説明

タッチスクリーンを備える携帯端末機のユーザインターフェース装置及びその方法

【課題】タッチスクリーンを備える携帯端末機のユーザインターフェース装置及びその方法を提供する。
【解決手段】特定の機能に係るUI構成要素(UI element)を一つ以上含むツールバーが表示される第2領域と、UI構成要素がドラッグされて位置し、UI構成要素に該当する機能が活性化される第1領域と、を備えるタッチスクリーン、及びUI構成要素が第1領域にドラッグされると当該UI構成要素に対応する機能を活性化させる制御部を含む。すなわち携帯端末機は、タッチスクリーンに表示される待ち受け画面の一側面に複数のアイコンが配列されたツールバー(tool-bar)を提供し、前記アイコンがドラッグされて表示部の主画面に位置すると当該機能が活性化される。従って、当該機能をすぐに活性化させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチスクリーンを備える携帯端末機のユーザインターフェース装置及びその方法に関する。より詳細には、本発明の携帯端末機は、タッチスクリーンに表示される待ち受け画面の一側面に複数のアイコンが配列されたツールバー(tool-bar)を提供し、前記アイコンがドラッグされて表示部の主画面に位置すると当該機能が活性されることを特徴とする。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯端末機は、電子手帳機能、ゲーム機能、スケジュール管理機能等の多様な付加サービスを提供できるようにするマルチメディア機器へと発展する傾向にある。上記のように、携帯端末機が多様な付加機能を提供するにつれて、多様な種類の付加機能をより便利に管理及び利用できるユーザインターフェースは必須になる。そのため、ユーザがより便利に付加機能を利用できるようにする様々な方法が提案されているが、特に、タッチスクリーンを用いた方法が注目されている。タッチスクリーンとは、ユーザが指やボールペンの形をしたタッチペンを用いてスクリーンを直接タッチすると、携帯端末機が接触のあった部分を認知し、命令が実行されたりカーソルの位置を移動するように設計されたディスプレイ装置をいう。前記タッチスクリーンが作動する原理は、スクリーンの表面に加えられる圧力に反応する感圧式、喪失された電荷を感知して接触がある部分を把握する静電式、及び赤外線が遮断されることを感知して接触位置を把握する赤外線式等様々である。
【0003】
従って、多くの製造会社のタッチスクリーンに対する関心が高まっており、より便利なユーザインターフェースを提供するための研究も盛んに行なわれている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、タッチスクリーンを備える携帯端末機において、上記のように、より便利なユーザインターフェースを提供し、ユーザの便利性を向上させるようにする。そのため、本発明の実施形態に係る携帯端末機は、タッチスクリーンを備え、タッチスクリーンの所定位置に存在するが、好ましくは、タッチスクリーンの一側面にアイコンが連続的に並べられたツールバー(tool-bar)を提供することができる。ユーザは、前記ツールバーに含まれたアイコン中のいずれかを主画面にドラッグして位置させると当該アイコンに対応する機能が活性化される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような目的を達成するための本発明の携帯端末機のユーザインターフェース装置は、特定の機能に係るUI構成要素(UIelement)であるアイコンがドラッグされて位置し、アイコンに該当する機能が活性化され、主領域である第1領域と、携帯端末機に搭載されている機能のうち、ユーザが選択した機能に対応するアイコンを含むツールバーが表示され、第1領域の一側面に位置する第2領域と、アイコンに対応する機能を表示する第3領域と、を備えるタッチスクリーン、及びツールバーに登録可能な機能リストを検索して表示し、選択された機能に該当するアイコンとアイコンが活性化される機能とをマッチさせた設定情報ファイルを生成するツールバー管理部と、アイコンが第1領域にドラッグされると当該アイコンに対応する機能を活性化させるツールバー駆動部と、を備え、アイコンが第1領域にドラッグされると当該アイコンに対応する機能を活性化させ、設定情報ファイルを検索して当該機能を確認し、第3領域に確認された機能を表示する制御部を含み、ツールバーは、ユーザが選択した機能に対応するアイコンのうち、一列もしくは一行のいずれか一方向で表示できる数のアイコンのみをいずれか一方向で表示し、ツールバー管理部は、第1領域にドラックされたアイコンをツールバーから消去し、ツールバーに表示されるアイコンが再配列され、ユーザが選択した機能に対応するアイコンのうち、先にツールバーに表示されなかったアイコンを、ツールバーの空いた領域に表示することを特徴とする。
【0006】
また、上記のような目的を達成するための本発明の携帯端末機のユーザインターフェース方法は、ツールバーメニューモードに進入するステップ、ツールバーメニューモード進入時、携帯端末機に搭載されている機能のうち、ユーザが選択した機能に対応するアイコンを含むツールバーを、主領域である第1領域に表示するステップ、新規機能がツールバーに登録されると、該当する特定のUI構成要素であるアイコンと対応する機能とをマッチさせた設定情報ファイルを生成して格納するステップ、第1領域に表示された表示子がタッチされると、アイコンの中で、ツールバーに一列もしくは一行のいずれか一方向で表示できる数のアイコンのみをいずれか一方向で表示するツールバーを、第1領域の一側面に位置する第2領域に表示するステップ、特定のアイコンが前記第2領域からドラッグされて前記第1領域に位置すると、設定情報ファイルを検索して当該機能を確認し、確認された機能を第3領域に表示するステップ、確認された機能が活性化されるステップ、特定のアイコンをツールバーから消去するステップ、ツールバーに表示されるアイコンが再配列されるステップ、及びユーザが選択した機能に対応するアイコンの中で、先にツールバーに表示されなかったアイコンを、ツールバーの空いた領域に表示するステップを含むことを特徴とする。この場合、特定機能に係るUI構成要素はアイコンであってもよい。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るツールバーメニューモードを備える携帯端末機を使用する場合、ユーザは、よく使用する機能をツールバーに表示されるように設定し、前記ツールバーに表示されたアイコン中の特定のアイコンをドラッグして主画面に位置させると当該機能をすぐに活性化させることができるという利点がある。
【0008】
また、本発明に係るツールバーメニューモードのツールバーは、それ自体で待ち受け画面のデコレーション機能があり、ユーザはより多様にユーザインターフェースを活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1a】本発明の実施形態に係る携帯端末機が、タッチスクリーンの一側面に携帯端末機の機能実行に係るツールバー(tool-bar)を提供するツールバーメニューモードの例を示す図面。
【図1b】図1aに示すツールバーメニューモードにおいて、携帯端末機のタッチスクリーンに表示されるアイコン110、ツールバー120、表示子150、及びサブメニュー160a乃至160dが実際にタッチスクリーンに表示される実施形態を示す図面。
【図2a】本発明の他の実施形態に係る携帯端末機のタッチスクリーンの一般メニューモードの画面構成の例を示す図面。
【図2b】図2aに示す一般メニューモードにおいて、携帯端末機のタッチスクリーンに表示されるアイコン及びサブメニューが実際にタッチスクリーンに表示される実施形態を示す図面。
【図3】本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードを備えた携帯端末機の内部構造図。
【図4】本発明の実施形態に係る携帯端末機制御部370に含まれたツールバー駆動部370bの詳細構造を示す構造図。
【図5】本発明の実施形態に係るツールバー120にユーザの設定によって特定のメニューを登録するための登録画面を示す図面。
【図6a】ツールバーメニューモードにおいて、表示子610、620を用いてツールバー120を表示又は除去する実施形態を示す図面。
【図6b】ツールバーメニューモードにおいて、表示子610、620を用いてツールバー120を表示又は除去する実施形態を示す図面。
【図6c】本発明の実施形態に係る携帯端末機が回転する場合、これに連動し、タッチスクリーンに表示されるツールバー又はツールバーに含まれたアイコンが同時に回転して表示される実施形態を示す図面。
【図6d】本発明の実施形態に係る携帯端末機が回転する場合、これに連動し、タッチスクリーンに表示されるツールバー又はツールバーに含まれたアイコンが同時に回転して表示される実施形態を示す図面。
【図6e】本発明の実施形態に係るツールバー120に含まれた特定のアイコンがドラッグされて前記ツールバー120から離脱した場合、前記ツールバー120に表示されるアイコンが再配列されて表示される実施形態を示す図面。
【図6f】本発明の実施形態に係るツールバー120に含まれた特定のアイコンがドラッグされて前記ツールバー120から離脱した場合、前記ツールバー120に表示されるアイコンが再配列されて表示される実施形態を示す図面。
【図6g】本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードにおいて、第1領域で活性化された機能画面がドラッグされてツールバー120に挿入される場合、前記ツールバー120に表示されたアイコンが再配列されて表示される実施形態を示す図面。
【図6h】本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードにおいて、第1領域で活性化された機能画面がドラッグされてツールバー120に挿入される場合、前記ツールバー120に表示されたアイコンが再配列されて表示される実施形態を示す図面。
【図7】本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120がタッチスクリーン360に表示された場合、ツールバー120に含まれた特定のアイコン110にタッチが感知された場合、当該アイコンの機能を説明する実施形態を示す図面。
【図8a】本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれた複数のアイコン110が重なって第1領域130に位置し、複数の機能が活性化される場合、重なった機能画面が表示される実施形態を示す図面。
【図8b】本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれた複数のアイコン110が重なって第1領域130に位置し、複数の機能が活性化される場合、重なった機能画面が表示される実施形態を示す図面。
【図9】本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードにおいて、第1領域130に複数の機能画面が重なった場合、重なった機能画面中の特定の機能画面をタッチすると、前記タッチされたメニュー画面が最上段に表示される実施形態を示す図面。
【図10a】本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードにおいて、第1領域130に特定の機能が活性化された場合、第1領域130をズーム(zoom)機能を用いて部分的に拡大する実施形態を示す図面。
【図10b】本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードにおいて、第1領域130に特定の機能が活性化された場合、第1領域130をズーム(zoom)機能を用いて部分的に拡大する実施形態を示す図面。
【図10c】本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードにおいて、第1領域130に特定の機能が活性化された場合、第1領域130をズーム(zoom)機能を用いて部分的に拡大する実施形態を示す図面。
【図11】ツールバーメニューモードにおいて、表示されるツールバー120にユーザの設定によって新規機能を登録するステップを示すフローチャート。
【図12】ツールバーメニューモードに進入し、ツールバー120がタッチスクリーンに表示され、ツールバーに含まれた特定のアイコンが第1領域に位置した場合、当該機能が実行されるステップを示すフローチャート。
【図13a】ツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれた時計アイコンを第1領域に位置させた場合、前記時計アイコンに対応する機能が活性化される実施形態を示す図面。
【図13b】ツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれた時計アイコンを第1領域に位置させた場合、前記時計アイコンに対応する機能が活性化される実施形態を示す図面。
【図14】図13a及び図13bのツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれた時計アイコンを第1領域に位置させた場合、前記時計アイコンに対応する機能が実行されるステップを示すフローチャート。
【図15a】ツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれた写真アルバムアイコンを第1領域に位置させた場合、前記写真アルバムアイコンに対応する機能が活性化される実施形態を示す図面。
【図15b】ツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれた写真アルバムアイコンを第1領域に位置させた場合、前記写真アルバムアイコンに対応する機能が活性化される実施形態を示す図面。
【図15c】ツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれた写真アルバムアイコンを第1領域に位置させた場合、前記写真アルバムアイコンに対応する機能が活性化される実施形態を示す図面。
【図16】図15a乃至図15cのツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれた写真アルバムアイコンを第1領域に位置させた場合、前記写真アルバムアイコンに対応する機能が活性化されるステップを示すフローチャート。
【図17a】ツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれたTop−3アイコン1710を第1領域に位置させた場合、前記Top−3アイコンに対応する機能が実行される実施形態を示す図面。
【図17b】ツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれたTop−3アイコン1710を第1領域に位置させた場合、前記Top−3アイコンに対応する機能が実行される実施形態を示す図面。
【図17c】ツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれたTop−3アイコン1710を第1領域に位置させた場合、前記Top−3アイコンに対応する機能が実行される実施形態を示す図面。
【図18】図17a乃至図17cのツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれたTop−3アイコンを第1領域に位置させた場合、前記Top−3アイコンに対応する機能が活性化されるステップを示すフローチャート。
【図19a】ツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれたブルートゥースアイコンを第1領域に位置させた場合、前記ブルートゥースアイコンに対応する機能が活性化される実施形態を示す図面。
【図19b】ツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれたブルートゥースアイコンを第1領域に位置させた場合、前記ブルートゥースアイコンに対応する機能が活性化される実施形態を示す図面。
【図19c】ツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれたブルートゥースアイコンを第1領域に位置させた場合、前記ブルートゥースアイコンに対応する機能が活性化される実施形態を示す図面。
【図20】ブルートゥースモードに進入した後、本発明の実施形態によって、ユーザ携帯端末機と選択された周辺装置とのブルートゥース通信が接続されるステップを示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態に係る携帯端末機は、移動通信端末機のみならず個人情報端末機(PersonalDigital Assistant;PDA)、スマートフォン(Smart Phone)、IMT−2000(International Mobile Telecommunication 2000)端末機、UMTS端末機等を含む。また、本発明の実施形態に係る携帯端末機は、表示部の一面にタッチスクリーンを備えることができ、さらに前記携帯端末機は、表示部全面にタッチスクリーンを備える、いわゆる全面タッチスクリーン(full−touchscreen)を備えることもできる。
【0011】
以下、タッチ(touch)とは、携帯端末機のユーザがタッチスクリーン上に指又はタッチペン等の物体を接触する行為を意味する。また、「ドラッグ(drag)」とは、携帯端末機のユーザがタッチスクリーン上にタッチ、すなわち、指又はタッチペン等の物体を接触した状態で指を特定方向に移動する行為を意味する。
【0012】
また、本発明のツールバーメニューモードとは、タッチスクリーンの一側面にアイコンが連続的に並べられたツールバー(tool-bar)を提供し、前記ツールバー(tool-bar)に含まれたアイコン中のいずれかを主画面にドラッグして位置させると当該アイコンに対応する機能が活性化されるメニューモードをいう。
【0013】
また、本発明のTop−3アイコンは、フォンブックに格納された相手中、ユーザが設定した複数の相手に関する情報をタッチスクリーンに同時に表示し、その中からユーザによって選択された相手に直接発信、メール送信、又は画像通話を可能にする。
【0014】
本発明の実施形態に係るツールバー(tool-bar)は、特定の機能に係るUI構成要素(UI element)を一つ以上含むことができる。また、本発明の好ましい実施形態によると前記UI構成要素はアイコンであってもよい。
【0015】
本発明の実施形態に係る活性化アイコンは、前記ツールバーに含まれた特定の機能に係るUI構成要素(上記のように、アイコンであってもよい)中の一部がタッチスクリーンの主画面に位置した場合、当該機能が活性化され、実行される機能を表示するアイコンである。
【0016】
以下、本発明の属する技術分野において、通常の知識を有する者が本発明を容易に実施できるような本発明の好ましい実施形態を、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】
図1aは、本発明の実施形態に係る携帯端末機が、タッチスクリーンの一側面に携帯端末機の機能実行に係るツールバー(tool-bar)を提供するツールバーメニューモードの例を示している。この場合、携帯端末機のタッチスクリーンは、特定の機能が表示できる複数のアイコン110、複数のアイコン110が並べられてユーザが携帯端末機に含まれた特定の機能を便利に利用できるようにするツールバー(tool-bar)120、携帯端末機タッチスクリーンの主領域である第1領域130、ツールバー120が表示される第2領域140、ツールバー120を表示又は除去できる表示子150、及びユーザがよく使用する携帯端末機の機能をワンタッチで実行できるようにする複数のサブメニュー160a乃至160dを含むことができる。
【0018】
アイコン110は、携帯端末機に含まれた特定の機能を絵又は記号で表示したものである。ユーザは、実行しようとする機能の種類をアイコン110によって確認することができる。
【0019】
ツールバー(tool−bar)120は、複数のアイコン110が並べられてユーザが携帯端末機の特定の機能を便利に使用できるようにするユーザインターフェースである。ツールバー120に含まれた複数のアイコン110は、水平又は垂直方向に並べられる。図1aでは、アイコン110が垂直方向に並べられた実施形態を示している。
【0020】
第1領域130は、携帯端末機のタッチスクリーンの主画面であり、ユーザが特定の機能の実行を指示したり又は実行結果を視覚的に確認することができる領域である。第1領域130は、ユーザ設定によって特定のイメージ又は特定の色を表示することができる。本発明の実施形態によると、ツールバー120に含まれた特定のアイコン110が第1領域130に位置すると、第1領域130に位置したアイコン110に対応する携帯端末機の特定の機能が活性化される。
【0021】
第2領域140は、携帯端末機のタッチスクリーンの一側面に位置することができ、ツールバー120が位置する領域である。
【0022】
表示子150は、本発明の実施形態に係るツールバー120を表示又は除去するのに使用され、表示又は除去に対応する方向性を有する。これに関する詳細な実施形態は図6で説明する。
【0023】
サブメニュー160a乃至160bは、ユーザがよく使用する携帯端末機のメニューをワンタッチで実行できるようにする。本発明の実施形態では、直接発信できるダイヤル160a、携帯端末機に格納された電話番号が検索できる電話帳160b、メッセージを送信したり又は受信したメッセージが確認できるメッセージ160c、一般メニューモードに進入(後述する)できるメニュー160dに関するサブメニューを含むことができるが、本発明の他の実施形態では、前記例に挙げたメニュー以外に他のメニューをユーザの設定によって追加又は削除することが可能である。
【0024】
図1bは、図1aに示したツールバーメニューモードにおいて、携帯端末機のタッチスクリーンに表示することができるアイコン110、ツールバー120、表示子150、サブメニュー160a乃至160dが実際にタッチスクリーンに表示される実施形態を示している。
【0025】
図1bに示すように、第2領域140には、複数のアイコン110が垂直方向に並べられたツールバー120が位置することができる。ツールバー120に含まれた複数のアイコン110に該当する携帯端末機の機能は、図1bで確認できるように、曜日及び日付、D−day、写真アルバム、無線インターネットの接続、Top−3機能(後述する)等が含まれる。また、図1bによると、第1領域130には、現在時刻表示機能、地下鉄路線図表示機能が実行されていることが確認できる。
【0026】
従って、ユーザは、ツールバー120に含まれた複数のアイコン110中の特定のアイコンをドラッグして第1領域130に位置させると、前記アイコンに対応する機能を活性化させることができ、より便利に携帯端末機の機能を活用することができる。
【0027】
図2aは、本発明の他の実施形態に係る携帯端末機のタッチスクリーンの一般メニューモードの画面構成の例を示している。この場合、前記携帯端末機のタッチスクリーンは、特定のメニューを表示できる複数のアイコン210乃至260、ユーザがよく使用する携帯端末機のメニューをワンタッチで実行できるようにする複数のサブメニュー270a乃至270dを含むことができる。
【0028】
アイコン210乃至260は、本発明の好ましい実施形態によって、使用頻度の高い複数のメニューから構成され、よく使用するメニューを選択しやすくするユーザインターフェースを提供する。ユーザは、携帯端末機のタッチスクリーンに表示されるアイコンを追加又は削除することができる。図2aに示された図を参照すると、本発明の一実施形態では、カメラ210、アルバム220、ゲーム230、テレビ視聴240、音楽聴取250、環境設定260等に係るアイコンが設定されたことが分かる。
【0029】
サブメニュー270a乃至270bは、上記のように、ユーザがよく使用する携帯端末機のメニューをワンタッチで実行できるようにする。本発明の実施形態では、直接発信できるダイヤル270a、携帯端末機に格納された電話番号が検索できる電話帳270b、メッセージを送信したり又は受信したメッセージが確認できるメッセージ270c、ツールバーメニューモードに切り換えられるモード転換メニュー270dに関するサブメニューを含むことができるが、本発明の他の実施形態では、前記列に挙げたメニュー以外に他のメニューをユーザの設定によって追加又は削除することが可能である。
【0030】
本発明の実施形態では、図2aに示したサブメニュー中のモード転換メニュー270dがタッチされると、タッチスクリーンの主画面が一般メニューモードからツールバーメニューモードに切り換えられる。この時、前記一般メニューモード以前のツールバーメニューモードで活性化された機能が存在する場合、当該機能を新しく切り替えられたツールバーメニューモードで継続して活性化する。
【0031】
図2bは、図2aに示した一般メニューモードにおいて、携帯端末機のタッチスクリーンに表示されるアイコン、サブメニューが実際にタッチスクリーンに表示される実施形態を示している。
【0032】
図2bに示した実施形態によると、携帯端末機タッチスクリーンの主画面は、無線インターネット、カメラ、アルバム、ゲーム、テレビ、音楽、メモ、anycall機能、スケジュール、アラーム及び時刻、辞書、環境設定に関するアイコンが、横3、縦4の形式で構成されている。しかし、発明の他の実施形態によると、前記タッチスクリーンの主画面に表示されるアイコンの種類及び数はユーザが任意に設定することができる。
【0033】
図3は、本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードを備える携帯端末機の内部構造図である。前記携帯端末機は、RF通信部310、ブルートゥース部320、オーディオ処理部330、センサー部340、格納部350、タッチスクリーン360、制御部370を含むことができ、制御部370は、ツールバー管理部370aとツールバー駆動部370bとを含むことができる。
【0034】
RF通信部310は、RF送受信機、デュープレクサー等を含み、RF送受信処理のような通常の移動通信端末としての機能を行う。
【0035】
ブルートゥース部320は、ブルートゥース機能を有する他の機器とのブルートゥース通信を行い、ブルートゥース送信部とブルートゥース受信部とを含む。
【0036】
オーディオ処理部330は、オーディオ信号を出力するマイク部及びスピーカーを含むことができる。
【0037】
センサー部340は、携帯端末機の回転状態を感知するためのものであり、好ましくは地磁気センサーである。地磁気センサーとは、地球磁気の強度及び方向を測定して所定の値として出力する装置である。本発明の実施形態によると、携帯端末機の回転をセンサー部340が感知して出力すると、前記携帯端末機のタッチスクリーンに表示されたツールバー(tool-bar)に含まれたアイコンは、前記携帯端末機の回転に連動し、回転して表示されるようになる。
【0038】
格納部350は、本発明の実施形態に係る端末機の全般の動作に必要なプログラムやデータを格納することができる。
【0039】
タッチスクリーン360は、表示部360a、及び表示部360aに貼り付けられるタッチパネル又はタッチフィルム360bから構成される。なお、タッチスクリーン360には、上述の第1領域130および第2領域120と、後述する第3領域710とが含まれる。タッチスクリーン360は、端末機で生成する各種表示データ、動作状態、及びユーザが入力する文字を画面に表示することができる。また、タッチスクリーン360は、タッチスクリーン360に発生するタッチを感知し、タッチが発生した領域の座標値を検出して出力する。タッチスクリーン360が作動する方法は、スクリーンの表面に加えられる圧力に反応する感圧式、喪失された電荷を感知して接触がある部分を把握する静電式、赤外線が遮断されることを感知して接触の位置を把握する赤外線式等が用いられるが、タッチスクリーン360のタッチを感知する方法であればどのような方法でも構わない。
【0040】
本発明の実施形態によると、タッチスクリーン360の表示部360aは、携帯端末機の機能を実行するためのユーザインターフェースであって、ツールバーメニューモード又は一般メニューモードを表示することができる。
【0041】
制御部370は、携帯端末機の全体的な動作を制御する。本発明の実施形態によると、制御部370は、ブルートゥース部320を駆動し、携帯端末機と前記携帯端末機の隣接した領域に位置する装置とがブルートゥース接続される一連のステップを制御することができる。また、制御部370は、センサー部340(詳細には、地磁気センサー部)から感知されて出力される携帯端末機の回転状態が伝達され、携帯端末機の回転状態を認知し、タッチスクリーン360に表示されるツールバーに含まれたアイコンの回転状態を変更することができる。
【0042】
本発明の一実施形態によると、制御部370は、ツールバー管理部370a及びツールバー駆動部370bを含むことができる。
【0043】
ツールバー管理部370aは、本発明の実施形態に係るツールバー120に特定の機能を登録するためにツールバー登録メニューに進入する場合、ツールバー120に登録可能な機能リストを検索してタッチスクリーン360上にディスプレーする。そして、ツールバー管理部370aは、ユーザが選択した機能に該当するアイコン110と前記アイコンが活性化させる機能とをマッチした設定情報ファイルを生成する。前記設定情報ファイルの構成は、以下の表1に表される。
【0044】
【表1】

【0045】
アイコン110は、機能をユーザが直観的に認知できるように、前記機能の代表性を有する絵、記号、又は文字等で表示することができる。例えば、カメラ撮影に関するアイコンはカメラ形状のイメージにすることができる。
【0046】
ツールバー駆動部370bは、ツールバーメニューモード進入時、ツールバーに登録された機能を検索し、これに対応するアイコンをツールバーに含ませてタッチスクリーン360に表示するように制御する。また、ツールバー駆動部370bは、設定情報ファイル(表1を参考)をツールバー管理部370aから受信して格納する。そして、制御部370が、ツールバー120に含まれた特定のアイコン110が第1領域130に位置したことを感知すると、ツールバー駆動部370bは、設定情報ファイルを確認し、第1領域130に位置した特定のアイコン110に対応する機能を実行するように制御する。
【0047】
図4は、本発明の実施形態に係る携帯端末機の制御部370に含まれたツールバー駆動部370bの詳細構造を表した構造図である。ツールバー駆動部370bは、ツールバー情報設定部410、ツールバー表示部420、機能実行部430を含むことができる。
【0048】
ツールバー情報設定部410は、ツールバーに登録されたメニューに対応するアイコン110と、前記アイコンが第1画面130に位置される場合に実行される機能と、をマッチさせた設定情報ファイルを受信して格納する。ツールバー表示部420は、ツールバーメニューモード進入時、ツールバーに登録された機能を検索し、これに対応するアイコンをツールバーに含ませて表示するように制御する。機能実行部430は、ツールバー120に含まれた特定のアイコン110が第1領域130に位置すると、第1領域130に位置した特定のアイコン110に対応する設定情報ファイルを、ツールバー情報設定部410から参考にして当該機能を実行するように制御する。
【0049】
図5は、本発明の実施形態に係るツールバー120にユーザの設定によって特定の機能を登録するための登録画面を示している。
【0050】
ツールバー登録メニューに進入すると、ツールバー管理部370aは、前記ツールバー(tool-bar)に登録可能な機能リストを検索し、チェックボックス510と共にタッチスクリーン360に表示する。すると、ユーザは、図5に示すように、チェックボックス510にチェック表示をすることによって、ツールバー(tool-bar)に登録される機能を追加又は削除することができる。
【0051】
以下、図6乃至図10では、本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードの特徴に係る第1実施形態について説明する。
【0052】
第1実施形態
図6a及び図6bは、ツールバーメニューモードにおいて、表示子610,620を用いてツールバー120を表示又は除去する実施形態を示している。
【0053】
より詳細には、図6aは、ツールバーメニューモードに初めて進入した場合の例を示しており、図6bは、図6aの状態で表示子610をタッチし、ツールバー120がタッチスクリーン360に表示された場合の例を示している。
【0054】
図6aに示すように、ツールバーメニューモードに初めて進入する際、制御部370は、ツールバー120をタッチスクリーン360にすぐに表示せず、その代わりに表示子610を表示するように制御することができる。表示子610は、方向性を有する記号で表示することができ、本発明の実施形態では正三角形で例示されている。この場合、表示子610が指示する方向(図6aでは右側)は、表示子610がタッチされるとツールバー120が出現する方向であることを特徴とする。従って、図6aの場合、制御部370が表示子610のタッチを感知すると、図6bに示すように、ツールバー120が、表示子610が指示する方向(右側)に出現して表示されるように制御することができる。
【0055】
また、図6bに示すように、ツールバー120がタッチスクリーン360に表示された場合には、制御部370は、表示子620をツールバー120が表示される前に指示していた方向と反対方向(180度回転)に切り換えられて表示されるように制御することができる。この場合、制御部370が表示子620のタッチを感知すると、図6aに示すように、ツールバー120は、表示子620が指示する方向(左側)に移動しタッチスクリーン360上から除去されるように制御することができる。
【0056】
図6c及び図6dは、本発明の実施形態に係る携帯端末機が回転する場合、これに連動し、タッチスクリーンに表示されるツールバー又はツールバーに含まれたアイコンが同時に回転して表示される実施形態を示している。
【0057】
携帯端末機が横方向に回転する場合、センサー部340がこれを感知して出力すると、制御部370がこれを受信して携帯端末機の回転状態を感知する。すると、制御部370は、タッチスクリーン上のツールバー又はツールバーに含まれたアイコンを回転させて表示するように制御することができる。
【0058】
本発明の一実施形態に係る図6cでは、携帯端末機が縦方向から横方向に回転する場合、ツールバー、サブメニュー等の位置は固定され、単にツールバーに含まれているアイコンが携帯端末機が回転した方向と反対方向に回転して表示される実施形態を示している。例えば、制御部370が、前記携帯端末機の位置状態を時計回りに90度回転したと感知すると、制御部370は、前記ツールバーに含まれたアイコンを反時計回りに90度回転して表示されるように制御する。同じ例として、制御部370が、前記携帯端末機の位置状態を縦方向から反時計回りに90度回転したと感知すると、制御部370は、前記ツールバーに含まれたアイコンを時計回りに90度回転して表示されるように制御する。この場合、制御部370は、タッチスクリーンに表示されるサブメニュー160a乃至160d及び情報表示メニュー(バッテリー残量、通信状態、現在時刻等)も、上記のように携帯端末機の回転方向と反対方向に回転して表示されるように制御することができる。
【0059】
本発明の他の実施形態に係る図6dでは、携帯端末機が縦方向から横方向に回転する場合、ツールバー、サブメニュー等も移動して表示される実施形態を示している。
【0060】
例えば、制御部370が、携帯端末機の位置状態を縦方向から時計回りに90度回転したと感知すると、制御部370は、ツールバー及びタッチスクリーンの下段に位置したサブメニューが、図面に示すように反時計回りに90度回転して表示されるように制御することができる。これは、前記携帯端末機が反時計回りに回転した場合にも同様である。
【0061】
図6e及び図6fは、本発明の実施形態に係るツールバー120に含まれた特定のアイコンがドラッグされてツールバー120から離脱した場合、ツールバー120に表示されるアイコンが再配列されて表示される実施形態を示している。
【0062】
まず、図6eに示すように、ユーザが、ツールバー120に含まれた特定のアイコン630aをドラッグして第1領域に位置させると、ツールバー駆動部370bは、設定の情報ファイルを確認してアイコン630aに対応する機能を検索し、前記第1領域に活性化アイコン630bを表示するように制御する。この場合、ツールバー120に含まれた複数のアイコン中の特定のアイコン630aがツールバー120から離脱したため、既存のツールバー120領域には空白ができるようになる。従って、ツールバー駆動部370bは、図6fに示すように、前記離脱したアイコン630aの下段に位置していたアイコン640を、前記離脱したアイコン630aが位置していた領域に表示するように制御することができる。
【0063】
図6g及び図6hは、本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードにおいて、第1領域から活性化アイコンがドラッグされてツールバー120に挿入される場合、ツールバー120に表示されたアイコンが再配列されて表示される実施形態を示している。
【0064】
図6gに示すように、ユーザは、ツールバーメニューモードにおいて、活性化アイコン630bをドラッグしてツールバー120に挿入することができる。この場合、ツールバー駆動部370bは、活性化アイコンに対応するアイコンを設定情報ファイルから検索し、前記検索されたアイコンをツールバー120内のドラッグされた位置に表示するように制御する。
【0065】
すなわち、図6gに示すように、活性化アイコン630bがドラッグされてツールバー120に含まれた第1アイコン650及び第2アイコン660の間に位置すると、図6hに示すように、活性化アイコン630bの機能に対応するアイコン630aは、第1アイコン650及び第2アイコン660の間に位置して表示される。
【0066】
図7は、本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120がタッチスクリーン360に表示された場合、ツールバー120に含まれた特定のアイコン110にタッチが感知された場合、当該アイコンの機能を説明する実施形態を示している。
【0067】
アイコン110だけで当該メニューの機能を把握することが難しいこともあり、視力が良くない場合や、不良である場合、小さいアイコンだけで該当する機能を認識することが難しい場合もある。
【0068】
そのため、本発明の一実施形態では、図7に示すように、制御部370がツールバー120に含まれた特定のアイコン110のタッチを感知すると、制御部370は、当該アイコン110に対応する機能をユーザが容易に認知できるように、第3領域(710)に表示するように制御することができる。図7に示す実施形態では、ツールバー120に含まれた複数のアイコン110中の「ABC」というアイコンにタッチが感知された場合、前記アイコンに対応する機能は「辞書」であることが第3領域710に表示されている。
【0069】
上記のように、ユーザが容易に認知できる他の方法としては、アイコンを拡大して表示したり、前記アイコンに該当する機能を音声案内する方法等がある。
【0070】
従って、ユーザは、視力が良くなかったり又はツールバー120に表示されたアイコン110だけでは当該サービスが把握できない場合にも、上記のように、関連情報を簡単に得ることができ、ユーザのメニュー使用上における便利性が向上される。
【0071】
図8a及び図8bは、本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれた複数のアイコン110が重なって第1領域130に位置し、複数の機能が活性化される場合、活性化アイコンが重なって表示される実施形態を示している。
【0072】
携帯端末機のタッチスクリーン360の第1領域130は制限されており、前記制限された領域内で複数の機能が実行される場合があるため、実行される複数の活性化アイコン810、820が相互重なるのは必然的である。
【0073】
図8aでは、第1活性化アイコン810と第2活性化アイコン820とが第1領域130に重なって実行される場合の一実施形態を示している。この場合、制御部370は、第1活性化アイコン810と第2活性化アイコン820とが重なる領域830が隠されることなく重なって見えるように、半透明処理してタッチスクリーン360に表示されるように制御することができる。
【0074】
図8bは、第1活性化アイコン810と第2活性化アイコン820とが第1領域130に重なって実行される場合の他の実施形態を示している。この場合、制御部370は、第1活性化アイコン810と第2活性化アイコン820とが重なる領域830を、図8aのように、半透明処理せずに最上位にあるメニューのみを表示するように制御することができる。
【0075】
図9は、本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードにおいて、第1領域130に複数の活性化アイコンが重なった場合、前記重なった活性化アイコン中の特定の活性化アイコンをタッチすると、前記タッチされた活性化アイコンが最上段に表示される実施形態を示している。
【0076】
まず、図8aでは、第1活性化アイコン810と第2活性化アイコン820とが重なって、第1活性化アイコン810が上段に位置し、第2活性化アイコン820が下段に位置する実施形態を示している。この場合、制御部370が第2活性化アイコン820領域にタッチが発生したことを感知すると、図9に示すように、タッチが感知された第2活性化アイコン820は最上段に位置させ、タッチが感知されなかった第1活性化アイコン810は下段に位置させて表示するように制御することができる。
【0077】
この場合、本発明の好ましい実施形態によると、制御部370は、図9に示す第1活性化アイコン810に含まれた時計の時針及び分針が常に現在時刻を表示するために、第1活性化アイコン810が第2活性化アイコン820より下段に位置するにもかかわらず、前記時針及び分針は常に最上段に位置させて表示するように制御することができる。
【0078】
図10a乃至図10cは、本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードにおいて、第1領域130に特定の機能が活性化された場合、第1領域130をズーム(zoom)機能を用いて部分的に拡大する実施形態を示している。
【0079】
まず、図10aは、第1領域130に時計活性化アイコン1020と地下鉄路線案内活性化アイコン1030とが、同時に実行されている例を示している。時計活性化アイコン1020の場合、ユーザが得ようとする情報(現在時刻)は、単純でイメージも複雑でないため別途の努力がなくても求める情報を容易に得ることができる。しかし、図10aに示された地下鉄路線案内活性化アイコン1030の場合、ユーザが得ようとする情報(地下鉄停車駅、乗換駅、路線の種類、経由地点等)は、制限された領域内に全部含まれているため確認しにくい場合もある。
【0080】
図10bは、ユーザが、タッチスクリーンに表示された拡大アイコン1012をタッチした場合、第1領域130が部分的に拡大される実施形態を示している。
【0081】
制御部370は、第1領域130を拡大するアイコン1012のタッチを感知した場合、第1領域130の特定の部分を設定された割合で拡大して表示するように制御することができる。図10bでは、ユーザが、拡大アイコン1012をタッチして地下鉄路線案内活性化アイコン1030が部分的に拡大された状態を確認することができる。従って、ユーザは、拡大前の画面では確認することができなかった地下鉄路線案内に関する情報を、拡大アイコン1012をタッチして地下鉄路線案内活性化アイコン1030を拡大することによって、地下鉄停車駅、乗換駅、路線の種類、経由地点等の情報を簡単に検索することができる。この場合、ユーザは、第1領域130が拡大された状態でタッチスクリーン360で上下左右に移動できるのは当然である。
【0082】
また、制御部370は、拡大アイコン1012のタッチを感知する度に、第1領域130を設定された割合で連続して拡大し表示することができる。本発明の他の実施形態によると、制御部370が第1領域130を縮小するアイコン1014のタッチを感知すると、第1領域130を設定された割合で縮小して表示することができる。
【0083】
図10cは、ユーザがタッチスクリーンに表示された拡大アイコン1012をタッチした場合、第1領域130が実際にタッチスクリーンに拡大されて表示される実施形態を示している。
【0084】
ユーザは、前記タッチスクリーンに表示されたズームアイコンをタッチし、第1領域を設定された割合で連続して拡大又は縮小することができる。
【0085】
図11は、ツールバーメニューモードにおいて、表示されるツールバー120にユーザの設定によって新規機能を登録するステップを示すフローチャートである。
【0086】
まず、制御部370は、S1110ステップで携帯端末機がツールバー機能登録モードであるか否かを判断する。
【0087】
制御部370が、S1110ステップで携帯端末機がツールバー機能登録モードに進入したことを感知すると、制御部370は、S1130ステップでツールバー120に登録可能な機能のリストを検索する。そして、制御部370は、S1140ステップで前記検索されたリストをチェックボックスと共にタッチスクリーン360に表示する。これに関する詳細な実施形態は、前記図5で説明している。そして、ユーザがツールバー120に新規登録しようとする機能を選択すると、制御部370はS1150ステップでこれを感知し、S1160ステップで前記新規登録された機能と前記機能に該当するアイコンとをマッチさせた設定情報ファイルを生成する(表1を参考)。制御部370は、S1170ステップで前記生成された設定情報ファイルを格納する。
【0088】
図12は、ツールバーメニューモードに進入し、ツールバー120がタッチスクリーンに表示され、ツールバーに含まれた特定のアイコンが第1領域に位置した場合、当該機能が実行されるステップを示すフローチャートである。
【0089】
まず、制御部370は、S1210ステップで携帯端末機がツールバーメニューモードに設定されているか否かを判断する。もし、前記携帯端末機がツールバーメニューモードに設定されていなければ、制御部370は、S1220ステップで前記携帯端末機が一般メニューモードを提供できるように制御する。
【0090】
しかし、S1210ステップで、制御部370が、携帯端末機がツールバーメニューモードに設定されたことを感知すると、S1230ステップでタッチスクリーン360上の表示子610がタッチされたのか否かを判断する。制御部370が、S1230ステップで表示子610がタッチされたことを感知すると、S1240ステップで制御部370は、ツールバー120に含まれるように設定された機能を確認し、前記確認された機能に対応するアイコンをツールバー120に含ませてタッチスクリーンに表示する。ツールバー120を表示する他の実施形態として、表示子がない場合、タッチスクリーン360の一部分をタッチすると、制御部370は、ツールバー120に含まれるように設定された機能を確認し、前記確認された機能に対応するアイコンを前記ツールバー120に含ませてタッチスクリーン360に表示する。タッチスクリーン360の一部分は、ツールバーを表示するために割り当てられたタッチスクリーン360の特定部分、又は、アイコンの存在しない領域である。
【0091】
そして、制御部370が、S1250ステップでツールバー120に含まれた特定のアイコンがドラッグされて第1画面130に位置されたことを感知すると、制御部370は、S1260ステップで予め格納されていた設定情報ファイルを参考にし、前記アイコンに対応する機能に関する情報を確認する。制御部370は、S1270ステップで前記確認された機能を活性化するように制御する。
【0092】
図13乃至図20では、本発明の実施形態に係るツールバーメニューモードを用いて実行できる詳細な機能に関する第2実施形態乃至第5実施形態に関する図を示している。
【0093】
第2実施形態
図13a及び図13bは、ツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれた時計アイコンを第1領域に位置させた場合、前記時計アイコンに対応する機能が活性化される実施形態を示している。
【0094】
まず、図13aのツールバー120に位置した時計アイコン1310aは、現在時刻機能に関する代表性を有するアイコンであって、ツールバー120内に位置した場合には、現在時刻が反映されていないイメージに過ぎないものである。この場合、制御部370が、図13aのツールバー120に位置した時計アイコン1310aがドラッグされ、図13bの第1領域130に位置したことを感知すると、制御部370は、予め格納されていた設定情報ファイルによって時計アイコン1310aに対応する機能を検索する。制御部370は、時計アイコン1310aに対応する機能が現在時刻表示機能であることを確認した後、現在時刻を確認して第1領域に130に位置した時計アイコン1310bにこれを反映して表示するように制御することができる。この場合、表示される時刻は、アナログ時計又はデジタル時計として表示される。
【0095】
図14は、前記図13a及び図13bのツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれた時計アイコンを第1領域に位置させた場合、前記時計アイコンに対応する機能が実行されるステップを示すフローチャートである。
【0096】
まず、制御部370が、S1410ステップでツールバー120に位置した時計アイコン1310aが第1領域130に位置したことを感知すると、制御部370は、S1420ステップで現在の時刻を確認する。そして、制御部370は、S1430ステップで第1領域130に位置した時計アイコン1310bに現在の時刻を反映して表示する。
【0097】
第3実施形態
図15a乃至図15cは、ツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれた写真アルバムアイコンを第1領域に位置させた場合、前記写真アルバムアイコンに対応する機能が活性化される実施形態を示している。
【0098】
まず、図15aのツールバー120に位置した写真アルバムアイコン1510は、写真アルバム機能に関する代表性を有するアイコンであって、ツールバー120内に位置した場合には、実際格納されているイメージファイルを表示しない。この場合、制御部370が、図15aのツールバー120に位置した写真アルバムアイコン1510がドラッグされ、図15bの第1領域130に位置したことを感知すると、予め設定されていた設定情報ファイルによって写真アルバムアイコン1510に対応する機能を検索する。制御部370は、図15bに示すように、写真アルバム機能が活性化された画面1520を表示するように制御することができる。本発明の一実施形態によると、画面1520は、格納されたイメージを表示する第1画面1520a、第1画面1520aに表示されたイメージに係る機能を実行させることができる第2画面1520b及び第3画面1520cを含む。第2画面1520bは、イメージファイルが格納されているフォルダを表示する機能である「アルバム」で表示することができ、第3画面1520cは、現在表示されている第1画面1520aに表示されたイメージを携帯端末機の待ち受け画面に設定する機能である「設定」で表示することができる。
【0099】
制御部370が、図15bに示された方向子1530がタッチされたことを感知すると、制御部370は、タッチされた方向子の方向によって現在表示されているイメージの以前のイメージ又は次のイメージを順次に表示する。また、制御部370は、図15bに示す第2画面1520bに表示された「アルバム」がタッチされたことを感知すると、イメージファイル又はそれに係るフォルダが表示されるように制御することができる。
【0100】
また、本発明の好ましい実施形態として、制御部370が、図15bに示す第3画面1520cに表示された「設定」がタッチされたことを感知すると、現在表示されているイメージを携帯端末機の待ち受け画面に設定するように制御するが、これは図15cに示されている。
【0101】
図16は、図15a乃至図15cのツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれた写真アルバムアイコンを第1領域に位置させた場合、前記写真アルバムアイコンに対応する機能が活性化されるステップを示すフローチャートである。
【0102】
まず、制御部370が、S1610ステップでツールバー120に位置した写真アルバムアイコン1510がドラッグされて第1領域130に位置したことを感知すると、制御部370は、S1620ステップで格納されたイメージを表示する第1画面1520a、第1画面1520aに表示されたイメージに関するサービスを実行させることができる第2画面1520b及び第3画面1520cを含む写真アルバムサービス画面1620を第1領域130に表示するように制御する。そして、制御部370が、S1630ステップで方向子1530がタッチされたことを感知すると、S1640ステップでタッチされた方向子の方向に応じて以前のイメージ又は次のイメージを第1画面1520aに表示するように制御することができる。
【0103】
しかし、S1630ステップで方向子1530がタッチされなかったら、制御部370は、S1650ステップで「アルバム」サービスを実行させることができる第2画面1520bのタッチが感知されたのか否かを判断する。そして、制御部370が、第2画面1520bがタッチされたことを感知すると、S1660ステップでイメージが格納されたフォルダを変換するように制御することができる。
【0104】
また、S1650ステップで第2画面1520bのタッチが感知されなかったら、制御部370は、S1670ステップで「設定」サービスを実行することができる第3画面1520cのタッチが感知されたのか否かを判断する。そして、制御部370が、第3画面1520cがタッチされたことを感知すると、制御部370は、S1680ステップで現在表示されたイメージを待機画面に設定するように制御することができる。
【0105】
第4実施形態
図17a乃至図17cは、ツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれたTop−3アイコン1710を第1領域に位置させた場合、前記Top−3アイコンに対応する機能が実行される実施形態を示している。
【0106】
前記Top−3機能は、フォンブックに格納された相手中、ユーザが設定した複数の相手に関する情報をタッチスクリーンに同時に表示し、そのうち、ユーザによって選択された相手に直接発信、メール送信、又は画像通話を可能にする機能と定義することができる。前記Top−3機能を実行するためには、ユーザは予めフォンブックから前記Top−3モードで表示する相手を設定しなければならない。
【0107】
図17aのツールバー120に位置したTop−3アイコン1710は、Top−3機能に関する代表性を有するアイコンであって、ツールバー120内に位置した場合には、実際設定された相手に関する情報を表示しない。この場合、制御部370が図17aのツールバー120に位置したTop−3アイコン1710がドラッグされ、図17bの第1領域130に位置したことを感知すると、制御部370は、予め設定されていた設定情報ファイルによって前記Top−3アイコンに対応する機能を検索する。制御部370は、図17bに示すように、Top−3機能の画面1720を複数のイメージ領域1720a乃至1720cで表示するように制御することができる。前記複数の画面の分割方向は、垂直方向又は水平方向である。本発明の実施形態では、前記複数の画面は、垂直方向に3個の領域で分割されたと仮定する。この場合、制御部370は、分割された3個の第1イメージ領域1720a、第2イメージ領域1720b、及び第3イメージ領域1730cに、ユーザがフォンブックから個人別に設定したイメージが表示されるように制御することができる。制御部370が、第1イメージ領域1720a乃至第3イメージ領域1730c中のいずれかの領域にタッチが発生したことを感知すると、前記タッチが発生した領域に格納されたイメージを設定された割合で拡大して表示するように制御する。これと同時に、制御部370は、前記拡大されたイメージ領域の一側面に、特定の機能を実行するためのサブメニュー1730a乃至1730cを生成して表示し、これと同時に、タッチされなかったイメージ領域は、前記拡大されたイメージ領域の一側面に位置するように制御することができる。これに関する実施形態は図17cに示されている。
【0108】
仮に、制御部370が、図17bの第1イメージ領域1720aがタッチされたことを感知すると、図17cに示すように、タッチされた第1イメージ領域1720aは設定された割合で拡大して表示し、これと同時に、下段部に機能実行のためのサブメニューを生成して表示するように制御することができる。本発明の実施形態では、前記サブメニューは、発信1730a、メール送信1730b、画像通話1730cであると仮定する。仮に、制御部370が、前記サブメニュー中の発信領域1730aがタッチされたことを感知すると、第1イメージ領域1720aに係る電話番号に自動的に発信するように制御する。
【0109】
また、制御部370は、第1イメージ領域1720aを拡大して表示すると同時に、タッチされなかった第2イメージ領域1720b及び第3イメージ領域1720cは、拡大された第1イメージ領域1720aの一側面に位置するように制御することができる。
【0110】
図18は、前記図17a乃至図17cのツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれたTop−3アイコンを第1領域に位置させた場合、前記Top−3アイコンに対応する機能が活性化されるステップを示すフローチャートである。
【0111】
まず、制御部370が、S1810ステップでツールバー120に位置したTop−3アイコン1510がドラッグされて第1領域130に位置したことを感知すると、S1820ステップでTop−3サービス画面1720を複数のイメージ領域1720a乃至1720cに分割して表示するように制御する。この場合、制御部370は、ユーザがフォンブックからTop−3サービス画面1720に表示されるように予め設定した相手を検索し、分割されたイメージ領域に予め設定された相手のイメージを表示するように制御することができる。そして、制御部370は、S1830ステップで分割されたイメージ領域中の特定のイメージ領域にタッチが発生したことを感知すると、S1840ステップでタッチされたイメージ領域に設定された相手の情報、例えば、写真を拡大して表示するように制御することができる。これと同時に制御部370は、前記拡大されたイメージ領域の下段部に特定のサービス接続のためのサブメニューを生成して表示するように制御することができる。そして、制御部370は、S1850ステップでタッチされていないイメージ領域は、拡大されたイメージ領域の一側面に位置するように制御することができる。そして、制御部370は、S1860ステップで特定のサブメニューがタッチされたことを感知すると、S1870ステップで該当するサービスが実行されるように制御することができる。
【0112】
第5実施形態
図19a乃至図19cは、ツールバーメニューモードにおいて、ツールバー120に含まれたブルートゥースアイコンを第1領域に位置させた場合、前記ブルートゥースアイコンに対応する機能が活性化される実施形態を示す図である。携帯端末機と周辺装置とのブルートゥース接続に関する技術は、当業者にとっては自明な事項であるためブルートゥース接続に関する詳細な説明は、以下省略することにする。
【0113】
まず、携帯端末機がブルートゥース通信モードに進入した場合、制御部370は、携帯端末機のブルートゥース部320を駆動し、周辺に位置しているブルートゥース接続が可能な装置を検索する。そして、制御部370は、図19aに示すように、検索されたブルートゥース接続可能な装置A(1920)、B(1930)、C(1940)、D(1950)をイメージ化してアイコンを生成した後、ユーザ携帯端末機アイコン1910を中心に円形に配置して表示するように制御する。
【0114】
そして、制御部370が、図19bに示すように、前記検索された装置A乃至Dに関するアイコンA乃至D中、特定のアイコン(本発明の実施形態ではC)がドラッグされてユーザ携帯端末機アイコン1910と重なることを感知すると、制御部370は、ブルートゥース部320を駆動させて重なったアイコンCに対応する機器と接続するように制御する。
【0115】
ユーザ携帯端末機がブルートゥース接続可能な装置を検索し、検索された装置をイメージ化してアイコンを生成した後、ユーザ携帯端末機アイコンを中心に円形に配置し、タッチスクリーンに実際に表示する実施形態は図19cに示した。
【0116】
図20は、ブルートゥースモードに進入した後、本発明の実施形態によって、ユーザ携帯端末機と選択された周辺装置とのブルートゥース通信が接続されるステップを示すフローチャートである。
【0117】
まず、制御部370が、S2010ステップで携帯端末機がブルートゥース通信モードに進入したことを感知すると、S2020ステップでブルートゥース部320を駆動させてユーザの携帯端末機の周辺でブルートゥース通信が可能な装置を検索(inquiry)する。そして、制御部370は、S2030ステップで検索された周辺装置をアイコンとしてイメージ化し、タッチスクリーン上にユーザ携帯端末機アイコン1910を中心として円形に配置して表示するように制御する。そして、制御部370は、S2040ステップで前記検索された周辺装置中のいずれかのアイコンとユーザ携帯端末機アイコンとが重なるか否かを判断し、重なる場合、S2050ステップで前記重なったアイコンに対応する実際の周辺装置を呼び出して(paging)ブルートゥース接続するように制御する。
【産業上の利用可能性】
【0118】
以上のように、本明細書と図面には、本発明の好ましい実施形態に関して開示しており、特定の用語を使用しているが、これは単に本発明の技術内容をより簡単に説明し、発明の理解を助けるために一般的な意味で使われているのであって、本発明の範囲を限定するものではない。ここに、開示されている実施形態以外にも、本発明の技術的思想に基づく他の変形例も実施可能であることは、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者にとって自明なことである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
特定の機能に係るUI構成要素(UI element)であるアイコンがドラッグされて位置し、前記アイコンに該当する機能が活性化され、主領域である第1領域と、携帯端末機に搭載されている機能のうち、ユーザが選択した機能に対応するアイコンを含むツールバーが表示され、前記第1領域の一側面に位置する第2領域と、前記アイコンに対応する機能を表示する第3領域と、を備えるタッチスクリーンと、
前記ツールバーに登録可能な機能リストを検索して表示し、選択された機能に該当するアイコンと前記アイコンが活性化される機能とをマッチさせた設定情報ファイルを生成するツールバー管理部と、前記アイコンが前記第1領域にドラッグされると当該アイコンに対応する機能を活性化させるツールバー駆動部と、を備え、前記アイコンが第1領域にドラッグされると当該アイコンに対応する機能を活性化させ、前記設定情報ファイルを検索して当該機能を確認し、前記第3領域に確認された機能を表示する制御部と、
を含み、
前記ツールバーは、前記ユーザが選択した機能に対応するアイコンのうち、一列もしくは一行のいずれか一方向で表示できる数のアイコンのみを前記いずれか一方向で表示し、
前記ツールバー管理部は、前記第1領域にドラックされたアイコンを前記ツールバーから消去し、
前記ツールバーに表示されるアイコンが再配列され、前記ユーザが選択した機能に対応するアイコンのうち、先に前記ツールバーに表示されなかったアイコンを、前記ツールバーの空いた領域に表示することを特徴とする携帯端末機のユーザインターフェース装置。
【請求項2】
前記タッチスクリーンは、前記ツールバーを表示又は除去できる表示子を備え、
前記制御部は、前記表示子のタッチを感知した場合、前記ツールバーの未開示時には前記ツールバーを開示し、前記ツールバーの開示時には前記ツールバーを除去するように制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機のユーザインターフェース装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1領域に複数の前記アイコンが活性化されて重なった場合、重なった領域を半透明に表示されるように制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機のユーザインターフェース装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記重なった複数の活性化されたアイコン中、タッチが発生したアイコンを他の活性化されたアイコンの前面に移動させることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機のユーザインターフェース装置。
【請求項5】
前記制御部は、ズームアイコンのタッチ時、前記タッチスクリーンに表示される画面を設定された割合で拡大又は縮小して表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機のユーザインターフェース装置。
【請求項6】
前記ツールバーは、時計アイコンを含み、
前記制御部は、前記時計アイコンがドラッグされて前記第1領域に位置すると、現在時刻を確認して前記時計アイコンに表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機のユーザインターフェース装置。
【請求項7】
前記時計アイコンは、アナログ時計又はデジタル時計のいずれかであることを特徴とする請求項6に記載の携帯端末機のユーザインターフェース装置。
【請求項8】
前記ツールバーは、写真アルバムアイコンを含み、
前記制御部は、前記写真アルバムアイコンがドラッグされて前記第1領域に位置すると、格納されているイメージを表示する第1画面と、前記第1画面に表示されたイメージに係る機能を実行させることができる第2画面と第3画面とを含む写真アルバム機能画面を表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機のユーザインターフェース装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記第2画面のタッチ時、前記イメージが格納されているフォルダを表示し、前記第3画面のタッチ時、前記第1画面に表示されたイメージを待ち受け画面に設定することを特徴とする請求項8に記載の携帯端末機のユーザインターフェース装置。
【請求項10】
前記ツールバーは、Top−3アイコンを含み、
前記制御部は、前記Top−3アイコンがドラッグされて前記第1領域に位置すると、複数のイメージ領域を含むTop−3機能画面を表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機のユーザインターフェース装置。
【請求項11】
前記複数のイメージ領域には、フォンブックで予め設定されていた相手のイメージが表示されることを特徴とする請求項10に記載の携帯端末機のユーザインターフェース装置。
【請求項12】
前記制御部は、前記複数のイメージ領域中、特定のイメージ領域のタッチ時、前記タッチされたイメージ領域を設定された割合で拡大して表示し、タッチが発生しなかったイメージ領域は、拡大されたイメージ領域の一側面に位置させて表示するように制御することを特徴とする請求項11に記載の携帯端末機のユーザインターフェース装置。
【請求項13】
前記拡大されたイメージ領域は、一側面に機能実行のためのサブメニューを備えることを特徴とする請求項12に記載の携帯端末機のユーザインターフェース装置。
【請求項14】
前記サブメニューは、発信、メール送信、画像通話であることを特徴とする請求項13に記載の携帯端末機のユーザインターフェース装置。
【請求項15】
ブルートゥース通信のためのブルートゥース部をさらに備え、
前記タッチスクリーンは、ユーザ携帯端末機アイコンを中心にブルートゥース通信が可能な検索された周辺装置アイコンを円形に配置して表示し、
前記制御部は、前記検索された周辺装置アイコン中のいずれかがドラッグされて前記ユーザ携帯端末機アイコンと重なると、ブルートゥース接続するように制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機のユーザインターフェース装置。
【請求項16】
ツールバーメニューモードに進入するステップと、
ツールバーメニューモード進入時、携帯端末機に搭載されている機能のうち、ユーザが選択した機能に対応するアイコンを含むツールバーを、主領域である第1領域に表示するステップと、
新規機能が前記ツールバーに登録されると、該当する特定のUI構成要素であるアイコンと対応する機能とをマッチさせた設定情報ファイルを生成して格納するステップと、
前記第1領域に表示された表示子がタッチされると前記アイコンの中で、前記ツールバーに一列もしくは一行のいずれか一方向で表示できる数のアイコンのみを前記いずれか一方向で表示する前記ツールバーを、前記第1領域の一側面に位置する第2領域に表示するステップと、
特定のアイコンが前記第2領域からドラッグされて前記第1領域に位置すると、前記設定情報ファイルを検索して当該機能を確認し、前記確認された機能を第3領域に表示するステップと、
前記確認された機能が活性化されるステップと、
前記特定のアイコンを前記ツールバーから消去するステップと、
前記ツールバーに表示されるアイコンが再配列されるステップと、
前記ユーザが選択した機能に対応するアイコンの中で、先に前記ツールバーに表示されなかったアイコンを、前記ツールバーの空いた領域に表示するステップと、
を含むことを特徴とする携帯端末機のユーザインターフェース方法。
【請求項17】
前記第1領域に複数の前記アイコンが活性化されて重なると、重なった領域を半透明に表示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の携帯端末機のユーザインターフェース方法。
【請求項18】
前記重なった複数の活性化されたアイコン中、タッチが発生したアイコンを他の活性化アイコンの前面に移動させるステップをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の携帯端末機のユーザインターフェース方法。
【請求項19】
前記ツールバーは、時計アイコンを含み、
前記時計アイコンがドラッグされて前記第1領域に位置すると、現在時刻を確認して前記時計アイコンに表示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の携帯端末機のユーザインターフェース方法。
【請求項20】
前記ツールバーは、写真アルバムアイコンを含み、
前記写真アルバムアイコンがドラッグされて前記第1領域に位置すると格納されているイメージを第1画面に表示するステップと、
前記第1画面に表示されたイメージに係る機能を実行させるための第2画面及び第3画面を含む写真アルバム機能画面を表示するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の携帯端末機のユーザインターフェース方法。
【請求項21】
前記第2画面のタッチ時、前記イメージが格納されているフォルダを表示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項20に記載の携帯端末機のユーザインターフェース方法。
【請求項22】
前記第3画面のタッチ時、前記第1画面に表示されたイメージを待ち受け画面に設定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項20に記載の携帯端末機のユーザインターフェース方法。
【請求項23】
前記ツールバーは、Top−3アイコンを含み、
前記Top−3アイコンがドラッグされて前記第1領域に位置するステップと、
複数のイメージ領域を含むTop−3機能画面を表示するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の携帯端末機のユーザインターフェース方法。
【請求項24】
前記複数のイメージ領域には、フォンブックで予め設定されていた相手のイメージが表示されることを特徴とする請求項23に記載の携帯端末機のユーザインターフェース方法。
【請求項25】
前記複数のイメージ領域中、特定のイメージ領域のタッチ時、前記タッチされたイメージ領域を設定された割合で拡大して表示するステップと、
タッチが発生しなかったイメージ領域は、前記拡大されたイメージ領域の一側面に位置させて表示するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項24に記載の携帯端末機のユーザインターフェース方法。
【請求項26】
前記拡大されたイメージ領域は、一側面に機能実行のためのサブメニューを備えることを特徴とする請求項25に記載の携帯端末機のユーザインターフェース方法。
【請求項27】
前記サブメニューは、発信、メール送信、画像通話であることを特徴とする請求項26に記載の携帯端末機のユーザインターフェース方法。
【請求項28】
ユーザ携帯端末機アイコンを中心にブルートゥース通信が可能な検索された周辺装置に係るアイコンを円形に配置して表示するステップと、
前記検索された周辺装置アイコン中のいずれかがドラッグされて前記ユーザ携帯端末機アイコンと重なるステップと、
前記重なる時、携帯端末機と前記重なった周辺装置のアイコンに対応する周辺装置とをブルートゥース接続するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の携帯端末機のユーザインターフェース方法。

【図1a】
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【図2a】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6a】
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【図6b】
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【図6c】
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【図6d】
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【図6e】
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【図6f】
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【図6g】
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【図6h】
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【図7】
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【図8a】
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【図8b】
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【図9】
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【図10a】
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【図10b】
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【図11】
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【図12】
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【図13a】
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【図13b】
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【図14】
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【図15a】
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【図15b】
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【図15c】
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【図16】
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【図17a】
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【図17b】
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【図17c】
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【図18】
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【図19a】
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【図19b】
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【図20】
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【図1b】
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【図2b】
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【図10c】
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【図19c】
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【公開番号】特開2013−101630(P2013−101630A)
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−268445(P2012−268445)
【出願日】平成24年12月7日(2012.12.7)
【分割の表示】特願2009−442(P2009−442)の分割
【原出願日】平成21年1月5日(2009.1.5)
【出願人】(503447036)サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド (2,221)
【Fターム(参考)】