説明

センサヘッド部の取付構造

【課題】 アンプ分離型センサのセンサヘッド部を、その都度現場に合わせて専用の治具を設計したり、或いはねじの取り外し作業等を伴うことなく、光軸周りの角度調整を高い自由度をもって実現することを可能としたセンサヘッドの取付構造を提供すること。
【解決手段】 センサヘッド部を構成する断面正多角形状の角筒状ケースと、この角筒状ケースと支持部材との間に介在される取付用治具とを含む。取付用治具は、中央板部と左側板部と右側板部とを合成樹脂により一体成形してなる。中央板部には、支持部材への取付けに供される取付部が設けられると共に、左右の側板部の先端部内面には係止突部が形成される。角筒状ケースの各面には、取付用治具の左右の側板部の係止突部と係合する係止溝が形成されており、かつ係止溝の配列パターンは全ての面について同一である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、アンプ分離型センサのセンサヘッド部を支持部材に取り付けるためのセンサヘッド部の取付構造に係り、特に、軸周りの角度調整を容易としたセンサヘッドの取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、アンプ分離型センサ、中でもアンプ分離型視覚センサ(画像処理センサとも称する)におけるセンサヘッド(カメラに相当)の取付構造にあっては、センサヘッドの基部に水平方向に貫通する貫通孔を開けておき、この貫通孔を利用して支持部材の側面にセンサヘッドを取り付けるようにしたもの、或いはセンサヘッドの基部の底面にねじ穴を開けておき、これを支持部材の水平な面にカメラの三脚と同様にして取り付けるようにした構造などが知られている。
【0003】
尚、カメラを三脚上に固定する際にカメラと三脚との間に介在されるアタッチメントとしては様々な従来例が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】実公平7−54718号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来のセンサヘッドの取付構造にあっては、センサヘッド基部と支持部材との間をねじにより固定するものであるから、センサヘッドの光軸周りの角度調整を行うためには、センサヘッド基部と支持部材との間にその都度適切な治具を現場で製作するといった煩雑な作業が必要とされるといった問題点があった。
【0005】
殊に、コンベア上を流れてくる物品を視覚センサで検査するような場合を想定すると、コンベア上を流れてくる物品の向き(頭を上にして、頭を下にして、頭を右へ向けて、頭を左へ向けて等)に拘わらず、モニタ画面上の画像を常に一定の向きで映し出すためには、それら物品の向きに合わせてセンサヘッドの光軸周りの角度調整を行う必要があり、作業上の不具合を生ずる結果となっていた。
【0006】
この発明は、上述の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、アンプ分離型センサのセンサヘッド部を、その都度現場に合わせて専用の治具を設計したり、或いはねじの取り外し作業等を伴うことなく、光軸周りの角度調整を高い自由度をもって実現することを可能としたセンサヘッドの取付構造を提供することにある。
【0007】
この発明の他の目的とするところは、製造が容易で低コストに実現することが可能なセンサヘッドの取付構造を提供することにある。
【0008】
この発明のさらに他の目的並びに作用効果については、以下の明細書の記載を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明のセンサヘッド部の取付構造は、アンプ分離型センサのセンサヘッド部を支持部材に取り付けるための構造である。ここで、『アンプ分離型センサ』としては、典型的には、視覚センサ(画像処理センサ)のように、光軸周りの角度調整に重要な意義を有するセンサを含むのであるが、それ以外にも光切断法を用いて対象物までの距離を光学的に測定する変位センサ、その他磁界型の近接センサ等のように、軸周りの角度調整に意義を有するセンサに広く応用が可能である。
【0010】
このセンサヘッド部の取付構造は、センサヘッド部を構成する断面正多角形状の角筒状ケースと、この角筒状ケースと支持部材との間に介在される取付用治具とを含む。つまり、センサヘッド部のケースを断面正多角形状の角筒状ケースとすることは必須の要件である。ここで、『断面正多角形状』には、四角形、五角形、六角形・・・といった様々な正多角形が含まれる。
【0011】
取付用治具は、中央部と左側板部と、右側板部とを合成樹脂により一体成形してなるものである。中央板部の幅は、角筒状ケースの各面の周方向幅とほぼ同幅とされる。左右の側板部の幅は、角筒状ケースの各面の周方向幅とほぼ同幅またはそれよりも狭幅とされる。中央板部と左右の側板部とのなす角度は角筒状ケースの相隣接する面のなす角度とほぼ同一またはそれよりも狭角とされる。中央板部には、支持部材への取付けに供される取付部が設けられると共に、左右の側板部の先端部内面には係止突部が形成される。さらに、角筒状ケースの周方向の各面には、取付用治具の左右の側板部の係止突部と係合する係止溝が形成されており、かつ係止溝の配置パターンは周方向の全ての面について同一である。
【0012】
このような構成によれば、取付用治具の中央板部と左側板部と右側板部とが、角筒状ケースの相隣接する3つの面に対応するようにして、取付用治具を角筒状ケースの外周に押し付ければ、取付用治具の左右の側板部の係止突部が角筒状ケースの3つの面のそれぞれに形成された係止溝に係合することによって、いわゆるスナップフィット構造によって、取付用治具は角筒状ケースのどの面にもしっかりと固定される。取り外す際にも、ねじ等の固定的な締結手段を用いていないため、スナップフィット構造を利用して、角筒状ケースから取付用治具を簡単に取り外すことができる。取付用治具の中央板部には支持部材への取付けに供される取付部が設けられているため、この取付部を利用して取付用治具を支持部材に取り付ければ、支持部材の向きは固定したまま、角筒状ケースの軸周り角度を任意に調整可能となる。
【0013】
好ましい実施の形態としてはアンプ分離型センサとしては視覚センサが採用される。先に述べたように、視覚センサにあっては、コンベア上を流れてくる物品をその真上からカメラで撮影して画像表示するような場合が想定されるが、その場合に、コンベア上を流れてくる物品の向きに合わせて、センサヘッド部の光軸周りの角度調整が可能であれば、画像処理部側で複雑な回転操作などを行わずとも、画像表示器の画面に常に一定方向へ向けて物品の画像を表示させることができる。
【0014】
好ましい実施の形態では、センサヘッド部を構成する角筒状ケースの断面形状を正方形とすることができる。このような構成によれば、中央板部と左右の側板部とのなす角度を直角またはそれよりもやや狭角とすることができ、スナップフィット構造を利用して、係止突部と係止溝とを係合する際の強度設計が容易となる他、着脱いずれの操作にも無理がないという利点がある。
【0015】
好ましい実施の形態としては、取付用治具の中央板部に設けられた取付部がタップ孔とすることができる。このような構成によれば、従前の取付構造と同様にして、ねじ止め方法を利用して、取付用治具を任意の支持部材に容易に取り付けることができる。
【0016】
好ましい実施の形態にあっては、タップ孔が、雌ねじ部材をインサート成形することにより形成したものとすることができる。このような構成によれば、取付用治具の合成樹脂一体成形作業において、タップ孔を同時に形成することができ、製作工数の削減により、コストダウンが可能となる。
【発明の効果】
【0017】
本発明のセンサヘッドの取付構造によれば、支持部材にセンサヘッド部を取り付ける際の軸周り(例えば、光軸周り)の角度調整が容易となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下に、この発明の好適な実施の一形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0019】
本発明が適用された視覚センサ全体の外観斜視図が図1に示されている。同図に示されるように、この視覚センサは、センサヘッド部1とアンプ部2とを備えている。後に詳細に説明するように、センサヘッド部1を構成するカメラで撮影された映像は、アンプ部2へと送られ、アンプ部2に備え付けの画像表示器の画面上に映し出される。
【0020】
アンプ部2の構造について簡単に説明する。アンプ部2は矩形状のケース201を有する。ケース201の正面には、画像表示器を構成するLED表示器204と操作部カバー205とが設けられている。先に述べたように、LED表示器204には、センサヘッド部1で撮影された映像が表示される。操作部カバー205は開閉自在とされ、これが開かれると、その下からは各種のファンクションキーや設定キー等が現れる。ケース201の左右の側面には、連接用コネクタのカバー206が設けられる。このカバー206はスライド式に開閉可能とされ、これが開かれると、その下からは連設用コネクタが現れる。ケース201の下部からは電気コード202が引き出される。この電気コード202は例えばPLC等に接続され、入出力信号等の送受に利用される。ケース201の上面にはレセプタクル203が設けられる。このレセプタクル203は、後述するように、センサヘッド部1から引き出された電気コード先端のプラグに接続される。
【0021】
次に、センサヘッド部1の構造について説明する。センサヘッド部1は、断面ほぼ四角形状の角筒状ケースを有する。この角筒状ケースは、本体部ケース101と先端部ケース102とに分割されている。この角筒状ケースの軸方向先端部には撮影用窓104が、後端部からは電気コード103が引き出される。電気コード103の先端には、図2及び図4に示されるように、プラグ105が設けられており、このプラグ105がアンプ部2のレセプタクル203と結合される。これにより、センサヘッド部1とアンプ部2の間における各種データの送受が可能となる。
【0022】
先端部ケース102内には、図示しないが、受光用レンズ等の光学系と、複数のLED照明器が設けられる。それらのLED表示器は、受光光学系を取りまくようにその周囲に配置される。
【0023】
本体部ケース101は、例えば図3に示されるように、第1面S1、第2面S2、第3面S3、第4面S4からなる周方向の4つの面を有する。各面S1〜S4には、それぞれ軸方向へ延びる右側係止溝106と左側係止溝107が形成されている。これら係止溝内には、図2にやや拡大して示されるように、前部溝内突部108と後部溝内突部109とが設けられている。すなわち、この例にあっては、4つの面S1〜S4のそれぞれに、右側係止溝106、左側係止溝107、前部溝内突部108、後部溝内突部109が同一の配列パターンで設けられている。図2に示されるように、前部溝内突部108、後部溝内突部109のそれぞれにおいて、前方側の側面は垂直面とされるのに対し、後方側の面はテーパ面108a,109aとされている。これは、後述する取付用治具の脱着を容易とするためである。
【0024】
次に、取付用治具3の構造が図5に示されている。同図に示されるように、取付用治具3は、中央板部301と左側板部302と右側板部303と背面側突部304とを合成樹脂により一体成形してなるものである。中央板部301の幅は、角筒状ケースの各面(S1〜S4)の周方向幅とほぼ同幅とされている。左右の側板部302,303の幅は、角筒状ケースの各面(S1〜S4)の周方向幅のほぼ半分程度の幅とされている。中央板部301と左右の側板部302,303とのなす角度は、角筒状ケースの相隣接する面(例えば面S1と面S2)のなす角度である90°とされている。中央板部302には、支持部材への取付けに供される取付部であるところの中央部取付孔305と前部取付孔306と後部取付孔307とが設けられている。さらに、左右の側板部302,303の先端部内面には、係止突部であるところの、中央部係止突部308と前部係止突部309と後部係止突部310とが形成されている。
【0025】
次に、中央部取付孔305と前部取付孔306と後部取付孔307との詳細について説明する。図6に示されるように、それらの取付孔305〜307は、背面側突出部304内に、雌ねじ部材305a,306a,307aをそれぞれインサート成形により埋め込むことによって製作されている。そのため、取付用治具製作のための樹脂成形工程において、取付用治具の外径のみならず、支持部材に対する取付孔であるタップ孔についても同時に形成することができる。
【0026】
次に、図7〜図9を参照して、センサヘッド部1と取付用治具3との装着方法について説明する。
【0027】
先に説明したように、センサヘッド部1と取付用治具3との結合は合成樹脂の弾性を利用したスナップフィット構造を利用する。また、両者の結合は、センサヘッド部1の各面(S1〜S4)のそれぞれに設けられた右側係止溝106と左側係止溝107と、取付用治具3の左右の側板部302,303のそれぞれに設けられた中央部係止突部308と前部係止突部309と後部係止突部310を利用して行われる。尚、図7において、110は受光用のレンズ、111はLEDで構成される照明器である。
【0028】
まず最初に、図8に示されるように、左右の側板部の何れか(この例では、側板部303)の先端に設けられた3個の係止用突部308〜310を、角筒状ケースの第1面(S1)に設けられた右側係止溝106へしっかりと係合させる。その際に、先ほど説明した前部溝内突部108及び後部溝内突部109は、軸方向の両者の位置決めに利用される。しかる後、図8に矢印で示されるように、合成樹脂の弾性を利用して、取付用治具3を拡開させながら回転させ、中央板部301を角筒状ケースの第4面(S4)と平行となるように押し当てる。すると、他方の側板部(この例では右側板部302)の先端に設けられた係止突部308〜310が、角筒状ケースの第3面(S3)に設けられた左側係止溝107と係合することによって、両者はいわゆるスナップフィット構造によってしっかりと固定される。その後、図示しない支持部材を貫通させたねじを、中央部取付孔305,前部取付孔306,後部取付孔307の全てまたは選択された何れかにねじ込めば、取付用治具3は支持部材にしっかりとねじ止め固定される(図9参照)。一方、取り外しの際には、本体部ケース101を軸方向前方へとやや強くずらせば、テーパ面108a,109aの作用によって、両者の結合は緩むから、その状態で合成樹脂の弾性を利用して、本体部ケース101と取付用治具3とを取り外すことができる。
【0029】
以上説明したように、本発明のセンサヘッド部の取付構造は、センサヘッド部1を構成する断面正方形状の角筒状ケース107と、この角筒状ケースと支持部材(図示せず)との間に介在される取付用治具3とを含むものである。この取付用治具3は、中央板部301と左側板部302と右側板部303とを合成樹脂により一体成形してなるものである。中央板部301の幅は、角筒状ケース104の各面(S1〜S4)の周方向幅とほぼ同幅とされる。左右の側板部302,303の幅は、角筒状ケース101の各面(S1〜S4)の周方向幅のほぼ半分程度とされている。中央板部301と左右の側板部302,303とのなす角度は、角筒状ケース101の相隣接する面のなす角度とほぼ同一の90°とされている。中央板部301には、支持部材(図示せず)への取付けに供される中央部取付孔305と前部取付孔306と後部取付孔307とが設けられると共に、左右の側板部302,303の先端部内面には中央部係止突部308,前部係止突部309,後部係止突部310が形成されている。さらに、角筒状ケース(本体部ケース101)の各面(S1〜S4)には、取付用治具3の左右の側板部302,303の係止突部308〜310と係合する係止溝106,107が係止されており、かつ係止溝106,107の配置パターンは全ての面(S1〜S4)について同一である。
【0030】
そのため、本発明によれば、ケース側の係止溝106,107と取付用治具側の係止突部308〜310との係合を介してかつ樹脂弾性を利用したスナップフィット構造により、両者を簡単に着脱させることができる。しかも、ケースの各面(S1〜S4)には同一パターンをもって係止溝106,107が形成されているため、軸周り角度調整が90°単位で任意に調整可能となる。さらに、取付用治具側の取付孔305〜306は金属製雌ねじ部材が埋め込まれたタップ孔とされているため、支持部材(図示せず)と取付用治具3との固定はしっかりと安定したものとなる。さらに、係止溝106,107の溝内突部108,109にはテーパ面108a,109aが形成されているため、治具3を本体部ケース101から取り外す作業が容易となる。
【0031】
尚、以上の説明では、本発明を視覚センサに適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、その他変位センサ、近接センサ、超音波センサ等々のように、軸周りの回転調整が必要な様々なアンプ分離型センサのセンサヘッド部に応用が可能である。
【0032】
また、以上の例では、取付部をタップ孔としたが、取付用治具3を支持部材に取り付けるための構造はこれに限定されないことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明が適用された視覚センサ全体の外観斜視図である。
【図2】取付用治具が装着されたコード付センサヘッド部の正面図である。
【図3】取付用治具が装着されたコード付センサヘッド部の側面図である。
【図4】取付用治具が装着されたコード付センサヘッド部の平面図である。
【図5】取付用治具の構造を示す図である。
【図6】取付用治具のC−C線断面図である。
【図7】センサヘッド部と取付用治具との装着前の状態を示す分解斜視図である。
【図8】センサヘッド部に対する取付用治具の装着操作を示す説明図である。
【図9】取付用治具の装着が完了したセンサヘッド部の斜視図である。
【符号の説明】
【0034】
1 センサヘッド部
2 アンプ部
3 取付用治具
101 本体部ケース
102 先端部ケース
103 電気コード
104 撮影用窓
105 プラグ
106 右側係止溝
107 左側係止溝
108 前部溝内突部
108a テーパ面
109 後部溝内突部
109a テーパ面
110 レンズ
111 LED照明器
201 ケース
202 電気コード
203 レセプタクル
204 LED表示器
205 操作部カバー
206 連接用コネクタのカバー
301 中央板部
302 左側板部
303 右側板部
304 背面側突部
305 中央部取付孔
306 前部取付孔
307 後部取付孔
308 中央部係止突部
309 前部係止突部
310 後部係止突部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アンプ分離型センサのセンサヘッド部を支持部材に取り付けるための構造であって、
センサヘッド部を構成する断面正多角形状の角筒状ケースと、この角筒状ケースと支持部材との間に介在される取付用治具とを含み、
取付用治具は、中央板部と左側板部と右側板部とを合成樹脂により一体成形してなるものであり、
中央板部の幅は、角筒状ケースの各面の周方向幅とほぼ同幅であり、
左右の側板部の幅は、角筒状ケースの各面の周方向幅とほぼ同幅又はそれよりも狭幅であり、
中央板部と左右の側板部とのなす角度は、角筒状ケースの相隣接する面のなす角度とほぼ同一又はそれよりもやや狭角とされており、
中央板部には、支持部材への取付に供される取付部が設けられると共に、左右の側板部の先端部内面には係止突部が形成されており、さらに
角筒状ケースの周方向の各面には、取付用治具の左右の側板部の係止突部と係合する係止溝が形成されており、かつ係止溝の配置パターンは周方向の全ての面について同一である、ことを特徴とするセンサヘッド部の取付構造。
【請求項2】
アンプ分離型センサが視覚センサである、ことを特徴とする請求項1に記載のセンサヘッド部の取付構造。
【請求項3】
センサヘッド部を構成する角筒状ケースの断面形状が正方形である、ことを特徴とする請求項1に記載のセンサヘッド部の取付構造。
【請求項4】
取付用治具の中央板部に設けられた取付部がタップ孔である、ことを特徴とする請求項1に記載のセンサヘッド部の取付構造。
【請求項5】
タップ孔が、雌ねじ部材をインサート成形することで形成されている、ことを特徴とする請求項4に記載のセンサヘッド部の取付構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−17171(P2006−17171A)
【公開日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−193637(P2004−193637)
【出願日】平成16年6月30日(2004.6.30)
【出願人】(000002945)オムロン株式会社 (3,542)