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タイマー装置
説明

タイマー装置

【課題】間計測中にユーザーを楽しませることができるタイマー装置を提供する。
【解決手段】本発明は、スタートスイッチ8が押されてからの時間を計測するタイマー67と、タイマー67により測定された時間が所定の時間経過するとそのことを報知する報知手段69とを備えたタイマー装置である。頭部11及び腕部12及び脚部13を有する本体部1と、前記本体部1に設けられて頭部11及び腕部12及び脚部13を駆動させる駆動部2と、前記駆動部2を制御する制御部6とを備える。制御部6は、前記駆動部2の複数の動作パターンが記憶された動作パターン記憶部62と、前記複数の動作パターンのうちから選択された動作パターンに基づいて前記駆動部2を制御する駆動制御部65と、前記スタートスイッチ8が押されることで前記駆動制御部65の制御を開始させる制御開始部61とを有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイマー装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、スタートスイッチが押されてからの時間を計測するタイマーと、このタイマーの測定時間が所定の時間経過するとそのことを報知する報知手段とを備えたタイマー装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
この種のタイマー装置は、ユーザーがスタートスイッチを押すことで時間の計測を開始し、一定時間経過後に、時間が経過したことを報知するものである。従来のタイマー装置は、スタートスイッチが押されてから時間の計測が開始されるが、タイマー作動中は単にタイマーの表示が数字でなされるだけである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−329784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら上記タイマー装置は、ユーザーがスタートスイッチを押してからも、単に時間の表示を数字で行なうに過ぎなかったので、ユーザーを退屈させてしまい楽しませることができなかった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、時間計測中にユーザーを楽しませることができるタイマー装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のタイマー装置は、スタートスイッチが押されてからの時間を計測するタイマーと、前記タイマーにより測定された時間が所定の時間経過するとそのことを報知する報知手段とを備えたタイマー装置であって、頭部及び腕部及び脚部を有する本体部と、前記本体部に設けられて頭部及び腕部及び脚部のうちのいずれか又は全部を駆動させる駆動部と、前記駆動部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記駆動部の複数の動作パターンが記憶された動作パターン記憶部と、前記複数の動作パターンのうちから選択された動作パターンに基づいて前記駆動部を制御する駆動制御部と、前記スタートスイッチが押されることで前記駆動制御部の制御を開始させる制御開始部とを有していることを特徴とする。
【0008】
またこのタイマー装置において、前記制御部は、動作パターン記憶部に記憶された動作パターンをランダムに選択するランダム選択部をさらに備え、前記ランダム選択部により選択された動作パターンに基づいて前記駆動制御部が駆動制御を行なうことが好ましい。
【0009】
またこのタイマー装置において、前記制御部及び前記駆動部に電力を供給する電池セルをさらに備え、前記制御部は、前記スタートスイッチの押圧時間を計測する押圧時間計測部をさらに備え、前記駆動制御部は、前記電池セルの電気残量値と、前記押圧時間計測部による測定値とに基づいて任意の値を算出し、この任意の値に関連付けられた動作パターンを動作パターン記憶部から取得し、これに基づいて駆動部を制御するものであることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明のタイマー装置によれば、時間計測中にユーザーを楽しませることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本実施形態の斜視図であり(a)は頭部及び脚部及び腕部が出た状態を示し(b)は頭部及び脚部及び腕部が収納された状態を示す。
【図2】本実施形態のタイマー装置の胴体部及び腕部を省略した斜視図である。
【図3】本実施形態のタイマー装置の胴体部及び腕部を省略した斜視図である。
【図4】本実施形態のタイマー装置の胴体部及び腕部を省略した背方から見た断面図である。
【図5】本実施形態のタイマー装置の胴体部及び腕部を省略した側方からみた断面図である。
【図6】本実施形態のタイマー装置の胴体部及び腕部を省略した分解斜視図である。
【図7】図1(b)におけるA−A線断面図である
【図8】本実施形態の制御部の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
【0013】
本実施形態のタイマー装置は、図1に示されるように、人型ロボットの形状をしたタイマー装置である。このタイマー装置は、頭部11及び腕部12及び脚部13を有する本体部1と、この本体部1に設けられた駆動部2と、駆動部2の動力を頭部11及び腕部12及び脚部13に伝達する駆動機構部3と、駆動部2の制御を行なう制御部6とを備えている。本実施形態のタイマー装置は、タイマー作動中に、頭部11及び腕部12及び脚部13を駆動させることで、ユーザーを楽しませるものである。
【0014】
本体部1は、図1に示されるように、胴体部14と、胴体部14の上端部に回動自在に連結された腕部12と、胴体部14の下端部に収納自在に設けられた脚部13と、胴体部14の上端部に収納自在に設けられた頭部11とを備えている。
【0015】
腕部12は、断面円弧形状をした板状の部材により構成されている。腕部12は、裏側の上端部に、後述の第2の機構部5の腕連結部411に連結するための接続部121を有している。腕部12は、その接続部121よりも上方に、胴体部14に回動自在に連結するための枢支部122を有している。
【0016】
脚部13は、図2等に示されるように、略逆U字状に形成されている。脚部13は、その下端に、床等の載置面に載置される足部131を備えている。足部131は、半円弧状で且つこの円弧部分が外側に臨むよう配置された底面部132と、底面部132の半円弧部分から上方に向けて突設された側面部133とを備え、カップを半割りしたような形状となっている。
【0017】
頭部11は、図6等に示されるように、略箱状に形成された顔部111と、この顔部111の下端部から下方に向けて突設された下方突設部112とを備えている。頭部11は、この下方突設部112が、後述の第1の機構部4の第2の連結体44に接続されると共に胴体部14の上面部141に軸支部18を介して枢支される。顔部111は、正面の上下方向の中央に、左右方向に離間した眼部113が設けられている。本実施形態の眼部113には、LED(図示せず)が埋設されている。このLEDは制御部6に電気的に接続される。
【0018】
胴体部14は、本体部1の外郭の大部分を占める部分である。胴体部14は、図1に示されるように、上面部141と、この上面部141の前後の両縁部から下方に向けて突設された外側部142とを備えている。外側部142は、水平断面で略半円弧状に形成されている。胴体部14は、この外側部142の左右方向両端に位置する腕部収納部15と、外側部142の下端部に位置する脚部収納部16と、上面部141に凹没するよう設けられた頭部収納部17とを備えている。胴体部14は、腕部収納部15の上端部分に、腕部12を回動自在に支持する枢支部122が設けられている。胴体部14は、図2に示されるように、上面部141の裏側に、頭部11の下方突設部112を回動自在に軸支する軸支部18が設けられている。軸支部18は、軸と軸受け部とにより構成されているが、軸受け部の図示は省略している。
【0019】
胴体部14は、腕部収納部15に腕部12が収容され、脚部収納部16に脚部13が収容され、頭部収納部17に頭部11が収容されると、外側部142と腕部12との外面が略面一状に位置し、外側部142と脚部13の側面部133とが略面一状に位置し、上面部141と頭部11の背面部分とが略面一状に位置する。これにより本体部1は、図1(b)に示されるように、頭部11及び腕部12及び脚部13が収容されると、逆円錐台形状を形成する。言い換えると本体部1は、各部を収納した状態では、所定の形状を形成する。
【0020】
本体部1は、内部に駆動部2と駆動機構部3とを有している。駆動部2は、2つのモータ(第1のモータ21と第2のモータ22)により構成されている。駆動部2は、本体部1内に設けられた電池セル81から、制御部6を介して電力の供給を受ける。
【0021】
第1のモータ21は、脚部13及び頭部11を駆動する。第1のモータ21は、図2に示されるように、脚部13の上端部に固定されている。第1のモータ21は、後方に回転軸が臨むよう脚部13に固定されている。第1のモータ21は、胴体部14内に位置するよう配置されており、外部に露出しない。
【0022】
第2のモータ22は腕部12を駆動する。第2のモータ22は、図3に示されるように、胴体部14の内側面に、基台23を介して固定されており、脚部13とは独立して固定されている。第2のモータ22は、上方に回転軸が臨むよう固定されている。第2のモータ22は、胴体部14内に収容配置されており、外部に露出しない。
【0023】
駆動機構部3は、脚部13及び頭部11を連携して駆動する機構である第1の機構部4と、腕部12を駆動する機構である第2の機構部5とを備えている。第1の機構部4は、第1のモータ21を駆動源とする。また第2の機構部5は、第2のモータ22を駆動源とする。
【0024】
第1の機構部4は、図2に示されるように、第1のモータ21に固定された作動杆41を有している。作動杆41は、第一端に第1のモータ21の回転軸に固定される連結部411を有し、第二端に後方に突出する突起部412を有している。作動杆41は、突起部412が、胴体部14の内周面に設けられたスライド溝(図示せず)に、スライド自在に且つ回動自在に嵌め込まれている。作動杆41は、第1のモータ21が回転すると、連結部411を中心として回動する。これにより作動杆41は、突起部412を支点として、脚部13を胴体部14内側(上方)に向けて移動させる。また第1のモータ21が反対に回転すると、連結部411を中心として反対側に回転する。これにより作動杆41は、突起部412を支点として、脚部13を胴体部14内側から外側(下方)に向けて移動させる。
【0025】
第1の機構部4は、図5に示されるように、脚部13の上端部に設けられた一対の溝部42と、下端部がこの溝部42に沿ってスライド自在に連結された側面視クランク状の第1の連結体43と、下端部が第1の連結体43の上端に回動自在に連結され且つ上端が胴体部14の上面部141の裏側の軸支部18に軸支された第2の連結体44とを備えている。
【0026】
第1の連結体43は、その下端に、溝部42内に突出した連結軸431を有している。第1の連結体43は、脚部13が胴体部14の外側に位置する状態では、連結軸431が溝部42の上端に位置する(図5の状態)。また第1の連結体43は、脚部13が胴体部14内側に収容されると(つまり脚部13が上方に移動すると)、連結軸431が、溝部42に沿って当該溝部42に対し相対的に下方に移動する。なお連結軸431は、溝部42内をスライド移動するときは、胴体部14に対しては上下方向に移動しない。脚部13が上方に移動すると、第1の連結体43は、連結軸431が溝部42の下端にまで移動し、その後、さらに脚部13の移動が継続することで、溝部42の下端により上方に押し上げられる。これにより第1の連結体43は、脚部13の上方への駆動に遅れたタイミングで、第2の連結体44を上方に押し上げる。
【0027】
第2の連結体44は、胴体部14の上面部141に設けられた軸支部18に回動自在に取り付けられている。第2の連結体44は、その上端に頭部11の下方突設部112が連結されている。第2の連結体44は、軸支部18を中心として回転すると、その回転に追従するようにして頭部11を回動させる。
【0028】
第2の連結体44は、第1の連結体43に押し上げられると、軸支部18を中心として回動する。第2の連結体44は、回動することで軸支部18に枢支された頭部11を回動し、当該頭部11を胴体部14の頭部収納部17に収納する(図1(b)参照)。
【0029】
第2の機構部5は、図3,6に示されるように、第2のモータ22に連結された円盤部51と、円盤部51に回動自在に連結された第1の腕連結部52及び第2の腕連結部53とを備えている。第1の腕連結部52及び第2の腕連結部53は、第一端に円盤部51に回動自在に連結される円盤取付部54と、第二端に腕部12の接続部121に連結される作動部55とを有している。第1の腕連結部52の円盤取付部54と第2の腕連結部53の円盤取付部54とは、円盤部51の中心に対して、互いに反対側に位置するよう取り付けられている。第1の腕連結部52及び第2の腕連結部53は、正面視クランク状に形成されたクランクロッドにより構成されている。
【0030】
第2のモータ22が回転すると、円盤部51が回転し、それに追従して第1の腕連結部52と第2の腕連結部53とが互いに離れる方向に移動する。これにより、第1の腕連結部52の作動部55と、第2の腕連結部53の作動部55とは、第2のモータ22の中心軸から離れる方向に移動する。また第2のモータ22が逆回転すると、円盤部51が逆回転し、それに追従して第1の腕連結部52と第2の腕連結部53とが近付く方向に移動する。これにより、第1の腕連結部52の作動部55と、第2の腕連結部53の作動部55とは、第2のモータ22の中心軸から近付く方向に移動する。
【0031】
このような構成のタイマー装置は、脚部13及び頭部11を、胴体部14から外方に突出した状態で、第1のモータ21が回転すると、脚部13を胴体部14に収納し始める。その後、脚部13の駆動の途中で、当該脚部13の上方への移動に追従するよう、第1の連結体43及び第2の連結体44が移動し、これにより頭部11が胴体部14の頭部収納部17に向けて駆動し始め、これにより脚部13及び頭部11が、胴体部14に収納される(図7参照)。
【0032】
この状態から第1のモータ21が逆回転すると、脚部13が下方に駆動し始める。すると、第1の連結体43及び第2の連結体44が下方に移動し、脚部13の駆動にわずかに遅れたタイミングで、頭部11が起き上がるよう駆動し始める。この後、脚部13が下方に伸びるよう駆動し、頭部11が完全に起き上がる(図5参照)。
【0033】
またタイマー装置は、腕部12が胴体部14の腕部収納部15に収納された状態で、第2のモータ22が回転すると、胴体部14に回動自在に連結された腕部12が、内側から外側に向けて押圧され、これにより腕部12が開放する。第2のモータ22が逆回転すると、腕部12が外側から内側に向けて引き込まれ、これにより腕部12が閉じる(収納される)。
【0034】
本実施形態のタイマー装置は、第1のモータ21及び第2のモータ22をそれぞれ制御する制御部6を備えている。本実施形態の制御部6は、第1のモータ21と第2のモータ22をそれぞれ駆動制御することで、本体部1の頭部11及び脚部13及び腕部12のうちのいずれか又は全部を駆動させる。
【0035】
タイマー装置は、時間計測を開始するスタートスイッチ8を有している。本実施形態のスタートスイッチ8は、図1に示されるように、収納状態にある頭部11と、頭部11の下方に設けられたスイッチング素子(図示せず)とを備えている。本実施形態のスタートスイッチ8は、収納状態の頭部11を上方から押圧すると、当該頭部11を介してスイッチング素子をONできるよう構成されている。
【0036】
制御部6は、マイクロプロセッサを主構成要素とする制御回路により構成される。制御部6は、本体内に収容されている。制御部6は、図8に示されるように、スタートスイッチ8からの信号が入力される制御開始部61と、第1のモータ21と第2のモータ22との駆動パターンが複数記憶された動作パターン記憶部62と、動作パターンをランダムに選択するランダム選択部63と、選択された動作パターンを動作パターン記憶部62から取得するパターン取得部64と、取得された動作パターンに基づいて駆動部2を制御する駆動制御部65とを備えている。また制御部6は、スタートスイッチ8の押圧時間を計測する押圧時間計測部66をさらに備えている。また制御部6は、スタートスイッチ8がONされると時間計測を開始するタイマー67と、報知制御部68とを備えている。
【0037】
動作パターン記憶部62は、第1のモータ21と第2のモータ22との回転・逆回転の組み合わせや駆動時間の組み合わせからなる動作パターンを複数記憶している。言い換えると、動作パターン記憶部62は、駆動部2の複数の動作パターンを記憶している。動作パターン記憶部62は、それぞれの動作パターンに一つのアドレスが割り当てられ、予めこれらを関連付けた状態で記憶している。つまり動作パターン記憶部62は、第1の動作パターンと第1のアドレスが関連付けて記憶され、第2の動作パターンと第2のアドレスが関連付けて記憶され、以下同様にして、多数記憶している。
【0038】
動作パターンは、例えば、腕部12だけを細かく開閉させる動作や、脚部13を途中まで移動させ、頭部11は駆動しない動作や、腕部12と脚部13と頭部11とを出した状態から頭部11だけを収納させる動作など、一つの動作を一パターンとする。この一パターンが多数形成されている。
【0039】
ランダム選択部63は、動作パターン記憶部62に記憶された動作パターンのうちから動作させる動作パターンをランダムに選択する。ランダム選択部63は、複数のアドレス情報のうちから、いくつかのアドレスを選択し、そのアドレスのデータをパターン取得部64に出力する。
【0040】
ランダム選択部63は、乱数を発生させて、これに基づいてランダムにアドレスを取得してもよいし、擬似乱数を生成して、これに基づいてランダムにアドレスを取得してもよい。本実施形態のランダム選択部63は、スタートスイッチ8の押圧時間と、電池セル81の電池残量とから擬似乱数を生成している。
【0041】
制御部6は、スタートスイッチ8の押圧時間を計測する押圧時間計測部66と、電池セル81の電池残量を検知する電池残量検知部70と、押圧時間計測部66による計測値と電池残量検知部70の測定値とから擬似乱数を算出する擬似乱数生成部71とを備えている。電池残量検知部70は、例えば電圧計により構成されている。
【0042】
押圧時間計測部66は、スタートスイッチ8の押圧時間を計測すると、その計測値を擬似乱数生成部71に出力する。また電池残量検知部70は、電池セル81の電池の残量を検知すると、その検知値を擬似乱数生成部71に出力する。擬似乱数生成部71は、これらの測定値及び検知値が入力されると、所定の計算式により擬似乱数を算出し、このデータをランダム選択部63に出力する。
【0043】
ランダム選択部63は、擬似乱数生成部71からデータを取得すると、この乱数に基づいて複数のアドレスデータを生成する。ランダム選択部63は、この生成した複数のアドレスデータを、パターン取得部64に出力する。
【0044】
パターン取得部64は、ランダム選択部63から複数のアドレスデータが入力されると、これに基づいて動作パターン記憶部62から複数の動作パターンを取得する。パターン取得部64は、動作パターン記憶部62から取得した複数の動作パターンのデータを駆動制御部65に出力する。
【0045】
駆動制御部65は、パターン取得部64から複数の動作パターンのデータが入力されると、これらを組み合わせ、この情報に基づき、第1のモータ21と第2のモータ22とを制御する。駆動制御部65は、パターン取得部64から入力された複数の動作パターンを組み合わせるに当たり、単に取得順に時系列的に並べるだけでもよいし、順番を任意に組み替えてもよい。
【0046】
制御部6は、スタートスイッチ8が押されると、時間の計測を開始するタイマー67を備えている。タイマー67は、この計測値を報知制御部68と駆動制御部65に出力する。
【0047】
報知制御部68は、報知手段69を制御する。報知制御部68は、タイマー67の計測値が入力されると、その計測値が、ユーザーにより設定された設定値(以下、単に設定値という)を超えたか否かを判断する。報知制御部68は、タイマー67の計測値が設定値を超えると、報知手段69を駆動し報知させるよう制御する。なお、設定値は、ユーザーがタイマー時間設定手段により任意に設定したものでもよいし、予め定められた時間(例えば、3分間)であってもよい。
【0048】
報知手段69は、例えば、音声や音楽を発するスピーカにより構成されている。また報知手段69として、スピーカではなく、光により時間経過を報知するLEDが取り付けられていてもよい。また報知手段69は、駆動制御部65と連携して、時間経過を動作により報知するものであってもよい。
【0049】
なお駆動制御部65は、タイマー67から測定値が入力されると、その測定値が設定値を超えたか否かを判断する。駆動制御部65は、タイマー67の測定値が設定値を超えると、駆動部2の駆動を停止するよう制御する。
【0050】
このような構成のタイマー装置は、ユーザーによりスタートスイッチ8が押圧されると、スタートスイッチ8のスイッチング素子は、電気的な信号を押圧時間計測部66と制御開始部61とタイマー67とに出力する。押圧時間計測部66は、スタートスイッチ8からの信号が入力されると、その電気的な信号から押圧時間を計測する。
【0051】
押圧時間計測部66は、その測定値を擬似乱数生成部71に出力する。擬似乱数生成部71は、押圧時間計測部66から測定値が入力され、電池残量検知部70から検知値が入力されると、擬似乱数を生成し、これをランダム選択部63に出力する。ランダム選択部63は、擬似乱数生成部71から入力されたデータに基づいてアドレスを生成し、これをパターン取得部64に出力する。
【0052】
パターン取得部64は、ランダム選択部63から入力されたデータに基づいて動作パターン記憶部62から複数の動作パターンを取得する。パターン取得部64は、取得した複数の動作パターンを駆動制御部65に出力する。
【0053】
駆動制御部65は、制御開始部61からデータが入力され且つパターン取得部64からデータが入力されると、パターン取得部64から入力された複数の動作パターンのデータに基づいて駆動部2の制御を行なう。
【0054】
一方、スタートスイッチ8から信号を受けたタイマー67は、時間計測を開始し、この計測値を駆動制御部65と報知制御部68とに出力する。報知制御部68は、タイマー67の計測値に基づいて報知手段69を制御する。また駆動制御部65は、タイマー67の計測値に基づいて、駆動部2の停止を実行する。
【0055】
このように本実施形態のタイマー装置は、スタートスイッチ8が押されてから、腕部12及び頭部11及び脚部13をさまざまな動作パターンで駆動させるため、スタートスイッチ8が押されてから報知手段69による報知が行なわれる間、ユーザーを視覚的に楽しませることができる。
【0056】
また、本実施形態のタイマー装置は、動作パターンが、複数のうちからランダムに選択されるため、スタートスイッチ8を押す度に異なる動作パターンで、腕部12及び頭部11及び脚部13を駆動させることができる。これにより、ユーザーをより退屈させることなく楽しませることができる。
【0057】
しかも本実施形態のタイマー装置は、一の動作パターンを組み合わせて、駆動部2を駆動させるものであるため、スタートスイッチ8が押されてから報知手段69による報知が行なわれる間の動作としては、ほぼ再現性のないようなパターンを形成できる。これにより、ユーザーに飽きがこないようにすることができる。
【0058】
なお本実施形態のタイマー装置は、ランダム選択部63が、擬似乱数を発生させて、これに基づいてランダムに動作パターンを取得するものであったが、電池残量検知部70により検知された電池残量値と、タイマー時間の設定値とを用いて、その電池残量でも設定時間内に動作し続けることが可能な動作パターンを選択するよう構成することも可能である。
【0059】
つまり、動作パターン記憶部62に、動作パターンとその動作により消費する電力値とを予め対応させて記憶しておく。そして、パターン取得部64が、電池残量検知部70から入力された情報と、動作パターン記憶部62に記憶された電力値とに基づいて、動作パターンを取得すればよい。
【0060】
また、電池残量検知部70に基づいて、動作可能な範囲の電力値を決定し、その範囲にある電力値に対応する複数の動作パターンの中から、ランダムに動作パターンを取得してもよい。
【0061】
なお、本実施形態のタイマー装置は、脚部13と頭部11とが連携した構成となっていたが、本発明のタイマー装置は、各部に対応するモータが設けられてもよい。すなわち、頭部11と脚部13と腕部12とは、各個独立して駆動するものであってもよい。
【符号の説明】
【0062】
1 本体部
11 頭部
111 顔部
12 腕部
13 脚部
131 足部
14 胴体部
15 腕部収容部
16 脚部収容部
17 頭部収容部
2 駆動部
21 第1のモータ
22 第2のモータ
3 駆動機構部
4 第1の機構部
5 第2の機構部
6 制御部
61 制御開始部
62 動作パターン記憶部
63 ランダム選択部
64 パターン取得部
65 駆動制御部
66 押圧時間計測部
67 タイマー
68 報知制御部
69 報知手段
70 電池残量検知部
71 擬似乱数生成部
8 スタートスイッチ
81 電池セル


【特許請求の範囲】
【請求項1】
スタートスイッチが押されてからの時間を計測するタイマーと、
前記タイマーにより測定された時間が所定の時間経過するとそのことを報知する報知手段と
を備えたタイマー装置であって、
頭部及び腕部及び脚部を有する本体部と、
前記本体部に設けられて頭部及び腕部及び脚部のうちのいずれか又は全部を駆動させる駆動部と、
前記駆動部を制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、
前記駆動部の複数の動作パターンが記憶された動作パターン記憶部と、
前記複数の動作パターンのうちから選択された動作パターンに基づいて前記駆動部を制御する駆動制御部と、
前記スタートスイッチが押されることで前記駆動制御部の制御を開始させる制御開始部と
を有している
ことを特徴とするタイマー装置。
【請求項2】
前記制御部は、動作パターン記憶部に記憶された動作パターンをランダムに選択するランダム選択部をさらに備え、
前記ランダム選択部により選択された動作パターンに基づいて前記駆動制御部が駆動制御を行なう
ことを特徴とする請求項1記載のタイマー装置。
【請求項3】
前記制御部及び前記駆動部に電力を供給する電池セルをさらに備え、
前記制御部は、前記スタートスイッチの押圧時間を計測する押圧時間計測部をさらに備え、
前記駆動制御部は、前記電池セルの電気残量値と、前記押圧時間計測部による測定値とに基づいて任意の値を算出し、この任意の値に関連付けられた動作パターンを動作パターン記憶部から取得し、これに基づいて駆動部を制御するものである
ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のタイマー装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−56116(P2013−56116A)
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−197504(P2011−197504)
【出願日】平成23年9月9日(2011.9.9)
【出願人】(500433373)ヴイストン株式会社 (2)
【Fターム(参考)】