説明

セラミド産生促進剤

【課題】高いセラミド産生促進効果を有するセラミド産生促進剤を提供する。
【解決手段】ビーポーレン(Bee Pollen)抽出物、ベンケイソウ抽出物、セツコツボク抽出物、コショウ抽出物、ヒハツ抽出物、ダイダイ抽出物、及びサジオモダカ抽出物からなる群より選ばれる少なくとも1種の抽出物を含有するセラミド産生促進剤。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、セラミド産生促進剤に関する。
【背景技術】
【0002】
スフィンゴ脂質の一つであるセラミドは、生体全体の中では微量な脂質であるが、近年、細胞内セラミドの産生を亢進することにより、アポトーシス、分化誘導、増殖抑制といった現象が誘導されることが報告され、細胞の増殖、分化、アポトーシス等を制御する細胞内シグナル分子として注目を集めている。従って、セラミドの産生を促進する物質には、動物細胞の増殖抑制、分化誘導、アポトーシスを誘導するなどの効果が期待でき、ひいては炎症性疾患、悪性腫瘍など、細胞の増殖あるいは分化の異常に起因する疾患に対する治療効果が期待できると考えられている(非特許文献1参照)。
また、セラミドには、骨吸収抑制作用、骨強化作用、歯槽骨減少抑制作用があり、骨粗鬆症、骨折、腰痛、リウマチなどの骨関節疾患の予防及び改善に有用であること(特許文献1参照)、歯周病の予防に効果があること(特許文献2参照)が報告されている。従って、セラミド産生促進剤には、斯かる疾患に対する治療効果も期待できる。
更に、セラミドには、毛髪のハリ、コシの付与及び感触改善作用があることも報告され(特許文献3)、セラミド産生促進物質には、斯かる効果も期待できる。
【0003】
【特許文献1】特開2001−158736号公報
【特許文献2】特開2001−158735号公報
【特許文献3】特開平10−152421号公報
【非特許文献1】Sphingolipid targets in cancer therapy, David E. Modrak et al., Molecular Cancer Therapeutics 2006 5(2):200-8
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、高いセラミド産生促進効果を有するセラミド産生促進剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者等は上記課題に鑑み、鋭意検討を行った。その結果、ビーポーレン(Bee Pollen)の抽出物、ベンケイソウ抽出物、セツコツボク抽出物、コショウ抽出物、ヒハツ抽出物、ダイダイ抽出物、及びサジオモダカ抽出物からなる群より選ばれる少なくとも1種の植物抽出物が高いセラミド産生促進作用を有することを見出した。本発明はこの知見に基づいて完成させたものである。
【0006】
本発明は、ビーポーレン(Bee Pollen)の抽出物、ベンケイソウ抽出物、セツコツボク抽出物、コショウ抽出物、ヒハツ抽出物、ダイダイ抽出物、及びサジオモダカ抽出物からなる群より選ばれる少なくとも1種の抽出物を含有するセラミド産生促進剤に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、高いセラミド産生促進効果を有するセラミド産生促進剤を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のセラミド産生促進剤は、ミツバチが採取した花粉であるビーポーレン(Bee Pollen)、ベンケイソウ(弁慶草)、セツコツボク(接骨木)、コショウ(胡椒)、ヒハツ(ヒ撥)、ダイダイ、及びサジオモダカからなる群より選ばれる少なくとも1種の植物および植物由来成分の抽出物を有効成分として含有する。
【0009】
本発明において、ビーポーレン(Bee Pollen)とは、ミツバチが採取した花粉をいう。ビーポーレンは、各種のたんぱく質、ビタミン類、アミノ酸類、ミネラル類等の栄養素を豊富に含み、従来から健康食品等に使用されている。
本発明において、ベンケイソウ(弁慶草)は、ベンケイソウ科(Crassulaceae)に属し、学名Hylotelephium erythrostictum、Sedum alboroseum、及びSedum erythrostictumの植物が含まれる。慣用名は景天である。ベンケイソウは解毒・解熱作用等の薬効を有することが知られている。
本発明において、セツコツボク(接骨木)は、スイカズラ科(Caprifoliaceae)に属する植物で、学名はSambucus williamsii、慣用名はトウニワトコである。セツコツボクは鎮痛作用,利尿作用等の薬効を有することが知られている。
本発明において、コショウ(胡椒)は、コショウ科(Piperaceae)に属する植物で、学名はPiper nigrumである。
本発明において、ヒハツ(ヒ撥)は、コショウ科(Piperaceae)に属する植物で、学名はPiper longumである。
本発明において、ダイダイは、ミカン科(Rutaceae)に属する植物で、学名はCitrus aurantium、慣用名はトウヒ(橙皮)である。ダイダイは健胃薬として胃腸薬に用いられている。
本発明において、サジオモダカは、オモダカ科(Alismataceae)に属する植物で、学名はAlisma orientale、慣用名はタクシャである。サジオモダカは漢方薬として用いられ利尿,止渇作用などの薬効を有することが知られている。
しかし、ビーポーレン(Bee Pollen)の抽出物(以下、花粉抽出物ともいう)、ベンケイソウ抽出物、セツコツボク抽出物、コショウ抽出物、ヒハツ抽出物、ダイダイ抽出物、及びサジオモダ抽出物がセラミド産生促進効果を有することについては全く知られていなかった。本発明者等は、今回新たに上記抽出物がセラミド産生促進効果を有することを明らかにした。
【0010】
本発明のセラミド産生促進剤は、高いセラミド産生促進効果を有する前記花粉及び/又は植物の抽出物を含有する。したがって、本発明のセラミド産生促進剤により、動物細胞の増殖抑制、分化誘導、アポトーシスの誘導等の効果が期待できることから、炎症性疾患、悪性腫瘍など、細胞の増殖あるいは分化の異常に起因する疾患を予防又は治療するための医薬品、医薬部外品等として使用できる。また、骨粗鬆症、骨折、腰痛、リウマチなどの骨関節疾患の予防又は改善、歯周病の予防又は改善のための医薬品、医薬部外品等としても使用できる。さらに、本発明のセラミド産生促進剤は、毛髪にハリ、コシを付与したり毛髪の感触を改善するための医薬部外品、化粧品としても使用できる。本発明のセラミド産生促進剤は、セラミド産生促進をコンセプトとし、必要に応じてその旨を表示した医薬部外品、化粧品として使用することもできる。
【0011】
本発明において使用されるビーポーレン(Bee Pollen)は、ミツバチが採取した花粉であればよく、花粉が由来する植物の種類等は特に限定されない。
【0012】
本発明で使用する、ベンケイソウ、セツコツボク、コショウ、ヒハツ、ダイダイ、及びサジオモダカにおいては、上記植物の全ての任意の部分が使用可能である。例えば、上記植物の全木、または任意の部位(根、根茎、幹、枝、茎、葉、樹皮、樹液、樹脂、花、果実、種子等)、およびそれらの組み合わせのいずれか1つまたは複数を使用することができる。本発明においては、ベンケイソウについては全草、セツコツボクについては全株、コショウについては果実、ヒハツについては未熟果穂、ダイダイについては果皮、サジオモダカについては根または塊茎を用いるのが好ましい。
【0013】
本発明において用いるビーポーレン(Bee Pollen)の抽出物は、適当な溶媒を用いた常法の抽出方法によって調製することができる。
本発明において、ビーポーレン(Bee Pollen)の抽出物の調製には、採取した花粉をそのまま利用することもできるが、適宜乾燥処理、粉砕処理等を施してもよい。また、水蒸気蒸留物又は圧搾物を用いることもでき、これらは精油等、より精製したものを用いることもでき、また市販品を利用することもできる。上記花粉又はその水蒸気蒸留物若しくは圧搾物は、いずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて使用してもよい。
【0014】
本発明において用いる、ベンケイソウ、セツコツボク、コショウ、ヒハツ、ダイダイ、又はサジオモダカの抽出物は、適当な溶媒を用いた常法の抽出方法によって調製することができる。
本発明においては、抽出物の調製に上記植物をそのまま、又は乾燥粉砕して用いることもできるが、その水蒸気蒸留物又は圧搾物を用いることもでき、これらは精油等、より精製したものを用いることもでき、また市販品を利用することもできる。上記植物又はその水蒸気蒸留物若しくは圧搾物は、いずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて使用してもよい。
【0015】
抽出に用いる溶媒としては、通常植物成分の抽出に用いられるもの、例えば水、石油エーテル、n−ヘキサン、トルエン、クロロホルム、エーテル、酢酸エチル、アセトン、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール等が挙げられ、特に水、エタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコールが好ましい。これらは単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。また抽出条件も通常の条件を適用でき、例えば上記花粉または植物を3〜100℃で数時間〜数週間浸漬又は加熱還流すればよい。上記花粉または植物の抽出物は、そのまま本発明のセラミド産生促進剤の有効成分として使用できるが、さらに適当な分離手段、例えばゲル濾過、クロマトグラフィー、精密蒸留等により活性の高い画分を分画して用いることもできる。
【0016】
本発明のセラミド産生促進剤は、ビーポーレン抽出物、ベンケイソウ抽出物、セツコツボク抽出物、コショウ抽出物、ヒハツ抽出物、ダイダイ抽出物、またはサジオモダカ抽出物をそれぞれ単独で含んでいてもよいし、それらを複数組合わせて含んでいてもよい。
本発明において、ビーポーレン抽出物、ベンケイソウ抽出物、セツコツボク抽出物、コショウ抽出物、ヒハツ抽出物、ダイダイ抽出物、及びサジオモダカ抽出物(以下、これらの抽出物をまとめて「本発明の植物抽出物」ともいう)はそのままセラミド産生促進剤として用いてもよい。または、上記抽出物に、例えば酸化チタン、炭酸カルシウム、蒸留水、乳糖、デンプン等の適当な液体または固体の賦形剤または増量剤を加えてセラミド産生促進剤として用いてもよい。
この場合、セラミド産生促進剤中の本発明の植物抽出物の量は特に制限されないが、前記抽出物が固形分換算で0.00001〜20重量%含まれるのが好ましく、0.0001〜10重量%程度含まれるのが特に好ましい。
【0017】
本発明のセラミド産出促進剤は、高いセラミド産生促進効果を有するため、セラミドの不足に起因する種々の症状や疾患に対する予防剤、又は治療剤としても有用である。
【0018】
本発明のセラミド産生促進剤を医薬品として用いる場合の投与形態としては、例えば錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、シロップ剤等による経口投与又は注射剤、外用剤、坐剤、経皮吸収剤等による非経口投与のいずれでもよい。当該医薬製剤を調製するには、本発明のセラミド産生促進剤を単独で、又は他の薬学的に許容される賦形剤、結合剤、増量剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、分散剤、緩衝剤、保存剤、嬌味剤、香料、被膜剤、担体、希釈剤等を適宜組み合わせて用いることができる。該製剤中の本発明の植物抽出物の含有量は、乾燥固形成分として0.00001〜20質量%が好ましく、特に0.0001〜10質量%含有することが好ましい。尚、本発明のセラミド産生促進剤を医薬品として使用する場合、成人1人当たりの1日の投与量は、本発明の植物抽出物(乾燥固形分換算)が、例えば0.001〜1000mgが好ましく、特に0.01〜100mgとなるのが好ましい。
【0019】
また、本発明のセラミド産生促進剤を医薬部外品や化粧品として用いる場合は、皮膚外用剤、洗浄剤、メイクアップ化粧料とすることができ、使用方法に応じて、ローション、乳液、ゲル、クリーム、軟膏剤、粉末、顆粒等の種々の剤型で提供することができる。このような種々の剤型の医薬部外品や化粧料は、本発明のセラミド産生促進剤を単独で、又は医薬部外品、皮膚化粧料及び洗浄料に配合される、油性成分、保湿剤、既知のセラミド産生促進剤、擬似セラミド、天然セラミド、糖セラミド、スフィンゴミエリン、皮膚老化防止剤、美白剤、粉体、色素、乳化剤、可溶化剤、洗浄剤、紫外線吸収剤、増粘剤、薬効成分、香料、樹脂、防菌防黴剤、植物抽出物、アルコール類等を適宜組み合わせることにより調製することができる。尚、薬効成分としては、ヒアルロン酸ナトリウム等の他の保湿成分が挙げられる。
前記セラミド産生促進剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、アセチルヒドロキシプロリン、グリチルリチン酸カリウム、L-カルニチン、アスコルビン酸、アスコルビルグルコシド、アスコルビルリン酸マグネシウム、dl-α-トコフェリル-dl-アスコルビルリン酸、dl-α-トコフェリルリン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸トコフェロール、L-乳酸、ビタミンC、アスパラガス抽出物、ブッチャーブルーム、ゲンクワニン、ローズマリー、ラベンダー、セージ、ナツメ、黒(赤)霊芝、トウキ、クジン、ヨクイニン、ベニセアンヌ抽出物、ライスパワーエキスなどが挙げられる。
また、擬似セラミドとしては、特に限定されるものではないが、例えば、市販のセラミドR(ユニリーバ製)、セラミドPC-104(太平洋化学製)、セラミドHO3(sederma製)、エルデュウPS-203(味の素製)などが挙げられる。
また、糖セラミドとしては、特に限定されるものではないが、グルコシルセラミド、ガラクトシルセラミド等が挙げられるが、市販のものとしては、ニップンセラミド(日本製粉製)、オリザセラミド(オリザ油化製)、ニッサンセラミド、ネオリキッドセラミドN(日本油脂製)、セラミド(ユニチカ製)等が挙げられる。
当該医薬部外品、化粧料中の本発明の植物抽出物の含有量は、乾燥固形成分として0.00001〜20質量%とすることが好ましく、特に0.0001〜10質量%とすることが好ましい。
【実施例】
【0020】
以下、本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0021】
(製造例1)ビーポーレン(Bee Pollen)抽出物の調製
ビーポーレン(Bee Pollen)(Mountain Rose Herbs社製)40gを細切し、50%エタノール400mLを加え、室温で23日間抽出後、濾過して抽出液を得た(収量335mL、蒸発残分3.41w/v%)。
【0022】
(製造例2)ベンケイソウ抽出物の調製
ベンケイソウの全草(新和物産株式会社製)40gを細切し、50%エタノール400mLを加え、室温で41日間抽出後、濾過して抽出液を得た(収量244mL、蒸発残分2.39w/v%)。
【0023】
(製造例3)セツコウボク抽出物の調製
セツコウボクの全株(新和物産株式会社製)40gを細切し、50%エタノール400mLを加え、室温で43日間抽出後、濾過して抽出液を得た(収量310mL、蒸発残分0.69w/v%)。
【0024】
(製造例4)コショウ抽出物の調製
コショウの果実(新和物産株式会社製)40gを細切し、50%エタノール400mLを加え、室温で20日間抽出後、濾過して抽出液を得た(収量338mL、蒸発残分0.65w/v%)。
【0025】
(製造例5)ヒハツ抽出物の調製
ヒハツの未熟果穂(新和物産株式会社製)40gを細切し、50%エタノール400mLを加え、室温で20日間抽出後、濾過して抽出液を得た(収量351mL、蒸発残分0.87w/v%)。
【0026】
(製造例6)ダイダイ抽出物の調製
ダイダイの果皮(新和物産株式会社製)40gを細切し、50%エタノール400mLを加え、室温で18日間抽出後、濾過して抽出液を得た(収量273mL、蒸発残分3.73w/v%)。
【0027】
(製造例7)サジオモダカ抽出物の調製
サジオモダカの塊茎(新和物産株式会社製)40gを細切し、50%エタノール400mLを加え、室温で22日間抽出後、濾過して抽出液を得た(収量345mL、蒸発残分1.46w/v%)。
【0028】
(実施例)セラミド産生促進試験
6ウェルプレートを用い、培養液(商品名:EpiLife-KG2、KURABO社製)中にて、正常ヒト表皮角化細胞(商品名:NHEK(F)、KURABO社製)を37℃でコンフルエントの状態になるまで培養した。
その後、培養液を上皮成長因子などの増殖因子を除いたEpiLife-KG2に換え、濃度を固形分換算で0.1%(w/v)、1%(w/v)となるように調製した上記抽出物、またはコントロール溶液(50%エタノール)を1%量添加した。
3日間培養した後、各々の細胞を1wellごと回収した。
【0029】
回収した細胞からBligh and Dyer法により脂質を抽出した有機相をガラス管に移し、窒素乾固した後、クロロホルム、メタノールで再溶解し、脂質サンプルとした。
また、脂質を抽出した後の細胞に0.1N NaOH、1%SDS水溶液を加え、60℃で2時間加熱することにより、タンパク質を可溶化し、室温まで冷却した後2N HClを加えて中和し、タンパク量をBCA法により定量した。
【0030】
調製した脂質サンプルを薄膜クロマトグラフィー(TLC)でクロロホルム:メタノール:酢酸=190:9:1で2回水平展開した。硫酸銅液をスプレーで噴霧し、ホットプレートで焼き付けセラミドを検出した。その後、各サンプルのタンパク量で割り、セラミド量とした。
その結果を図1に示す。なお、図1に示すグラフの縦軸は、コントロール溶液添加群のセラミド量を1とした場合の相対値を示している。
【0031】
図1から明らかなように、ビーポーレン(Bee Pollen)、ベンケイソウ、セツコツボク、コショウ、ヒハツ、ダイダイ、及びサジオモダカの抽出物において、セラミド産生促進効果が認められた。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】ビーポーレン(Bee Pollen)、ベンケイソウ、セツコツボク、コショウ、ヒハツ、ダイダイ、及びサジオモダカの抽出物のセラミド産生促進効果を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビーポーレン抽出物、ベンケイソウ抽出物、セツコツボク抽出物、コショウ抽出物、ヒハツ抽出物、ダイダイ抽出物、及びサジオモダカ抽出物からなる群より選ばれる少なくとも1種の抽出物を含有するセラミド産生促進剤。

【図1】
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【公開番号】特開2010−70499(P2010−70499A)
【公開日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−239985(P2008−239985)
【出願日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【出願人】(000000918)花王株式会社 (8,290)
【Fターム(参考)】