説明

セロトニン5−HT2A受容体のモジュレータとしてのベンゾフラン誘導体

本発明は、セロトニン5−HT2A受容体のモジュレータであり、5−HT2A受容体に関連する種々の疾患および障害の治療に有用な、式Iのベンゾフラン誘導体に関する。一つの実施形態において、本発明は、5−HT2A受容体を、式Iの化合物またはその医薬的に許容しうる塩に接触させることにより、5−HT2A受容体を調節する方法も提供する。別の実施形態において、本発明は、治療有効量の式Iの化合物、その医薬的に許容しうる塩またはその医薬組成物を患者に投与することにより、患者の5−HT2A受容体関連疾患または障害を治療する方法を提供する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物:
【化18】

(式中、
Aは、存在しない、あるいはOまたはNRであり;
Dは、存在しない、あるいはC1−4アルキレン、C2−4アルケニレン、C2−4アルキニレン、O、S、NR、CO、COO、CONR、SO、SO、SONRまたはNRCONR10であり;
Yは、C1−10アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルであり、それぞれ、場合によっては、Cy、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、CN、NO、OR、SR、C(O)R、C(O)NR、C(O)OR、OC(O)R、OC(O)NR、NR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)OR、C(=NR)NR、NRC(=NR)NR、S(O)R、S(O)NR、S(O)、NRS(O)およびS(O)NRから独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換され;
Zは、H、C1−10アルキル、NR’R’’、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルであり、それぞれ、場合によっては、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1C(O)ORa1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1、NRc1S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換され;
は、HまたはC1−6アルキルであり;
およびRは、独立して、H、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2C(O)ORa2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2、NRc2S(O)b2およびS(O)NRc2d2から選択され;
、RおよびRは、独立して、H、ハロおよびC1−4アルキルから選択され;
、R、RおよびR10は、独立して、HおよびC1−4アルキルから選択され;
Cyは、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクロアルキルであり、それぞれ、場合によっては、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、CN、NO、OR、SR、C(O)R、C(O)NR、C(O)OR、OC(O)R、OC(O)NR、NR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)OR、C(=NR)NR、NRC(=NR)NR、S(O)R、S(O)NR、S(O)、NRS(O)およびS(O)NRから独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換され;
R’およびR’’は、独立して、H、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキルおよびヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、該C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルは、場合によっては、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1C(O)ORa1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1、NRc1S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1、2または3個の置換基で置換され;
、Ra1およびRa2は、独立して、H、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキルおよびヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、該C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルは、場合によっては、1、2または3個のOH、CN、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキルまたはC1−6ハロアルコキシで置換され;
、Rb1およびRb2は、独立して、H、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキルおよびヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、該C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルは、場合によっては、1、2または3個のOH、CN、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキルまたはC1−6ハロアルコキシで置換され;
およびRは、独立して、H、C1−10アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、該C1−10アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルは、場合によっては、1、2または3個のOH、CN、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキルまたはC1−6ハロアルコキシで置換され;
あるいはRおよびRは、それらが結合するN原子と一緒になって、4員、5員、6員または7員ヘテロシクロアルキル基またはヘテロアリール基を形成し、それらはそれぞれ、場合によっては、1、2または3個のOH、CN、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキルまたはC1−6ハロアルコキシで置換され;
c1およびRd1は、独立して、H、C1−10アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、該C1−10アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルは、場合によっては、1、2または3個のOH、CN、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキルまたはC1−6ハロアルコキシで置換され;
あるいはRc1およびRd1は、それらが結合するN原子と一緒になって、4員、5員、6員または7員ヘテロシクロアルキル基またはヘテロアリール基を形成し、それらはそれぞれ、場合によっては、1、2または3個のOH、CN、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキルまたはC1−6ハロアルコキシで置換され;
c2およびRd2は、独立して、H、C1−10アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、該C1−10アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルは、場合によっては、1、2または3個のOH、CN、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキルまたはC1−6ハロアルコキシで置換され;
あるいはRc2およびRd2は、それらが結合するN原子と一緒になって、4員、5員、6員または7員ヘテロシクロアルキル基またはヘテロアリール基を形成し、それらはそれぞれ、場合によっては、1、2または3個のOH、CN、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキルまたはC1−6ハロアルコキシで置換され;および
、Re1およびRe2は、独立して、H、CNおよびNOから選択される)
およびそれらの医薬的に許容しうる塩、溶媒和物および水和物から選択される化合物。
【請求項2】
Aが存在しない、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
AがOである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
AがNRである、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
AがNHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
Yが、C1−10アルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、それぞれ、場合によっては、Cy、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、CN、NO、OR、SR、C(O)R、C(O)NR、C(O)OR、OC(O)R、OC(O)NR、NR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)OR、C(=NR)NR、NRC(=NR)NR、S(O)R、S(O)NR、S(O)、NRS(O)およびS(O)NRから独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項7】
Yが、C1−10アルキルまたはアリールであり、それぞれ、場合によっては、Cy、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、CN、NO、OR、SR、C(O)R、C(O)NR、C(O)OR、OC(O)R、OC(O)NR、NR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)OR、C(=NR)NR、NRC(=NR)NR、S(O)R、S(O)NR、S(O)、NRS(O)およびS(O)NRから独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項8】
Yが、Cy、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、CN、NO、OR、SR、C(O)R、C(O)NR、C(O)OR、OC(O)R、OC(O)NR、NR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)OR、C(=NR)NR、NRC(=NR)NR、S(O)R、S(O)NR、S(O)、NRS(O)およびS(O)NRから独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で場合によっては置換されているC1−10アルキルである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項9】
YがC1−10アルキルである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項10】
Yがイソブチルである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項11】
Yが、Cy、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、CN、NO、OR、SR、C(O)R、C(O)NR、C(O)OR、OC(O)R、OC(O)NR、NR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)OR、C(=NR)NR、NRC(=NR)NR、S(O)R、S(O)NR、S(O)、NRS(O)およびS(O)NRから独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で場合によっては置換されているフェニルである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項12】
Yが、ハロ、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキルおよびORから独立して選択される1、2または3個の置換基で場合によっては置換されているフェニルである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項13】
Dが、存在しないか、C1−4アルキレンまたはCOOである、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項14】
Dが存在しない、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項15】
DがC1−4アルキレンである、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項16】
DがCOOである、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項17】
Zが、H、C1−10アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキルであり、それぞれ、場合によっては、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1C(O)ORa1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1、NRc1S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されている、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項18】
Zが、H、C1−10アルキルまたはヘテロシクロアルキルであり、それぞれ、場合によっては、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1C(O)ORa1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1、NRc1S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されている、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項19】
Zが、H、C1−10アルキルまたはヘテロシクロアルキルである、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項20】
−D−Zが、H、C(O)O−(C1−10アルキル)、COOHまたはヘテロシクロアルキル−(C1−10)アルキルである、請求項1〜19のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項21】
がHまたはメチルである、請求項1〜20のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項22】
がメチルである、請求項1〜20のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項23】
およびRが独立してHおよびハロから選択される、請求項1〜22のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項24】
がHである、請求項1〜23のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項25】
がHまたはハロである、請求項1〜23のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項26】
がHである、請求項1〜23のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項27】
がハロである、請求項1〜23のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項28】
がBrである、請求項1〜23のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項29】
、RおよびRがそれぞれHである、請求項1〜28のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項30】
がHである、請求項1〜29のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項31】
式II:
【化19】

を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項32】
式IIIa、IIIbまたはIIIc:
【化20】

を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項33】
以下の化合物:
1−[7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−ベンゾフラン−5−イル]−3−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−尿素;
7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−5−イソブトキシカルボニルアミノ−ベンゾフラン−2−カルボン酸エチルエステル;
1−[7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−ベンゾフラン−5−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−尿素;
7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−5−[3−(4−メトキシ−フェニル)−ウレイド]−ベンゾフラン−2−カルボン酸;
N−[7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−2−ピロリジン−1−イルメチル−ベンゾフラン−5−イル]−3−トリフルオロメチル−ベンズアミド;
1−[7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−ベンゾフラン−5−イル]−3−(2,4−ジフルオロ−フェニル)−尿素
[7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−ベンゾフラン−5−イル]−カルバミン酸4−メトキシ−フェニルエステル;
1−[7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−ベンゾフラン−5−イル]−3−p−トリル−尿素;
7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−5−[3−(4−メトキシ−フェニル)−ウレイド]−ベンゾフラン−2−カルボン酸エチルエステル;
7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−5−[3−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−ウレイド]−ベンゾフラン−2−カルボン酸エチルエステル;
1−[7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−2−ピロリジン−1−イルメチル−ベンゾフラン−5−イル]−3−(4−クロロ−フェニル)−尿素;
1−[7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−ベンゾフラン−5−イル]−3−(4−クロロ−フェニル)−尿素;
1−[7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−ベンゾフラン−5−イル]−3−(3−クロロ−フェニル)−尿素;
1−[7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−ベンゾフラン−5−イル]−3−(4−イソプロピル−フェニル)−尿素;
7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−5−[3−(2,4−ジフルオロ−フェニル)−ウレイド]−ベンゾフラン−2−カルボン酸;
7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−ウレイド]−ベンゾフラン−2−カルボン酸エチルエステル;
N−[7−(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−2−ピロリジン−1−イルメチル−ベンゾフラン−5−イル]−3−トリフルオロメチル−ベンズアミド;
1−[7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−ベンゾフラン−5−イル]−3−(4−フルオロ−フェニル)−尿素;
7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−5−[3−(2,4−ジフルオロ−フェニル)−ウレイド]−ベンゾフラン−2−カルボン酸エチルエステル;
7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−5−イソブトキシカルボニルアミノ−ベンゾフラン−2−カルボン酸;
1−[7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−ベンゾフラン−5−イル]−3−(4−メトキシ−フェニル)−尿素;
7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−5−[3−(4−クロロ−フェニル)−ウレイド]−ベンゾフラン−2−カルボン酸エチルエステル;
7−(4−ブロモ−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−5−[3−(4−フルオロ−フェニル)−ウレイド]−ベンゾフラン−2−カルボン酸;および
N−(2−(ヒドロキシメチル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)ベンゾフラン−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
およびその医薬的に許容しうる塩、溶媒和物または水和物から選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項34】
請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物と、少なくとも1種の医薬的に許容しうる担体とを含む組成物。
【請求項35】
患者の5−HT2A関連障害を治療する方法であって、該治療を必要とする患者に、治療有効量の請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項36】
前記5−HT2A関連障害が、冠動脈疾患、心筋梗塞、一過性脳虚血発作、狭心症、脳卒中および心房細動から選択される、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
患者の血小板凝集に伴う状態を治療する方法であって、該治療を必要とする患者に、治療有効量の請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項38】
患者の血管形成術または冠動脈バイパス形成手術における血栓形成のリスクを減らす方法であって、該治療を必要とする患者に、治療有効量の請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項39】
心房細動を患う患者の血栓形成のリスクを減らす方法であって、該治療を必要とする患者に、治療有効量の請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項40】
患者の睡眠障害を治療する方法であって、該治療を必要とする患者に、治療有効量の請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項41】
前記睡眠障害が、睡眠異常症である、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記睡眠障害が、不眠症である、請求項40に記載の方法。
【請求項43】
前記睡眠障害が、睡眠時随伴症である、請求項40に記載の方法。
【請求項44】
患者の糖尿病関連障害を治療する方法であって、該治療を必要とする患者に、治療有効量の請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項45】
患者の進行性多病巣性白質脳障害を治療する方法であって、該治療を必要とする患者に、治療有効量の請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項46】
患者の高血圧症を治療する方法であって、該治療を必要とする患者に、治療有効量の請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項47】
患者の疼痛を治療する方法であって、該治療を必要とする患者に、治療有効量の請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項48】
5−HT2A関連障害の治療において使用するための薬剤の製造における請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項49】
前記5−HT2A関連障害が、冠動脈疾患、心筋梗塞、一過性脳虚血発作、狭心症、脳卒中および心房細動から選択される、請求項48に記載の使用。
【請求項50】
血小板凝集に伴う状態の治療において使用するための薬剤の製造における請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項51】
血管形成術または冠動脈バイパス形成手術を受けている患者の血栓形成のリスクの減少において使用するための薬剤の製造における請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項52】
患者の血栓形成のリスクの減少において使用するための薬剤の製造における請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項53】
心房細動を患う患者の血栓形成のリスクの減少において使用される薬剤の製造における請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項54】
睡眠障害の治療において使用するための薬剤の製造における請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項55】
睡眠異常症の治療において使用するための薬剤の製造における請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項56】
不眠症の治療において使用するための薬剤の製造における請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項57】
睡眠時随伴症の治療において使用するための薬剤の製造における請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項58】
糖尿病関連障害の治療において使用するための薬剤の製造における請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項59】
進行性多病巣性白質脳障害の治療において使用するための薬剤の製造における請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項60】
高血圧症の治療において使用するための薬剤の製造における請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項61】
疼痛の治療において使用するための薬剤の製造における請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項62】
療法によるヒトまたは動物を治療する方法において使用するための請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項63】
療法によるヒトまたは動物における5−HT2A関連障害を治療する方法において使用するための請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項64】
前記5−HT2A関連障害が、冠動脈疾患、心筋梗塞、一過性脳虚血発作、狭心症、脳卒中および心房細動から選択される請求項63に記載の方法。
【請求項65】
血小板凝集に伴う状態を治療する方法において使用するための請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項66】
血管形成または冠動脈バイパス形成手術を受けている患者の血栓形成のリスクを減らす方法において使用するための請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項67】
患者の血栓形成のリスクを減らす方法において使用するための請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項68】
心房細動を患う患者の血栓形成のリスクを減らす方法において使用するための請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項69】
療法によるヒトまたは動物の睡眠障害を治療する方法において使用するための請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項70】
睡眠異常症を治療する方法において使用するための請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項71】
不眠症を治療する方法において使用するための請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項72】
睡眠時随伴症を治療する方法において使用するための請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項73】
療法によるヒトまたは動物の糖尿病関連障害を治療する方法において使用するための請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項74】
療法によるヒトまたは動物の進行性多病巣性白質脳障害を治療する方法において使用するための請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項75】
高血圧症を治療する方法において使用するための請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項76】
疼痛を治療する方法において使用するための請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項77】
請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物と、少なくとも1種の医薬的に許容しうる担体とを混合することを含む組成物を製造するための方法。

【公表番号】特表2010−502618(P2010−502618A)
【公表日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−526718(P2009−526718)
【出願日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【国際出願番号】PCT/US2007/019084
【国際公開番号】WO2008/027483
【国際公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【出願人】(500478097)アリーナ ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (97)
【Fターム(参考)】