ゾーン分けされた集積コンベア
個別に制御可能なゾーンを備える集積コンベアが、集積した物品間の隙間を効率的に縮小するように制御されることができ、これは、それら隙間の縮小をもたらす状態の存在を判断し、必要に応じて制御ロジックを実行する制御ロジックによって達成される。集積コンベアは、フリーラン停止モードで制御され得る。集積コンベアは、詰まりを検出し取り除くように制御され得る。
【発明の詳細な説明】
【開示の内容】
【0001】
〔背景〕
本出願は、2009年3月19日出願の米国仮特許出願第61/210,750号の優先権を主張し、その開示内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本発明は、概してコンベアに関し、より具体的には集積コンベアに関する。本発明は、集積コンベア上の製品の流れを監視および制御する2つのゾーンを制御するように構成された制御モジュールを含む、ゾーン分けされた集積コンベアに関して開示されるが、必ずしもこれに限定されない。
【0003】
本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付図面は、本発明の実施形態を例示し、前述した本発明の概説、および以下の実施形態の詳細な説明と共に、本発明の原理を説明するのに役立つ。
【0004】
本発明の現在好適な実施形態を詳細に参照し、その例を添付図面に示す。
【0005】
〔詳細な説明〕
以下の説明では、同様の参照符号は、いくつかの図面にわたって、同様の、または対応する部分を示す。また、以下の説明では、前方、後方、内側、外側などといった用語は、便宜上の単語であり、限定的用語として解釈されるものではないことが、理解される。この特許で使用される術語は、本明細書に記載される装置またはその一部の範囲で限定する意図はなく、他の向きで取り付けられるかまたは利用されることができる。図面をさらに詳細に参照して、本発明の実施形態を説明する。
【0006】
図1を参照すると、本発明の1つまたは複数の教示を具体化する集積コンベアの平面図が示されている。概して2で示される集積コンベアは、個別に制御可能な複数のゾーン4a、4b、6a、6b、8a、8b、10a、10b、12aを含む。図1で描かれる実施形態では9個のゾーンがあるが、本発明は、9個のゾーンに限定されない。描かれた実施形態では、ゾーンは、概して、1.83m(6フィート)の長さであり、これは、典型的な集積コンベアゾーンの2倍の長さであり、結果として製造費用が減少する。理解されるであろうが、本発明は、ゾーンが典型的なものより長くても、パッケージの効率的集積を提供する。しかしながら、本発明は、長いゾーンにも、1.83m(6フィート)の長さのゾーンにも限定されない。
【0007】
各ゾーンは、開示内容が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第6,889,822号に示される駆動構造のような、当技術分野で既知の任意の適切な方法で、選択的に駆動される。描かれた実施形態では、集積コンベア2の各ゾーンは、複数のコンベアローラー(概略的に例示される)を含み、コンベアローラーは、空気式アクチュエーター(不図示)を使用して、下にある駆動ベルト(不図示)をコンベアローラーに対して押すことで、選択的に駆動され得る。描かれた実施形態では、各モジュール4c、6c、8c、10c、12cは、それらの関連ゾーンの空気式アクチュエーター(不図示)を制御するように構成され、したがって、空気源(pneumatic source)に接続される。モジュール4c、6c、8c、10c、12cは、空気式で互いにデイジーチェーン方式で接続され得る。他の駆動構造には、電動式駆動ローラーが含まれ、モジュール4c、6c、8c、1Oc、12cは、それに合わせて適切に構成される。
【0008】
描かれた実施形態では、各対のゾーンは、それぞれのゾーン制御モジュール4c、6c、8c、10cを有する。ゾーン制御モジュール4c、6c、8c、10cはそれぞれ、2つのゾーンを制御し、ゾーンインターフェースモジュール12cは、ゾーン12aを制御する。ゾーン12aは、描かれた実施形態では傾いたベルトとして例示される、取り除きコンベア14に排出する排出ゾーンである。
【0009】
各ゾーン4a、4b、6a、6b、8a、8b、10a、10b、12aは、それぞれのゾーンのモジュールに接続された、それぞれのセンサー4d、4e、6d、6e、8d、8e、10d、10e、12dを含む。描かれた実施形態では、これらのセンサーは、それぞれの反射器を備えたフォトアイ(photo eyes)であるが、ローラーセンサーまたは拡散スキャンセンサーなど、任意の適切なセンサーを使用することができる。ゾーン内でのセンサー(本明細書ではフォトアイとも呼ばれる)の位置および向きは、パッケージの長さまたは種類といったシステムパラメータに基づいて選択される。
【0010】
図2〜図5は、ゾーン制御モジュールおよびインターフェースモジュールの異なる配列を概略的に示す。図2を参照すると、図1の集積コンベア2に類似の配列が示されており、概略的に示されたコンベア16a、16b、18a、18b、20aにより表される、Z(n+2)個のゾーンがある。ゾーン制御モジュール16cおよび18cは、それぞれのゾーンを形成する複数対のコンベアを制御するように配される。ゾーンインターフェースモジュール20cは、コンベア20a、すなわち排出ゾーンを制御するよう配され、ゾーンインターフェースモジュール20cが、排出インターフェースモジュールとなる。
【0011】
システムは、図2でゾーン制御モジュール16c、18cとインターフェースモジュール20cとの間の線により示されるように、ゾーン制御モジュール16c、18cとインターフェースモジュール20cとの間でRS232通信を操作する。ゾーン制御モジュール16cおよび18cはそれぞれ、単一の制御モジュールによりそれぞれ制御される2つのゾーンそれぞれのセンサー(図2〜図4には不図示)から情報を受け取って、それぞれのゾーン内の製品を検出するように構成され、2つのゾーンそれぞれの内部で(描かれた実施形態では空気式で)製品の動きを制御するように構成され、かつゾーン情報をモジュール間で分配させるように構成される。
【0012】
インターフェースモジュール20cは、ゾーン制御モジュールに関して前述したように、単一のゾーンを制御するように構成され、この点について唯一の違いは、単一のゾーンを制御することに限られている。インターフェースモジュール20cはまた、DIPスイッチの使用により、コンベアの移動の方向を制御する。(ゾーン制御装置16cおよび18cは、デフォルトの移動方向を有する。)インターフェースモジュール20cはまた、別個の入出力(I/O)を使用して、集積コンベア上の製品の動きを制御し、外部システムにコンベアの充満状態を監視させ、外部システムに欠陥状態を監視させるように、構成されている。外部装置からの、また外部装置への入出力は、22で示される。
【0013】
図2は、排出時の単一のゾーンを制御することによって、排出インターフェースモジュールとしてのインターフェースモジュール20cの使用を示す。図3は、インターフェースモジュール30cが、排出コンベアの代わりに送り込みコンベア24aを制御するように配される点で、図2と異なる。インターフェースモジュール30cは、送り込みインターフェースモジュールとして示され、排出インターフェースモジュール20cと同じ機能を遂行する。
【0014】
インターフェースモジュールなしで集積コンベアを構成することは可能であるが、本明細書に示す実施形態はインターフェースモジュールを有している。送り込みまたは排出インターフェースモジュールを有するかどうかの判断は、例えば、利便性、配線を最小限にすること、コンベアのどちらの端部がラインとインターフェースを有するのが望ましいか、などに基づく、実践上の問題に大部分が依存する。
【0015】
図2および図3は、奇数のゾーンを備える集積コンベアを示し、それぞれの集積コンベアは、1つのインターフェースモジュール20cまたは30cを備える。図4は、偶数のゾーンを備える集積コンベアを示し、これには、2つのインターフェースモジュール、すなわち、送り込みインターフェースモジュール38cおよび排出インターフェースモジュール44cが使用され、これらはそれぞれ、先に説明したように構成されている。
【0016】
図5は、製品の流れの方向が物理的構成に基づいて制限されない、集積コンベアを示す。システムは、中間モジュール58を含み、中間モジュールは、どのコンベアまたはゾーンも制御せず、別個の入出力を使用して、集積コンベア上の製品の動きを制御し、外部システムにコンベアの充満状態を監視させ、外部システムに欠陥状態を監視させるように、構成される。中間モジュール58は、単に、外部システムの要件に合わせた入出力処理部(I/O handler)である。上流または下流装置とは考えられないが、情報が処理部に移動すると、その局所入出力設定ごとにメッセージを調節し、その調節したメッセージを、必要な通信の流れ方向で、隣へ送信する。任意の数の中間モジュールを、ゾーン制御モジュールストリング内部の任意の位置で、使用することができる。
【0017】
図5に、オプションの送り込みインターフェースモジュール50c、およびオプションの排出インターフェースモジュール52cも示されているが、各集積コンベアが、いずれか少なくとも1つを有するのが好ましい。
【0018】
本発明の教示に従って構成された集積コンベアは、PLCなど外部供給源から解放信号がない限り、集積モードで動作する。本発明は、4つの基本的な集積モード、すなわち、フリーラン停止(coast to stop)集積モード;フリーラン停止‐センサー連結(coast to stop - sensor coupled)集積モード;1回駆け寄り(run up once)集積モード;1回駆け寄り−センサー連結(run up once - sensor coupled)集積モード、を企図している。集積モードは、インターフェースモジュールまたは中間モジュール上のDIPスイッチの位置によって決まる。
【0019】
本発明の教示の範囲内で、1.83m(6フィート)長さの公称ゾーン(nominal zones)のための典型的な送り込み構成は、以下を含む:
3’送り込みアイドラー、インターフェースモジュールのみを備える
3’送り込みアイドラー、制御モジュール(スレーブ)なし
6’送り込みアイドラー、インターフェースモジュールのみを備える
6’送り込みアイドラー、ゾーン制御モジュールを備える(2つの3’ゾーン)
9’送り込みアイドラー、ゾーン制御モジュールを備える(1つの6’ゾーンおよび1つの送り込み3’ゾーン)
9’送り込みアイドラー、ゾーン制御モジュールおよびインターフェースモジュールを備える(3つの3’ゾーン、送り込み部(infeed)上にインターフェース)
12’送り込みアイドラー、ゾーン制御モジュールを備える(2つの6’ゾーン)
12’送り込みアイドラー、ゾーン制御モジュールおよびインターフェースモジュールを備える(2つの3’ゾーン、送り込み部上にインターフェース、その継ぎに6’ゾーン)。
【0020】
本発明の教示の範囲内で、1.83m(6フィート)長さの公称ゾーンのための典型的な排出構成は、以下を含む:
3’排出アイドラー、インターフェースモジュールのみを備える
3’排出アイドラー、制御モジュール(スレーブ)なし
6’排出アイドラー、インターフェースモジュールのみを備える(6’解放ゾーン)
6’排出アイドラー、ゾーン制御モジュールを備える(3’解放ゾーン)。
【0021】
図6A、図6B、図6Cを参照すると、それぞれが、最も積極性の弱い(the least aggressive)集積モードであるフリーラン停止集積モードを表す、同一の制御ロジックを示す。システムの最下流ゾーン、すなわち排出ゾーンは、解放コマンドがない限り、フリーラン停止モードにおいて不活性である。制御ロジックは、制御される各ゾーンの各モジュールによって、独立して実行される。図6A、図6B、図6C間の違いは、制御ロジックの実行においてたどられる、例示された経路にある。工程62で、集積コンベアがフリーラン停止モードにあるかどうかが判断される。そのモードにない場合、ロジックは工程64へ進み、そこで、他の集積モードがチェックされる。フリーラン停止モードが活性である場合、ロジックは工程66へ進み、下流センサーが占領されている(occupied)かどうかを判断する。
【0022】
本明細書で使用されるように、センサーが遮断され、時間遅延期間が終了した場合、センサーは占領されているとみなされる。センサーが空いていて(clear)(遮断されず)、時間遅延期間が終了した場合、センサーは、占領されていないとみなされる。センサーの時間遅延期間は、最下流インターフェースモジュール上のDIPスイッチの位置によって設定される。DIPスイッチにより設定される時間遅延期間は、ストリングの全モジュールおよびそれらの対応するセンサーに適用される。占領されているかどうかを判断する時間遅延期間は、空いているかどうかを判断する時間遅延期間とは異なってよいが、一実施形態ではそうではない。一実施形態では、DIPスイッチは、遅延を0、0.75秒、1.0秒または1.5秒に設定することができた。
【0023】
下流ゾーンが占領されていない場合、制御ロジックは、図6Aの太線で示されるように、工程68に進む。工程68で、局所ゾーン(すなわち検査されているゾーン)は活性に設定され、制御ロジックは工程70へ進み、ここで、局所ゾーンは、非集積(non accumulated)に設定される。ここから、制御ロジックは工程62に戻る。本明細書で使用される「活性(active)」は、コンベアまたはゾーンが動いていることを意味する。
【0024】
下流ゾーンが工程66で占領されている場合、制御ロジックは工程72に進み、ここで局所ゾーンは不活性に設定される。本明細書で使用される「不活性」は、コンベアまたはゾーンが動いていないことを意味する。制御ロジックは工程74に進み、ここで、局所ゾーンセンサーが占領されているかどうかが判断される。占領されていなければ、ロジックは工程70に進み、局所ゾーンを非集積に設定し、これは図6Bの太線で示される経路である。本明細書で使用される「非集積(not accumulated)」とは、特定のゾーンが活性であるか、またはそのゾーンのセンサーが空いていることを意味する。本明細書で使用されるように、センサーは、センサーの出力が、反射器を見ることに一致した状態(state consistent with seeing the reflector)にある場合、空いており、これは、製品が局所ゾーンセンサーによって直接(時間遅延なしで−これは実際のセンサーの状態である)検出されないことを意味する。局所ゾーンセンサーが工程74で占領されている場合、制御ロジックは工程76に進み、ここで、局所ゾーンは、集積に設定され、これは図6Cの太線で示される経路である。本明細書で使用される「集積(accumulated)」は、局所ゾーンが不活性で、局所ゾーンセンサーが遮断されていることを示す。本明細書で使用されるように、センサーは、センサーの出力が、反射器を見ないことに一致した状態(state consistent with not seeing the reflector)にある場合、遮断され、これは、製品が局所ゾーンセンサーによって直接(時間遅延なし−これは実際のセンサーの状態である)検出されていることを意味する。
【0025】
図7A〜図7Vを参照すると、フリーラン停止集積制御ロジックの動作の例が、一連の図面に示されている。図7A〜図7Vはそれぞれ、78、80、82、84、86、88として図7Aのみで標識されたゾーン1〜6を描き、これらは、それぞれセンサー78a、80a、82a、84a、86a、88aを備えている。ゾーン1は、送り込みインターフェースモジュール90によって制御され、ゾーン2および3は、ゾーン制御モジュール92によって制御され、ゾーン4および5は、ゾーン制御モジュール94によって制御され、ゾーン6は、排出インターフェースモジュール96によって制御される。前述のように、フリーラン停止集積モードでは、ゾーン6は、解放コマンドを外部システムから受信するまで、不活性である。
【0026】
図7Aおよび図7Bは、ゾーン1に入り、センサー78aを通過するパッケージ1を示す。図7Cは、ゾーン2へ移るパッケージ1を示す。図7Dでは、センサー80aは、パッケージ1により占領され、ゾーン1を停止させるが、ゾーン2は活性のままである。図7Eで、パッケージ1はゾーン3に移り、ゾーン1は、再び活性となっている。図7Fでは、センサー82aが占領され、ゾーン2が停止する。図7Gは、ゾーン4へ移るパッケージ1を示し、ゾーン2は、センサー82aが占領されていないので、活性である。図7Hで、センサー84aがパッケージ1により占領され、ゾーン3が停止する。図7Iは、ゾーン5へ移るパッケージ1を示し、センサー84aは占領されなくなり、ゾーン3が始動する。図7Jは、センサー86aがパッケージ1により占領され、ゾーン4を停止させるところを示す。図7Kは、パッケージ1がゾーン6へ移り、センサー86aを占領せず、ゾーン4が始動するところを示す。図7Lは、ゾーン6が不活性であるためパッケージ1がフリーラン停止し、センサー88aが占領されるようになり、これによりゾーン5が停止するところを示す。
【0027】
図7Mは、パッケージ2が、パッケージ1と同様にコンベアを進み、フリーラン停止してゾーン5のフォトアイ86aを遮断し、それにより、ゾーン3を不活性化するところを示す。図7Nは、パッケージ3および4が、互いに押し合いながら集積コンベアに入るところを示す。図7Oを参照すると、ゾーン1のセンサー78aは占領されるが、それによって影響を受けるコンベアゾーンはない。図7Pは、ゾーン2のセンサー80aが、ちょうどパッケージ3により占領され、ゾーン1が駆動されるのを止め、パッケージ4を保持しているところを示す。図7Qは、パッケージ3がセンサー80aを過ぎて動き続ける際に、パッケージ3、4間に形成される隙間を示す。図7Rでは、センサー80aは占領されなくなり、ゾーン1が作動し、パッケージ4を動かす。図7Sでは、ゾーン3のセンサー82aがパッケージ3により占領され、ゾーン2が停止し、パッケージ3、4間の隙間をより大きくしている。図7Tは、ゾーン4に移されるパッケージ3を示し、ゾーン4は、ゾーン5のセンサー86aがパッケージ2により遮断された結果として停止する。図7Tでは、センサー82aは占領されておらず、ゾーン2が再始動し、パッケージ4を前方に動かす。
【0028】
図7Uは、パッケージ3がフリーラン停止し、センサー84aを占領し、結果としてゾーン3が不活性になったところを示す。したがって、パッケージ4が図7Vに示すようにゾーン3に到達すると、パッケージ4は、フリーラン停止し、フォトアイ82aを遮断し、ゾーン2を不活性にする。
【0029】
図8A、図8B、図8Cを参照すると、それぞれの図面は、フリーラン停止−センサー連結(coast to stop with sensor coupled)集積モードを表す、同一の制御ロジックを示す。システムの最下流ゾーン、すなわち排出ゾーンは、解放コマンドがない限り、不活性である。第2の最下流ゾーンは、単純なフリーラン停止ロジックを使用する。その制御ロジックは、制御される各ゾーンの各モジュールによって独立して実行される。図8A、図8B、図8C間の違いは、制御ロジックの実行においてたどる、例示された経路にある。
【0030】
工程98で、集積コンベアがフリーラン停止−センサー連結モードにあるかどうかが判断される。そのモードにない場合、ロジックは工程100に進み、ここで、他の集積モードがチェックされる。フリーラン停止−センサー連結モードが活性の場合、ロジックは工程102に進み、2つの下流ゾーンセンサー双方が占領されているかどうかを判断する。2つの下流ゾーンセンサー双方が占領されていない場合、制御ロジックは、図8Aの太線で示されるように工程104に進む。工程104で、局所ゾーン(すなわち検査されているゾーン)が活性に設定され、制御ロジックは工程106に進み、ここで、局所ゾーンが非集積に設定される。ここから、制御ロジックは工程98に戻る。
【0031】
2つの下流ゾーンセンサーが工程102において占領されている場合、制御ロジックは工程108に進み、ここで局所ゾーンは不活性に設定される。制御ロジックは工程110に進み、ここで、局所ゾーンのセンサーが占領されているかどうかが判断される。占領されていない場合、ロジックは工程106に進み、局所ゾーンが非集積に設定され、これは、図8Bの太線で示される経路である。局所ゾーンセンサーが工程110において占領されている場合、制御ロジックは工程112に進み、ここで、局所ゾーンは集積に設定され、これは、図8Cの太線で示される経路である。
【0032】
図9A〜図9Lを参照すると、フリーラン停止−センサー連結集積モード制御ロジックの動作の例が、一連の図面に示されている。図9A〜図9Lはそれぞれ、114、116、118、120、122、124として図9Aでのみ標識されたゾーン1〜6を描いており、これらのゾーンはセンサー114a、116a、118a、120a、122a、124aをそれぞれ備えている。ゾーン1は、送り込みインターフェースモジュール126によって制御され、ゾーン2および3は、ゾーン制御モジュール128によって制御され、ゾーン4および5は、ゾーン制御モジュール130によって制御され、ゾーン6は、排出インターフェースモジュール132によって制御される。前述のように、フリーラン停止−センサー連結集積モードでは、ゾーン5および6は、解放コマンドを外部システムから受信するまで、不活性である。
【0033】
図9Aでは、パッケージ1は、進行およびフリーラン停止し、センサー124aを占領している。パッケージ2および3が到着しており、それらの間には隙間がある。図9Bでは、パッケージ2がセンサー114aを占領しているが、不活性にされているゾーンはない。図9Cでは、パッケージ3がゾーン1に入るので、パッケージ2はゾーン2に移っている。図9Dでは、パッケージ2は、センサー116aを占領しているが、ゾーン3のセンサー118aが占領されていないのでゾーン1は活性のままである。パッケージ3は、センサー114aを占領している。図9Eは、次の連続したゾーンに移るパッケージ2および3を示す。図9Fでは、パッケージ2は、ゾーン3のセンサー118aを占領し、パッケージ3はゾーン2のセンサー116aを占領し、その結果ゾーン1が停止するが、例示した例では何の影響も無い。図9Gは、パッケージ2および3が、ゾーン4および3にそれぞれ移り、センサーを占領せず、結果としてゾーン1が活性となるところを示す。
【0034】
図9Hは、センサー120aを占領するパッケージ2を示しており、集積には何の影響もない。図9Iは、パッケージ2および3が、センサー120aおよび118aをそれぞれ占領し、ゾーン2を不活性化するところを示す。パッケージ2は、不活性なゾーン5へ移っている。図9Jは、パッケージ2が、不活性なゾーン5へ移るときにゾーン4のセンサー120aを占領しなくなるのに十分遠くまで進行し、ゾーン2を活性にするところを示す。図9Kは、パッケージ2が、ゾーン5でフリーラン停止し、センサー122aを占領するところを示す。フォトアイ124aがパッケージ1により遮断され、フォトアイ122aがパッケージ2により遮断されているので、ゾーン3は不活性となり、パッケージ3がゾーン4において惰性で走行する。図9Lは、パッケージ1および2がさらに移動せず、また、パッケージ3がフリーラン停止し、センサー120aを占領し、その結果、占領されていないゾーン3が活性となるところを示す。
【0035】
1回駆け寄り集積モードは、カートンを停止させるのにブレーキ力を加えないフリーラン停止方式で動作する、0.91m(3フィート)より長いゾーンを使用した場合に、センサー間の、より長いフリーラン停止緩衝物(coast-to-stop buffers)を補うものである。この制御ストラテジーは、局所ゾーンの駆動を取り消す前に、局所ゾーンのパッケージをそのゾーンのセンサーまでずっと駆動する、すなわち、局所ゾーンセンサーまで駆け寄らせる(run up to)、ことによって実行される。図10A、図10B、図10Cを参照すると、各図面は、1回駆け寄り集積モードを表す同一の制御ロジックを示している。システムの最下流ゾーン、すなわち排出ゾーンは、解放コマンドを外部システムから受信しない限り、1回駆け寄りモードでは不活性である。制御ロジックは、制御される各ゾーンの各モジュールにより、独立して実行される。図10A、図10B、図10C間の違いは、制御ロジックの実行においてたどる、例示された経路にある。
【0036】
工程134で、集積コンベアが1回駆け寄りモードにあるかどうかが判断される。そのモードにない場合、ロジックは工程136に進み、ここで、他の集積モードをチェックする。1回駆け寄りモードが活性な場合、ロジックは工程138に進み、すぐ下流のゾーンのセンサーが占領されているかどうかを判断する。その下流ゾーンのセンサーが占領されていない場合、制御ロジックは図10Aの太線で示すように、工程140に進む。工程140では、局所ゾーン(すなわち、検査されているゾーン)は活性に設定され、制御ロジックは工程142に進み、ここで、局所ゾーンは非集積に設定される。ここから、制御ロジックは工程134に戻る。
【0037】
下流ゾーンのセンサーが工程138で占領されている場合、制御ロジックは図10Cの太線で示されるように、工程144に進み、局所ゾーンのセンサーが占領されているかどうかを判断する。占領されていない場合、ロジックは工程146に進み、ここで、局所ゾーンの状態が、固定され(latched)、すなわち、現在の不活性または活性の状態に維持される。制御ロジックは工程142に進み、局所ゾーンが非集積に設定され、工程134に戻る。局所ゾーンのセンサーが工程144で占領されている場合、ロジックは工程148に進み、ここで、局所ゾーンが不活性に設定され、その後、工程150に進み、ここで局所ゾーンが集積に設定される。
【0038】
図11A〜図11Iを参照すると、1回駆け寄り集積モード制御ロジックの動作の例が、一連の図面に示される。図11A〜図11Iはそれぞれ、152、154、156、158、160、162として図11Aにのみ標識されたゾーン1〜6を描いており、ゾーンはセンサー152a、154a、156a、158a、160a、162aをそれぞれ備える。ゾーン1は、送り込みインターフェースモジュール164により制御され、ゾーン2および3はゾーン制御モジュール166により制御され、ゾーン4および5はゾーン制御モジュール168により制御され、ゾーン6は排出インターフェースモジュール170により制御される。前述のように、1回駆け寄り集積モードでは、ゾーン6は、解放コマンドを外部システムから受信するまで、不活性である。
【0039】
図11Aおよび図11Bは、ゾーン1に入り、センサー152aを占領するパッケージ1を示す。図11Cは、パッケージ2がゾーン1に入る際に、ゾーン2のセンサー154aを占領するパッケージ1を示し、ゾーン1は依然として活性である。図11Dは、図11Cに示すよりわずかに遠くまで前進しているが、依然としてセンサー154aを占領している、パッケージ1を示す。パッケージ2は、センサー152aを占領している。1回駆け寄り制御ロジック下で、ゾーン1に対して下流のゾーンであるゾーン2が占領されるので、局所ゾーンのセンサー152aの状態がチェックされる。パッケージ2に占領されているので、制御ロジックは、局所ゾーン、ゾーン1を不活性および集積に設定する。図11Eでは、パッケージ1は、センサー154aを通過するので、ゾーン1は活性になる。図11Fでは、パッケージ2はセンサー152aを占領し、パッケージ3はセンサー152aを占領し、その結果、ゾーン1が不活性化し、パッケージ3は、パッケージ2がセンサー154aを通過するまでゾーン1に保持される。図11Gは、ゾーン6に到達し、センサー162aを占領しているパッケージ1、およびゾーン5に到達し、センサー160aを占領しているパッケージ2を示す。ゾーン5の下流センサー(ゾーン6のセンサー162a)およびゾーン5のセンサー160aが占領されているので、ゾーン5は不活性化される。ゾーン5は、ゾーン6のセンサー162aが空くまで、不活性化された(固定された)ままである。
【0040】
図11Hでは、パッケージ3は、ゾーン4のセンサー158aを占領しており、ゾーン5のセンサー160aが遮断された状態で、ゾーン4は、ゾーン5のセンサー160aが通過されるまで、固定して止まる(latched off)。パッケージ4は、センサー154aを占領している。図11Iは、コンベアからパッケージ2を取り除いたところを示す。ゾーン5は、ゾーン6が空くまで固定されたままである。しかしながら、ゾーン4は、ゾーン5のセンサー160aが占領されなくなるので、活性になり(固定が外れ)、パッケージ3がゾーン5内へ動く。このようにする際、ゾーン4のフォトアイ158aは空き、ゾーン3の固定が外れ、それによりパッケージ4が前進する。
【0041】
図12A、図12B、図12Cを参照すると、各図面は、1回駆け寄り‐センサー連結集積モードを表す、同一の制御ロジックを示す。システムの最下流ゾーン、すなわち排出ゾーンは、解放コマンドがない限り、1回駆け寄り‐センサー連結モードにおいて不活性である。第2の最下流ゾーンは、単純なフリーラン停止ロジックを使用する。この制御ロジックは、制御される各ゾーンの各モジュールによって独立して実行される。図12A、図12B、図12C間の違いは、制御ロジックの実行においてたどる、例示された経路にある。
【0042】
工程172で、集積コンベアが1回駆け寄り‐センサー連結モードにあるかどうかを判断する。そのモードにない場合、ロジックは工程174に進み、ここで、他の集積モードがチェックされる。1回駆け寄り‐センサー連結モードが活性である場合、ロジックは工程176に進み、2つの下流ゾーンのセンサー双方が占領されているかどうかが判断される。2つの下流ゾーンのセンサーが占領されていない場合、図12Aの太線で示すように、制御ロジックは工程178に進む。工程178で、局所ゾーン(すなわち、検査されているゾーン)が活性に設定され、制御ロジックは工程180に進み、ここで局所ゾーンは非集積に設定される。ここから、制御ロジックは工程172に戻る。
【0043】
2つの下流ゾーンセンサーが工程176で占領されている場合、制御ロジックは工程182へ進み、局所ゾーンセンサーが占領されているかどうかを判断する。占領されていない場合、ロジックは図12Cの太線で示すように工程184に進み、ここで、局所ゾーンの状態が固定される、すなわち現在の不活性または活性の状態に維持される。制御ロジックは工程180に進み、局所ゾーンを非集積に設定し、工程172に戻る。局所ゾーンセンサーが工程182で占領されている場合、ロジックは工程186に進み、ここで局所ゾーンは不活性に設定され、その後、工程188に進み、ここで局所ゾーンは集積に設定される。
【0044】
図13A〜図13Gを参照すると、1回駆け寄り‐センサー連結集積モードの制御ロジックの動作の例が、一連の図面に示されている。図13A〜図13Gそれぞれは、190、192、194、196、198、200として図13Aでのみ標識されたゾーン1〜6を描いており、ゾーンは、センサー190a、192a、194a、196a、198a、200aをそれぞれ備えている。ゾーン1は送り込みインターフェースモジュール202により制御され、ゾーン2および3は、ゾーン制御モジュール204により制御され、ゾーン4および5は、ゾーン制御モジュール206により制御され、ゾーン6は排出インターフェースモジュール208により制御される。前述のように、1回駆け寄り集積モードでは、ゾーン6は、解放コマンドを外部システムから受信するまで、不活性である。
【0045】
図13Aは、集積コンベア上のパッケージ1、2、3を示す。パッケージ1は、ゾーン5のセンサー198aを占領し、ゾーン1〜5は活性であり、ゾーン6が不活性である。図13Bでは、パッケージ1は、不活性なゾーン6上に移っており、パッケージ2および3は、ゾーン3および2のセンサー194aおよび192aをそれぞれ、占領している。パッケージ4がセンサー190aを占領しているので、ゾーン1は不活性に設定される。図13Cでは、パッケージ2は、もはやセンサー194aを占領していないので、ゾーン1は、活性に設定されている。図13Dは、ゾーン5のセンサー198aを占領しているパッケージ2を示す。ゾーン5は、1回駆け寄り制御ロジックをたどる第2の最下流ゾーンであり、すぐ下流のセンサー200aが占領され、ゾーン5のセンサーが占領された状態で、ゾーン5は不活性に設定される。図13Eでは、ゾーン3および4は、それらのゾーンが占領され、それぞれの下流の2つのゾーンが占領された結果、不活性である。
【0046】
図13Fは、集積コンベアからパッケージ3を取り除いたところを描いている。ゾーン4は、センサー196aが空いても不活性のままであるが、これは、2つの下流センサー198aおよび200aが占領された結果、ゾーン4が固定されているためである。ゾーン3は、センサー196aが占領されない結果として、活性となっている。図13Gは、パッケージ4がゾーン4のセンサー196aを占領するように前進し、センサー198aおよび200aが占領されたためにゾーン4が不活性になり固定されたところ、および、パッケージ5がゾーン3のセンサー194aを占領するように前進し、センサー196aおよび198aが占領されたためにゾーン3が不活性になり固定されたところを示す。
【0047】
組み込まれ得る本発明の態様は、集積コンベアの使用を最適化するように設計された制御ストラテジーである、ゾーンクラウディング(zone crowding)である。集積されたコンベアがパッケージ間にかなりの隙間を依然として有することは一般的である。これは、延長した長さのゾーンを使用する際に特に当てはまる。ゾーンクラウディング制御ロジックは、局所ゾーンが集積されていると判断された後で、パッケージ間の隙間を縮小するように機能する。
【0048】
物理的クラウディングは、図14に示されるもののような、クラウディング制御アルゴリズムを通じて実行されるコンベアの振動(pulsation)により生じる。クラウディング制御ロジックは、各局所ゾーンについて実行され、すぐ下流のゾーンがある期間にわたりクラウディングしていて、局所ゾーンがある期間にわたり集積されている場合に、開始される。一実施形態では、この期間は5秒である。
【0049】
図14を参照すると、クラウディングロジックは、工程210で、局所センサーが空いているかどうかを判断する。空いている場合、ゾーンは集積されておらず、クラウディングルーチンおよび5秒の遅延は、工程212でリセットされる。局所センサーが空いていない場合、制御は、工程214に進み、局所ゾーンがクラウディングしていると既に示されているかどうかを判断する。そのように示されている場合、制御ロジックは、プログラムハウスキーピングに戻る。局所ゾーンがまだクラウディングしていない場合、ロジックは工程216に進み、局所ゾーンが5秒超にわたり集積されたと示されているかどうかを判断する。示されていない場合、クラウディングプログラムは、プログラムハウスキーピングに戻る。局所ゾーンが5秒超にわたり集積されている場合、制御ロジックは、工程218で下流ゾーンがクラウディングしているかどうかを判断する。クラウディングしていない場合、制御ロジックはプログラムハウスキーピングに戻る。下流ゾーンがクラウディングしている場合、制御ロジックは、工程220でルーチンの物理的クラウディングを開始する。図15を参照すると、工程220の複数の工程が示され、これは、DIPスイッチの設定により決定されるクラウド・オン・タイム期間(crowd-on-time period)にわたりゾーンを活性化する222で始まる。局所ゾーンは次に、工程224において、やはりDIPスイッチの設定によって決定されるクラウド・オフ・タイムにわたり、不活性化する。工程226および228は、実行される反復の回数を増し、かつ比較し、いったん反復の回数が、所望または規定の数を満たしたら、制御ロジックは図14に示す工程230に戻り、ここでロジックは、局所センサーが空いているかどうかを判断する。空いている場合、クラウディングルーチンおよび時間遅延は、212でリセットされる。空いていない場合、制御は、工程232へと続き、クラウディングが完了しているかどうかチェックする。完了していない場合、制御は、クラウディング進行中工程(crowding in progress step)220に戻る。クラウディングが完了している場合、局所ゾーンクラウディングフラグが、工程234で立てられる。
【0050】
図16を参照すると、図14および図15に示された制御ロジックの一部の代替的実施形態が示されている。図16の工程の番号は、図14および図15の対応する工程の番号に対応しており、各符号に「’」が付されている。先が切られた引き出し線を有する図16の工程は、図14および図15に見られる、対応する工程につながっている。
【0051】
一実施形態では、DIPスイッチの設定は、以下のクラウド・オン・タイム/クラウド・オフ・タイム/反復回数間で選択するように構成された:0/非適用/0;0.400秒/2.0秒/3回の反復;0.550秒/2.5秒/3回の反復;0.700秒/3.0秒/3回の反復。クラウド・オン・タイムは、有効となるよう十分長くなければならず、所望のサージ(surge)を送達するのに十分なコンベア速度を達成するよう十分に長くなければならない。他の検討事項には、所望のカートン密度、およびカートンの衝突耐久力が含まれる。クラウド・オフ・タイムは、コンベアを停止させるのに十分長くなるよう選択される。高いクラウド・オフ・タイムが、高いクラウド・オン・タイムに関連して必要とされるであろう。
【0052】
クラウディングは、全体的に実行される必要はなく、一部のゾーンは、DIPスイッチの位置により設定される、機能しないクラウディングルーチンを有してよい。クラウディングが機能しない任意のゾーンまたは制御モジュールは、クラウディングルーチンを実行せず、クラウディングしていることを、その上流側の隣に報告する。排出ゾーンは常に、クラウディングを機能しないようにすることができる。
【0053】
本発明の実施形態に含まれ得る一態様は、2ゾーン前進再起動(two zone advance restart)を備えたゾーンスヌーズ特徴部である。スヌーズ機能は、ある期間にわたり製品の動きを感知しなかった活性なゾーンの動作を一時的に停止させる。スヌーズは、グローバル設定であってよく、インターフェースモジュールでオン/オフされてよい。スヌーズロジックは、局所ゾーンセンサーの状態、ならびに第1および第2の上流センサーの状態を監視する。3つ全てのゾーンが、スヌーズタイマーにより追跡され一実施形態では20秒に設定されるある期間にわたり、空いている場合、局所ゾーンはスヌーズモードに入る。このゾーンがスヌーズモードにある間は、このゾーンは不活性である。
【0054】
図17は、関連するゾーンがスヌーズしているかどうかに関わらず、集積コンベアの各ゾーンセンサーについて繰り返し実行される、スヌーズゾーンの「覚醒(waking)」に関する制御ロジック工程を示す。工程236では、スヌーズが特定のゾーンに使用可能であることを確認する。工程238で、ロジックは、局所ゾーンセンサーが遮断されているかどうかを判断する。遮断されていない場合、何の行動もとられず、プログラムは始めに戻る。238で、局所ゾーンセンサーが遮断されている場合、ロジックは工程240に進み、スヌーズタイマーおよびスヌーズ状態(設定されている場合)が、特定のモジュールにより制御される全ゾーンについてリセットされる。これは、ゾーンのスヌーズ状態がスヌーズである場合、その状態がリセットされ、ゾーンが覚醒されることを意味する。次に制御は工程242に進み、最も近い下流ゾーンについてスヌーズタイマーおよびスヌーズ状態(設定されている場合)をリセットする。制御は次に、工程244に進み、2番目に近い下流ゾーンについてスヌーズタイマーおよびスヌーズ状態(設定されている場合)をリセットする。本質的に、ゾーンは、その局所ゾーンセンサーまたはすぐ上流の2つのゾーンセンサーが遮断されたときに、スヌーズモードから出る。スヌーズゾーンのセンサーが遮断されると、次の2つの下流ゾーンが覚醒される。
【0055】
本発明の実施形態に含まれ得る別の特徴部は、流れおよび詰まりの検出(flow and jam detection)である。局所ゾーンセンサーが遮断され、局所ゾーンが活性であり、下流ゾーンのセンサーが、ある時間、例えば10秒を超えて空いており、上流ゾーンセンサーが遮断されている場合、警告フラグが立てられる。システムは、局所ゾーンを下流ゾーンのロジック状態につなげることで、上流ゾーンでパッケージを押し進めようとする。実際、局所ゾーンは、下流ゾーンから受け取ったのと同じロジック状態(遮断されている、空いている、占領されている、占領されていない)を上流ゾーンに報告する。これにより、上流ゾーンが活性になる。上流ゾーンセンサーがある時間、例えば30秒間を超えて遮断され、下流ゾーンセンサーが同じ時間にわたり遮断されていなかった場合、詰まりが検出されており、局所ゾーンは、下流ゾーンから外され、上流で占領されていることを報告し、詰まりの上流で集積プロセスを始める。この30秒間、すなわち「押し進め(push through)」の間、下流ゾーンセンサーが遮断され、これは、製品が局所ゾーンを通って動くことができ、局所ゾーンは下流ゾーンに連結されたままであることを示す。システムは、局所ゾーンセンサーが空くまで、詰まり状態または連結状態のままであり、局所ゾーンセンサーが空くと、局所ゾーンに関する全てのエラーおよび警告フラグが取り消される。このような詰まり状態にある間、グローバルスラグ解放(global slug release)は、詰まりの下流で通常どおり機能する。局所ゾーン解放機能は、詰まりゾーンについては機能しなくなり、解放は、本明細書で説明する詰まり検出および押し進めロジック機能性に左右される。
【0056】
流れおよび詰まり検出制御ロジックを示す図18を参照すると、246で、制御は、局所ゾーンセンサーが遮断されているかどうか、および局所ゾーンが活性であるかどうかを判断する。局所ゾーンセンサーが遮断されていないか、または局所ゾーンが不活性である場合、制御は248へ移動し、ここで、局所ゾーンセンサーが空いているかどうかを判断し、制御ロジックはフラグをリセットし、連結されている場合は局所ゾーンを外す。局所ゾーンセンサーが遮断されている場合、制御ロジックは抜け出る。246で局所ゾーンセンサーが遮断されていて、局所ゾーンが活性である場合、制御は工程252へ動き、ゾーンが詰まっているとフラグを付けられたことを示す、JAMフラグが立てられるかどうかを判断する。JAMフラグが立てられる場合、制御ロジックは、工程246で始めに戻る。JAMフラグが立てられていない場合、制御は工程254に進む。254で、下流ゾーンが空いていて活性であり、上流ゾーンが、ある期間、描かれた実施形態では10秒間、を超えて占領されている場合、制御は工程256に進み、ここで、下流ゾーンは局所ゾーンに連結される、すなわち、下流ゾーンのロジック状態(stats)が局所ゾーンに送られる。ここから、制御は工程258に進み、ゾーンフロー警告のフラグを立て、局所ゾーンLEDを点ける。制御は工程260に進み、下流ゾーンが空いていて活性であるか、上流ゾーンがある時間、この実施形態では30秒間、を超えて遮断されるかを試験する。そうであった場合、詰まりを通り抜ける試みが終えられ、工程262で、局所ゾーンが下流ゾーンから外される。30秒未満であった場合、制御ロジックは246に戻り、詰まりを通り抜ける試みを続ける。工程262から、制御は、264でJAMフラグを立て、次に246に戻る。JAMフラグが立てられた状態で、制御は、工程252で弧を描き(loop out)、詰まりを通り抜けるさらなる試みを回避する。
【0057】
本明細書で使用される図面の一部では、略語を使用している。以下のチャートは、そのうちの一部を示すものである:
DZCM−二重ゾーン制御モジュール
DZIM−二重ゾーンインターフェースモジュール
DZCS−二重ゾーン制御システム
LZ−局所ゾーン
DSZ−下流ゾーン
USZ−上流ゾーン
DSS−下流センサー
LSS−局所ゾーンセンサー。
【0058】
本発明の好適な実施形態の前述した説明は、例示および説明の目的で提示されたものである。包括的なものとすること、または本発明を、開示した厳密な形態に制限することは意図していない。前述した教示を考慮すれば、明白な改変またはバリエーションが可能である。実施形態は、本発明およびその実際的な適用の原理を最もよく例示し、それにより、当業者が、企図される特定の用途に適したさまざまな改変と共に、さまざまな実施形態で本発明を最良に利用できるように選択および説明された。本発明の範囲は、提出した請求項によって定められることが意図される。
【0059】
〔実施の態様〕
(1) 物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーンおよび第2のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
(2) 実施態様1に記載の方法において、
前記第2のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
(3) 実施態様1に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定されている場合に、
a.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されている場合に前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程と、
をさらに含む、方法。
(4) 実施態様1に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(5) 実施態様1に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【0060】
(6) 物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーン、第2のゾーン、および第3のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にあり、前記第3のゾーンは、前記第2のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されており、また前記第3のゾーンが第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されており、また前記第3のゾーンが前記第3の物品によって占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
(7) 実施態様6に記載の方法において、
前記第2のゾーンおよび前記第3のゾーンのいずれかが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
(8) 実施態様6に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定される場合、
a.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されている場合に、前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程と、
をさらに含む、方法。
(9) 実施態様6に記載の方法において、
前記第3のゾーンが前記第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第3の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(10) 実施態様6に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【0061】
(11) 実施態様8に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(12) 物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーンおよび第2のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
c.前記第1および第2のゾーンが占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
(13) 実施態様12に記載の方法において、
前記第1のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンをその現在の状態に維持する工程、
をさらに含む、方法。
(14) 実施態様13に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、活性である、方法。
(15) 実施態様13に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、不活性である、方法。
【0062】
(16) 実施態様12に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定される場合に、
前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
(17) 実施態様12に記載の方法において、
前記第2のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
(18) 実施態様12に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(19) 実施態様12に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(20) 物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーン、第2のゾーン、および第3のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にあり、前記第3のゾーンは、前記第2のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されており、また前記第3のゾーンが第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
c.前記第1、第2および第3のゾーンが占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
【0063】
(21) 実施態様20に記載の方法において、
前記第1のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンをその現在の状態に維持する工程、
をさらに含む、方法。
(22) 実施態様21に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、活性である、方法。
(23) 実施態様21に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、不活性である、方法。
(24) 実施態様20に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定されている場合に、
前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
(25) 実施態様20に記載の方法において、
前記第2のゾーンまたは第3のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
【0064】
(26) 実施態様20に記載の方法において、
前記第3のゾーンが前記第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第3の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(27) 実施態様20に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(28) 実施態様20に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(29) 物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーンおよび第2のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にある、方法において、
a.物品が前記第1のゾーンの所定の場所にあるかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンがクラウディング状態にあるかどうかを判断する工程と、
c.前記第1のゾーンが少なくとも所定の長さの時間にわたり集積状態にあったかどうかを判断する工程と、
d.物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあり、前記第2のゾーンがクラウディング状態にあり、前記第1のゾーンが少なくとも所定の長さの時間にわたり集積状態にあった場合に、以下の、
i.第1の所定の長さの時間にわたり前記第1のゾーンを活性化する工程、および、
ii.前記第1のゾーンを不活性化する工程、
を行う工程と、
を含む、方法。
(30) 実施態様29に記載の方法において、
前記第1のゾーンを不活性化する工程は、第2の所定の長さの時間にわたり前記第1のゾーンを不活性化する工程を含む、方法。
【0065】
(31) 実施態様29に記載の方法において、
前記第1のゾーンを活性化する工程、および前記第1のゾーンを不活性化する工程は、少なくとも1回繰り返される、方法。
(32) 実施態様29に記載の方法において、
前記第1のゾーンを活性化する工程および前記第1のゾーンを不活性化する工程を少なくとも1回実行した後で、物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあるかどうかを再び判断する工程、
を含む、方法。
(33) 実施態様32に記載の方法において、
前記第1のゾーンを活性化する工程および前記第1のゾーンを不活性化する工程、ならびに、物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあるかどうかを再び判断する工程は、複数回繰り返される、方法。
(34) 実施態様32に記載の方法において、
物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあるかどうかを再び判断する工程の後で物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあると判断された場合、前記第1のゾーンを活性化する工程および前記第1のゾーンを不活性化する工程を繰り返す工程、
を含む、方法。
(35) 実施態様29に記載の方法において、
前記第1のゾーンをクラウディング状態に設定する工程、
を含む、方法。
【0066】
(36) 物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーン、第2のゾーン、および第3のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にあり、前記第3のゾーンは、前記第1のゾーンの上流にある、方法において、
a.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが活性状態にあるかどうかを判断する工程と、
c.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
d.前記第2のゾーンが活性状態にあるかどうかを判断する工程と、
e.第3の物品が少なくとも第1の所定の長さの時間にわたり前記第3のゾーンの第3の所定の場所にあったかどうかを判断する工程と、
f.前記第1のゾーンが占領されており、前記第1のゾーンが活性状態にあり、前記第2の物品が占領されておらず、前記第2のゾーンが活性状態にあり、前記第3の物品が少なくとも前記第1の所定の長さの時間にわたり前記第3のゾーンの前記第3の所定の場所にあった場合に、前記第2のゾーンの状態に基づいて前記第3のゾーンを制御する工程と、
を含む、方法。
(37) 実施態様36に記載の方法において、
前記第2のゾーンの状態に基づいて前記第3のゾーンを制御している間に、
a.前記第2のゾーンが占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンが活性状態にあるかどうかを判断する工程と、
c.前記第3のゾーンが少なくとも第2の所定の長さの時間にわたり占領されているかどうかを判断する工程と、
d.前記第2の物品が占領されておらず、前記第2のゾーンが活性状態にあり、前記第3のゾーンが少なくとも前記第2の所定の長さの時間にわたり占領されている場合、前記第2のゾーンの状態に基づいて前記第3のゾーンを制御することを中止する工程と、
をさらに含む、方法。
【図面の簡単な説明】
【0067】
【図1】本発明の1つまたは複数の教示を具体化する集積コンベアの平面図である。
【図2】ゾーン制御モジュールおよびインターフェースモジュールの配列を示す、概略的側面図である。
【図3】ゾーン制御モジュールおよびインターフェースモジュールの別の配列を示す、概略的側面図である。
【図4】ゾーン制御モジュールおよびインターフェースモジュールの別の配列を示す、概略的側面図である。
【図5】ゾーン制御モジュールおよびインターフェースモジュールの別の配列を示す、概略的側面図である。
【図6A】フリーラン停止集積モードの制御ロジックを示す。
【図6B】フリーラン停止集積モードの制御ロジックを示す。
【図6C】フリーラン停止集積モードの制御ロジックを示す。
【図7A】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7B】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7C】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7D】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7E】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7F】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7G】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7H】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7I】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7J】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7K】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7L】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7M】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7N】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7O】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7P】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7Q】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7R】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7S】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7T】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7U】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7V】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図8A】フリーラン停止−センサー連結集積モードの制御ロジックを示す。
【図8B】フリーラン停止−センサー連結集積モードの制御ロジックを示す。
【図8C】フリーラン停止−センサー連結集積モードの制御ロジックを示す。
【図9A】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9B】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9C】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9D】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9E】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9F】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9G】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9H】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9I】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9J】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9K】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9L】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図10A】1回駆け寄り集積モードの制御ロジックを示す。
【図10B】1回駆け寄り集積モードの制御ロジックを示す。
【図10C】1回駆け寄り集積モードの制御ロジックを示す。
【図11A】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11B】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11C】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11D】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11E】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11F】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11G】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11H】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11I】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図12A】1回駆け寄り−センサー連結集積モードの制御ロジックを示す。
【図12B】1回駆け寄り−センサー連結集積モードの制御ロジックを示す。
【図12C】1回駆け寄り−センサー連結集積モードの制御ロジックを示す。
【図13A】1回駆け寄り−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図13B】1回駆け寄り−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図13C】1回駆け寄り−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図13D】1回駆け寄り−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図13E】1回駆け寄り−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図13F】1回駆け寄り−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図13G】1回駆け寄り−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図14】クラウディングの制御ロジックを示す。
【図15】図14に示す制御ロジックの制御ロジック工程を示す。
【図16】図14および図15に示す制御ロジックの一部の代替的実施形態を示す。
【図17】スヌーズゾーンの「覚醒(waking)」に関する制御ロジックを示す。
【図18】流れおよび詰まり(flow and jam)検出制御ロジックを示す。
【開示の内容】
【0001】
〔背景〕
本出願は、2009年3月19日出願の米国仮特許出願第61/210,750号の優先権を主張し、その開示内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本発明は、概してコンベアに関し、より具体的には集積コンベアに関する。本発明は、集積コンベア上の製品の流れを監視および制御する2つのゾーンを制御するように構成された制御モジュールを含む、ゾーン分けされた集積コンベアに関して開示されるが、必ずしもこれに限定されない。
【0003】
本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付図面は、本発明の実施形態を例示し、前述した本発明の概説、および以下の実施形態の詳細な説明と共に、本発明の原理を説明するのに役立つ。
【0004】
本発明の現在好適な実施形態を詳細に参照し、その例を添付図面に示す。
【0005】
〔詳細な説明〕
以下の説明では、同様の参照符号は、いくつかの図面にわたって、同様の、または対応する部分を示す。また、以下の説明では、前方、後方、内側、外側などといった用語は、便宜上の単語であり、限定的用語として解釈されるものではないことが、理解される。この特許で使用される術語は、本明細書に記載される装置またはその一部の範囲で限定する意図はなく、他の向きで取り付けられるかまたは利用されることができる。図面をさらに詳細に参照して、本発明の実施形態を説明する。
【0006】
図1を参照すると、本発明の1つまたは複数の教示を具体化する集積コンベアの平面図が示されている。概して2で示される集積コンベアは、個別に制御可能な複数のゾーン4a、4b、6a、6b、8a、8b、10a、10b、12aを含む。図1で描かれる実施形態では9個のゾーンがあるが、本発明は、9個のゾーンに限定されない。描かれた実施形態では、ゾーンは、概して、1.83m(6フィート)の長さであり、これは、典型的な集積コンベアゾーンの2倍の長さであり、結果として製造費用が減少する。理解されるであろうが、本発明は、ゾーンが典型的なものより長くても、パッケージの効率的集積を提供する。しかしながら、本発明は、長いゾーンにも、1.83m(6フィート)の長さのゾーンにも限定されない。
【0007】
各ゾーンは、開示内容が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第6,889,822号に示される駆動構造のような、当技術分野で既知の任意の適切な方法で、選択的に駆動される。描かれた実施形態では、集積コンベア2の各ゾーンは、複数のコンベアローラー(概略的に例示される)を含み、コンベアローラーは、空気式アクチュエーター(不図示)を使用して、下にある駆動ベルト(不図示)をコンベアローラーに対して押すことで、選択的に駆動され得る。描かれた実施形態では、各モジュール4c、6c、8c、10c、12cは、それらの関連ゾーンの空気式アクチュエーター(不図示)を制御するように構成され、したがって、空気源(pneumatic source)に接続される。モジュール4c、6c、8c、10c、12cは、空気式で互いにデイジーチェーン方式で接続され得る。他の駆動構造には、電動式駆動ローラーが含まれ、モジュール4c、6c、8c、1Oc、12cは、それに合わせて適切に構成される。
【0008】
描かれた実施形態では、各対のゾーンは、それぞれのゾーン制御モジュール4c、6c、8c、10cを有する。ゾーン制御モジュール4c、6c、8c、10cはそれぞれ、2つのゾーンを制御し、ゾーンインターフェースモジュール12cは、ゾーン12aを制御する。ゾーン12aは、描かれた実施形態では傾いたベルトとして例示される、取り除きコンベア14に排出する排出ゾーンである。
【0009】
各ゾーン4a、4b、6a、6b、8a、8b、10a、10b、12aは、それぞれのゾーンのモジュールに接続された、それぞれのセンサー4d、4e、6d、6e、8d、8e、10d、10e、12dを含む。描かれた実施形態では、これらのセンサーは、それぞれの反射器を備えたフォトアイ(photo eyes)であるが、ローラーセンサーまたは拡散スキャンセンサーなど、任意の適切なセンサーを使用することができる。ゾーン内でのセンサー(本明細書ではフォトアイとも呼ばれる)の位置および向きは、パッケージの長さまたは種類といったシステムパラメータに基づいて選択される。
【0010】
図2〜図5は、ゾーン制御モジュールおよびインターフェースモジュールの異なる配列を概略的に示す。図2を参照すると、図1の集積コンベア2に類似の配列が示されており、概略的に示されたコンベア16a、16b、18a、18b、20aにより表される、Z(n+2)個のゾーンがある。ゾーン制御モジュール16cおよび18cは、それぞれのゾーンを形成する複数対のコンベアを制御するように配される。ゾーンインターフェースモジュール20cは、コンベア20a、すなわち排出ゾーンを制御するよう配され、ゾーンインターフェースモジュール20cが、排出インターフェースモジュールとなる。
【0011】
システムは、図2でゾーン制御モジュール16c、18cとインターフェースモジュール20cとの間の線により示されるように、ゾーン制御モジュール16c、18cとインターフェースモジュール20cとの間でRS232通信を操作する。ゾーン制御モジュール16cおよび18cはそれぞれ、単一の制御モジュールによりそれぞれ制御される2つのゾーンそれぞれのセンサー(図2〜図4には不図示)から情報を受け取って、それぞれのゾーン内の製品を検出するように構成され、2つのゾーンそれぞれの内部で(描かれた実施形態では空気式で)製品の動きを制御するように構成され、かつゾーン情報をモジュール間で分配させるように構成される。
【0012】
インターフェースモジュール20cは、ゾーン制御モジュールに関して前述したように、単一のゾーンを制御するように構成され、この点について唯一の違いは、単一のゾーンを制御することに限られている。インターフェースモジュール20cはまた、DIPスイッチの使用により、コンベアの移動の方向を制御する。(ゾーン制御装置16cおよび18cは、デフォルトの移動方向を有する。)インターフェースモジュール20cはまた、別個の入出力(I/O)を使用して、集積コンベア上の製品の動きを制御し、外部システムにコンベアの充満状態を監視させ、外部システムに欠陥状態を監視させるように、構成されている。外部装置からの、また外部装置への入出力は、22で示される。
【0013】
図2は、排出時の単一のゾーンを制御することによって、排出インターフェースモジュールとしてのインターフェースモジュール20cの使用を示す。図3は、インターフェースモジュール30cが、排出コンベアの代わりに送り込みコンベア24aを制御するように配される点で、図2と異なる。インターフェースモジュール30cは、送り込みインターフェースモジュールとして示され、排出インターフェースモジュール20cと同じ機能を遂行する。
【0014】
インターフェースモジュールなしで集積コンベアを構成することは可能であるが、本明細書に示す実施形態はインターフェースモジュールを有している。送り込みまたは排出インターフェースモジュールを有するかどうかの判断は、例えば、利便性、配線を最小限にすること、コンベアのどちらの端部がラインとインターフェースを有するのが望ましいか、などに基づく、実践上の問題に大部分が依存する。
【0015】
図2および図3は、奇数のゾーンを備える集積コンベアを示し、それぞれの集積コンベアは、1つのインターフェースモジュール20cまたは30cを備える。図4は、偶数のゾーンを備える集積コンベアを示し、これには、2つのインターフェースモジュール、すなわち、送り込みインターフェースモジュール38cおよび排出インターフェースモジュール44cが使用され、これらはそれぞれ、先に説明したように構成されている。
【0016】
図5は、製品の流れの方向が物理的構成に基づいて制限されない、集積コンベアを示す。システムは、中間モジュール58を含み、中間モジュールは、どのコンベアまたはゾーンも制御せず、別個の入出力を使用して、集積コンベア上の製品の動きを制御し、外部システムにコンベアの充満状態を監視させ、外部システムに欠陥状態を監視させるように、構成される。中間モジュール58は、単に、外部システムの要件に合わせた入出力処理部(I/O handler)である。上流または下流装置とは考えられないが、情報が処理部に移動すると、その局所入出力設定ごとにメッセージを調節し、その調節したメッセージを、必要な通信の流れ方向で、隣へ送信する。任意の数の中間モジュールを、ゾーン制御モジュールストリング内部の任意の位置で、使用することができる。
【0017】
図5に、オプションの送り込みインターフェースモジュール50c、およびオプションの排出インターフェースモジュール52cも示されているが、各集積コンベアが、いずれか少なくとも1つを有するのが好ましい。
【0018】
本発明の教示に従って構成された集積コンベアは、PLCなど外部供給源から解放信号がない限り、集積モードで動作する。本発明は、4つの基本的な集積モード、すなわち、フリーラン停止(coast to stop)集積モード;フリーラン停止‐センサー連結(coast to stop - sensor coupled)集積モード;1回駆け寄り(run up once)集積モード;1回駆け寄り−センサー連結(run up once - sensor coupled)集積モード、を企図している。集積モードは、インターフェースモジュールまたは中間モジュール上のDIPスイッチの位置によって決まる。
【0019】
本発明の教示の範囲内で、1.83m(6フィート)長さの公称ゾーン(nominal zones)のための典型的な送り込み構成は、以下を含む:
3’送り込みアイドラー、インターフェースモジュールのみを備える
3’送り込みアイドラー、制御モジュール(スレーブ)なし
6’送り込みアイドラー、インターフェースモジュールのみを備える
6’送り込みアイドラー、ゾーン制御モジュールを備える(2つの3’ゾーン)
9’送り込みアイドラー、ゾーン制御モジュールを備える(1つの6’ゾーンおよび1つの送り込み3’ゾーン)
9’送り込みアイドラー、ゾーン制御モジュールおよびインターフェースモジュールを備える(3つの3’ゾーン、送り込み部(infeed)上にインターフェース)
12’送り込みアイドラー、ゾーン制御モジュールを備える(2つの6’ゾーン)
12’送り込みアイドラー、ゾーン制御モジュールおよびインターフェースモジュールを備える(2つの3’ゾーン、送り込み部上にインターフェース、その継ぎに6’ゾーン)。
【0020】
本発明の教示の範囲内で、1.83m(6フィート)長さの公称ゾーンのための典型的な排出構成は、以下を含む:
3’排出アイドラー、インターフェースモジュールのみを備える
3’排出アイドラー、制御モジュール(スレーブ)なし
6’排出アイドラー、インターフェースモジュールのみを備える(6’解放ゾーン)
6’排出アイドラー、ゾーン制御モジュールを備える(3’解放ゾーン)。
【0021】
図6A、図6B、図6Cを参照すると、それぞれが、最も積極性の弱い(the least aggressive)集積モードであるフリーラン停止集積モードを表す、同一の制御ロジックを示す。システムの最下流ゾーン、すなわち排出ゾーンは、解放コマンドがない限り、フリーラン停止モードにおいて不活性である。制御ロジックは、制御される各ゾーンの各モジュールによって、独立して実行される。図6A、図6B、図6C間の違いは、制御ロジックの実行においてたどられる、例示された経路にある。工程62で、集積コンベアがフリーラン停止モードにあるかどうかが判断される。そのモードにない場合、ロジックは工程64へ進み、そこで、他の集積モードがチェックされる。フリーラン停止モードが活性である場合、ロジックは工程66へ進み、下流センサーが占領されている(occupied)かどうかを判断する。
【0022】
本明細書で使用されるように、センサーが遮断され、時間遅延期間が終了した場合、センサーは占領されているとみなされる。センサーが空いていて(clear)(遮断されず)、時間遅延期間が終了した場合、センサーは、占領されていないとみなされる。センサーの時間遅延期間は、最下流インターフェースモジュール上のDIPスイッチの位置によって設定される。DIPスイッチにより設定される時間遅延期間は、ストリングの全モジュールおよびそれらの対応するセンサーに適用される。占領されているかどうかを判断する時間遅延期間は、空いているかどうかを判断する時間遅延期間とは異なってよいが、一実施形態ではそうではない。一実施形態では、DIPスイッチは、遅延を0、0.75秒、1.0秒または1.5秒に設定することができた。
【0023】
下流ゾーンが占領されていない場合、制御ロジックは、図6Aの太線で示されるように、工程68に進む。工程68で、局所ゾーン(すなわち検査されているゾーン)は活性に設定され、制御ロジックは工程70へ進み、ここで、局所ゾーンは、非集積(non accumulated)に設定される。ここから、制御ロジックは工程62に戻る。本明細書で使用される「活性(active)」は、コンベアまたはゾーンが動いていることを意味する。
【0024】
下流ゾーンが工程66で占領されている場合、制御ロジックは工程72に進み、ここで局所ゾーンは不活性に設定される。本明細書で使用される「不活性」は、コンベアまたはゾーンが動いていないことを意味する。制御ロジックは工程74に進み、ここで、局所ゾーンセンサーが占領されているかどうかが判断される。占領されていなければ、ロジックは工程70に進み、局所ゾーンを非集積に設定し、これは図6Bの太線で示される経路である。本明細書で使用される「非集積(not accumulated)」とは、特定のゾーンが活性であるか、またはそのゾーンのセンサーが空いていることを意味する。本明細書で使用されるように、センサーは、センサーの出力が、反射器を見ることに一致した状態(state consistent with seeing the reflector)にある場合、空いており、これは、製品が局所ゾーンセンサーによって直接(時間遅延なしで−これは実際のセンサーの状態である)検出されないことを意味する。局所ゾーンセンサーが工程74で占領されている場合、制御ロジックは工程76に進み、ここで、局所ゾーンは、集積に設定され、これは図6Cの太線で示される経路である。本明細書で使用される「集積(accumulated)」は、局所ゾーンが不活性で、局所ゾーンセンサーが遮断されていることを示す。本明細書で使用されるように、センサーは、センサーの出力が、反射器を見ないことに一致した状態(state consistent with not seeing the reflector)にある場合、遮断され、これは、製品が局所ゾーンセンサーによって直接(時間遅延なし−これは実際のセンサーの状態である)検出されていることを意味する。
【0025】
図7A〜図7Vを参照すると、フリーラン停止集積制御ロジックの動作の例が、一連の図面に示されている。図7A〜図7Vはそれぞれ、78、80、82、84、86、88として図7Aのみで標識されたゾーン1〜6を描き、これらは、それぞれセンサー78a、80a、82a、84a、86a、88aを備えている。ゾーン1は、送り込みインターフェースモジュール90によって制御され、ゾーン2および3は、ゾーン制御モジュール92によって制御され、ゾーン4および5は、ゾーン制御モジュール94によって制御され、ゾーン6は、排出インターフェースモジュール96によって制御される。前述のように、フリーラン停止集積モードでは、ゾーン6は、解放コマンドを外部システムから受信するまで、不活性である。
【0026】
図7Aおよび図7Bは、ゾーン1に入り、センサー78aを通過するパッケージ1を示す。図7Cは、ゾーン2へ移るパッケージ1を示す。図7Dでは、センサー80aは、パッケージ1により占領され、ゾーン1を停止させるが、ゾーン2は活性のままである。図7Eで、パッケージ1はゾーン3に移り、ゾーン1は、再び活性となっている。図7Fでは、センサー82aが占領され、ゾーン2が停止する。図7Gは、ゾーン4へ移るパッケージ1を示し、ゾーン2は、センサー82aが占領されていないので、活性である。図7Hで、センサー84aがパッケージ1により占領され、ゾーン3が停止する。図7Iは、ゾーン5へ移るパッケージ1を示し、センサー84aは占領されなくなり、ゾーン3が始動する。図7Jは、センサー86aがパッケージ1により占領され、ゾーン4を停止させるところを示す。図7Kは、パッケージ1がゾーン6へ移り、センサー86aを占領せず、ゾーン4が始動するところを示す。図7Lは、ゾーン6が不活性であるためパッケージ1がフリーラン停止し、センサー88aが占領されるようになり、これによりゾーン5が停止するところを示す。
【0027】
図7Mは、パッケージ2が、パッケージ1と同様にコンベアを進み、フリーラン停止してゾーン5のフォトアイ86aを遮断し、それにより、ゾーン3を不活性化するところを示す。図7Nは、パッケージ3および4が、互いに押し合いながら集積コンベアに入るところを示す。図7Oを参照すると、ゾーン1のセンサー78aは占領されるが、それによって影響を受けるコンベアゾーンはない。図7Pは、ゾーン2のセンサー80aが、ちょうどパッケージ3により占領され、ゾーン1が駆動されるのを止め、パッケージ4を保持しているところを示す。図7Qは、パッケージ3がセンサー80aを過ぎて動き続ける際に、パッケージ3、4間に形成される隙間を示す。図7Rでは、センサー80aは占領されなくなり、ゾーン1が作動し、パッケージ4を動かす。図7Sでは、ゾーン3のセンサー82aがパッケージ3により占領され、ゾーン2が停止し、パッケージ3、4間の隙間をより大きくしている。図7Tは、ゾーン4に移されるパッケージ3を示し、ゾーン4は、ゾーン5のセンサー86aがパッケージ2により遮断された結果として停止する。図7Tでは、センサー82aは占領されておらず、ゾーン2が再始動し、パッケージ4を前方に動かす。
【0028】
図7Uは、パッケージ3がフリーラン停止し、センサー84aを占領し、結果としてゾーン3が不活性になったところを示す。したがって、パッケージ4が図7Vに示すようにゾーン3に到達すると、パッケージ4は、フリーラン停止し、フォトアイ82aを遮断し、ゾーン2を不活性にする。
【0029】
図8A、図8B、図8Cを参照すると、それぞれの図面は、フリーラン停止−センサー連結(coast to stop with sensor coupled)集積モードを表す、同一の制御ロジックを示す。システムの最下流ゾーン、すなわち排出ゾーンは、解放コマンドがない限り、不活性である。第2の最下流ゾーンは、単純なフリーラン停止ロジックを使用する。その制御ロジックは、制御される各ゾーンの各モジュールによって独立して実行される。図8A、図8B、図8C間の違いは、制御ロジックの実行においてたどる、例示された経路にある。
【0030】
工程98で、集積コンベアがフリーラン停止−センサー連結モードにあるかどうかが判断される。そのモードにない場合、ロジックは工程100に進み、ここで、他の集積モードがチェックされる。フリーラン停止−センサー連結モードが活性の場合、ロジックは工程102に進み、2つの下流ゾーンセンサー双方が占領されているかどうかを判断する。2つの下流ゾーンセンサー双方が占領されていない場合、制御ロジックは、図8Aの太線で示されるように工程104に進む。工程104で、局所ゾーン(すなわち検査されているゾーン)が活性に設定され、制御ロジックは工程106に進み、ここで、局所ゾーンが非集積に設定される。ここから、制御ロジックは工程98に戻る。
【0031】
2つの下流ゾーンセンサーが工程102において占領されている場合、制御ロジックは工程108に進み、ここで局所ゾーンは不活性に設定される。制御ロジックは工程110に進み、ここで、局所ゾーンのセンサーが占領されているかどうかが判断される。占領されていない場合、ロジックは工程106に進み、局所ゾーンが非集積に設定され、これは、図8Bの太線で示される経路である。局所ゾーンセンサーが工程110において占領されている場合、制御ロジックは工程112に進み、ここで、局所ゾーンは集積に設定され、これは、図8Cの太線で示される経路である。
【0032】
図9A〜図9Lを参照すると、フリーラン停止−センサー連結集積モード制御ロジックの動作の例が、一連の図面に示されている。図9A〜図9Lはそれぞれ、114、116、118、120、122、124として図9Aでのみ標識されたゾーン1〜6を描いており、これらのゾーンはセンサー114a、116a、118a、120a、122a、124aをそれぞれ備えている。ゾーン1は、送り込みインターフェースモジュール126によって制御され、ゾーン2および3は、ゾーン制御モジュール128によって制御され、ゾーン4および5は、ゾーン制御モジュール130によって制御され、ゾーン6は、排出インターフェースモジュール132によって制御される。前述のように、フリーラン停止−センサー連結集積モードでは、ゾーン5および6は、解放コマンドを外部システムから受信するまで、不活性である。
【0033】
図9Aでは、パッケージ1は、進行およびフリーラン停止し、センサー124aを占領している。パッケージ2および3が到着しており、それらの間には隙間がある。図9Bでは、パッケージ2がセンサー114aを占領しているが、不活性にされているゾーンはない。図9Cでは、パッケージ3がゾーン1に入るので、パッケージ2はゾーン2に移っている。図9Dでは、パッケージ2は、センサー116aを占領しているが、ゾーン3のセンサー118aが占領されていないのでゾーン1は活性のままである。パッケージ3は、センサー114aを占領している。図9Eは、次の連続したゾーンに移るパッケージ2および3を示す。図9Fでは、パッケージ2は、ゾーン3のセンサー118aを占領し、パッケージ3はゾーン2のセンサー116aを占領し、その結果ゾーン1が停止するが、例示した例では何の影響も無い。図9Gは、パッケージ2および3が、ゾーン4および3にそれぞれ移り、センサーを占領せず、結果としてゾーン1が活性となるところを示す。
【0034】
図9Hは、センサー120aを占領するパッケージ2を示しており、集積には何の影響もない。図9Iは、パッケージ2および3が、センサー120aおよび118aをそれぞれ占領し、ゾーン2を不活性化するところを示す。パッケージ2は、不活性なゾーン5へ移っている。図9Jは、パッケージ2が、不活性なゾーン5へ移るときにゾーン4のセンサー120aを占領しなくなるのに十分遠くまで進行し、ゾーン2を活性にするところを示す。図9Kは、パッケージ2が、ゾーン5でフリーラン停止し、センサー122aを占領するところを示す。フォトアイ124aがパッケージ1により遮断され、フォトアイ122aがパッケージ2により遮断されているので、ゾーン3は不活性となり、パッケージ3がゾーン4において惰性で走行する。図9Lは、パッケージ1および2がさらに移動せず、また、パッケージ3がフリーラン停止し、センサー120aを占領し、その結果、占領されていないゾーン3が活性となるところを示す。
【0035】
1回駆け寄り集積モードは、カートンを停止させるのにブレーキ力を加えないフリーラン停止方式で動作する、0.91m(3フィート)より長いゾーンを使用した場合に、センサー間の、より長いフリーラン停止緩衝物(coast-to-stop buffers)を補うものである。この制御ストラテジーは、局所ゾーンの駆動を取り消す前に、局所ゾーンのパッケージをそのゾーンのセンサーまでずっと駆動する、すなわち、局所ゾーンセンサーまで駆け寄らせる(run up to)、ことによって実行される。図10A、図10B、図10Cを参照すると、各図面は、1回駆け寄り集積モードを表す同一の制御ロジックを示している。システムの最下流ゾーン、すなわち排出ゾーンは、解放コマンドを外部システムから受信しない限り、1回駆け寄りモードでは不活性である。制御ロジックは、制御される各ゾーンの各モジュールにより、独立して実行される。図10A、図10B、図10C間の違いは、制御ロジックの実行においてたどる、例示された経路にある。
【0036】
工程134で、集積コンベアが1回駆け寄りモードにあるかどうかが判断される。そのモードにない場合、ロジックは工程136に進み、ここで、他の集積モードをチェックする。1回駆け寄りモードが活性な場合、ロジックは工程138に進み、すぐ下流のゾーンのセンサーが占領されているかどうかを判断する。その下流ゾーンのセンサーが占領されていない場合、制御ロジックは図10Aの太線で示すように、工程140に進む。工程140では、局所ゾーン(すなわち、検査されているゾーン)は活性に設定され、制御ロジックは工程142に進み、ここで、局所ゾーンは非集積に設定される。ここから、制御ロジックは工程134に戻る。
【0037】
下流ゾーンのセンサーが工程138で占領されている場合、制御ロジックは図10Cの太線で示されるように、工程144に進み、局所ゾーンのセンサーが占領されているかどうかを判断する。占領されていない場合、ロジックは工程146に進み、ここで、局所ゾーンの状態が、固定され(latched)、すなわち、現在の不活性または活性の状態に維持される。制御ロジックは工程142に進み、局所ゾーンが非集積に設定され、工程134に戻る。局所ゾーンのセンサーが工程144で占領されている場合、ロジックは工程148に進み、ここで、局所ゾーンが不活性に設定され、その後、工程150に進み、ここで局所ゾーンが集積に設定される。
【0038】
図11A〜図11Iを参照すると、1回駆け寄り集積モード制御ロジックの動作の例が、一連の図面に示される。図11A〜図11Iはそれぞれ、152、154、156、158、160、162として図11Aにのみ標識されたゾーン1〜6を描いており、ゾーンはセンサー152a、154a、156a、158a、160a、162aをそれぞれ備える。ゾーン1は、送り込みインターフェースモジュール164により制御され、ゾーン2および3はゾーン制御モジュール166により制御され、ゾーン4および5はゾーン制御モジュール168により制御され、ゾーン6は排出インターフェースモジュール170により制御される。前述のように、1回駆け寄り集積モードでは、ゾーン6は、解放コマンドを外部システムから受信するまで、不活性である。
【0039】
図11Aおよび図11Bは、ゾーン1に入り、センサー152aを占領するパッケージ1を示す。図11Cは、パッケージ2がゾーン1に入る際に、ゾーン2のセンサー154aを占領するパッケージ1を示し、ゾーン1は依然として活性である。図11Dは、図11Cに示すよりわずかに遠くまで前進しているが、依然としてセンサー154aを占領している、パッケージ1を示す。パッケージ2は、センサー152aを占領している。1回駆け寄り制御ロジック下で、ゾーン1に対して下流のゾーンであるゾーン2が占領されるので、局所ゾーンのセンサー152aの状態がチェックされる。パッケージ2に占領されているので、制御ロジックは、局所ゾーン、ゾーン1を不活性および集積に設定する。図11Eでは、パッケージ1は、センサー154aを通過するので、ゾーン1は活性になる。図11Fでは、パッケージ2はセンサー152aを占領し、パッケージ3はセンサー152aを占領し、その結果、ゾーン1が不活性化し、パッケージ3は、パッケージ2がセンサー154aを通過するまでゾーン1に保持される。図11Gは、ゾーン6に到達し、センサー162aを占領しているパッケージ1、およびゾーン5に到達し、センサー160aを占領しているパッケージ2を示す。ゾーン5の下流センサー(ゾーン6のセンサー162a)およびゾーン5のセンサー160aが占領されているので、ゾーン5は不活性化される。ゾーン5は、ゾーン6のセンサー162aが空くまで、不活性化された(固定された)ままである。
【0040】
図11Hでは、パッケージ3は、ゾーン4のセンサー158aを占領しており、ゾーン5のセンサー160aが遮断された状態で、ゾーン4は、ゾーン5のセンサー160aが通過されるまで、固定して止まる(latched off)。パッケージ4は、センサー154aを占領している。図11Iは、コンベアからパッケージ2を取り除いたところを示す。ゾーン5は、ゾーン6が空くまで固定されたままである。しかしながら、ゾーン4は、ゾーン5のセンサー160aが占領されなくなるので、活性になり(固定が外れ)、パッケージ3がゾーン5内へ動く。このようにする際、ゾーン4のフォトアイ158aは空き、ゾーン3の固定が外れ、それによりパッケージ4が前進する。
【0041】
図12A、図12B、図12Cを参照すると、各図面は、1回駆け寄り‐センサー連結集積モードを表す、同一の制御ロジックを示す。システムの最下流ゾーン、すなわち排出ゾーンは、解放コマンドがない限り、1回駆け寄り‐センサー連結モードにおいて不活性である。第2の最下流ゾーンは、単純なフリーラン停止ロジックを使用する。この制御ロジックは、制御される各ゾーンの各モジュールによって独立して実行される。図12A、図12B、図12C間の違いは、制御ロジックの実行においてたどる、例示された経路にある。
【0042】
工程172で、集積コンベアが1回駆け寄り‐センサー連結モードにあるかどうかを判断する。そのモードにない場合、ロジックは工程174に進み、ここで、他の集積モードがチェックされる。1回駆け寄り‐センサー連結モードが活性である場合、ロジックは工程176に進み、2つの下流ゾーンのセンサー双方が占領されているかどうかが判断される。2つの下流ゾーンのセンサーが占領されていない場合、図12Aの太線で示すように、制御ロジックは工程178に進む。工程178で、局所ゾーン(すなわち、検査されているゾーン)が活性に設定され、制御ロジックは工程180に進み、ここで局所ゾーンは非集積に設定される。ここから、制御ロジックは工程172に戻る。
【0043】
2つの下流ゾーンセンサーが工程176で占領されている場合、制御ロジックは工程182へ進み、局所ゾーンセンサーが占領されているかどうかを判断する。占領されていない場合、ロジックは図12Cの太線で示すように工程184に進み、ここで、局所ゾーンの状態が固定される、すなわち現在の不活性または活性の状態に維持される。制御ロジックは工程180に進み、局所ゾーンを非集積に設定し、工程172に戻る。局所ゾーンセンサーが工程182で占領されている場合、ロジックは工程186に進み、ここで局所ゾーンは不活性に設定され、その後、工程188に進み、ここで局所ゾーンは集積に設定される。
【0044】
図13A〜図13Gを参照すると、1回駆け寄り‐センサー連結集積モードの制御ロジックの動作の例が、一連の図面に示されている。図13A〜図13Gそれぞれは、190、192、194、196、198、200として図13Aでのみ標識されたゾーン1〜6を描いており、ゾーンは、センサー190a、192a、194a、196a、198a、200aをそれぞれ備えている。ゾーン1は送り込みインターフェースモジュール202により制御され、ゾーン2および3は、ゾーン制御モジュール204により制御され、ゾーン4および5は、ゾーン制御モジュール206により制御され、ゾーン6は排出インターフェースモジュール208により制御される。前述のように、1回駆け寄り集積モードでは、ゾーン6は、解放コマンドを外部システムから受信するまで、不活性である。
【0045】
図13Aは、集積コンベア上のパッケージ1、2、3を示す。パッケージ1は、ゾーン5のセンサー198aを占領し、ゾーン1〜5は活性であり、ゾーン6が不活性である。図13Bでは、パッケージ1は、不活性なゾーン6上に移っており、パッケージ2および3は、ゾーン3および2のセンサー194aおよび192aをそれぞれ、占領している。パッケージ4がセンサー190aを占領しているので、ゾーン1は不活性に設定される。図13Cでは、パッケージ2は、もはやセンサー194aを占領していないので、ゾーン1は、活性に設定されている。図13Dは、ゾーン5のセンサー198aを占領しているパッケージ2を示す。ゾーン5は、1回駆け寄り制御ロジックをたどる第2の最下流ゾーンであり、すぐ下流のセンサー200aが占領され、ゾーン5のセンサーが占領された状態で、ゾーン5は不活性に設定される。図13Eでは、ゾーン3および4は、それらのゾーンが占領され、それぞれの下流の2つのゾーンが占領された結果、不活性である。
【0046】
図13Fは、集積コンベアからパッケージ3を取り除いたところを描いている。ゾーン4は、センサー196aが空いても不活性のままであるが、これは、2つの下流センサー198aおよび200aが占領された結果、ゾーン4が固定されているためである。ゾーン3は、センサー196aが占領されない結果として、活性となっている。図13Gは、パッケージ4がゾーン4のセンサー196aを占領するように前進し、センサー198aおよび200aが占領されたためにゾーン4が不活性になり固定されたところ、および、パッケージ5がゾーン3のセンサー194aを占領するように前進し、センサー196aおよび198aが占領されたためにゾーン3が不活性になり固定されたところを示す。
【0047】
組み込まれ得る本発明の態様は、集積コンベアの使用を最適化するように設計された制御ストラテジーである、ゾーンクラウディング(zone crowding)である。集積されたコンベアがパッケージ間にかなりの隙間を依然として有することは一般的である。これは、延長した長さのゾーンを使用する際に特に当てはまる。ゾーンクラウディング制御ロジックは、局所ゾーンが集積されていると判断された後で、パッケージ間の隙間を縮小するように機能する。
【0048】
物理的クラウディングは、図14に示されるもののような、クラウディング制御アルゴリズムを通じて実行されるコンベアの振動(pulsation)により生じる。クラウディング制御ロジックは、各局所ゾーンについて実行され、すぐ下流のゾーンがある期間にわたりクラウディングしていて、局所ゾーンがある期間にわたり集積されている場合に、開始される。一実施形態では、この期間は5秒である。
【0049】
図14を参照すると、クラウディングロジックは、工程210で、局所センサーが空いているかどうかを判断する。空いている場合、ゾーンは集積されておらず、クラウディングルーチンおよび5秒の遅延は、工程212でリセットされる。局所センサーが空いていない場合、制御は、工程214に進み、局所ゾーンがクラウディングしていると既に示されているかどうかを判断する。そのように示されている場合、制御ロジックは、プログラムハウスキーピングに戻る。局所ゾーンがまだクラウディングしていない場合、ロジックは工程216に進み、局所ゾーンが5秒超にわたり集積されたと示されているかどうかを判断する。示されていない場合、クラウディングプログラムは、プログラムハウスキーピングに戻る。局所ゾーンが5秒超にわたり集積されている場合、制御ロジックは、工程218で下流ゾーンがクラウディングしているかどうかを判断する。クラウディングしていない場合、制御ロジックはプログラムハウスキーピングに戻る。下流ゾーンがクラウディングしている場合、制御ロジックは、工程220でルーチンの物理的クラウディングを開始する。図15を参照すると、工程220の複数の工程が示され、これは、DIPスイッチの設定により決定されるクラウド・オン・タイム期間(crowd-on-time period)にわたりゾーンを活性化する222で始まる。局所ゾーンは次に、工程224において、やはりDIPスイッチの設定によって決定されるクラウド・オフ・タイムにわたり、不活性化する。工程226および228は、実行される反復の回数を増し、かつ比較し、いったん反復の回数が、所望または規定の数を満たしたら、制御ロジックは図14に示す工程230に戻り、ここでロジックは、局所センサーが空いているかどうかを判断する。空いている場合、クラウディングルーチンおよび時間遅延は、212でリセットされる。空いていない場合、制御は、工程232へと続き、クラウディングが完了しているかどうかチェックする。完了していない場合、制御は、クラウディング進行中工程(crowding in progress step)220に戻る。クラウディングが完了している場合、局所ゾーンクラウディングフラグが、工程234で立てられる。
【0050】
図16を参照すると、図14および図15に示された制御ロジックの一部の代替的実施形態が示されている。図16の工程の番号は、図14および図15の対応する工程の番号に対応しており、各符号に「’」が付されている。先が切られた引き出し線を有する図16の工程は、図14および図15に見られる、対応する工程につながっている。
【0051】
一実施形態では、DIPスイッチの設定は、以下のクラウド・オン・タイム/クラウド・オフ・タイム/反復回数間で選択するように構成された:0/非適用/0;0.400秒/2.0秒/3回の反復;0.550秒/2.5秒/3回の反復;0.700秒/3.0秒/3回の反復。クラウド・オン・タイムは、有効となるよう十分長くなければならず、所望のサージ(surge)を送達するのに十分なコンベア速度を達成するよう十分に長くなければならない。他の検討事項には、所望のカートン密度、およびカートンの衝突耐久力が含まれる。クラウド・オフ・タイムは、コンベアを停止させるのに十分長くなるよう選択される。高いクラウド・オフ・タイムが、高いクラウド・オン・タイムに関連して必要とされるであろう。
【0052】
クラウディングは、全体的に実行される必要はなく、一部のゾーンは、DIPスイッチの位置により設定される、機能しないクラウディングルーチンを有してよい。クラウディングが機能しない任意のゾーンまたは制御モジュールは、クラウディングルーチンを実行せず、クラウディングしていることを、その上流側の隣に報告する。排出ゾーンは常に、クラウディングを機能しないようにすることができる。
【0053】
本発明の実施形態に含まれ得る一態様は、2ゾーン前進再起動(two zone advance restart)を備えたゾーンスヌーズ特徴部である。スヌーズ機能は、ある期間にわたり製品の動きを感知しなかった活性なゾーンの動作を一時的に停止させる。スヌーズは、グローバル設定であってよく、インターフェースモジュールでオン/オフされてよい。スヌーズロジックは、局所ゾーンセンサーの状態、ならびに第1および第2の上流センサーの状態を監視する。3つ全てのゾーンが、スヌーズタイマーにより追跡され一実施形態では20秒に設定されるある期間にわたり、空いている場合、局所ゾーンはスヌーズモードに入る。このゾーンがスヌーズモードにある間は、このゾーンは不活性である。
【0054】
図17は、関連するゾーンがスヌーズしているかどうかに関わらず、集積コンベアの各ゾーンセンサーについて繰り返し実行される、スヌーズゾーンの「覚醒(waking)」に関する制御ロジック工程を示す。工程236では、スヌーズが特定のゾーンに使用可能であることを確認する。工程238で、ロジックは、局所ゾーンセンサーが遮断されているかどうかを判断する。遮断されていない場合、何の行動もとられず、プログラムは始めに戻る。238で、局所ゾーンセンサーが遮断されている場合、ロジックは工程240に進み、スヌーズタイマーおよびスヌーズ状態(設定されている場合)が、特定のモジュールにより制御される全ゾーンについてリセットされる。これは、ゾーンのスヌーズ状態がスヌーズである場合、その状態がリセットされ、ゾーンが覚醒されることを意味する。次に制御は工程242に進み、最も近い下流ゾーンについてスヌーズタイマーおよびスヌーズ状態(設定されている場合)をリセットする。制御は次に、工程244に進み、2番目に近い下流ゾーンについてスヌーズタイマーおよびスヌーズ状態(設定されている場合)をリセットする。本質的に、ゾーンは、その局所ゾーンセンサーまたはすぐ上流の2つのゾーンセンサーが遮断されたときに、スヌーズモードから出る。スヌーズゾーンのセンサーが遮断されると、次の2つの下流ゾーンが覚醒される。
【0055】
本発明の実施形態に含まれ得る別の特徴部は、流れおよび詰まりの検出(flow and jam detection)である。局所ゾーンセンサーが遮断され、局所ゾーンが活性であり、下流ゾーンのセンサーが、ある時間、例えば10秒を超えて空いており、上流ゾーンセンサーが遮断されている場合、警告フラグが立てられる。システムは、局所ゾーンを下流ゾーンのロジック状態につなげることで、上流ゾーンでパッケージを押し進めようとする。実際、局所ゾーンは、下流ゾーンから受け取ったのと同じロジック状態(遮断されている、空いている、占領されている、占領されていない)を上流ゾーンに報告する。これにより、上流ゾーンが活性になる。上流ゾーンセンサーがある時間、例えば30秒間を超えて遮断され、下流ゾーンセンサーが同じ時間にわたり遮断されていなかった場合、詰まりが検出されており、局所ゾーンは、下流ゾーンから外され、上流で占領されていることを報告し、詰まりの上流で集積プロセスを始める。この30秒間、すなわち「押し進め(push through)」の間、下流ゾーンセンサーが遮断され、これは、製品が局所ゾーンを通って動くことができ、局所ゾーンは下流ゾーンに連結されたままであることを示す。システムは、局所ゾーンセンサーが空くまで、詰まり状態または連結状態のままであり、局所ゾーンセンサーが空くと、局所ゾーンに関する全てのエラーおよび警告フラグが取り消される。このような詰まり状態にある間、グローバルスラグ解放(global slug release)は、詰まりの下流で通常どおり機能する。局所ゾーン解放機能は、詰まりゾーンについては機能しなくなり、解放は、本明細書で説明する詰まり検出および押し進めロジック機能性に左右される。
【0056】
流れおよび詰まり検出制御ロジックを示す図18を参照すると、246で、制御は、局所ゾーンセンサーが遮断されているかどうか、および局所ゾーンが活性であるかどうかを判断する。局所ゾーンセンサーが遮断されていないか、または局所ゾーンが不活性である場合、制御は248へ移動し、ここで、局所ゾーンセンサーが空いているかどうかを判断し、制御ロジックはフラグをリセットし、連結されている場合は局所ゾーンを外す。局所ゾーンセンサーが遮断されている場合、制御ロジックは抜け出る。246で局所ゾーンセンサーが遮断されていて、局所ゾーンが活性である場合、制御は工程252へ動き、ゾーンが詰まっているとフラグを付けられたことを示す、JAMフラグが立てられるかどうかを判断する。JAMフラグが立てられる場合、制御ロジックは、工程246で始めに戻る。JAMフラグが立てられていない場合、制御は工程254に進む。254で、下流ゾーンが空いていて活性であり、上流ゾーンが、ある期間、描かれた実施形態では10秒間、を超えて占領されている場合、制御は工程256に進み、ここで、下流ゾーンは局所ゾーンに連結される、すなわち、下流ゾーンのロジック状態(stats)が局所ゾーンに送られる。ここから、制御は工程258に進み、ゾーンフロー警告のフラグを立て、局所ゾーンLEDを点ける。制御は工程260に進み、下流ゾーンが空いていて活性であるか、上流ゾーンがある時間、この実施形態では30秒間、を超えて遮断されるかを試験する。そうであった場合、詰まりを通り抜ける試みが終えられ、工程262で、局所ゾーンが下流ゾーンから外される。30秒未満であった場合、制御ロジックは246に戻り、詰まりを通り抜ける試みを続ける。工程262から、制御は、264でJAMフラグを立て、次に246に戻る。JAMフラグが立てられた状態で、制御は、工程252で弧を描き(loop out)、詰まりを通り抜けるさらなる試みを回避する。
【0057】
本明細書で使用される図面の一部では、略語を使用している。以下のチャートは、そのうちの一部を示すものである:
DZCM−二重ゾーン制御モジュール
DZIM−二重ゾーンインターフェースモジュール
DZCS−二重ゾーン制御システム
LZ−局所ゾーン
DSZ−下流ゾーン
USZ−上流ゾーン
DSS−下流センサー
LSS−局所ゾーンセンサー。
【0058】
本発明の好適な実施形態の前述した説明は、例示および説明の目的で提示されたものである。包括的なものとすること、または本発明を、開示した厳密な形態に制限することは意図していない。前述した教示を考慮すれば、明白な改変またはバリエーションが可能である。実施形態は、本発明およびその実際的な適用の原理を最もよく例示し、それにより、当業者が、企図される特定の用途に適したさまざまな改変と共に、さまざまな実施形態で本発明を最良に利用できるように選択および説明された。本発明の範囲は、提出した請求項によって定められることが意図される。
【0059】
〔実施の態様〕
(1) 物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーンおよび第2のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
(2) 実施態様1に記載の方法において、
前記第2のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
(3) 実施態様1に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定されている場合に、
a.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されている場合に前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程と、
をさらに含む、方法。
(4) 実施態様1に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(5) 実施態様1に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【0060】
(6) 物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーン、第2のゾーン、および第3のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にあり、前記第3のゾーンは、前記第2のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されており、また前記第3のゾーンが第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されており、また前記第3のゾーンが前記第3の物品によって占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
(7) 実施態様6に記載の方法において、
前記第2のゾーンおよび前記第3のゾーンのいずれかが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
(8) 実施態様6に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定される場合、
a.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されている場合に、前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程と、
をさらに含む、方法。
(9) 実施態様6に記載の方法において、
前記第3のゾーンが前記第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第3の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(10) 実施態様6に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【0061】
(11) 実施態様8に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(12) 物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーンおよび第2のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
c.前記第1および第2のゾーンが占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
(13) 実施態様12に記載の方法において、
前記第1のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンをその現在の状態に維持する工程、
をさらに含む、方法。
(14) 実施態様13に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、活性である、方法。
(15) 実施態様13に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、不活性である、方法。
【0062】
(16) 実施態様12に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定される場合に、
前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
(17) 実施態様12に記載の方法において、
前記第2のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
(18) 実施態様12に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(19) 実施態様12に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(20) 物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーン、第2のゾーン、および第3のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にあり、前記第3のゾーンは、前記第2のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されており、また前記第3のゾーンが第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
c.前記第1、第2および第3のゾーンが占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
【0063】
(21) 実施態様20に記載の方法において、
前記第1のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンをその現在の状態に維持する工程、
をさらに含む、方法。
(22) 実施態様21に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、活性である、方法。
(23) 実施態様21に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、不活性である、方法。
(24) 実施態様20に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定されている場合に、
前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
(25) 実施態様20に記載の方法において、
前記第2のゾーンまたは第3のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
【0064】
(26) 実施態様20に記載の方法において、
前記第3のゾーンが前記第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第3の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(27) 実施態様20に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(28) 実施態様20に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
(29) 物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーンおよび第2のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にある、方法において、
a.物品が前記第1のゾーンの所定の場所にあるかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンがクラウディング状態にあるかどうかを判断する工程と、
c.前記第1のゾーンが少なくとも所定の長さの時間にわたり集積状態にあったかどうかを判断する工程と、
d.物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあり、前記第2のゾーンがクラウディング状態にあり、前記第1のゾーンが少なくとも所定の長さの時間にわたり集積状態にあった場合に、以下の、
i.第1の所定の長さの時間にわたり前記第1のゾーンを活性化する工程、および、
ii.前記第1のゾーンを不活性化する工程、
を行う工程と、
を含む、方法。
(30) 実施態様29に記載の方法において、
前記第1のゾーンを不活性化する工程は、第2の所定の長さの時間にわたり前記第1のゾーンを不活性化する工程を含む、方法。
【0065】
(31) 実施態様29に記載の方法において、
前記第1のゾーンを活性化する工程、および前記第1のゾーンを不活性化する工程は、少なくとも1回繰り返される、方法。
(32) 実施態様29に記載の方法において、
前記第1のゾーンを活性化する工程および前記第1のゾーンを不活性化する工程を少なくとも1回実行した後で、物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあるかどうかを再び判断する工程、
を含む、方法。
(33) 実施態様32に記載の方法において、
前記第1のゾーンを活性化する工程および前記第1のゾーンを不活性化する工程、ならびに、物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあるかどうかを再び判断する工程は、複数回繰り返される、方法。
(34) 実施態様32に記載の方法において、
物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあるかどうかを再び判断する工程の後で物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあると判断された場合、前記第1のゾーンを活性化する工程および前記第1のゾーンを不活性化する工程を繰り返す工程、
を含む、方法。
(35) 実施態様29に記載の方法において、
前記第1のゾーンをクラウディング状態に設定する工程、
を含む、方法。
【0066】
(36) 物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーン、第2のゾーン、および第3のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にあり、前記第3のゾーンは、前記第1のゾーンの上流にある、方法において、
a.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが活性状態にあるかどうかを判断する工程と、
c.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
d.前記第2のゾーンが活性状態にあるかどうかを判断する工程と、
e.第3の物品が少なくとも第1の所定の長さの時間にわたり前記第3のゾーンの第3の所定の場所にあったかどうかを判断する工程と、
f.前記第1のゾーンが占領されており、前記第1のゾーンが活性状態にあり、前記第2の物品が占領されておらず、前記第2のゾーンが活性状態にあり、前記第3の物品が少なくとも前記第1の所定の長さの時間にわたり前記第3のゾーンの前記第3の所定の場所にあった場合に、前記第2のゾーンの状態に基づいて前記第3のゾーンを制御する工程と、
を含む、方法。
(37) 実施態様36に記載の方法において、
前記第2のゾーンの状態に基づいて前記第3のゾーンを制御している間に、
a.前記第2のゾーンが占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンが活性状態にあるかどうかを判断する工程と、
c.前記第3のゾーンが少なくとも第2の所定の長さの時間にわたり占領されているかどうかを判断する工程と、
d.前記第2の物品が占領されておらず、前記第2のゾーンが活性状態にあり、前記第3のゾーンが少なくとも前記第2の所定の長さの時間にわたり占領されている場合、前記第2のゾーンの状態に基づいて前記第3のゾーンを制御することを中止する工程と、
をさらに含む、方法。
【図面の簡単な説明】
【0067】
【図1】本発明の1つまたは複数の教示を具体化する集積コンベアの平面図である。
【図2】ゾーン制御モジュールおよびインターフェースモジュールの配列を示す、概略的側面図である。
【図3】ゾーン制御モジュールおよびインターフェースモジュールの別の配列を示す、概略的側面図である。
【図4】ゾーン制御モジュールおよびインターフェースモジュールの別の配列を示す、概略的側面図である。
【図5】ゾーン制御モジュールおよびインターフェースモジュールの別の配列を示す、概略的側面図である。
【図6A】フリーラン停止集積モードの制御ロジックを示す。
【図6B】フリーラン停止集積モードの制御ロジックを示す。
【図6C】フリーラン停止集積モードの制御ロジックを示す。
【図7A】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7B】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7C】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7D】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7E】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7F】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7G】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7H】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7I】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7J】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7K】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7L】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7M】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7N】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7O】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7P】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7Q】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7R】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7S】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7T】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7U】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図7V】フリーラン停止集積モードにおける集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図8A】フリーラン停止−センサー連結集積モードの制御ロジックを示す。
【図8B】フリーラン停止−センサー連結集積モードの制御ロジックを示す。
【図8C】フリーラン停止−センサー連結集積モードの制御ロジックを示す。
【図9A】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9B】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9C】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9D】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9E】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9F】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9G】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9H】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9I】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9J】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9K】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図9L】フリーラン停止−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図10A】1回駆け寄り集積モードの制御ロジックを示す。
【図10B】1回駆け寄り集積モードの制御ロジックを示す。
【図10C】1回駆け寄り集積モードの制御ロジックを示す。
【図11A】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11B】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11C】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11D】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11E】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11F】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11G】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11H】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図11I】1回駆け寄り集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図12A】1回駆け寄り−センサー連結集積モードの制御ロジックを示す。
【図12B】1回駆け寄り−センサー連結集積モードの制御ロジックを示す。
【図12C】1回駆け寄り−センサー連結集積モードの制御ロジックを示す。
【図13A】1回駆け寄り−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図13B】1回駆け寄り−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図13C】1回駆け寄り−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図13D】1回駆け寄り−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図13E】1回駆け寄り−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図13F】1回駆け寄り−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図13G】1回駆け寄り−センサー連結集積モードにある集積コンベアの運転を示す、概略的ゾーンである。
【図14】クラウディングの制御ロジックを示す。
【図15】図14に示す制御ロジックの制御ロジック工程を示す。
【図16】図14および図15に示す制御ロジックの一部の代替的実施形態を示す。
【図17】スヌーズゾーンの「覚醒(waking)」に関する制御ロジックを示す。
【図18】流れおよび詰まり(flow and jam)検出制御ロジックを示す。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーンおよび第2のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法において、
前記第2のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定されている場合に、
a.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されている場合に前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程と、
をさらに含む、方法。
【請求項4】
請求項1に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項5】
請求項1に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項6】
物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーン、第2のゾーン、および第3のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にあり、前記第3のゾーンは、前記第2のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されており、また前記第3のゾーンが第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されており、また前記第3のゾーンが前記第3の物品によって占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
【請求項7】
請求項6に記載の方法において、
前記第2のゾーンおよび前記第3のゾーンのいずれかが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項8】
請求項6に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定される場合、
a.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されている場合に、前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程と、
をさらに含む、方法。
【請求項9】
請求項6に記載の方法において、
前記第3のゾーンが前記第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第3の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項10】
請求項6に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項11】
請求項8に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項12】
物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーンおよび第2のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
c.前記第1および第2のゾーンが占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
【請求項13】
請求項12に記載の方法において、
前記第1のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンをその現在の状態に維持する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項14】
請求項13に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、活性である、方法。
【請求項15】
請求項13に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、不活性である、方法。
【請求項16】
請求項12に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定される場合に、
前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項17】
請求項12に記載の方法において、
前記第2のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項18】
請求項12に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項19】
請求項12に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項20】
物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーン、第2のゾーン、および第3のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にあり、前記第3のゾーンは、前記第2のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されており、また前記第3のゾーンが第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
c.前記第1、第2および第3のゾーンが占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
【請求項21】
請求項20に記載の方法において、
前記第1のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンをその現在の状態に維持する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項22】
請求項21に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、活性である、方法。
【請求項23】
請求項21に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、不活性である、方法。
【請求項24】
請求項20に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定されている場合に、
前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項25】
請求項20に記載の方法において、
前記第2のゾーンまたは第3のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項26】
請求項20に記載の方法において、
前記第3のゾーンが前記第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第3の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項27】
請求項20に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項28】
請求項20に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項29】
物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーンおよび第2のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にある、方法において、
a.物品が前記第1のゾーンの所定の場所にあるかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンがクラウディング状態にあるかどうかを判断する工程と、
c.前記第1のゾーンが少なくとも所定の長さの時間にわたり集積状態にあったかどうかを判断する工程と、
d.物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあり、前記第2のゾーンがクラウディング状態にあり、前記第1のゾーンが少なくとも所定の長さの時間にわたり集積状態にあった場合に、以下の、
i.第1の所定の長さの時間にわたり前記第1のゾーンを活性化する工程、および、
ii.前記第1のゾーンを不活性化する工程、
を行う工程と、
を含む、方法。
【請求項30】
請求項29に記載の方法において、
前記第1のゾーンを不活性化する工程は、第2の所定の長さの時間にわたり前記第1のゾーンを不活性化する工程を含む、方法。
【請求項31】
請求項29に記載の方法において、
前記第1のゾーンを活性化する工程、および前記第1のゾーンを不活性化する工程は、少なくとも1回繰り返される、方法。
【請求項32】
請求項29に記載の方法において、
前記第1のゾーンを活性化する工程および前記第1のゾーンを不活性化する工程を少なくとも1回実行した後で、物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあるかどうかを再び判断する工程、
を含む、方法。
【請求項33】
請求項32に記載の方法において、
前記第1のゾーンを活性化する工程および前記第1のゾーンを不活性化する工程、ならびに、物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあるかどうかを再び判断する工程は、複数回繰り返される、方法。
【請求項34】
請求項32に記載の方法において、
物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあるかどうかを再び判断する工程の後で物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあると判断された場合、前記第1のゾーンを活性化する工程および前記第1のゾーンを不活性化する工程を繰り返す工程、
を含む、方法。
【請求項35】
請求項29に記載の方法において、
前記第1のゾーンをクラウディング状態に設定する工程、
を含む、方法。
【請求項36】
物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーン、第2のゾーン、および第3のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にあり、前記第3のゾーンは、前記第1のゾーンの上流にある、方法において、
a.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが活性状態にあるかどうかを判断する工程と、
c.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
d.前記第2のゾーンが活性状態にあるかどうかを判断する工程と、
e.第3の物品が少なくとも第1の所定の長さの時間にわたり前記第3のゾーンの第3の所定の場所にあったかどうかを判断する工程と、
f.前記第1のゾーンが占領されており、前記第1のゾーンが活性状態にあり、前記第2の物品が占領されておらず、前記第2のゾーンが活性状態にあり、前記第3の物品が少なくとも前記第1の所定の長さの時間にわたり前記第3のゾーンの前記第3の所定の場所にあった場合に、前記第2のゾーンの状態に基づいて前記第3のゾーンを制御する工程と、
を含む、方法。
【請求項37】
請求項36に記載の方法において、
前記第2のゾーンの状態に基づいて前記第3のゾーンを制御している間に、
a.前記第2のゾーンが占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンが活性状態にあるかどうかを判断する工程と、
c.前記第3のゾーンが少なくとも第2の所定の長さの時間にわたり占領されているかどうかを判断する工程と、
d.前記第2の物品が占領されておらず、前記第2のゾーンが活性状態にあり、前記第3のゾーンが少なくとも前記第2の所定の長さの時間にわたり占領されている場合、前記第2のゾーンの状態に基づいて前記第3のゾーンを制御することを中止する工程と、
をさらに含む、方法。
【請求項1】
物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーンおよび第2のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法において、
前記第2のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定されている場合に、
a.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されている場合に前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程と、
をさらに含む、方法。
【請求項4】
請求項1に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項5】
請求項1に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項6】
物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーン、第2のゾーン、および第3のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にあり、前記第3のゾーンは、前記第2のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されており、また前記第3のゾーンが第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されており、また前記第3のゾーンが前記第3の物品によって占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
【請求項7】
請求項6に記載の方法において、
前記第2のゾーンおよび前記第3のゾーンのいずれかが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項8】
請求項6に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定される場合、
a.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されている場合に、前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程と、
をさらに含む、方法。
【請求項9】
請求項6に記載の方法において、
前記第3のゾーンが前記第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第3の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項10】
請求項6に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項11】
請求項8に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項12】
物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーンおよび第2のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
c.前記第1および第2のゾーンが占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
【請求項13】
請求項12に記載の方法において、
前記第1のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンをその現在の状態に維持する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項14】
請求項13に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、活性である、方法。
【請求項15】
請求項13に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、不活性である、方法。
【請求項16】
請求項12に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定される場合に、
前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項17】
請求項12に記載の方法において、
前記第2のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項18】
請求項12に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項19】
請求項12に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項20】
物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンのうちの1つは、排出ゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーン、第2のゾーン、および第3のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にあり、前記第3のゾーンは、前記第2のゾーンの下流にある、方法において、
a.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されており、また前記第3のゾーンが第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
c.前記第1、第2および第3のゾーンが占領されている場合に、前記第1のゾーンを不活性状態に設定する工程と、
を含む、方法。
【請求項21】
請求項20に記載の方法において、
前記第1のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンをその現在の状態に維持する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項22】
請求項21に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、活性である、方法。
【請求項23】
請求項21に記載の方法において、
前記第1のゾーンの現在の状態が、不活性である、方法。
【請求項24】
請求項20に記載の方法において、
前記第1のゾーンが不活性状態に設定されている場合に、
前記第1のゾーンを集積状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項25】
請求項20に記載の方法において、
前記第2のゾーンまたは第3のゾーンが占領されていない場合に、前記第1のゾーンを活性状態に設定する工程、
をさらに含む、方法。
【請求項26】
請求項20に記載の方法において、
前記第3のゾーンが前記第3の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第3の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項27】
請求項20に記載の方法において、
前記第2のゾーンが前記第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第2の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項28】
請求項20に記載の方法において、
前記第1のゾーンが前記第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程は、前記第1の物品が、所定の長さの時間にわたり、所定の場所に存在しているかどうかを判断する工程を含む、方法。
【請求項29】
物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーンおよび第2のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にある、方法において、
a.物品が前記第1のゾーンの所定の場所にあるかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンがクラウディング状態にあるかどうかを判断する工程と、
c.前記第1のゾーンが少なくとも所定の長さの時間にわたり集積状態にあったかどうかを判断する工程と、
d.物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあり、前記第2のゾーンがクラウディング状態にあり、前記第1のゾーンが少なくとも所定の長さの時間にわたり集積状態にあった場合に、以下の、
i.第1の所定の長さの時間にわたり前記第1のゾーンを活性化する工程、および、
ii.前記第1のゾーンを不活性化する工程、
を行う工程と、
を含む、方法。
【請求項30】
請求項29に記載の方法において、
前記第1のゾーンを不活性化する工程は、第2の所定の長さの時間にわたり前記第1のゾーンを不活性化する工程を含む、方法。
【請求項31】
請求項29に記載の方法において、
前記第1のゾーンを活性化する工程、および前記第1のゾーンを不活性化する工程は、少なくとも1回繰り返される、方法。
【請求項32】
請求項29に記載の方法において、
前記第1のゾーンを活性化する工程および前記第1のゾーンを不活性化する工程を少なくとも1回実行した後で、物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあるかどうかを再び判断する工程、
を含む、方法。
【請求項33】
請求項32に記載の方法において、
前記第1のゾーンを活性化する工程および前記第1のゾーンを不活性化する工程、ならびに、物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあるかどうかを再び判断する工程は、複数回繰り返される、方法。
【請求項34】
請求項32に記載の方法において、
物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあるかどうかを再び判断する工程の後で物品が前記第1のゾーンの前記所定の場所にあると判断された場合、前記第1のゾーンを活性化する工程および前記第1のゾーンを不活性化する工程を繰り返す工程、
を含む、方法。
【請求項35】
請求項29に記載の方法において、
前記第1のゾーンをクラウディング状態に設定する工程、
を含む、方法。
【請求項36】
物品を運ぶように構成された集積コンベアを制御する方法であって、前記集積コンベアは、複数のゾーンを含み、前記複数のゾーンは、少なくとも第1のゾーン、第2のゾーン、および第3のゾーンを含み、前記第2のゾーンは、前記第1のゾーンの下流にあり、前記第3のゾーンは、前記第1のゾーンの上流にある、方法において、
a.前記第1のゾーンが第1の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第1のゾーンが活性状態にあるかどうかを判断する工程と、
c.前記第2のゾーンが第2の物品によって占領されているかどうかを判断する工程と、
d.前記第2のゾーンが活性状態にあるかどうかを判断する工程と、
e.第3の物品が少なくとも第1の所定の長さの時間にわたり前記第3のゾーンの第3の所定の場所にあったかどうかを判断する工程と、
f.前記第1のゾーンが占領されており、前記第1のゾーンが活性状態にあり、前記第2の物品が占領されておらず、前記第2のゾーンが活性状態にあり、前記第3の物品が少なくとも前記第1の所定の長さの時間にわたり前記第3のゾーンの前記第3の所定の場所にあった場合に、前記第2のゾーンの状態に基づいて前記第3のゾーンを制御する工程と、
を含む、方法。
【請求項37】
請求項36に記載の方法において、
前記第2のゾーンの状態に基づいて前記第3のゾーンを制御している間に、
a.前記第2のゾーンが占領されているかどうかを判断する工程と、
b.前記第2のゾーンが活性状態にあるかどうかを判断する工程と、
c.前記第3のゾーンが少なくとも第2の所定の長さの時間にわたり占領されているかどうかを判断する工程と、
d.前記第2の物品が占領されておらず、前記第2のゾーンが活性状態にあり、前記第3のゾーンが少なくとも前記第2の所定の長さの時間にわたり占領されている場合、前記第2のゾーンの状態に基づいて前記第3のゾーンを制御することを中止する工程と、
をさらに含む、方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図7E】
【図7F】
【図7G】
【図7H】
【図7I】
【図7J】
【図7K】
【図7L】
【図7M】
【図7N】
【図7O】
【図7P】
【図7Q】
【図7R】
【図7S】
【図7T】
【図7U】
【図7V】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9A】
【図9B】
【図9C】
【図9D】
【図9E】
【図9F】
【図9G】
【図9H】
【図9I】
【図9J】
【図9K】
【図9L】
【図10A】
【図10B】
【図10C】
【図11A】
【図11B】
【図11C】
【図11D】
【図11E】
【図11F】
【図11G】
【図11H】
【図11I】
【図12A】
【図12B】
【図12C】
【図13A】
【図13B】
【図13C】
【図13D】
【図13E】
【図13F】
【図13G】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図7E】
【図7F】
【図7G】
【図7H】
【図7I】
【図7J】
【図7K】
【図7L】
【図7M】
【図7N】
【図7O】
【図7P】
【図7Q】
【図7R】
【図7S】
【図7T】
【図7U】
【図7V】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9A】
【図9B】
【図9C】
【図9D】
【図9E】
【図9F】
【図9G】
【図9H】
【図9I】
【図9J】
【図9K】
【図9L】
【図10A】
【図10B】
【図10C】
【図11A】
【図11B】
【図11C】
【図11D】
【図11E】
【図11F】
【図11G】
【図11H】
【図11I】
【図12A】
【図12B】
【図12C】
【図13A】
【図13B】
【図13C】
【図13D】
【図13E】
【図13F】
【図13G】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【公表番号】特表2012−520816(P2012−520816A)
【公表日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−500995(P2012−500995)
【出願日】平成22年3月19日(2010.3.19)
【国際出願番号】PCT/US2010/027983
【国際公開番号】WO2010/108097
【国際公開日】平成22年9月23日(2010.9.23)
【出願人】(512002460)インテリグレイテッド・ヘッドクォーターズ・エルエルシー (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年3月19日(2010.3.19)
【国際出願番号】PCT/US2010/027983
【国際公開番号】WO2010/108097
【国際公開日】平成22年9月23日(2010.9.23)
【出願人】(512002460)インテリグレイテッド・ヘッドクォーターズ・エルエルシー (1)
【Fターム(参考)】
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