説明

ソフトキーボードレイアウトを調節する方法、及びモバイル端末

本発明の実施形態は、ソフトキーボードレイアウトを調節する方法、及びモバイル端末を開示する。方法は、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションを表示し、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信し、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信した後、ソフトキーボード調節インタフェースを、タッチスクリーン上に表示し、ユーザによって入力された調節方式を受信し、ソフトキーボードレイアウトを、調節方式に従って修正することを含む。モバイル端末は、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションを表示するように構成された、第1の表示ユニットと、
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信し、ここで、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションは、第1の表示ユニットによって表示され、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信した後、ソフトキーボード調節インタフェースを、タッチスクリーン上に表示し、ユーザによって入力された調節方式を受信するように構成された、受信ユニットと、ソフトキーボードレイアウトを、受信ユニットによって受信された調節方式に従って修正するように構成された、調節ユニットとを含む。このようにして、個人的嗜好に従ってキーボードを調節することに対するユーザの要求が満たされる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2009年12月16日に中国専利局に出願された、中国特許出願第200910252779.5号の優先権を主張するものであり、当該出願はその全体が参照によって本明細書中に援用される。
【0002】
本発明は、モバイル端末技術の分野に関し、特に、ソフトキーボードレイアウトを調節する方法、及びモバイル端末に関する。
【背景技術】
【0003】
技術の発達に伴い、タッチスクリーンを有するモバイル端末が、使用利便性のために、ユーザ間にますます普及しつつある。
【0004】
更に、モバイル端末技術の成熟に伴い、ますます多くのモバイル端末が、従来の入力キーボードをもはや装備せず、ほとんどの入力は、タッチスクリーン上に表示されるソフトキーボードを介して実施されるようになっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術の調査及び実施のプロセスにおいて、発明者は、従来技術が以下の問題を有することを見い出した。
【0006】
従来技術では、ソフトキーボード上のキーの位置が固定されているが、多くのユーザは、何らかの特別な使用要求を有しているため、モバイル端末のソフトキーボードの、固定された構成は、それらのユーザの要求を満たすことができない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態において解決されるべき技術的問題は、個人的嗜好に従ってキーボードを調節することに対するユーザの要求を満たす、ソフトキーボードレイアウトを調節する方法、及びモバイル端末を提供することである。
【0008】
上記の技術的問題を解決するために、本発明の実施形態の一態様は、
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションを表示し、
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信し、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信した後、ソフトキーボード調節インタフェースを、タッチスクリーン上に表示し、ユーザによって入力された調節方式を受信し、
ソフトキーボードレイアウトを、調節方式に従って修正することを含む、ソフトキーボードレイアウトを調節する方法を提供する。
【0009】
別の態様は、
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションを表示するように構成された、第1の表示ユニットと、
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信し、ここで、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションは、第1の表示ユニットによって表示され、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信した後、ソフトキーボード調節インタフェースを、タッチスクリーン上に表示し、ユーザによって入力された調節方式を受信するように構成された、受信ユニットと、
ソフトキーボードレイアウトを、受信ユニットによって受信された調節方式に従って修正するように構成された、調節ユニットとを含む、モバイル端末を提供する。
【発明の効果】
【0010】
前述の技術的解決法から、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションが、ユーザに提供されてもよく、かつ、ソフトキーボードレイアウトが、ユーザによって入力された調節方式に従って修正されるため、ユーザは、ソフトキーボードレイアウトを、要求に応じてカスタマイズすることができる、ということがわかる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の第1の実施形態による、ソフトキーボードレイアウトを調節する方法のフローチャートである。
【図2】本発明の一実施形態による、完全レイアウトを有するソフトキーボードと、空いているキー位置を含むソフトキーボードとの表示の、概略レイアウト図である。
【図3】本発明の一実施形態による、ソフトキーボードレイアウトを調節するプロセスの概略図である。
【図4】本発明の一実施形態による、ソフトキーボードレイアウトの調節の完了の概略図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による、ソフトキーボードレイアウトを調節する方法のフローチャートである。
【図6】本発明の別の実施形態による、ソフトキーボードレイアウトの調節の完了の概略図である。
【図7】本発明の一実施形態によるモバイル端末の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の実施形態は、個人的嗜好に従ってキーボードを調節することに対するユーザの要求を満たす、ソフトキーボードレイアウトを調節する方法、及びモバイル端末を提供する。
【0013】
本発明の一実施形態で提供される、ソフトキーボードレイアウトを調節する方法は、
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションを表示し、
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信し、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信した後、ソフトキーボード調節インタフェースを、タッチスクリーン上に表示し、ユーザによって入力された調節方式を受信し、
ソフトキーボードレイアウトを、調節方式に従って修正することを含む。
【0014】
本発明のこの実施形態で提供される、ソフトキーボードレイアウトを調節する方法を使用すれば、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションが、ユーザに提供されてもよく、かつ、ソフトキーボードレイアウトが、ユーザによって入力された調節方式に従って修正され、従って、ソフトキーボードレイアウトをカスタマイズすることに対するユーザの要求が満たされる。
【0015】
ソフトキーボード調節インタフェースを、タッチスクリーン上に表示すること、及び、ユーザによって入力された調節方式を受信することは、2つの異なるモードで実施される。
【0016】
第1のモードは、カスタマイズモードである。
【0017】
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションは、ソフトキーボードのカスタマイズ(Customizing Soft Keyboard)オプションであってもよい。モバイル端末は、完全レイアウトを有するソフトキーボードと、空いているキー位置を含むソフトキーボードとを、タッチスクリーン上に表示し、完全レイアウトを有するソフトキーボード上のキーは、移動可能であり、ユーザが、キーを、空いているキー位置を含むソフトキーボードに移動させた場合、キーの位置が、調節方式として記録される。
【0018】
第2のモードは、自動調節モードである。
【0019】
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションは、自動生成(Auto−Generating)オプションであってもよい。モバイル端末は、タッチスクリーン上に、ソフトキーボードレイアウトを自動的に生成するためのインタフェースを表示し、自動生成が、調節方式として使用され、次に、全てのキーが、キーの、記録された使用回数又は使用頻度に従ってソートされ、ソフトキーボードレイアウトが、ソート結果に従って修正される。
【0020】
更に、モバイル端末は、2つの異なるモードが選択可能となるように、ユーザに同時に提供してもよい。このとき、タッチスクリーンは、ソフトキーボードのカスタマイズオプション、及び、自動生成オプションという、2つの異なるオプションを同時に表示してもよく、そして、異なる調節モードが、ユーザの、異なる選択に従って提供され、また、タッチスクリーンは、マルチレベルメニューを提供してもよく、ここで、ソフトキーボードレイアウトを調節するための第1レベルのオプションが、最初に表示され、次に、ソフトキーボードレイアウトを調節するための第1レベルのオプションをユーザが選択した後、ソフトキーボードのカスタマイズオプションと、自動生成オプションとが表示される。
【0021】
カスタマイズモードが使用されることを例として取り上げると、図1は、本発明の第1の実施形態による、ソフトキーボードレイアウトを調節する方法のフローチャートであり、この方法は、以下を含む。
【0022】
101.ソフトキーボードのカスタマイズオプションを表示する。
【0023】
モバイル端末は、ソフトキーボードレイアウトを調節するための、選択可能なオプションを、タッチスクリーン上に表示し、ここで、オプションの名称は、「ソフトキーボードレイアウトのカスタマイズ(Customizing Soft Keyboard Layout)」、又は、「ソフトキーボードレイアウトカスタマイズ(Soft Keyboard Layout Customization)」であってもよい。
【0024】
102.ソフトキーボードのカスタマイズオプションをユーザが選択したことの情報を受信し、完全レイアウトを有するソフトキーボードと、空いているキー位置を含むソフトキーボードとを、タッチスクリーン上に表示する。
【0025】
図2は、本発明の一実施形態による、完全レイアウトを有するソフトキーボードと、空いているキー位置を含むソフトキーボードとの表示の、概略レイアウト図である。完全レイアウトを有するソフトキーボードは、9つのキーを有し、それらは、それぞれ、1、2、3、4,5,6,7,8、及び9であり、空いているキー位置を含むソフトキーボードは、9つの空いている位置を有し、これは一例にすぎない。実際の使用では、キーボードは、多くのレイアウトを有してもよく、これについては、ここでは列挙しない。完全レイアウトを有するソフトキーボード上のキーは、移動可能である。
【0026】
103.ユーザが、キーを、空いているキー位置を含むソフトキーボードに移動させた場合、キーの位置を、調節方式として記録する。
【0027】
ユーザは、完全レイアウトを有するソフトキーボード上のキーを、空いているキー位置を含むキーボードに、クリック又はドラッグし、キーを、ユーザが設定したい目標位置に配置し、ソフトキーボード全体の新たなレイアウトを完成し、設定を完了した後、設定をクリック及び確認し、キーの位置を、調節方式として記録してもよい。
【0028】
図3は、本発明の一実施形態による、ソフトキーボードレイアウトを調節するプロセスの概略図である。元の、空いているキー位置を含むソフトキーボード上に、ユーザが、新たなキーボードレイアウトを完成し、9つのキーは、それぞれ、「3、2、1」、「6,5、4」、及び「9、8、7」である。
【0029】
104.ソフトキーボードレイアウトを、調節方式に従って修正する。
【0030】
新たなキーボードレイアウトを完成した後、ユーザは、新たなキーボードレイアウトをクリック及び確認する。モバイル端末は、ソフトキーボードレイアウトを、ユーザによって調節されたキー位置に従って修正する。図4は、本発明の一実施形態による、ソフトキーボードレイアウトの調節の完了の概略図である。
【0031】
ユーザが、新たなキーボードレイアウトをクリック及び確認した後、モバイル端末によって提供されるソフトキーボードインタフェースは、図4に示すインタフェースになる。このとき、各キー位置によって記憶されるキー値情報も、同期して更新され、例えば、図1における、元の位置1は、ユーザがその位置をクリックした場合、アプリケーションレイヤに、イベント1として報告され、しかし、ユーザが、入力インタフェースを、図3に示すものとして設定した場合、ユーザが、同じ位置を、すなわち、図3における位置3をクリックすると、アプリケーションレイヤに報告されるのは、イベント3である。このようにして、入力インタフェース全体の再設定が完了する。
【0032】
第2のモードが使用されることを例として取り上げると、図5は、本発明の第2の実施形態による、ソフトキーボードレイアウトを調節する方法のフローチャートであり、この方法は、以下を含む。
【0033】
501.自動生成オプションを表示する。
【0034】
モバイル端末は、選択可能な自動生成オプションを、タッチスクリーン上に表示し、ここで、オプションの名称は、「ソフトキーボードレイアウトの自動調節(Auto−Adjusting Soft Keyboard Layout)」、又は、「ソフトキーボードレイアウト自動調節(Soft Keyboard Layout Auto−Adjustment)」であってもよい。
【0035】
502.自動生成オプションをユーザが選択したことの情報を受信する。
【0036】
503.ソフトキーボードレイアウトを自動的に生成するためのインタフェースを、タッチスクリーン上に表示し、自動生成を、調節方式として使用し、全てのキーを、キーの、記録された使用回数又は使用頻度に従ってソートし、ソフトキーボードレイアウトを、ソート結果に従って修正する。
【0037】
モバイル端末は、各キーについてのカウンタを予め設定し、各キーの使用回数が記録され、又は、各キーの使用頻度が記録される。
【0038】
自動生成オプションをユーザが選択したことの情報を受信した後、モバイル端末は、ソフトキーボードレイアウトを自動的に生成するためのインタフェースを表示して、ソフトキーボードレイアウトが自動的に生成されていることをユーザにプロンプト通知する。プロンプト内で使用される絵、又はテキストは、要求に応じて設定されてもよい(例えば、プログレスバー、又はテキストプロンプト)。
【0039】
ソフトキーボードレイアウトを自動的に生成するためのインタフェースを表示するのと同時に、モバイル端末は、全てのキーを、キーの、記録された使用回数又は使用頻度に従って、高い値から低い値の順にソートする。
【0040】
引き続き、図2におけるキーボードレイアウトを例として取り上げ、モバイル端末が、自動生成オプションをユーザが選択したことの情報を受信した場合の、各キーの使用回数は、以下の通りであると仮定する。
キー「1」については、8回
キー「2」については、7回
キー「3」については、10回
キー「4」については、11回
キー「5」については、3回
キー「6」については、2回
キー「7」については、1回
キー「8」については、15回
キー「9」については、0回
ソフトキーボードの、新たなソート順序は、図6に示されており、「8、4、3」、「1、2、5」、及び「6、7、9」である。ユーザが、ソートの完了後に、8を押すと、入力は8であるが、位置8は、以前の1である。このようにして、新たなキーボードレイアウトが、入力頻度に従って完成される。
【0041】
当業者は、本発明の上記の実施形態における方法内のステップの全て又は一部が、関連するハードウェアに指示するプログラムによって完了されてもよい、ということを理解するであろう。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体内に記憶されてもよい。プログラムが実行された場合、以下のステップが実行される。
【0042】
ソフトキーボードレイアウトを調節する方法は、
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションを表示し、
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信し、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信した後、ソフトキーボード調節インタフェースを、タッチスクリーン上に表示し、ユーザによって入力された調節方式を受信し、
ソフトキーボードレイアウトを、調節方式に従って修正することを含む。
【0043】
上記で言及した記憶媒体は、読み取り専用メモリ、磁気ディスク、又はコンパクトディスクであってもよい。
【0044】
図7は、本発明の一実施形態で提供されるモバイル端末の構成を示し、このモバイル端末は、
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションを表示するように構成された、第1の表示ユニット701と、
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信し、ここで、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションは、第1の表示ユニット701によって表示され、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信した後、ソフトキーボード調節インタフェースを、タッチスクリーン上に表示し、ユーザによって入力された調節方式を受信するように構成された、受信ユニット702と、
ソフトキーボードレイアウトを、受信ユニット702によって受信された調節方式に従って修正するように構成された、調節ユニット703とを含む。
【0045】
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションが、ソフトキーボードのカスタマイズオプションである場合、受信ユニット702は、
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信し、ここで、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションは、第1の表示ユニットによって表示され、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信した後、完全レイアウトを有するソフトキーボードと、空いているキー位置を含むソフトキーボードとを、タッチスクリーン上に表示するように構成された、第2の表示ユニットと、ここで、完全レイアウトを有するソフトキーボード上のキーは、移動可能であり、
ユーザが、キーを、空いているキー位置を含むソフトキーボードに移動させた場合、キーの位置を、調節方式として記録するように構成された、記録ユニットと、ここで、空いているキー位置を含むソフトキーボードは、第2の表示ユニットによって表示される、を含む。
【0046】
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションが、自動生成オプションである場合、受信ユニット702は、
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションをユーザが選択したことの情報を受信した後、ソフトキーボードレイアウトを自動的に生成するためのインタフェースを、タッチスクリーン上に表示し、自動生成を、調節方式として使用するように構成された、第3の表示ユニットを含む。
【0047】
調節ユニット703は、
全てのキーを、キーの、記録された使用回数又は使用頻度に従ってソートし、ソフトキーボードレイアウトを、ソート結果に従って修正するように構成された、第1の調節ユニットを含む。
【0048】
マルチレベルメニューが、ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションを表示するために使用される場合、第1の表示ユニット701は、
ソフトキーボードレイアウトを調節するための第1レベルのオプションを、タッチスクリーン上に表示するように構成された、第1レベル表示ユニットと、
ソフトキーボードレイアウトを調節するための第1レベルのオプションをユーザが選択したことの情報を受信した後、ソフトキーボードのカスタマイズオプションと、自動生成オプションとを、タッチスクリーン上に同時に表示するように構成された、第2レベル表示ユニットと、ここで、ソフトキーボードレイアウトを調節するための第1レベルのオプションは、第1レベル表示ユニットによって表示される、を含む。
【0049】
本発明のこの実施形態で提供されるモバイル端末の、特定の使用方法については、本発明の上記の実施形態で提供された、ソフトキーボードレイアウトを調節する方法の説明を参照されたい(ここでは更に説明しない)。
【0050】
本発明で提供される、ソフトキーボードレイアウトを調節する方法、及びモバイル端末について、上記で詳細に説明した。本発明の原理、及び実施について、実施形態を参照して説明したが、実施形態は、本発明の方法、及び核となる概念の理解を助けるために使用されるにすぎない。同時に、本発明の概念に従って、当業者によって、本発明の実施及び適用範囲に、修正及び変形が行われることが可能である。結論として、この明細書の内容は、本発明に対する限定として解釈されるべきではない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションを表示し、
前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記オプションをユーザが選択したことの情報を受信し、前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記オプションを前記ユーザが選択したことの前記情報を受信した後、ソフトキーボード調節インタフェースを、タッチスクリーン上に表示し、前記ユーザによって入力された調節方式を受信し、
前記ソフトキーボードレイアウトを、前記調節方式に従って修正すること
を含む、ソフトキーボードレイアウトを調節する方法。
【請求項2】
前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記オプションは、ソフトキーボードのカスタマイズオプションであり、
ソフトキーボード調節インタフェースを、タッチスクリーン上に表示し、前記ユーザによって入力された調節方式を受信することは、
完全レイアウトを含むソフトキーボードと、空いているキー位置を含むソフトキーボードとを、前記タッチスクリーン上に表示し、ここで、完全レイアウトを含む前記ソフトキーボード上のキーは、移動可能であり、
前記ユーザが、前記キーを、空いているキー位置を含む前記ソフトキーボードに移動させた場合、キーの位置を、前記調節方式として記録すること
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記オプションは、自動生成オプションであり、
ソフトキーボード調節インタフェースを、タッチスクリーン上に表示し、前記ユーザによって入力された調節方式を受信することは、
ソフトキーボードレイアウトを自動的に生成するためのインタフェースを、前記タッチスクリーン上に表示し、自動生成を、前記調節方式として使用すること
を含み、前記ソフトキーボードレイアウトを、前記調節方式に従って修正することは、
全てのキーを、キーの、記録された使用回数又は使用頻度に従ってソートし、前記ソフトキーボードレイアウトを、ソート結果に従って修正すること
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記オプションを表示することは、
前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための第1レベルのオプションを、前記タッチスクリーン上に表示し、
前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記第1レベルのオプションを前記ユーザが選択したことの情報を受信した後、前記ソフトキーボードのカスタマイズオプションと、前記自動生成オプションとを、同時に表示すること
を含む、請求項2又は3に記載の方法。
【請求項5】
ソフトキーボードレイアウトを調節するためのオプションを表示するように構成された、第1の表示ユニットと、
前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記オプションをユーザが選択したことの情報を受信し、ここで、前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記オプションは、前記第1の表示ユニットによって表示され、前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記オプションを前記ユーザが選択したことの前記情報を受信した後、ソフトキーボード調節インタフェースを、タッチスクリーン上に表示し、前記ユーザによって入力された調節方式を受信するように構成された、受信ユニットと、
前記ソフトキーボードレイアウトを、前記受信ユニットによって受信された前記調節方式に従って修正するように構成された、調節ユニットと
を備える、モバイル端末。
【請求項6】
前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記オプションは、ソフトキーボードのカスタマイズオプションであり、
前記受信ユニットは、
前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記オプションを前記ユーザが選択したことの前記情報を受信し、ここで、前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記オプションは、前記第1の表示ユニットによって表示され、前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記オプションを前記ユーザが選択したことの前記情報を受信した後、完全レイアウトを含むソフトキーボードと、空いているキー位置を含むソフトキーボードとを、前記タッチスクリーン上に表示するように構成された、第2の表示ユニットと、ここで、完全レイアウトを含む前記ソフトキーボード上のキーは、移動可能であり、
前記ユーザが、前記キーを、空いているキー位置を含む前記ソフトキーボードに移動させた場合、キーの位置を、前記調節方式として記録するように構成された、記録ユニットと、ここで、空いているキー位置を含む前記ソフトキーボードは、前記第2の表示ユニットによって表示される、
を備える、請求項5に記載のモバイル端末。
【請求項7】
前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記オプションは、自動生成オプションであり、
前記受信ユニットは、
前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記オプションを前記ユーザが選択したことの前記情報を受信した後、ソフトキーボードレイアウトを自動的に生成するためのインタフェースを、前記タッチスクリーン上に表示し、自動生成を、前記調節方式として使用するように構成された、第3の表示ユニット
を備え、前記調節ユニットは、
全てのキーを、キーの、記録された使用回数又は使用頻度に従ってソートし、前記ソフトキーボードレイアウトを、ソート結果に従って修正するように構成された、第1の調節ユニット
を備える、請求項5に記載のモバイル端末。
【請求項8】
前記第1の表示ユニットは、
前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための第1レベルのオプションを、前記タッチスクリーン上に表示するように構成された、第1レベル表示ユニットと、
前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記第1レベルのオプションを前記ユーザが選択したことの情報を受信した後、前記ソフトキーボードのカスタマイズオプションと、前記自動生成オプションとを、前記タッチスクリーン上に同時に表示するように構成された、第2レベル表示ユニットと、ここで、前記ソフトキーボードレイアウトを調節するための前記第1レベルのオプションは、前記第1レベル表示ユニットによって表示される、
を備える、請求項6又は7に記載のモバイル端末。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公表番号】特表2013−518314(P2013−518314A)
【公表日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−543454(P2012−543454)
【出願日】平成22年11月3日(2010.11.3)
【国際出願番号】PCT/CN2010/078380
【国際公開番号】WO2011/072556
【国際公開日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【出願人】(509248235)ファーウェイ デバイス カンパニー リミテッド (33)
【Fターム(参考)】