説明

セフティーBOX

【課題】送り主が指定した受取人のみが開錠することができ、運送人やその他の人が容易に開錠することができないようにする。
【解決手段】BOX15の内部に現在市販されているアプリケーシションソフトが組み込むことができる携帯電話機5と当該携帯電話機からの外部インタフェース信号により電子錠7に設けられているロックソレノイドに電流を流す電子錠駆動回路部6とその駆動回路部6の電流によって、ロック、アンロックする電子錠7及びバッテリ部10より構成され、バッテリ部10が不意に働かなくなった場合や電気回路が故障した場合のために、機械的強制開閉機構11がBOX15には具備されている。また、GPS機能付アラーム装置12をBOX15に内蔵することによって、輪送中のBOX15が何処にあるかが把握できるとともに、アラーム機能を活用して受取人以外が強制的に開錠しようとした場合には、アラームの報告も行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、送り主が、貴重品をBOXに入れ、そのBOXの蓋を閉じた後に輸送されたBOXを、送り主が指定した受取人のみが開けることができるようにするとともに、受取人を自分にすることで金庫としても活用できるようにしたセフティーBOXに関する。
【背景技術】
【0002】
貴重品を送り主が指定した受取人に確実に届けることの仕組みは、非常に困難である。一例として例えば、貴重品箱に携帯電話機との通信手段を設けてロックする方法がある(特許文献1参照。)。
また、送り主と受取人のみが、貴重品箱を旋錠及び開錠する暗証番号を知っている方式もある(特許文献2参照。)。
【特許文献1】特開2007−050942号公報
【特許文献2】特開2006−134211号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記特許文献1においては、貴重品箱に携帯電話機との通信手段を設けてロックする方法であるが、携帯電話機と通信がブルートゥース通信であり、一般的でないこと、旋錠及び開錠の運用が輸送会社で行われるため、送り主と受け取り以外が開錠することへの問題がある。
【0004】
また、前記特許文献2においては、送り主と受取人のみが、貴重品箱を旋錠及び開錠する暗証番号を知っている方式であるが、送り主と受取人がアクセスできる端末とサーバが必要であり、端末を持たない人への配送ができない問題がある。
【0005】
この他、現在運用されている方式には、送り主が貴重品をBOXに入れ、そのBOXの蓋を閉じた後、機械的にロック番号をセットする方式もあるが、本人が実際ロックした番号と異なる番号を誤って記憶してしまった場合や、実際ロックした番号を受取人に伝えるために受取人と連絡を取らねばならない面倒さや、また、受取人が送り主から伝えられたロック番号を誤るケース等の問題がある。
【0006】
さらに、BOXに無線の通信機能を持たせて、送り主が貴重品をBOXに入れ、BOXの蓋を閉じた後、センタに連絡をとり、受取人の認識情報を連絡し、この連絡が終了したならセンタは、無線でそのBOXにロックを掛けてから輸送する方式である。
【0007】
この方式は、輸送されて届いたBOXを受け取った受取人が、センタに連絡し、センタが受取人本人であることを認識したならセンタは、無線でそのBOXのロックを解除する方式である。この方式もセンタの運用費用、送り主と受取人との間の事前連絡等が必要であるという問題がある。
【0008】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、送り主が指定した受取人のみが開錠することができ、運送人やその他の人が容易に開錠することができない構成にするとともに、運用面においても簡単且つ低価格で実現できるセフティーBOXを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、貴重品を収納するボックス本体と、ボックス本体とこのボックス本体に設けられた蓋とを旋錠あるいは開錠する電子錠と、前記ボックス本体内に収納され、旋錠完了通知手段及び開錠完了通知手段を有するアプリケーションソフトが組み込まれた携帯電話機と、携帯電話機の外部インタフェース信号により駆動され、前記電子錠をロック、アンロックさせる電子錠駆動回路部と、電子錠駆動回路部と電子錠に電力を供給するバッテリ部とを備えたことを特徴とする。
【0010】
また、請求項2に係る発明は、請求項1において、前記ボックス本体内には、前記バッテリ部を充電する充電器を設けたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1において、前記電子錠が開錠不能になったときに、強制的に前記蓋を開放させる機械的強制開閉機構を前記ボックス本体に設けたことを特徴とする。
【0011】
また、請求項4に係る発明は、請求項1において、GPS機能付アラーム装置を前記ボックス本体に設けたこと、または、GPS機能付き携帯電話機を活用することを特徴とする。
【0012】
また、請求項5に係る発明は、請求項1において、前記アプリケーションソフトは、少なくとも、ボックス本体が開錠状態に対しボックス本体に電話をした場合、電話相手から一連の数字を受け取りそれを記憶し、旋錠信号を外部インタフェースに出し、その後、予め記憶されている電話番号に電話を掛け旋錠完了を通知する機能と、及びボックス本体が旋錠状態に対しボックス本体に電話をした場合、電話相手の電話番号と前記旋錠時に記憶した一連の数字と比較し、一致すると開錠信号を外部インタフェースに出し、その後、予め記憶されている電話番号に電話を掛け開錠完了を通知する機能とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、貴重品受取人は、送り主が送りたいどのような人でも良く、例えば、IT機器がある会社の人に送る場合のみでなく、田舎の親に送る場合もあり、また、宅内電話のみで携帯電話機も持たない人に送る場合も、あるいは携帯電話機を持っていてもブルートゥース通信のできない携帯電話機もあり、携帯電話機でメールが出せない人もいる場合でも、電話を掛けることができる受取人ならその人に確実に貴重品を届けることができる利点がある。
【0014】
なお、厳密には、宅内電話のような固定電話の場合、発信者番号が非通知に設定してある電話の場合でも、通知モードに設定すればよく、また、センタの負担も故障や送り主のミスの場合のような障害時のみの対応でよく、通常運用時に機能する必要がない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態を示すセフティーBOXの構成図で、図1のようにボックス本体(以下BOXと称す)15の内部に現在市販されているアプリケーシションソフトが組み込むことができる携帯電話機5と当該携帯電話機からの外部インタフェース信号により電子錠7のロックソレノイドに電流を流す電子錠駆動回路部6とその駆動回路部6の電流によって、ロック、アンロックする電子錠7及びバッテリ部10より構成され、バッテリ部10が不意に働かなくなった場合や電気回路が故障した場合のために、機械的強制開閉機構11がBOX15には具備されていて、BOX15の蓋が強制的に開放できるように構成されている。
【0016】
なお、上記携帯電話機5内のアプリケーションソフトの制御方式は、本発明の実施の形態に包含されている。また、市販のGPS機能付アラーム装置12をBOX15に内蔵すること、または、GPS機能付き携帯電話機を活用することによって、輪送中のBOX15が何処にあるかが把握でき、また、アラーム機能を活用して受取人以外が強制的に電子錠7を開錠しようとした場合、アラームの報告も行うことができる。
【0017】
図2は実際の運用形態を示す説明図で、以下、図2に対応したプリケーションソフトの制御について説明する。図2の[1]において、送り主は、荷物、例えば貴重品をBOX15に入れて蓋を閉じた後、BOX15の電話番号に電話し、BOX15に電話が通じると電話機のテンキーで受取人の電話番号を入力する。
【0018】
携帯電話機5のアプリケーションソフト部3は、送り主から電話が掛かるとそれに続く数字を、アプリケーションインタフェース部2を介して入手する。
アプリケーションソフト部3は、入手した数字が10桁以上か11桁であることを確認する。もし、桁数が短すぎるか長すぎる場合は、アプリケーションソフト部3は、アプリケーションインタフェース部2を介して無線電話機能部1に異常音(異常音発生信号)を送り、送り主に通知する。桁数が正しい場合は、アプリケーションソフト部3は、その数字を記憶部8の受取人アドレスに記憶し、外部インタフェース部4にロック信号を出すように指示する。
【0019】
記憶部8には、受取人用アドレスとロック完了通知用、アンロック完了通知用及び障害用の3つのアドレスを持つセンタ用アドレスがあり、それぞれの数字を保持できる。電子錠駆動回路部6は外部インタフェース部4からの信号を変換するインタフェース変換部13よりロック信号を受け取ると電子錠7にロック電流を流す。電子錠7はロックが完了するとロック完了信号9を「Low」にして、インタフェース変換部13に送り、インタフェース変換部13はそれを変換して外部インタフェース部4に通知する。
【0020】
アプリケーションソフト部3は外部インタフェース部4からロック完了通知を受けるとアプリケーションインタフェース部2を介して無線電話機能部1に正常音(正常音発生信号)を送った後、電話を切る指示を出す。更にアプリケーションソフト部3は、外部インタフェース部4からロック完了通知を受けるとアプリケーションソフト部3内のメモリのロック中のインジケータをセットする。その後、予め記憶部8に記憶されているセンタのロック完了通知用の電話番号に電話を掛ける指示を、アプリケーションインタフェース部2を介して出す。
【0021】
送り主の入力ミスを防ぐ為に、別の方法として送り主が貴重品をBOX15に入れた後、BOX15の電話番号に電話し、BOX15に電話が通じると送り主は電話機のテンキーで受取人の電話番号を入力し、次に「#」を入力し、更に同じ電話番号を入力し、その後再び「#」を入力する。
【0022】
この場合は、携帯電話機5のアプリケーションソフト部3は、送り主から電話が掛かるとそれに続くデータを、アプリケーションインタフェース部2を介して入手する。アプリケーションソフト部3は、入手したデータの最初の「#」までの数字と2回目の「#」までの数字が一致することをチェックし、もし一致しない場合は、アプリケーションソフト部3はアプリケーションインタフェース部2を介して無線電話機能部1に異常音(異常音発生信号)を送り、送り主に通知する。一致する場合は、その数字を記憶部8に記憶し、外部インタフェース部4にロック信号を出すように指示する。
【0023】
上記までの動作が図2の[2]に示す部分である。なお、以下の流れは図2の[3]、[4]である。BOX15が輸送され、受取人に届くと、受取人は、BOX15に書かれたBOX15の電話番号に電話する。受取人が、使用した電話が送り主により指定したものであれば、BOX15の電子錠7のロックがはずれ、BOX15の中から貴重品を取り出すことができる。
【0024】
この場合は、携帯電話機5のアプリケーションソフト部3は、アプリケーションインタフェース部2を介して無線電話機能部1から発信者IDである電話番号を入手し、記憶部8の受取人アドレスの内容と比較し、もし一致すれば外部インタフェース部4にアンロック信号を出すように指示する。更にアプリケーションソフト部3は、アプリケーションソフト部3内のメモリのロック中のインジケータをリセットする。その後、予め記憶部8に記憶されているセンタのアンロック完了通知用の電話番号に電話を掛ける指示を、アプリケーションインタフェース部2を介して出す。
【0025】
電子錠駆動回路部6は、外部インタフェース部4からの信号を変換するインタフェース変換部13よりアンロック信号を受け取ると電子錠7にアンロック電流を流す。電子錠7は、アンロックが完了するとロック完了信号9を「High」にしてインタフェース変換部13に送り、インタフェース変換部13はそれを変換して外部インタフェース部4に送る。
【0026】
アプリケーションソフト部3は、外部インタフェース部4からアンロックの完了通知を受けるとアプリケーションインタフェース部2を介して無線電話機能部1に正常音(正常音発生信号)を送った後、電話を切る指示を出す。もし、記憶部8の受取人のアドレスが一致しない場合は、次のセンタ用アドレスの内容と比較し、いずれのアドレスとも一致しない場合、アプリケーションソフト部3はアプリケーションインタフェース部2を介して無線電話機能部1に異常音(異常音発生信号)を送り、受取人に通知する。
【0027】
アプリケーションソフト部3が外部インタフェース部4にアンロック信号を出すように指示した後、規定時間以内に電子錠7からアンロックが完了したことを通知し、ロック完了信号9を「Low」から「High」にしてインタフェース変換部13に送り、インタフェース変換部13が変換した信号が外部インタフェース部4を介して、アプリケーションソフト部3に届かない場合は、アプリケーションソフト部3はアプリケーションンインタフェース部2を介して無線電話機能部1に故障を知らせる故障音(故障音発生信号)を送る。
【0028】
これによりBOX15の蓋の開かない原因が故障であるかを受取人に通知する。
万一、送り主が受取人の電話番号を誤って入力し、BOX15の蓋が開かなくなった場合、送り主の許可を得て、センタの特定の電話からBOX15に電話をして、BOX15の蓋を開けることができる。
【0029】
携帯電話機5のアプリケーションソフト部3は、アプリケーションインタフェース部2を介して無線電話機能部1から発信者IDである電話番号を入手し、記憶部8の受取人アドレスの内容と比較し、次にセンタ用アドレスの内容と比較し、もし一致すれば外部インタフェース部4にアンロック信号を出すように指示する。更にアプリケーションソフト部3は、アプリケーションソフト部3内のメモリのロック中のインジケータをリセットする。その後、予め記憶部8に記憶されているセンタのアンロック完了通知用の電話番号に電話を掛ける指示を、アプリケーションインタフェース部2を介して出す。
【0030】
電子錠駆動回路部6は、外部インタフェース部4よりアンロック信号を受け取ると電子錠7にアンロック電流を流す。電子錠7は、アンロックが完了するとロック完了信号9が「Low」から「High」となり、インタフェース変換部13はそれを変換した信号を外部インタフェース部4に送る。アプリケーションソフト部3は、外部インタフェース部4からアンロックの完了通知を受けるとアプリケーションインタフェース部2を介して無線電話機能部1に正常音(正常音発生信号)を送った後、電話を切る指示を出す。
【0031】
もし、記憶部8の受取人のアドレスで一致しない場合は、次のセンタ用アドレスの内容と比較し、いずれのアドレスとも一致しない場合、アプリケーションソフト部3は、アプリケーションインタフェース部2を介して無線電話機能部1に異常音(異常音発生信号)を送り、予め記憶部8に記憶されている障害用の電話番号でセンタに通知する。
【0032】
アプリケーションソフト部3が、外部インタフェース部4にアンロック信号を出すように指示した後、規定時間以内に電子錠7からアンロックが完了したことを通知する。ロック完了信号9を「Low」から「High」にしてインタフェース変換部13に送り、インタフェース変換部13が変換した信号が外部インタフェース部4を介して、アプリケーションソフト部3に届かない場合は、アプリケーションソフト部3は、アプリケーションインタフェース部2を介して無線電話機能部1に故障を知らせる故障音(故障音発生信号)を送る。これにより蓋が、開かない原因が故障であることを予め記憶部8に記憶されている障害用の電話番号でセンタに通知する。
【0033】
アプリケーションソフト部3は、アプリケーションソフト部3内のメモリのロック中のインジケータがセットされたままの状態で、外部インタフェース部4からアンロックの完了通知を受けると、アプリケーションインタフェース部2を介して無線電話機能部1に予め記憶部8に記憶されている障害用センタの電話番号に異常音(異常音発生信号)を送り、その後通話モードを保つように指示を出す。
【0034】
なお、バッテリ部10の交換の煩わしさ及び万一、バッテリ部10の容量切れで正しい受取人が、BOX15の蓋を開けられない不都合を回避する為、バッテリ部10を充電するための充電器14が具備されている。本実施の形態では、受取人の電話番号を送り主本人自身の番号にすることにより、本人の貴重品BOX15としても活用できる。
【産業上の利用可能性】
【0035】
送り主が指定した受取人のみが開錠することができ、運送人やその他の人が容易に開錠することができず、運用面においても簡単且つ低価格で実現できる貴重品を輸送するためのセフティーBOXを提供する
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施の形態を示すセフティーBOXの構成図。
【図2】実際の運用形態を示す説明図。
【符号の説明】
【0037】
1…無線電話機能部
2…アプリケーションインタフェース部
3…アプリケーションソフト部
4…外部インタフェース部
5…携帯電話機
6…電子錠駆動回路部
7…電子錠
8…記憶部
9…ロック完了信号
10…バッテリ部
11…機械的強制開閉機構
12…GPS機能付アラーム装置
13…インタフェース変換部
14…充電器
15…ボックス本体(BOX)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
貴重品を収納するボックス本体と、
ボックス本体とこのボックス本体に設けられた蓋とを旋錠あるいは開錠する電子錠と、
前記ボックス本体内に収納され、旋錠完了通知手段及び開錠完了通知手段を有するアプリケーションソフトが組み込まれた携帯電話機と、
携帯電話機の外部インタフェース信号により駆動され、前記電子錠をロック、アンロックさせる電子錠駆動回路部と、
電子錠駆動回路部と電子錠に電力を供給するバッテリ部と、
を備えたことを特徴とするセフティーBOX。
【請求項2】
請求項1記載のセフティーBOXにおいて、
前記ボックス本体内には、前記バッテリ部を充電する充電器を設けたことを特徴とするセフティーBOX。
【請求項3】
請求項1記載のセフティーBOXにおいて、
前記電子錠が開錠不能になったときに、強制的に前記蓋を開放させる機械的強制開閉機構を前記ボックス本体に設けたことを特徴とするセフティーBOX。
【請求項4】
請求項1記載のセフティーBOXにおいて、
GPS機能付アラーム装置を前記ボックス本体に設けたこと、または、GPS機能付き携帯電話機を活用することを特徴とするセフティーBOX。
【請求項5】
請求項1記載のセフティーBOXにおいて、
前記アプリケーションソフトは、少なくともボックス本体が開錠状態に対しボックス本体に電話をした場合、電話相手から一連の数字を受け取りそれを記憶し、旋錠信号を外部インタフェースに出し、その後、予め記憶されている電話番号に電話を掛け旋錠完了を通知する機能と、及びボックス本体が旋錠状態に対しボックス本体に電話をした場合、電話相手の電話番号と前記旋錠時に記憶した一連の数字と比較し、一致すると開錠信号を外部インタフェースに出し、その後、予め記憶されている電話番号に電話を掛け開錠完了を通知する機能とを有することを特徴とするセフティーBOX。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−70931(P2010−70931A)
【公開日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−237360(P2008−237360)
【出願日】平成20年9月17日(2008.9.17)
【出願人】(000141761)株式会社宮川製作所 (4)
【Fターム(参考)】