説明

セキュリティ文書の認証方法

【課題】セキュリティ文書内に含まれた機械可読タグを使用する保護の方法を提供する。
【解決手段】セキュリティ文書は、上部または内部にコーディングされたデータを配置し、コーディングされたデータは、各々がセキュリティ文書の識別情報をエンコードしたデータ部分を含み、識別情報のデジタル署名はコンピュータシステムにより保持される。感知デバイスにおいてコーディングされたデータ部分を感知し、そのデータ部分を使用して、セキュリティ文書の識別情報と、そのデータ部分によりエンコードされた署名部分とを少なくとも部分的に示す表示データを生成し、表示データをコンピュータシステムに転送する。コンピュータシステムは、表示データから、受け取った署名部分が受け取った識別情報のデジタル署名の一部であることを判定し、それにより、セキュリティ取引におけるセキュリティ文書の使用を許可することによりセキュリティ文書を認証する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
セキュリティ取引の為のセキュリティ文書を認証する方法において、前記セキュリティ文書、上または内部コーディングされたデータを配置し、前記コーディングされたデータは、各々が前記セキュリティ文書の識別情報をエンコードする複数のコーディングされたデータ部分を含み、前記識別情報の少なくとも一部のデジタル署名のそれぞれの部分はコンピュータシステムにより保持される、前記方法であって、感知デバイスにおいて:
少なくとも一つのコーディングされたデータ部分を感知するステップと、
前記感知されたコーディングされたデータ部分を使用して、
前記セキュリティ文書の前記識別情報前記感知されたコーディングされたデータ部分によりエンコードされた前記署名部分とを少なくとも部分的に示す表示データを生成するステップと、
前記表示データをコンピュータシステムに転送するステップであって、前記コンピュータシステムが、前記表示データに応て、前記表示データから、前記受け取た識別情報と受け取た署名部分とを判定し、前記受け取った署名部分が前記受け取った識別情報の前記デジタル署名の一部であることを判定し、それにより、前記セキュリティ取引における前記セキュリティ文書の使用を許可することにより前記セキュリティ文書を認証する、前記ステップと、
を含む、前記方法。
【請求項2】
前記コンピュータシステムにおいて、
前記判定された識別情報を使用して、鍵を判定するステップと、
前記判定された識別情報と前記鍵とを使用して、生成された署名を生成するステップと、 少なくとも一つの判定された署名部分と前記生成された署名のうち少なくとも一つを比較し、それによって前記セキュリティ文書を認証するステップと、
を含む、請求項に記載の方法。
【請求項3】
前記署名全体が、複数のコーディングされたデータ部分内でエンコードされ、前記感知デバイスが、複数のコーディングされたデータ部分の感知に応て、前記署名全体を示す、表示データを生成し、前記方法が、前記コンピュータシステムにおいて
前記表示データを使用して、判定された署名を判定するステップと、
前記判定された識別情報を使用して、鍵を判定するステップと、
前記判定された署名と前記鍵とを使用して、生成された識別情報を生成するステップと、
これによって前記セキュリティ文書を認証するために、前記判定された識別情報と前記生成された識別情報とを比較するステップと
を含む、請求項に記載の方法。
【請求項4】
前記方法が、前記コンピュータシステムにおいて
前記判定された識別情報を使用して、前記セキュリティ文書の場所を少なくとも部分的に示す追跡データを判定するステップと、
前記追跡データを使用して、前記セキュリティ文書が可能な複製であるかどうかを判定するステップと
を含む、請求項に記載の方法。
【請求項5】
前記方法が、前記コンピュータシステムにおいて、成功の認証に応て、
取引を許可するステップと、
前記セキュリティ文書に関連する追跡データを更新するステップであって、前記追跡データが、前記セキュリティ文書の場所を少なくとも部分的に示す、ステップと
を含む、請求項に記載の方法。
【請求項6】
前記方法が、前記コンピュータシステムにおいて、成功の認証に応答して、前記受け取られた識別情報を使用して、前記セキュリティ文書に関連する価値を判定するステップを含む、請求項に記載の方法。
【請求項7】
前記コーディングされたデータが、複数のレイアウトを含み、各レイアウトが、前記識別情報をエンコードする複数の第1シンボルと、前記署名の少なくとも一部を定義する複数の第2シンボルとの位置を定義する、請求項に記載の方法。
【請求項8】
前記デジタル署名が、
前記識別情報に関連する乱数と、
少なくとも前記識別情報の鍵付きハッシュと、
私有鍵を使用して作られ、対応する公開鍵を使用して検査可能な、少なくとも前記識別情報の鍵付きハッシュと、
少なくとも前記識別情報を暗号化することによって作られる暗号文と、
少なくとも前記識別情報および乱数を暗号化することによって作られる暗号文と、
私有鍵を使用して作られ、対応する公開鍵を使用して検査可能な暗号文と、
RSA暗号化を使用して作られる暗号文と
のうちの少なくとも1つを含む、請求項に記載の方法。
【請求項9】
前記感知デバイスが、インジケータを含み、前記方法が、
前記少なくとも1つのコーディングされたデータ部分の感知の成功の表示と、
前記セキュリティ文書の真正性の表示と、
感知されたセキュリティ文書の個数を示すカウントと、
前記感知されたセキュリティ文書の価値と、
前記感知されたセキュリティ文書の増分額と、
前記署名全体が複数のデータ部分内でエンコードされる場合に、前記署名全体を複数の感知されたコーディングされたデータ部分から判定できるかどうかの表示と
のうちの少なくとも1つを前記インジケータに提供させるステップを含む、請求項に記載の方法。
【請求項10】
前記署名が、前記識別情報の少なくとも一部と所定のパディングの少なくとも一部とのデジタル署名であり、前記パディングが、
所定の数と、
乱数と
のうちの少なくとも1つである、請求項に記載の方法。
【請求項11】
前記コーディングされたデータが、
助けのない人間に実質的に不可視であること、
不可視インクと、赤外線吸収インクとのうちの少なくとも1つを使用して表面に印刷されること、
可視人間可読情報と実質的に一致して提供されること
のうちの少なくとも1つである、請求項に記載の方法。
【請求項12】
前記署名全体が、複数の署名部分から形成され、各コーディングされたデータ部分が、めいめいの署名部分をエンコードする、請求項に記載の方法。
【請求項13】
前記コーディングされたデータ部分の少なくとも一部が、
めいめいの前記コーディングされたデータ部分の場所と、
表面上のめいめいの前記コーディングされたデータ部分の位置と、
前記コーディングされたデータ部分のサイズと、
署名のサイズと、
署名部分の識別情報と、
示された場所の単位と
のうちの少なくとも1つをエンコードする、請求項に記載の方法。
【請求項14】
前記コーディングされたデータが、
冗長データと、
誤り訂正を可能にするデータと、
リードソロモンデータと、
巡回冗長検査(CRC)データと
のうちの少なくとも1つを含む、請求項に記載の方法。
【請求項15】
前記セキュリティ文書が、
セキュリティノート(security note)と、
小切手と、
クレジットカードまたはデビットカードと、
引き換え可能なチケット、商品券、またはクーポンと、
宝くじ券またはインスタントウィンチケットと、
運転免許証またはパスポートなどの識別情報カードまたは識別情報文書と
のうちの少なくとも1つである、請求項に記載の方法。
【請求項16】
前記識別情報が、
セキュリティ、
発行国、
金種区分、
紙幣側面、
印刷所、および
シリアル番号
のうちの少なくとも1つを含むセキュリティノート属性と、
セキュリティ、
発行機関、
口座番号、
シリアル番号、
満了日、
小切手価値、および
限度
のうちの少なくとも1つを含む小切手属性と、
カードタイプ、
発行機関、
口座番号、
発行日、
満了日、および
限度
のうちの少なくとも1つを含むカード属性と
のうちの少なくとも1つを示す、請求項に記載の方法。
【請求項17】
前記コーディングされたデータが、n回回転対称性を有する少なくとも1つのレイアウトに従って配置され、nが、少なくとも2であり、前記レイアウトが、回転の中心の回りで1/n回転離れて回転されたn個の同一のサブレイアウトを含み、少なくとも1つのサブレイアウトが、そのサブレイアウトを各他のサブレイアウトから区別する、回転を示すデータを含む、請求項に記載の方法。
【請求項18】
前記コーディングされたデータが、n回回転対称性を有する少なくとも1つのレイアウトに従って配置され、nが、少なくとも2であり、前記レイアウトが、n個のシンボルの整数倍mのシーケンスを具備する方位を示すデータをエンコードし、mが、1以上であり、各エンコードされたシンボルが、前記レイアウトの回転対称性の中心の回りのn個の場所に分散され、前記レイアウトの前記n個の方位のそれぞれでの前記シンボルのデコードが、前記方位を示すデータのn個の表現を作るようになっており、各表現が、前記方位を示すデータの異なる循環シフトを備え、前記レイアウトの回転の度合を示す、請求項に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【公開番号】特開2011−54166(P2011−54166A)
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−191116(P2010−191116)
【出願日】平成22年8月27日(2010.8.27)
【分割の表示】特願2007−516873(P2007−516873)の分割
【原出願日】平成17年1月24日(2005.1.24)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(303024600)シルバーブルック リサーチ ピーティワイ リミテッド (150)
【Fターム(参考)】