説明

セレノフェンおよびセレナゾールのカルボン酸誘導体

セレノフェンおよびセレナゾール複素環の誘導体を開示する。化合物は、D−アミノ酸オキシダーゼ(DAO)の阻害剤として、また、神経変性および精神性の疾患および障害の治療において有用である。本明細書では、DAO阻害剤としての活性を有し、神経変性および精神性の障害および疾患の治療において有用である、二環式セレン含有複素環群を開示する。別の実施形態では、本発明のいずれかの治療的有効量の化合物または塩、および薬学的に許容される賦形剤、希釈剤、または担体を含む、医薬組成物を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】

【化61】

の化合物またはその薬学的に許容される塩であって、式中、
Nは、(i)水素、
(ii)1個または2個のアミノ基で任意に置換されたC−Cアルキルカルボニル、
(iii)−S(O)、−S(O)NH、−S(O)NH(R)、または−S(O)N(R(式中、それぞれのRは、独立して、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、またはC−Cアルキニルであり、それぞれのRは、フェニルで任意に置換され、nは、1または2である)、
(iv)独立してハロゲンまたはヒドロキシである1個以上の基で任意に置換されたC−Cアルキル、
(v)アリール(C−C)アルキル、または、
(vi)ヘテロアリール(C−C)アルキルであり、
(v)および(vi)のアリールおよびヘテロアリール基は、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、C−Cアルキルチオ、ヒドロキシ(C−C)アルキル、アミノ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、またはモノ−もしくはジ−(C−C)アルキルアミノである1個以上の基で任意に置換され、
40は、−CORまたは−R50であり、
Rは、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルカルボニルオキシ、アリールオキシ、アリール(C−C)アルコキシ、または−NRであり、RおよびRは、独立して、(i)水素、(ii)C−Cアルキル、(iii)C−Cアルケニル、(iv)C−Cアルキニル、または(v)それぞれ独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキルチオ、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、モノ−もしくはジ(C−C)アルキルアミノ、またはカルボキシである、1個以上の基で任意に置換されたフェニルであり、
50は、
【化62】

であり、それらのうちのいずれも、それぞれ独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、ハロ(C−C)アルキル、またはハロ(C−C)アルコキシである、1個以上の基で任意に置換されてもよく、
Xは、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、ニトロ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、トリフルオロメチル、またはトリフルオロメトキシであり、
は、R17またはR18であり、
30は、R18であり、
17は、SR、−S(O)、−S(O)NH、−S(O)NHR、−S(O)N(R、COOH、C−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、C−Cアルコキシ、(C−C)アルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキルチオ、またはモノ−もしくはジ(C−C)アルキルアミノ、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C−C)アルキル、ヘテロアリール(C−C)アルキル、またはC−Cヘテロシクロアルキルであり、
それぞれのシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリール基は、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、アミノ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルチオ、ヒドロキシアルキル、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキルチオ、モノ−もしくはジ(C−C)アルキルアミノ、またはアミノ(C−C)アルキルである、1個以上の基で任意に置換され、
は、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、またはC−Cアルキニルであり、Rは、フェニルによって任意に置換され、
pは、1または2であり、
それぞれのR18は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ヒドロキシアミノ、ニトロ、シアノ、−SR51、−S(O)51、−S(O)NH、−S(O)NHR51、−S(O)N(R51、−Si(R51、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、(C−C)アルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキルチオ、またはモノ−もしくはジ−(C−C)アルキルアミノであり、
それぞれのR51は、独立して、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、またはC−Cアルキニルであり、
それぞれのtは、独立して1または2であるが、
但し、前記化合物は、
(a)4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボン酸、
(b)メチル4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボキシレート、および、
(c)エチル4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボキシレートではない、化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキルチオ、またはC−Cシクロアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
は、ヒドロキシである、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
は、水素である、請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
は、シアノである、請求項2に記載の化合物。
【請求項6】
は、ハロゲンである、請求項2に記載の化合物。
【請求項7】
は、フルオロである、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
は、クロロである、請求項6に記載の化合物。
【請求項9】
は、C−Cアルキルである、請求項2に記載の化合物。
【請求項10】
は、C−Cアルキルである、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
は、メチルである、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
は、エチルである、請求項10に記載の化合物。
【請求項13】
は、ハロ(C−C)アルキルである、請求項2に記載の化合物。
【請求項14】
は、トリフルオロメチルである、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
は、ハロ(C−C)アルコキシである、請求項2に記載の化合物。
【請求項16】
は、トリフルオロメトキシである、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
は、ハロ(C−C)アルキルチオである、請求項2に記載の化合物。
【請求項18】
は、トリフルオロメチルチオである、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
は、ニトロである、請求項2に記載の化合物。
【請求項20】
は、C−Cシクロアルキルである、請求項2に記載の化合物。
【請求項21】
30は、水素、ハロゲン、ヒドロキシアミノ、アミノ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、およびハロ(C−C)アルキルチオである、請求項1〜20のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
30は、水素である、請求項21に記載の化合物。
【請求項23】
30は、ハロゲンである、請求項21に記載の化合物。
【請求項24】
30は、メチルである、請求項21に記載の化合物。
【請求項25】
30は、エチルである、請求項21に記載の化合物。
【請求項26】
30は、C−Cアルコキシである、請求項21に記載の化合物。
【請求項27】
30は、メトキシである、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
30は、ハロ(C−C)アルコキシである、請求項21に記載の化合物。
【請求項29】
30は、ハロ(C−C)アルキルチオである、請求項21に記載の化合物。
【請求項30】
30は、トリフルオロメチルチオである、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
30は、ニトロである、請求項21に記載の化合物。
【請求項32】
30は、アミノである、請求項21に記載の化合物。
【請求項33】
30は、シアノである、請求項21に記載の化合物。
【請求項34】
およびR30は、独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヒドロキシアミノ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、またはハロ(C−C)アルキルチオである、請求項1に記載の化合物。
【請求項35】
30は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、C−Cアルコキシ、またはモノ−もしくはジ−(C−C)アルキルアミノであり、
は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、アミノ、ニトロ、シアノ、C−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキルチオ、C−Cシクロアルキル、ベンジル、またはフェニルであり、
それぞれのC−Cシクロアルキル、ベンジル、およびフェニルは、独立して環上で、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、またはハロ(C−C)アルキルのうちの1個または2個で任意に置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項36】
40は、−CORである、請求項1〜35のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項37】
Rは、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、C−Cアルコキシ、または−NRであり、RおよびRは、独立して水素またはC−Cアルキルである、請求項36に記載の化合物。
【請求項38】
Rは、ヒドロキシである、請求項37に記載の化合物。
【請求項39】
前記化合物は、その薬学的に許容される塩である、請求項38に記載の化合物。
【請求項40】
前記化合物は、カルシウム、d−セリン(一ナトリウム)、カリウム、テトラメチルアンモニウム、トリス、アンモニウム、ベネタミン、ベンザチン、コリン、クレミゾール、デアノール、ジシクロヘキシルアミン、ジエタノールアミン、ジエチルアミン、ジエチルアミノエタノール、エポラミン、エタノールアミン、エチレンジアミン、エチルプロピルアンモニウム、ヒドラバミン、イミダゾール、l−リジン、マグネシウム、メグルミン、モルホリンエタノール、ピペラジン、ピリジン、ナトリウム、トロラミン、リチウム、または亜鉛塩である、請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
Rは、ヒドロキシアミノである、請求項37に記載の化合物。
【請求項42】
40は、R50である、請求項1〜35のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項43】
50は、
【化63】

より選択され、それらのうちのいずれも、ハロゲンまたはヒドロキシのうちの1個または2個で、任意に独立して置換されてもよい、請求項42に記載の化合物。
【請求項44】
50は、
【化64】

より選択される、請求項43に記載の化合物。
【請求項45】
50は、
【化65】

であり、R50aは、水素またはハロゲンである、請求項43に記載の化合物。
【請求項46】
50aは、水素である、請求項45に記載の化合物。
【請求項47】
50aは、ハロゲンである、請求項45に記載の化合物。
【請求項48】
50aは、フルオロである、請求項47に記載の化合物。
【請求項49】
50aは、クロロである、請求項47に記載の化合物。
【請求項50】
Xは、水素、シアノ、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、またはC−Cアルキルである、請求項1〜49のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項51】
Xは、水素である、請求項50に記載の化合物。
【請求項52】
Xは、シアノである、請求項50に記載の化合物。
【請求項53】
Xは、フルオロである、請求項50に記載の化合物。
【請求項54】
Xは、クロロである、請求項50に記載の化合物。
【請求項55】
Xは、トリフルオロメチルである、請求項50に記載の化合物。
【請求項56】
Xは、C−Cアルキルである、請求項50に記載の化合物。
【請求項57】
Xは、メチルである、請求項56に記載の化合物。
【請求項58】
Xは、エチルである、請求項56に記載の化合物。
【請求項59】
6−フルオロ−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボン酸、
6−クロロ−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボン酸、
6−ブロモ−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボン酸、
5−(1H−テトラゾール−5−イル)−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール、
3−メチル−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボン酸、
3−エチル−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボン酸、
3−プロピル−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボン酸、
3−シクロプロピル−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボン酸、
3−ブチル−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボン酸、
3−メチルチオ−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボン酸、
3−メトキシ−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボン酸、
3−(トリメチルシリル)−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボン酸、
3−シアノ−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボン酸、
3−フェニル−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボン酸、
3−(3−ヒドロキシフェニル)−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボン酸、
メチル3−エチル−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボキシレート、
メチル3−ブチル−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボキシレート、
5−(2H−テトラゾール−5−イル)−4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール、
またはその薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項60】
前記化合物は、その薬学的に許容される塩である、請求項59に記載の化合物。
【請求項61】
前記化合物は、カルシウム、d−セリン(一ナトリウム)、カリウム、テトラメチルアンモニウム、トリス、アンモニウム、ベネタミン、ベンザチン、コリン、クレミゾール、デアノール、ジシクロヘキシルアミン、ジエタノールアミン、ジエチルアミン、ジエチルアミノエタノール、エポラミン、エタノールアミン、エチレンジアミン、エチルプロピルアンモニウム、ヒドラバミン、イミダゾール、l−リジン、マグネシウム、メグルミン、モルホリンエタノール、ピペラジン、ピリジン、ナトリウム、トロラミン、リチウム、または亜鉛塩である、請求項60に記載の化合物。
【請求項62】
前記塩は、
リチウム4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボキシレート、
リチウム6H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボキシレート、
ナトリウム4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボキシレート、
ナトリウム6H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボキシレート、
カリウム4H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボキシレート、または、
カリウム6H−セレノフェノ[3,2−b]ピロール−5−カルボキシレート
である、請求項61に記載の化合物の塩。
【請求項63】

【化66】

の化合物またはその薬学的に許容される塩であって、式中、
Zは、−N(R)−または−S−であり、
は、(i)水素、
(ii)1個または2個のアミノ基で任意に置換されたC−Cアルキルカルボニル、
(iii)−S(O)、−S(O)NH、−S(O)NH(R、または−S(O)N(R(式中、それぞれのRは、独立して、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、またはC−Cアルキニルであり、それぞれのRは、フェニルで任意に置換され、nは、1または2である)、
(iv)独立してハロゲンまたはヒドロキシである1個以上の基で任意に置換されたC−Cアルキル、
(v)アリール(C−C)アルキル、または、
(vi)ヘテロアリール(C−C)アルキルであり、
(v)および(vi)のアリールおよびヘテロアリール基は、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、C−Cアルキルチオ、ヒドロキシ(C−C)アルキル、アミノ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、またはモノ−もしくはジ−(C−C)アルキルアミノである、1個以上の基で任意に置換され、
40は、−CORまたは−R50であり、
Rは、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルカルボニルオキシ、アリールオキシ、アリール(C−C)アルコキシ、または−NRであり、RおよびRは、独立して、(i)水素、(ii)C−Cアルキル、(iii)C−Cアルケニル、(iv)C−Cアルキニル、あるいは(v)それぞれ独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキルチオ、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、モノ−もしくはジ(C−C)アルキルアミノ、またはカルボキシである、1個以上の基で任意に置換されたフェニルであり、
50は、
【化67】

であり、それらのうちのいずれも、それぞれ独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、ハロ(C−C)アルキル、またはハロ(C−C)アルコキシである1個以上の基で任意に置換されてもよく、
Xは、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、ニトロ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、トリフルオロメチル、またはトリフルオロメトキシであり、
30は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ヒドロキシアミノ、ニトロ、シアノ、−SR、−S(O)、−S(O)NH、−S(O)NHR、−S(O)N(R、−Si(R51、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、(C−C)アルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキルチオ、またはモノ−もしくはジ−(C−C)アルキルアミノであり、
は、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、またはC−Cアルキニルであり、
pは、1または2である、化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項64】
Zは、−N(R)−である、請求項63に記載の化合物。
【請求項65】
は、水素、C−Cアルキルカルボニル、またはC−Cアルキルである、請求項64に記載の化合物。
【請求項66】
は、水素である、請求項65に記載の化合物。
【請求項67】
Zは、−S−である、請求項63に記載の化合物。
【請求項68】
40は、−CORである、請求項63〜67のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項69】
Rは、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、C−Cアルコキシ、または−NRであり、RおよびRは、独立して、水素またはC−Cアルキルである、請求項68に記載の化合物。
【請求項70】
Rは、ヒドロキシである、請求項69に記載の化合物。
【請求項71】
前記化合物は、その薬学的に許容される塩である、請求項70に記載の化合物。
【請求項72】
前記化合物は、カルシウム、d−セリン(一ナトリウム)、カリウム、テトラメチルアンモニウム、トリス、アンモニウム、ベネタミン、ベンザチン、コリン、クレミゾール、デアノール、ジシクロヘキシルアミン、ジエタノールアミン、ジエチルアミン、ジエチルアミノエタノール、エポラミン、エタノールアミン、エチレンジアミン、エチルプロピルアンモニウム、ヒドラバミン、イミダゾール、l−リジン、マグネシウム、メグルミン、モルホリンエタノール、ピペラジン、ピリジン、ナトリウム、トロラミン、リチウム、または亜鉛塩である、請求項71に記載の化合物。
【請求項73】
Rは、ヒドロキシアミノである、請求項69に記載の化合物。
【請求項74】
40は、R50である、請求項63〜67のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項75】
50は、
【化68】

より選択され、それらのうちのいずれも、ハロゲンまたはヒドロキシのうちの1個または2個で独立して置換されてもよい、請求項74に記載の化合物。
【請求項76】
50は、
【化69】

より選択される、請求項75に記載の化合物。
【請求項77】
50は、
【化70】

であり、R50aは、水素またはハロゲンである、請求項75に記載の化合物。
【請求項78】
50aは、水素である、請求項77に記載の化合物。
【請求項79】
50aは、ハロゲンである、請求項77に記載の化合物。
【請求項80】
50aは、フルオロである、請求項79に記載の化合物。
【請求項81】
50aは、クロロである、請求項79に記載の化合物。
【請求項82】
Xは、水素、シアノ、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、またはC−Cアルキルである、請求項63〜81のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項83】
Xは、水素である、請求項82に記載の化合物。
【請求項84】
Xは、シアノである、請求項82に記載の化合物。
【請求項85】
Xは、フルオロである、請求項82に記載の化合物。
【請求項86】
Xは、クロロである、請求項82に記載の化合物。
【請求項87】
Xは、トリフルオロメチルである、請求項82に記載の化合物。
【請求項88】
Xは、C−Cアルキルである、請求項82に記載の化合物。
【請求項89】
Xは、メチルである、請求項88に記載の化合物。
【請求項90】
Xは、エチルである、請求項88に記載の化合物。
【請求項91】
30は、水素、ハロゲン、ヒドロキシアミノ、アミノ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、またはハロ(C−C)アルキルチオである、請求項63〜90のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項92】
30は、水素である、請求項91に記載の化合物。
【請求項93】
30は、ハロゲンである、請求項91に記載の化合物。
【請求項94】
30は、メチルである、請求項91に記載の化合物。
【請求項95】
30は、エチルである、請求項91に記載の化合物。
【請求項96】
30は、C−Cアルコキシである、請求項91に記載の化合物。
【請求項97】
30は、メトキシである、請求項96に記載の化合物。
【請求項98】
30は、ハロ(C−C)アルコキシである、請求項91に記載の化合物。
【請求項99】
30は、ハロ(C−C)アルキルチオである、請求項91に記載の化合物。
【請求項100】
30は、トリフルオロメチルチオである、請求項99に記載の化合物。
【請求項101】
30は、ニトロである、請求項91に記載の化合物。
【請求項102】
30は、アミノである、請求項91に記載の化合物。
【請求項103】
30は、シアノである、請求項91に記載の化合物。
【請求項104】
4H−ピロロ[2,3−d][1,3]セレナゾール−5−カルボン酸、
6−フルオロ−4H−ピロロ[2,3−d][1,3]セレナゾール−5−カルボン酸、
6−クロロ−4H−ピロロ[2,3−d][1,3]セレナゾール−5−カルボン酸、
6−ブロモ−4H−ピロロ[2,3−d][1,3]セレナゾール−5−カルボン酸、
5−(1H−テトラゾール−5−イル)−4H−ピロロ[2,3−d][1,3]セレナゾール、
メチル4H−ピロロ[2,3−d]セレナゾール−5−カルボキシレート、
2−メトキシ−4H−ピロロ[2,3−d]セレナゾール−5−カルボン酸、
またはその薬学的に許容される塩である、請求項63に記載の化合物。
【請求項105】
前記化合物は、その薬学的に許容される塩である、請求項104に記載の化合物。
【請求項106】
前記化合物は、カルシウム、d−セリン(一ナトリウム)、カリウム、テトラメチルアンモニウム、トリス、アンモニウム、ベネタミン、ベンザチン、コリン、クレミゾール、デアノール、ジシクロヘキシルアミン、ジエタノールアミン、ジエチルアミン、ジエチルアミノエタノール、エポラミン、エタノールアミン、エチレンジアミン、エチルプロピルアンモニウム、ヒドラバミン、イミダゾール、l−リジン、マグネシウム、メグルミン、モルホリンエタノール、ピペラジン、ピリジン、ナトリウム、トロラミン、リチウム、または亜鉛塩である、請求項105に記載の化合物。
【請求項107】
前記塩は、
リチウム4H−ピロロ[2,3−d][1,3]セレナゾール−5−カルボキシレート、
リチウム6H−ピロロ[2,3−d][1,3]セレナゾール−5−カルボキシレート、
ナトリウム4H−ピロロ[2,3−d][1,3]セレナゾール−5−カルボキシレート、
ナトリウム6H−ピロロ[2,3−d][1,3]セレナゾール−5−カルボキシレート、
カリウム4H−ピロロ[2,3−d][1,3]セレナゾール−5−カルボキシレート、または、
カリウム6H−ピロロ[2,3−d][1,3]セレナゾール−5−カルボキシレート
である、請求項106に記載の化合物の塩。
【請求項108】

【化71】

の化合物またはその薬学的に許容される塩であって、式中、
は、(i)水素、
(ii)1個または2個のアミノ基で任意に置換されたC−Cアルキルカルボニル、
(iii)−S(O)、−S(O)NH、−S(O)NH(R)、または−S(O)N(R(式中、それぞれのRは、独立して、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、またはC−Cアルキニルであり、それぞれのRは、フェニルで任意に置換され、nは1または2である)、
(iv)独立してハロゲンまたはヒドロキシである1個以上の基で任意に置換されたC−Cアルキル、
(v)アリール(C−C)アルキル、または、
(vi)ヘテロアリール(C−C)アルキルであり、
(v)および(vi)のアリールおよびヘテロアリール基は、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、C−Cアルキルチオ、ヒドロキシ(C−C)アルキル、アミノ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、またはモノ−もしくはジ−(C−C)アルキルアミノである、1個以上の基で任意に置換され、
40は、−CORまたは−R50であり、
Rは、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルカルボニルオキシ、アリールオキシ、アリール(C−C)アルコキシ、または−NRであり、RおよびRは、独立して、(i)水素、(ii)C−Cアルキル、(iii)C−Cアルケニル、(iv)C−Cアルキニル、あるいは(v)それぞれ独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキルチオ、C−Cシクロアルキル、C−C、ヘテロシクロアルキル、モノ−もしくはジ(C−C)アルキルアミノ、またはカルボキシである、1個以上の基で任意に置換されたフェニルであり、
50は、
【化72】

であり、それらのうちのいずれも、それぞれ独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、ハロ(C−C)アルキル、またはハロ(C−C)アルコキシである1個以上の基で任意に置換されてもよく、
Xは、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、ニトロ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、トリフルオロメチル、またはトリフルオロメトキシであり、
は、R18またはR17であり、
30は、R18であり、
17は、−SR、−S(O)、−S(O)NH、−S(O)NHR、−S(O)N(R、COOH、C−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、C−Cアルコキシ、(C−C)アルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキルチオ、またはモノ−もしくはジ−(C−C)アルキルアミノ、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C−C)アルキル、ヘテロアリール(C−C)アルキル、またはC−Cヘテロシクロアルキルであり、
それぞれのシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリール基は、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、アミノ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルチオ、ヒドロキシアルキル、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキルチオ、モノ−もしくはジ(C−C)アルキルアミノ、またはアミノ(C−C)アルキルである、1個以上の基で任意に置換され、
は、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、またはC−Cアルキニルであり、それぞれのRは、フェニルによって任意に置換され、
pは、1または2であり、
それぞれのR18は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ヒドロキシアミノ、ニトロ、シアノ、−SR51、−S(O)51、−S(O)NH、−S(O)NHR51、−S(O)N(R51、−Si(R51、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、(C−C)アルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキルチオ、またはモノ−もしくはジ−(C−C)アルキルアミノであり、
それぞれのR51は、独立して、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、またはC−Cアルキニルであり、
それぞれのtは、独立して1または2であるが、
但し、
(a)前記化合物は、
(i)6H−セレノフェノ[2,3−b]ピロール−5−カルボン酸、および
(ii)エチル6H−セレノフェノ[2,3−b]ピロール−5−カルボキシレートではなく、
(b)Rがメチルである場合、R40は非置換フェニルではない、
化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項109】
は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルキルチオ、またはC−Cシクロアルキルである、請求項108に記載の化合物。
【請求項110】
は、ヒドロキシである、請求項109に記載の化合物。
【請求項111】
は、水素である、請求項109に記載の化合物。
【請求項112】
は、シアノである、請求項109に記載の化合物。
【請求項113】
は、ハロゲンである、請求項109に記載の化合物。
【請求項114】
は、フルオロである、請求項113に記載の化合物。
【請求項115】
は、クロロである、請求項113に記載の化合物。
【請求項116】
は、C−Cアルキルである、請求項109に記載の化合物。
【請求項117】
は、C−Cアルキルである、請求項116に記載の化合物。
【請求項118】
は、メチルである、請求項117に記載の化合物。
【請求項119】
は、エチルである、請求項117に記載の化合物。
【請求項120】
は、ハロ(C−C)アルキルである、請求項109に記載の化合物。
【請求項121】
は、トリフルオロメチルである、請求項120に記載の化合物。
【請求項122】
は、ハロ(C−C)アルコキシである、請求項109に記載の化合物。
【請求項123】
は、トリフルオロメトキシである、請求項122に記載の化合物。
【請求項124】
は、ハロ(C−C)アルキルチオである、請求項109に記載の化合物。
【請求項125】
は、トリフルオロメチルチオである、請求項124に記載の化合物。
【請求項126】
は、ニトロである、請求項109に記載の化合物。
【請求項127】
は、C−Cシクロアルキルである、請求項109に記載の化合物。
【請求項128】
30は、水素、ハロゲン、ヒドロキシアミノ、アミノ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、およびハロ(C−C)アルキルチオである、請求項108〜127のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項129】
30は、水素である、請求項128に記載の化合物。
【請求項130】
30は、ハロゲンである、請求項128に記載の化合物。
【請求項131】
30は、メチルである、請求項128に記載の化合物。
【請求項132】
30は、エチルである、請求項128に記載の化合物。
【請求項133】
30は、C1−C2アルコキシである、請求項128に記載の化合物。
【請求項134】
30は、メトキシである、請求項133に記載の化合物。
【請求項135】
30は、ハロ(C−C)アルコキシである、請求項128に記載の化合物。
【請求項136】
30は、ハロ(C−C)アルキルチオである、請求項128に記載の化合物。
【請求項137】
30は、トリフルオロメチルチオである、請求項136に記載の化合物。
【請求項138】
30は、ニトロである、請求項128に記載の化合物。
【請求項139】
30は、アミノである、請求項128に記載の化合物。
【請求項140】
30は、シアノである、請求項128に記載の化合物。
【請求項141】
30およびRは、独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヒドロキシアミノ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、およびハロ(C−C)アルキルチオである、請求項108に記載の化合物。
【請求項142】
30は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、C−Cアルコキシ、またはモノ−もしくはジ−(C−C)アルキルアミノであり、
は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、アミノ、ニトロ、シアノ、C−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキルチオ、C−Cシクロアルキル、ベンジル、フェニルであり、
それぞれのC−Cシクロアルキル、ベンジル、およびフェニルは、独立して環上で、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、またはハロ(C−C)アルキルのうちの1個または2個で任意に置換される、請求項108に記載の化合物。
【請求項143】
40は、−CORである、請求項108〜142のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項144】
Rは、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、C−Cアルコキシ、または−NRであり、RおよびRは、独立して水素またはC−Cアルキルである、請求項143に記載の化合物。
【請求項145】
Rは、ヒドロキシである、請求項144に記載の化合物。
【請求項146】
前記化合物は、その薬学的に許容される塩である、請求項145に記載の化合物。
【請求項147】
前記化合物は、カルシウム、d−セリン(一ナトリウム)、カリウム、テトラメチルアンモニウム、トリス、アンモニウム、ベネタミン、ベンザチン、コリン、クレミゾール、デアノール、ジシクロヘキシルアミン、ジエタノールアミン、ジエチルアミン、ジエチルアミノエタノール、エポラミン、エタノールアミン、エチレンジアミン、エチルプロピルアンモニウム、ヒドラバミン、イミダゾール、l−リジン、マグネシウム、メグルミン、モルホリンエタノール、ピペラジン、ピリジン、ナトリウム、トロラミン、リチウム、または亜鉛塩である、請求項146に記載の化合物。
【請求項148】
Rは、ヒドロキシアミノである、請求項144に記載の化合物。
【請求項149】
40は、R50である、請求項108〜142のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項150】
50は、
【化73】

より選択され、それらのうちのいずれも、ハロゲンまたはヒドロキシのうちの1個または2個で、任意に独立して置換されてもよい、請求項149に記載の化合物。
【請求項151】
50は、
【化74】

より選択される、請求項150に記載の化合物。
【請求項152】
50は、
【化75】

であり、R50aは、水素またはハロゲンである、請求項150に記載の化合物。
【請求項153】
50aは、水素である、請求項152に記載の化合物。
【請求項154】
50aは、ハロゲンである、請求項152に記載の化合物。
【請求項155】
50aは、フルオロである、請求項154に記載の化合物。
【請求項156】
50aは、クロロである、請求項154に記載の化合物。
【請求項157】
Xは、水素、シアノ、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、またはC−Cアルキルのいずれか1つである、請求項108〜156のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項158】
Xは、水素である、請求項157に記載の化合物。
【請求項159】
Xは、シアノである、請求項157に記載の化合物。
【請求項160】
Xは、フルオロである、請求項157に記載の化合物。
【請求項161】
Xは、クロロである、請求項157に記載の化合物。
【請求項162】
Xは、トリフルオロメチルである、請求項157に記載の化合物。
【請求項163】
Xは、C−Cアルキルである、請求項157に記載の化合物。
【請求項164】
Xは、メチルである、請求項163に記載の化合物。
【請求項165】
Xは、エチルである、請求項163に記載の化合物。
【請求項166】
4−フルオロ−6H−セレノフェノ[2,3−b]ピロール−5−カルボン酸、
4−クロロ−6H−セレノフェノ[2,3−b]ピロール−5−カルボン酸、
4−ブロモ−6H−セレノフェノ[2,3−b]ピロール−5−カルボン酸、
5−(1H−テトラゾール−5-イル)−6H−セレノフェノ[2,3−b]ピロール、
6H−セレノ[2,3−b]ピロール−3,5−diカルボン酸、
2−クロロ−6H−セレノ[2,3−b]ピロール−5−カルボン酸、
3−ブロモ−6H−セレノ[2,3−b]ピロール−5−カルボン酸、
3−シアノ−6H−セレノ[2,3−b]ピロール−5−カルボン酸、
3−クロロ−6H−セレノ[2,3−b]ピロール−5−カルボン酸、
3−メチル−6H−セレノ[2,3−b]ピロール−5−カルボン酸、
N−(2−ヒドロキシフェニル)−6H−セレノ[2,3−b]ピロール−5−カルボキサミド、
またはその薬学的に許容される塩である、請求項108に記載の化合物。
【請求項167】
前記化合物は、その薬学的に許容される塩である、請求項166に記載の化合物。
【請求項168】
前記化合物は、カルシウム、d−セリン(一ナトリウム)、カリウム、テトラメチルアンモニウム、トリス、アンモニウム、ベネタミン、ベンザチン、コリン、クレミゾール、デアノール、ジシクロヘキシルアミン、ジエタノールアミン、ジエチルアミン、ジエチルアミノエタノール、エポラミン、エタノールアミン、エチレンジアミン、エチルプロピルアンモニウム、ヒドラバミン、イミダゾール、l−リジン、マグネシウム、メグルミン、モルホリンエタノール、ピペラジン、ピリジン、ナトリウム、トロラミン、リチウム、または亜鉛塩である、請求項167に記載の化合物。
【請求項169】
前記塩は、
リチウム4H−セレノフェノ[2,3−b]ピロール−5−カルボキシレート、
リチウム6H−セレノフェノ[2,3−b]ピロール−5−カルボキシレート、
ナトリウム4H−セレノフェノ[2,3−b]ピロール−5−カルボキシレート、
ナトリウム6H−セレノフェノ[2,3−b]ピロール−5−カルボキシレート
カリウム4H−セレノフェノ[2,3−b]ピロール−5−カルボキシレート、または、
カリウム6H−セレノフェノ[2,3−b]ピロール−5−カルボキシレート
である、請求項168に記載の化合物の塩。
【請求項170】

【化76】

の化合物またはその薬学的に許容される塩であって、式中、
Zは、−N(R)−または−S−であり、
は、(i)水素、
(ii)1個または2個のアミノ基で任意に置換されたC−Cアルキルカルボニル、
(iii)−S(O)、−S(O)NH、−S(O)NH(R)、または−S(O)N(R(式中、それぞれのRは、独立して、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、またはC−Cアルキニルであり、それぞれのRは、フェニルで任意に置換され、nは、1または2である)、
(iv)独立してハロゲンまたはヒドロキシである1個以上の基で任意に置換されたC−Cアルキル、
(v)アリール(C−C)アルキル、または、
(vi)ヘテロアリール(C−C)アルキルであり、
(v)および(vi)のアリールおよびヘテロアリール基は、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、C−Cアルキルチオ、ヒドロキシ(C−C)アルキル、アミノ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、またはモノ−もしくはジ−(C−C)アルキルアミノである、1個以上の基で任意に置換され、
40は、−CORまたは−R50であり、
Rは、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルカルボニルオキシ、アリールオキシ、アリール(C−C)アルコキシ、または−NRであり、RおよびRは、独立して、(i)水素、(ii)C−Cアルキル、(iii)C−Cアルケニル、(iv)C−Cアルキニル、あるいは(v)それぞれ独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキルチオ、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、モノ−もしくはジ(C−C)アルキルアミノ、またはカルボキシである、1個以上の基で任意に置換されたフェニルであり、
50は、
【化77】

であり、それらのうちのいずれも、それぞれ独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、ハロ(C−C)アルキル、またはハロ(C−C)アルコキシである1個以上の基で任意に置換されてもよく、
Xは、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、ニトロ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、トリフルオロメチル、またはトリフルオロメトキシであり、
30は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ヒドロキシアミノ、ニトロ、シアノ、−SR、−S(O)、−S(O)NH、−S(O)NHR、−S(O)N(R、−Si(R51、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、(C−C)アルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、ハロ(C−C)アルキルチオ、またはモノ−もしくはジ−(C−C)アルキルアミノであり、
は、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、またはC−Cアルキニルであり、
pは、1または2である、化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項171】
Zは、−N(R)−である、請求項170に記載の化合物。
【請求項172】
は、水素、C−Cアルキルカルボニル、またはC−Cアルキルである、請求項171に記載の化合物。
【請求項173】
は、水素である、請求項172に記載の化合物。
【請求項174】
Zは、−S−である、請求項170に記載の化合物。
【請求項175】
40は、−CORである、請求項170〜174のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項176】
Rは、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、C−Cアルコキシ、または−NRであり、RおよびRは、独立して水素またはC−Cアルキルである、請求項175に記載の化合物。
【請求項177】
Rは、ヒドロキシである、請求項176に記載の化合物。
【請求項178】
前記化合物は、その薬学的に許容される塩である、請求項177に記載の化合物。
【請求項179】
前記化合物は、カルシウム、d−セリン(一ナトリウム)、カリウム、テトラメチルアンモニウム、トリス、アンモニウム、ベネタミン、ベンザチン、コリン、クレミゾール、デアノール、ジシクロヘキシルアミン、ジエタノールアミン、ジエチルアミン、ジエチルアミノエタノール、エポラミン、エタノールアミン、エチレンジアミン、エチルプロピルアンモニウム、ヒドラバミン、イミダゾール、l−リジン、マグネシウム、メグルミン、モルホリンエタノール、ピペラジン、ピリジン、ナトリウム、トロラミン、リチウム、または亜鉛塩である、請求項178に記載の化合物。
【請求項180】
Rは、ヒドロキシアミノである、請求項176に記載の化合物。
【請求項181】
40は、R50である、請求項170〜174のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項182】
50は、
【化78】

より選択され、それらのうちのいずれも、ハロゲンまたはヒドロキシのうちの1個または2個で置換可能な位置で、任意に独立して置換されてもよい、請求項181に記載の化合物。
【請求項183】
50は、
【化79】

より選択される、請求項182に記載の化合物。
【請求項184】
50は、
【化80】

であり、R50aは、水素またはハロゲンである、請求項182に記載の化合物。
【請求項185】
50aは、水素である、請求項184に記載の化合物。
【請求項186】
50aは、ハロゲンである、請求項184に記載の化合物。
【請求項187】
50aは、フルオロである、請求項186に記載の化合物。
【請求項188】
50aは、クロロである、請求項186に記載の化合物。
【請求項189】
Xは、水素、シアノ、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、またはC−Cアルキルである、請求項170〜188のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項190】
Xは、水素である、請求項189に記載の化合物。
【請求項191】
Xは、シアノである、請求項189に記載の化合物。
【請求項192】
Xは、フルオロである、請求項189に記載の化合物。
【請求項193】
Xは、クロロである、請求項189に記載の化合物。
【請求項194】
Xは、トリフルオロメチルである、請求項189に記載の化合物。
【請求項195】
Xは、C−Cアルキルである、請求項189に記載の化合物。
【請求項196】
Xは、メチルである、請求項195に記載の化合物。
【請求項197】
Xは、エチルである、請求項195に記載の化合物。
【請求項198】
30は、水素、ハロゲン、ヒドロキシアミノ、アミノ、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルチオ、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、およびハロ(C−C)アルキルチオである、請求項170〜197のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項199】
30は、水素である、請求項198に記載の化合物。
【請求項200】
30は、ハロゲンである、請求項198に記載の化合物。
【請求項201】
30は、メチルである、請求項198に記載の化合物。
【請求項202】
30は、エチルである、請求項198に記載の化合物。
【請求項203】
30は、C−Cアルコキシである、請求項198に記載の化合物。
【請求項204】
30は、メトキシである、請求項203に記載の化合物。
【請求項205】
30は、ハロ(C−C)アルコキシである、請求項198に記載の化合物。
【請求項206】
30は、ハロ(C−C)アルキルチオである、請求項198に記載の化合物。
【請求項207】
30は、トリフルオロメチルチオである、請求項206に記載の化合物。
【請求項208】
30は、ニトロである、請求項198に記載の化合物。
【請求項209】
30は、アミノである、請求項198に記載の化合物。
【請求項210】
30は、シアノである、請求項198に記載の化合物。
【請求項211】
4H−ピロロ[3,2−d][1,3]セレナゾール−5−カルボン酸、
6−フルオロ−4H−ピロロ[3,2−d][1,3]セレナゾール−5−カルボン酸、
6−クロロ−4H−ピロロ[3,2−d][1,3]セレナゾール−5−カルボン酸、
6−ブロモ−4H−ピロロ[3,2−d][1,3]セレナゾール−5−カルボン酸、
5−(1H−テトラゾール−5-イル)−4H−ピロロ[3,2−d][1,3]セレナゾール、
4H−ピロロ[3,2−d][1,3]セレナゾール−5−カルボン酸、
2−メチル−4H−ピロロ[3,2−d][1,3]セレナゾール−5−カルボン酸、
2−ブロモ−4H−ピロロ[3,2−d]セレナゾール−5−カルボン酸、
2−イソプロピル−4H−ピロロ[3,2−d]セレナゾール−5−カルボン酸、
またはその薬学的に許容される塩である、請求項170に記載の化合物。
【請求項212】
前記化合物は、その薬学的に許容される塩である、請求項211に記載の化合物。
【請求項213】
前記化合物は、カルシウム、d−セリン(一ナトリウム)、カリウム、テトラメチルアンモニウム、トリス、アンモニウム、ベネタミン、ベンザチン、コリン、クレミゾール、デアノール、ジシクロヘキシルアミン、ジエタノールアミン、ジエチルアミン、ジエチルアミノエタノール、エポラミン、エタノールアミン、エチレンジアミン、エチルプロピルアンモニウム、ヒドラバミン、イミダゾール、l−リジン、マグネシウム、メグルミン、モルホリンエタノール、ピペラジン、ピリジン、ナトリウム、トロラミン、リチウム、または亜鉛塩である、請求項212に記載の化合物。
【請求項214】
前記塩は、
リチウム4H−ピロロ[3,2−d][1,3]セレナゾール−5−カルボキシレート、
リチウム6H−ピロロ[3,2−d][1,3]セレナゾール−5−カルボキシレート、
ナトリウム6H−ピロロ[3,2−d][1,3]セレナゾール−5−カルボキシレート、
ナトリウム4H−ピロロ[3,2−d][1,3]セレナゾール−5−カルボキシレート、
カリウム4H−ピロロ[3,2−d][1,3]セレナゾール−5−カルボキシレート、または
カリウム6H−ピロロ[3,2−d][1,3]セレナゾール−5−カルボキシレート
である、請求項213に記載の化合物の塩。
【請求項215】
請求項1〜214のうちのいずれか1項に記載の治療的有効量の化合物もしくは塩、および薬学的に許容される賦形剤、希釈剤、または担体を含む、医薬組成物。
【請求項216】
神経障害または精神障害の予防および/または治療において有用な1つ以上の薬剤をさらに含む、請求項215に記載の組成物。
【請求項217】
前記1つ以上の薬剤は、D−アミノ酸またはその誘導体、抗精神病薬、および抗コリン薬より選択される、請求項216に記載の組成物。
【請求項218】
前記1つ以上の薬剤のうちの少なくとも1つは、D−アミノ酸またはその誘導体である、請求項217に記載の組成物。
【請求項219】
前記D−アミノ酸またはその誘導体は、D−サイクロセリン、D−セリン、またはD−セリン類似体である、請求項218に記載の組成物。
【請求項220】
前記D−アミノ酸またはその誘導体は、D−セリンである、請求項219に記載の組成物。
【請求項221】
前記D−アミノ酸またはその誘導体は、D−セリン類似体である、請求項219に記載の組成物。
【請求項222】
前記D−セリン類似体は、D−セリンのエステル、アルキル化D−セリン、またはD−セリンの前駆体である、請求項221に記載の組成物。
【請求項223】
前記1つ以上の薬剤のうちの少なくとも1つは、抗精神病薬である、請求項216〜222のうちのいずれか1項に記載の組成物。
【請求項224】
前記抗精神病薬は、フェノチアジンである、請求項223に記載の組成物。
【請求項225】
前記フェノチアジンは、クロルプロマジンである、請求項224に記載の組成物。
【請求項226】
前記抗精神病薬は、ブチロフェノンである、請求項223に記載の組成物。
【請求項227】
前記ブチロフェノンは、ハロペリドールである、請求項226に記載の組成物。
【請求項228】
前記抗精神病薬は、非定型抗精神病薬である、請求項223に記載の組成物。
【請求項229】
前記非定型抗精神病薬は、クロザピン、オランザピン、ジプラシドン、リスペリドン、およびクエチアピンより選択される、請求項228に記載の組成物。
【請求項230】
前記1つ以上の薬剤のうちの少なくとも1つは、抗コリン薬である、請求項216〜229のうちのいずれか1項に記載の組成物。
【請求項231】
前記抗コリン薬は、タクリンまたはドネペジルである、請求項230に記載の組成物。
【請求項232】
前記化合物またはその塩および前記1つ以上の薬剤は、同じ単位剤形中に含有される、請求項216〜231のうちのいずれか1項に記載の組成物。
【請求項233】
前記化合物またはその塩は、第1の単位剤形中に含有され、前記1つ以上の薬剤は、第2の単位剤形中に含有される、請求項216〜231のうちのいずれか1項に記載の組成物。
【請求項234】
前記組成物は、前記組成物を使用するための説明書とともにパッケージ中に収容される、請求項215〜233のうちのいずれか1項に記載の組成物。
【請求項235】
1つ以上の容器を含む、神経障害または精神障害を予防および/または治療するためのキットであって、それぞれの容器は、
a.請求項1〜214のうちのいずれか1項に記載の治療的有効量の化合物と、任意に、前記神経障害または精神障害の予防および/または治療において有用な治療的有効量の薬剤と、
b.請求項215〜231のうちのいずれか1項に記載の治療的有効量の組成物と、を含む、キット。
【請求項236】
前記キットを使用するための説明書をさらに含む、請求項235に記載のキット。
【請求項237】
神経障害または精神障害を予防および/または治療する方法であって、請求項1〜214のうちのいずれか1項に記載の治療的有効量の化合物、または請求項215〜231のうちのいずれか1項に記載の組成物を、それを必要とする患者に投与することを含む、方法。
【請求項238】
前記神経障害または精神障害は、統合失調症である、請求項237に記載の方法。
【請求項239】
前記神経障害または精神障害は、アルツハイマー病である、請求項237に記載の方法。
【請求項240】
前記神経障害または精神障害は、認知症である、請求項237に記載の方法。
【請求項241】
前記認知症は、老人性認知症である、請求項240に記載の方法。
【請求項242】
前記認知症は、アルツハイマー病に伴う認知症である、請求項240に記載の方法。
【請求項243】
前記神経障害または精神障害は、双極性障害である、請求項237に記載の方法。
【請求項244】
前記神経障害または精神障害は、気分障害である、請求項237に記載の方法。
【請求項245】
前記神経障害または精神障害は、うつ病である、請求項237に記載の方法。
【請求項246】
前記化合物、塩、または組成物は、経口投与される、請求項237〜245のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項247】
前記化合物、塩、または組成物は、徐放剤として提供される、請求項237〜246のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項248】
神経障害または精神障害の予防および/または治療に有用な1つ以上の薬剤を投与することをさらに含む、請求項237〜247のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項249】
前記投与することは、同時に行われる、請求項248に記載の方法。
【請求項250】
前記投与することは、順番に行われる、請求項248に記載の方法。
【請求項251】
前記患者は、神経障害または精神障害であると医学的に診断されている、請求項237〜250のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項252】
前記組成物は、前記組成物を使用するための説明書とともにパッケージ中に収容される、請求項215に記載の組成物。
【請求項253】
神経障害または精神障害の予防および/または治療において有用な1つ以上の薬剤をさらに含む、請求項252に記載の組成物。
【請求項254】
前記化合物またはその塩および前記1つ以上の薬剤は、同じ単位剤形中に含有される、請求項253に記載の組成物。
【請求項255】
前記化合物またはその塩は、第1の単位剤形中に含有され、前記1つ以上の薬剤は、第2の単位剤形中に含有される、請求項253に記載の組成物。

【公表番号】特表2011−522043(P2011−522043A)
【公表日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−512463(P2011−512463)
【出願日】平成21年6月2日(2009.6.2)
【国際出願番号】PCT/US2009/003336
【国際公開番号】WO2009/148564
【国際公開日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【出願人】(511039371)アイロンウッド ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (7)
【Fターム(参考)】