スルホンアミド誘導体
本発明は、式(I)の化合物とその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体に、その製造の方法とその製造に使用する中間体の製造の方法に、そしてそのような化合物を含有する組成物と、そのような化合物の、特に疼痛の治療への使用に関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキル−S−、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNである;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)H、−C(O)(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、又は(C3−C6)シクロアルキルである;又は、窒素が、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、又はヒドロキシ(C1−C4)アルキルよりそれぞれ独立して選択される2つのR2基で置換される場合、それらは、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく、それは、そのように形成される場合に、それ故に、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、又はハロアルキルで置換されていてもよい;
Bは、フェニル又はHet2であり、ここで、BがHet2であるとき、それは、環炭素原子でオキシリンカーへ付き、そしてここでBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、シアノ(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、N(R2)2、(R2)2N(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルコキシ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルコキシ、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又は
Het2は、環窒素原子上で、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
但し、Cは、3,5−ジオキソ−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,4]トリアジン−2−イルではない;
Dは、炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より独立して選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル、ベンジル、(C3−C8)シクロアルキル、又はHet1であり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2又は3の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、X又はCのいずれかへの付加点であって、
【化2】
を与えるか、又はR3は、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)(C1−C4)アルキル、−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)−N((C1−C4)アルキル)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、及び(C3−C8)シクロアルキルからなる群より選択され;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその互変異性体、又は式(I)の化合物の医薬的に許容される塩又は溶媒和物、又はその互変異性体[但し、式(I)の化合物は、以下の特定化合物:
【化3】
ではない]。
【請求項2】
Zがイソオキサゾリルではない、請求項1に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項3】
Zが、2−チアゾリル、4−チアゾリル、1−チア−3,4−ジアゾリル又は1−チア−2,4−ジアゾリル、ピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、又はピリミジニルからなる群より選択される、請求項1又は請求項2に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項4】
Y1がCR1であって、Y2、Y3及びY4がそれぞれCHである;又はY1とY3がCR1であって、Y2とY4がCHである、請求項1〜3のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項5】
それぞれのR1が、ハロ;シアノ;(C1−C4)アルキル;ハロ(C1−C4)アルキル;(C1−C4)アルコキシ;及び−C(O)NH2より独立して選択される、請求項1〜4のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項6】
Bがフェニルである、請求項1〜5のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項7】
Bが未置換であるか、又は環炭素上で、ハロ;ハロ(C1−C4)アルキル;又は、ハロ(C1−C4)アルコキシからなる群より独立して選択される1又は2の置換基で置換される、請求項1〜6のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項8】
C環が、それがXへ又は(Xが非存在であれば)直接環Bへ付く原子において、化学的に可能であればそのような原子が水素によって置換され得ることを除けば、さらには置換されない、請求項1〜7のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項9】
Cが、ピラゾリル;ピリジニル;ピリダジニル;ピリミジニル;アゼチジニル;ピペリジニル;又はテトラヒドロピラニルからなる群より選択される、請求項1〜8のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項10】
Xが非存在である、請求項1〜9のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項11】
式(Ib):
【化4】
を有する、請求項1〜10のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項12】
4−[2−(6−アミノピリジン−3−イル)−4−フルオロフェノキシ]−N−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−3−シアノベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−4−(4−クロロ−2−ピペリジン−4−イルフェノキシ)−2−フルオロ−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[4−クロロ−2−(1H−ピラゾール−4−イル)フェノキシ]−3−シアノ−N−1,3−チアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−N−1,3−チアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;
4−(2−アゼチジン−3−イル−4−クロロフェノキシ)−5−クロロ−N−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−2−フルオロベンゼンスルホンアミド;
N−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−3−シアノ−4−[4−フルオロ−2−(1H−ピラゾール−4−イル)フェノキシ]ベンゼンスルホンアミド;
N−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−3−シアノ−4−[4−クロロ−2−(1H−ピラゾール−4−イル)フェノキシ]ベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(2−アミノピリジン−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−2,5−ジフルオロ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(5−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
2,5−ジフルオロ−4−[2−(1H−ピラゾール−5−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
2,5−ジフルオロ−4−[2−(1H−ピラゾール−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−(4−クロロ−2−(1H−ピラゾール−4−イル)フェノキシ)−3−シアノ−N−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(5−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−3−シアノ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[2−(1H−ピラゾール−5−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(5−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−4−(4−クロロ−2−ピペリジン−4−イルフェノキシ)−2−フルオロ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[2−(5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−{2−[2−(アミノメチル)ピリジン−4−イル]−4−クロロフェノキシ}−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)−4−[2−ピペリジン−4−イル−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]ベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(1−アゼチジン−3−イル−1H−ピラゾール−5−イル)−4−クロロフェノキシ]−2,5−ジフルオロ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[2−ピリダジン−4−イル−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(5−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,3,4−チアジアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[4−クロロ−5−フルオロ−2−(1H−ピラゾール−4−イル)フェノキシ]−3−シアノ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
2,5−ジフルオロ−4−[2−ピリダジン−4−イル−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−2−フルオロ−4−{4−フルオロ−2−[1−(1−メチルアゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]フェノキシ}−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−2−フルオロ−4−{4−フルオロ−2−[1−(1−メチルアゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]フェノキシ}−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(1−アゼチジン−3−イル−1H−ピラゾール−5−イル)−4−フルオロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(1−アゼチジン−3−イル−1H−ピラゾール−5−イル)−4−クロロフェノキシ]−3−シアノ−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(1−アゼチジン−3−イル−1H−ピラゾール−5−イル)−4−フルオロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−{4−クロロ−2−[1−(1−メチルアゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]フェノキシ}−2,5−ジフルオロ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(2−アミノピリジン−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−ピリミジン−4−イルベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−4−[4−クロロ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)フェノキシ]−2−フルオロ−N−ピリミジン−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(2−アミノピリジン−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,3,4−チアジアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[2−ピリダジン−4−イル−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−{4−クロロ−2−[2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル]フェノキシ}−3−シアノ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
2,5−ジフルオロ−4−{2−[1−(1−メチルアゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ}−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−{4−クロロ−2−[1−(1−エチルアゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]フェノキシ}−3−シアノ−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−{4−クロロ−2−[2−(シクロブチルオキシ)ピリジン−4−イル]フェノキシ}−3−シアノ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−{4−クロロ−2−[2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル]フェノキシ}−3−シアノ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−2−フルオロ−4−[2−ピリダジン−4−イル−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,3,4−チアジアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(3−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,3,4−チアジアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(3−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[4−クロロ−2−(2−ピペラジン−1−イルピリミジン−4−イル)フェノキシ]−3−シアノ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(2−アミノピリジン−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−ピリダジン−3−イルベンゼンスルホンアミド;
4−{2−[2−(アゼチジン−1−イルメチル)ピリジン−4−イル]−4−クロロフェノキシ}−2,5−ジフルオロ−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−{2−[1−(1−エチルアゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ}−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−2−フルオロ−4−[5−フルオロ−2−ピリダジン−4−イル−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,3,4−チアジアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[5−フルオロ−2−ピリダジン−4−イル−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(3−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−ピリミジン−4−イルベンゼンスルホンアミド;
2−フルオロ−5−メチル−4−[2−ピリダジン−4−イル−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−N−1,3,4−チアジアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;及び
4−[2−(3−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−ピリダジン−3−イルベンゼンスルホンアミドからなる群より選択される、請求項1〜11のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項13】
請求項1〜12つのいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体と1以上の医薬的に許容される賦形剤を含んでなる医薬組成物。
【請求項14】
1以上の追加の治療薬剤を含んでなる、請求項13に記載の医薬組成物。
【請求項15】
医薬品としての使用のための、式(I):
【化5】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキル−S−、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNである;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)H、−C(O)(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、又は(C3−C6)シクロアルキルである;又は、窒素が、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、又はヒドロキシ(C1−C4)アルキルよりそれぞれ独立して選択される2つのR2基で置換される場合、それらは、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく、それは、そのように形成される場合に、それ故に、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、又はハロアルキルで置換されていてもよい;
Bは、フェニル又はHet2であり、ここで、BがHet2であるとき、それは、環炭素原子でオキシリンカーへ付き、そしてここでBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、シアノ(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、N(R2)2、(R2)2N(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルコキシ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルコキシ、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又は
Het2は、環窒素原子上で、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
但し、Cは、3,5−ジオキソ−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,4]トリアジン−2−イルではない;
Dは、炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より独立して選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル、ベンジル、(C3−C8)シクロアルキル、又はHet1であり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2又は3の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、X又はCのいずれかへの付加点であって、
【化6】
を与えるか、又はR3は、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)(C1−C4)アルキル、−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)−N((C1−C4)アルキル)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、及び(C3−C8)シクロアルキルからなる群より選択され;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその互変異性体、又は式(I)の化合物の医薬的に許容される塩又は溶媒和物、又はその互変異性体;
又は、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項16】
疼痛の治療における使用のための、式(I):
【化7】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキル−S−、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNである;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)H、−C(O)(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、又は(C3−C6)シクロアルキルである;又は、窒素が、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、又はヒドロキシ(C1−C4)アルキルよりそれぞれ独立して選択される2つのR2基で置換される場合、それらは、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく、それは、そのように形成される場合に、それ故に、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、又はハロアルキルで置換されていてもよい;
Bは、フェニル又はHet2であり、ここで、BがHet2であるとき、それは、環炭素原子でオキシリンカーへ付き、そしてここでBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、シアノ(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、N(R2)2、(R2)2N(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルコキシ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルコキシ、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又は
Het2は、環窒素原子上で、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Dは、炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より独立して選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル、ベンジル、(C3−C8)シクロアルキル、又はHet1であり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2又は3の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、X又はCのいずれかへの付加点であって、
【化8】
を与えるか、又はR3は、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)(C1−C4)アルキル、−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)−N((C1−C4)アルキル)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、及び(C3−C8)シクロアルキルからなる群より選択され;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその互変異性体、又は式(I)の化合物の医薬的に許容される塩又は溶媒和物、又はその互変異性体;
又は、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項17】
請求項1〜12又は16のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体の、疼痛の治療用医薬品の製造における使用。
【請求項18】
ヒトが含まれる哺乳動物において疼痛を治療する方法であって、そのような治療を必要とする哺乳動物へ請求項1〜12及び16いずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体の有効量を投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項19】
式:
【化9】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、及びジ(C1−C4)アルキルアミノからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNであり、そしてY1、Y2、Y3、及びY4の2以下がCR1である;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素又は(C1−C4)アルキルである;又は、2つのR2基は、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく;
Bは、フェニル又はHet2であり、そしてBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)OR2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)−N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)−N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又はHet2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;但し、Cは、3,5−ジオキソ−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,4]トリアジン−2−イルではない;
Dは、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−CH2−C(O)−N(R2)2からなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル又はベンジルであり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、又はDであり;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体[但し、式(I)の化合物は、以下の特定化合物:
【化10】
ではない]。
【請求項20】
医薬品としての使用のための、式:
【化11】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、及びジ(C1−C4)アルキルアミノからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNであり、そしてY1、Y2、Y3、及びY4の2以下がCR1である;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素又は(C1−C4)アルキルである;又は、2つのR2基は、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく;
Bは、フェニル又はHet2であり、そしてBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)OR2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)−N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)−N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又はHet2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;但し、Cは、3,5−ジオキソ−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,4]トリアジン−2−イルではない;
Dは、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−CH2−C(O)−N(R2)2からなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル又はベンジルであり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、又はDであり;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体;
又は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項21】
疼痛の治療における使用のための、式:
【化12】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、及びジ(C1−C4)アルキルアミノからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNであり、そしてY1、Y2、Y3、及びY4の2以下がCR1である;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素又は(C1−C4)アルキルである;又は、2つのR2基は、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく;
Bは、フェニル又はHet2であり、そしてBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)OR2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)−N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)−N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又はHet2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Dは、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−CH2−C(O)−N(R2)2からなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル又はベンジルであり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、又はDであり;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項22】
式(I):
【化13】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキル−S−、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNである;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、又は(C3−C6)シクロアルキルである;又は、窒素が、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、又はヒドロキシ(C1−C4)アルキルより独立して選択される2つのR2基で置換される場合、それらは、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく;
Bは、フェニル又はHet2であり、ここで、BがHet2であるとき、それは、炭素原子でアルコキシリンカーへ付き、そしてBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、シアノ(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(R2)2アミノ、(R2)2アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルコキシ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルコキシ、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又は
Het2は、環窒素原子上で、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
但し、Cは、3,5−ジオキソ−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,4]トリアジン−2−イルではない;
Dは、炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より独立して選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル、ベンジル、(C3−C8)シクロアルキル、又はHet1であり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2又は3の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、X又はCのいずれかへの付加点であるか、又は水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)(C1−C4)アルキル、−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)−N((C1−C4)アルキル)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、及び(C3−C8)シクロアルキルからなる群より選択され;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその互変異性体、又は式(I)の化合物の医薬的に許容される塩又は溶媒和物、又はその互変異性体[但し、式(I)の化合物は、以下の特定化合物:
【化14】
ではない]。
【請求項23】
医薬品としての使用のための、式(I):
【化15】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキル−S−、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNである;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、又は(C3−C6)シクロアルキルである;又は、窒素が、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、又はヒドロキシ(C1−C4)アルキルより独立して選択される2つのR2基で置換される場合、それらは、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく;
Bは、フェニル又はHet2であり、ここで、BがHet2であるとき、それは、炭素原子でアルコキシリンカーへ付き、そしてBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、シアノ(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、
Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(R2)2アミノ、(R2)2アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルコキシ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルコキシ、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又は
Het2は、環窒素原子上で、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
但し、Cは、3,5−ジオキソ−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,4]トリアジン−2−イルではない;
Dは、炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より独立して選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル、ベンジル、(C3−C8)シクロアルキル、又はHet1であり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2又は3の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、X又はCのいずれかへの付加点であるか、又は水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)(C1−C4)アルキル、−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)−N((C1−C4)アルキル)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、及び(C3−C8)シクロアルキルからなる群より選択され;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその互変異性体、又は式(I)の化合物の医薬的に許容される塩又は溶媒和物、又はその互変異性体。
【請求項24】
疼痛の治療における使用のための、式(I):
【化16】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキル−S−、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNである;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、又は(C3−C6)シクロアルキルである;又は、窒素が、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、又はヒドロキシ(C1−C4)アルキルより独立して選択される2つのR2基で置換される場合、それらは、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく;
Bは、フェニル又はHet2であり、ここで、BがHet2であるとき、それは、炭素原子でアルコキシリンカーへ付き、そしてBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、シアノ(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、
Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(R2)2アミノ、(R2)2アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルコキシ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルコキシ、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又は
Het2は、環窒素原子上で、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
但し、Cは、3,5−ジオキソ−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,4]トリアジン−2−イルではない;
Dは、炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より独立して選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル、ベンジル、(C3−C8)シクロアルキル、又はHet1であり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2又は3の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、X又はCのいずれかへの付加点であるか、又は水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)(C1−C4)アルキル、−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)−N((C1−C4)アルキル)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、及び(C3−C8)シクロアルキルからなる群より選択され;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその互変異性体、又は式(I)の化合物の医薬的に許容される塩又は溶媒和物、又はその互変異性体。
【請求項1】
式(I):
【化1】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキル−S−、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNである;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)H、−C(O)(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、又は(C3−C6)シクロアルキルである;又は、窒素が、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、又はヒドロキシ(C1−C4)アルキルよりそれぞれ独立して選択される2つのR2基で置換される場合、それらは、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく、それは、そのように形成される場合に、それ故に、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、又はハロアルキルで置換されていてもよい;
Bは、フェニル又はHet2であり、ここで、BがHet2であるとき、それは、環炭素原子でオキシリンカーへ付き、そしてここでBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、シアノ(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、N(R2)2、(R2)2N(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルコキシ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルコキシ、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又は
Het2は、環窒素原子上で、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
但し、Cは、3,5−ジオキソ−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,4]トリアジン−2−イルではない;
Dは、炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より独立して選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル、ベンジル、(C3−C8)シクロアルキル、又はHet1であり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2又は3の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、X又はCのいずれかへの付加点であって、
【化2】
を与えるか、又はR3は、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)(C1−C4)アルキル、−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)−N((C1−C4)アルキル)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、及び(C3−C8)シクロアルキルからなる群より選択され;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその互変異性体、又は式(I)の化合物の医薬的に許容される塩又は溶媒和物、又はその互変異性体[但し、式(I)の化合物は、以下の特定化合物:
【化3】
ではない]。
【請求項2】
Zがイソオキサゾリルではない、請求項1に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項3】
Zが、2−チアゾリル、4−チアゾリル、1−チア−3,4−ジアゾリル又は1−チア−2,4−ジアゾリル、ピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、又はピリミジニルからなる群より選択される、請求項1又は請求項2に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項4】
Y1がCR1であって、Y2、Y3及びY4がそれぞれCHである;又はY1とY3がCR1であって、Y2とY4がCHである、請求項1〜3のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項5】
それぞれのR1が、ハロ;シアノ;(C1−C4)アルキル;ハロ(C1−C4)アルキル;(C1−C4)アルコキシ;及び−C(O)NH2より独立して選択される、請求項1〜4のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項6】
Bがフェニルである、請求項1〜5のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項7】
Bが未置換であるか、又は環炭素上で、ハロ;ハロ(C1−C4)アルキル;又は、ハロ(C1−C4)アルコキシからなる群より独立して選択される1又は2の置換基で置換される、請求項1〜6のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項8】
C環が、それがXへ又は(Xが非存在であれば)直接環Bへ付く原子において、化学的に可能であればそのような原子が水素によって置換され得ることを除けば、さらには置換されない、請求項1〜7のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項9】
Cが、ピラゾリル;ピリジニル;ピリダジニル;ピリミジニル;アゼチジニル;ピペリジニル;又はテトラヒドロピラニルからなる群より選択される、請求項1〜8のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項10】
Xが非存在である、請求項1〜9のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項11】
式(Ib):
【化4】
を有する、請求項1〜10のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項12】
4−[2−(6−アミノピリジン−3−イル)−4−フルオロフェノキシ]−N−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−3−シアノベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−4−(4−クロロ−2−ピペリジン−4−イルフェノキシ)−2−フルオロ−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[4−クロロ−2−(1H−ピラゾール−4−イル)フェノキシ]−3−シアノ−N−1,3−チアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−N−1,3−チアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;
4−(2−アゼチジン−3−イル−4−クロロフェノキシ)−5−クロロ−N−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−2−フルオロベンゼンスルホンアミド;
N−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−3−シアノ−4−[4−フルオロ−2−(1H−ピラゾール−4−イル)フェノキシ]ベンゼンスルホンアミド;
N−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−3−シアノ−4−[4−クロロ−2−(1H−ピラゾール−4−イル)フェノキシ]ベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(2−アミノピリジン−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−2,5−ジフルオロ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(5−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
2,5−ジフルオロ−4−[2−(1H−ピラゾール−5−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
2,5−ジフルオロ−4−[2−(1H−ピラゾール−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−(4−クロロ−2−(1H−ピラゾール−4−イル)フェノキシ)−3−シアノ−N−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(5−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−3−シアノ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[2−(1H−ピラゾール−5−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(5−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−4−(4−クロロ−2−ピペリジン−4−イルフェノキシ)−2−フルオロ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[2−(5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−{2−[2−(アミノメチル)ピリジン−4−イル]−4−クロロフェノキシ}−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)−4−[2−ピペリジン−4−イル−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]ベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(1−アゼチジン−3−イル−1H−ピラゾール−5−イル)−4−クロロフェノキシ]−2,5−ジフルオロ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[2−ピリダジン−4−イル−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(5−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,3,4−チアジアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[4−クロロ−5−フルオロ−2−(1H−ピラゾール−4−イル)フェノキシ]−3−シアノ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
2,5−ジフルオロ−4−[2−ピリダジン−4−イル−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−2−フルオロ−4−{4−フルオロ−2−[1−(1−メチルアゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]フェノキシ}−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−2−フルオロ−4−{4−フルオロ−2−[1−(1−メチルアゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]フェノキシ}−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(1−アゼチジン−3−イル−1H−ピラゾール−5−イル)−4−フルオロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(1−アゼチジン−3−イル−1H−ピラゾール−5−イル)−4−クロロフェノキシ]−3−シアノ−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(1−アゼチジン−3−イル−1H−ピラゾール−5−イル)−4−フルオロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−{4−クロロ−2−[1−(1−メチルアゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]フェノキシ}−2,5−ジフルオロ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(2−アミノピリジン−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−ピリミジン−4−イルベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−4−[4−クロロ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)フェノキシ]−2−フルオロ−N−ピリミジン−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(2−アミノピリジン−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,3,4−チアジアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[2−ピリダジン−4−イル−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−{4−クロロ−2−[2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル]フェノキシ}−3−シアノ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
2,5−ジフルオロ−4−{2−[1−(1−メチルアゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ}−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−{4−クロロ−2−[1−(1−エチルアゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]フェノキシ}−3−シアノ−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−{4−クロロ−2−[2−(シクロブチルオキシ)ピリジン−4−イル]フェノキシ}−3−シアノ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−{4−クロロ−2−[2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル]フェノキシ}−3−シアノ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−2−フルオロ−4−[2−ピリダジン−4−イル−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,3,4−チアジアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(3−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,3,4−チアジアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(3−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[4−クロロ−2−(2−ピペラジン−1−イルピリミジン−4−イル)フェノキシ]−3−シアノ−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(2−アミノピリジン−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−ピリダジン−3−イルベンゼンスルホンアミド;
4−{2−[2−(アゼチジン−1−イルメチル)ピリジン−4−イル]−4−クロロフェノキシ}−2,5−ジフルオロ−N−1,3−チアゾール−4−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−{2−[1−(1−エチルアゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ}−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
5−クロロ−2−フルオロ−4−[5−フルオロ−2−ピリダジン−4−イル−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,3,4−チアジアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;
3−シアノ−4−[5−フルオロ−2−ピリダジン−4−イル−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−N−1,2,4−チアジアゾール−5−イルベンゼンスルホンアミド;
4−[2−(3−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−ピリミジン−4−イルベンゼンスルホンアミド;
2−フルオロ−5−メチル−4−[2−ピリダジン−4−イル−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−N−1,3,4−チアジアゾール−2−イルベンゼンスルホンアミド;及び
4−[2−(3−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−4−クロロフェノキシ]−5−クロロ−2−フルオロ−N−ピリダジン−3−イルベンゼンスルホンアミドからなる群より選択される、請求項1〜11のいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項13】
請求項1〜12つのいずれにも記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体と1以上の医薬的に許容される賦形剤を含んでなる医薬組成物。
【請求項14】
1以上の追加の治療薬剤を含んでなる、請求項13に記載の医薬組成物。
【請求項15】
医薬品としての使用のための、式(I):
【化5】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキル−S−、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNである;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)H、−C(O)(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、又は(C3−C6)シクロアルキルである;又は、窒素が、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、又はヒドロキシ(C1−C4)アルキルよりそれぞれ独立して選択される2つのR2基で置換される場合、それらは、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく、それは、そのように形成される場合に、それ故に、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、又はハロアルキルで置換されていてもよい;
Bは、フェニル又はHet2であり、ここで、BがHet2であるとき、それは、環炭素原子でオキシリンカーへ付き、そしてここでBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、シアノ(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、N(R2)2、(R2)2N(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルコキシ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルコキシ、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又は
Het2は、環窒素原子上で、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
但し、Cは、3,5−ジオキソ−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,4]トリアジン−2−イルではない;
Dは、炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より独立して選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル、ベンジル、(C3−C8)シクロアルキル、又はHet1であり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2又は3の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、X又はCのいずれかへの付加点であって、
【化6】
を与えるか、又はR3は、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)(C1−C4)アルキル、−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)−N((C1−C4)アルキル)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、及び(C3−C8)シクロアルキルからなる群より選択され;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその互変異性体、又は式(I)の化合物の医薬的に許容される塩又は溶媒和物、又はその互変異性体;
又は、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項16】
疼痛の治療における使用のための、式(I):
【化7】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキル−S−、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNである;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)H、−C(O)(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、又は(C3−C6)シクロアルキルである;又は、窒素が、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、又はヒドロキシ(C1−C4)アルキルよりそれぞれ独立して選択される2つのR2基で置換される場合、それらは、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく、それは、そのように形成される場合に、それ故に、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、又はハロアルキルで置換されていてもよい;
Bは、フェニル又はHet2であり、ここで、BがHet2であるとき、それは、環炭素原子でオキシリンカーへ付き、そしてここでBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、シアノ(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、N(R2)2、(R2)2N(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルコキシ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルコキシ、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又は
Het2は、環窒素原子上で、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Dは、炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より独立して選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル、ベンジル、(C3−C8)シクロアルキル、又はHet1であり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2又は3の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、X又はCのいずれかへの付加点であって、
【化8】
を与えるか、又はR3は、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)(C1−C4)アルキル、−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)−N((C1−C4)アルキル)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、及び(C3−C8)シクロアルキルからなる群より選択され;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその互変異性体、又は式(I)の化合物の医薬的に許容される塩又は溶媒和物、又はその互変異性体;
又は、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項17】
請求項1〜12又は16のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体の、疼痛の治療用医薬品の製造における使用。
【請求項18】
ヒトが含まれる哺乳動物において疼痛を治療する方法であって、そのような治療を必要とする哺乳動物へ請求項1〜12及び16いずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体の有効量を投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項19】
式:
【化9】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、及びジ(C1−C4)アルキルアミノからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNであり、そしてY1、Y2、Y3、及びY4の2以下がCR1である;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素又は(C1−C4)アルキルである;又は、2つのR2基は、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく;
Bは、フェニル又はHet2であり、そしてBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)OR2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)−N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)−N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又はHet2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;但し、Cは、3,5−ジオキソ−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,4]トリアジン−2−イルではない;
Dは、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−CH2−C(O)−N(R2)2からなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル又はベンジルであり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、又はDであり;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体[但し、式(I)の化合物は、以下の特定化合物:
【化10】
ではない]。
【請求項20】
医薬品としての使用のための、式:
【化11】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、及びジ(C1−C4)アルキルアミノからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNであり、そしてY1、Y2、Y3、及びY4の2以下がCR1である;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素又は(C1−C4)アルキルである;又は、2つのR2基は、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく;
Bは、フェニル又はHet2であり、そしてBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)OR2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)−N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)−N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又はHet2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;但し、Cは、3,5−ジオキソ−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,4]トリアジン−2−イルではない;
Dは、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−CH2−C(O)−N(R2)2からなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル又はベンジルであり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、又はDであり;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体;
又は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項21】
疼痛の治療における使用のための、式:
【化12】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、及びジ(C1−C4)アルキルアミノからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNであり、そしてY1、Y2、Y3、及びY4の2以下がCR1である;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素又は(C1−C4)アルキルである;又は、2つのR2基は、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく;
Bは、フェニル又はHet2であり、そしてBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)OR2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)−N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)−N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又はHet2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Dは、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−CH2−C(O)−N(R2)2からなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル又はベンジルであり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、又はDであり;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、又は互変異性体。
【請求項22】
式(I):
【化13】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキル−S−、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNである;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、又は(C3−C6)シクロアルキルである;又は、窒素が、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、又はヒドロキシ(C1−C4)アルキルより独立して選択される2つのR2基で置換される場合、それらは、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく;
Bは、フェニル又はHet2であり、ここで、BがHet2であるとき、それは、炭素原子でアルコキシリンカーへ付き、そしてBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、シアノ(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(R2)2アミノ、(R2)2アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルコキシ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルコキシ、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又は
Het2は、環窒素原子上で、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
但し、Cは、3,5−ジオキソ−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,4]トリアジン−2−イルではない;
Dは、炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より独立して選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル、ベンジル、(C3−C8)シクロアルキル、又はHet1であり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2又は3の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、X又はCのいずれかへの付加点であるか、又は水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)(C1−C4)アルキル、−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)−N((C1−C4)アルキル)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、及び(C3−C8)シクロアルキルからなる群より選択され;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその互変異性体、又は式(I)の化合物の医薬的に許容される塩又は溶媒和物、又はその互変異性体[但し、式(I)の化合物は、以下の特定化合物:
【化14】
ではない]。
【請求項23】
医薬品としての使用のための、式(I):
【化15】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキル−S−、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNである;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、又は(C3−C6)シクロアルキルである;又は、窒素が、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、又はヒドロキシ(C1−C4)アルキルより独立して選択される2つのR2基で置換される場合、それらは、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく;
Bは、フェニル又はHet2であり、ここで、BがHet2であるとき、それは、炭素原子でアルコキシリンカーへ付き、そしてBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、シアノ(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、
Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(R2)2アミノ、(R2)2アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルコキシ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルコキシ、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又は
Het2は、環窒素原子上で、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
但し、Cは、3,5−ジオキソ−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,4]トリアジン−2−イルではない;
Dは、炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より独立して選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル、ベンジル、(C3−C8)シクロアルキル、又はHet1であり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2又は3の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、X又はCのいずれかへの付加点であるか、又は水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)(C1−C4)アルキル、−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)−N((C1−C4)アルキル)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、及び(C3−C8)シクロアルキルからなる群より選択され;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその互変異性体、又は式(I)の化合物の医薬的に許容される塩又は溶媒和物、又はその互変異性体。
【請求項24】
疼痛の治療における使用のための、式(I):
【化16】
[式中:
Zは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C3−C8)シクロアルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキル−S−、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、及びジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基で置換されていてもよいHet2であり;及び/又は、Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、及び(C3−C8)シクロアルキルで置換されていてもよく;但し、Zは、テトラゾリルではない;
Y1、Y2、Y3、及びY4は、それぞれ独立して、CH、CR1、又はNであり、但し、Y1、Y2、Y3、及びY4の2以下がNである;
それぞれのR1は、ハロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、及び−C(O)N(R2)2からなる群より独立して選択され;
それぞれのR2は、独立して、水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、又は(C3−C6)シクロアルキルである;又は、窒素が、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、又はヒドロキシ(C1−C4)アルキルより独立して選択される2つのR2基で置換される場合、それらは、それらが付くN原子と一緒になって4〜6員環を形成してよく;
Bは、フェニル又はHet2であり、ここで、BがHet2であるとき、それは、炭素原子でアルコキシリンカーへ付き、そしてBは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、シアノ(C1−C4)アルキル、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル、及び(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルからなる群より選択される1以上の置換基でさらに置換されていてもよい;及び/又は、
Het2は、環窒素原子上で、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
Xは、非存在、−O−、メチレン、エチレン、メチレン−O−、又は−O−メチレンであり;
Cは、環炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、(R2)2アミノ、(R2)2アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルコキシ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル(C1−C4)アルコキシ、及びDからなる群より選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、(C3−C8)シクロアルキル、Het1、フェニル、又はHet2である;及び/又は
Het2は、環窒素原子上で、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2、及びDからなる群より選択される置換基で置換されていてもよい;
但し、Cは、3,5−ジオキソ−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,4]トリアジン−2−イルではない;
Dは、炭素原子上で、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C4)アルコキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、ジ[(C1−C4)アルキル]アミノ(C1−C4)アルキル、トリフルオロメチルチオ、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)R2、−C(O)OR2、−OC(O)R2、−C(O)−N(R2)2、−CH2−C(O)R2、−CH2−C(O)OR2、−CH2−OC(O)R2、−CH2−C(O)−N(R2)2、S(O)2R2、及びS(O)2N(R2)2からなる群より独立して選択される1以上の置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル、ベンジル、(C3−C8)シクロアルキル、又はHet1であり;
Het1は、−NR3−、−O−、−C(O)−、及び−S(O)p−より選択される1又は2又は3の環員を含んでなる、3〜8員で飽和又は部分不飽和の単環系複素環式基であり;
R3は、X又はCのいずれかへの付加点であるか、又は水素、(C1−C4)アルキル、ハロ(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、−C(O)(C1−C4)アルキル、−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)O(C1−C4)アルキル、−CH2−C(O)−N((C1−C4)アルキル)2、S(O)2R2、S(O)2N(R2)2、及び(C3−C8)シクロアルキルからなる群より選択され;
pは、0、1、又は2であり;そして
Het2は、(a)1〜4の窒素原子、(b)1の酸素又は1のイオウ原子、又は(c)1の酸素原子又は1のイオウ原子と1又は2の窒素原子のいずれかを含んでなる、5若しくは6員の芳香族複素環式基である]の化合物、又はその互変異性体、又は式(I)の化合物の医薬的に許容される塩又は溶媒和物、又はその互変異性体。
【公表番号】特表2012−515156(P2012−515156A)
【公表日】平成24年7月5日(2012.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−544954(P2011−544954)
【出願日】平成22年1月6日(2010.1.6)
【国際出願番号】PCT/IB2010/050033
【国際公開番号】WO2010/079443
【国際公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【出願人】(505053969)アイカジェン, インコーポレイテッド (9)
【出願人】(597014501)ファイザー・リミテッド (107)
【氏名又は名称原語表記】Pfizer Limited
【住所又は居所原語表記】Ramsgate Road, Sandwich, Kent, England
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年7月5日(2012.7.5)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年1月6日(2010.1.6)
【国際出願番号】PCT/IB2010/050033
【国際公開番号】WO2010/079443
【国際公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【出願人】(505053969)アイカジェン, インコーポレイテッド (9)
【出願人】(597014501)ファイザー・リミテッド (107)
【氏名又は名称原語表記】Pfizer Limited
【住所又は居所原語表記】Ramsgate Road, Sandwich, Kent, England
【Fターム(参考)】
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