーディオ再生機器それぞれの電力の供給、前記表示部の電力の供給、前記複数のオーディオ再生機器、前記オーディオ出力部、前記表示部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記スリープタイマの動作を開始するとき、前記複数のオーディオ再生機器のうち再生しないオーディオ再生機器及び前記表示部への電力の供給を遮断し、スリープタイマ動作中に表示部の表示を行うとき、表示照度を低照度に制御するものである。
【0007】
また、スリープタイマ動作中に前記複数のオーディオ再生機器のうち再生出力するオーディオ再生機器を変更する場合、前記制御部は、変更後のオーディオ再生機器に電力を供給し起動し再生出力を切り替えた後に変更前のオーディオ再生機器の電力の供給を遮断することを特徴とするスリープタイマを有するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明のスリープタイマを有するオーディオ再生装置によれば、スリープタイマ起動直後からスリープタイマ動作中の消費電力を低減させ、スリープタイマ動作中にユーザー操作が行われた場合、消費電力を低減させながらユーザー操作に対応した動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明のオーディオ再生装置の一実施例の構成を示すブロック図
【図2】本発明のオーディオ再生装置の一実施例の動作を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、本発明のオーディオ再生装置1の一実施例の構成を示すブロック図であり、図2は、本発明のオーディオ再生装置1の一実施例の動作を示すフローチャートである。
図1において、オーディオ再生装置1は、ユーザーインタフェース部11、制御用マイコン(マイクロコンピュータ)12、インターネット受信機13、Tuner受信機14、ディスク再生機15、表示デバイス制御部16、表示デバイス17、オーディオ出力部18を備え、オーディオ出力部18にはスピーカ19が接続される。
【0011】
ユーザーインタフェース部11は、操作ボタン、電源スイッチ、リモコン等によりユーザーの操作入力を受け付け操作信号として出力する入力制御機能を備え、制御用マイコン12に接続されている。ユーザインタフェース部11は、スリープタイマ機能に関する操作ボタン等を備える。
制御用マイコン12は、スリープタイマカウント制御機能、周辺回路電源制御機能、表示デバイス制御コマンド生成機能、ユーザーインタフェース解析機能を備え、ユーザーインタフェース部11、インターネット受信機13、Tuner受信機14、ディスク再生機15、表示デバイス制御部16、オーディオ出力部18に接続されている。制御用マイコン12の各機能は、マイコン内のソフトウェアによって動作する。
制御用マイコン12に、ユーザーインタフェース部11から操作信号が入力されると、ユーザーインタフェース解析機能によって操作信号を解析し、操作信号に基づいて、装置各部(インターネット受信機13、Tuner受信機14、ディスク再生機15、表示デバイス制御部16、オーディオ出力部18)の制御を行う。
【0012】
本実施例のオーディオ再生装置1は、オーディオ再生機器として、インターネット受信機13、Tuner受信機14、ディスク再生機15を備える。
インターネット受信機13は、インターネットに接続され、インターネットを介して、配信、放送等されるオーディオ信号を受信する。
Tuner受信機14は、ラジオ放送されるオーディオ信号を受信する。
ディスク再生機15は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc)(登録商標)等のディスク媒体に記録されたオーディオ信号を再生する。
【0013】
オーディオ再生機器のうち、インターネット受信機13、Tuner受信機14、ディスク再生機15のいずれから再生出力するかは、ユーザーインタフェース部11によって選択操作され、制御用マイコン12は、解析した選択操作信号に基づいて、選択されたオーディオ再生機器を動作させ、オーディオ出力部18に出力させるように制御する。
【0014】
表示デバイス制御部16は、制御用マイコン12から出力される表示用データを表示デバイス17に表示させる信号への変換等を行い表示制御信号として出力する。また、表示デバイス制御部16は、表示デバイス17の表示照度を制御する。
表示デバイス17は、表示デバイス制御部17からの表示制御信号に基づき、オーディオ再生装置1の動作状態、オーディオ再生機器で再生されたオーディオ信号の関連情報(トラック番号、演奏時間、曲名、アーティスト名、チューニング周波数、等)を、制御された表示照度で表示する。
【0015】
オーディオ出力部18は、インターネット受信機13、Tuner受信機14、ディスク再生機15から出力されたオーディオ信号を増幅し、アナログオーディオ信号として、スピーカ19に出力する。ここで、オーディオ出力部18が増幅する音量は、ユーザーインタフェース部11からユーザー操作によって入力され、制御用マイコン12によって、ユーザーが入力した音量となるように、オーディオ出力部18が制御される。スピーカ19はオーディオ出力部18からのアナログオーディオ信号を音に変換して出力する。
【0016】
以下、本実施例のスリープタイマ機能について説明する。
ユーザーインタフェース部11よりスリープタイマ起動の操作が行われると、制御用マイコン12は、ユーザーインタフェース解析機能によってユーザーインタフェース部11からの操作信号を解析し、スリープタイマ起動操作であることが確定したら、スリープタイマカウント制御機能により、スリープタイマによって電源スイッチをOFFするまでの残時間を算出し、スリープタイマのカウント(計時)処理を開始する。スリープタイマの電源スイッチをOFFするまでの時間は、30分、60分、120分のように、規定時間が予め設定され、ユーザーはユーザーインタフェース部12によって規定時間を選択する。
制御用マイコン12はスリープタイマカウント制御機能によって、スリープタイマのカウントを開始したタイミングで、現在オーディオ再生出力しているオーディオ再生機器(インターネット受信機13、Tuner受信機14、ディスク再生機15)を判別し、判別された現在オーディオ再生出力しているオーディオ再生機器以外のオーディオ再生機器の電源を遮断する制御を行う。
また、表示デバイス17の駆動電源として表示デバイス制御部16に供給されている電力も遮断する制御を行う。
【0017】
制御用マイコン12はスリープタイマカウント制御機能で、カウント時間が予め選択された規定時間に到達したら、現在再生出力しているオーディオ再生機器、及びオーディオ出力部18の電源として供給されている電力を遮断し、オーディオ再生装置1全体の電源スイッチをOFFする制御を行う。
制御用マイコン12はスリープタイマカウント制御機能で、カウント時間が規定時間に到達する前にユーザーインタフェース部11により何らかの操作が行われた場合、制御用マイコン12の周辺回路電源制御機能では、操作に応じて必要とするオーディオ再生機器の電源供給を開始し装置の起動を行う、
【0018】
また、制御用マイコン12は周辺回路電源制御機能によって、表示デバイス制御部16を介して表示デバイス17への電源供給も行い、制御用マイコン12の表示デバイス制御コマンド生成機能において、操作に対応する情報を示す表示データコマンドを生成し表示デバイス制御部16への送信処理を行う。
この際、スリープタイマの起動前の状態とは異なり、スリープタイマ動作中の表示やオーディオ再生機器による消費電力を、スリープタイマを起動していない通常動作状態よりも低減させ、操作に対応する必要最低限の表示のみを行う。
【0019】
ユーザーからの操作がオーディオ再生機器の切り替えを伴う操作であれば、操作の対象になったオーディオ再生機器に対して電源の電力供給を行い、操作の対象となったオーディオ再生機器、及び表示デバイス17の起動が完了するまでの時間が必要であり、ユーザーが操作に対応した動作状態へ移行するまでの時間が必要であるため、制御用マイコン12の周辺回路電源制御機能において、必要とする機器、デバイスの起動が完了したかどうかを判断する。
制御用マイコン12は周辺回路電源制御機能によって、機器、デバイスの起動状態を監視し、ユーザーによる操作に対して起動完了までは、それまで再生していたオーディオ再生機器の再生出力を継続し、動作状態移行中も出力音を途切れさせないようにする。
【0020】
また、オーディオ再生機器の切り替えを伴わない操作、例えばオーディオ出力部18の出力レベルの変更(出力音量の増減)等では、制御用マイコン12は、オーディオ再生機器への電力の供給状態の変更は必要なく、現在再生しているオーディオ再生機器以外の電源の供給を行わなくてよいので、周辺回路電源制御機能によって、表示デバイス制御部16を介した表示デバイス17の電源の電力供給とオーディオ出力部18に対する制御のみを行う。
【0021】
本発明の一実施例のオーディオ再生装置1の動作を、図2のフローチャートに基づき説明する。
オーディオ再生機器(インターネット受信機13、Tuner受信機14、ディスク再生機15)のいずれかを再生している状態で、ユーザーによりユーザーインタフェース部11によって何らかの操作が行われると、ユーザーインタフェース解析部12はスリープタイマが起動したか否かの判定処理を行う(S1)。
【0022】
ユーザー操作がスリープタイマ起動であると判定された場合(S1:Yes)、制御用マイコン12はスリープタイマカウント制御機能により、スリープタイマカウントを開始する(S2)。
次に、制御用マイコン12は周辺回路電源制御機能により、現在再生出力を行っているオーディオ再生機器の判定処理を行い、現在再生出力を行っていないオーディオ再生機器の電源を遮断する(S3)。
例えば、インターネット受信機13が現在再生出力を行っているオーディオ再生機器であれば、Tuner受信機14、ディスク再生機15の電源を遮断する。また、Tuner受信機14が現在再生出力を行っているオーディオ再生機器であれば、インターネット受信機13、ディスク再生機15の電源を遮断する。また、ディスク再生機15が現在再生出力を行っているオーディオ再生機器であれば、インターネット受信機13、Tuner受信機14の電源を遮断する。
再生出力していないオーディオ再生機器の電源の遮断処理が完了したら、制御用マイコン12は周辺回路電源制御機能で、表示デバイス制御部16の電源を遮断することにより表示デバイス17への電力供給を遮断する(S4)。
【0023】
制御用マイコン12はスリープタイマカウント制御機能によって、スリープタイマカウントにより計時した時間が規定時間に到達したかを判断する(S5)。
判断の結果、規定時間に到達していれば(S5:Yes)、制御用マイコン12は周辺回路電源制御機能によって、現在再生出力を行っているオーディオ再生機器の電源を遮断し(S6)、オーディオ再生装置1全体の電源スイッチをOFFにする処理を行い終了する。
【0024】
スリープタイマカウントにより計時した時間が規定時間に到達したかの判断の結果(S5)、スリープタイマカウントが規定時間に到達していない場合は、スリープタイマカウント中にユーザー操作が行われたか否かを判断する(S7)。
ユーザー操作が行われた場合(S7:Yes)、制御用マイコン12はユーザーインタフェース解析機能によって、ユーザーインタフェース部11からのユーザー操作を解析し、電力供給を要するオーディオ再生機器の切り替え操作か否かを判断する(S8)。
再生出力するオーディオ再生機器を切り替える操作が行われた場合(S8:Yes)、制御用マイコン12の周辺回路電源制御機能によって、切り替え操作で選択されたオーディオ再生機器の電源の電力供給を行い(S9)、次に、表示デバイス制御部16の電源に電力供給を行い、表示デバイス制御部16を介して表示デバイス17に電力を供給する(S10)。
【0025】
制御用マイコン12は表示デバイス制御コマンド生成機能によって、オーディオ再生機器が切り替わることを明示するための文言を表示デバイス17の表示用コマンドとして生成する(S11)。
ここで、切り替え後のオーディオ再生機器の起動が完了するまではオーディオ再生機器の切り替えを行わず、制御用マイコン12は、オーディオ再生機器の起動が完了したかを判断する(S12)。切り替え後のオーディオ再生機器の起動完了後(S12:Yes)、制御用マイコン12は、オーディオ再生機器からオーディオ出力部18による出力経路の切り替え処理を行って再生出力するオーディオ再生機器を切り替え(S13)、切り替え後に、切り替え前まで再生出力していたオーディオ再生機器の電源を遮断する(S14)。
これは、再生出力するオーディオ再生機器を切り替えるとき、切り替え後のオーディオ再生機器の起動待ちによるオーディオ再生装置の再生出力音の途切れをなくすことができるようにするためである。
【0026】
オーディオ出力部18においてオーディオ出力経路の切り替えを完了したら、制御用マイコン12は表示デバイス制御コマンド生成機能によって、オーディオ再生機器が切り替わったことを明示するための文言の表示用コマンド及び表示照度を低照度にする制御コマンドを、表示デバイス制御部16に送信する(S15)。表示デバイス制御部16は、表示用コマンドに基づいて、表示デバイスの初期設定コマンドとオーディオ再生機器が切り替わったことを明示するための文言を表示デバイス17に低照度で表示させる。低照度で表示することにより、表示デバイス制御部16及び表示デバイス17の消費電力を低減するとともに、ユーザーが暗い中で表示を見るときに感じる眩しさを低減させる。
【0027】
切り替え操作に対する表示の後に、ユーザーが表示を確認するための最小限の時間として制御用マイコン12に予め設定された一定時間経過したかを判定し(S16)、一定時間経過後(S16:Yes)、表示デバイスの電源の遮断処理(S4)に戻り、S4以降の処理を順次行う。
【0028】
ユーザー操作により電力供給の切り替えを要するか否かの判断の結果(S8)、例えば音量の変更などオーディオ再生機器の電力の供給の切り替えが不要な操作であれば(S8:No)、例えばオーディオ出力部18に対しユーザー操作に対応した変更処理を行い(S17)、処理ステップS17以降では、S10、S11、S15の処理ステップと同様に、表示デバイス制御部16及び表示デバイス17への電力供給処理(S18)、表示用コマンド生成処理(S19)、表示・制御コマンド送信・表示処理(S20)を行う。
【0029】
音量変更などの操作に対する低照度の表示(S20)以降は、ユーザーが表示を確認するための最小限の時間として制御用マイコン12に予め設定された一定時間経過したかを判定し(S21)、一定時間経過後(S21:Yes)、表示デバイスの電源の遮断処理(S4)に戻り、S4以降の処理を順次行う。
【0030】
本実施例のオーディオ再生装置によれば、スリープタイマ起動直後に使用していない機器や表示デバイスの電源供給を遮断することによって消費電力を低減することができ、スリープタイマ動作中のユーザー操作による動作状態でも消費電力を最低限に抑制しながらユーザー操作に対する利便性を高めることができる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明は、オーディオ再生装置のほか、音声、楽音等のオーディオ再生機能を有する各種のスリープタイマを備えた装置に利用することができ、ユーザーの操作性を保ちながら消費電力の低減に有効である。
【符号の説明】
【0032】
1 オーディオ再生装置
11 ユーザーインタフェース部
12 制御用マイコン
13 インターネット受信機
14 Tuner受信機
15 ディスク再生装置
16 表示デバイス制御部
17 表示デバイス
18 オーディオ出力部
19 スピーカー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
オーディオ信号を再生し、一定時間経過後に電源スイッチを切るスリープタイマを有するオーディオ信号再生装置において、スリープタイマの操作及び前記オーディオ信号再生装置各部の操作を入力するユーザーインタフェース部と、オーディオ信号を再生する複数のオーディオ再生機器と、前記複数のオーディオ再生機器のうち前記ユーザーインタフェース部の操作によって選択されたオーディオ再生機器が再生したオーディオ信号を増幅し出力するオーディオ出力部と、オーディオ信号関連情報、オーディオ信号再生装置の動作状態を表示する表示部と、前記複数のオーディオ再生機器それぞれの電力の供給、前記表示部の電力の供給、前記複数のオーディオ再生機器、前記オーディオ出力部、前記表示部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記スリープタイマの動作を開始するとき、前記複数のオーディオ再生機器のうち再生しないオーディオ再生機器及び前記表示部への電力の供給を遮断し、スリープタイマ動作中に表示部の表示を行うとき、表示照度を低照度に制御することを特徴とするスリープタイマを有するオーディオ再生装置。
【請求項2】
請求項1に記載のスリープタイマを有するオーディオ再生装置であって、スリープタイマ動作中に前記複数のオーディオ再生機器のうち再生出力するオーディオ再生機器を変更する場合、前記制御部は、変更後のオーディオ再生機器に電力を供給し起動し再生出力を切り替えた後に変更前のオーディオ再生機器の電力の供給を遮断することを特徴とするスリープタイマを有するオーディオ再生装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−216262(P2012−216262A)
【公開日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−80535(P2011−80535)
【出願日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【出願人】(309039716)株式会社ディーアンドエムホールディングス (37)