説明

スロットマシン

【課題】外ケースの左右両端部を、スロットマシン側の凹部に嵌め込んだり、スロットマシン側に固定することなく、外ケースの引き剥がしを防止し、パネルの表示面積を広げる。
【解決手段】スロットマシン1の下パネル6は、印刷が施されたシート61を挟持する外ケース62及び内ケース63と、各ケース62、63を分離不能に係止させる側面カバー64とを有し、内ケース63に、下パネル6をスロットマシン1に装着するための下パネル固定爪633を形成するとともに、外ケース62の側壁623に、内ケース63の裏面側に通じる開口部624を形成し、側面カバー64は、外ケース62の外側から開口部624に挿入されて内ケース63の裏面に係合固定又はネジ固定される側面カバー固定爪641及び側面カバーネジ固定片642と、開口部624を覆うカバー部643とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技者に面して装着される下パネルなどのパネルを備えるスロットマシンに関し、特に、パネルの引き剥がしを防止するとともに、パネルの表示面積を広げたスロットマシンに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、スロットマシンは、遊技者に面して装着されるパネルを備えている。例えば、スロットマシンの正面下部には、文字や絵柄によって機種名などの機種認識表示を行う下パネルが備えられている(例えば、特許文献1参照)。
下パネルは、通常、印刷が施されたシートと、前記シートを間に挟持する透明な外ケース及び内ケースとを備えており、スロットマシン側に面する前記内ケースには、下パネルをスロットマシンに装着するための係合部が形成されている。
【0003】
図10は、従来例に係るスロットマシンの下パネル取付部を示す概略水平断面図である。
この図に示すように、曲面部を持ち、前方に膨出する下パネル100も知られている。このような下パネル100は、0.2mm厚程度の薄い印刷シート101を、曲面部を持つ透明な外ケース102及び内ケース103で挟むことにより形成される。
このような下パネル100によれば、正面からだけでなく、側方からもシートに施された印刷が目視可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−237513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の下パネルでは、内ケースの係合部がスロットマシン側に強固に係合されるものの、外ケースは内ケースに対して係合又は嵌合しているに過ぎないため、外ケースが内ケースから引き剥がされることがあった。特に、前方に膨出させた下パネルにおいては、外ケースが掴みやすくなるので、外ケースの引き剥がしが容易になってしまうという問題があった。
【0006】
そこで、従来においては、図10に示すように、外ケース102の左右両端部をスロットマシン側の凹部104に嵌め込み、該凹部104内でスロットマシン側に固定することにより、引き剥がしを防止しているが、外ケース102の左右両端部をスロットマシン側の凹部104に嵌め込むと、必然的に下パネル100の左右幅W1がスロットマシンの左右幅W2よりも小さくなり、下パネル100の表示面積が低下するという新たな問題が生じていた。
【0007】
また、図10に示すような下パネル100は、側方からも目視可能であるが、側方から目視できる領域R1は僅かであり、側方から目視可能な領域R1だけでは、特徴的な表示を行うことが困難であった。特に、前方に曲面状に膨出させた下パネル100では、正面から目視できる領域R2の左右両端領域が側方から目視可能になるに過ぎないので、印刷シート101の印刷内容は、正面から見ることを優先して決められ、左右両端まで連続した一種類のものとなっているのが実情であり、側方から目視可能な領域R1だけで正面とは区別された表示を行うものは知られていない。
【0008】
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、外ケースの左右両端部を、スロットマシン側の凹部に嵌め込んだり、スロットマシン側に固定することなく、外ケースの引き剥がしを防止し、パネルの表示面積を広げることができるスロットマシンの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため本発明のスロットマシンは、遊技者に面して装着されるパネルを備えるスロットマシンであって、前記パネルは、合い重なることで所定のシートを挟持する外ケース及び内ケースと、前記各ケースを分離不能に係止させる係止具と、を有し、スロットマシン側に面する前記内ケース、及び/又は、遊技者に面する前記外ケースに、該パネルをスロットマシンに装着するための係合部を形成するとともに、前記外ケースの側壁に、合い重なる前記内ケース裏面側に通じる開口部を形成し、前記係止具は、前記外ケース外側から前記開口部に挿入されて前記内ケース裏面に係合及び/又は固定される凸部と、前記開口部を覆うカバー部と、を有する構成としてある。
【発明の効果】
【0010】
以上のように、本発明によれば、外ケースの左右両端部を、スロットマシン側の凹部に嵌め込んだり、スロットマシン側に固定することなく、外ケースの引き剥がしを防止し、パネルの表示面積を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施形態に係るスロットマシンの外観を示す概略斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す概略斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係るスロットマシンの下パネル取り付け状態を示す概略正面図である。
【図4】本発明の実施形態に係るスロットマシンの下パネル取り外し状態を示す概略斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係るスロットマシンの下パネル取付部を示す概略水平断面図である。
【図6】本発明の実施形態に係るスロットマシンの下パネルを表側から見た分解斜視図である。
【図7】本発明の実施形態に係るスロットマシンの下パネルを裏側から見た分解斜視図である。
【図8】本発明の実施形態に係るスロットマシンの下パネルを裏側から見た斜視図である。
【図9】本発明の実施形態に係るスロットマシンの下パネルを示す要部拡大水平断面図である。
【図10】従来例に係るスロットマシンの下パネル取付部を示す概略水平断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
[スロットマシン本体]
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの外観を示す概略斜視図、図2は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す概略斜視図である。
これらの図に示すように、本実施形態のスロットマシン1は、複数のリール21a,21b,21cを回転させることによって遊技媒体であるメダルを獲得することができる回胴式遊技機を構成している。
【0013】
スロットマシン1は、内部がマイクロコンピュータ等で構成された制御部30及び必要な機械、装置等を収納する正面側が開口した筐体1bと、筐体1bの正面側を開閉可能に覆う前扉1aとで構成されている。
【0014】
前扉1aは、図2に示すように、スロットマシン1の筐体1bにヒンジ等を介して開閉可能に取り付けられる扉体で、この前扉1aに遊技操作に係る操作部4が設けられて、スロットマシン1の正面部を構成している。
操作部4には、メダルが投入されるメダル投入口40と、各リール21a,21b,21cの回転を始動させるスタートレバー41と、回転している各リール21a,21b,21cを停止させる3つの停止ボタン42a,42b,42cが設けられている。
【0015】
前扉1aには、各リール21a,21b,21cに表示された図柄を視認可能とする表示窓5が、操作部4の上側に設けられる。また、前扉1aには、機種の名称等を表す文字や機種に関連するキャラクタの絵柄等が表示される下パネル6が、例えば操作部4の下側に設けられる。さらに、前扉1aには、効果音等が出力されるスピーカ7が、例えば下パネル6の下側に設けられる。
【0016】
筐体1bの中央には、リール21a,21b,21cと、各リール21a,21b,21cを回転させる図示しないモータ及び回転位置を検出するセンサ等を備えるドラムユニット21が設けられる。
また、筐体1bの下部には、メダルを貯留・払出するメダル払出装置8が設けられる。メダル払出装置8には、メダルを貯留するホッパー80が設けられ、メダル投入口40より投入されたメダルは、メダルセレクター81により検出されるとともに、ホッパー80に誘導されるようになっている。
【0017】
スロットマシン1では、遊技者によりメダル投入口40からメダルが投入され、スタートレバー41が操作されると、スタート信号が制御部30に入力される。スタート信号が入力されると、制御部30では、所定の遊技プログラムに従いドラムユニット21を駆動して、各リール21a,21b,21cを回転させる制御を行う。
【0018】
さらに、制御部30では、例えばボーナスや小役等を抽せんする内部抽せんが行われ、各停止ボタン42a,42b,42cが押下操作されたタイミングに基づき、抽せん結果に応じた図柄の組合せで停止するよう、回転している各リール21a,21b,21cの停止制御を行う。
また、制御部30は、各リール21a,21b,21cが所定の図柄の組合せで停止すると、メダル払出装置8で所定数のメダルを払い出す制御を行い、メダルをメダル払出口82から払い出させる。
【0019】
[下パネル]
図3は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの下パネル取り付け状態を示す概略正面図、図4は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの下パネル取り外し状態を示す概略斜視図である。
これらの図に示すように、本実施形態の下パネル6は、遊技者に面するよう操作部4の下側に設けられ、文字や絵柄によって機種名などの機種認識表示を行うようになっている。
【0020】
図4に示すように、下パネル6は、あらかじめ一体的に組み立てられた状態で、前扉1aの下パネル装着部9に前方から押し込むことにより、下パネル装着部9内に係合し、外部からは取り外し不能な状態で前扉1aに装着されるようになっている。
また、下パネル装着部9内には、図示しない光源が設けられている。この光源は、下パネル6を背後から照射するバックライトとして機能するようになっている。
【0021】
図5は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの下パネル取付部を示す概略水平断面図、図6は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの下パネルを表側から見た分解斜視図、図7は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの下パネルを裏側から見た分解斜視図、図8は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの下パネルを裏側から見た斜視図、図9は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの下パネルを示す要部拡大水平断面図である。
これらの図に示すように、下パネル6は、印刷が施されたシート61と、合い重なることで前記シート61を挟持する外ケース62及び内ケース63と、前記各ケース62、63を分離不能に係止させる左右一対の側面カバー(係止具)64とを有し、これらを一体的に組み立てることにより、下パネル6が構成されるようになっている。
【0022】
シート61は、正面から目視可能な正面表示領域R2を構成するものであり、例えば0.2mm厚程度の薄いシート材に、機種の名称等を表す文字や機種に関連するキャラクタの絵柄等を印刷したものが用いられる。
【0023】
内ケース63は、透明又は半透明の樹脂からなり、外ケース62との間でシート61を挟持するシート挟持部631を備えている。
シート挟持部631の上端中央部及び下端中央部には、外ケース62を係合固定するための外ケース固定爪632が形成されており、シート挟持部631の四隅には、係合部の一例である、下パネル6をスロットマシン1の下パネル装着部9に係合固定するための下パネル固定爪633が突出形成されている。
【0024】
さらに、シート挟持部631の左右両端部裏面側には、それぞれ、複数の側面カバー係合固定部634と、複数の側面カバーねじ固定部635が形成されている。
側面カバー係合固定部634は、側面カバー64を係合固定するための部分であり、側面カバーネジ固定部635は、側面カバー64をネジ636で固定するための部分で、ネジ穴635aが形成されている。
【0025】
外ケース62は、透明又は半透明の樹脂からなり、内ケース63との間でシート61を挟持するシート挟持部621を備えている。
シート挟持部621の上端中央部及び下端中央部には、内ケース63の外ケース固定爪632に係合する係合孔622が形成されており、シート挟持部621の左右両端部には、それぞれ、後方に延出する側壁623が形成されている。これらの側壁623には、合い重なったときに内ケース63の裏面側に通じる、例えば縦長スリット状の開口部624が形成されている。
【0026】
側面カバー64は、任意の樹脂からなり、外ケース62の側壁623の外面側に重ね合わせ状に装着される。
側面カバー64は、外ケース62の外側から開口部624に挿入されて内ケース63の裏面に係合固定される側面カバー固定爪(凸部)641と、同様に外ケース62の外側から開口部624に挿入されて内ケース63の裏面にネジ固定される側面カバーネジ固定片(凸部)642と、開口部624を覆うカバー部643とを備えている。
【0027】
側面カバー固定爪641及び側面カバーネジ固定片642は、凸部の一例であり、外ケース62の外側から開口部624に挿入されて内ケース63の裏面に固定されることにより、いわゆる楔作用によって両ケース62、63を分離不能に係止し、外ケース62の引き剥がしを防止する。
なお、側面カバー固定爪641は、内ケース63の側面カバー係合固定部634に係合固定される。また、側面カバーネジ固定片642は、外ケース62の外側から開口部624に挿入された状態でネジ穴635aと連通する止め孔642aが形成され、ネジ636で側面カバーネジ固定部635に固定される。
【0028】
カバー部643は、外ケース62の左右側壁623に形成された開口部624を覆うように形成され、下パネル6の左右両側に側方から目視可能な側面表示領域R1を確保するようになっている。
また、この側面表示領域R1は、所定のシールを貼付したり、所定の絵柄を印刷することが可能なデザイン面となっている。
そして、この側面表示領域R1は、正面からは目視できず、専ら側方から目視される領域であるから、正面表示領域R2とは区別された特徴のある表示内容とでき、その結果、下パネル6における表示内容の種類や組み合わせを多様化することが可能になる。
【0029】
また、本実施形態のカバー部643は、図1又は図5に示すように、スロットマシン1(前扉1a)の左右側壁とほぼ面一に繋がるようにしてある。
このようにすると、下パネル6とスロットマシン1との一体感が高められるだけでなく、下パネル6の正面表示領域R2(左右幅)を最大化することができる。
【0030】
[下パネルの組み立て手順及び装着手順]
下パネル6を組み立てる場合は、まず、図6に示すように、外ケース62のシート挟持部621に内側からシート61を重ね合わせる。
次に、外ケース62に内側から内ケース63を重ね合わせる。これにより、外ケース62と内ケース63との間にシート61が挟持される。また、合い重なった両ケース62、63は、外ケース固定爪632と係合孔622の係合により、仮固定状態となる。
【0031】
次に、左右の側面カバー64を外ケース62の側壁623の外面側に重ね合わせ状に装着する。このとき、側面カバー64に形成される側面カバー固定爪641及び側面カバーネジ固定片642が、外ケース62の外側から開口部624に挿入されて内ケース63の裏面に到達する。そして、側面カバー固定爪641は、内ケース63の側面カバー係合固定部634に係合し、側面カバー64を仮固定状態とする。
この状態では、側面カバーネジ固定片642の止め孔642aと側面カバーネジ固定部635のネジ穴635aとが連通していることから、図9に示すように、ネジ636を内ケース63裏面側から止め孔642aを介してネジ穴635aに螺入させて、側面カバーネジ固定片642と側面カバーネジ固定部635とを螺着する。これにより、仮固定状態をさらに強固な固定状態とすることができる。
その結果、両ケース62、63及び左右の側面カバー64が一体的に固定され、下パネル6の組み立てが完了する。
【0032】
上記のように組み立てられた下パネル6をスロットマシン1に装着する場合は、組み立て状態の下パネル6を、前扉1aの下パネル装着部9に前方から押し込む(図4参照)。このとき、内ケース63の下パネル固定爪633が下パネル装着部9内で所定の係合部に係合することにより、下パネル6は、外部からは取り外し不能な状態で前扉1aに装着される。
【0033】
以上のように構成された本実施形態によれば、側面カバー64の楔作用によって両ケース62、63を分離不能に係止し、外ケース62の引き剥がしを防止するとともに、この側面カバー64により下パネル6の左右両側に新たな側面表示領域R1を形成させることができる。さらに、カバー部643をスロットマシン1(前扉1a)の左右側壁とほぼ面一に繋げることで、下パネル6の正面表示領域R2(左右幅)を最大化することができる。すなわち、下パネル6の表示面積を広げることが可能になる。
【0034】
以上、本発明について、実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態では、内ケース63に、該パネル6をスロットマシン1に装着するための係合部(下パネル固定爪633)を設けたが、外ケース62の上下外縁に係合部を設けてもよい。また、外ケース62と内ケース63のそれぞれに係合部を設けてもよい。
【0035】
また、本実施形態の下パネル装着部9内には、下パネル6を背後から照射する図示しない光源(バックライト)が設けられているが、この光源は、単一の光源に限らない。具体的には、正面表示領域R2を照射する光源とは別に、左右二つの側面表示領域R1をそれぞれ独立して照射する光源を設けることもできる。この場合には、側面カバー64を透明又は半透明の樹脂にするとともに、各光源を独立して点灯(点滅)制御することで(三系統の制御)、多彩な演出を提供することができる。例えば、ボーナス遊技中において、側面カバー64を照射する光源を点滅又は点灯させることで、専ら側方からスロットマシン1の遊技状態を目視することが多い遊技場の店員に対しては、ボーナス遊技中であることを認識させることができ、下パネル6に面する遊技者に対しては、これと異なる演出を提供することができる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明は、遊技者に面して装着される下パネルなどのパネルを備えるスロットマシンに適用することができる。
【符号の説明】
【0037】
1 スロットマシン
1a 前扉
1b 筐体
6 下パネル
9 下パネル装着部
61 シート
62 外ケース
63 内ケース
64 側面カバー(係止具)
621 シート挟持部
622 係合孔
623 側壁
624 開口部
631 シート挟持部
632 外ケース固定爪
633 下パネル固定爪
634 側面カバー係合固定部
635 側面カバーネジ固定部
635a ネジ穴
636 ネジ
641 側面カバー固定爪(凸部)
642 側面カバーネジ固定片(凸部)
642a 止め孔
643 カバー部
R1 側面表示領域
R2 正面表示領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技者に面して装着されるパネルを備えるスロットマシンであって、
前記パネルは、
合い重なることで所定のシートを挟持する外ケース及び内ケースと、前記各ケースを分離不能に係止させる係止具と、を有し、
スロットマシン側に面する前記内ケース、及び/又は、遊技者に面する前記外ケースに、該パネルをスロットマシンに装着するための係合部を形成するとともに、
前記外ケースの側壁に、合い重なる前記内ケース裏面側に通じる開口部を形成し、
前記係止具は、前記外ケース外側から前記開口部に挿入されて前記内ケース裏面に係合及び/又は固定される凸部と、前記開口部を覆うカバー部と、を有することを特徴とするスロットマシン。
【請求項2】
前記カバー部は、所定のシールを貼付可能又は所定の絵柄を印刷可能なデザイン面を有する請求項1記載のスロットマシン。
【請求項3】
前記開口部を前記外ケースの左右側壁に形成し、前記カバー部は前記外ケースの左右側壁を覆う請求項1又は2記載のスロットマシン。
【請求項4】
前記カバー部は、スロットマシン左右側壁とほぼ面一に繋がる請求項3記載のスロットマシン。
【請求項5】
前記内ケース裏面側に、所定のネジが螺入するネジ穴の形成されたネジ固定部を設けるとともに、前記凸部に、前記外ケース外側から前記開口部に挿入された状態で前記ネジ穴と連通する止め孔の形成されたネジ固定片を設け、
前記ネジが前記内ケース裏面側から前記止め孔を介して前記ネジ穴に螺入されて、前記ネジ固定片と前記ネジ固定部とが螺着される請求項1〜4のいずれか一項に記載のスロットマシン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−189041(P2011−189041A)
【公開日】平成23年9月29日(2011.9.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−58857(P2010−58857)
【出願日】平成22年3月16日(2010.3.16)
【出願人】(591142507)株式会社北電子 (348)
【Fターム(参考)】