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センタ装置、車載器、コンテンツ情報配信方法、コンテンツ情報処理方法及びプログラム
説明

センタ装置、車載器、コンテンツ情報配信方法、コンテンツ情報処理方法及びプログラム

【課題】コンテンツとその関連情報とを含む情報グループをDSRCで受信するITS車載器17において、コンテンツを的確に再生できるようにする。
【解決手段】関連情報には有効期限の他に有効期限前再生禁止フラグ及び有効期限後再生禁止フラグを含ませる。コンテンツの再生指示を受け付けると、該コンテンツの有効期限を調べる。現在が有効期限前又は後となっていれば、有効期限前又は有効期限後の再生処理ルーチンを実施する。有効期限前再生処理ルーチンでは、有効期限前再生禁止フラグがセットされていれば、再生画面に代えて、有効期限前のため表示できない旨を表示する(S114)。セットされていなければ、有効期限前である旨付き該コンテンツの再生画面を表示する(S112,S113)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、DSRC(Dedicated Short Range Communication:狭域通信)等の無線通信を利用してコンテンツを処理するセンタ装置、車載器、コンテンツ情報配信方法、コンテンツ情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1はDSRC車載器について開示する(特許文献1の段落0001)。該DSRC車載器は、路上機から情報を受信すると、その時のメモリの使用状況を調べ、(a)空き領域が有れば、受信情報を該空き領域に格納し(特許文献1の図2のS101→・・・→S105YES→S106)、(b)空き領域−が無くかつ最古情報の削除可が設定済みであれば、該最古情報を削除してから、受信情報を削除領域に格納し(特許文献1の図2のS101→・・・→S105NO→S108YES→S109→S110)、(c)空き領域が無くかつ最古情報の削除可が未設定であれば、メモリへの受信情報の格納はしないことにしている(特許文献1の図2のS101→・・・→S105NO→S108NO→S112)。該DSRC車載器は、また、メモリ内の最古情報に代えて所定の情報についてその削除可が設定済みであれば、該所定の情報を削除してから、受信情報を削除領域に格納(特許文献1の図3のS208YES→S209→S210)し、該所定の情報の削除可が未設定であれば、メモリへの受信情報の格納はしないことにしている(特許文献1の図3のS208NO→S212)。
【特許文献1】特開2007−109032号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1は、車載器が路側機からコンテンツ情報をダウンロードした際に、メモリの記憶残量に基づき該コンテンツ情報をメモリに格納するか、破棄するか、又はメモリ上の所定の過去情報の削除後に格納するかを制御することを開示するのみであり、路側機からダウンロードしたコンテンツ情報に含まれるコンテンツについてのより有意義な処理を示唆するものではない。
【0004】
本発明の目的は、コンテンツ情報にコンテンツと共に所定の関連を付加してコンテンツを的確に処理するセンタ装置、車載器、コンテンツ情報配信方法、コンテンツ情報処理方法及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、センタ装置から配信するコンテンツ情報に、コンテンツと共にその有効期限の情報及び制御情報を含ませる。制御情報は、コンテンツが車載器において有効期限外となっている場合に、車載器における該コンテンツの処理を制御する情報である。
【0006】
本発明によれば、コンテンツ情報を路側機から受信する車載器では、コンテンツ情報からコンテンツと共にその有効期限及び有効期限外再生可否の情報を抽出し、コンテンツの再生指示に対して、該コンテンツが有効期限外であり、有効期限外再生否となっている場合には、再生を行わない。
【0007】
本発明によれば、コンテンツ情報を路側機から受信する別の車載器では、コンテンツ情報からコンテンツと共にその有効期限の情報を抽出し、保存中のコンテンツが有効期限切れであれば、該保存コンテンツを記憶媒体から削除する。
【0008】
本発明のセンタ装置は次の手段を備える。
車載器へ配信するコンテンツが車載器において有効期限外であるときの該車載器における該コンテンツの処理を制御する制御情報を作成する制御情報作成手段、及び
コンテンツとその有効期限の情報と前記制御情報とを含むコンテンツ情報を、路側機を介して無線配信する配信手段。
【0009】
本発明の車載器は次のものを備えている。
コンテンツを含むコンテンツ情報を路側機から無線で受信する受信手段、
再生指示のコンテンツに対してそのコンテンツ情報から該コンテンツの有効期限及び有効期限外再生可否の情報を抽出する情報抽出手段、
現在の日時を検出する現在日時検出手段、及び
前記再生指示のコンテンツに対して検出現在日時が有効期限外でありかつ有効期限外の再生が否である場合には、該コンテンツを再生しないようにする再生制御手段。
【0010】
本発明の別の車載器は次の手段を備える。
コンテンツを含むコンテンツ情報を路側機から無線で受信する受信手段、
受信したコンテンツ情報を記憶媒体に保存する保存手段、
保存コンテンツに対してそのコンテンツ情報から有効期限の情報を抽出する情報抽出手段、
保存コンテンツが有効期限切れであるか否かの第1の判定を前記有効期限の情報に基づき判定する有効期限判定手段、
前記第1の判定が正であればその判定対象の保存コンテンツを前記記憶媒体から削除するコンテンツ削除手段。
【0011】
本発明のコンテンツ情報配信方法は次のステップを備える。
車載器へ配信するコンテンツが車載器において有効期限外であるときの該車載器における該コンテンツの処理を制御する制御情報を作成する制御情報作成ステップ、及び
コンテンツとその有効期限の情報と前記制御情報とを含むコンテンツ情報を、路側機を介して無線配信する配信ステップ。
【0012】
本発明のコンテンツ情報処理方法は次のステップを備える。
コンテンツを含むコンテンツ情報を路側機から無線で受信する受信ステップ、
再生指示のコンテンツに対してそのコンテンツ情報から該コンテンツの有効期限及び有効期限外再生可否の情報を抽出する情報抽出ステップ、
現在の日時を検出する現在日時検出ステップ、
及び
前記再生指示のコンテンツに対して検出現在日時が有効期限外でありかつ有効期限外の再生が否である場合には、該コンテンツを再生しないようにする再生制御ステップ。
【0013】
本発明の別のコンテンツ情報処理方法は次のステップを備える。
コンテンツを含むコンテンツ情報を路側機から無線で受信する受信ステップ、
受信したコンテンツ情報を記憶媒体に保存する保存ステップ、
保存コンテンツに対してそのコンテンツ情報から有効期限の情報を抽出する情報抽出ステップ、
保存コンテンツが有効期限切れか否かの第1の判定を前記有効期限の情報に基づき判定する有効期限判定ステップ、
前記第1の判定が正であればその判定対象の保存コンテンツを記憶媒体から削除するコンテンツ削除ステップ。
【0014】
本発明のプログラムは、本発明の前述のセンタ装置の各手段としてコンピュータを機能させる。
【0015】
本発明のプログラムは、本発明の前述の車載器の各手段としてコンピュータを機能させる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、コンテンツとその有効期限の情報とその有効期限外時の車載器における処理に係る制御情報とを含むコンテンツ情報をセンタ装置から配信することにより車載器におけるコンテンツ処理を適格化することができる。
【0017】
本発明によれば、車載器が、コンテンツ情報からコンテンツと共にその有効期限及び有効期限外再生可否の情報を抽出して、コンテンツ再生指示に対して適切に再生及び非再生を行うことができる。
【0018】
本発明によれば、車載器が、コンテンツ情報からコンテンツと共にその有効期限の情報を抽出して、記憶媒体に保存中のコンテンツの削除を適切化することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
図1はタウンカーライフナビマルチコンテンツ形式のデータに基づく路車間DSRCシステム10の概略図である。路側機11は、サーバ12と共に路側装置15を構成し、有線又は無線でサーバ12へ接続されている。サーバ12は、さらに、インタネット等のネットワークを介して別のサーバとデータを送受自在になっている。路側機11は、直径がほぼ数m〜30mのエリアに存在する自動車13に搭載されているITS(Intelligent Transport System:高度道路交通システム)車載器17とは5.8GHz 帯の電波を使ってデータを送受する。ITS車載器17はDSRC部18及びナビ部19を有している。
【0020】
図2はタウンカーライフナビマルチコンテンツ形式のデータ伝送態様の説明図である。マルチコンテンツ形式のダウンリンクでは、データをその種類に応じて分類し、分類ごとにIDコード"00","01","02",〜を割り振っている。マルチコンテンツ形式のデータ伝送では、データが情報グループを単位に括られ、各情報グループは先頭にID="00"の分類データをもつ。ID="00"の分類データは、その情報グループに含まれているIDにはどのようなものがあるかを示す構成情報となっている。
【0021】
図3は情報グループの構成について各IDが必須か任意かを示す図である。ID=00,01,02は、各情報グループに必ず含めなければならない。ID=03,04,05は、ID=60のみの情報提供の場合には情報グループに含める必要はないが、その他の情報提供の場合には、情報グループに必ず含める必要がある。その他のIDは情報グループに含めるか否かは任意である。
【0022】
図4〜図7はダウンリンクで使用する各IDに割り当てる分類表である。ID=00は構成ID情報(各情報グループがどのようなIDを格納しているかを記述する領域)の分類となっている。ID=01は、事業者の分類となっており、サービス事業者コード(サービス事業者を特定できる事業者コード)、サービス事業者表示テキスト(ナビ表示用サービス事業社名(サービス名)テキスト情報)、及びサービス事業者表音文字列(ナビ発話用サービス事業社名(サービス名)表音文字列情報)を含む。
【0023】
ID=02はコンテンツの分類となっており、企業コード(コンテンツの情報提供元を特定できるコード)、企業表示テキスト(ナビ表示用情報提供企業名テキスト情報)、企業表音文字列(ナビ発話用情報提供企業名表音文字列情報)、情報コード(コンテンツを特定できる情報コード)、情報表示テキスト(ナビ表示用コンテンツ内容テキスト情報)、情報表音文字列(ナビ発話用コンテンツ内容表音文字列情報)、及び嗜好データカテゴリー(情報が該当する情報カテゴリーを示すカテゴリーコード)を含む。
【0024】
ID=03は、ID=02と同様に、コンテンツの分類となっており、即時再生/蓄積コード(受信後のコンテンツ再生動作を表すコード)、及び再生条件コード(情報提供エリアでのコンテンツ再生条件を示すコード)を含む。
【0025】
ID=04は、有効期限の分類となっており、開始年月日時分秒(コンテンツの有効期限)、及び終了年月日時分秒(コンテンツの有効期限)を含む。ID=05は、提供時間の分類となっており、営業時間(コンテンツ提供元の営業時間)、及び情報提供時間(コンテンツ提供時間)を含む。
【0026】
ID=10は、対象地点の分類となっており、対象地点座標(サービス提供可能な地点の緯度経度情報)、対象地点表示用テキスト(サービス名称(店舗名称等))、提携駐車場情報(対象地点以外の提携駐車場情報)、アイコン表示画像データ(サービス提供可能な場所を表すアイコンのデータ)、表示用文字データ(サービスの説明用テキスト情報)、表示画像データ(サービスを表す静止画情報)、表音文字列データ(サービスを表す表音文字列情報)、圧縮音声データ(圧縮音声データ情報)、音声再生順(表音文字列と圧縮音声の再生順序を表す)、ビデオデータ(ビデオデータ情報)、及びURL(サービスを表すURL情報)を含む。
【0027】
ID=20は、情報提供地点の分類となっており、計5個の情報提供地点について、情報提供中心座標(ポップアップ情報を再生する緯度経度情報)、情報提供エリア(ポップアップ情報を再生するエリアを定義する中心座標からの半径情報)、情報提供方向コード(ポップアップ情報を再生する情報提供方向情報)、情報提供道路種別(ポップアップ情報を再生する道路種別情報)、表示画像データ(ポップアップ再生する静止画のデータ)、表音文字列データ(ポップアップ再生する表音文字列情報、圧縮音声データポップアップ再生する圧縮音声のデータ)、及び音声再生順(ポップアップ再生する音声データの再生順番を表すコード)を含む。
【0028】
ID=30は、遷移情報の分類となっており、計8個の次再生情報コード( 画面遷移情報)を含む。ID=40は、詳細情報の分類となっており、計8個の各詳細情報について、表示用文字データ(ナビ表示用詳細情報テキスト情報)、及び発話用表音文字列(ナビ発話用詳細情報表音文字列情報)を含む。
【0029】
ID=50は、駐車場情報の分類となっており、15個の各駐車場について、駐車場ID(駐車場を特定できるID)、詳細情報(駐車場の動的詳細情報)、特記事項(駐車場の特記事項)、及び特記事項表音文字列(ナビ発話用特記事項表音文字列)を含む。
【0030】
ID=51は、ナビ部19に格納されている駐車場の静的情報を3次メッシュ単位で最大4メッシュ分更新することが可能になる。ID=51は、3 次メッシュ数(更新する駐車場静的情報を含む3 次メッシュ数を通知するもの)、1〜4の各メッシュについて、3 次メッシュコード(更新する駐車場静的情報を含む3 次メッシュコード)、3 次メッシュバージョン情報(更新する駐車場静的情報が含まれる3 次メッシュのバージョン情報)、3 次メッシュ駐車場数(更新するメッシュに含まれる駐車場静的情報数)、3 次メッシュ駐車場静的情報(更新する駐車場の静的情報)を含む。
【0031】
ID=52は削除駐車場ID情報である。メッシュ単位で駐車場情報をすべて(新設/削除)更新する場合はこの情報は用いない。ID=52は、3次メッシュ数(削除する駐車場ID情報を含む3次メッシュ数を通知するもの)、3次メッシュコード(削除する駐車場ID情報を含む3次メッシュコード)、3次メッシュバージョン情報(削除する駐車場ID情報が含まれる3次メッシュのバージョン情報;ID=51で同時に通知される静的情報のバージョンと同一のものとする)、3次メッシュ駐車場数(更新するメッシュに含まれる駐車場静的情報数)、及び3次メッシュ削除駐車場ID情報(削除する駐車場ID情報)を含む。
【0032】
ID=60は、運転支援の分類であり、運転支援画像データ(運転支援画像情報)、運転支援表音文字列(データ運転支援表音文字列情報)、運転支援圧縮音声(データ運転支援圧縮音声情報)、及び音声再生順(表音文字列と圧縮音声の再生順序を表す)が含まれる。
【0033】
ID=80は、嗜好データの分類であり、計127個の各嗜好データのテーブルについて、嗜好データバージョン(嗜好データのテーブルのバージョン情報)、嗜好データテーブル( 嗜好データのテーブルの表示用テキスト情報)、表音文字列(嗜好データのテーブルの発話用表音文字列情報)、及び詳細情報(嗜好データのテーブルの詳細情報)が含まれる。
【0034】
図8は路側装置15−ITS車載器17間のトランザクションで実施される各機器間の通信及び処理を示している。路側機11及びサーバ12は路側装置15を構成する。ITS車載器17はDSRC部18及びナビ部19を有している。時間順に説明する。なお、路側機11−DSRC部18間の通信はDSRCの電波で行われる。
【0035】
ITS車載器17において電源が投入されるのに伴い、S10では、ナビ部19からDSRC部18へクライアントインフォメーションデータが書き込まれる。ITS車載器17を搭載する自動車13が路側機11との通信可能な距離(例:約30m)の電波到達エリアに進入するのに伴い、S11では、路側機11−DSRC部18間でDSRC接続処理が実施される。
【0036】
S11のDSRC接続処理が終了すると、S12,S13でDSRC接続通知が行われる。S12の接続通知は路側機11からサーバ12へのものであり、S13の接続通知はDSRC部18からナビ部19へのものである。S14では、クライアントインフォメーションがDSRC部18から路側機11を経てサーバ12へ通知される。
【0037】
サーバ12は、DSRC部18からのクライアントインフォメーション通知に基づきITS車載器17のユーザが会員か非会員かを判別したり、ITS車載器17でコンテンツを適正に再生するためのITS車載器17のハードウェア情報を知得する。S18では、サーバ12から路側機11及びDSRC部18を経てナビ部19へWelcome画面等のコンテンツを送信する。該コンテンツはマルチコンテンツフォーマットで編成されている。ナビ部19は、マルチコンテンツフォーマットからサービス事業者を判断する。
【0038】
サーバ12は、S18後、ナビ部19がアップリンク情報をDSRC部18に書き込む(S20)まで、DSRC部18に対して定期的にメモリアクセスポーリングを行う。S19は1回目のポーリングを示している。この図の例では、S20によりアップリンク情報が書き込まれる前にポーリングが行われたので、アップリンク情報は得られていない。S20では、ナビ部19は、該サービス事業者の会員であれば、アップリンク情報をDSRC部18に書き込むのに対し、会員でなければ、何もしない。
【0039】
S24では、サーバ12は、路側機11及びDSRC部18を経由してデフォルトのコンテンツをナビ部19へ送る。S29は2回目のメモリアクセスポーリングを示している。この時点ではS20によりDSRC部にアップリンク情報が書き込まれているので、DSRC部18は、ユーザが会員であれば、アップリンク情報をサーバ12へ通知する。
【0040】
S33では、サーバ12は、アップリンク情報から取得した会員情報に基づき会員趣向に適した蓄積型コンテンツをマルチコンテンツフォーマット(図2)で編成してITS車載器17へ配信する。後述するように、路側装置15は、S33の期間中、蓄積型コンテンツの配信を1回以上、中断して、即時再生型コンテンツの配信を割込ませることもできる。S34では、蓄積型コンテンツの配信終了を通知する。ITS車載器17を搭載する自動車13は、配信終了に伴い路側機11との通信エリアから退出する。
【0041】
図9はITS車載器17から路側装置15へ送られるアップリンク情報のデータ説明図である。アップリンク情報は、複数のタグで送られる。タグ1には、サービス事業者コード、目的地(緯度経度)、経由地(緯度経度)1〜5、累計走行距離、嗜好ジャンルデータバージョン、嗜好ジャンルデータ、会員情報1〜8が含められる。タグ2には、サービス事業者コード、過去立寄り地(緯度経度)1〜41が含められる。タグ3には、サービス事業者コード、過去立寄り地(緯度経度)42〜82が含められる。
【0042】
タグ4には、サービス事業者コード、受信/再生履歴(受信情報コード及び再生識別フラグ)1〜123が含められる。タグ5には、サービス事業者コード、受信/再生履歴(受信情報コード及び再生識別フラグ)124〜246が含められる。
【0043】
図10はID=80の嗜好データの一例をテーブル表現した説明図である。嗜好データは、嗜好データ番号、嗜好データ表示用テキスト、嗜好データ表示用ネスト、嗜好データ対象識別子、嗜好データデフォルト値、表音文字列により構成される。嗜好データ番号は、0〜127 の最大、計128個存在し、サービス業者が各データ番号の項目を自由に設定することができる。128の項目の内、最大96項目がS30(図4)でITS車載器17から路側装置15へアップリンク情報として通知される。
【0044】
アップリンク情報として通知される96項目中、12 項目は、公共情報提供サービス目的に利用され、DSRC通信において情報提供を行う際にはデフォルトで配信する情報項目となっている。図10の嗜好データテーブルにおいて、表示用ネストは、各項目(図10のデータ番号に対応する。)の階層を意味し、大きい数値ほど、下の階層を意味している。対象識別子は、それが"0"となっている項目は、ナビ部19における嗜好データのチェック付け画面(後述の図11)においてチェック対象となっていないことを意味し、それが"1"となっている項目は、該チェック付け画面においてチェック対象となっていることを意味する。デフォルト値は、それが"0"となっている項目は、チェック付けの初期画面にチェック無しで表示することを意味し、それが"1"となっている項目は、チェック付けの初期画面にチェック有りで表示することを意味する。
【0045】
図11は路側装置15から嗜好データを受信したITS車載器17がナビ部19の表示器に表示するチェック付けの画面の一例である。ユーザはスクロールバー23をドラッグすることにより画面を上下方向へスクロールすることができる。図11において、ユーザがオンボタンをクリックすると、チェックを付けたことになり、オフボタンをクリックすると、チェックを外したことになる。各項目において、"オン"及び"オフ"の内、が斜体になっている方をユーザが選択したことを意味している。
【0046】
図11は、路側装置15から嗜好データを受信したITS車載器17がナビ部19の表示器に最初に表示するチェック付けの画面であり、受信した嗜好データのデフォルト値が"0"(例:図10のバーゲン情報及びクーポン情報)である項目はオフ(チェック無し)となっており、また、受信した嗜好データのデフォルト値が"1"(例:図10の駐車場情報)である項目はオン(チェック有り)となっている。
【0047】
図12は路側装置15よりITS車載器17へ配信される複数のコンテンツG1〜G6についての遷移関係を示している。マルチコンテンツフォーマットでは、各コンテンツは、ID=30の次再生情報コード(図5)を使用して、最大8つの遷移先コンテンツを指定できるようになっている。図12の各矢印において、元側のコンテンツが遷移元、先側のコンテンツが遷移先となっている。コンテンツG1に対してその遷移先コンテンツはG2又はG3である。コンテンツG2に対してその遷移先コンテンツはG4又はG5である。コンテンツG3に対してその遷移先コンテンツはG5又はG6である。
【0048】
図13は図12のコンテンツG1に対応する画面例である。該画面では、ユーザに○○市役所付近の病院について2つの項目"1.診療科から探す"及び"2.町名から探す"の内から1つを選択するように案内しており、画面の下辺部には、ボタン"1","2"が表示されている。該ディスプレイはタッチスクリーンであり、ユーザがボタン"1"をタッチすると、コンテンツG2が再生され、ボタン"2"をタッチすると、コンテンツG3が再生される。
【0049】
図14は図12のコンテンツG2に対応する画面例である。該画面では、ユーザに"1.眼科"及び"2.小児科"の内から1つを選択するように案内しており、画面の下辺部には、ボタン"1","2"が表示されている。ユーザがボタン"1"をタッチすると、コンテンツG4が再生され、ボタン"2"をタッチすると、コンテンツG5が再生される。
【0050】
その他のコンテンツG3〜G6に対応する画面も同様に表示される。こうして、各コンテンツの再生画面では、該コンテンツに対して遷移先のコンテンツへ切替えるボタンが表示され、ユーザは、各コンテンツの再生画面でボタンを選択してタッチしていくことにより、所望のコンテンツ画面へ進むことができる。各ボタンに対応付けられている遷移先コンテンツは、前述したID=30の次再生情報コードに基づいている。
【0051】
図15は再生指示ルーチンのフローチャートである。該再生指示ルーチンは、コンテンツの再生指示を受け付けると、起動する。ITS車載器17における再生指示とは、ツリー構造(例:図12)内の別の情報グループからのID=30の再生情報コードの基づく遷移や、ITS車載器17のお気に入りリストのような機能によって、情報グループのID=10の対象地点情報内の表示用文字データ、表示画像データ、発話用表音文字列、圧縮音声データ、ビデオデータ等の再生・表示を要求する(要求される)ことを指すものとする。
【0052】
また、情報グループにおいてコンテンツとは、具体的には、ID=10の対象地点情報(図4)内の表示用文字データ、表示画像データ、対象地点発話用表音文字列、圧縮音声データ、ビデオデータと、ID=20の情報提供地点(図5)内の画像、表音文字列及び圧縮音声を指すものとする。
【0053】
S101では、現在日時と再生指示された情報グループのID=04の有効期限の内容を比較し、有効期限開始前であるか否かを判定し、有効期限開始前であれば、S104へ進んで、期限前再生処理ルーチンを実施し、有効期限開始後であれば、S102へ進む。
【0054】
S102では、有効期限終了後であるか否かを判定し、有効期限終了後であれば、S103へ進んで、期限後再生処理ルーチンを実施し、また、有効期限終了前であれば、S105へ進む。
【0055】
S105では、再生を指示された情報グループのID=10の対象地点情報に含まれているコンテンツを再生する。
【0056】
図16は期限前処理ルーチン(図15のS104)のフローチャートである。図16以降の各フローチャートでは、有効期限前再生禁止フラグ、有効期限後再生禁止フラグ、有効期限前代替画面許可フラグ及び有効期限後代替画面許可フラグを適宜参照することになっている。情報グループにおけるこれらフラグの格納場所について先に説明する。
【0057】
有効期限前再生禁止フラグ、有効期限後再生禁止フラグ、有効期限前代替画面許可フラグ及び有効期限後代替画面許可フラグを情報グループ内の全ての"コンテンツ"に一律に適用する場合は、ID=03の再生条件又はID=04の有効期限のいずれかに格納する。
【0058】
情報グループに複数含まれている各コンテンツごとに有効期限前再生禁止フラグ等を設定することもできる。例えば新作映画の広告を目的とする情報グループがID=10の対象地点情報内にビデオデータと圧縮音声データを持っており、ビデオデータにのみ有効期限前再生禁止フラグが付与されているとする。この場合、設定された有効期限の開始前は音声のみ聴くことは可能であるが、映像を見ることはできず、有効期限開始後は映像と音声を合わせて視聴することが可能になり、効果的なプロモーションを行うことができる。また、ID=20の情報提供地点内にも、各コンテンツ(画像、ビデオ、音声等)ごとに有効期限前再生禁止フラグ及び有効期限後再生禁止フラグ等を付与することができる。
【0059】
図17〜図19はそれぞれID=03,10,20に有効期限前再生禁止フラグ等を割り当てた分類表である。有効期限前再生禁止フラグ等は現在のタウンカーライフナビの仕様で未使用(空き)となっているビットに割り当てられている。なお、図17〜図19において、これらフラグの記入位置を明確にするために、これらフラグについての項目及び表現形式は斜字で表記している。
【0060】
なお、代替画面の表示の必要性が考えられるのはID=10の対象地点情報内の表示画像データとビデオデータのみであるので、この2つには有効期限前再生禁止フラグ、有効期限後再生禁止フラグ、有効期限前代替画面許可フラグ及び有効期限後代替画面許可フラグの4bitを、他のコンテンツには有効期限前再生禁止フラグ及び有効期限後再生禁止フラグの2bitを付加する。
【0061】
図16に戻り、S111では、再生指示されたコンテンツに対応付けられた有効期限前再生禁止フラグがセットされているか否かを判定し、セットされていないときは、S112へ進んで、この情報は有効期間前である旨のメッセージを表示したり、発話したりしてから、S113でID=10の対象地点情報に含まれているコンテンツを再生する。
【0062】
図20はS112,S113の処理に基づき表示するメッセージ付き再生画面である。この画面例ではメッセージを再生画像に重ねて表示している。このような表示をする場合、メッセージの下になった部分の再生画像が見えなくなるので、メッセージのウィンドウ及び他のボタン(図20にはボタンは図示されていない。)をタッチしたり、又はそれら以外の部分をタッチしたりすると、メッセージが消えるにようにプログラムすることができる。また、該ウィンドウをタッチしつつドラッグして、メッセージを移動するようにプログラムすることもできる。
【0063】
S111において、フラグがセットされていると判定されたときは、S114へ進んで、この情報は有効期間前のため表示(再生)できないという旨のメッセージの表示又は発話を行う。該メッセージを一定時間、表示してから、再生指示をした画面(前の情報グループの画面や、お気に入りリストの画面)に戻るようにしたり、メッセージのほかに戻るボタンを表示し、このボタンがタッチされたら、再生指示をした画面に戻るようにしたりしてもよい。図21はS114で表示する画面の例を示している。
【0064】
図22は期限後処理ルーチン(図15のS103)のフローチャートである。S121では、有効期限後再生禁止フラグがセットされているか否かを判定し、セットされていないときは、S122へ進んで、「この情報は有効期限が切れている。」又は「表示される内容は古い情報の可能性がある。」等の旨のメッセージを表示したり発話したりしてから、S123でID=10の対象地点情報に含まれているコンテンツを再生する。図23はS121,S122の処理に基づきメッセージ付き再生画面の例である。この表示例では、再生画像を縮小し、その余白部分にメッセージを表示している。
【0065】
S121で、フラグがセットされていると判定されたときは、「この情報は有効期限を過ぎているため表示することが出来ません。」という旨のメッセージの表示(図24)又は発話を行う。該メッセージを一定時間、表示してから、再生指示をした画面(前の情報グループの画面や、お気に入りリストの画面)に戻る。あるいは、メッセージのほかに戻るボタンを表示し、このボタンがタッチされたら再生指示をした画面に戻るようにしてもよい。
【0066】
路側機11から配信される情報は、複数の情報グループが、各情報グループのID=30の遷移情報によって結び付けられたツリー構造になっている(例:図12)。ITS車載器17は情報グループのID=10の対象地点情報内のコンテンツを再生するとき、同時に遷移情報に基づいてボタンを生成し、ユーザがそのボタンをタッチすることにより他の情報グループへ遷移することができる仕組みになっている(例:図13及び図14)。
【0067】
ところで、前述した有効期限前再生禁止フラグ及び有効期限後再生禁止フラグに基づき情報グループの再生が禁止されると、その情報グループの遷移情報によって遷移する他の情報グループも同時に再生できなくなる可能性がある。ただし、別の情報グループからも遷移できるようなツリー構造であったり、お気に入りリストに登録されていたりすれば再生できる。しかし、そうでない場合は、その情報グループへ辿り着く道が断たれてしまうため、再生できなくなる。
【0068】
そこで、有効期限前再生禁止フラグ及び有効期限後再生禁止フラグがセットされていても、遷移情報に基づいてボタンを生成し、他の情報グループへの遷移ができるようにすることが望まれる。図25は再生が禁止されていない情報グループを再生したときの画面の例である。図25の画面の数字ボタン30はITS車載器17によりOSD(オンスクリーンディスプレイ)等で生成されるが、各数字ボタン30をタッチすることによって遷移する先の情報グループの見出し31はOSDで表示されたものではなく、背景となっている画像、すなわちID=10の対象地点情報内の静止画の一部となっている。したがって、有効期限外であるために再生が禁止されている場合は、静止画は表示されずボタンだけが表示されることになり、ユーザはボタンをタッチしたときにどのようなコンテンツへ遷移するのか知ることができなくなる。
【0069】
これに対処し、有効期限外であるために再生が禁止されているときは、静止画の代替として、ID=30の遷移情報内の記述された次再生情報コードで指定される情報グループのID=02の情報提供企業コード内にある情報表示用テキストを用いて遷移先の項目を表示するようにする。図26はこの代替画面の例である。該画面において、数字ボタン30は図25の画面と同様にITS車載器17により生成している。図26では、各数字ボタン30に対応付けている遷移先の見出し32もITS車載器17により生成される。なお、遷移先の見出し32と数字ボタン30とを一体化してしまってもよい。すなわち、図26の各見出し32自体を、タッチによりそれに対応付けた遷移先へ遷移するにボタンとしてしまい、数字ボタン30は表示を省略する。
【0070】
また、このような代替画面の表示をしてもよいか否かを規定する有効期限前代替画面許可フラグ及び有効期限後代替画面許可フラグを、情報グループ内の全部のコンテンツに適用して設定する場合には、ID=03の再生条件内又はID=04の有効期限内に設定し(図17の斜字)、また情報グループ内のコンテンツごとに適用して設定する場合には、ID=10の対象地点情報内及びID=20の情報提供地点内に設定する(図18及び図19の斜字)。
【0071】
図27は代替画面表示付き期限前再生処理ルーチンのフローチャートである。なお、図27の期限前再生処理ルーチンにおいて、前述の図16の期限前処理ルーチンのステップと処理内容の同一のステップは、図16の期限前処理ルーチンのステップと同一番号を付して、説明を省略し、相違点について述べる。図27の期限前再生処理ルーチンでは、図16の期限前処理ルーチンに対してS134,S136,S137が追加される。
【0072】
S134は、S111の判定が正である場合に実施され、情報グループにID=30の遷移情報の次再生情報コードが存在するか否かを調べ、 存在するときは、S136へ進み、存在しないときは、S114へ進む。S136では、有効期限前代替画面許可フラグがセットされているか否かを判定し、判定が正であるときは、S137の代替画面表示ルーチンを実施し、否であるときは、S114へ進む。S137については、図29において後述する。
【0073】
図28は代替画面表示付き期限後再生処理ルーチンのフローチャートである。なお、図28の期限後再生処理ルーチンにおいて、前述の図22の期限後処理ルーチンのステップと処理内容の同一のステップは、図22の期限後処理ルーチンのステップと同一番号を付して、説明を省略し、相違点について述べる。図28の期限後再生処理ルーチンでは、図22の期限後処理ルーチンに対してS137,S144,S145が追加される。図28のS137は、図27のS137と同一であり、図29において後述する。
【0074】
S144は、S121の判定が正である場合に実施され、情報グループにID=30の遷移情報の次再生情報コードが存在するか否かを調べ、 存在するときは、S146へ進み、存在しないときは、S124へ進む。S146では、有効期限後代替画面許可フラグがセットされているか否かを判定し、判定が正であるときは、S137の代替画面表示ルーチンを実施し、否であるときは、S124へ進む。
【0075】
図29は代替画面表示ルーチンのフローチャートである。前述したように、該代替画面表示ルーチンは図27及び図28のルーチンにおけるS137に相当する。
【0076】
S151では、変数n=1とする。S152では、ID=30の遷移情報に次再生情報コードnがあるか否かを調べる。そして、次再生情報コードnが無ければ、S156へ進み、有れば、S153へ進む。S153では、その次再生情報コードnで指定される情報グループのID=02の情報提供企業情報内にある情報表示テキストを読み取る。S154では、読み取ったテキストと変数nとを画面に表示する(例:図26の見出し32)。S155では、数字nのボタンを表示する(例:図26の数字ボタン30)。
【0077】
S156において、n=8であるか否かを判定し、n=8であれは、該ルーチンを終了し、n≠8であれは、S157へ進んで、nを1だけインクリメントする。S157の後、S152へ戻る。
【0078】
S156において、nを8と対比したのは、図5のID=30の遷移情報で示したように、次再生情報コードの最大数は8となっているからであり、ID=30の遷移情報に記述される次再生情報コードの最大数が8ではなくNのときは、S156ではn=Nてあるか否かを判定することになる。
【0079】
次に有効期限切れコンテンツの削除処理について説明する。該削除処理のために、情報グループに有効期限後削除フラグを設定する。有効期限後削除フラグは、例えばID=03の再生条件又はID=04の有効期限のどちらかに設定する。このフラグがセットされている情報グループは、その有効期限が過ぎた時に自動的にITS車載器17の記憶装置(ハードディスク等)から削除されるようにする。このフラグを用いることで、使用権の期間が限定されているコンテンツを配信した際、期限経過後にそのコンテンツの視聴をできなくするとともに、記憶装置から削除して、不正に使用されないようにすることができるようになる。
【0080】
削除処理は、有効期限が切れた時に速やかに行うため、バックグラウンドで行う。該削除処理には、図30の前段の有効期限切れ削除処理1と図32の後段の有効期限切れ削除処理2とがある。前段の有効期限切れ削除処理1では、コンテンツの削除と共に削除テーブルへの所定情報グループの登録を行う。後段の有効期限切れ削除処理2では、削除テーブルに基づき対応のコンテンツの削除を行う。
【0081】
図30の前段の有効期限切れ削除処理1は、ITS車載器17が起動された時(電源がオンされた時)に1回目が実施され、その後、T(該Tは後述のS206のTと同一のもの)時間置きに実施される。S201では、変数mを1に初期化する。S202では、記憶されているm番目の情報グループには有効期限後削除フラグがセットされているか否かを判定し、判定が正であるときは、S203へ進み、否であるときは、S206へ進む。S203では、情報グループの有効期限は終了しているか否かを判定し、判定が正であるときは、S204へ進み、否であるときは、S206へ進む。
【0082】
S204では、S203で有効期限切れと判断した情報グループのコンテンツが削除済みか否かを判定し、判定が正であれば、S208へ進み、否であれば、S205へ進む。なお、ここで、コンテンツとは、ID=10の対象地点情報内の表示用文字データ、表示画像データ、対象地点発話用表音文字列、圧縮音声データ及びビデオデータ、並びにID=20の情報提供地点内の画像、表音文字列及び圧縮音声を指す。
【0083】
S204の判定が否であるときは、S205へ進み、コンテンツを削除する。同時にID=00の内容も変更する。これにより、S204の判定はID=00の内容を確認するだけで済ませることができる。S205の後、S208へ進む。
【0084】
S206では、m番目の情報グループの有効期限の終了が現在時刻からあらかじめ決められた時間T(例:24時間)以内であるか否かを判定し、判定が正であれば、S207へ進み、否であれば、S208へ進む。S207では、m番目の情報グループを削除テーブルに追加してから、S208へ進む。
【0085】
図31は該削除テーブルの一例である。情報グループに対し、そのリスト番号、情報グループの情報コード、有効期限としての終了時刻及び削除フラグが登録項目となっている。削除フラグの初期値はクリアとされる。時間Tが24時間以内であれば、終了時刻は、日付を省略して時分秒だけを登録すれば十分である。
【0086】
図30へ戻り、S208では、現在のm番目の情報グループは記憶されている最後の情報グループであるか否かを判定し、判定が正であれば、図30のルーチンを終了し、否であれば、S209へ進んで、mを1だけインクリメントしてから、S202へ戻る。
【0087】
図32の有効期限切れ削除処理2はタイマ割り込み等により一定時間間隔(例:1秒間隔)で実施される。S221では、変数iを1で初期化する。S222では、削除テーブルのi番目の削除フラグがセットされているか否かを判定し、判定が否であれば、S223へ進み、正であれは、S226へ進む。
【0088】
S223では、削除テーブルのi番目に記載された有効期限終了時刻が過ぎているか否かを判定し、判定が正であれば、S224へ進み、否であれば、S226へ進む。S224では、削除テーブルのi番目の情報コードにより指定される情報グループのコンテンツを削除する。S225では、削除テーブルのi番目の削除フラグをセットし、その後、S226へ進む。削除フラグがセットされていることは、対応するコンテンツの削除が済んだことを意味する。
【0089】
S226では、iが削除テーブルの最後のものであるか否かを判定し、判定が正であれば、該削除処理ルーチン2を終了し、否であれば、S227へ進んで、iを1だけインクリメントしてから、S222へ戻る。
【0090】
前述の図30の有効期限切れ削除処理1では、ITS車載器17の起動時及びその後はT時間間隔で、S207の削除テーブルへの削除予定コンテンツの登録が実施されるが、削除テーブルへの削除予定コンテンツの登録はITS車載器17が路側機11から情報グループを受信する時に行うこともできる。図33はITS車載器17が路側機11から情報グループを受信する時に(厳密には受信が終了しだい)削除テーブルに削除予定コンテンツを登録するルーチンのフローチャートである。
【0091】
図33のルーチンにおいて、図30の有効期限切れ削除処理1のステップと同一のステップは、同一番号を付している。該ルーチンでは、図30の有効期限切れ削除処理1のS203〜S206が省略され、S202において、m番目の情報グループには有効期限後削除フラグがセットされているか否かを判定し、判定が正であれば、直ちに、S207へ進んで、該m番目の情報グループを削除テーブルに登録する。
【0092】
図32の後段の有効期限切れ削除処理ルーチンは、図33のルーチンで作成した削除リストに対して実際に削除を行う実行ルーチンとしても使用される。S207では、削除テーブルに登録する有効期限終了時刻には、年月日を省略せずに、年月日時分秒を記録する必要がある。なぜならば削除テーブルに登録されている幾つかのコンテンツについては、図32の後段の有効期限切れ削除処理ルーチンにおいて削除する日時が情報グループの受信日時より24時間以上後の日時になる可能性があるからである。
【0093】
図34は有効期限後再生禁止フラグと共に有効期限後削除フラグも使って有効期限後のコンテンツ再生について処理するルーチンのフローチャートである。図34の期限後再生処理ルーチンにおいて、図28の期限後再生処理ルーチンのステップと同一のステップは同一の番号を付して、説明を省略し、図28の期限後再生処理ルーチンとの相違点について述べる。
【0094】
図34の期限後再生処理ルーチンは、図28の期限後再生処理ルーチンに対してS267,S269が追加されている。S267は、S144において、再生指示対象の情報グループに次再生情報コードが存在しないと判断されたとき、実施され、有効期限後再生禁止フラグがセットされているか否かを判定し、判定が正であれば、S124へ進み、否であれは、S269へ進む。S269では、「この情報は有効期間が経過したため、削除された」という旨のメッセージの表示又は発話を行う。
【0095】
タウンカーライフナビの仕様では、エリアインした際に車載器から路側機(サーバ)へ会員情報をアップリンクするため、サーバはこの会員情報に基いて、上記の「有効期限前再生禁止フラグ」、「有効期限後再生禁止フラグ」及び「有効期限後削除フラグ」の値を変えるようにすることもできる。例えば、有料会員と無料会員がいる場合、バーゲンの告知をする情報グループの「有効期限前再生禁止フラグ」は無料会員にだけセットして送信する。これにより、有料会員はその情報グループの有効期間前にその告知を見ることができるが、無料会員は有効期間になってからでないと告知を見ることができない。あるいは、音楽コンテンツ等の配信をする場合に、無料会員だけ「有効期限後削除フラグ」をセットして配信するようにする。これにより、有料会員は配信されたコンテンツをいつでも楽しむことができるが、無料会員は定められた期間だけしか視聴することができなくなる。
【0096】
図35はセンタ装置300の機能ブロック図である。センタ装置300の具体例はサーバ12である。センタ装置300は、制御情報作成手段303及び配信手段304を備える。センタ装置300は、さらに、受信手段301及び会員ステータス検出手段302を備えることもできる。
【0097】
制御情報作成手段303は、車載器へ配信するコンテンツが車載器において有効期限外であるときの該車載器における該コンテンツの処理を制御する制御情報を作成する。配信手段304は、コンテンツとその有効期限の情報と制御情報とを含むコンテンツ情報を、路側機307を介して無線配信する。
【0098】
コンテンツ情報の具体例は情報グループ(図2)である。制御情報の具体例は、図16等において説明した有効期限前再生禁止フラグ、有効期限後再生禁止フラグ及び有効期限後削除フラグ等である。車載器は、センタ装置300からのコンテンツの処理において該コンテンツの制御情報に基づいた処理を実施する。車載器において有効期限外であるときの該車載器における該コンテンツの処理とは、例えば有効期限外時におけるコンテンツの再生の可否や記憶媒体から削除等である。有効期限外には、有効期限前及び有効期限後の一方のみ又は両方を含むものとする。
【0099】
こうして、センタ装置300は、車載器におけるコンテンツ有効期限に係るコンテンツ処理が所定のものになるように、車載器に仕向けることができる。。
【0100】
好ましくは、受信手段301は、路側機307を介して車載器からそのユーザIDを無線で受信し、会員ステータス検出手段302は、ユーザIDに対応付けられている会員ステータスを検出する。これに対して、制御情報作成手段303は、制御情報を会員ステータスに基づき作成する。
【0101】
制御情報を会員ステータスに基づき作成することにより、配信コンテンツについての車載器における処理を、例えば無料会員向けと有料会員向けとして異なるもの仕向けることができる。制御情報を、会員ステータス別でなく、会員別に作成してもよい。
【0102】
図36は車載器310の機能ブロック図である。車載器310の具体例はITS車載器17である。車載器310は、受信手段311、情報抽出手段312、現在日時検出手段313及び再生制御手段314を備える。車載器310は、追加的に、代替画面生成手段317を備えることもできる。
【0103】
受信手段311は、コンテンツを含むコンテンツ情報を路側機307から無線で受信する。情報抽出手段312は、再生指示のコンテンツに対してそのコンテンツ情報から該コンテンツの有効期限及び有効期限外再生可否の情報を抽出する。
【0104】
現在日時検出手段313は、現在の日時を検出する。再生制御手段314は、再生指示のコンテンツに対して検出現在日時が有効期限外でありかつ有効期限外の再生が否である場合には、該コンテンツを再生しないようにする。
【0105】
コンテンツは、1つのコンテンツ情報に1つだけでなく、複数、含まれることもある。再生指示は、典型的には、ユーザにより行われるものであるが、所定の地点に到達したリ、所定の時刻になったりすると、自動的に生成されるものであってもよい。
【0106】
こうして、車載器310において、有効期限外のコンテンツについては、その再生指示にもかかわらず再生を行わないことにより、コンテンツを適切な期間に限定して、再生するようにすることができる。
【0107】
好ましくは、情報抽出手段312は、再生指示のコンテンツに対してその遷移先コンテンツの情報を該再生指示のコンテンツのコンテンツ情報から抽出する。また、代替画面生成手段317は、再生指示のコンテンツに対してその遷移先コンテンツが存在する場合には、該遷移先コンテンツへ進む操作ボタン付きの代替画面を生成する。これに対し、再生制御手段314は、再生指示のコンテンツに対して検出現在日時が有効期限外でありかつ有効期限外の再生が否である場合には、操作ボタン付きの代替画面を再生指示のコンテンツの再生画面に代えて表示する。
【0108】
ボタン付きの代替画面を表示する具体例は図27の代替画面表示付き期限前再生処理ルーチンにおけるS136正→S137及びS136否→S114と、図28は代替画面表示付き期限後再生処理ルーチンにおけるS146正→S137及びS146否→S124とである。
【0109】
操作ボタンを操作することにより再生される遷移先コンテンツがおおよそどのようなものかをユーザが知ることができることは便利である。車載器310は、これに対処した構成を備えることができる。すなわち、情報抽出手段312は、再生指示のコンテンツに対してその遷移先コンテンツの内容に関するテキストを該遷移先コンテンツのコンテンツ情報から抽出する。代替画面生成手段317は、操作ボタン付きの代替画面に該操作ボタンの表示に対応付けて遷移先コンテンツの内容に関するテキストを表示する。
【0110】
遷移先コンテンツの内容に関するテキストであって遷移先コンテンツのコンテンツ情報から抽出するテキストの具体例は、例えば提供企業のテキストである。この具体的画面は図26のものであり、ユーザは、見出し32のテキストを見て、数字ボタン30をタッチすることより遷移するコンテンツの概要を把握することができる。
【0111】
図37は車載器330の機能ブロック図である。車載器330の具体例はITS車載器17である。車載器330は、受信手段331、保存手段332、情報抽出手段333、有効期限判定手段334及びコンテンツ削除手段335を備える。車載器330は、追加的に、リスト登録手段339を備えることもできる。
【0112】
受信手段331は、コンテンツを含むコンテンツ情報を路側機307から無線で受信する。保存手段332は、受信したコンテンツ情報を記憶媒体337に保存する。情報抽出手段333は、保存コンテンツに対してそのコンテンツ情報から有効期限の情報を抽出する。
【0113】
有効期限判定手段334は、保存コンテンツが有効期限切れであるか否かの第1の判定を有効期限の情報に基づき判定する。コンテンツ削除手段335は、第1の判定が正であればその判定対象の保存コンテンツを記憶媒体337から削除する。
【0114】
こうして、記憶媒体337から無用なコンテンツを処分し、無用な再生を回避したり、記憶媒体337の記憶残量を増大したりすることができる。
【0115】
好ましくは、有効期限判定手段334は、所定のイベント発生に伴い保存コンテンツに対してその有効期限切れが所定時間以内であるか否かの第2の判定を有効期限の情報に基づき判定する。リスト登録手段339は、第2の判定が正であればその判定対象の保存コンテンツをその有効期限と共に削除予定リストに登録する。コンテンツ削除手段335は、削除予定リストにおいて有効期限切れとなっている保存コンテンツを一定時間間隔で検索し該当の保存コンテンツを記憶媒体から削除する。
【0116】
イベントは、例えば、所定時刻が到来したこと、前回の起動から一定時間が経過したこと、車載器センタ装置300の電源が投入されたこと、又はコンテンツを路側機307から受信したこと等である。典型的には、コンテンツ削除手段335が起動して削除予定リストを参照する一定時間間隔はイベント発生時間間隔より大とする。
【0117】
このように、第1段階として削除予定リストを作成し、第2段階として該削除予定リストを参照して、コンテンツを削除する2段階方式を採用した理由は、コンテンツの個数が増大すると、全部のコンテンツの有効期限を確認するのに、手間取るからである。第1段階の削除予定リストは、例えば、車載器330の起動時とか、路側機307からのコンテンツの受信時とかの限定されたタイミングで行い、第2段階は、例えば1秒間隔とかで頻繁に行うことにする。こうすれば、第2段階では、処理対象の136の個数を絞り込むことができるとともに、コンテンツをそれが有効期限切れとなりしだい遅滞なく削除することができる。
【0118】
好ましくは、コンテンツ削除手段335は、保存コンテンツのみを記憶媒体337から削除して、該保存コンテンツのコンテンツ情報に含まれるその他の情報は記憶媒体337に残す。その他の情報とは、例えば、コンテンツ情報の識別子(例:図2の情報グループにおけるID=02の情報コード)や遷移先コンテンツ情報の識別子(例:図5の情報グループにおけるID=30の次再生情報コード1〜8)である。
【0119】
図38はコンテンツ情報配信方法350のフローチャートである。コンテンツ情報配信方法350はセンタ装置300(図35)に対応する。S351では、車載器へ配信するコンテンツが車載器において有効期限外であるときの該車載器における該コンテンツの処理を制御する制御情報を作成する。S352では、コンテンツとその有効期限の情報と制御情報とを含むコンテンツ情報を、路側機307を介して無線配信する。
【0120】
S351,S352の処理はセンタ装置300(図35)の制御情報作成手段303及び配信手段304の機能にそれぞれ対応する。制御情報作成手段303及び配信手段304の機能について述べた具体的態様は、S351,S352の処理の具体的態様としてもそれぞれ適用可能である。コンテンツ情報配信方法350では、また、センタ装置300の受信手段301及び会員ステータス検出手段302の機能に対応する処理を実行するステップを追加可能である。受信手段301及び会員ステータス検出手段302に対応するステップは、その順番に並べて、S351の前に挿入する。
【0121】
図39はコンテンツ情報処理方法360のフローチャートである。コンテンツ情報処理方法360は車載器310(図36)に対応する。S361では、コンテンツを含むコンテンツ情報を路側機307から無線で受信する。S362では、コンテンツに対する再生指示が有るか否かを判定し、判定が正であれば、S363へ進み、否であれば、コンテンツ情報処理方法360を終了する。S363では、再生指示のコンテンツに対してそのコンテンツ情報から該コンテンツの有効期限及び有効期限外再生可否の情報を抽出する。
【0122】
S364では、現在の日時を検出する。S365では、再生指示のコンテンツに対して検出現在日時が有効期限外でありかつ有効期限外の再生が否であるを判定し、判定が正であれば、S366へ進み、否であれば、コンテンツ情報処理方法360を終了する。S366では、該再生指示のコンテンツを再生しないようにする。
【0123】
S361,S363,S364,S366の処理は車載器310(図36)の受信手段311、情報抽出手段312、現在日時検出手段313及び再生制御手段314の機能にそれぞれ対応する。受信手段311、情報抽出手段312、現在日時検出手段313及び再生制御手段314の機能について述べた具体的態様は、S361,S363,S364,S366の処理の具体的態様としてもそれぞれ適用可能である。コンテンツ情報処理方法360では、また、車載器310の代替画面生成手段317の機能に対応する処理を実行するステップを追加可能である。代替画面生成手段317に対応するステップは、S366の直前又は直後に挿入する。
【0124】
図40はコンテンツ情報処理方法370のフローチャートである。コンテンツ情報処理方法370は車載器330(図37)に対応する。S371では、コンテンツを含むコンテンツ情報を路側機307から無線で受信する。S372では、受信したコンテンツ情報を記憶媒体337に保存する。
【0125】
S373では、保存コンテンツに対してそのコンテンツ情報から有効期限の情報を抽出する。S374では、保存コンテンツが有効期限切れか否かの第1の判定を有効期限の情報に基づき判定し、判定が正であれば、S375へ進み、否であれば、コンテンツ情報処理方法370を終了する。S375では、S374の判定対象の保存コンテンツを記憶媒体337から削除する。
【0126】
S371,S372,S373,S374,S375の処理は車載器330(図37)の受信手段331、保存手段332、情報抽出手段333、有効期限判定手段334及びコンテンツ削除手段335の機能にそれぞれ対応する。受信手段331、保存手段332、情報抽出手段333、有効期限判定手段334及びコンテンツ削除手段335の機能について述べた具体的態様は、S371,S372,S373,S374,S375の処理の具体的態様としてもそれぞれ適用可能である。コンテンツ情報処理方法370では、また、車載器330のリスト登録手段339の機能に対応する処理を実行するステップを追加可能である。リスト登録手段339に対応するステップは、S374とS375との間に挿入する。
【0127】
本発明を適用したプログラムは、コンピュータをセンタ装置300又は車載器310若しくは330の各手段として機能させる。本発明を適用した別のプログラムは、コンテンツ情報配信方法350又はコンテンツ情報処理方法360若しくは370の各ステップをコンピュータに実行させる。
【0128】
本明細書は様々な範囲及びレベルの発明を開示している。それら発明は、本明細書で説明した様々な技術的範囲及び具体的レベルの各装置及び各方法だけでなく、当業者の自明の範囲内で、各装置及び各方法から独立の作用、効果を奏する1つ又は複数の要素を抽出したものや、1つ又は複数の要素を自明の範囲で変更したものや、さらに、各装置間及び各方法間で1つ又は複数の要素の組合せを入れ換えたものを含む。
【図面の簡単な説明】
【0129】
【図1】タウンカーライフナビマルチコンテンツ形式のデータに基づく路車間DSRCシステムの概略図である。
【図2】タウンカーライフナビマルチコンテンツ形式のデータ伝送態様の説明図である。
【図3】情報グループの構成について各IDが必須か任意かを示す図である。
【図4】ダウンリンクで使用する各IDに割り当てる分類表の第1の部分である。
【図5】ダウンリンクで使用する各IDに割り当てる分類表の第2の部分である。
【図6】ダウンリンクで使用する各IDに割り当てる分類表の第3の部分である。
【図7】ダウンリンクで使用する各IDに割り当てる分類表の第4の部分である。
【図8】路側装置−ITS車載器間のトランザクションで実施される各機器間の通信及び処理を示す図である。
【図9】ITS車載器から路側装置へ送られるアップリンク情報のデータ説明図である。
【図10】嗜好データの一例をテーブル表現した説明図である。
【0130】
【図11】路側装置から嗜好データを受信したITS車載器がナビ部の表示器に表示するチェック付けの画面の一例である。
【図12】路側装置よりITS車載器へ配信される複数のコンテンツG1〜G6についての遷移関係を示す図である。
【図13】図12のコンテンツG1に対応する画面例である。
【図14】図12のコンテンツG2に対応する画面例である。
【図15】再生指示ルーチンのフローチャートである。
【図16】期限前処理ルーチンのフローチャートである。
【図17】情報グループのID=3に有効期限前再生禁止フラグ等を割り当てた分類表である。
【図18】情報グループのID=10に有効期限前再生禁止フラグ等を割り当てた分類表である。
【図19】情報グループのID=20に有効期限前再生禁止フラグ等を割り当てた分類表である。
【図20】図16のルーチンにおいて有効期限前再生禁止フラグフラグがセットされていないときに表示するメッセージ付き再生画面である。
【0131】
【図21】図16のルーチンにおいて有効期限前再生禁止フラグフラグがセットされているときに表示するメッセージ画面である。
【図22】期限後処理ルーチンのフローチャートである。
【図23】図22のルーチンにおいて有効期限後再生禁止フラグフラグがセットされていないときに表示するメッセージ付き再生画面である。
【図24】図22のルーチンにおいて有効期限後再生禁止フラグフラグがセットされているときに表示するメッセージ付き再生画面である。
【図25】再生が禁止されていない情報グループを再生したときの画面である。
【図26】再生禁止のコンテンツの再生画面に対する代替画面である。
【図27】代替画面表示付き期限前再生処理ルーチンのフローチャートである。
【図28】代替画面表示付き期限後再生処理ルーチンのフローチャートである。
【図29】代替画面表示ルーチンのフローチャートである。
【図30】前段の有効期限切れ削除処理ルーチンのフローチャートである。
【0132】
【図31】図30のルーチンで登録に使用する削除テーブルを示す図である。
【図32】後段の有効期限切れ削除処理ルーチンのフローチャートである。
【図33】情報グループの受信が終了しだい削除テーブルに削除予定コンテンツを登録するルーチンのフローチャートである。
【図34】有効期限後再生禁止フラグと共に有効期限後削除フラグも使って有効期限後のコンテンツ再生について処理するルーチンのフローチャートである。
【図35】センタ装置の機能ブロック図である。
【図36】車載器の機能ブロック図である。
【図37】別の車載器の機能ブロック図である。
【図38】コンテンツ情報配信方法のフローチャートである。
【図39】コンテンツ情報処理方法のフローチャートである。
【図40】別のコンテンツ情報処理方法のフローチャートである。
【符号の説明】
【0133】
300:センタ装置、301:受信手段、302:会員ステータス検出手段、303:制御情報作成手段、304:配信手段、307:路側機、310:車載器、311:受信手段、312:情報抽出手段、313:現在日時検出手段、314:再生制御手段、317:代替画面生成手段、330:車載器、331:受信手段、332:保存手段、333:情報抽出手段、334:有効期限判定手段、335:コンテンツ削除手段、337:記憶媒体、339:リスト登録手段、350:コンテンツ情報配信方法、360:コンテンツ情報処理方法、370:コンテンツ情報処理方法。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車載器へ配信するコンテンツが車載器において有効期限外であるときの該車載器における該コンテンツの処理を制御する制御情報を作成する制御情報作成手段、及び
コンテンツとその有効期限の情報と前記制御情報とを含むコンテンツ情報を、路側機を介して無線配信する配信手段、
を備えることを特徴とするセンタ装置。
【請求項2】
路側機を介して車載器からそのユーザIDを無線で受信する受信手段、
前記ユーザIDに対応付けられている会員ステータスを検出する会員ステータス検出手段、及び
前記制御情報を前記会員ステータスに基づき作成する前記制御情報作成手段、
を備えることを特徴とするセンタ装置。
【請求項3】
コンテンツを含むコンテンツ情報を路側機から無線で受信する受信手段、
再生指示のコンテンツに対してそのコンテンツ情報から該コンテンツの有効期限及び有効期限外再生可否の情報を抽出する情報抽出手段、
現在の日時を検出する現在日時検出手段、及び
前記再生指示のコンテンツに対して検出現在日時が有効期限外でありかつ有効期限外の再生が否である場合には、該コンテンツを再生しないようにする再生制御手段、
を備えることを特徴とする車載器。
【請求項4】
前記再生指示のコンテンツに対してその遷移先コンテンツの情報を該再生指示のコンテンツのコンテンツ情報から抽出する前記情報抽出手段、
前記再生指示のコンテンツに対してその遷移先コンテンツが存在する場合には、該遷移先コンテンツへ進む操作ボタン付きの代替画面を生成する代替画面生成手段、及び
前記再生指示のコンテンツに対して検出現在日時が有効期限外でありかつ有効期限外の再生が否である場合には、前記操作ボタン付きの代替画面を前記再生指示のコンテンツの再生画面に代えて表示する前記再生制御手段、
を備えることを特徴とする請求項3記載の車載器。
【請求項5】
前記再生指示のコンテンツに対してその遷移先コンテンツの内容に関するテキストを該遷移先コンテンツのコンテンツ情報から抽出する前記情報抽出手段、及び
前記操作ボタン付きの代替画面に該操作ボタンの表示に対応付けて前記遷移先コンテンツの内容に関するテキストを表示する前記代替画面生成手段、
ことを特徴とする請求項4記載の車載器。
【請求項6】
コンテンツを含むコンテンツ情報を路側機から無線で受信する受信手段、
受信したコンテンツ情報を記憶媒体に保存する保存手段、
保存コンテンツに対してそのコンテンツ情報から有効期限の情報を抽出する情報抽出手段、
保存コンテンツが有効期限切れであるか否かの第1の判定を前記有効期限の情報に基づき判定する有効期限判定手段、
前記第1の判定が正であればその判定対象の保存コンテンツを前記記憶媒体から削除するコンテンツ削除手段、
を備えることを特徴とする車載器。
【請求項7】
所定のイベント発生に伴い前記保存コンテンツに対してその有効期限切れが所定時間以内であるか否かの第2の判定を前記有効期限の情報に基づき判定する前記有効期限判定手段、
前記第2の判定が正であればその判定対象の保存コンテンツをその有効期限と共に削除予定リストに登録するリスト登録手段、及び
前記削除予定リストにおいて有効期限切れとなっている保存コンテンツを一定時間間隔で検索し該当の保存コンテンツを前記記憶媒体から削除する前記コンテンツ削除手段、
を備えることを特徴とする請求項6記載の車載器。
【請求項8】
前記コンテンツ削除手段は、保存コンテンツのみを前記記憶媒体から削除して、該保存コンテンツのコンテンツ情報に含まれるその他の情報は前記記憶媒体に残すことを特徴とする請求項6又は7記載の車載器。
【請求項9】
車載器へ配信するコンテンツが車載器において有効期限外であるときの該車載器における該コンテンツの処理を制御する制御情報を作成する制御情報作成ステップ、及び
コンテンツとその有効期限の情報と前記制御情報とを含むコンテンツ情報を、路側機を介して無線配信する配信ステップ、
を備えることを特徴とするコンテンツ情報配信方法。
【請求項10】
コンテンツを含むコンテンツ情報を路側機から無線で受信する受信ステップ、
再生指示のコンテンツに対してそのコンテンツ情報から該コンテンツの有効期限及び有効期限外再生可否の情報を抽出する情報抽出ステップ、
現在の日時を検出する現在日時検出ステップ、
及び
前記再生指示のコンテンツに対して検出現在日時が有効期限外でありかつ有効期限外の再生が否である場合には、該コンテンツを再生しないようにする再生制御ステップ、
を備えることを特徴とするコンテンツ情報処理方法。
【請求項11】
コンテンツを含むコンテンツ情報を路側機から無線で受信する受信ステップ、
受信して保存している保存コンテンツに対してそのコンテンツ情報から有効期限の情報を抽出する情報抽出ステップ、
保存コンテンツが有効期限切れか否かの第1の判定を前記有効期限の情報に基づき判定する有効期限判定ステップ、
前記第1の判定が正であればその判定対象の保存コンテンツを記憶媒体から削除するコンテンツ削除ステップ、
を備えることを特徴とするコンテンツ情報処理方法。
【請求項12】
請求項1又は2記載のセンタ装置の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
【請求項13】
請求項3〜8のいずれかに記載の路側装置の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【公開番号】特開2010−44540(P2010−44540A)
【公開日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−207548(P2008−207548)
【出願日】平成20年8月12日(2008.8.12)
【出願人】(000003595)株式会社ケンウッド (1,981)
【Fターム(参考)】