タッチデバイスの機能運用方法及び装置
【課題】本発明は、タッチに基づく入力をサポートするタッチデバイスで実行される特定モードによって提供される機能ボタンを用いた機能実行時、入力されたタッチイベントに基づいてオプション変更及び機能実行を一度に遂行することができるタッチデバイスの機能運用方法及び装置を提供するためのものである。
【解決手段】本発明はタッチデバイスにおける機能制御方法において、機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション設定と関連した第2機能を実行するステップと、上記入力されたタッチイベント解除時、上記第2機能により設定されたオプション値を反映して上記機能ボタンに割り当てられた第1機能を実行するステップとを含む。
【解決手段】本発明はタッチデバイスにおける機能制御方法において、機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション設定と関連した第2機能を実行するステップと、上記入力されたタッチイベント解除時、上記第2機能により設定されたオプション値を反映して上記機能ボタンに割り当てられた第1機能を実行するステップとを含む。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はタッチデバイスの機能運用方法及び装置に関し、特にタッチに基づく入力をサポートするタッチデバイスで実行される特定モードによって提供される機能ボタンを用いた機能実行時、入力されたタッチイベントに基づいてオプション変更及び機能実行を一度に遂行することができるタッチデバイスの機能運用方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、ディジタル技術が発達するにつれて、移動通信端末機、PDA(Personal Digital Assistant)、電子手帳、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)などのように移動しながら通信及び個人情報処理が可能なモバイルデバイスが多様に市場に発表されている。このようなモバイルデバイスは急速な技術発展を通じて初期の単純な音声通話及びショートメッセージ送信機能から映像通話、電子手帳機能、撮影機能、イメール機能、インターネット機能、ソーシャルネットワークサービス(SNS:Social Networking Service)機能など、多様な機能を備えるようになった。
【0003】
そして、最近にはタッチスクリーン(Touch screen)の普及が一般化するにつれて、タッチスクリーンを備えたモバイルデバイスが広く普及されているのが実状である。上記タッチスクリーンは表示装置の表示機能と入力装置の入力機能を同時にサポートする装置であって、ユーザが特定物体(例えば、指、ポインタ、ペン等)を用いて画面をタッチする等の行為によりモバイルデバイスを操作することができる。タッチスクリーンが備えられたモバイルデバイスを用いる場合、ユーザは画面を見ながら該当ポイントを直接タッチして入力を行うため、モバイルデバイスの使用に慣れないユーザも容易に多様な機能を利用できるようにする効果がある。
【0004】
一方、モバイルデバイスでは特定モード実行時に提供される機能ボタンを用いた機能実行をサポートしている。そして、特定モードで特定機能実行時、該当機能と関連した多様なオプションメニューをサポートしている。
【0005】
例えば、被写体の撮影のための撮影モードで、ユーザは撮影モードで与えられる撮影ボタンを用いて撮影機能を実行することができる。そして、撮影モードで撮影機能実行時、撮影と関連した多様なオプション(例えば、ホワイトバランス、明るさ、露出、解像度、ISO等)の変更のためのオプションメニューをサポートしている。また、移動放送の視聴のための放送モードにおいて、ユーザは放送モードで与えられる録画ボタンを用いて録画機能を実行することができる。そして、放送モードでの録画機能実行時、録画と関連した多様なオプション(例えば、チャンネルリスト、録画日付、録画時間、録画開始時間、録画終了時間等)の変更のためのオプションメニューをサポートしている。また、ユーザ同士間のチャットのためのメッセンジャーモードで、ユーザはメッセンジャーモードで与えられる送信ボタンを用いて入力されたテキストの送信機能を実行することができる。そして、メッセンジャーモードで送信機能実行時、入力テキストと関連した多様なオプション(例えば、フォントタイプ、フォントサイズ、フォント色、言語等)の変更のためのオプションメニューをサポートしている。
【0006】
しかし、従来のタッチに基づくモバイルデバイスでは、前述したようなそれぞれの特定モードで機能ボタンを用いた機能実行はタッチに基づく入力を通じて簡単に遂行することができる一方、各特定モードで与えられる多様なオプションに対する変更のためにはオプションメニューを呼び出して、呼び出されたオプションメニューの内でも深い位置まで選択を実行していかなければ希望のオプション選択が可能でなく、また選択されたオプションのオプション値を変更するための操作を別途にまた遂行しなければならない不便性が伴われる。例えば、撮影モードでは撮影ボタンのタッチだけでも撮影機能を実行することができる。しかしながら、撮影モードでユーザが特定オプションを変更設定した後、撮影機能を実行するためには、複雑な過程を経なければならない。即ち、ユーザがホワイトバランスなどのオプション値を変更設定するためには、<オプションメニュー呼び出し、与えられたオプションメニューからホワイトバランスメニュー検索及び選択、与えられたホワイトバランスメニューから希望するオプション値選択、オプション設定値適用>などの複雑な過程を経た後、また撮影ボタンを操作する多数回の入力行為によりオプション変更及び機能実行が可能である。このようなユーザの不便性は前述した放送モード及びメッセンジャーモードでも発生する。
【0007】
即ち、従来ではユーザがモバイルデバイスの特定モードで任意のオプション値を変更した後、それに従う機能を実行しようとする時、複雑なメニューの選択過程を経なければならず、オプション変更設定と機能実行に従う多数回の操作行為を経なければならないという不便性がある。そして、従来では前述したような複雑な手続きを進行しなければならないので、最終の目的である機能実行を行うには時間がかかってしまうという問題点がある。併せて、従来ではオプションメニュー検索及びオプション設定が直観的にサポートされないので、一般ユーザにはオプションを変更するに当たって困難が生じる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、タッチに基づく入力をサポートするタッチデバイスにおける機能運用時に用いられる多様なオプション値の変更のためのユーザ入力の便宜性を向上させることができるタッチデバイスの機能制御方法及び装置を提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、タッチデバイスにおける特定機能遂行時に用いる多様なオプション値を直観的に、かつ速く変更し、変更されたオプション値に基づいて特定機能が遂行できるようにするタッチデバイスの機能制御方法及び装置を提供することにある。
【0010】
本発明の更に他の目的は、タッチデバイスにおける実行モードによって提供される機能ボタンを用いた1回のタッチ入力により多様なオプション値の設定及び設定された少なくとも1つのオプション値に基づいて機能ボタンに割り当てられた機能を実行することができるタッチデバイスの機能制御方法及び装置を提供することにある。
【0011】
本発明の更に他の目的は、タッチデバイスにおけるユーザのオプション値の変更に従う機能運用をサポートするための最適の環境を具現して、ユーザの便宜性、タッチデバイスの使用性及びタッチデバイスの競争力を向上させることができるタッチデバイスの機能制御方法及び装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う方法は、タッチデバイスにおける機能制御方法において、機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション設定と関連した第2機能を実行するステップと、上記入力されたタッチイベント解除時、上記第2機能により設定されたオプション値を反映して上記機能ボタンに割り当てられた第1機能を実行するステップとを含む。
【0013】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う方法は、タッチデバイスにおける機能制御方法において、特定モードで与えられた機能ボタンにタッチイベント入力を感知するステップと、上記タッチイベント入力に応答してオプションメニューを表示するステップと、上記オプションメニューが表示された状態で上記タッチイベントの移動を感知するステップと、上記タッチイベントの移動によって上記オプションメニューに基づくオプション値を変更するステップと、上記タッチイベントの解除時、上記タッチイベントが解除される時点のオプション値に基づいて上記機能ボタンの機能を実行するステップとを含む。
【0014】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う方法は、タッチデバイスにおける機能制御方法において、画面上に表示された機能ボタンを通じてタッチイベント入力を受信するステップと、上記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば上記機能ボタンの固有機能を実行するステップと、上記タッチイベントが上記機能ボタンに入力された後、一定時間超過して持続されれば、上記固有機能と関連したオプションを設定するメニューを表示するステップと、上記タッチイベントが解除されていない状態で上記メニューに対応して移動されれば、上記オプション値を設定するステップと、上記タッチイベントが解除されれば上記設定されたオプション値を反映して上記機能ボタンの固有機能を実行するステップとを含む。
【0015】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う方法は、タッチデバイスにおける撮影方法において、画面上に表示された撮影ボタンを通じてタッチイベント入力を受信するステップと、上記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば撮影を遂行するステップと、上記タッチイベントが撮影ボタンに入力された後、一定時間超過して持続されれば、撮影と関連したオプションを設定するメニューを表示するステップと、上記タッチイベントが解除されていない状態で上記メニューに対応して移動されれば、上記オプション値を設定するステップと、上記タッチイベントが解除されれば、上記設定されたオプション値を適用した撮影を遂行するステップとを含む。
【0016】
上記のような目的を達成するために本発明の実施形態では、上記方法をプロセッサーで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータにより読取できる記録媒体を含む。
【0017】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う記録媒体は、画面上に機能ボタンを表示し、上記機能ボタンを通じて入力されたタッチイベントが一定時間以内に解除されれば、上記機能ボタンの固有機能を実行する第1モードと、上記機能ボタンを通じて入力されたタッチイベントが一定時間超過して持続されれば、上記固有機能と関連したオプションを設定するメニューを表示し、上記タッチイベントが解除されていない状態で移動されれば上記オプション値を設定し、上記タッチイベントが解除されれば、上記設定されたオプション値を反映して上記機能ボタンの固有機能を実行する第2モードを処理するプログラムを記録したコンピュータにより読取できる記録媒体を含む。
【0018】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う装置は、タッチデバイスにおいて、特定モードで機能遂行のためのソフトタイプの少なくとも1つの機能ボタンを提供する機能領域と上記機能領域の機能ボタンを通じて入力されるタッチイベントによって運用される関連データを表示する表示領域を表示する表示部と、特定モード別に与えられる多様なオプションメニューとそれに伴うオプション設定値及び上記タッチデバイスの機能運用に必要な設定情報を格納する格納部と、上記特定モードで上記機能ボタンを通じて入力されるタッチイベントによって少なくとも1つのオプションメニューに対するオプション値を変更し、上記タッチイベント解除時、上記変更された少なくとも1つのオプション値に基づいて上記機能ボタンの機能実行を制御する制御部とを含む。
【0019】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う装置は、タッチデバイスにおいて、固有機能遂行のための機能ボタンを表示し、上記機能ボタンを通じてタッチイベント入力を受信するタッチスクリーンと、上記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば、上記機能ボタンの固有機能を実行する第1モードを制御し、上記タッチイベントが一定時間超過して持続されれば、上記固有機能と関連したオプションを設定するメニューを表示し、上記タッチイベントが解除されていない状態で移動されれば上記オプション値を設定し、上記タッチイベントが解除されれば、上記設定されたオプション値を反映して上記機能ボタンの固有機能を実行する第2モードを制御する制御部とを含む。
【0020】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う装置は、タッチデバイスにおいて、カメラモジュールと、上記カメラモジュールを用いた撮影を遂行するための撮影ボタンを表示し、上記撮影ボタンを通じて上記撮影を遂行するためのタッチイベント入力を受信するタッチスクリーンと、上記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば、撮影を実行する第1モードを制御し、上記タッチイベントが一定時間超過して持続されれば、上記撮影と関連したオプションを設定するメニューを表示し、上記タッチイベントが解除されていない状態で移動されれば上記オプション値を設定し、上記タッチイベントが解除されれば、上記設定されたオプション値を適用した撮影を実行する第2モードを制御する制御部とを含む。
【0021】
前述したような内容は当該分野の通常の知識を有する者が後述する本発明の具体的な説明からよりよく理解できるようにするために、本発明の特徴及び技術的な長所を多少広く略述したものである。このような特徴及び長所の他にも本発明の請求範囲の主題を形成する本発明の追加的な特徴及び長所が後述する本発明の具体的な説明からよく理解される。
【発明の効果】
【0022】
前述したように、本発明で提案するタッチデバイスの機能制御方法及び装置によれば、遂行中の特定モードの機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション設定と機能実行をより迅速で、かつ直観的に遂行することができる。本発明によれば、機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、上記変更されたオプション値で上記機能ボタンに割り当てられた該当機能を実行することができる。
【0023】
即ち、本発明によれば、タッチデバイスの特定モードでオプション変更に従う機能実行時、ユーザの入力回数を最小化して直観的に、かつ素早くオプション変更及び機能を実行するようにサポートすることができる。例えば、本発明によれば、撮影モードでオプション変更を通じた撮影機能遂行時、撮影ボタンを用いた簡単なタッチ入力だけでも迅速で、かつ素早くオプション変更による撮影機能を実行することができる。これによって、特定モードでオプション変更を通じた機能実行に対するユーザの満足度を高めることができ、複雑なオプション値の変更をより直観的に容易に設定することができる。
【0024】
このような本発明は、全ての形態のタッチデバイス及びそれに対応する多様なデバイスで具現できる。そして、本発明によれば、タッチデバイスでオプション変更を通じた機能実行をサポートするための最適の環境を具現することができる。したがって、本発明はタッチデバイスで遂行される特定モード別の機能運用時に、より効率的で、かつ便利に使用を実現することで、ユーザの便宜性を向上させ、タッチデバイスの使用性及び競争力を向上させることに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの構成を概略的に示す図である。
【図2】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御動作を説明するための概略図である。
【図3】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御動作を説明するための概略図である。
【図4】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御動作を説明するための概略図である。
【図5】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御動作を説明するための概略図である。
【図6】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び該当機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び該当機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び該当機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び該当機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【図10】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び該当機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【図11】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び該当機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【図12】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける機能ボタンを用いたオプション変更及び機能を実行する動作を説明するための概略図である。
【図13】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおけるワンタッチ入力により多重オプション値を設定する動作を説明するために概略図である。
【図14】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける多重オプション値設定のためのオプションメニューを変更できる例示を示す図である。
【図15】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける多重オプション値設定のためのオプションメニューを変更できる例示を示す図である。
【図16】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける多重オプション値設定のためのオプションメニューを変更できる例示を示す図である。
【図17】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおけるオプションメニューが提供される多様な形態を説明するための概略図である。
【図18】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御方法を示すフローチャートである。
【図19】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御方法を示すフローチャートである。
【図20】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、添付した図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。その際、添付した図面において、同一な構成要素はできる限り同一の符号で表していることに留意されたい。また、本発明の要旨を曖昧にする可能性がある公知機能及び構成に対する詳細な説明は省略する。即ち、下記の説明では本発明の実施形態に従う動作の理解に必要な部分だけ説明され、その以外の部分の説明は本発明の要旨を曖昧にしないように省略されることに留意されたい。
【0027】
提案する本発明は、タッチに基づく入力をサポートするタッチデバイスにおける実行モードによって提供される機能ボタンを用いた一回のタッチイベント入力により複合的な機能を運用できるタッチデバイスの機能運用方法及び装置に関するものである。本発明の実施形態によれば、特定モード別に与えられる機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、上記変更されたオプション値で上記機能ボタンに割り当てられた該当機能を実行することができる。即ち、機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション設定と関連した機能(オプション変更機能)を実行し、上記入力されたタッチイベントの解除によって上記機能ボタンに割り当てられた機能(ボタン機能)実行時、上記オプション変更機能により設定されたオプション値を反映して上記ボタン機能を実行することができる。
【0028】
実施形態において、上記タッチイベントは実行モードで与えられる機能ボタンに入力される形態によって上記機能ボタンの該当機能を直ちに実行するための第1イベントとして解釈されるか、または、上記機能ボタンに基づいてオプション設定及び設定されたオプションに基づいて上記機能ボタンの該当機能実行のための第2イベントとして解釈できる。
【0029】
例えば、上記機能ボタンにタッチイベントが一定時間内に入力及び解除が全てなされる時、上記第1イベントに決定されて上記機能ボタンの該当機能を直ちに実行することができる。また、上記機能ボタンにタッチイベントが一定時間以上入力される時、上記第2イベントに決まることができる。上記第2イベントに決まる時、タッチスクリーンの機能ボタンの上に入力される上記タッチイベントに従うオプションメニュー呼び出し、上記タッチイベントの入力をタッチスクリーンの上に維持する状態でオプションメニュー内の移動によるオプション変更、タッチスクリーンの上に維持されたタッチイベントをオプションメニューの上で解除(release)時、設定されたオプションに基づいて機能ボタンの該当機能を実行することができる。
【0030】
また、上記タッチイベントは上記のように上記機能ボタンによる機能実行前、オプションメニュー呼び出し(上記機能ボタンに入力された後、一定時間超過して持続される状態)、タッチスクリーンの上に入力を維持したままでオプションメニューへの移動(オプションメニューが機能ボタンと離隔して提供される場合に該当する)、タッチスクリーンの上に入力を維持したままでオプションメニュー内の移動に従うオプション変更、タッチスクリーンの上に入力を維持したままで追加オプションメニュー呼び出しのための移動及び追加オプションメニュー内の移動に従うオプション変更などのための入力を含む。
【0031】
実施形態において、タッチイベント入力はユーザ入力のための物体(例えば、指、ポインタ、ペン等)がタッチスクリーンの一領域にタッチされて維持された状態を表す。ここで、本発明で上記維持された状態はタッチされた領域に固定されるか、タッチされた領域から周辺領域へ移動される場合を含み、タッチイベントがタッチスクリーンの上で離れる(解除)前までの全ての状態を表す。タッチイベントの解除は、上記タッチスクリーンの一領域にタッチされた物体または上記一領域から移動されて他の領域へ移動された物体が上記タッチスクリーンから離れる(解除)状態を表す。
【0032】
したがって、本発明でタッチイベントは、機能ボタンに割り当てられた機能実行のためのインタラクション(一定時間内の入力及び解除がなされる行為)と、該当機能ボタンによる機能実行前、機能ボタンに割り当てられたオプションメニュー呼び出しのためのインタラクション(機能ボタンの上に一定時間以上入力及び維持された行為)と、呼び出されたオプションメニューによってオプション値を変更するために移動されるインタラクション(入力を維持しながら一定領域へ移動する行為)とオプション値の変更後、機能ボタンに割り当てられた機能実行のためのインタラクション(入力を維持しながら移動された領域で物体を剥がす行為)とに区分できる。そして、上記のように区分されたインタラクションを含むタッチイベントは、本発明のオプション設定及び機能実行のためのユーザの一回の入力として見なすことができる。即ち、本発明は一本の指に基づくワンタッチにより複数の機能を実行することができる。したがって、本発明では機能ボタンに入力されたタッチイベントが解除される前まで上記のような1つのタッチイベントの変化(入力、維持、移動、解除)に従うインタラクションを感知し、それによってオプションメニュー活性化、オプションメニューに基づくオプション変更、変更されたオプションによる機能実行を一括遂行することができる。
【0033】
このような本発明によれば、機能ボタンを用いた一回のユーザ入力行為によりオプション変更及び機能実行までワンタッチ(one touch)に基づいて遂行することができる。即ち、機能ボタンに割り当てられた固有機能である第1機能を実行するに当たって、入力されるタッチイベントによって少なくとも1つのオプション値を変更する第2機能(オプション設定機能)を実行した後、上記タッチイベント解除時、機能ボタンに割り当てられた本来の第1機能(固有機能)を実行するように、オプション変更と機能実行を1つの機能ボタンを用いて一回の入力行為によりなされることができる。これによって、本発明では一回のタッチイベントにより多重オプション値を変更することができ、変更されたオプション値に基づいて機能ボタンに割り当てられた機能を実行することができる。
【0034】
すると、以下、本発明の実施形態に従うタッチデバイスの構成及び運用制御方法について以下の図面を参照して説明する。しかしながら、本発明の実施形態に従うタッチデバイスの構成及び運用制御方法が以下に記述する内容に制限または限定されるものではないので、下記の実施形態に基づいて多様な実施形態に適用できることに留意されたい。
【0035】
図1は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスの構成を概略的に示す図である。
【0036】
上記図1を参照すると、本発明のタッチデバイスは、表示部100、格納部300、そして制御部500を含んで構成される。その他にも、上記タッチデバイスは、マイクとスピーカーを備えるオーディオ処理部、ディジタル放送(例えば、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)やDVB(Digital Video Broadcasting)のような移動放送)の受信のためのディジタル放送モジュール、被写体の静止画像及び動画撮影のためのカメラモジュール、ブルートゥース(BLUETOOTH)通信、赤外線(IrDA:Infrared Data Association)通信、RFID(Radio Frequency Identification)通信、NFC(Near Field Communication)などのような近距離無線通信に基づく通信機能をサポートするための少なくとも1つの近距離通信モジュール、ハードキー(Hard key)に基づく入力をサポートするための入力部、移動通信に基づく音声通話、映像通話、データ通話などの通信機能をサポートするための無線周波数(RF:Radio Frequency)モジュール、IP(Internet Protocol)基盤のインターネット通信サービスをサポートするための通信モジュール、そして、上記のような構成に電源供給のためのバッテリー(battery)などの構成をさらに含むことができるが、それらに対する説明及び図示は省略する。
【0037】
上記表示部100は、タッチデバイスの動作状態及びその遂行動作と関連した画面を表示することができる。例えば、上記表示部100は、タッチデバイスのホームスクリーン(home screen)を表示したり、多様なアプリケーションの実行に従うそれぞれの実行画面を表示することができる。そして、本発明の上記表示部100は液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)が使われるものが一般的であるが、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)、有機発光ダイオード(OLED:Organic LED)、能動型OLED(AMOLED:Active Matrix OLED)などの他の表示装置が使われることもできる。また、本発明の上記表示部100はタッチに基づく入力をサポートするインターフェースを備える。例えば、上記表示部100はタッチスクリーン構成によりタッチに基づく多様なユーザ入力をサポートし、ユーザ入力に従う入力信号を生成して上記制御部500に伝達することができる。また、上記表示部100は、前述したような実行画面を表示する時、上記タッチデバイスの回転方向(または、置かれた方向)によって横モードによる画面表示、縦モードによる画面表示、及び横モードと縦モードとの間の変化に従う適応的画面転換表示をサポートすることができる。
【0038】
特に、本発明の上記表示部100は、特定アプリケーションが実行された特定モードで機能遂行のためのソフトタイプの少なくとも1つの機能ボタンを提供する機能領域と、上記機能領域の機能ボタンを通じて入力されるタッチイベントによって運用される関連データを表示する表示領域を提供することができる。上記機能領域の場合、実行される特定モードによって多様なレイアウトの機能ボタンが提供できる。そして、上記表示部100は特定モードで与えられる機能ボタンを用いたユーザのタッチイベントによって変更されたオプションで実行された機能の結果画面を上記表示領域を通じて表すことができる。このような表示部100の画面構成及びその画面例示については後述する。
【0039】
上記格納部300は、タッチデバイスで実行され処理される各種アプリケーションとデータを格納し、1つ以上の不揮発性メモリと揮発性メモリとで構成できる。上記不揮発性メモリはROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)などに対応することができ、上記揮発性メモリはRAM(Random Access Memory)などに対応することができる。そして、上記格納部300は、上記タッチデバイスのオペレーティングシステム、上記表示部100の表示制御動作と関連したプログラムとデータ、上記表示部100を用いた入力制御動作と関連したプログラムとデータ、タッチデバイスの機能運用と関連したプログラムとデータ、タッチデバイスでタッチに基づくワンタッチ入力によりオプション変更及び機能実行をサポートするための制御動作と関連したプログラムとデータなどを持続的または一時的に格納することができる。そして、本発明の上記格納部300は、特定モード別に与えられる多様なオプションメニュー410と、それに従うオプション設定値を格納することができる。併せて、上記格納部300は本発明の機能運用に必要な多様な設定情報を格納することができる。上記オプションメニュー410及びそれに従うオプション設定値に対する例示については後述する。そして、本発明の上記設定情報430は、特定モード別に与えられる機能ボタンに割り当てられた機能に対する情報、機能ボタンにより運用できる少なくとも1つのオプションメニュー、機能ボタンによる多重オプションメニュー提供時、タッチイベント移動経路によって提供されるオプションメニュー順序などに対して事前設定される情報を含むことができる。
【0040】
上記制御部500は、上記タッチデバイスの全般的な動作を制御する。特に、上記制御部500は、本発明のタッチデバイスのタッチに基づくユーザ入力によってオプションを変更し、変更されたオプション値に基づいてユーザ入力に従う機能を実行することと関連した動作を制御することができる。即ち、上記制御部500は実行される特定モードで機能ボタンを通じて入力されるタッチイベントによって少なくとも1つのオプションメニューに対するオプション値を変更し、変更された少なくとも1つのオプション値に基づいて上記機能ボタンの機能実行を制御することができる。例えば、上記制御部500は特定モードが実行された状態で機能領域の機能ボタンの上に設定されたタッチイベント入力を感知する時、オプションメニューを活性化し、活性化したオプションメニューの上で上記入力されたタッチイベントの移動によってオプション変更及び設定し、上記タッチイベントの解除時、上記変更設定されたオプション値に基づいて機能ボタンに割り当てられた該当機能の実行を制御することができる。
【0041】
上記制御部500は、特定モードで与えられた機能ボタンにタッチイベント入力を感知する時、上記タッチイベント入力に応答してオプションメニューの表示を制御することができる。そして、上記制御部500は上記オプションメニューが表示された状態で上記タッチイベントの移動を感知する時、上記タッチイベントの移動によって上記オプションメニューに基づくオプション値を変更することができる。その際、上記制御部500は上記オプション値変更時、現在遂行された特定モードによってオプション値の変更によって変化する画面のリアルタイム表示を制御することができる。以後、上記制御部500は上記タッチイベントの解除を感知する時、上記タッチイベントが解除される時点のオプション値に基づいて上記機能ボタンの該当機能を実行し、その結果、画面表示を制御することができる。このように、上記制御部500は本発明のオプション変更に従う機能実行に対する全般的な動作を制御することができる。
【0042】
一方、本発明のタッチイベントは、前述したような機能領域上の特定機能ボタンに割り当てられた機能実行のためのインタラクションと、該当機能ボタンによる機能実行前、機能ボタンに割り当てられたオプションメニュー呼び出しのためのインタラクションと、呼び出されたオプションメニューによってオプション値を変更するために移動されるインタラクションと、オプション値の変更後、機能ボタンに割り当てられた機能実行のためのインタラクションとに区分することができ、このようなタッチイベントはユーザの一回の入力に対応することができる。即ち、本発明は一本の指に基づくワンタッチによる機能を実行することができる。このようなタッチイベントに従うオプション変更及び機能実行動作に対して後述する図面を参照して詳細に説明される。したがって、上記制御部500は機能ボタンに入力されたタッチイベントが解除される前まで上記のような1つのタッチイベントの変化に従うインタラクションを感知し、それによってオプションメニュー活性化、オプションメニューに基づくオプション変更、変更されたオプションによる機能実行を一括制御することができる。
【0043】
以上のような上記制御部500の詳細制御動作について後述する図面を参照したタッチデバイスの動作例示及びその制御方法で説明される。そして、上記制御部500は上記の機能の他に、上記タッチデバイスの通常の機能と関連した各種動作を制御することができる。例えば、上記制御部500は特定アプリケーション実行時、その運用及び画面表示を制御することができる。また、制御部500はタッチに基づく入力インターフェースでサポートする多様なタッチイベント入力に対応する入力信号を受信し、それに従う機能運用を制御することができる。また、制御部500は有線通信または無線通信に基づいて各種データの送受信を制御することができる。
【0044】
一方、上記図1に示した本発明のタッチデバイスは、バータイプ、フォルダタイプ、スライドタイプ、スイングタイプ、フリップタイプなど、全てのタイプのデバイスに適用できる。そして、本発明のタッチデバイスは、本発明の機能をサポートする全ての情報通信機器、マルチメディア機器、及びそれに対する応用機器を含むことができる。例えば、上記タッチデバイスは多様な通信システムに対応する各通信プロトコル(communication protocols)に基づいて動作する移動通信端末機を始めとして、タブレットPC(Personal Computer)、スマートフォン(Smart Phone)、ディジタルカメラ、PMP(Portable Multimedia Player)、メディアプレーヤー(MediaPlayer)、携帯ゲーム端末、ラップトップコンピュータ、及びPDA(Personal Digital Assistant)などのデバイスを含むことができる。併せて、本発明の機能制御方法は、ディジタルTV(Digital Television)、DS(Digital Signage)、LFD(Large Format Display)、ラップトップコンピュータなどのタッチに基づく入力をサポートする多様なディスプレイデバイスに適用されて運用できる。
【0045】
図2乃至図5は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御動作を説明するための概略図である。
【0046】
上記図2乃至図5を参照すると、上記図2はカメラモジュールによる被写体の撮影機能をサポートする撮影モードが実行される場合の画面例示を示し、図3は他のユーザとのチャット機能をサポートするメッセンジャーモードが実行される場合の画面例示を示し、図4は音楽や動映像、移動放送などのコンテンツ再生機能をサポートするメディアモードが実行される場合の画面例示を示し、図5は他のユーザとの音声通話または映像通話のための通話モードが実行される場合の画面例示を示す。上記メディアモードはメディアプレーヤーのようなアプリケーションによりサポートされることができ、音楽コンテンツの再生のための音楽モード、動映像再生のための動映像モード、移動放送再生のための放送モードなどを含むことができる。
【0047】
上記図2乃至図5に示すように、本発明のユーザインターフェースは、機能実行に従うデータ表示のための表示領域310と機能実行のためのソフトタイプの少なくとも1つの機能ボタンが提供される機能領域330とに大別できる。このような本発明のユーザインターフェースは、上記図2乃至図5に示した例示とのように実行される特定モードによってそのレイアウトは異なるように表示されることができる。
【0048】
上記表示領域310には、撮影モード、メッセンジャーモード、メディアモード、そして通話モードなどの特定モード実行に従う実行画面が表示されることができる。そして、上記表示領域310には機能ボタンを用いたユーザのタッチイベントによるオプション値の変更によって変化される画面、変更されたオプションで実行された機能の結果画面などが特定モードによって多様に表示されることができる。
【0049】
上記機能領域330には、撮影モード、メッセンジャーモード、メディアモード、そして通話モードなどの特定モードに対応する機能遂行のためのソフトタイプの少なくとも1つの機能ボタンが表示されることができる。このような機能領域330は、上記図2乃至図5に示すように実行される特定モードによって多様なレイアウトで構成される。上記図2の場合、撮影ボタン(OK)、上記図3の場合、送信ボタン(SEND)、上記図4の場合、再生機能制御ボタン、上記図5の場合、音声通話ボタン、映像通話ボタン、メッセージボタンが上記機能ボタンに該当する。その他にも上記図2乃至図5でその図示は省略されたが、本発明の機能ボタンは、文字入力ボタン、チャンネル切替ボタン、録画ボタンなどが上記機能ボタンに含まれる。
【0050】
一方、本発明の実施形態において、上記図2乃至図5に示すようなユーザインターフェースの形態は必ず上記のような形態に限定されるものでなく、データ表示のための表示領域310と機能制御のための機能ボタンの機能を有する機能領域330に区分されてワンタッチに基づくオプション変更及び機能実行をサポートできるように与えられる多様な形態のユーザインターフェースにより具現できるものと理解されるべきである。前述したようなユーザインターフェースに基づいて提供される各特定モードでワンタッチに基づくオプション変更及び機能実行のための動作及びその画面例示については後述する。
【0051】
図6は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【0052】
上記図6に示すように、上記図6では撮影モードが実行され、上記撮影モードで提供される機能ボタン(例えば、撮影ボタン)を用いて撮影機能を遂行する場合の例示を示す。特に、上記図6の場合、上記撮影ボタンに入力されるタッチイベントによって撮影モードでサポートされるオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、変更されたオプション値に基づいて撮影機能を実行する動作を示す。
【0053】
上記図6を参照すると、参照番号601に示すように、ユーザの操作によって撮影モードが実行され、それに従う実行画面が表れた状態を仮定する。その際、上記撮影モード実行時、カメラモジュールを通じて入力される被写体の映像が表示領域310に表れて、機能領域330の上に撮影機能遂行のための撮影ボタン600が表示される。
【0054】
次に、ユーザは参照番号601のような状態で参照番号603に示すように機能領域330の撮影ボタン600の上にタッチイベントを入力することができる。その際、タッチデバイスは撮影ボタン600を通じてタッチイベントの入力を感知する時、参照番号605に示すように、上記撮影ボタン600の上にオプションメニュー650を活性化して表すことができる。
【0055】
上記オプションメニュー650の活性化は、上記タッチイベントが予め設定された時間以上入力される時に表示されることができ、仮に上記タッチイベントが予め設定された時間内に解除される時、撮影ボタン600に割り当てられた本来本来の機能(例えば、撮影機能)が直ちに実行できる。そして、本発明の上記オプションメニュー650は、上記撮影ボタン600の上にオーバーレイ形態に提供されるか、上記機能領域330の内で撮影ボタン600と隣接する周辺に提供されるか、上記表示領域310の設定された任意の位置に提供される。このようなオプションメニューの提供形態は、実行される特定モード及び該当特定モードから選択される機能ボタンのタイプによって決まり、またユーザの設定によって特定位置に表示されることができる。そして、タッチイベントによって最初に提供されるオプションメニューは、タッチデバイス製造時に設定されるか、ユーザ設定によって定義される。
【0056】
例えば、ユーザは上記撮影モードで上記撮影ボタン600によるオプションメニューとして、ホワイトバランス、明るさ、露出、解像度、ISOなどのオプションメニューを指定することができ、それらが出力される順序を決定して設定することができる。仮に、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー650としてホワイトバランスメニューを選択指定した場合、上記参照番号605で表示されるオプションメニュー650は、ホワイトバランスのオプション値の調整のためのメニューが表示されることができる。または、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー650として露出メニューを選択指定した場合、上記参照番号605で表示されるオプションメニュー650は露出のオプション値の調整のためのメニューが表示されることができる。
【0057】
そして、上記図6ではその図示及び説明は省略したが、ユーザのタッチイベントの移動に従って次の順序として設定された他のオプションメニューを追加活性化して表すことができる。例えば、ユーザがオプション値の変更のための移動方向でない他の方向に移動(例えば、表示領域310の方に一定距離だけタッチイベント移動)時、上記活性化されたオプションメニューは画面上で除去し、上記移動に従う次の順序を有する新たなオプションメニューを活性化して表すことができる。即ち、設定された順序によって順次に多段階のオプションメニュー活性化が可能である。このようなタッチイベントの移動によって変化される深さ(depth)別のオプションメニューを順次に活性化する動作については後述する。
【0058】
ここで、本発明の実施形態では前述したように新たなオプションメニュー活性化時の以前に活性化されたオプションメニューを画面上で除去することを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明の実施形態によれば、上記以前に活性化されたオプションメニューは前述したように画面上で除去されるか、または活性化された状態、即ち画面上でその表示を維持することもできる。その際、オプションメニューを除去する時、その表現方式でフェードアウト(fade out)のような視覚的効果を与えて除去することができる。また、オプションメニューを維持する時、半透明形態に変換する視覚的効果を与えて表したり、または原形そのままで表すことができる。併せて、本発明の実施形態によれば、上記新たなオプションメニュー活性化時、フェードイン(fade in)のような視覚的効果を与えて表すことができる。
【0059】
次に、ユーザは参照番号605のようにオプションメニュー650が活性化された状態で与えられたオプションメニュー650に従うオプション値の変更のために上記タッチイベントを特定方向に移動することができる。例えば、参照番号607に示すように、ユーザは上記オプションメニュー650の上で上記タッチイベントを左または右方向に移動することによって、オプション値を変更することができる。このような場合、タッチデバイスはタッチイベントの移動によって変更されるオプション値が反映された結果をリアルタイムに表すことができる。例えば、参照番号607に示すように、ユーザが与えられたオプションメニュー650の上でオプション値の加減のためにタッチイベントを特定方向に移動する時、変化されたオプション値に対応する結果画面(例えば、上記図6では斜線で表示する)を表すことができる。例えば、ユーザが露出を一段階高める方向(例えば、右側方向)に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、露出が一段階上昇した画面をリアルタイムに提供することができる。これによって、ユーザは所望の設定が反映されたか否かを直ちに確認することができる。そして、本発明でオプション値の変更のためのタッチイベントの移動は、与えられるオプションメニューのタイプによって左または右方向に移動、上また下方向に移動、対角方向に移動、時計方向または時計反回り方向に回転移動など、多様な形態になされることができる。
【0060】
そして、上記図6の参照番号655は、上記図6で露出オプション調整のためのオプションメニュー650が提供される時、その形態の例示を拡大して示したものである。上記参照番号651に示すように、上記オプションメニュー650の領域をオプション加減方向によって表現程度(例えば、色、陰影等)を順次に異なるようにして表すことができる。例えば、上記参照番号651に示すように、上記オプションメニュー650で、最左側領域から最右側領域に進行されるほど、陰影が徐々に濃くなる形態を表すことができる。また、参照番号653に示すように、上記オプションメニュー650の最低オプション値と最大オプション値に該当する各領域に該当方向に進行時、オプションが増加または減少することを知らせることができるアイテム(例えば、“−”及び“+”)を提供することができる。例えば、上記参照番号653に示すように、上記オプションメニュー650で、最左側領域に“−”アイテムを表し、最右側領域に“+”アイテムを表すことができる。その他にもオプションメニュー650の複数の領域に区分し、各領域に加減程度を表現するイメージ及びテキストのうち、少なくとも1つを含むようにしたり、または区分された各領域の色相を異なるように表現する方式などが利用できる。これによって、ユーザは露出オプション設定のための加減方向を直観的に認知することができる。そして、このようなオプションメニュー650の表現方式は前述した実施形態及び後述する実施形態に従う多様なオプションメニューでも運用できる。
【0061】
次に、ユーザは参照番号607のような動作により所望のオプション値に変更した後、参照番号609に示すように、上記入力されたタッチイベントを解除することができる。その際、上記タッチイベントが解除される位置は、上記オプションメニュー650の上でオプション値の変更のために移動されたポイントでその解除がなされることができる。上記タッチイベントが解除される時、オプション値は上記ポイントに対応するオプション値に設定できる。したがって、タッチデバイスは入力されたタッチイベントの解除を感知する時、上記オプションメニュー650でタッチイベントが解除されるポイントに対応するオプション値に基づいて撮影ボタン600の本来の機能である撮影機能を実行し、その実行画面を表すことができる。即ち、変更されたオプション値で撮影された撮影画面が表示されることができる。
【0062】
上記図6の例示のように、本発明によれば、撮影ボタン600に入力されたタッチイベントを維持している間、オプションメニュー650が活性化されて表れて、維持しているタッチイベントをオプション値の変更のための方向への移動に対応してオプション値を変更し、タッチイベントを解除する時、変更されたオプション値で撮影ボタン600の本来の機能である撮影機能を実行することができる。
【0063】
以上のように、本発明によれば、撮影モードで撮影ボタン600にタッチイベントを入力するステップ及び上記タッチイベントを解除するステップからなる時、撮影機能が実行できる。また、本発明によれば、撮影モードで撮影ボタン600にタッチイベントを入力するステップ、タッチイベントによるオプションメニュー650を活性化して表示するステップ、与えられたオプションメニュー650によってオプションを設定するステップ、上記タッチイベントを解除するステップからなる時、設定されたオプション値に基づいて撮影機能が実行できる。
【0064】
図7は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【0065】
上記図7に示すように、上記図7ではメッセンジャーモードが実行され、上記メッセンジャーモードで提供される機能ボタン(例えば、送信ボタン、文字入力ボタン等)を用いてチャット機能を遂行する場合の例示を示す。特に、上記図7の場合、送信ボタンに入力されるタッチイベントによってメッセンジャーモードでサポートされるオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、変更されたオプション値に基づいてチャット機能に従うテキスト送信を実行する動作を示す。
【0066】
上記図7を参照すると、参照番号701に示すように、ユーザの操作によってメッセンジャーモードが実行され、それに従う実行画面が表れた状態を仮定する。その際、上記メッセンジャーモード実行時、ユーザのチャット機能実行によって送受信されるテキスト(絵文字、顔文字などのアイテムも含む)が表示領域310に表れ、機能領域330の上にチャット機能遂行のための文字入力ボタン、送信ボタン700などが表示される。その際、上記図7では送信ボタン700を用いる場合の例示を説明する。そして、上記図7ではユーザが文字入力ボタンを用いて“HELLO”文字を入力し、その送信が待機中の状態を仮定することができる。
【0067】
次に、ユーザは参照番号701のような状態で参照番号703に示すように機能領域330の送信ボタン700の上にタッチイベントを入力することができる。その際、タッチデバイスは送信ボタン700を通じてタッチイベントの入力を感知する時、参照番号705に示すように、上記送信ボタン700の上にオプションメニュー750を活性化して表すことができる。
【0068】
上記オプションメニュー750の活性化は、上記タッチイベントが予め設定された時間以上入力される時に表示されることができ、仮に上記タッチイベントが予め設定された時間内に解除される時、送信ボタン700に割り当てられた本来の機能(例えば、入力されたテキスト送信機能)が直ちに実行できる。そして、上記オプションメニュー750は、上記送信ボタン700の上にオーバーレイ形態に提供されるか、上記機能領域330の内で送信ボタン700と隣接する周辺に提供されるか、上記表示領域310の設定された任意の位置に提供される。このようなオプションメニューの提供形態は、実行される特定モード及び該当特定モードで選択される機能ボタンのタイプによって決まることができ、またユーザ設定によって特定位置に表示されることができる。そして、タッチイベントによって最初に提供されるオプションメニューはタッチデバイス製造時に設定されるか、ユーザ設定によって定義される。
【0069】
例えば、ユーザは上記メッセンジャーモードで上記送信ボタン700によるオプションメニューとして、フォントタイプ、フォントサイズ、フォント色、言語などのオプションメニューを指定することができ、それらが出力される順序を決定して設定することができる。仮に、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー750としてフォントサイズメニューを選択指定した場合、上記参照番号705で表示されるオプションメニュー750は、フォントサイズのオプション値調整のためのメニューが表示されることができる。または、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー750としてフォント色メニューを選択指定した場合、上記参照番号705で表示されるオプションメニュー750は、フォント色のオプション値の調整のためのメニューが表示されることができる。
【0070】
そして、上記図7ではその図示及び説明は省略したが、ユーザのタッチイベント移動によって次の順序に設定された他のオプションメニューを追加活性化して表すこともできる。例えば、ユーザがオプション値の変更のための移動方向でない他の方向に移動(例えば、表示領域310の方に一定の距離だけタッチイベント移動)時、上記活性化されたオプションメニューは設定方式によって画面上で除去したり、画面上に維持し、上記移動に従う次の順序を有する新たなオプションメニューを活性化して表すことができる。即ち、設定された順序によって順次に多段階のオプションメニュー活性化が可能である。このようなタッチイベントの移動によって変化される深さ別のオプションメニューを順次に活性化する動作については後述する。ここで、上記オプションメニューを画面上で除去する時、フェードアウト形態のようにオプションメニューが画面上で徐々に消える視覚的効果を与えて除去することができ、上記オプションメニューを画面上で維持する時、半透明形態に変換して表したり、または原形そのまま表すことができる。併せて、本発明の実施形態によれば、上記新たなオプションメニュー活性化時、フェードイン形態のように上記新たなオプションメニューが画面上で徐々に表示される視覚的効果を与えて表すことができる。
【0071】
次に、ユーザは参照番号705のようにオプションメニュー750が活性化された状態で与えられたオプションメニュー750に従うオプション値変更のために、上記タッチイベントを特定方向に移動することができる。例えば、参照番号707に示すように、ユーザは上記オプションメニュー750の上で上記タッチイベントを上または下方向に移動することによって、オプション値を変更することができる。このような場合、タッチデバイスはタッチイベントの移動によって変更されるオプション値が反映された結果をリアルタイムに表すことができる。例えば、参照番号707に示すように、ユーザが与えられたオプションメニュー750の上でオプション値の加減のためにタッチイベントを特定方向に移動する時、変化されたオプション値に対応する結果画面を表すことができる。例えば、ユーザがフォントサイズを一段階高める方向に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、入力されたテキスト“HELLO”のフォントサイズが一段階大きくなった画面をリアルタイムに提供することができる。これによって、ユーザは所望の設定が反映されたか否かを直ちに確認することができる。そして、本発明でオプション値変更のためのタッチイベントの移動は与えられるオプションメニューのタイプによって左または右方向に移動、上また下方向に移動、対角方向に移動、時計方向または時計反回り方向に回転移動など、多様な形態になされることができる。
【0072】
次に、ユーザは参照番号707のような動作により所望のオプション値に変更した後、参照番号709に示すように上記入力されたタッチイベントを解除することができる。その際、上記タッチイベントが解除される位置は、上記オプションメニュー750の上でオプション値変更のために移動したポイントでその解除がなされることができる。上記タッチイベントが解除される時、オプション値は上記ポイントに対応するオプション値に設定できる。したがって、タッチデバイスは入力されたタッチイベントの解除を感知する時、上記オプションメニュー750でタッチイベントが解除されるポイントに対応するオプション値に基づいて送信ボタン700の本来の機能であるテキスト送信機能を実行し、その実行画面を表すことができる。即ち、変更されたオプション値が反映されたテキストが送信された画面が表示されることができる。
【0073】
上記図7の例示のように、本発明によれば送信ボタン700に入力されたタッチイベントを維持している間、オプションメニュー750が活性化されて表れ、維持しているタッチイベントをオプション値の変更のための方向への移動に対応してオプション値を変更し、タッチイベントを解除する時、変更されたオプション値で送信ボタン700の本来の機能であるテキスト送信機能を実行することができる。
【0074】
以上のように、本発明によればメッセンジャーモードで送信ボタン700にタッチイベントを入力するステップ及び上記タッチイベントを解除するステップからなる時、入力されたテキストの送信機能が実行できる。また、本発明によればメッセンジャーモードで送信ボタン700にタッチイベントを入力するステップ、タッチイベントによるオプションメニュー750を活性化して表示するステップ、与えられたオプションメニュー750によってオプションを設定するステップ、上記タッチイベントを解除するステップからなる時、設定されたオプション値に基づいてテキスト送信機能が実行できる。
【0075】
図8は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【0076】
上記図8に示すように、上記図8ではメディアモード(例えば、音楽モード)が実行され、上記メディアモードで提供される機能ボタン(例えば、音楽再生機能制御と関連した制御ボタン(再生ボタン、早送り(Fast Forward)ボタン、巻き戻し(rewind)ボタン、ボリューム調節ボタン、区間反復ボタン等))を用いて音楽再生機能を遂行する場合の例示を表す。特に、上記図8の場合、再生ボタンに入力されるタッチイベントによってメディアモードでサポートされるオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、変更されたオプション値に基づいて音楽再生機能に従う再生速度を制御する動作を示す。
【0077】
上記図8を参照すると、参照番号801に示すように、ユーザの操作によってメディアモードが実行され、それに従う実行画面が表れた状態を仮定する。その際、上記メディアモード実行時、ユーザ選択に従う音楽ファイル情報及び音楽スキンが表示領域310に表れ、機能領域330の上に音楽再生機能遂行のための多様な制御ボタンなどが表示されることができる。その際、上記図8では再生ボタン800を用いる場合の例示を説明する。
【0078】
次に、ユーザは参照番号801のような状態で参照番号803に示すように、機能領域330の再生ボタン800の上にタッチイベントを入力することができる。その際、タッチデバイスは再生ボタン800を通じてタッチイベントの入力を感知する時、参照番号805に示すように、上記再生ボタン800の上にオプションメニュー850を活性化して表すことができる。
【0079】
上記オプションメニュー850の活性化は、上記タッチイベントが予め設定された時間以上入力される時に表示されることができ、仮に上記タッチイベントが予め設定された時間内に解除される時、再生ボタン800に割り当てられた本来の機能(例えば、音楽再生機能)が直ちに実行できる。そして、本発明の上記オプションメニュー850は、上記再生ボタン800の上にオーバーレイ形態に提供されるか、上記機能領域330の内で再生ボタン800と隣接する周辺に提供されるか、上記表示領域310の設定された任意の位置に提供できる。このようなオプションメニューの提供形態は、実行される特定モード及び該当特定モードで選択される機能ボタンのタイプによって決定されることができ、またユーザ設定によって特定位置に表示されることができる。そして、タッチイベントによって最初に提供されるオプションメニューはタッチデバイス製造時に設定されるか、ユーザ設定によって定義できる。
【0080】
例えば、ユーザは上記メディアモードで上記再生ボタン800によるオプションメニューとして、ファイルリスト、音楽スキン、オーディオ効果、区間反復再生、音場(sound field)、再生色温度(playback color temperature)、再生速度等、再生に必要なオプションメニューを指定することができ、それらが出力される順序を決定して設定することができる。仮に、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー850として再生速度メニューを選択指定した場合、上記参照番号805で表示されるオプションメニュー850は、再生速度のオプション値調整のためのメニューが表示されることができる。または、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー850としてファイルリストを選択指定した場合、上記参照番号805で表示されるオプションメニュー850は再生しようとするファイル選択のためのリストメニューが表示されることができる。
【0081】
そして、上記図8ではその図示及び説明は省略したが、ユーザのタッチイベント移動によって次の順序に設定された他のオプションメニューを追加活性化して表すことができる。例えば、ユーザがオプション値変更のための移動方向でない他の方向に移動(例えば、表示領域310の方に一定の距離だけタッチイベント移動)時、上記活性化されたオプションメニューは設定方式によって画面上で除去したり、画面上に維持し、上記移動に従う次の順序を有する新たなオプションメニューを活性化して表すことができる。即ち、設定された順序によって順次に多段階のオプションメニュー活性化が可能である。このようなタッチイベントの移動によって変化される深さ別のオプションメニューを順次に活性化する動作については後述する。ここで、上記オプションメニューを画面上で除去する時、フェードアウト形態のようにオプションメニューが画面上で徐々に消える視覚的効果を与えて除去することができ、上記オプションメニューを画面上で維持する時、半透明形態に変換して表したり、または原形そのまま表すことができる。併せて、本発明の実施形態によれば、上記新たなオプションメニュー活性化時、フェードイン形態のように上記新たなオプションメニューが画面上で徐々に表示される視覚的効果を与えて表すことができる。
【0082】
次に、ユーザは参照番号805のように、オプションメニュー850が活性化された状態で与えられたオプションメニュー850に従うオプション値変更のために上記タッチイベントを特定方向に移動することができる。例えば、参照番号807に示すように、ユーザは上記オプションメニュー850の上で上記タッチイベントを左または右方向に移動することによってオプション値を変更することができる。このような場合、タッチデバイスはタッチイベントの移動によって変更されるオプション値が反映された結果をリアルタイムに表すことができる。例えば、参照番号807に示すように、ユーザが与えられたオプションメニュー850の上でオプション値の加減のためにタッチイベントを特定方向に移動する時に変化されたオプション値に対応する結果画面を表すことができる。
【0083】
例えば、上記与えられるオプションメニュー850が再生速度の加減のためのオプションメニューの場合、ユーザが上記オプションメニュー850の上で再生速度を一段階高める方向に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、再生速度が変化(例えば、増加)されることを知らせる関連情報が画面を通じてリアルタイムに提供できる。または、上記与えられるオプションメニュー850が音楽スキン変更のためのオプションメニューの場合、ユーザが上記オプションメニュー850の上で音楽スキンを変更する方向に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、音楽スキンが変化された画面をリアルタイムに提供することができる。または、上記与えられるオプションメニュー850が区間再生設定のためのオプションメニューの場合、ユーザが上記オプションメニュー850の上で区間再生を所望の区間だけ上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)して再生区間(または、再生長さ)を設定すれば、現在再生時点(または、再生開始時点)から上記タッチイベントが移動した区間だけ再生区間(または、再生長さ)が設定されることを知らせる関連情報が画面を通じてリアルタイムに提供できる。
【0084】
これによって、ユーザは所望の設定が反映されたか否かを直ちに確認することができる。そして、本発明でオプション値変更のためのタッチイベントの移動は、与えられるオプションメニューのタイプによって左または右方向に移動、上また下方向に移動、対角方向に移動、時計方向または時計反回り方向に回転移動など、多様な形態になされることができる。
【0085】
次に、ユーザは参照番号807のような動作により所望のオプション値に変更した後、参照番号809に示すように、上記入力されたタッチイベントを解除することができる。その際、上記タッチイベントが解除される位置は、上記オプションメニュー850の上でオプション値変更のために移動したポイントでその解除がなされることができる。上記タッチイベントが解除される時、オプション値は上記ポイントに対応するオプション値に設定できる。したがって、タッチデバイスは入力されたタッチイベントの解除を感知する時、上記オプションメニュー850でタッチイベントが解除されるポイントに対応するオプション値に基づいて再生ボタン800の本来の機能である音楽再生機能を実行し、その実行画面を表すことができる。例えば、変更されたオプション値が反映された再生速度でプログレスバーが移動する画面が表示されることができる。このような音楽再生機能のうち、サウンド出力と関連する機能制御の場合、変化されたオプション値によってサウンド出力したり、変更して出力することができる。例えば、再生速度変化に合せて出力されるサウンドは、速いテンポで出力されたり鈍いテンポで出力される。または、現在再生時点(または、再生開始時点)からユーザが指定した区間(または、長さ)だけ区間再生がなされることができる。
【0086】
上記図8の例示のように、本発明によれば再生ボタン800に入力されたタッチイベントを維持している間、オプションメニュー850が活性化されて表れ、維持しているタッチイベントをオプション値の変更のための方向への移動に対応してオプション値を変更し、タッチイベントを解除する時、変更されたオプション値で再生ボタン800の本来の機能である音楽再生機能を実行することができる。
【0087】
以上のように、本発明によれば、メディアモードで再生ボタン800にタッチイベントを入力するステップ及び上記タッチイベントを解除するステップからなる時、音楽再生機能が実行できる。また、本発明によれば、メディアモードで再生ボタン800にタッチイベントを入力するステップ、タッチイベントによるオプションメニュー850を活性化して表示するステップ、与えられたオプションメニュー850によってオプションを設定するステップ、上記タッチイベントを解除するステップからなる時、設定されたオプション値に基づいて音楽再生機能が実行できる。
【0088】
図9は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。特に、上記図9は上記図8と類似の動作を遂行することができ、提供されるオプションメニューが異なる場合の例示を示す。例えば、上記図8では再生速度オプション値調節のためのバータイプのオプションメニュー850が提供される場合の例示であり、上記図9ではオーディオ効果オプション値調節のためのメニュータイプのオプションメニュー950が提供される場合の例示でありうる。併せて、このように同一な特定モードで提供される多様なオプションメニューを複合的に運用できる動作例示については後述する図面を参照して説明される。
【0089】
上記図9に示すように、上記図9ではメディアモード(例えば、音楽モード)が実行され、上記メディアモードで提供される機能ボタン(例えば、音楽再生機能制御と関連した制御ボタン(再生ボタン、早送りボタン、巻き戻しボタン、ボリューム調節ボタン、区間反復ボタン等))を用いて音楽再生機能を遂行する場合の例示を表す。特に、上記図9の場合,再生ボタンに入力されるタッチイベントによってメディアモードでサポートされるオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、変更されたオプション値に基づいて音楽再生機能に従う再生速度を制御する動作を表す。
【0090】
上記図9を参照すると、参照番号901に示すように、ユーザの操作によってメディアモードが実行され、それに従う実行画面が表れた状態を仮定する。その際、上記メディアモード実行時、ユーザ選択に従う音楽ファイル情報及び音楽スキンが表示領域310に表れて、機能領域330の上に音楽再生機能遂行のための多様な制御ボタンなどが表示されることができる。その際、上記図9では再生ボタン900を用いる場合の例示を説明する。
【0091】
次に、ユーザは参照番号901のような状態で参照番号903に示すように、機能領域330の再生ボタン900の上にタッチイベントを入力することができる。その際、タッチデバイスは再生ボタン900を通じてタッチイベントの入力を感知する時、参照番号905に示すように、上記再生ボタン900の上にオプションメニュー950を活性化して表すことができる。
【0092】
上記オプションメニュー950の活性化は、上記タッチイベントが予め設定された時間以上入力される時に表示されることができ、仮に上記タッチイベントが予め設定された時間内に解除される時、再生ボタン900に割り当てられた本来の機能(例えば、音楽再生機能)が直ちに実行できる。そして、本発明で上記オプションメニュー950は、上記再生ボタン900の上にオーバーレイ形態に提供されるか、上記機能領域330の内で再生ボタン900と隣接する周辺に提供されるか、上記表示領域310の設定された任意の位置に提供される。このようなオプションメニューの提供形態は、実行される特定モード及び該当特定モードで選択される機能ボタンのタイプによって決まることができ、またユーザ設定によって特定位置に表示されることができる。そして、タッチイベントによって最初に提供されるオプションメニューはタッチデバイス製造時に設定されるかユーザ設定によって定義される。
【0093】
例えば、ユーザは上記メディアモードで上記再生ボタン900によるオプションメニューとして、ファイルリスト、音楽スキン、オーディオ効果、区間反復再生、音場、再生色温度、再生速度等、再生に必要なオプションメニューを指定することができ、それらが出力される順序を決定して設定することができる。仮に、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー950としてオーディオ効果メニューを選択指定した場合、上記参照番号905で表示されるオプションメニュー950は、オーディオ効果のオプション値調整のためのメニューが表示されることができる。
【0094】
そして、上記図9ではその図示及び説明は省略したが、ユーザのタッチイベント移動によって次の順序に設定された他のオプションメニューを追加活性化して表すことができる。例えば、ユーザがオプション値変更のための移動方向でない他の方向に移動(例えば、表示領域310の方に一定の距離だけタッチイベント移動)時、上記活性化されたオプションメニューは設定方式によって画面上で除去したり、画面上に維持し、上記移動に従う次の順序を有する新たなオプションメニューを活性化して表すことができる。即ち、設定された順序によって順次に多段階のオプションメニュー活性化が可能である。このようなタッチイベントの移動によって変化される深さ別のオプションメニューを順次に活性化する動作については後述する。ここで、上記オプションメニューを画面上で除去する時、フェードアウト形態のようにオプションメニューが画面上で徐々に消える視覚的効果を与えて除去することができ、上記オプションメニューを画面上で維持する時、半透明形態に変換して表したり、または原形そのまま表すことができる。併せて、本発明の実施形態によれば、上記新たなオプションメニュー活性化時、フェードイン形態のように上記新たなオプションメニューが画面上で徐々に表示される視覚的効果を与えて表すことができる。
【0095】
次に、ユーザは参照番号905のように、オプションメニュー950が活性化された状態で与えられたオプションメニュー950に従うオプション値変更のために上記タッチイベントを特定方向に移動することができる。例えば、参照番号907に示すように、ユーザは上記オプションメニュー950の上で上記タッチイベントを左または右方向に移動することによってオプション値を変更することができる。このような場合、タッチデバイスはタッチイベントの移動に従って変更されるオプション値が反映された結果をリアルタイムに表すことができる。例えば、参照番号907に示すように、ユーザが与えられたオプションメニュー950の上でオプション値の加減のためにタッチイベントを特定方向に移動する時、変化されたオプション値に対応する結果画面を表すことができる。例えば、ユーザが特定オーディオ効果を変更する方向に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、ユーザ選択に従う該当オーディオ効果部分がハイライトされるように、その変化状態を知らせる画面をリアルタイムに提供することができる。そして、本発明でオプション値変更のためのタッチイベントの移動は与えられるオプションメニューのタイプによって左または右方向に移動、上また下方向に移動、対角方向に移動、時計方向または時計反回り方向に回転移動など、多様な形態になされることができる。
【0096】
次に、ユーザは参照番号907のような動作により所望するオプション値に変更した後、参照番号909に示すように、上記入力されたタッチイベントを解除することができる。その際、上記タッチイベントが解除される位置は、上記オプションメニュー950の上でオプション値変更のために移動されたポイントでその解除がなされることができる。上記タッチイベントが解除される時、オプション値は上記ポイントに対応するオプション値に設定できる。したがって、タッチデバイスは入力されたタッチイベントの解除を感知する時、上記オプションメニュー950でタッチイベントが解除されるポイントに対応するオプション値に基づいて再生ボタン900の本来の機能である音楽再生機能を実行し、その実行画面を表すことができる。例えば、変更されたオプション値が反映されたオーディオ効果(例えば、POP)により再生されることを知らせる情報を画面を通じて提供することができ、オーディオ効果変化に合せて出力されるサウンドやはり該当オーディオ効果(例えば、POP)に合せて出力することができる。
【0097】
上記図9の例示のように、本発明によれば、再生ボタン900に入力されたタッチイベントを維持している間、オプションメニュー950が活性化されて表れ、維持しているタッチイベントをオプション値の変更のための方向への移動に対応してオプション値を変更し、タッチイベントを解除する時、変更されたオプション値で再生ボタン900の本来の機能である音楽再生機能を実行することができる。
【0098】
以上のように、本発明によればメディアモードで再生ボタン900にタッチイベントを入力するステップ及び上記タッチイベントを解除するステップからなる時、音楽再生機能が実行できる。また、本発明によればメディアモードで再生ボタン900にタッチイベントを入力するステップ、タッチイベントによるオプションメニュー950を活性化して表示するステップ、与えられたオプションメニュー950によってオプションを設定するステップ、上記タッチイベントを解除するステップからなる時、設定されたオプション値に基づいて音楽再生機能が実行できる。
【0099】
図10は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【0100】
上記図10に示すように、上記図10ではメディアモード(例えば、放送モード、動映像モード)が実行され、上記メディアモードで提供される機能ボタン(例えば、再生機能制御と関連した制御ボタン(再生ボタン、停止ボタン、早送りボタン、巻き戻しボタン、チャンネル切替ボタン、録画ボタン、ボリューム調節ボタン、区間反復ボタン等))を用いて移動放送再生機能を遂行する場合の例示を表す。特に、上記図10の場合、録画ボタンに入力されるタッチイベントによってメディアモードでサポートされるオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、変更されたオプション値に基づいて移動放送再生機能に従う再生速度を制御する動作を表す。
【0101】
上記図10を参照すると、参照番号1001に示すように、ユーザの操作によってメディアモードが実行され、それに従う実行画面が表れた状態を仮定する。その際、上記メディアモード実行時、ユーザ選択に従う移動放送チャンネルの該当映像が表示領域310に表れ、機能領域330の上に移動放送再生機能の遂行のための多様な制御ボタン(例えば、再生ボタン、チャンネル切替ボタン、区間反復ボタン、録画ボタンなど)が表示されることができる。その際、上記図10では録画ボタン1000を用いる場合の例示を説明する。
【0102】
次に、ユーザは参照番号1001のような状態で参照番号1003に示すように、機能領域330の録画ボタン1000の上にタッチイベントを入力することができる。その際、タッチデバイスは録画ボタン1000を通じてタッチイベントの入力を感知する時、参照番号1005に示すように、上記録画ボタン1000の上にオプションメニュー1050を活性化して表すことができる。
【0103】
上記オプションメニュー1050の活性化は、上記タッチイベントが予め設定された時間以上入力される時に表示されることができ、仮に上記タッチイベントが予め設定された時間内に解除される時、再生ボタン1000に割り当てられた本来の機能(例えば、録画機能)が直ちに実行できる。そして、本発明の上記オプションメニュー1050は、上記録画ボタン800の上にオーバーレイ形態に提供されるか、上記機能領域330の内で録画ボタン1000と隣接する周辺に提供されるか、上記表示領域310の設定された任意の位置に提供される。このようなオプションメニューの提供形態は、実行される特定モード及び該当特定モードから選択される機能ボタンのタイプによって決まることができ、またユーザ設定によって特定位置に表示されることができる。そして、タッチイベントによって最初に提供されるオプションメニューは、タッチデバイス製造時に設定されるか、ユーザ設定によって定義される。
【0104】
例えば、ユーザは上記メディアモードで上記録画ボタン1000によるオプションメニューとして、チャンネルリスト、録画日、録画時間、録画開始時間、録画終了時間など、録画に必要なオプションメニューを指定することができ、それらが出力される順序を決定して設定することができる。仮に、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー1050として録画時間メニューを選択指定した場合、上記参照番号1005で表示されるオプションメニュー1050は、録画時間のオプション値調整のためのメニューが表示されることができる。または、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー1050としてチャンネルリストを選択指定した場合、上記参照番号1005で表示されるオプションメニュー1050は録画しようとするチャンネルの放送選択のためのリストメニューが表示されることができる。
【0105】
そして、上記図10ではその図示及び説明は省略したが、ユーザのタッチイベント移動によって次の順序に設定された他のオプションメニューを追加活性化して表すことができる。例えば、ユーザがオプション値変更のための移動方向でない他の方向に移動(例えば、表示領域310の方に一定の距離だけタッチイベント移動)時、上記活性化されたオプションメニューは設定方式によって画面上で除去したり、画面上に維持し、上記移動に従う次の順序を有する新たなオプションメニューを活性化して表すことができる。即ち、設定された順序によって順次に多段階のオプションメニュー活性化が可能である。このようなタッチイベントの移動によって変化される深さ別のオプションメニューを順次に活性化する動作については後述す。ここで、上記オプションメニューを画面上で除去する時、フェードアウト形態のようにオプションメニューが画面上で徐々に消える視覚的効果を与えて除去することができ、上記オプションメニューを画面上で維持する時、半透明形態に変換して表したり、または原形そのまま表すことができる。併せて、本発明の実施形態によれば、上記新たなオプションメニュー活性化時、フェードイン形態のように上記新たなオプションメニューが画面上で徐々に表示される視覚的効果を与えて表すことができる。
【0106】
次に、ユーザは参照番号1005のようにオプションメニュー1050が活性化された状態で与えられたオプションメニュー850に従うオプション値の変更のために上記タッチイベントを特定方向に移動することができる。例えば、参照番号1007に示すように、ユーザは上記オプションメニュー1050の上で上記タッチイベントを上または下方向に移動することによってオプション値を変更することができる。このような場合、タッチデバイスはタッチイベントの移動によって変更されるオプション値が反映された結果をリアルタイムに表すことができる。例えば、参照番号1007に示すように、ユーザが与えられたオプションメニュー1050の上でオプション値の加減のためにタッチイベントを特定方向に移動する時に変化されたオプション値に対応する結果画面を表すことができる。例えば、ユーザが録画時間を設定しようとする方向(位置)に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、選択しようとする録画時間を知らせる関連情報が画面を通じてリアルタイムに提供できる。または、ユーザが録画しようとするチャンネルの方向(位置)に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、選択されるチャンネルを知らせる関連情報と画面を通じてリアルタイムに提供できる。これによって、ユーザは所望の設定が反映されたか否かを直ちに確認することができる。そして、本発明でオプション値変更のためのタッチイベントの移動は与えられるオプションメニューのタイプによって左または右方向に移動、上また下方向に移動、対角方向に移動、時計方向または時計反回り方向に回転移動など、多様な形態になされることができる。
【0107】
次に、ユーザは参照番号1007のような動作により所望のオプション値に変更した後、参照番号1009に示すように、上記入力されたタッチイベントを解除することができる。その際、上記タッチイベントが解除される位置は上記オプションメニュー1050の上でオプション値変更のために移動されたポイントでその解除がなされることができる。上記タッチイベントが解除される時、オプション値は上記ポイントに対応するオプション値に設定できる。したがって、タッチデバイスは入力されたタッチイベントの解除を感知する時、上記オプションメニュー1050でタッチイベントが解除されるポイントに対応するオプション値に基づいて録画ボタン1000の本来の機能である録画機能を実行し、その実行画面を表すことができる。即ち、ユーザは録画ボタン1000を用いて録画時間設定後、直ちに録画機能を実行することができ、変更されたオプション値(録画時間)によって録画情報または録画予定情報が画面に表示されることができる。
【0108】
上記図10の例示のように、本発明によれば、録画ボタン1000に入力されたタッチイベントを維持している間、オプションメニュー1050が活性化されて表れ、維持しているタッチイベントをオプション値の変更のための方向への移動に対応してオプション値を変更し、タッチイベントを解除する時、変更されたオプション値で録画ボタン1000の本来の機能である録画機能を実行することができる。
【0109】
以上のように、本発明によればメディアモードで録画ボタン1000にタッチイベントを入力するステップ及び上記タッチイベントを解除するステップからなる時、録画機能が実行できる。また、本発明によれば、メディアモードで録画ボタン1000にタッチイベントを入力するステップ、タッチイベントによるオプションメニュー1050を活性化して表示するステップ、与えられたオプションメニュー1050によってオプションを設定するステップ、上記タッチイベントを解除するステップからなる時、設定されたオプション値に基づいて録画機能が実行できる。
【0110】
図11は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【0111】
上記図11に示すように、上記図11では通話モードが実行され、上記通話モードで提供される機能ボタン(例えば、音声通話ボタン、映像通話ボタン、メッセージボタン、文字入力ボタン等)を用いて通話機能を遂行する場合の例示を示す。特に、上記図11の場合、音声通話ボタンに入力されるタッチイベントによって通話モードでサポートされるオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、変更されたオプション値に基づいて通話機能に従うコール発信を実行する動作を示す。
【0112】
上記図11を参照すると、参照番号1101に示すように、ユーザの操作によって通信モードが実行され、それに従う実行画面が表れた状態を仮定する。その際、上記通信モード実行時、ユーザにより入力される受信者情報(例えば、電話番号)が表示領域310に表れ、機能領域330の上に通話機能遂行のための音声通話ボタン、映像通話ボタン、メッセージボタン、文字入力ボタンなどが表示されることができる。その際、上記図11では音声通話ボタン1100を用いる場合の例示を説明する。そして、上記図7ではユーザが文字入力ボタンを用いて“010−5555−5555”の受信者情報を入力し、それによるコール発信の待機中の状態を仮定することができる。
【0113】
次に、ユーザは参照番号1101のような状態で参照番号1103に示すように、機能領域330の音声通話ボタン1100の上にタッチイベントを入力することができる。その際、タッチデバイスは音声通話ボタン1100を通じてタッチイベントの入力を感知する時、参照番号1105に示すように、上記音声通話ボタン1100の上にオプションメニュー1150を活性化して表すことができる。
【0114】
上記オプションメニュー1150の活性化は、上記タッチイベントが予め設定された時間以上入力される時に表示されることができ、仮に上記タッチイベントが予め設定された時間内に解除される時、音声通話ボタン1100に割り当てられた本来の機能(例えば、コール発信機能)が直ちに実行できる。そして、本発明の上記オプションメニュー1150は、上記音声通話ボタン1100の上にオーバーレイ形態に提供されるか、上記機能領域330の内で送信ボタン1100と隣接する周辺に提供されるか、上記表示領域310の設定された任意の位置に提供される。このようなオプションメニューの提供形態は、実行される特定モード及び該当特定モードから選択される機能ボタンのタイプによって決まることができ、またユーザ設定によって特定位置に表示されることができる。そして、タッチイベントによって最初提供されるオプションメニューはタッチデバイス製造時に設定されるか、ユーザ設定によって定義される。
【0115】
例えば、ユーザは上記通話モードで上記音声通話ボタン1100によるオプションメニューとして、キーパッド(Keypad)、コール終了(End Call)、スピーカー(Speaker)、ミュート(Mute)、代替映像(Replace Picture)(映像通話ボタンに割り当てられることができる)などのオプションメニューを指定することができる。このような場合、上記参照番号1105で表示されるオプションメニュー1150は、キーパッド(Keypad)、コール終了(End Call)、スピーカー(Speaker)、ミュート(Mute)などのオプション値を選択できるメニューが表示されることができる。
【0116】
そして、上記図11ではその図示及び説明は省略したが、ユーザのタッチイベント移動に従って次の順序に設定された他のオプションメニューを追加活性化して表すこともできる。例えば、ユーザがオプション値変更のための移動方向でない他の方向に移動(例えば、表示領域310の方に一定の距離位タッチイベント移動)時、上記活性化されたオプションメニューは設定方式によって画面上で除去したり、画面上に維持し、上記移動に従う次の順序を有する新たなオプションメニューを活性化して表すことができる。即ち、設定された順序によって順次に多段階のオプションメニュー活性化が可能である。このようなタッチイベントの移動によって変化される深さ別のオプションメニューを順次に活性化する動作については後述する。ここで、上記オプションメニューを画面上で除去する時、フェードアウト形態のようにオプションメニューが画面上で徐々に消える視覚的効果を与えて除去することができ、上記オプションメニューを画面上で維持する時、半透明形態に変換して表したり、または原形そのまま表すことができる。併せて、本発明の実施形態によれば、上記新たなオプションメニュー活性化時、フェードイン形態のように上記新たなオプションメニューが画面上で徐々に表示される視覚的効果を与えて表すことができる。
【0117】
次に、ユーザは参照番号1105のようにオプションメニュー1150が活性化された状態で与えられたオプションメニュー1150に従うオプション値変更のために上記タッチイベントを特定方向に移動することができる。例えば、参照番号1107に示すように、ユーザは上記オプションメニュー1150の上で上記タッチイベントを上または下方向に移動することによって、オプション値を変更することができる。このような場合、タッチデバイスはタッチイベントの移動によって変更されるオプション値が反映された結果をリアルタイムに表すことができる。例えば、参照番号1107に示すように、ユーザが与えられたオプションメニュー1150の上でオプション値の選択のためにタッチイベントを特定方向に移動する時、選択されたオプション値に対応する結果画面を表すことができる。例えば、ユーザがスピーカーフォンモードに変更する方向に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、ユーザ選択に従う該当オプション部分がハイライトされることのように、その変化状態を知らせる画面をリアルタイムに提供することができる。これによって、ユーザは所望の設定が反映されたか否かを直ちに確認することができる。そして、本発明でオプション値変更のためのタッチイベントの移動は与えられるオプションメニューのタイプによって左または右方向に移動、上また下方向に移動、対角方向に移動、時計方向または時計反回り方向に回転移動など、多様な形態になされることができる。
【0118】
次に、ユーザは参照番号1107のような動作により所望のオプション値に変更した後、参照番号1109に示すように、上記入力されたタッチイベントを解除することができる。その際、上記タッチイベントが解除される位置は、上記オプションメニュー1150の上でオプション値変更のために移動されたポイントでその解除がなされることができる。上記タッチイベントが解除される時、オプション値は上記ポイントに対応するオプション値に設定できる。したがって、タッチデバイスは入力されたタッチイベントの解除を感知する時、上記オプションメニュー1150でタッチイベントが解除されるポイントに対応するオプション値に基づいて音声通話ボタン700の本来の機能であるコール発信機能を実行し、その実行画面を表すことができる。即ち、変更されたオプション値でコール発信がなされる画面が表示されることができる。
【0119】
上記図11の例示のように、本発明によれば、音声通話ボタン1100に入力されたタッチイベントを維持している間、オプションメニュー1150が活性化されて表れ、維持しているタッチイベントをオプション値の変更のための方向への移動に対応してオプション値を変更し、タッチイベントを解除する時、変更されたオプション値で音声通話ボタン1100の本来の機能であるコール機能を実行することができる。
【0120】
以上のように、本発明によれば通話モードで音声通話ボタン1100にタッチイベントを入力するステップ、及び上記タッチイベントを解除するステップからなる時、コール発信機能が直ちに実行できる。また、本発明によれば通話モードで音声通話ボタン1100にタッチイベントを入力するステップ、タッチイベントによるオプションメニュー1150を活性化して表示するステップ、与えられたオプションメニュー1150によってオプションを設定するステップ、上記タッチイベントを解除するステップからなる時、設定されたオプション値に基づいてコール発信機能が実行できる。
【0121】
図12は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける機能ボタンを用いたオプション変更及び機能を実行する動作を説明するための概略図である。
【0122】
上記図12を参照すると、参照番号1210に示すように、特定モードでサポート可能な特定機能ボタンが機能領域330を通じて提供できる。そして、ユーザは参照番号1220に示すように、上記機能ボタンの上にタッチイベントを入力することができる。
【0123】
ここで、ユーザは上記参照番号1220のように入力されたタッチイベントを予め設定された時間内に解除して、機能ボタンに割り当てられた該当機能を直ちに実行したり、または入力されたタッチイベントを予め設定された時間以上維持して参照番号1230に示すように、オプションメニュー1200を活性化して表すことができる。
【0124】
そして、ユーザは参照番号1230のように活性化されたオプションメニュー1200でタッチイベントの移動によりユーザが所望のオプション値を設定した後、参照番号1240に示すように、タッチイベントを解除することができる。
【0125】
特定モードで提供される機能ボタンにタッチイベントを入力し、上記タッチイベントを解除する場合では、機能ボタンに割り当てられた本来の機能が直ちに実行できる。一方、特定モードで機能ボタンにタッチイベントを入力し、タッチイベントによるオプションメニュー1200を活性化して表示し、与えられたオプションメニュー1200によってオプションを設定し、上記タッチイベントを解除する場合、設定されたオプション値を反映した後、機能ボタンに割り当てられた本来の機能が実行できる。
【0126】
このように、機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション設定と関連した第2機能が実行され、上記タッチイベントの解除によって上記第2機能により設定されたオプション値で上記機能ボタンに割り当てられた第1機能を実行することができる。即ち、本発明によれば1つの機能ボタンに入力するワンタッチに基づくタッチイベントを用いて複合的な機能運用が可能である。
【0127】
図13は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスでワンタッチ入力により多重オプション値を設定する動作を説明するための概略図である。
【0128】
上記図13を参照すると、参照番号1310に示すように、特定モードでサポート可能な特定機能ボタンが機能領域330を通じて提供できる。そして、ユーザは参照番号1320に示すように、上記機能ボタンの上にタッチイベントを入力することができる。そして、ユーザが上記入力されたタッチイベントを予め設定された時間だけ維持する時、参照番号1330に示すように、オプションメニュー1300が活性化されて表示されることができる。
【0129】
次に、ユーザは参照番号1330のように、オプションメニュー1300が活性化された状態でタッチイベントを左または右方向に移動するインタラクションによりオプション値を変更することができる。または、ユーザは参照番号1330のようにオプションメニュー1300が活性化された状態で次の深さの他のオプションメニュー活性化のために参照番号1340に示すように、上記タッチイベントを上方向に一定の距離だけ移動することができる。すると、参照番号1370に示すように、以前に活性化されたオプションメニュー1300は画面上で除去され、上記タッチイベントの移動に従う次の深さの新たなオプションメニュー1370が上記タッチイベントが位置した領域に活性化されて表示されることができる。本発明によれば、オプション値調整のための移動でない他の深さのオプションメニュー活性化のためのタッチイベント移動に従って多段階のオプションメニューを順次に表すことができる。併せて、参照番号1350のような状態で以前の深さのオプションメニュー1300の活性化のためには上記した順序の逆順によりなされることができる。
【0130】
一方、本発明の実施形態では、前述したように新たなオプションメニュー活性化時の以前に活性化されたオプションメニューを画面上で除去するものを例示としたが、本発明がこれに限定されるものではない。例えば、本発明の実施形態によれば、上記以前に活性化されたオプションメニューは前述したように画面上で除去されるか、または活性化された状態、即ち、画面上でその表示を維持することもできる。その際、オプションメニューを除去する時、その表現方式でフェードアウトのような視覚的効果を与えて除去することができる。また、オプションメニューを維持する時、半透明形態に変換する視覚的効果を与えて表したり、または原形そのまま表すことができる。併せて、本発明の実施形態によれば、上記新たなオプションメニュー活性化時、フェードインのような視覚的効果を与えて表すことができる。
【0131】
次に、ユーザは参照番号1330のように活性化されたオプションメニュー1370でタッチイベントの移動によりユーザが所望のオプション値を設定した後、参照番号1360に示すように、タッチイベントを解除することができる。
【0132】
その際、上記タッチイベントが解除される時、変更設定されるオプション値は少なくとも1つのオプションに対する少なくとも1つのオプション値でありうる。即ち、ユーザが参照番号1330段階で与えられたオプションメニュー1300のみによりオプション値を設定したり、参照番号1330段階で与えられたオプションメニュー1300によってはオプション値を設定せず、参照番号1350段階で与えられたオプションメニュー1070のみによりオプション値を設定する時、上記タッチイベント解除時に反映されるオプション値は1つでありうる。
【0133】
一方、ユーザが参照番号1330段階で与えられたオプションメニュー1300に基づいて第1オプション値を設定し、また参照番号1350段階で与えられたオプションメニュー1370に基づいて第2オプション値を設定する時、上記タッチイベント解除時に反映されるオプション値はオプションメニュー1300に基づく第1オプション値とオプションメニュー1370に基づく第2オプション値、2つが共に適用できる。ここで、上記オプションメニュー1300に対する第1オプション値の変更後、上記オプションメニュー1370への切替時、上記オプションメニュー1300の第1オプション値は一時的に格納できる。そして、上記オプションメニュー1370に対する第2オプション値が設定された後、タッチイベントが解除される時、上記一時格納されたオプションメニュー1300の第1オプション値と上記オプションメニュー1370でタッチイベントが解除されるポイントのオプション値(即ち、上記第2オプション値)を共に反映して、上記タッチイベント解除に従う上記機能ボタンの機能実行がなされることができる。
【0134】
一方、上記図13の例示では、次の深さまたは以前の深さのオプションメニュー切替のためにタッチイベントを上方向または下方向に移動する場合を例示として表した。これは、タッチイベントによって与えられるオプションメニューでオプション値設定のためのタッチイベントが左または右方向に移動される場合によって決定されたものである。したがって、本発明によれば、次の深さまたは以前の深さのオプションメニュー切替のためのタッチイベントは、オプション値の設定のためのタッチイベントの移動と区分できる多様な方向に移動することにより遂行できる。即ち、本発明の実施形態において、深さ別のオプションメニュー活性化のためのタッチイベントの移動は、必ず特定形態に限定されるものでなく、深さ別のオプションメニュー活性化及びオプション値変更のためのタッチイベントのタイプを区分できるように与えられる多様な形態の入力により具現できることと理解されるべきである。
【0135】
また、本発明の実施形態によれば、上記図13のような多重オプション値設定のための深さ別のオプションメニュー変更は、タッチイベントを移動する方式の他にも、多様な方式でもサポートできる。このような例示が図14乃至図16に表れている。
【0136】
図14乃至図16は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける多重オプション値設定のためのオプションメニューを変更することができる例示を示す図である。
【0137】
上記図14乃至図16に示すように、上記図14はタッチイベントの入力は固定した状態でタッチデバイスの姿勢変化を用いる場合の動作例示を示し、図15はタッチイベントの入力は固定した状態で追加的なタッチイベント入力(例えば、マルチタッチイベント入力)を用いる場合の動作例示を示し、図16はタッチイベントの入力は固定した状態でハードキー入力を用いる場合の動作例を示す。
【0138】
上記図14を参照すると、参照番号1410に示すように、機能ボタンの上にタッチイベント入力によりオプションメニュー1400が活性化された状態で、ユーザは参照番号1410に示すように、機能ボタンの上に入力された上記タッチイベントは維持しながらタッチデバイスを前/後/左/右に動くことにより、姿勢変化を与えることができる。すると、参照番号1430に示すように、上記タッチイベントが維持されている機能ボタンの上に以前のオプションメニュー1400の代わりに新たなオプションメニュー1450が取り替えられて表示されることができる。即ち、ユーザは深さ別のオプションメニューの間の切替のために入力されたタッチイベントは維持する状態でタッチデバイスの姿勢を変化することにより、次の深さのオプションメニュー、以前の深さのオプションメニューなどの多段階のオプションメニューを順次に活性化することができる。このような場合、上記タッチデバイスはモーションセンサーなどのようなタッチデバイスの姿勢変化に従う姿勢情報を検出できるセンサーを含むことができる。
【0139】
上記図15を参照すると、参照番号1510に示すように、機能ボタンの上に第1タッチイベント1501の入力によりオプションメニュー1500が活性化された状態で、ユーザは参照番号1520に示すように、上記機能ボタンの上に入力された上記第1タッチイベント1501は維持しながら表示領域310の一領域に第2タッチイベント1503を入力して上/下/左/右に移動することができる。ここで、上記第2タッチイベント1503は、表示領域310または機能領域330のうち、任意の領域に入力できるが、ユーザの直観性を考慮して表示領域310に入力されることが好ましい。すると、参照番号1530に示すように、上記第1タッチイベントが維持された機能ボタンの上に以前のオプションメニュー1500の代わりに新たなオプションメニュー1550が取り替えられて表示されることができる。即ち、ユーザは深さ別のオプションメニューの間の切替のために入力された第1タッチイベント1501は維持する状態でマルチタッチに基づく第2タッチイベント1503を入力して特定方向に移動することにより、次の深さのオプションメニュー、以前の深さのオプションメニューなどのような多段階のオプションメニューを順次に活性化できる。
【0140】
上記図16を参照すると、参照番号1610に示すように、機能ボタンの上にタッチイベント入力によりオプションメニュー1600が活性化された状態で、ユーザは参照番号1620に示すように、上記機能ボタンの上に入力された上記タッチイベントは維持しながらハードキー1640を入力することができる。すると、参照番号1630に示すように、上記タッチイベントが維持される機能ボタンの上に以前のオプションメニュー1600の代わりに新たなオプションメニュー1650が取り替えられて表示されることができる。即ち、ユーザは深さ別のオプションメニューの間の切替のために入力されたタッチイベントは維持する状態でハードキー1640を用いて操作することにより、次の深さのオプションメニュー、以前の深さのオプションメニューなどのように多段階のオプションメニューを順次に活性化することができる。
【0141】
上記図14乃至図16のように、本発明の実施形態に従う深さ別の多段階オプションメニューの間の切替を遂行することができる。したがって、ユーザはオプションメニューの間の切替を遂行しながら切替されるオプションメニュー別の複数個のオプション値を簡便にリアルタイムに設定し、複数個のオプション値に基づいて特定モードでの機能ボタンによる機能を実行することができる。
【0142】
図17は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおけるオプションメニューが提供される多様な形態を説明するための概略図である。
【0143】
上記図17に示すように、参照番号1710は機能領域330の機能ボタンの上に横方向のバータイプでオプションメニュー1700が提供される場合の例示を示し、参照番号1720は機能領域330と表示領域310に亘って縦方向の逆三角タイプでオプションメニュー1700が提供される場合の例示を示し、参照番号1730は機能領域330の機能ボタンと隣接した周辺領域(機能領域310または表示領域330に表示されることができる)に横方向のブロックタイプでオプションメニュー1700が提供される場合の例示を示し、参照番号1740は機能領域330の機能ボタン自体を用いてオプションメニュー1700が提供される場合の例示を示し、参照番号1750は機能領域330の機能ボタンを取り囲みながら四角タイプでオプションメニュー1700が提供される場合の例示を示し、参照番号1760は機能領域330の機能ボタンを取り囲みながら円タイプでオプションメニュー1700が提供される場合の例示を示す。その他にも、本発明のオプションメニュー1700は機能ボタンの上、機能ボタンと隣接した周辺領域、表示領域330などにリストタイプでも提供できる。
【0144】
このように、本発明のオプション値の設定のためのオプションメニュー1700は、種類、方向、サイズ、位置などの制約無しで、一次元形態から多次元の形態に提供できる。したがって、本発明で提供されるオプションメニューは前述したような形態に限定されるものでなく、タッチデバイスでワンタッチに基づくオプション変更及び機能実行をサポートできるように与えられる多様な形態で具現できることと理解されるべきである。
【0145】
図18は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御方法を示すフローチャートである。
【0146】
上記図18を参照すると、制御部500はユーザ選択に従う特定モードを実行することができる(ステップ1801)。例えば、制御部500は前述したように、ユーザ選択に対応して、撮影モード、メッセンジャーモード、メディアモード(音楽モード、動映像モード、放送モード)、通話モードなどの特定モードを実行し、それに従う実行画面表示を制御することができる。
【0147】
次に、制御部500は特定モードが実行された状態で上記特定モードの機能制御のための機能ボタンの上にタッチイベント入力を感知することができる(ステップ1803)。例えば、ユーザは前述したように、撮影モードによる撮影ボタン、メディアモードによる再生ボタン、メディアモードによる録画ボタン、通話モードによる通話ボタンなどの特定機能ボタンの上にタッチイベントを入力することができる。
【0148】
次に、制御部500は機能ボタンの上にタッチイベント入力を感知する時、それに応答してオプションメニューを活性化して表すことができる(ステップ1805)。その際、上記制御部500は上記タッチイベントの入力が予め設定された時間だけ維持された場合、上記オプションメニューを活性化することができる。
【0149】
次に、制御部500は上記活性化されたオプションメニューで上記タッチイベントの移動に対応して上記オプションメニューに対するオプション値を変更及び設定することができる(ステップ1809)。例えば、制御部500は上記オプションメニュー活性化後、上記オプションメニューの上で上記タッチイベントの移動を感知する時、上記タッチイベントの移動に従ってオプション値を変更し、変更されたオプション値によって変化される画面表示を制御することができる。
【0150】
次に、制御部500は上記入力されたタッチイベントの解除を感知することができる(ステップ1809)。例えば、ユーザは上記オプションメニューでタッチイベントの移動によるオプション値を変更して設定した後、上記タッチイベントを解除することができる。
【0151】
次に、制御部500は上記タッチイベント解除を感知する時、それに応答して上記オプションメニューで変更設定されたオプション値に基づいて上記機能ボタンにマッピングされた該当機能実行を制御することができる(ステップ1811)。
【0152】
例えば、制御部500は撮影モードで撮影ボタンに入力されたタッチイベントによりホワイトバランスが設定された後、上記タッチイベント解除を感知する時、上記タッチイベントによって変更されたホワイトバランス設定値で撮影を制御することができる。また、制御部500はメッセンジャーモードで送信ボタンに入力されたタッチイベントによりフォント色が設定され、次に、フォントサイズが追加的に設定された後、上記タッチイベント解除を感知する時、上記タッチイベントによって変更されたフォント色及びフォントサイズのテキスト送信を制御することができる。また、制御部500は放送モードで録画ボタンに入力されたタッチイベントにより録画時間が設定された後、上記タッチイベント解除を感知する時、上記タッチイベントによって設定された録画時間に基づいて録画を制御することができる。
【0153】
図19は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおけるワンタッチに基づく複合機能運用方法を具体的に示すフローチャートである。
【0154】
上記図19を参照すると、制御部500はユーザ選択に従う特定モードを実行することができる(ステップ1901)。上記特定モードは前述したように、撮影モード、メッセンジャーモード、音楽モード、動映像モード、放送モード、通話モードなどのモードのうち、いずれか1モードでありうる。そして、制御部500は上記特定モード実行時、上記特定モードに対応して区分される表示領域310と機能領域330を表示することができる。
【0155】
次に、制御部500は機能領域の上に入力されるタッチイベントを感知することができる(ステップ1903)。特に、上記タッチイベントは、上記機能領域330で上記特定モードによって提供される少なくとも1つの機能ボタンのうち、特定機能ボタンの上に入力できる。
【0156】
次に、制御部500は上記入力されたタッチイベントが解除されたか否かを判断することができる(ステップ1905)。特に、上記制御部500は上記入力されたタッチイベントが予め設定された臨界時間内に解除されるか否かを判断することができる。その際、制御部500は上記タッチイベントが予め設定された臨界時間内に解除される時(ステップ1905のYES)、該当動作遂行を制御することができる(ステップ1907)。例えば、制御部500は上記特定モードで与えられた上記機能ボタンに割り当てられた機能実行を制御することができる。一例として、制御部500は撮影モードで撮影ボタンに割り当てられた撮影機能を制御したり、メッセンジャーモードで送信ボタンに割り当てられた送信機能を制御したり、放送モードで録画ボタンに割り当てられた録画機能を制御したり、メディアモードで再生ボタンに割り当てられた再生機能などを制御することができる。
【0157】
次に、制御部500は上記タッチイベントの解除がなければ(ステップ1905のNO)、上記タッチイベントが予め設定された臨界時間以上入力されるか否かを判断することができる(ステップ1909)。ここで、制御部500は上記タッチイベントが予め設定された臨界時間以上入力されない時(ステップ1909のNO)、上記ステップ1905に進行して以下の動作を制御することができる。
【0158】
次に、制御部500は上記タッチイベントが予め設定された臨界時間以上入力される時(ステップ1909のYES)、上記機能ボタンに割り当てられたオプションメニューを活性化して表すことができる(ステップ1911)。その際、本発明では機能ボタンに1つ以上のオプションメニューが割り当てられることができ、仮に複数個のオプションメニューが割り当てられる時、予め定義された優先順位によって先順位にあるオプションメニューが最初に活性化されて表示されることができる。このように、タッチイベントによって最初に提供されるオプションメニューは、タッチデバイス製造時に設定されたり、ユーザ設定によって定義できる。そして、上記オプションメニューは、上記機能ボタンの上にオーバーレイ形態に提供されるか、上記機能ボタンと隣接する周辺に提供されるか、上記表示領域の設定された任意の位置などに表示されることができる。このようなオプションメニューの提供形態は、実行される特定モード及び該当特定モードで選択される機能ボタンのタイプによって決まることができ、またユーザ設定によって特定位置に表示されることができる。
【0159】
次に、制御部500はオプションメニューの上で上記タッチイベントの移動を感知することができる(ステップ1913)。すると、制御部500は上記タッチイベント移動に対応して上記活性化されたオプションメニューのオプション値の適応的変更及び設定を制御することができる(ステップ1915)。即ち、制御部500は上記オプションメニュー活性化後、上記オプションメニューの上で上記タッチイベントの移動を感知する時、上記タッチイベントの移動に従って該当オプションメニューに基づくオプション値をリアルタイムに変更し、変更されたオプション値に対する情報を画面を通じて提供することができる。
【0160】
次に、制御部500は上記入力されたタッチイベントの解除を感知することができる(ステップ1917)。例えば、ユーザは上記オプションメニューでタッチイベントの移動により所望のオプション値を設定し、上記オプション値の変更のためにオプションメニュー領域に移動されたタッチイベントをオプション値が設定される該当ポイントで解除することができる。
【0161】
次に、制御部500は上記タッチイベント解除を感知する時、上記タッチイベントが解除される時点のオプション値を基準に該当機能実行を制御することができる(500)。即ち、制御部500は上記タッチイベント解除を感知する時、上記タッチイベントが解除されるオプションメニュー領域の該当ポイントのオプション値を基準に上記機能ボタンに割り当てられた本来の該当機能実行を制御することができる(ステップ1919)。
【0162】
図20は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける多重オプション設定による機能実行方法を示すフローチャートである。
【0163】
上記図20を参照すると、制御部500はオプションメニューが活性化された状態でタッチイベントの移動を感知することができる(ステップ2001)。その際、上記図20では特定モードが実行され、上記特定モードで与えられた機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプションメニューが活性化されて表れた状態で上記タッチイベントの移動を感知する動作を示す。
【0164】
次に、制御部500は上記タッチイベントの移動を感知する時、上記タッチイベントのタイプをチェックして(ステップ2003)、上記タッチイベントの移動がオプション値の変更のための移動か否かを判断することができる(ステップ2005)。制御部500は上記タッチイベントの移動が上記オプションメニューの内でオプション値の変更のために移動するインタラクションであるか、または上記タッチイベントの移動が上記活性化されたオプションメニューの他の深さ(例えば、次の深さまたは以前の深さ)のオプションメニュー呼び出しのために移動するインタラクションであるかを判断することができる。
【0165】
<以下の動作は、上記ステップ2005の判断結果、上記タッチイベントタイプがオプション値の変更のための移動に該当する場合に始まる実施形態の動作を示す。>
【0166】
次に、制御部500は、上記ステップ2005の判断結果、上記タッチイベントタイプがオプション値の変更のための移動であれば(ステップ2005のYES)、上記タッチイベント移動に対応して上記活性化されたオプションメニューのオプション値の適応的変更及び設定を制御することができる(ステップ2007)。即ち、制御部500は上記オプションメニュー活性化後、上記オプションメニューの上で上記タッチイベントの移動を感知する時、上記タッチイベントの移動に従って該当オプションメニューに基づくオプション値をリアルタイムに変更し、変更されたオプション値に対する情報を画面を通じて提供することができる。
【0167】
次に、制御部500は上記タッチイベントの移動に対応してオプションメニューのオプション値変更のうち、上記タッチイベントタイプの変更があるか否かを判断することができる(ステップ2009)。例えば、制御部500は上記タッチイベントの移動によるオプション値変更のうち、上記タッチイベントが上記オプションメニューと異なる深さ(例えば、次の深さまたは以前の深さ)のオプションメニュー呼び出しのための移動方向に移動するタイプ変更要請があるか否かをチェックすることができる。
【0168】
次に、制御部500は上記タッチイベントのタイプ変更がなければ(ステップ2009のNO)、上記タッチイベントを解除するか否かを判断することができる(ステップ2023)。そして、制御部500はタッチイベント解除を感知すれば(ステップ2023のYES)、変更されたオプション値を基準に機能ボタンの該当機能実行を制御することができる(ステップ2021)。一方、制御部500はタッチイベント解除でなければ(ステップ2023のNO)該当動作遂行を制御することができる(ステップ2025)。例えば、制御部500は先のステップ2005に進行して以下の動作を制御したり、先に実行された動作初期化のためのユーザ入力に対応して先に変更設定されたオプション値を初期化する等の動作を制御することができる。
【0169】
次に、制御部500は上記タッチイベントのタイプ変更があれば(ステップ2009のYES)、上記オプションメニューで上記タッチイベントにより変更されたオプション値を臨時格納することができる(ステップ2011)。そして、制御部500は上記タッチイベントのタイプ変更による移動に対応して上記オプションメニューと異なる深さ(例えば、次の深さまたは以前の深さ)のオプションメニューを順次に活性化することができる(ステップ2013)。
【0170】
次に、制御部500は上記の動作による特定深さのオプションメニューが活性化された状態で上記タッチイベントタイプの変更があるか否かを判断することができる(ステップ2015)。例えば、制御部500は上記タッチイベントの移動による特定深さのオプションメニュー(切替オプションメニュー)が活性化された状態で上記タッチイベントが上記切替オプションメニューの内でオプション値変更のための移動方向に移動するタイプ変更要請があるか否かをチェックすることができる。
【0171】
次に、制御部500は上記タッチイベントのタイプ変更がなければ(ステップ2015のNO)、上記タッチイベントを解除するか否かを判断することができる(ステップ2023)。そして、制御部500はタッチイベント解除を感知すれば(ステップ2023のYES)、先のステップ2007のオプションメニューに対して変更されたオプション値を基準に機能ボタンの該当機能実行を制御することができる(ステップ2021)。一方、制御部500はタッチイベント解除でなければ(ステップ2023のNO)、該当動作遂行を制御することができる(ステップ2025)。
【0172】
次に、制御部500は上記タッチイベントのタイプ変更があれば(ステップ2015のYES)、上記タッチイベント移動に対応して上記切替オプションメニューのオプション値の適応的変更及び設定を制御することができる(ステップ2017)。以後、制御部500は先のような動作を反復遂行した後、タッチイベント解除を感知する時(ステップ2019)、先のステップ2007のオプションメニューに対して変更されたオプション値と先のステップ2013及びステップ2017の切替オプションメニューに対して変更されたオプション値のような複数個のオプションメニューに対する複数個のオプション値を基準に機能ボタンの該当機能実行を制御することができる(ステップ2021)。
【0173】
<以下の動作は上記ステップ2005の判断結果、上記タッチイベントタイプが異なる深さのオプションメニュー活性化のための移動に該当する場合に始まる実施形態の動作を示す。>
【0174】
次に、制御部500は上記ステップ2005の判断結果、上記タッチイベントタイプがオプション値変更のための移動でなければ(ステップ2005のNO)、即ち上記タッチイベントタイプが異なる深さ(次の深さまたは以前の深さ)のオプションメニュー活性化のための移動であれば、上記タッチイベントの移動に対応して上記オプションメニューと異なる深さ(例えば、次の深さまたは以前の深さ)のオプションメニューを順次に活性化することができる(ステップ2013)。
【0175】
次に、制御部500は特定深さのオプションメニューが活性化された状態で上記タッチイベントタイプの変更があるか否かを判断することができる(ステップ2015)。例えば、制御部500は上記タッチイベントの移動による特定深さのオプションメニュー(切替オプションメニュー)が活性化された状態で上記タッチイベントが上記切替オプションメニューの内でオプション値変更のための移動方向に移動するタイプ変更要請があるか否かをチェックすることができる。
【0176】
次に、制御部500は上記タッチイベントのタイプ変更がなければ(ステップ2015のNO)、上記タッチイベントを解除するか否かを判断することができる(ステップ2023)。そして、制御部500はタッチイベント解除を感知すれば(ステップ2023のYES)、オプション値の変更無しで機能ボタンの該当機能実行を制御することができる(ステップ2021)。一方、制御部500はタッチイベント解除でなければ(ステップ2023のNO)、該当動作遂行を制御することができる(ステップ2025)。例えば、制御部500は先のステップ2005に進行して以下の動作を制御することができる。
【0177】
次に、制御部500は上記タッチイベントのタイプ変更があれば(ステップ2015のYES)、上記タッチイベント移動に対応して上記切替オプションメニューのオプション値の適応的変更及び設定を制御することができる(ステップ2017)。以後、制御部500はタッチイベント解除を感知する時(ステップ2019)、先のステップ2013及びステップ2017の切替オプションメニューに対して変更されたオプション値を基準に機能ボタンの該当機能実行を制御することができる(ステップ2021)。
【0178】
一方、前述したような本発明のタッチデバイスの機能制御方法は、多様なコンピュータ手段を通じて遂行できるプログラム命令形態で具現されて、コンピュータにより読取可能な記録媒体に記録できる。その際、上記コンピュータにより読取可能な記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独に、または組合せて含むことができる。一方、記録媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計され構成されたもの、またはコンピュータソフトウェア当業者に公知されて使用可能なものでありうる。
【0179】
上記コンピュータにより読取可能な記録媒体には、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、及び磁気テープのような磁気媒体(Magnetic Media)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)のような光学録媒体(Optical Media)、フロップティカルディスク(Floptical Disk)のような磁気−光媒体(Magneto-Optical Media)、及びROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどのプログラム命令を格納し遂行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。また、プログラム命令にはコンパイラーにより作られるもののような機械語コードだけでなく、インタープリターなどを使用してコンピュータにより実行できる高級言語コードを含む。前述したハードウェア装置は、本発明の動作を遂行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されることができ、その逆も同様である。
【0180】
そして、本発明が属する技術分野の当業者は前述した本発明がその技術的思想や必須的特徴を変更せず、他の具体的な形態に実施できるということを理解することができる。したがって、以上に記述した実施形態は全ての面で例示のものであり、限定的なものでないと理解しなければならない。そして、本発明の範囲は上記の詳細な説明よりは後述する特許請求範囲により表し、特許請求範囲の意味及び範囲、そしてその等価概念から導出される全ての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
【0181】
一方、本明細書と図面に開示された本発明の実施形態は本発明の技術内容を容易に説明し、本発明の理解を助けるために特定例を提示したものであり、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施形態の他にも本発明の技術的思想に基づいた他の変形例が実施可能であるということは、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に自明なものである。
【符号の説明】
【0182】
100 表示部
310 表示領域
330 機能領域
300 格納部
500 制御部
600、700、800、900、1000、1100 機能ボタン
650、750、850、950、1050、1150、1200、1300、1370、1400、1450、1500、1550、1600、1650、1700 オプションメニュー
【技術分野】
【0001】
本発明はタッチデバイスの機能運用方法及び装置に関し、特にタッチに基づく入力をサポートするタッチデバイスで実行される特定モードによって提供される機能ボタンを用いた機能実行時、入力されたタッチイベントに基づいてオプション変更及び機能実行を一度に遂行することができるタッチデバイスの機能運用方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、ディジタル技術が発達するにつれて、移動通信端末機、PDA(Personal Digital Assistant)、電子手帳、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)などのように移動しながら通信及び個人情報処理が可能なモバイルデバイスが多様に市場に発表されている。このようなモバイルデバイスは急速な技術発展を通じて初期の単純な音声通話及びショートメッセージ送信機能から映像通話、電子手帳機能、撮影機能、イメール機能、インターネット機能、ソーシャルネットワークサービス(SNS:Social Networking Service)機能など、多様な機能を備えるようになった。
【0003】
そして、最近にはタッチスクリーン(Touch screen)の普及が一般化するにつれて、タッチスクリーンを備えたモバイルデバイスが広く普及されているのが実状である。上記タッチスクリーンは表示装置の表示機能と入力装置の入力機能を同時にサポートする装置であって、ユーザが特定物体(例えば、指、ポインタ、ペン等)を用いて画面をタッチする等の行為によりモバイルデバイスを操作することができる。タッチスクリーンが備えられたモバイルデバイスを用いる場合、ユーザは画面を見ながら該当ポイントを直接タッチして入力を行うため、モバイルデバイスの使用に慣れないユーザも容易に多様な機能を利用できるようにする効果がある。
【0004】
一方、モバイルデバイスでは特定モード実行時に提供される機能ボタンを用いた機能実行をサポートしている。そして、特定モードで特定機能実行時、該当機能と関連した多様なオプションメニューをサポートしている。
【0005】
例えば、被写体の撮影のための撮影モードで、ユーザは撮影モードで与えられる撮影ボタンを用いて撮影機能を実行することができる。そして、撮影モードで撮影機能実行時、撮影と関連した多様なオプション(例えば、ホワイトバランス、明るさ、露出、解像度、ISO等)の変更のためのオプションメニューをサポートしている。また、移動放送の視聴のための放送モードにおいて、ユーザは放送モードで与えられる録画ボタンを用いて録画機能を実行することができる。そして、放送モードでの録画機能実行時、録画と関連した多様なオプション(例えば、チャンネルリスト、録画日付、録画時間、録画開始時間、録画終了時間等)の変更のためのオプションメニューをサポートしている。また、ユーザ同士間のチャットのためのメッセンジャーモードで、ユーザはメッセンジャーモードで与えられる送信ボタンを用いて入力されたテキストの送信機能を実行することができる。そして、メッセンジャーモードで送信機能実行時、入力テキストと関連した多様なオプション(例えば、フォントタイプ、フォントサイズ、フォント色、言語等)の変更のためのオプションメニューをサポートしている。
【0006】
しかし、従来のタッチに基づくモバイルデバイスでは、前述したようなそれぞれの特定モードで機能ボタンを用いた機能実行はタッチに基づく入力を通じて簡単に遂行することができる一方、各特定モードで与えられる多様なオプションに対する変更のためにはオプションメニューを呼び出して、呼び出されたオプションメニューの内でも深い位置まで選択を実行していかなければ希望のオプション選択が可能でなく、また選択されたオプションのオプション値を変更するための操作を別途にまた遂行しなければならない不便性が伴われる。例えば、撮影モードでは撮影ボタンのタッチだけでも撮影機能を実行することができる。しかしながら、撮影モードでユーザが特定オプションを変更設定した後、撮影機能を実行するためには、複雑な過程を経なければならない。即ち、ユーザがホワイトバランスなどのオプション値を変更設定するためには、<オプションメニュー呼び出し、与えられたオプションメニューからホワイトバランスメニュー検索及び選択、与えられたホワイトバランスメニューから希望するオプション値選択、オプション設定値適用>などの複雑な過程を経た後、また撮影ボタンを操作する多数回の入力行為によりオプション変更及び機能実行が可能である。このようなユーザの不便性は前述した放送モード及びメッセンジャーモードでも発生する。
【0007】
即ち、従来ではユーザがモバイルデバイスの特定モードで任意のオプション値を変更した後、それに従う機能を実行しようとする時、複雑なメニューの選択過程を経なければならず、オプション変更設定と機能実行に従う多数回の操作行為を経なければならないという不便性がある。そして、従来では前述したような複雑な手続きを進行しなければならないので、最終の目的である機能実行を行うには時間がかかってしまうという問題点がある。併せて、従来ではオプションメニュー検索及びオプション設定が直観的にサポートされないので、一般ユーザにはオプションを変更するに当たって困難が生じる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、タッチに基づく入力をサポートするタッチデバイスにおける機能運用時に用いられる多様なオプション値の変更のためのユーザ入力の便宜性を向上させることができるタッチデバイスの機能制御方法及び装置を提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、タッチデバイスにおける特定機能遂行時に用いる多様なオプション値を直観的に、かつ速く変更し、変更されたオプション値に基づいて特定機能が遂行できるようにするタッチデバイスの機能制御方法及び装置を提供することにある。
【0010】
本発明の更に他の目的は、タッチデバイスにおける実行モードによって提供される機能ボタンを用いた1回のタッチ入力により多様なオプション値の設定及び設定された少なくとも1つのオプション値に基づいて機能ボタンに割り当てられた機能を実行することができるタッチデバイスの機能制御方法及び装置を提供することにある。
【0011】
本発明の更に他の目的は、タッチデバイスにおけるユーザのオプション値の変更に従う機能運用をサポートするための最適の環境を具現して、ユーザの便宜性、タッチデバイスの使用性及びタッチデバイスの競争力を向上させることができるタッチデバイスの機能制御方法及び装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う方法は、タッチデバイスにおける機能制御方法において、機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション設定と関連した第2機能を実行するステップと、上記入力されたタッチイベント解除時、上記第2機能により設定されたオプション値を反映して上記機能ボタンに割り当てられた第1機能を実行するステップとを含む。
【0013】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う方法は、タッチデバイスにおける機能制御方法において、特定モードで与えられた機能ボタンにタッチイベント入力を感知するステップと、上記タッチイベント入力に応答してオプションメニューを表示するステップと、上記オプションメニューが表示された状態で上記タッチイベントの移動を感知するステップと、上記タッチイベントの移動によって上記オプションメニューに基づくオプション値を変更するステップと、上記タッチイベントの解除時、上記タッチイベントが解除される時点のオプション値に基づいて上記機能ボタンの機能を実行するステップとを含む。
【0014】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う方法は、タッチデバイスにおける機能制御方法において、画面上に表示された機能ボタンを通じてタッチイベント入力を受信するステップと、上記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば上記機能ボタンの固有機能を実行するステップと、上記タッチイベントが上記機能ボタンに入力された後、一定時間超過して持続されれば、上記固有機能と関連したオプションを設定するメニューを表示するステップと、上記タッチイベントが解除されていない状態で上記メニューに対応して移動されれば、上記オプション値を設定するステップと、上記タッチイベントが解除されれば上記設定されたオプション値を反映して上記機能ボタンの固有機能を実行するステップとを含む。
【0015】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う方法は、タッチデバイスにおける撮影方法において、画面上に表示された撮影ボタンを通じてタッチイベント入力を受信するステップと、上記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば撮影を遂行するステップと、上記タッチイベントが撮影ボタンに入力された後、一定時間超過して持続されれば、撮影と関連したオプションを設定するメニューを表示するステップと、上記タッチイベントが解除されていない状態で上記メニューに対応して移動されれば、上記オプション値を設定するステップと、上記タッチイベントが解除されれば、上記設定されたオプション値を適用した撮影を遂行するステップとを含む。
【0016】
上記のような目的を達成するために本発明の実施形態では、上記方法をプロセッサーで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータにより読取できる記録媒体を含む。
【0017】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う記録媒体は、画面上に機能ボタンを表示し、上記機能ボタンを通じて入力されたタッチイベントが一定時間以内に解除されれば、上記機能ボタンの固有機能を実行する第1モードと、上記機能ボタンを通じて入力されたタッチイベントが一定時間超過して持続されれば、上記固有機能と関連したオプションを設定するメニューを表示し、上記タッチイベントが解除されていない状態で移動されれば上記オプション値を設定し、上記タッチイベントが解除されれば、上記設定されたオプション値を反映して上記機能ボタンの固有機能を実行する第2モードを処理するプログラムを記録したコンピュータにより読取できる記録媒体を含む。
【0018】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う装置は、タッチデバイスにおいて、特定モードで機能遂行のためのソフトタイプの少なくとも1つの機能ボタンを提供する機能領域と上記機能領域の機能ボタンを通じて入力されるタッチイベントによって運用される関連データを表示する表示領域を表示する表示部と、特定モード別に与えられる多様なオプションメニューとそれに伴うオプション設定値及び上記タッチデバイスの機能運用に必要な設定情報を格納する格納部と、上記特定モードで上記機能ボタンを通じて入力されるタッチイベントによって少なくとも1つのオプションメニューに対するオプション値を変更し、上記タッチイベント解除時、上記変更された少なくとも1つのオプション値に基づいて上記機能ボタンの機能実行を制御する制御部とを含む。
【0019】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う装置は、タッチデバイスにおいて、固有機能遂行のための機能ボタンを表示し、上記機能ボタンを通じてタッチイベント入力を受信するタッチスクリーンと、上記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば、上記機能ボタンの固有機能を実行する第1モードを制御し、上記タッチイベントが一定時間超過して持続されれば、上記固有機能と関連したオプションを設定するメニューを表示し、上記タッチイベントが解除されていない状態で移動されれば上記オプション値を設定し、上記タッチイベントが解除されれば、上記設定されたオプション値を反映して上記機能ボタンの固有機能を実行する第2モードを制御する制御部とを含む。
【0020】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態に従う装置は、タッチデバイスにおいて、カメラモジュールと、上記カメラモジュールを用いた撮影を遂行するための撮影ボタンを表示し、上記撮影ボタンを通じて上記撮影を遂行するためのタッチイベント入力を受信するタッチスクリーンと、上記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば、撮影を実行する第1モードを制御し、上記タッチイベントが一定時間超過して持続されれば、上記撮影と関連したオプションを設定するメニューを表示し、上記タッチイベントが解除されていない状態で移動されれば上記オプション値を設定し、上記タッチイベントが解除されれば、上記設定されたオプション値を適用した撮影を実行する第2モードを制御する制御部とを含む。
【0021】
前述したような内容は当該分野の通常の知識を有する者が後述する本発明の具体的な説明からよりよく理解できるようにするために、本発明の特徴及び技術的な長所を多少広く略述したものである。このような特徴及び長所の他にも本発明の請求範囲の主題を形成する本発明の追加的な特徴及び長所が後述する本発明の具体的な説明からよく理解される。
【発明の効果】
【0022】
前述したように、本発明で提案するタッチデバイスの機能制御方法及び装置によれば、遂行中の特定モードの機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション設定と機能実行をより迅速で、かつ直観的に遂行することができる。本発明によれば、機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、上記変更されたオプション値で上記機能ボタンに割り当てられた該当機能を実行することができる。
【0023】
即ち、本発明によれば、タッチデバイスの特定モードでオプション変更に従う機能実行時、ユーザの入力回数を最小化して直観的に、かつ素早くオプション変更及び機能を実行するようにサポートすることができる。例えば、本発明によれば、撮影モードでオプション変更を通じた撮影機能遂行時、撮影ボタンを用いた簡単なタッチ入力だけでも迅速で、かつ素早くオプション変更による撮影機能を実行することができる。これによって、特定モードでオプション変更を通じた機能実行に対するユーザの満足度を高めることができ、複雑なオプション値の変更をより直観的に容易に設定することができる。
【0024】
このような本発明は、全ての形態のタッチデバイス及びそれに対応する多様なデバイスで具現できる。そして、本発明によれば、タッチデバイスでオプション変更を通じた機能実行をサポートするための最適の環境を具現することができる。したがって、本発明はタッチデバイスで遂行される特定モード別の機能運用時に、より効率的で、かつ便利に使用を実現することで、ユーザの便宜性を向上させ、タッチデバイスの使用性及び競争力を向上させることに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの構成を概略的に示す図である。
【図2】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御動作を説明するための概略図である。
【図3】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御動作を説明するための概略図である。
【図4】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御動作を説明するための概略図である。
【図5】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御動作を説明するための概略図である。
【図6】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び該当機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び該当機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び該当機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び該当機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【図10】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び該当機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【図11】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び該当機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【図12】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける機能ボタンを用いたオプション変更及び機能を実行する動作を説明するための概略図である。
【図13】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおけるワンタッチ入力により多重オプション値を設定する動作を説明するために概略図である。
【図14】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける多重オプション値設定のためのオプションメニューを変更できる例示を示す図である。
【図15】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける多重オプション値設定のためのオプションメニューを変更できる例示を示す図である。
【図16】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける多重オプション値設定のためのオプションメニューを変更できる例示を示す図である。
【図17】本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおけるオプションメニューが提供される多様な形態を説明するための概略図である。
【図18】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御方法を示すフローチャートである。
【図19】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御方法を示すフローチャートである。
【図20】本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、添付した図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。その際、添付した図面において、同一な構成要素はできる限り同一の符号で表していることに留意されたい。また、本発明の要旨を曖昧にする可能性がある公知機能及び構成に対する詳細な説明は省略する。即ち、下記の説明では本発明の実施形態に従う動作の理解に必要な部分だけ説明され、その以外の部分の説明は本発明の要旨を曖昧にしないように省略されることに留意されたい。
【0027】
提案する本発明は、タッチに基づく入力をサポートするタッチデバイスにおける実行モードによって提供される機能ボタンを用いた一回のタッチイベント入力により複合的な機能を運用できるタッチデバイスの機能運用方法及び装置に関するものである。本発明の実施形態によれば、特定モード別に与えられる機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、上記変更されたオプション値で上記機能ボタンに割り当てられた該当機能を実行することができる。即ち、機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション設定と関連した機能(オプション変更機能)を実行し、上記入力されたタッチイベントの解除によって上記機能ボタンに割り当てられた機能(ボタン機能)実行時、上記オプション変更機能により設定されたオプション値を反映して上記ボタン機能を実行することができる。
【0028】
実施形態において、上記タッチイベントは実行モードで与えられる機能ボタンに入力される形態によって上記機能ボタンの該当機能を直ちに実行するための第1イベントとして解釈されるか、または、上記機能ボタンに基づいてオプション設定及び設定されたオプションに基づいて上記機能ボタンの該当機能実行のための第2イベントとして解釈できる。
【0029】
例えば、上記機能ボタンにタッチイベントが一定時間内に入力及び解除が全てなされる時、上記第1イベントに決定されて上記機能ボタンの該当機能を直ちに実行することができる。また、上記機能ボタンにタッチイベントが一定時間以上入力される時、上記第2イベントに決まることができる。上記第2イベントに決まる時、タッチスクリーンの機能ボタンの上に入力される上記タッチイベントに従うオプションメニュー呼び出し、上記タッチイベントの入力をタッチスクリーンの上に維持する状態でオプションメニュー内の移動によるオプション変更、タッチスクリーンの上に維持されたタッチイベントをオプションメニューの上で解除(release)時、設定されたオプションに基づいて機能ボタンの該当機能を実行することができる。
【0030】
また、上記タッチイベントは上記のように上記機能ボタンによる機能実行前、オプションメニュー呼び出し(上記機能ボタンに入力された後、一定時間超過して持続される状態)、タッチスクリーンの上に入力を維持したままでオプションメニューへの移動(オプションメニューが機能ボタンと離隔して提供される場合に該当する)、タッチスクリーンの上に入力を維持したままでオプションメニュー内の移動に従うオプション変更、タッチスクリーンの上に入力を維持したままで追加オプションメニュー呼び出しのための移動及び追加オプションメニュー内の移動に従うオプション変更などのための入力を含む。
【0031】
実施形態において、タッチイベント入力はユーザ入力のための物体(例えば、指、ポインタ、ペン等)がタッチスクリーンの一領域にタッチされて維持された状態を表す。ここで、本発明で上記維持された状態はタッチされた領域に固定されるか、タッチされた領域から周辺領域へ移動される場合を含み、タッチイベントがタッチスクリーンの上で離れる(解除)前までの全ての状態を表す。タッチイベントの解除は、上記タッチスクリーンの一領域にタッチされた物体または上記一領域から移動されて他の領域へ移動された物体が上記タッチスクリーンから離れる(解除)状態を表す。
【0032】
したがって、本発明でタッチイベントは、機能ボタンに割り当てられた機能実行のためのインタラクション(一定時間内の入力及び解除がなされる行為)と、該当機能ボタンによる機能実行前、機能ボタンに割り当てられたオプションメニュー呼び出しのためのインタラクション(機能ボタンの上に一定時間以上入力及び維持された行為)と、呼び出されたオプションメニューによってオプション値を変更するために移動されるインタラクション(入力を維持しながら一定領域へ移動する行為)とオプション値の変更後、機能ボタンに割り当てられた機能実行のためのインタラクション(入力を維持しながら移動された領域で物体を剥がす行為)とに区分できる。そして、上記のように区分されたインタラクションを含むタッチイベントは、本発明のオプション設定及び機能実行のためのユーザの一回の入力として見なすことができる。即ち、本発明は一本の指に基づくワンタッチにより複数の機能を実行することができる。したがって、本発明では機能ボタンに入力されたタッチイベントが解除される前まで上記のような1つのタッチイベントの変化(入力、維持、移動、解除)に従うインタラクションを感知し、それによってオプションメニュー活性化、オプションメニューに基づくオプション変更、変更されたオプションによる機能実行を一括遂行することができる。
【0033】
このような本発明によれば、機能ボタンを用いた一回のユーザ入力行為によりオプション変更及び機能実行までワンタッチ(one touch)に基づいて遂行することができる。即ち、機能ボタンに割り当てられた固有機能である第1機能を実行するに当たって、入力されるタッチイベントによって少なくとも1つのオプション値を変更する第2機能(オプション設定機能)を実行した後、上記タッチイベント解除時、機能ボタンに割り当てられた本来の第1機能(固有機能)を実行するように、オプション変更と機能実行を1つの機能ボタンを用いて一回の入力行為によりなされることができる。これによって、本発明では一回のタッチイベントにより多重オプション値を変更することができ、変更されたオプション値に基づいて機能ボタンに割り当てられた機能を実行することができる。
【0034】
すると、以下、本発明の実施形態に従うタッチデバイスの構成及び運用制御方法について以下の図面を参照して説明する。しかしながら、本発明の実施形態に従うタッチデバイスの構成及び運用制御方法が以下に記述する内容に制限または限定されるものではないので、下記の実施形態に基づいて多様な実施形態に適用できることに留意されたい。
【0035】
図1は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスの構成を概略的に示す図である。
【0036】
上記図1を参照すると、本発明のタッチデバイスは、表示部100、格納部300、そして制御部500を含んで構成される。その他にも、上記タッチデバイスは、マイクとスピーカーを備えるオーディオ処理部、ディジタル放送(例えば、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)やDVB(Digital Video Broadcasting)のような移動放送)の受信のためのディジタル放送モジュール、被写体の静止画像及び動画撮影のためのカメラモジュール、ブルートゥース(BLUETOOTH)通信、赤外線(IrDA:Infrared Data Association)通信、RFID(Radio Frequency Identification)通信、NFC(Near Field Communication)などのような近距離無線通信に基づく通信機能をサポートするための少なくとも1つの近距離通信モジュール、ハードキー(Hard key)に基づく入力をサポートするための入力部、移動通信に基づく音声通話、映像通話、データ通話などの通信機能をサポートするための無線周波数(RF:Radio Frequency)モジュール、IP(Internet Protocol)基盤のインターネット通信サービスをサポートするための通信モジュール、そして、上記のような構成に電源供給のためのバッテリー(battery)などの構成をさらに含むことができるが、それらに対する説明及び図示は省略する。
【0037】
上記表示部100は、タッチデバイスの動作状態及びその遂行動作と関連した画面を表示することができる。例えば、上記表示部100は、タッチデバイスのホームスクリーン(home screen)を表示したり、多様なアプリケーションの実行に従うそれぞれの実行画面を表示することができる。そして、本発明の上記表示部100は液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)が使われるものが一般的であるが、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)、有機発光ダイオード(OLED:Organic LED)、能動型OLED(AMOLED:Active Matrix OLED)などの他の表示装置が使われることもできる。また、本発明の上記表示部100はタッチに基づく入力をサポートするインターフェースを備える。例えば、上記表示部100はタッチスクリーン構成によりタッチに基づく多様なユーザ入力をサポートし、ユーザ入力に従う入力信号を生成して上記制御部500に伝達することができる。また、上記表示部100は、前述したような実行画面を表示する時、上記タッチデバイスの回転方向(または、置かれた方向)によって横モードによる画面表示、縦モードによる画面表示、及び横モードと縦モードとの間の変化に従う適応的画面転換表示をサポートすることができる。
【0038】
特に、本発明の上記表示部100は、特定アプリケーションが実行された特定モードで機能遂行のためのソフトタイプの少なくとも1つの機能ボタンを提供する機能領域と、上記機能領域の機能ボタンを通じて入力されるタッチイベントによって運用される関連データを表示する表示領域を提供することができる。上記機能領域の場合、実行される特定モードによって多様なレイアウトの機能ボタンが提供できる。そして、上記表示部100は特定モードで与えられる機能ボタンを用いたユーザのタッチイベントによって変更されたオプションで実行された機能の結果画面を上記表示領域を通じて表すことができる。このような表示部100の画面構成及びその画面例示については後述する。
【0039】
上記格納部300は、タッチデバイスで実行され処理される各種アプリケーションとデータを格納し、1つ以上の不揮発性メモリと揮発性メモリとで構成できる。上記不揮発性メモリはROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)などに対応することができ、上記揮発性メモリはRAM(Random Access Memory)などに対応することができる。そして、上記格納部300は、上記タッチデバイスのオペレーティングシステム、上記表示部100の表示制御動作と関連したプログラムとデータ、上記表示部100を用いた入力制御動作と関連したプログラムとデータ、タッチデバイスの機能運用と関連したプログラムとデータ、タッチデバイスでタッチに基づくワンタッチ入力によりオプション変更及び機能実行をサポートするための制御動作と関連したプログラムとデータなどを持続的または一時的に格納することができる。そして、本発明の上記格納部300は、特定モード別に与えられる多様なオプションメニュー410と、それに従うオプション設定値を格納することができる。併せて、上記格納部300は本発明の機能運用に必要な多様な設定情報を格納することができる。上記オプションメニュー410及びそれに従うオプション設定値に対する例示については後述する。そして、本発明の上記設定情報430は、特定モード別に与えられる機能ボタンに割り当てられた機能に対する情報、機能ボタンにより運用できる少なくとも1つのオプションメニュー、機能ボタンによる多重オプションメニュー提供時、タッチイベント移動経路によって提供されるオプションメニュー順序などに対して事前設定される情報を含むことができる。
【0040】
上記制御部500は、上記タッチデバイスの全般的な動作を制御する。特に、上記制御部500は、本発明のタッチデバイスのタッチに基づくユーザ入力によってオプションを変更し、変更されたオプション値に基づいてユーザ入力に従う機能を実行することと関連した動作を制御することができる。即ち、上記制御部500は実行される特定モードで機能ボタンを通じて入力されるタッチイベントによって少なくとも1つのオプションメニューに対するオプション値を変更し、変更された少なくとも1つのオプション値に基づいて上記機能ボタンの機能実行を制御することができる。例えば、上記制御部500は特定モードが実行された状態で機能領域の機能ボタンの上に設定されたタッチイベント入力を感知する時、オプションメニューを活性化し、活性化したオプションメニューの上で上記入力されたタッチイベントの移動によってオプション変更及び設定し、上記タッチイベントの解除時、上記変更設定されたオプション値に基づいて機能ボタンに割り当てられた該当機能の実行を制御することができる。
【0041】
上記制御部500は、特定モードで与えられた機能ボタンにタッチイベント入力を感知する時、上記タッチイベント入力に応答してオプションメニューの表示を制御することができる。そして、上記制御部500は上記オプションメニューが表示された状態で上記タッチイベントの移動を感知する時、上記タッチイベントの移動によって上記オプションメニューに基づくオプション値を変更することができる。その際、上記制御部500は上記オプション値変更時、現在遂行された特定モードによってオプション値の変更によって変化する画面のリアルタイム表示を制御することができる。以後、上記制御部500は上記タッチイベントの解除を感知する時、上記タッチイベントが解除される時点のオプション値に基づいて上記機能ボタンの該当機能を実行し、その結果、画面表示を制御することができる。このように、上記制御部500は本発明のオプション変更に従う機能実行に対する全般的な動作を制御することができる。
【0042】
一方、本発明のタッチイベントは、前述したような機能領域上の特定機能ボタンに割り当てられた機能実行のためのインタラクションと、該当機能ボタンによる機能実行前、機能ボタンに割り当てられたオプションメニュー呼び出しのためのインタラクションと、呼び出されたオプションメニューによってオプション値を変更するために移動されるインタラクションと、オプション値の変更後、機能ボタンに割り当てられた機能実行のためのインタラクションとに区分することができ、このようなタッチイベントはユーザの一回の入力に対応することができる。即ち、本発明は一本の指に基づくワンタッチによる機能を実行することができる。このようなタッチイベントに従うオプション変更及び機能実行動作に対して後述する図面を参照して詳細に説明される。したがって、上記制御部500は機能ボタンに入力されたタッチイベントが解除される前まで上記のような1つのタッチイベントの変化に従うインタラクションを感知し、それによってオプションメニュー活性化、オプションメニューに基づくオプション変更、変更されたオプションによる機能実行を一括制御することができる。
【0043】
以上のような上記制御部500の詳細制御動作について後述する図面を参照したタッチデバイスの動作例示及びその制御方法で説明される。そして、上記制御部500は上記の機能の他に、上記タッチデバイスの通常の機能と関連した各種動作を制御することができる。例えば、上記制御部500は特定アプリケーション実行時、その運用及び画面表示を制御することができる。また、制御部500はタッチに基づく入力インターフェースでサポートする多様なタッチイベント入力に対応する入力信号を受信し、それに従う機能運用を制御することができる。また、制御部500は有線通信または無線通信に基づいて各種データの送受信を制御することができる。
【0044】
一方、上記図1に示した本発明のタッチデバイスは、バータイプ、フォルダタイプ、スライドタイプ、スイングタイプ、フリップタイプなど、全てのタイプのデバイスに適用できる。そして、本発明のタッチデバイスは、本発明の機能をサポートする全ての情報通信機器、マルチメディア機器、及びそれに対する応用機器を含むことができる。例えば、上記タッチデバイスは多様な通信システムに対応する各通信プロトコル(communication protocols)に基づいて動作する移動通信端末機を始めとして、タブレットPC(Personal Computer)、スマートフォン(Smart Phone)、ディジタルカメラ、PMP(Portable Multimedia Player)、メディアプレーヤー(MediaPlayer)、携帯ゲーム端末、ラップトップコンピュータ、及びPDA(Personal Digital Assistant)などのデバイスを含むことができる。併せて、本発明の機能制御方法は、ディジタルTV(Digital Television)、DS(Digital Signage)、LFD(Large Format Display)、ラップトップコンピュータなどのタッチに基づく入力をサポートする多様なディスプレイデバイスに適用されて運用できる。
【0045】
図2乃至図5は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御動作を説明するための概略図である。
【0046】
上記図2乃至図5を参照すると、上記図2はカメラモジュールによる被写体の撮影機能をサポートする撮影モードが実行される場合の画面例示を示し、図3は他のユーザとのチャット機能をサポートするメッセンジャーモードが実行される場合の画面例示を示し、図4は音楽や動映像、移動放送などのコンテンツ再生機能をサポートするメディアモードが実行される場合の画面例示を示し、図5は他のユーザとの音声通話または映像通話のための通話モードが実行される場合の画面例示を示す。上記メディアモードはメディアプレーヤーのようなアプリケーションによりサポートされることができ、音楽コンテンツの再生のための音楽モード、動映像再生のための動映像モード、移動放送再生のための放送モードなどを含むことができる。
【0047】
上記図2乃至図5に示すように、本発明のユーザインターフェースは、機能実行に従うデータ表示のための表示領域310と機能実行のためのソフトタイプの少なくとも1つの機能ボタンが提供される機能領域330とに大別できる。このような本発明のユーザインターフェースは、上記図2乃至図5に示した例示とのように実行される特定モードによってそのレイアウトは異なるように表示されることができる。
【0048】
上記表示領域310には、撮影モード、メッセンジャーモード、メディアモード、そして通話モードなどの特定モード実行に従う実行画面が表示されることができる。そして、上記表示領域310には機能ボタンを用いたユーザのタッチイベントによるオプション値の変更によって変化される画面、変更されたオプションで実行された機能の結果画面などが特定モードによって多様に表示されることができる。
【0049】
上記機能領域330には、撮影モード、メッセンジャーモード、メディアモード、そして通話モードなどの特定モードに対応する機能遂行のためのソフトタイプの少なくとも1つの機能ボタンが表示されることができる。このような機能領域330は、上記図2乃至図5に示すように実行される特定モードによって多様なレイアウトで構成される。上記図2の場合、撮影ボタン(OK)、上記図3の場合、送信ボタン(SEND)、上記図4の場合、再生機能制御ボタン、上記図5の場合、音声通話ボタン、映像通話ボタン、メッセージボタンが上記機能ボタンに該当する。その他にも上記図2乃至図5でその図示は省略されたが、本発明の機能ボタンは、文字入力ボタン、チャンネル切替ボタン、録画ボタンなどが上記機能ボタンに含まれる。
【0050】
一方、本発明の実施形態において、上記図2乃至図5に示すようなユーザインターフェースの形態は必ず上記のような形態に限定されるものでなく、データ表示のための表示領域310と機能制御のための機能ボタンの機能を有する機能領域330に区分されてワンタッチに基づくオプション変更及び機能実行をサポートできるように与えられる多様な形態のユーザインターフェースにより具現できるものと理解されるべきである。前述したようなユーザインターフェースに基づいて提供される各特定モードでワンタッチに基づくオプション変更及び機能実行のための動作及びその画面例示については後述する。
【0051】
図6は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【0052】
上記図6に示すように、上記図6では撮影モードが実行され、上記撮影モードで提供される機能ボタン(例えば、撮影ボタン)を用いて撮影機能を遂行する場合の例示を示す。特に、上記図6の場合、上記撮影ボタンに入力されるタッチイベントによって撮影モードでサポートされるオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、変更されたオプション値に基づいて撮影機能を実行する動作を示す。
【0053】
上記図6を参照すると、参照番号601に示すように、ユーザの操作によって撮影モードが実行され、それに従う実行画面が表れた状態を仮定する。その際、上記撮影モード実行時、カメラモジュールを通じて入力される被写体の映像が表示領域310に表れて、機能領域330の上に撮影機能遂行のための撮影ボタン600が表示される。
【0054】
次に、ユーザは参照番号601のような状態で参照番号603に示すように機能領域330の撮影ボタン600の上にタッチイベントを入力することができる。その際、タッチデバイスは撮影ボタン600を通じてタッチイベントの入力を感知する時、参照番号605に示すように、上記撮影ボタン600の上にオプションメニュー650を活性化して表すことができる。
【0055】
上記オプションメニュー650の活性化は、上記タッチイベントが予め設定された時間以上入力される時に表示されることができ、仮に上記タッチイベントが予め設定された時間内に解除される時、撮影ボタン600に割り当てられた本来本来の機能(例えば、撮影機能)が直ちに実行できる。そして、本発明の上記オプションメニュー650は、上記撮影ボタン600の上にオーバーレイ形態に提供されるか、上記機能領域330の内で撮影ボタン600と隣接する周辺に提供されるか、上記表示領域310の設定された任意の位置に提供される。このようなオプションメニューの提供形態は、実行される特定モード及び該当特定モードから選択される機能ボタンのタイプによって決まり、またユーザの設定によって特定位置に表示されることができる。そして、タッチイベントによって最初に提供されるオプションメニューは、タッチデバイス製造時に設定されるか、ユーザ設定によって定義される。
【0056】
例えば、ユーザは上記撮影モードで上記撮影ボタン600によるオプションメニューとして、ホワイトバランス、明るさ、露出、解像度、ISOなどのオプションメニューを指定することができ、それらが出力される順序を決定して設定することができる。仮に、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー650としてホワイトバランスメニューを選択指定した場合、上記参照番号605で表示されるオプションメニュー650は、ホワイトバランスのオプション値の調整のためのメニューが表示されることができる。または、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー650として露出メニューを選択指定した場合、上記参照番号605で表示されるオプションメニュー650は露出のオプション値の調整のためのメニューが表示されることができる。
【0057】
そして、上記図6ではその図示及び説明は省略したが、ユーザのタッチイベントの移動に従って次の順序として設定された他のオプションメニューを追加活性化して表すことができる。例えば、ユーザがオプション値の変更のための移動方向でない他の方向に移動(例えば、表示領域310の方に一定距離だけタッチイベント移動)時、上記活性化されたオプションメニューは画面上で除去し、上記移動に従う次の順序を有する新たなオプションメニューを活性化して表すことができる。即ち、設定された順序によって順次に多段階のオプションメニュー活性化が可能である。このようなタッチイベントの移動によって変化される深さ(depth)別のオプションメニューを順次に活性化する動作については後述する。
【0058】
ここで、本発明の実施形態では前述したように新たなオプションメニュー活性化時の以前に活性化されたオプションメニューを画面上で除去することを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明の実施形態によれば、上記以前に活性化されたオプションメニューは前述したように画面上で除去されるか、または活性化された状態、即ち画面上でその表示を維持することもできる。その際、オプションメニューを除去する時、その表現方式でフェードアウト(fade out)のような視覚的効果を与えて除去することができる。また、オプションメニューを維持する時、半透明形態に変換する視覚的効果を与えて表したり、または原形そのままで表すことができる。併せて、本発明の実施形態によれば、上記新たなオプションメニュー活性化時、フェードイン(fade in)のような視覚的効果を与えて表すことができる。
【0059】
次に、ユーザは参照番号605のようにオプションメニュー650が活性化された状態で与えられたオプションメニュー650に従うオプション値の変更のために上記タッチイベントを特定方向に移動することができる。例えば、参照番号607に示すように、ユーザは上記オプションメニュー650の上で上記タッチイベントを左または右方向に移動することによって、オプション値を変更することができる。このような場合、タッチデバイスはタッチイベントの移動によって変更されるオプション値が反映された結果をリアルタイムに表すことができる。例えば、参照番号607に示すように、ユーザが与えられたオプションメニュー650の上でオプション値の加減のためにタッチイベントを特定方向に移動する時、変化されたオプション値に対応する結果画面(例えば、上記図6では斜線で表示する)を表すことができる。例えば、ユーザが露出を一段階高める方向(例えば、右側方向)に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、露出が一段階上昇した画面をリアルタイムに提供することができる。これによって、ユーザは所望の設定が反映されたか否かを直ちに確認することができる。そして、本発明でオプション値の変更のためのタッチイベントの移動は、与えられるオプションメニューのタイプによって左または右方向に移動、上また下方向に移動、対角方向に移動、時計方向または時計反回り方向に回転移動など、多様な形態になされることができる。
【0060】
そして、上記図6の参照番号655は、上記図6で露出オプション調整のためのオプションメニュー650が提供される時、その形態の例示を拡大して示したものである。上記参照番号651に示すように、上記オプションメニュー650の領域をオプション加減方向によって表現程度(例えば、色、陰影等)を順次に異なるようにして表すことができる。例えば、上記参照番号651に示すように、上記オプションメニュー650で、最左側領域から最右側領域に進行されるほど、陰影が徐々に濃くなる形態を表すことができる。また、参照番号653に示すように、上記オプションメニュー650の最低オプション値と最大オプション値に該当する各領域に該当方向に進行時、オプションが増加または減少することを知らせることができるアイテム(例えば、“−”及び“+”)を提供することができる。例えば、上記参照番号653に示すように、上記オプションメニュー650で、最左側領域に“−”アイテムを表し、最右側領域に“+”アイテムを表すことができる。その他にもオプションメニュー650の複数の領域に区分し、各領域に加減程度を表現するイメージ及びテキストのうち、少なくとも1つを含むようにしたり、または区分された各領域の色相を異なるように表現する方式などが利用できる。これによって、ユーザは露出オプション設定のための加減方向を直観的に認知することができる。そして、このようなオプションメニュー650の表現方式は前述した実施形態及び後述する実施形態に従う多様なオプションメニューでも運用できる。
【0061】
次に、ユーザは参照番号607のような動作により所望のオプション値に変更した後、参照番号609に示すように、上記入力されたタッチイベントを解除することができる。その際、上記タッチイベントが解除される位置は、上記オプションメニュー650の上でオプション値の変更のために移動されたポイントでその解除がなされることができる。上記タッチイベントが解除される時、オプション値は上記ポイントに対応するオプション値に設定できる。したがって、タッチデバイスは入力されたタッチイベントの解除を感知する時、上記オプションメニュー650でタッチイベントが解除されるポイントに対応するオプション値に基づいて撮影ボタン600の本来の機能である撮影機能を実行し、その実行画面を表すことができる。即ち、変更されたオプション値で撮影された撮影画面が表示されることができる。
【0062】
上記図6の例示のように、本発明によれば、撮影ボタン600に入力されたタッチイベントを維持している間、オプションメニュー650が活性化されて表れて、維持しているタッチイベントをオプション値の変更のための方向への移動に対応してオプション値を変更し、タッチイベントを解除する時、変更されたオプション値で撮影ボタン600の本来の機能である撮影機能を実行することができる。
【0063】
以上のように、本発明によれば、撮影モードで撮影ボタン600にタッチイベントを入力するステップ及び上記タッチイベントを解除するステップからなる時、撮影機能が実行できる。また、本発明によれば、撮影モードで撮影ボタン600にタッチイベントを入力するステップ、タッチイベントによるオプションメニュー650を活性化して表示するステップ、与えられたオプションメニュー650によってオプションを設定するステップ、上記タッチイベントを解除するステップからなる時、設定されたオプション値に基づいて撮影機能が実行できる。
【0064】
図7は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【0065】
上記図7に示すように、上記図7ではメッセンジャーモードが実行され、上記メッセンジャーモードで提供される機能ボタン(例えば、送信ボタン、文字入力ボタン等)を用いてチャット機能を遂行する場合の例示を示す。特に、上記図7の場合、送信ボタンに入力されるタッチイベントによってメッセンジャーモードでサポートされるオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、変更されたオプション値に基づいてチャット機能に従うテキスト送信を実行する動作を示す。
【0066】
上記図7を参照すると、参照番号701に示すように、ユーザの操作によってメッセンジャーモードが実行され、それに従う実行画面が表れた状態を仮定する。その際、上記メッセンジャーモード実行時、ユーザのチャット機能実行によって送受信されるテキスト(絵文字、顔文字などのアイテムも含む)が表示領域310に表れ、機能領域330の上にチャット機能遂行のための文字入力ボタン、送信ボタン700などが表示される。その際、上記図7では送信ボタン700を用いる場合の例示を説明する。そして、上記図7ではユーザが文字入力ボタンを用いて“HELLO”文字を入力し、その送信が待機中の状態を仮定することができる。
【0067】
次に、ユーザは参照番号701のような状態で参照番号703に示すように機能領域330の送信ボタン700の上にタッチイベントを入力することができる。その際、タッチデバイスは送信ボタン700を通じてタッチイベントの入力を感知する時、参照番号705に示すように、上記送信ボタン700の上にオプションメニュー750を活性化して表すことができる。
【0068】
上記オプションメニュー750の活性化は、上記タッチイベントが予め設定された時間以上入力される時に表示されることができ、仮に上記タッチイベントが予め設定された時間内に解除される時、送信ボタン700に割り当てられた本来の機能(例えば、入力されたテキスト送信機能)が直ちに実行できる。そして、上記オプションメニュー750は、上記送信ボタン700の上にオーバーレイ形態に提供されるか、上記機能領域330の内で送信ボタン700と隣接する周辺に提供されるか、上記表示領域310の設定された任意の位置に提供される。このようなオプションメニューの提供形態は、実行される特定モード及び該当特定モードで選択される機能ボタンのタイプによって決まることができ、またユーザ設定によって特定位置に表示されることができる。そして、タッチイベントによって最初に提供されるオプションメニューはタッチデバイス製造時に設定されるか、ユーザ設定によって定義される。
【0069】
例えば、ユーザは上記メッセンジャーモードで上記送信ボタン700によるオプションメニューとして、フォントタイプ、フォントサイズ、フォント色、言語などのオプションメニューを指定することができ、それらが出力される順序を決定して設定することができる。仮に、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー750としてフォントサイズメニューを選択指定した場合、上記参照番号705で表示されるオプションメニュー750は、フォントサイズのオプション値調整のためのメニューが表示されることができる。または、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー750としてフォント色メニューを選択指定した場合、上記参照番号705で表示されるオプションメニュー750は、フォント色のオプション値の調整のためのメニューが表示されることができる。
【0070】
そして、上記図7ではその図示及び説明は省略したが、ユーザのタッチイベント移動によって次の順序に設定された他のオプションメニューを追加活性化して表すこともできる。例えば、ユーザがオプション値の変更のための移動方向でない他の方向に移動(例えば、表示領域310の方に一定の距離だけタッチイベント移動)時、上記活性化されたオプションメニューは設定方式によって画面上で除去したり、画面上に維持し、上記移動に従う次の順序を有する新たなオプションメニューを活性化して表すことができる。即ち、設定された順序によって順次に多段階のオプションメニュー活性化が可能である。このようなタッチイベントの移動によって変化される深さ別のオプションメニューを順次に活性化する動作については後述する。ここで、上記オプションメニューを画面上で除去する時、フェードアウト形態のようにオプションメニューが画面上で徐々に消える視覚的効果を与えて除去することができ、上記オプションメニューを画面上で維持する時、半透明形態に変換して表したり、または原形そのまま表すことができる。併せて、本発明の実施形態によれば、上記新たなオプションメニュー活性化時、フェードイン形態のように上記新たなオプションメニューが画面上で徐々に表示される視覚的効果を与えて表すことができる。
【0071】
次に、ユーザは参照番号705のようにオプションメニュー750が活性化された状態で与えられたオプションメニュー750に従うオプション値変更のために、上記タッチイベントを特定方向に移動することができる。例えば、参照番号707に示すように、ユーザは上記オプションメニュー750の上で上記タッチイベントを上または下方向に移動することによって、オプション値を変更することができる。このような場合、タッチデバイスはタッチイベントの移動によって変更されるオプション値が反映された結果をリアルタイムに表すことができる。例えば、参照番号707に示すように、ユーザが与えられたオプションメニュー750の上でオプション値の加減のためにタッチイベントを特定方向に移動する時、変化されたオプション値に対応する結果画面を表すことができる。例えば、ユーザがフォントサイズを一段階高める方向に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、入力されたテキスト“HELLO”のフォントサイズが一段階大きくなった画面をリアルタイムに提供することができる。これによって、ユーザは所望の設定が反映されたか否かを直ちに確認することができる。そして、本発明でオプション値変更のためのタッチイベントの移動は与えられるオプションメニューのタイプによって左または右方向に移動、上また下方向に移動、対角方向に移動、時計方向または時計反回り方向に回転移動など、多様な形態になされることができる。
【0072】
次に、ユーザは参照番号707のような動作により所望のオプション値に変更した後、参照番号709に示すように上記入力されたタッチイベントを解除することができる。その際、上記タッチイベントが解除される位置は、上記オプションメニュー750の上でオプション値変更のために移動したポイントでその解除がなされることができる。上記タッチイベントが解除される時、オプション値は上記ポイントに対応するオプション値に設定できる。したがって、タッチデバイスは入力されたタッチイベントの解除を感知する時、上記オプションメニュー750でタッチイベントが解除されるポイントに対応するオプション値に基づいて送信ボタン700の本来の機能であるテキスト送信機能を実行し、その実行画面を表すことができる。即ち、変更されたオプション値が反映されたテキストが送信された画面が表示されることができる。
【0073】
上記図7の例示のように、本発明によれば送信ボタン700に入力されたタッチイベントを維持している間、オプションメニュー750が活性化されて表れ、維持しているタッチイベントをオプション値の変更のための方向への移動に対応してオプション値を変更し、タッチイベントを解除する時、変更されたオプション値で送信ボタン700の本来の機能であるテキスト送信機能を実行することができる。
【0074】
以上のように、本発明によればメッセンジャーモードで送信ボタン700にタッチイベントを入力するステップ及び上記タッチイベントを解除するステップからなる時、入力されたテキストの送信機能が実行できる。また、本発明によればメッセンジャーモードで送信ボタン700にタッチイベントを入力するステップ、タッチイベントによるオプションメニュー750を活性化して表示するステップ、与えられたオプションメニュー750によってオプションを設定するステップ、上記タッチイベントを解除するステップからなる時、設定されたオプション値に基づいてテキスト送信機能が実行できる。
【0075】
図8は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【0076】
上記図8に示すように、上記図8ではメディアモード(例えば、音楽モード)が実行され、上記メディアモードで提供される機能ボタン(例えば、音楽再生機能制御と関連した制御ボタン(再生ボタン、早送り(Fast Forward)ボタン、巻き戻し(rewind)ボタン、ボリューム調節ボタン、区間反復ボタン等))を用いて音楽再生機能を遂行する場合の例示を表す。特に、上記図8の場合、再生ボタンに入力されるタッチイベントによってメディアモードでサポートされるオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、変更されたオプション値に基づいて音楽再生機能に従う再生速度を制御する動作を示す。
【0077】
上記図8を参照すると、参照番号801に示すように、ユーザの操作によってメディアモードが実行され、それに従う実行画面が表れた状態を仮定する。その際、上記メディアモード実行時、ユーザ選択に従う音楽ファイル情報及び音楽スキンが表示領域310に表れ、機能領域330の上に音楽再生機能遂行のための多様な制御ボタンなどが表示されることができる。その際、上記図8では再生ボタン800を用いる場合の例示を説明する。
【0078】
次に、ユーザは参照番号801のような状態で参照番号803に示すように、機能領域330の再生ボタン800の上にタッチイベントを入力することができる。その際、タッチデバイスは再生ボタン800を通じてタッチイベントの入力を感知する時、参照番号805に示すように、上記再生ボタン800の上にオプションメニュー850を活性化して表すことができる。
【0079】
上記オプションメニュー850の活性化は、上記タッチイベントが予め設定された時間以上入力される時に表示されることができ、仮に上記タッチイベントが予め設定された時間内に解除される時、再生ボタン800に割り当てられた本来の機能(例えば、音楽再生機能)が直ちに実行できる。そして、本発明の上記オプションメニュー850は、上記再生ボタン800の上にオーバーレイ形態に提供されるか、上記機能領域330の内で再生ボタン800と隣接する周辺に提供されるか、上記表示領域310の設定された任意の位置に提供できる。このようなオプションメニューの提供形態は、実行される特定モード及び該当特定モードで選択される機能ボタンのタイプによって決定されることができ、またユーザ設定によって特定位置に表示されることができる。そして、タッチイベントによって最初に提供されるオプションメニューはタッチデバイス製造時に設定されるか、ユーザ設定によって定義できる。
【0080】
例えば、ユーザは上記メディアモードで上記再生ボタン800によるオプションメニューとして、ファイルリスト、音楽スキン、オーディオ効果、区間反復再生、音場(sound field)、再生色温度(playback color temperature)、再生速度等、再生に必要なオプションメニューを指定することができ、それらが出力される順序を決定して設定することができる。仮に、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー850として再生速度メニューを選択指定した場合、上記参照番号805で表示されるオプションメニュー850は、再生速度のオプション値調整のためのメニューが表示されることができる。または、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー850としてファイルリストを選択指定した場合、上記参照番号805で表示されるオプションメニュー850は再生しようとするファイル選択のためのリストメニューが表示されることができる。
【0081】
そして、上記図8ではその図示及び説明は省略したが、ユーザのタッチイベント移動によって次の順序に設定された他のオプションメニューを追加活性化して表すことができる。例えば、ユーザがオプション値変更のための移動方向でない他の方向に移動(例えば、表示領域310の方に一定の距離だけタッチイベント移動)時、上記活性化されたオプションメニューは設定方式によって画面上で除去したり、画面上に維持し、上記移動に従う次の順序を有する新たなオプションメニューを活性化して表すことができる。即ち、設定された順序によって順次に多段階のオプションメニュー活性化が可能である。このようなタッチイベントの移動によって変化される深さ別のオプションメニューを順次に活性化する動作については後述する。ここで、上記オプションメニューを画面上で除去する時、フェードアウト形態のようにオプションメニューが画面上で徐々に消える視覚的効果を与えて除去することができ、上記オプションメニューを画面上で維持する時、半透明形態に変換して表したり、または原形そのまま表すことができる。併せて、本発明の実施形態によれば、上記新たなオプションメニュー活性化時、フェードイン形態のように上記新たなオプションメニューが画面上で徐々に表示される視覚的効果を与えて表すことができる。
【0082】
次に、ユーザは参照番号805のように、オプションメニュー850が活性化された状態で与えられたオプションメニュー850に従うオプション値変更のために上記タッチイベントを特定方向に移動することができる。例えば、参照番号807に示すように、ユーザは上記オプションメニュー850の上で上記タッチイベントを左または右方向に移動することによってオプション値を変更することができる。このような場合、タッチデバイスはタッチイベントの移動によって変更されるオプション値が反映された結果をリアルタイムに表すことができる。例えば、参照番号807に示すように、ユーザが与えられたオプションメニュー850の上でオプション値の加減のためにタッチイベントを特定方向に移動する時に変化されたオプション値に対応する結果画面を表すことができる。
【0083】
例えば、上記与えられるオプションメニュー850が再生速度の加減のためのオプションメニューの場合、ユーザが上記オプションメニュー850の上で再生速度を一段階高める方向に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、再生速度が変化(例えば、増加)されることを知らせる関連情報が画面を通じてリアルタイムに提供できる。または、上記与えられるオプションメニュー850が音楽スキン変更のためのオプションメニューの場合、ユーザが上記オプションメニュー850の上で音楽スキンを変更する方向に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、音楽スキンが変化された画面をリアルタイムに提供することができる。または、上記与えられるオプションメニュー850が区間再生設定のためのオプションメニューの場合、ユーザが上記オプションメニュー850の上で区間再生を所望の区間だけ上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)して再生区間(または、再生長さ)を設定すれば、現在再生時点(または、再生開始時点)から上記タッチイベントが移動した区間だけ再生区間(または、再生長さ)が設定されることを知らせる関連情報が画面を通じてリアルタイムに提供できる。
【0084】
これによって、ユーザは所望の設定が反映されたか否かを直ちに確認することができる。そして、本発明でオプション値変更のためのタッチイベントの移動は、与えられるオプションメニューのタイプによって左または右方向に移動、上また下方向に移動、対角方向に移動、時計方向または時計反回り方向に回転移動など、多様な形態になされることができる。
【0085】
次に、ユーザは参照番号807のような動作により所望のオプション値に変更した後、参照番号809に示すように、上記入力されたタッチイベントを解除することができる。その際、上記タッチイベントが解除される位置は、上記オプションメニュー850の上でオプション値変更のために移動したポイントでその解除がなされることができる。上記タッチイベントが解除される時、オプション値は上記ポイントに対応するオプション値に設定できる。したがって、タッチデバイスは入力されたタッチイベントの解除を感知する時、上記オプションメニュー850でタッチイベントが解除されるポイントに対応するオプション値に基づいて再生ボタン800の本来の機能である音楽再生機能を実行し、その実行画面を表すことができる。例えば、変更されたオプション値が反映された再生速度でプログレスバーが移動する画面が表示されることができる。このような音楽再生機能のうち、サウンド出力と関連する機能制御の場合、変化されたオプション値によってサウンド出力したり、変更して出力することができる。例えば、再生速度変化に合せて出力されるサウンドは、速いテンポで出力されたり鈍いテンポで出力される。または、現在再生時点(または、再生開始時点)からユーザが指定した区間(または、長さ)だけ区間再生がなされることができる。
【0086】
上記図8の例示のように、本発明によれば再生ボタン800に入力されたタッチイベントを維持している間、オプションメニュー850が活性化されて表れ、維持しているタッチイベントをオプション値の変更のための方向への移動に対応してオプション値を変更し、タッチイベントを解除する時、変更されたオプション値で再生ボタン800の本来の機能である音楽再生機能を実行することができる。
【0087】
以上のように、本発明によれば、メディアモードで再生ボタン800にタッチイベントを入力するステップ及び上記タッチイベントを解除するステップからなる時、音楽再生機能が実行できる。また、本発明によれば、メディアモードで再生ボタン800にタッチイベントを入力するステップ、タッチイベントによるオプションメニュー850を活性化して表示するステップ、与えられたオプションメニュー850によってオプションを設定するステップ、上記タッチイベントを解除するステップからなる時、設定されたオプション値に基づいて音楽再生機能が実行できる。
【0088】
図9は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。特に、上記図9は上記図8と類似の動作を遂行することができ、提供されるオプションメニューが異なる場合の例示を示す。例えば、上記図8では再生速度オプション値調節のためのバータイプのオプションメニュー850が提供される場合の例示であり、上記図9ではオーディオ効果オプション値調節のためのメニュータイプのオプションメニュー950が提供される場合の例示でありうる。併せて、このように同一な特定モードで提供される多様なオプションメニューを複合的に運用できる動作例示については後述する図面を参照して説明される。
【0089】
上記図9に示すように、上記図9ではメディアモード(例えば、音楽モード)が実行され、上記メディアモードで提供される機能ボタン(例えば、音楽再生機能制御と関連した制御ボタン(再生ボタン、早送りボタン、巻き戻しボタン、ボリューム調節ボタン、区間反復ボタン等))を用いて音楽再生機能を遂行する場合の例示を表す。特に、上記図9の場合,再生ボタンに入力されるタッチイベントによってメディアモードでサポートされるオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、変更されたオプション値に基づいて音楽再生機能に従う再生速度を制御する動作を表す。
【0090】
上記図9を参照すると、参照番号901に示すように、ユーザの操作によってメディアモードが実行され、それに従う実行画面が表れた状態を仮定する。その際、上記メディアモード実行時、ユーザ選択に従う音楽ファイル情報及び音楽スキンが表示領域310に表れて、機能領域330の上に音楽再生機能遂行のための多様な制御ボタンなどが表示されることができる。その際、上記図9では再生ボタン900を用いる場合の例示を説明する。
【0091】
次に、ユーザは参照番号901のような状態で参照番号903に示すように、機能領域330の再生ボタン900の上にタッチイベントを入力することができる。その際、タッチデバイスは再生ボタン900を通じてタッチイベントの入力を感知する時、参照番号905に示すように、上記再生ボタン900の上にオプションメニュー950を活性化して表すことができる。
【0092】
上記オプションメニュー950の活性化は、上記タッチイベントが予め設定された時間以上入力される時に表示されることができ、仮に上記タッチイベントが予め設定された時間内に解除される時、再生ボタン900に割り当てられた本来の機能(例えば、音楽再生機能)が直ちに実行できる。そして、本発明で上記オプションメニュー950は、上記再生ボタン900の上にオーバーレイ形態に提供されるか、上記機能領域330の内で再生ボタン900と隣接する周辺に提供されるか、上記表示領域310の設定された任意の位置に提供される。このようなオプションメニューの提供形態は、実行される特定モード及び該当特定モードで選択される機能ボタンのタイプによって決まることができ、またユーザ設定によって特定位置に表示されることができる。そして、タッチイベントによって最初に提供されるオプションメニューはタッチデバイス製造時に設定されるかユーザ設定によって定義される。
【0093】
例えば、ユーザは上記メディアモードで上記再生ボタン900によるオプションメニューとして、ファイルリスト、音楽スキン、オーディオ効果、区間反復再生、音場、再生色温度、再生速度等、再生に必要なオプションメニューを指定することができ、それらが出力される順序を決定して設定することができる。仮に、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー950としてオーディオ効果メニューを選択指定した場合、上記参照番号905で表示されるオプションメニュー950は、オーディオ効果のオプション値調整のためのメニューが表示されることができる。
【0094】
そして、上記図9ではその図示及び説明は省略したが、ユーザのタッチイベント移動によって次の順序に設定された他のオプションメニューを追加活性化して表すことができる。例えば、ユーザがオプション値変更のための移動方向でない他の方向に移動(例えば、表示領域310の方に一定の距離だけタッチイベント移動)時、上記活性化されたオプションメニューは設定方式によって画面上で除去したり、画面上に維持し、上記移動に従う次の順序を有する新たなオプションメニューを活性化して表すことができる。即ち、設定された順序によって順次に多段階のオプションメニュー活性化が可能である。このようなタッチイベントの移動によって変化される深さ別のオプションメニューを順次に活性化する動作については後述する。ここで、上記オプションメニューを画面上で除去する時、フェードアウト形態のようにオプションメニューが画面上で徐々に消える視覚的効果を与えて除去することができ、上記オプションメニューを画面上で維持する時、半透明形態に変換して表したり、または原形そのまま表すことができる。併せて、本発明の実施形態によれば、上記新たなオプションメニュー活性化時、フェードイン形態のように上記新たなオプションメニューが画面上で徐々に表示される視覚的効果を与えて表すことができる。
【0095】
次に、ユーザは参照番号905のように、オプションメニュー950が活性化された状態で与えられたオプションメニュー950に従うオプション値変更のために上記タッチイベントを特定方向に移動することができる。例えば、参照番号907に示すように、ユーザは上記オプションメニュー950の上で上記タッチイベントを左または右方向に移動することによってオプション値を変更することができる。このような場合、タッチデバイスはタッチイベントの移動に従って変更されるオプション値が反映された結果をリアルタイムに表すことができる。例えば、参照番号907に示すように、ユーザが与えられたオプションメニュー950の上でオプション値の加減のためにタッチイベントを特定方向に移動する時、変化されたオプション値に対応する結果画面を表すことができる。例えば、ユーザが特定オーディオ効果を変更する方向に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、ユーザ選択に従う該当オーディオ効果部分がハイライトされるように、その変化状態を知らせる画面をリアルタイムに提供することができる。そして、本発明でオプション値変更のためのタッチイベントの移動は与えられるオプションメニューのタイプによって左または右方向に移動、上また下方向に移動、対角方向に移動、時計方向または時計反回り方向に回転移動など、多様な形態になされることができる。
【0096】
次に、ユーザは参照番号907のような動作により所望するオプション値に変更した後、参照番号909に示すように、上記入力されたタッチイベントを解除することができる。その際、上記タッチイベントが解除される位置は、上記オプションメニュー950の上でオプション値変更のために移動されたポイントでその解除がなされることができる。上記タッチイベントが解除される時、オプション値は上記ポイントに対応するオプション値に設定できる。したがって、タッチデバイスは入力されたタッチイベントの解除を感知する時、上記オプションメニュー950でタッチイベントが解除されるポイントに対応するオプション値に基づいて再生ボタン900の本来の機能である音楽再生機能を実行し、その実行画面を表すことができる。例えば、変更されたオプション値が反映されたオーディオ効果(例えば、POP)により再生されることを知らせる情報を画面を通じて提供することができ、オーディオ効果変化に合せて出力されるサウンドやはり該当オーディオ効果(例えば、POP)に合せて出力することができる。
【0097】
上記図9の例示のように、本発明によれば、再生ボタン900に入力されたタッチイベントを維持している間、オプションメニュー950が活性化されて表れ、維持しているタッチイベントをオプション値の変更のための方向への移動に対応してオプション値を変更し、タッチイベントを解除する時、変更されたオプション値で再生ボタン900の本来の機能である音楽再生機能を実行することができる。
【0098】
以上のように、本発明によればメディアモードで再生ボタン900にタッチイベントを入力するステップ及び上記タッチイベントを解除するステップからなる時、音楽再生機能が実行できる。また、本発明によればメディアモードで再生ボタン900にタッチイベントを入力するステップ、タッチイベントによるオプションメニュー950を活性化して表示するステップ、与えられたオプションメニュー950によってオプションを設定するステップ、上記タッチイベントを解除するステップからなる時、設定されたオプション値に基づいて音楽再生機能が実行できる。
【0099】
図10は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【0100】
上記図10に示すように、上記図10ではメディアモード(例えば、放送モード、動映像モード)が実行され、上記メディアモードで提供される機能ボタン(例えば、再生機能制御と関連した制御ボタン(再生ボタン、停止ボタン、早送りボタン、巻き戻しボタン、チャンネル切替ボタン、録画ボタン、ボリューム調節ボタン、区間反復ボタン等))を用いて移動放送再生機能を遂行する場合の例示を表す。特に、上記図10の場合、録画ボタンに入力されるタッチイベントによってメディアモードでサポートされるオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、変更されたオプション値に基づいて移動放送再生機能に従う再生速度を制御する動作を表す。
【0101】
上記図10を参照すると、参照番号1001に示すように、ユーザの操作によってメディアモードが実行され、それに従う実行画面が表れた状態を仮定する。その際、上記メディアモード実行時、ユーザ選択に従う移動放送チャンネルの該当映像が表示領域310に表れ、機能領域330の上に移動放送再生機能の遂行のための多様な制御ボタン(例えば、再生ボタン、チャンネル切替ボタン、区間反復ボタン、録画ボタンなど)が表示されることができる。その際、上記図10では録画ボタン1000を用いる場合の例示を説明する。
【0102】
次に、ユーザは参照番号1001のような状態で参照番号1003に示すように、機能領域330の録画ボタン1000の上にタッチイベントを入力することができる。その際、タッチデバイスは録画ボタン1000を通じてタッチイベントの入力を感知する時、参照番号1005に示すように、上記録画ボタン1000の上にオプションメニュー1050を活性化して表すことができる。
【0103】
上記オプションメニュー1050の活性化は、上記タッチイベントが予め設定された時間以上入力される時に表示されることができ、仮に上記タッチイベントが予め設定された時間内に解除される時、再生ボタン1000に割り当てられた本来の機能(例えば、録画機能)が直ちに実行できる。そして、本発明の上記オプションメニュー1050は、上記録画ボタン800の上にオーバーレイ形態に提供されるか、上記機能領域330の内で録画ボタン1000と隣接する周辺に提供されるか、上記表示領域310の設定された任意の位置に提供される。このようなオプションメニューの提供形態は、実行される特定モード及び該当特定モードから選択される機能ボタンのタイプによって決まることができ、またユーザ設定によって特定位置に表示されることができる。そして、タッチイベントによって最初に提供されるオプションメニューは、タッチデバイス製造時に設定されるか、ユーザ設定によって定義される。
【0104】
例えば、ユーザは上記メディアモードで上記録画ボタン1000によるオプションメニューとして、チャンネルリスト、録画日、録画時間、録画開始時間、録画終了時間など、録画に必要なオプションメニューを指定することができ、それらが出力される順序を決定して設定することができる。仮に、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー1050として録画時間メニューを選択指定した場合、上記参照番号1005で表示されるオプションメニュー1050は、録画時間のオプション値調整のためのメニューが表示されることができる。または、ユーザが最初に活性化されるオプションメニュー1050としてチャンネルリストを選択指定した場合、上記参照番号1005で表示されるオプションメニュー1050は録画しようとするチャンネルの放送選択のためのリストメニューが表示されることができる。
【0105】
そして、上記図10ではその図示及び説明は省略したが、ユーザのタッチイベント移動によって次の順序に設定された他のオプションメニューを追加活性化して表すことができる。例えば、ユーザがオプション値変更のための移動方向でない他の方向に移動(例えば、表示領域310の方に一定の距離だけタッチイベント移動)時、上記活性化されたオプションメニューは設定方式によって画面上で除去したり、画面上に維持し、上記移動に従う次の順序を有する新たなオプションメニューを活性化して表すことができる。即ち、設定された順序によって順次に多段階のオプションメニュー活性化が可能である。このようなタッチイベントの移動によって変化される深さ別のオプションメニューを順次に活性化する動作については後述す。ここで、上記オプションメニューを画面上で除去する時、フェードアウト形態のようにオプションメニューが画面上で徐々に消える視覚的効果を与えて除去することができ、上記オプションメニューを画面上で維持する時、半透明形態に変換して表したり、または原形そのまま表すことができる。併せて、本発明の実施形態によれば、上記新たなオプションメニュー活性化時、フェードイン形態のように上記新たなオプションメニューが画面上で徐々に表示される視覚的効果を与えて表すことができる。
【0106】
次に、ユーザは参照番号1005のようにオプションメニュー1050が活性化された状態で与えられたオプションメニュー850に従うオプション値の変更のために上記タッチイベントを特定方向に移動することができる。例えば、参照番号1007に示すように、ユーザは上記オプションメニュー1050の上で上記タッチイベントを上または下方向に移動することによってオプション値を変更することができる。このような場合、タッチデバイスはタッチイベントの移動によって変更されるオプション値が反映された結果をリアルタイムに表すことができる。例えば、参照番号1007に示すように、ユーザが与えられたオプションメニュー1050の上でオプション値の加減のためにタッチイベントを特定方向に移動する時に変化されたオプション値に対応する結果画面を表すことができる。例えば、ユーザが録画時間を設定しようとする方向(位置)に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、選択しようとする録画時間を知らせる関連情報が画面を通じてリアルタイムに提供できる。または、ユーザが録画しようとするチャンネルの方向(位置)に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、選択されるチャンネルを知らせる関連情報と画面を通じてリアルタイムに提供できる。これによって、ユーザは所望の設定が反映されたか否かを直ちに確認することができる。そして、本発明でオプション値変更のためのタッチイベントの移動は与えられるオプションメニューのタイプによって左または右方向に移動、上また下方向に移動、対角方向に移動、時計方向または時計反回り方向に回転移動など、多様な形態になされることができる。
【0107】
次に、ユーザは参照番号1007のような動作により所望のオプション値に変更した後、参照番号1009に示すように、上記入力されたタッチイベントを解除することができる。その際、上記タッチイベントが解除される位置は上記オプションメニュー1050の上でオプション値変更のために移動されたポイントでその解除がなされることができる。上記タッチイベントが解除される時、オプション値は上記ポイントに対応するオプション値に設定できる。したがって、タッチデバイスは入力されたタッチイベントの解除を感知する時、上記オプションメニュー1050でタッチイベントが解除されるポイントに対応するオプション値に基づいて録画ボタン1000の本来の機能である録画機能を実行し、その実行画面を表すことができる。即ち、ユーザは録画ボタン1000を用いて録画時間設定後、直ちに録画機能を実行することができ、変更されたオプション値(録画時間)によって録画情報または録画予定情報が画面に表示されることができる。
【0108】
上記図10の例示のように、本発明によれば、録画ボタン1000に入力されたタッチイベントを維持している間、オプションメニュー1050が活性化されて表れ、維持しているタッチイベントをオプション値の変更のための方向への移動に対応してオプション値を変更し、タッチイベントを解除する時、変更されたオプション値で録画ボタン1000の本来の機能である録画機能を実行することができる。
【0109】
以上のように、本発明によればメディアモードで録画ボタン1000にタッチイベントを入力するステップ及び上記タッチイベントを解除するステップからなる時、録画機能が実行できる。また、本発明によれば、メディアモードで録画ボタン1000にタッチイベントを入力するステップ、タッチイベントによるオプションメニュー1050を活性化して表示するステップ、与えられたオプションメニュー1050によってオプションを設定するステップ、上記タッチイベントを解除するステップからなる時、設定されたオプション値に基づいて録画機能が実行できる。
【0110】
図11は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける実行モード別に提供される機能ボタンを用いたオプション値変更及び機能実行動作を説明するための画面例示を示す図である。
【0111】
上記図11に示すように、上記図11では通話モードが実行され、上記通話モードで提供される機能ボタン(例えば、音声通話ボタン、映像通話ボタン、メッセージボタン、文字入力ボタン等)を用いて通話機能を遂行する場合の例示を示す。特に、上記図11の場合、音声通話ボタンに入力されるタッチイベントによって通話モードでサポートされるオプション値を変更し、上記タッチイベントの解除時、変更されたオプション値に基づいて通話機能に従うコール発信を実行する動作を示す。
【0112】
上記図11を参照すると、参照番号1101に示すように、ユーザの操作によって通信モードが実行され、それに従う実行画面が表れた状態を仮定する。その際、上記通信モード実行時、ユーザにより入力される受信者情報(例えば、電話番号)が表示領域310に表れ、機能領域330の上に通話機能遂行のための音声通話ボタン、映像通話ボタン、メッセージボタン、文字入力ボタンなどが表示されることができる。その際、上記図11では音声通話ボタン1100を用いる場合の例示を説明する。そして、上記図7ではユーザが文字入力ボタンを用いて“010−5555−5555”の受信者情報を入力し、それによるコール発信の待機中の状態を仮定することができる。
【0113】
次に、ユーザは参照番号1101のような状態で参照番号1103に示すように、機能領域330の音声通話ボタン1100の上にタッチイベントを入力することができる。その際、タッチデバイスは音声通話ボタン1100を通じてタッチイベントの入力を感知する時、参照番号1105に示すように、上記音声通話ボタン1100の上にオプションメニュー1150を活性化して表すことができる。
【0114】
上記オプションメニュー1150の活性化は、上記タッチイベントが予め設定された時間以上入力される時に表示されることができ、仮に上記タッチイベントが予め設定された時間内に解除される時、音声通話ボタン1100に割り当てられた本来の機能(例えば、コール発信機能)が直ちに実行できる。そして、本発明の上記オプションメニュー1150は、上記音声通話ボタン1100の上にオーバーレイ形態に提供されるか、上記機能領域330の内で送信ボタン1100と隣接する周辺に提供されるか、上記表示領域310の設定された任意の位置に提供される。このようなオプションメニューの提供形態は、実行される特定モード及び該当特定モードから選択される機能ボタンのタイプによって決まることができ、またユーザ設定によって特定位置に表示されることができる。そして、タッチイベントによって最初提供されるオプションメニューはタッチデバイス製造時に設定されるか、ユーザ設定によって定義される。
【0115】
例えば、ユーザは上記通話モードで上記音声通話ボタン1100によるオプションメニューとして、キーパッド(Keypad)、コール終了(End Call)、スピーカー(Speaker)、ミュート(Mute)、代替映像(Replace Picture)(映像通話ボタンに割り当てられることができる)などのオプションメニューを指定することができる。このような場合、上記参照番号1105で表示されるオプションメニュー1150は、キーパッド(Keypad)、コール終了(End Call)、スピーカー(Speaker)、ミュート(Mute)などのオプション値を選択できるメニューが表示されることができる。
【0116】
そして、上記図11ではその図示及び説明は省略したが、ユーザのタッチイベント移動に従って次の順序に設定された他のオプションメニューを追加活性化して表すこともできる。例えば、ユーザがオプション値変更のための移動方向でない他の方向に移動(例えば、表示領域310の方に一定の距離位タッチイベント移動)時、上記活性化されたオプションメニューは設定方式によって画面上で除去したり、画面上に維持し、上記移動に従う次の順序を有する新たなオプションメニューを活性化して表すことができる。即ち、設定された順序によって順次に多段階のオプションメニュー活性化が可能である。このようなタッチイベントの移動によって変化される深さ別のオプションメニューを順次に活性化する動作については後述する。ここで、上記オプションメニューを画面上で除去する時、フェードアウト形態のようにオプションメニューが画面上で徐々に消える視覚的効果を与えて除去することができ、上記オプションメニューを画面上で維持する時、半透明形態に変換して表したり、または原形そのまま表すことができる。併せて、本発明の実施形態によれば、上記新たなオプションメニュー活性化時、フェードイン形態のように上記新たなオプションメニューが画面上で徐々に表示される視覚的効果を与えて表すことができる。
【0117】
次に、ユーザは参照番号1105のようにオプションメニュー1150が活性化された状態で与えられたオプションメニュー1150に従うオプション値変更のために上記タッチイベントを特定方向に移動することができる。例えば、参照番号1107に示すように、ユーザは上記オプションメニュー1150の上で上記タッチイベントを上または下方向に移動することによって、オプション値を変更することができる。このような場合、タッチデバイスはタッチイベントの移動によって変更されるオプション値が反映された結果をリアルタイムに表すことができる。例えば、参照番号1107に示すように、ユーザが与えられたオプションメニュー1150の上でオプション値の選択のためにタッチイベントを特定方向に移動する時、選択されたオプション値に対応する結果画面を表すことができる。例えば、ユーザがスピーカーフォンモードに変更する方向に上記タッチイベントを移動(例えば、ドラッグインタラクション)すれば、ユーザ選択に従う該当オプション部分がハイライトされることのように、その変化状態を知らせる画面をリアルタイムに提供することができる。これによって、ユーザは所望の設定が反映されたか否かを直ちに確認することができる。そして、本発明でオプション値変更のためのタッチイベントの移動は与えられるオプションメニューのタイプによって左または右方向に移動、上また下方向に移動、対角方向に移動、時計方向または時計反回り方向に回転移動など、多様な形態になされることができる。
【0118】
次に、ユーザは参照番号1107のような動作により所望のオプション値に変更した後、参照番号1109に示すように、上記入力されたタッチイベントを解除することができる。その際、上記タッチイベントが解除される位置は、上記オプションメニュー1150の上でオプション値変更のために移動されたポイントでその解除がなされることができる。上記タッチイベントが解除される時、オプション値は上記ポイントに対応するオプション値に設定できる。したがって、タッチデバイスは入力されたタッチイベントの解除を感知する時、上記オプションメニュー1150でタッチイベントが解除されるポイントに対応するオプション値に基づいて音声通話ボタン700の本来の機能であるコール発信機能を実行し、その実行画面を表すことができる。即ち、変更されたオプション値でコール発信がなされる画面が表示されることができる。
【0119】
上記図11の例示のように、本発明によれば、音声通話ボタン1100に入力されたタッチイベントを維持している間、オプションメニュー1150が活性化されて表れ、維持しているタッチイベントをオプション値の変更のための方向への移動に対応してオプション値を変更し、タッチイベントを解除する時、変更されたオプション値で音声通話ボタン1100の本来の機能であるコール機能を実行することができる。
【0120】
以上のように、本発明によれば通話モードで音声通話ボタン1100にタッチイベントを入力するステップ、及び上記タッチイベントを解除するステップからなる時、コール発信機能が直ちに実行できる。また、本発明によれば通話モードで音声通話ボタン1100にタッチイベントを入力するステップ、タッチイベントによるオプションメニュー1150を活性化して表示するステップ、与えられたオプションメニュー1150によってオプションを設定するステップ、上記タッチイベントを解除するステップからなる時、設定されたオプション値に基づいてコール発信機能が実行できる。
【0121】
図12は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける機能ボタンを用いたオプション変更及び機能を実行する動作を説明するための概略図である。
【0122】
上記図12を参照すると、参照番号1210に示すように、特定モードでサポート可能な特定機能ボタンが機能領域330を通じて提供できる。そして、ユーザは参照番号1220に示すように、上記機能ボタンの上にタッチイベントを入力することができる。
【0123】
ここで、ユーザは上記参照番号1220のように入力されたタッチイベントを予め設定された時間内に解除して、機能ボタンに割り当てられた該当機能を直ちに実行したり、または入力されたタッチイベントを予め設定された時間以上維持して参照番号1230に示すように、オプションメニュー1200を活性化して表すことができる。
【0124】
そして、ユーザは参照番号1230のように活性化されたオプションメニュー1200でタッチイベントの移動によりユーザが所望のオプション値を設定した後、参照番号1240に示すように、タッチイベントを解除することができる。
【0125】
特定モードで提供される機能ボタンにタッチイベントを入力し、上記タッチイベントを解除する場合では、機能ボタンに割り当てられた本来の機能が直ちに実行できる。一方、特定モードで機能ボタンにタッチイベントを入力し、タッチイベントによるオプションメニュー1200を活性化して表示し、与えられたオプションメニュー1200によってオプションを設定し、上記タッチイベントを解除する場合、設定されたオプション値を反映した後、機能ボタンに割り当てられた本来の機能が実行できる。
【0126】
このように、機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション設定と関連した第2機能が実行され、上記タッチイベントの解除によって上記第2機能により設定されたオプション値で上記機能ボタンに割り当てられた第1機能を実行することができる。即ち、本発明によれば1つの機能ボタンに入力するワンタッチに基づくタッチイベントを用いて複合的な機能運用が可能である。
【0127】
図13は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスでワンタッチ入力により多重オプション値を設定する動作を説明するための概略図である。
【0128】
上記図13を参照すると、参照番号1310に示すように、特定モードでサポート可能な特定機能ボタンが機能領域330を通じて提供できる。そして、ユーザは参照番号1320に示すように、上記機能ボタンの上にタッチイベントを入力することができる。そして、ユーザが上記入力されたタッチイベントを予め設定された時間だけ維持する時、参照番号1330に示すように、オプションメニュー1300が活性化されて表示されることができる。
【0129】
次に、ユーザは参照番号1330のように、オプションメニュー1300が活性化された状態でタッチイベントを左または右方向に移動するインタラクションによりオプション値を変更することができる。または、ユーザは参照番号1330のようにオプションメニュー1300が活性化された状態で次の深さの他のオプションメニュー活性化のために参照番号1340に示すように、上記タッチイベントを上方向に一定の距離だけ移動することができる。すると、参照番号1370に示すように、以前に活性化されたオプションメニュー1300は画面上で除去され、上記タッチイベントの移動に従う次の深さの新たなオプションメニュー1370が上記タッチイベントが位置した領域に活性化されて表示されることができる。本発明によれば、オプション値調整のための移動でない他の深さのオプションメニュー活性化のためのタッチイベント移動に従って多段階のオプションメニューを順次に表すことができる。併せて、参照番号1350のような状態で以前の深さのオプションメニュー1300の活性化のためには上記した順序の逆順によりなされることができる。
【0130】
一方、本発明の実施形態では、前述したように新たなオプションメニュー活性化時の以前に活性化されたオプションメニューを画面上で除去するものを例示としたが、本発明がこれに限定されるものではない。例えば、本発明の実施形態によれば、上記以前に活性化されたオプションメニューは前述したように画面上で除去されるか、または活性化された状態、即ち、画面上でその表示を維持することもできる。その際、オプションメニューを除去する時、その表現方式でフェードアウトのような視覚的効果を与えて除去することができる。また、オプションメニューを維持する時、半透明形態に変換する視覚的効果を与えて表したり、または原形そのまま表すことができる。併せて、本発明の実施形態によれば、上記新たなオプションメニュー活性化時、フェードインのような視覚的効果を与えて表すことができる。
【0131】
次に、ユーザは参照番号1330のように活性化されたオプションメニュー1370でタッチイベントの移動によりユーザが所望のオプション値を設定した後、参照番号1360に示すように、タッチイベントを解除することができる。
【0132】
その際、上記タッチイベントが解除される時、変更設定されるオプション値は少なくとも1つのオプションに対する少なくとも1つのオプション値でありうる。即ち、ユーザが参照番号1330段階で与えられたオプションメニュー1300のみによりオプション値を設定したり、参照番号1330段階で与えられたオプションメニュー1300によってはオプション値を設定せず、参照番号1350段階で与えられたオプションメニュー1070のみによりオプション値を設定する時、上記タッチイベント解除時に反映されるオプション値は1つでありうる。
【0133】
一方、ユーザが参照番号1330段階で与えられたオプションメニュー1300に基づいて第1オプション値を設定し、また参照番号1350段階で与えられたオプションメニュー1370に基づいて第2オプション値を設定する時、上記タッチイベント解除時に反映されるオプション値はオプションメニュー1300に基づく第1オプション値とオプションメニュー1370に基づく第2オプション値、2つが共に適用できる。ここで、上記オプションメニュー1300に対する第1オプション値の変更後、上記オプションメニュー1370への切替時、上記オプションメニュー1300の第1オプション値は一時的に格納できる。そして、上記オプションメニュー1370に対する第2オプション値が設定された後、タッチイベントが解除される時、上記一時格納されたオプションメニュー1300の第1オプション値と上記オプションメニュー1370でタッチイベントが解除されるポイントのオプション値(即ち、上記第2オプション値)を共に反映して、上記タッチイベント解除に従う上記機能ボタンの機能実行がなされることができる。
【0134】
一方、上記図13の例示では、次の深さまたは以前の深さのオプションメニュー切替のためにタッチイベントを上方向または下方向に移動する場合を例示として表した。これは、タッチイベントによって与えられるオプションメニューでオプション値設定のためのタッチイベントが左または右方向に移動される場合によって決定されたものである。したがって、本発明によれば、次の深さまたは以前の深さのオプションメニュー切替のためのタッチイベントは、オプション値の設定のためのタッチイベントの移動と区分できる多様な方向に移動することにより遂行できる。即ち、本発明の実施形態において、深さ別のオプションメニュー活性化のためのタッチイベントの移動は、必ず特定形態に限定されるものでなく、深さ別のオプションメニュー活性化及びオプション値変更のためのタッチイベントのタイプを区分できるように与えられる多様な形態の入力により具現できることと理解されるべきである。
【0135】
また、本発明の実施形態によれば、上記図13のような多重オプション値設定のための深さ別のオプションメニュー変更は、タッチイベントを移動する方式の他にも、多様な方式でもサポートできる。このような例示が図14乃至図16に表れている。
【0136】
図14乃至図16は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける多重オプション値設定のためのオプションメニューを変更することができる例示を示す図である。
【0137】
上記図14乃至図16に示すように、上記図14はタッチイベントの入力は固定した状態でタッチデバイスの姿勢変化を用いる場合の動作例示を示し、図15はタッチイベントの入力は固定した状態で追加的なタッチイベント入力(例えば、マルチタッチイベント入力)を用いる場合の動作例示を示し、図16はタッチイベントの入力は固定した状態でハードキー入力を用いる場合の動作例を示す。
【0138】
上記図14を参照すると、参照番号1410に示すように、機能ボタンの上にタッチイベント入力によりオプションメニュー1400が活性化された状態で、ユーザは参照番号1410に示すように、機能ボタンの上に入力された上記タッチイベントは維持しながらタッチデバイスを前/後/左/右に動くことにより、姿勢変化を与えることができる。すると、参照番号1430に示すように、上記タッチイベントが維持されている機能ボタンの上に以前のオプションメニュー1400の代わりに新たなオプションメニュー1450が取り替えられて表示されることができる。即ち、ユーザは深さ別のオプションメニューの間の切替のために入力されたタッチイベントは維持する状態でタッチデバイスの姿勢を変化することにより、次の深さのオプションメニュー、以前の深さのオプションメニューなどの多段階のオプションメニューを順次に活性化することができる。このような場合、上記タッチデバイスはモーションセンサーなどのようなタッチデバイスの姿勢変化に従う姿勢情報を検出できるセンサーを含むことができる。
【0139】
上記図15を参照すると、参照番号1510に示すように、機能ボタンの上に第1タッチイベント1501の入力によりオプションメニュー1500が活性化された状態で、ユーザは参照番号1520に示すように、上記機能ボタンの上に入力された上記第1タッチイベント1501は維持しながら表示領域310の一領域に第2タッチイベント1503を入力して上/下/左/右に移動することができる。ここで、上記第2タッチイベント1503は、表示領域310または機能領域330のうち、任意の領域に入力できるが、ユーザの直観性を考慮して表示領域310に入力されることが好ましい。すると、参照番号1530に示すように、上記第1タッチイベントが維持された機能ボタンの上に以前のオプションメニュー1500の代わりに新たなオプションメニュー1550が取り替えられて表示されることができる。即ち、ユーザは深さ別のオプションメニューの間の切替のために入力された第1タッチイベント1501は維持する状態でマルチタッチに基づく第2タッチイベント1503を入力して特定方向に移動することにより、次の深さのオプションメニュー、以前の深さのオプションメニューなどのような多段階のオプションメニューを順次に活性化できる。
【0140】
上記図16を参照すると、参照番号1610に示すように、機能ボタンの上にタッチイベント入力によりオプションメニュー1600が活性化された状態で、ユーザは参照番号1620に示すように、上記機能ボタンの上に入力された上記タッチイベントは維持しながらハードキー1640を入力することができる。すると、参照番号1630に示すように、上記タッチイベントが維持される機能ボタンの上に以前のオプションメニュー1600の代わりに新たなオプションメニュー1650が取り替えられて表示されることができる。即ち、ユーザは深さ別のオプションメニューの間の切替のために入力されたタッチイベントは維持する状態でハードキー1640を用いて操作することにより、次の深さのオプションメニュー、以前の深さのオプションメニューなどのように多段階のオプションメニューを順次に活性化することができる。
【0141】
上記図14乃至図16のように、本発明の実施形態に従う深さ別の多段階オプションメニューの間の切替を遂行することができる。したがって、ユーザはオプションメニューの間の切替を遂行しながら切替されるオプションメニュー別の複数個のオプション値を簡便にリアルタイムに設定し、複数個のオプション値に基づいて特定モードでの機能ボタンによる機能を実行することができる。
【0142】
図17は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおけるオプションメニューが提供される多様な形態を説明するための概略図である。
【0143】
上記図17に示すように、参照番号1710は機能領域330の機能ボタンの上に横方向のバータイプでオプションメニュー1700が提供される場合の例示を示し、参照番号1720は機能領域330と表示領域310に亘って縦方向の逆三角タイプでオプションメニュー1700が提供される場合の例示を示し、参照番号1730は機能領域330の機能ボタンと隣接した周辺領域(機能領域310または表示領域330に表示されることができる)に横方向のブロックタイプでオプションメニュー1700が提供される場合の例示を示し、参照番号1740は機能領域330の機能ボタン自体を用いてオプションメニュー1700が提供される場合の例示を示し、参照番号1750は機能領域330の機能ボタンを取り囲みながら四角タイプでオプションメニュー1700が提供される場合の例示を示し、参照番号1760は機能領域330の機能ボタンを取り囲みながら円タイプでオプションメニュー1700が提供される場合の例示を示す。その他にも、本発明のオプションメニュー1700は機能ボタンの上、機能ボタンと隣接した周辺領域、表示領域330などにリストタイプでも提供できる。
【0144】
このように、本発明のオプション値の設定のためのオプションメニュー1700は、種類、方向、サイズ、位置などの制約無しで、一次元形態から多次元の形態に提供できる。したがって、本発明で提供されるオプションメニューは前述したような形態に限定されるものでなく、タッチデバイスでワンタッチに基づくオプション変更及び機能実行をサポートできるように与えられる多様な形態で具現できることと理解されるべきである。
【0145】
図18は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスの機能制御方法を示すフローチャートである。
【0146】
上記図18を参照すると、制御部500はユーザ選択に従う特定モードを実行することができる(ステップ1801)。例えば、制御部500は前述したように、ユーザ選択に対応して、撮影モード、メッセンジャーモード、メディアモード(音楽モード、動映像モード、放送モード)、通話モードなどの特定モードを実行し、それに従う実行画面表示を制御することができる。
【0147】
次に、制御部500は特定モードが実行された状態で上記特定モードの機能制御のための機能ボタンの上にタッチイベント入力を感知することができる(ステップ1803)。例えば、ユーザは前述したように、撮影モードによる撮影ボタン、メディアモードによる再生ボタン、メディアモードによる録画ボタン、通話モードによる通話ボタンなどの特定機能ボタンの上にタッチイベントを入力することができる。
【0148】
次に、制御部500は機能ボタンの上にタッチイベント入力を感知する時、それに応答してオプションメニューを活性化して表すことができる(ステップ1805)。その際、上記制御部500は上記タッチイベントの入力が予め設定された時間だけ維持された場合、上記オプションメニューを活性化することができる。
【0149】
次に、制御部500は上記活性化されたオプションメニューで上記タッチイベントの移動に対応して上記オプションメニューに対するオプション値を変更及び設定することができる(ステップ1809)。例えば、制御部500は上記オプションメニュー活性化後、上記オプションメニューの上で上記タッチイベントの移動を感知する時、上記タッチイベントの移動に従ってオプション値を変更し、変更されたオプション値によって変化される画面表示を制御することができる。
【0150】
次に、制御部500は上記入力されたタッチイベントの解除を感知することができる(ステップ1809)。例えば、ユーザは上記オプションメニューでタッチイベントの移動によるオプション値を変更して設定した後、上記タッチイベントを解除することができる。
【0151】
次に、制御部500は上記タッチイベント解除を感知する時、それに応答して上記オプションメニューで変更設定されたオプション値に基づいて上記機能ボタンにマッピングされた該当機能実行を制御することができる(ステップ1811)。
【0152】
例えば、制御部500は撮影モードで撮影ボタンに入力されたタッチイベントによりホワイトバランスが設定された後、上記タッチイベント解除を感知する時、上記タッチイベントによって変更されたホワイトバランス設定値で撮影を制御することができる。また、制御部500はメッセンジャーモードで送信ボタンに入力されたタッチイベントによりフォント色が設定され、次に、フォントサイズが追加的に設定された後、上記タッチイベント解除を感知する時、上記タッチイベントによって変更されたフォント色及びフォントサイズのテキスト送信を制御することができる。また、制御部500は放送モードで録画ボタンに入力されたタッチイベントにより録画時間が設定された後、上記タッチイベント解除を感知する時、上記タッチイベントによって設定された録画時間に基づいて録画を制御することができる。
【0153】
図19は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおけるワンタッチに基づく複合機能運用方法を具体的に示すフローチャートである。
【0154】
上記図19を参照すると、制御部500はユーザ選択に従う特定モードを実行することができる(ステップ1901)。上記特定モードは前述したように、撮影モード、メッセンジャーモード、音楽モード、動映像モード、放送モード、通話モードなどのモードのうち、いずれか1モードでありうる。そして、制御部500は上記特定モード実行時、上記特定モードに対応して区分される表示領域310と機能領域330を表示することができる。
【0155】
次に、制御部500は機能領域の上に入力されるタッチイベントを感知することができる(ステップ1903)。特に、上記タッチイベントは、上記機能領域330で上記特定モードによって提供される少なくとも1つの機能ボタンのうち、特定機能ボタンの上に入力できる。
【0156】
次に、制御部500は上記入力されたタッチイベントが解除されたか否かを判断することができる(ステップ1905)。特に、上記制御部500は上記入力されたタッチイベントが予め設定された臨界時間内に解除されるか否かを判断することができる。その際、制御部500は上記タッチイベントが予め設定された臨界時間内に解除される時(ステップ1905のYES)、該当動作遂行を制御することができる(ステップ1907)。例えば、制御部500は上記特定モードで与えられた上記機能ボタンに割り当てられた機能実行を制御することができる。一例として、制御部500は撮影モードで撮影ボタンに割り当てられた撮影機能を制御したり、メッセンジャーモードで送信ボタンに割り当てられた送信機能を制御したり、放送モードで録画ボタンに割り当てられた録画機能を制御したり、メディアモードで再生ボタンに割り当てられた再生機能などを制御することができる。
【0157】
次に、制御部500は上記タッチイベントの解除がなければ(ステップ1905のNO)、上記タッチイベントが予め設定された臨界時間以上入力されるか否かを判断することができる(ステップ1909)。ここで、制御部500は上記タッチイベントが予め設定された臨界時間以上入力されない時(ステップ1909のNO)、上記ステップ1905に進行して以下の動作を制御することができる。
【0158】
次に、制御部500は上記タッチイベントが予め設定された臨界時間以上入力される時(ステップ1909のYES)、上記機能ボタンに割り当てられたオプションメニューを活性化して表すことができる(ステップ1911)。その際、本発明では機能ボタンに1つ以上のオプションメニューが割り当てられることができ、仮に複数個のオプションメニューが割り当てられる時、予め定義された優先順位によって先順位にあるオプションメニューが最初に活性化されて表示されることができる。このように、タッチイベントによって最初に提供されるオプションメニューは、タッチデバイス製造時に設定されたり、ユーザ設定によって定義できる。そして、上記オプションメニューは、上記機能ボタンの上にオーバーレイ形態に提供されるか、上記機能ボタンと隣接する周辺に提供されるか、上記表示領域の設定された任意の位置などに表示されることができる。このようなオプションメニューの提供形態は、実行される特定モード及び該当特定モードで選択される機能ボタンのタイプによって決まることができ、またユーザ設定によって特定位置に表示されることができる。
【0159】
次に、制御部500はオプションメニューの上で上記タッチイベントの移動を感知することができる(ステップ1913)。すると、制御部500は上記タッチイベント移動に対応して上記活性化されたオプションメニューのオプション値の適応的変更及び設定を制御することができる(ステップ1915)。即ち、制御部500は上記オプションメニュー活性化後、上記オプションメニューの上で上記タッチイベントの移動を感知する時、上記タッチイベントの移動に従って該当オプションメニューに基づくオプション値をリアルタイムに変更し、変更されたオプション値に対する情報を画面を通じて提供することができる。
【0160】
次に、制御部500は上記入力されたタッチイベントの解除を感知することができる(ステップ1917)。例えば、ユーザは上記オプションメニューでタッチイベントの移動により所望のオプション値を設定し、上記オプション値の変更のためにオプションメニュー領域に移動されたタッチイベントをオプション値が設定される該当ポイントで解除することができる。
【0161】
次に、制御部500は上記タッチイベント解除を感知する時、上記タッチイベントが解除される時点のオプション値を基準に該当機能実行を制御することができる(500)。即ち、制御部500は上記タッチイベント解除を感知する時、上記タッチイベントが解除されるオプションメニュー領域の該当ポイントのオプション値を基準に上記機能ボタンに割り当てられた本来の該当機能実行を制御することができる(ステップ1919)。
【0162】
図20は、本発明の実施形態に従うタッチデバイスにおける多重オプション設定による機能実行方法を示すフローチャートである。
【0163】
上記図20を参照すると、制御部500はオプションメニューが活性化された状態でタッチイベントの移動を感知することができる(ステップ2001)。その際、上記図20では特定モードが実行され、上記特定モードで与えられた機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプションメニューが活性化されて表れた状態で上記タッチイベントの移動を感知する動作を示す。
【0164】
次に、制御部500は上記タッチイベントの移動を感知する時、上記タッチイベントのタイプをチェックして(ステップ2003)、上記タッチイベントの移動がオプション値の変更のための移動か否かを判断することができる(ステップ2005)。制御部500は上記タッチイベントの移動が上記オプションメニューの内でオプション値の変更のために移動するインタラクションであるか、または上記タッチイベントの移動が上記活性化されたオプションメニューの他の深さ(例えば、次の深さまたは以前の深さ)のオプションメニュー呼び出しのために移動するインタラクションであるかを判断することができる。
【0165】
<以下の動作は、上記ステップ2005の判断結果、上記タッチイベントタイプがオプション値の変更のための移動に該当する場合に始まる実施形態の動作を示す。>
【0166】
次に、制御部500は、上記ステップ2005の判断結果、上記タッチイベントタイプがオプション値の変更のための移動であれば(ステップ2005のYES)、上記タッチイベント移動に対応して上記活性化されたオプションメニューのオプション値の適応的変更及び設定を制御することができる(ステップ2007)。即ち、制御部500は上記オプションメニュー活性化後、上記オプションメニューの上で上記タッチイベントの移動を感知する時、上記タッチイベントの移動に従って該当オプションメニューに基づくオプション値をリアルタイムに変更し、変更されたオプション値に対する情報を画面を通じて提供することができる。
【0167】
次に、制御部500は上記タッチイベントの移動に対応してオプションメニューのオプション値変更のうち、上記タッチイベントタイプの変更があるか否かを判断することができる(ステップ2009)。例えば、制御部500は上記タッチイベントの移動によるオプション値変更のうち、上記タッチイベントが上記オプションメニューと異なる深さ(例えば、次の深さまたは以前の深さ)のオプションメニュー呼び出しのための移動方向に移動するタイプ変更要請があるか否かをチェックすることができる。
【0168】
次に、制御部500は上記タッチイベントのタイプ変更がなければ(ステップ2009のNO)、上記タッチイベントを解除するか否かを判断することができる(ステップ2023)。そして、制御部500はタッチイベント解除を感知すれば(ステップ2023のYES)、変更されたオプション値を基準に機能ボタンの該当機能実行を制御することができる(ステップ2021)。一方、制御部500はタッチイベント解除でなければ(ステップ2023のNO)該当動作遂行を制御することができる(ステップ2025)。例えば、制御部500は先のステップ2005に進行して以下の動作を制御したり、先に実行された動作初期化のためのユーザ入力に対応して先に変更設定されたオプション値を初期化する等の動作を制御することができる。
【0169】
次に、制御部500は上記タッチイベントのタイプ変更があれば(ステップ2009のYES)、上記オプションメニューで上記タッチイベントにより変更されたオプション値を臨時格納することができる(ステップ2011)。そして、制御部500は上記タッチイベントのタイプ変更による移動に対応して上記オプションメニューと異なる深さ(例えば、次の深さまたは以前の深さ)のオプションメニューを順次に活性化することができる(ステップ2013)。
【0170】
次に、制御部500は上記の動作による特定深さのオプションメニューが活性化された状態で上記タッチイベントタイプの変更があるか否かを判断することができる(ステップ2015)。例えば、制御部500は上記タッチイベントの移動による特定深さのオプションメニュー(切替オプションメニュー)が活性化された状態で上記タッチイベントが上記切替オプションメニューの内でオプション値変更のための移動方向に移動するタイプ変更要請があるか否かをチェックすることができる。
【0171】
次に、制御部500は上記タッチイベントのタイプ変更がなければ(ステップ2015のNO)、上記タッチイベントを解除するか否かを判断することができる(ステップ2023)。そして、制御部500はタッチイベント解除を感知すれば(ステップ2023のYES)、先のステップ2007のオプションメニューに対して変更されたオプション値を基準に機能ボタンの該当機能実行を制御することができる(ステップ2021)。一方、制御部500はタッチイベント解除でなければ(ステップ2023のNO)、該当動作遂行を制御することができる(ステップ2025)。
【0172】
次に、制御部500は上記タッチイベントのタイプ変更があれば(ステップ2015のYES)、上記タッチイベント移動に対応して上記切替オプションメニューのオプション値の適応的変更及び設定を制御することができる(ステップ2017)。以後、制御部500は先のような動作を反復遂行した後、タッチイベント解除を感知する時(ステップ2019)、先のステップ2007のオプションメニューに対して変更されたオプション値と先のステップ2013及びステップ2017の切替オプションメニューに対して変更されたオプション値のような複数個のオプションメニューに対する複数個のオプション値を基準に機能ボタンの該当機能実行を制御することができる(ステップ2021)。
【0173】
<以下の動作は上記ステップ2005の判断結果、上記タッチイベントタイプが異なる深さのオプションメニュー活性化のための移動に該当する場合に始まる実施形態の動作を示す。>
【0174】
次に、制御部500は上記ステップ2005の判断結果、上記タッチイベントタイプがオプション値変更のための移動でなければ(ステップ2005のNO)、即ち上記タッチイベントタイプが異なる深さ(次の深さまたは以前の深さ)のオプションメニュー活性化のための移動であれば、上記タッチイベントの移動に対応して上記オプションメニューと異なる深さ(例えば、次の深さまたは以前の深さ)のオプションメニューを順次に活性化することができる(ステップ2013)。
【0175】
次に、制御部500は特定深さのオプションメニューが活性化された状態で上記タッチイベントタイプの変更があるか否かを判断することができる(ステップ2015)。例えば、制御部500は上記タッチイベントの移動による特定深さのオプションメニュー(切替オプションメニュー)が活性化された状態で上記タッチイベントが上記切替オプションメニューの内でオプション値変更のための移動方向に移動するタイプ変更要請があるか否かをチェックすることができる。
【0176】
次に、制御部500は上記タッチイベントのタイプ変更がなければ(ステップ2015のNO)、上記タッチイベントを解除するか否かを判断することができる(ステップ2023)。そして、制御部500はタッチイベント解除を感知すれば(ステップ2023のYES)、オプション値の変更無しで機能ボタンの該当機能実行を制御することができる(ステップ2021)。一方、制御部500はタッチイベント解除でなければ(ステップ2023のNO)、該当動作遂行を制御することができる(ステップ2025)。例えば、制御部500は先のステップ2005に進行して以下の動作を制御することができる。
【0177】
次に、制御部500は上記タッチイベントのタイプ変更があれば(ステップ2015のYES)、上記タッチイベント移動に対応して上記切替オプションメニューのオプション値の適応的変更及び設定を制御することができる(ステップ2017)。以後、制御部500はタッチイベント解除を感知する時(ステップ2019)、先のステップ2013及びステップ2017の切替オプションメニューに対して変更されたオプション値を基準に機能ボタンの該当機能実行を制御することができる(ステップ2021)。
【0178】
一方、前述したような本発明のタッチデバイスの機能制御方法は、多様なコンピュータ手段を通じて遂行できるプログラム命令形態で具現されて、コンピュータにより読取可能な記録媒体に記録できる。その際、上記コンピュータにより読取可能な記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独に、または組合せて含むことができる。一方、記録媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計され構成されたもの、またはコンピュータソフトウェア当業者に公知されて使用可能なものでありうる。
【0179】
上記コンピュータにより読取可能な記録媒体には、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、及び磁気テープのような磁気媒体(Magnetic Media)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)のような光学録媒体(Optical Media)、フロップティカルディスク(Floptical Disk)のような磁気−光媒体(Magneto-Optical Media)、及びROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどのプログラム命令を格納し遂行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。また、プログラム命令にはコンパイラーにより作られるもののような機械語コードだけでなく、インタープリターなどを使用してコンピュータにより実行できる高級言語コードを含む。前述したハードウェア装置は、本発明の動作を遂行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されることができ、その逆も同様である。
【0180】
そして、本発明が属する技術分野の当業者は前述した本発明がその技術的思想や必須的特徴を変更せず、他の具体的な形態に実施できるということを理解することができる。したがって、以上に記述した実施形態は全ての面で例示のものであり、限定的なものでないと理解しなければならない。そして、本発明の範囲は上記の詳細な説明よりは後述する特許請求範囲により表し、特許請求範囲の意味及び範囲、そしてその等価概念から導出される全ての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
【0181】
一方、本明細書と図面に開示された本発明の実施形態は本発明の技術内容を容易に説明し、本発明の理解を助けるために特定例を提示したものであり、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施形態の他にも本発明の技術的思想に基づいた他の変形例が実施可能であるということは、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に自明なものである。
【符号の説明】
【0182】
100 表示部
310 表示領域
330 機能領域
300 格納部
500 制御部
600、700、800、900、1000、1100 機能ボタン
650、750、850、950、1050、1150、1200、1300、1370、1400、1450、1500、1550、1600、1650、1700 オプションメニュー
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチデバイスにおける機能制御方法であって、
機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション設定と関連した第2機能を実行するステップと、
前記入力されたタッチイベント解除時、前記第2機能により設定されたオプション値を反映して前記機能ボタンに割り当てられた第1機能を実行するステップと、
を含むことを特徴とする、タッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項2】
前記第2機能を実行するステップは、
前記タッチイベントが一定時間入力される時、オプションメニューを活性化するステップと、
前記オプションメニューを用いた前記タッチイベントの移動に対応して前記オプションメニューのオプション値を変更するステップと、
を含むことを特徴とする、請求項1に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項3】
前記オプションメニューで前記タッチイベントが解除されるポイントのオプション値を基準に前記オプションメニューのオプションを設定するステップを含むことを特徴とする、請求項2に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項4】
前記オプションメニューを活性化するステップは、
前記タッチイベントに対応して第1オプションメニューを活性化するステップと、
前記第1オプションメニューが活性化された状態でタッチイベントのタイプ変更によって第2オプションメニューを活性化するステップと、
を含むことを特徴とする、請求項2に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項5】
前記タッチイベントによって前記第1オプションメニューに対する第1オプション値を設定するステップと、
前記タッチイベントによって前記第1オプションメニューから第2オプションメニューに切替した後、前記タッチイベントによって前記第2オプションメニューに対する第2オプション値を設定するステップと、
をさらに含むことを特徴とする、請求項4に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項6】
前記第1機能を実行するステップは、
前記タッチイベント解除時、前記第1オプションメニューで変更された第1オプション値と前記第2オプションメニューで変更された第2オプション値を基準に前記機能ボタンの第1機能を実行するステップを含むことを特徴とする、請求項5に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項7】
タッチデバイスにおける機能制御方法であって、
特定モードで与えられた機能ボタンにタッチイベントの入力を感知するステップと、
前記タッチイベントの入力に応答してオプションメニューを表示するステップと、
前記オプションメニューが表示された状態で前記タッチイベントの移動を感知するステップと、
前記タッチイベントの移動に従って前記オプションメニューに基づくオプション値を変更するステップと、
前記タッチイベントの解除時、前記タッチイベントが解除される時点のオプション値に基づいて前記機能ボタンの機能を実行するステップと、
を含むことを特徴とする、タッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項8】
前記オプションメニューを表示するステップは、
前記入力されたタッチイベントが予め設定された臨界時間以上維持される時、前記オプションメニューを活性化して表示するステップを含むことを特徴とする、請求項7に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項9】
前記特定モードの実行時、前記特定モードで機能遂行のためのソフトタイプの少なくとも1つの機能ボタンを提供する機能領域と、前記機能領域の機能ボタンを通じて入力されるタッチイベントによって運用される関連データを表示する表示領域を提供するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項10】
前記オプションメニューは、
前記表示領域の設定された位置に表示されるか、または前記機能ボタンと隣接する領域に表示されるか、または前記機能ボタンにオーバーレイされて表示されることを特徴とする、請求項9に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項11】
前記タッチイベントに対応して第1オプションメニューを表示するステップと、
前記第1オプションメニューが活性化された状態でタッチイベントのタイプ変更によって異なる深さの第2オプションメニューを活性化するステップと、
をさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項12】
前記タッチイベントによって前記第1オプションメニューに対する第1オプション値を設定するステップと、
前記タッチイベントによって前記第1オプションメニューから第2オプションメニューに切替した後、前記タッチイベントによって前記第2オプションメニューに対する第2オプション値を設定するステップと、
をさらに含むことを特徴とする、請求項11に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項13】
前記機能を実行するステップは、
前記タッチイベントの解除時、前記第1オプションメニューで変更された第1オプション値と前記第2オプションメニューで変更された第2オプション値を基準に前記機能ボタンの機能を実行するステップを含むことを特徴とする、請求項12に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項14】
前記機能を実行するステップは、
前記第1オプションメニューに対する第1オプション値の変更後、前記第2オプションメニューに切替時、前記第1オプションメニューの前記第1オプション値を一時格納するステップと、
前記第2オプションメニューに対する第2オプション値を設定するステップと、
前記第2オプション値が設定された後、前記タッチイベントが解除される時、前記一時格納された前記第1オプション値と前記第2オプションメニューで前記タッチイベントが解除されるポイントの前記第2オプション値とを共に反映して、前記タッチイベントの解除に従う前記機能ボタンの機能を実行するステップと、
を含むことを特徴とする、請求項13に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項15】
タッチデバイスであって、
特定モードで機能遂行のためのソフトタイプの少なくとも1つの機能ボタンを提供する機能領域と前記機能領域の機能ボタンを通じて入力されるタッチイベントによって運用される関連データを表示する表示領域を表示する表示部と、
特定モード別に与えられる少なくとも1つのオプションメニューとそれに従うオプション設定値及び前記タッチデバイスの機能運用に必要な設定情報を格納する格納部と、
前記特定モードで前記機能ボタンを通じて入力されるタッチイベントによって少なくとも1つのオプションメニューに対するオプション値を変更し、前記タッチイベント解除時に、前記変更された少なくとも1つのオプション値に基づいて前記機能ボタンの機能実行を制御する制御部と、
を含むことを特徴とするタッチデバイス。
【請求項16】
前記タッチイベントは、
前記機能ボタンによる機能実行前の機能ボタンに割り当てられたオプションメニュー呼び出しのためのインタラクションと、
呼び出されたオプションメニューによってオプション値を変更するために移動されるインタラクションと、
オプション値の変更後、機能ボタンに割り当てられた機能実行のためのインタラクションとに区分され、
各インタラクションがワンタッチに基づいてなされることを特徴とする、請求項15に記載のタッチデバイス。
【請求項17】
前記制御部は、
前記タッチイベントが前記機能ボタンの上に一定時間入力される時、オプションメニューを活性化し、前記オプションメニューを用いた前記タッチイベントの移動に対応して前記オプションメニューのオプション値を変更することを特徴とする、請求項16に記載のタッチデバイス。
【請求項18】
前記制御部は、
前記タッチイベントに対応して第1オプションメニューを活性化し、前記第1オプションメニューが活性化された状態でタッチイベントのタイプ変更によって第2オプションメニューを活性化することを特徴とする、請求項17に記載のタッチデバイス。
【請求項19】
前記制御部は、
前記タッチイベントによって前記第1オプションメニューに対する第1オプション値を設定し、前記タッチイベントによって前記第1オプションメニューから第2オプションメニューに切替し、前記タッチイベントによって前記第2オプションメニューに対する第2オプション値を設定することを特徴とする、請求項18に記載のタッチデバイス。
【請求項20】
前記制御部は、
前記タッチイベント解除時、前記第1オプションメニューで変更された第1オプション値と前記第2オプションメニューで変更された第2オプション値を基準に前記機能ボタンの機能実行を制御することを特徴とする、請求項18に記載のタッチデバイス。
【請求項21】
前記制御部は、
前記タッチイベントが前記機能ボタンに入力された後、一定時間以内に解除される時、前記機能ボタンの固有機能実行を制御し、
前記タッチイベントが前記機能ボタンに入力された後、一定時間超過して持続されれば、前記固有機能と関連したオプションを設定するメニューを表示し、前記タッチイベントが解除されていない状態で、前記タッチイベントが前記メニューに対応して移動される時、前記タッチイベントの移動に従って前記オプション設定を進行し、前記タッチイベントが解除されれば、前記設定されたオプション値を反映して前記機能ボタンの固有機能実行を制御することを特徴とする、請求項15に記載のタッチデバイス。
【請求項22】
前記オプションメニューは、
一次元以上の形態で表示されることを特徴とする、請求項10に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項23】
タッチデバイスにおける機能制御方法であって、
画面上に表示された機能ボタンを通じてタッチイベントの入力を受信するステップと、
前記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば、前記機能ボタンの固有機能を実行するステップと、
前記タッチイベントが前記機能ボタンに入力された後、一定時間超過して持続されれば、前記固有機能と関連したオプションを設定するメニューを表示するステップと、
前記タッチイベントが解除されていない状態で、前記タッチイベントが前記メニューに対応して移動されれば、前記オプション値を設定するステップと、
前記タッチイベントが解除されれば、前記設定されたオプション値を反映して前記機能ボタンの固有機能を実行するステップと、
を含むことを特徴とする、タッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項24】
前記一定時間以内で前記タッチイベントの解除は、前記機能ボタンに入力されて前記機能ボタンで解除され、
前記一定時間超過して持続された前記タッチイベントの解除は、前記機能ボタンに入力されて前記メニュー上で解除されることを特徴とする、請求項23に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項25】
タッチデバイスにおける撮影方法であって、
画面上に表示された撮影ボタンを通じてタッチイベントの入力を受信するステップと、
前記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば撮影を遂行するステップと、
前記タッチイベントが撮影ボタンに入力された後、一定時間超過して持続されれば撮影と関連したオプションを設定するメニューを表示するステップと、
前記タッチイベントが解除されていない状態で、前記タッチイベントが前記メニューに対応して移動されれば前記オプション値を設定するステップと、
前記タッチイベントが解除されれば、前記設定されたオプション値を適用した撮影を遂行するステップと、
を含むことを特徴とする、タッチデバイスにおける撮影方法。
【請求項26】
前記一定時間以内で前記タッチイベントの解除は、前記機能ボタンに入力されて前記機能ボタンで解除され、
前記一定時間超過して持続された前記タッチイベントの解除は、前記機能ボタンに入力されて前記メニュー上で解除されることを特徴とする、請求項25に記載のタッチデバイスにおける撮影方法。
【請求項27】
タッチデバイスの機能運用装置であって、
固有機能の遂行のための機能ボタンを表示し、前記機能ボタンを通じてタッチイベントの入力を受信するタッチスクリーンと、
前記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば、前記機能ボタンの固有機能を実行する第1モードを制御し、前記タッチイベントが一定時間超過して持続されれば、前記固有機能と関連したオプションを設定するメニューを表示し、前記タッチイベントが解除されていない状態で、前記タッチイベントが移動されれば前記オプション値を設定し、前記タッチイベントが解除されれば、前記設定されたオプション値を反映して前記機能ボタンの固有機能を実行する第2モードを制御する制御部と、
を含むことを特徴とする、タッチデバイスの機能運用装置。
【請求項28】
タッチデバイスであって、
カメラモジュールと、
前記カメラモジュールを用いた撮影を遂行するための撮影ボタンを表示し、前記撮影ボタンを通じて前記撮影を遂行するためのタッチイベント入力を受信するタッチスクリーンと、
前記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば、撮影を実行する第1モードを制御し、前記タッチイベントが一定時間超過して持続されれば、前記撮影と関連したオプションを設定するメニューを表示し、前記タッチイベントが解除されていない状態で移動されれば前記オプション値を設定し、前記タッチイベントが解除されれば、前記設定されたオプション値を適用した撮影を実行する第2モードを制御する制御部と、
を含むことを特徴とする、タッチデバイス。
【請求項29】
画面上に機能ボタンを表示し、前記機能ボタンを通じて入力されたタッチイベントが一定時間以内に解除されれば、前記機能ボタンの固有機能を実行する第1モードと、
前記機能ボタンを通じて入力されたタッチイベントが一定時間超過して持続されれば、前記固有機能と関連したオプションを設定するメニューを表示し、前記タッチイベントが解除されていない状態で移動されれば前記オプション値を設定し、前記タッチイベントが解除されれば、前記設定されたオプション値を反映して前記機能ボタンの固有機能を実行する第2モードとを処理するプログラムを記録したコンピュータにより読取できる記録媒体。
【請求項1】
タッチデバイスにおける機能制御方法であって、
機能ボタンに入力されたタッチイベントによってオプション設定と関連した第2機能を実行するステップと、
前記入力されたタッチイベント解除時、前記第2機能により設定されたオプション値を反映して前記機能ボタンに割り当てられた第1機能を実行するステップと、
を含むことを特徴とする、タッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項2】
前記第2機能を実行するステップは、
前記タッチイベントが一定時間入力される時、オプションメニューを活性化するステップと、
前記オプションメニューを用いた前記タッチイベントの移動に対応して前記オプションメニューのオプション値を変更するステップと、
を含むことを特徴とする、請求項1に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項3】
前記オプションメニューで前記タッチイベントが解除されるポイントのオプション値を基準に前記オプションメニューのオプションを設定するステップを含むことを特徴とする、請求項2に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項4】
前記オプションメニューを活性化するステップは、
前記タッチイベントに対応して第1オプションメニューを活性化するステップと、
前記第1オプションメニューが活性化された状態でタッチイベントのタイプ変更によって第2オプションメニューを活性化するステップと、
を含むことを特徴とする、請求項2に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項5】
前記タッチイベントによって前記第1オプションメニューに対する第1オプション値を設定するステップと、
前記タッチイベントによって前記第1オプションメニューから第2オプションメニューに切替した後、前記タッチイベントによって前記第2オプションメニューに対する第2オプション値を設定するステップと、
をさらに含むことを特徴とする、請求項4に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項6】
前記第1機能を実行するステップは、
前記タッチイベント解除時、前記第1オプションメニューで変更された第1オプション値と前記第2オプションメニューで変更された第2オプション値を基準に前記機能ボタンの第1機能を実行するステップを含むことを特徴とする、請求項5に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項7】
タッチデバイスにおける機能制御方法であって、
特定モードで与えられた機能ボタンにタッチイベントの入力を感知するステップと、
前記タッチイベントの入力に応答してオプションメニューを表示するステップと、
前記オプションメニューが表示された状態で前記タッチイベントの移動を感知するステップと、
前記タッチイベントの移動に従って前記オプションメニューに基づくオプション値を変更するステップと、
前記タッチイベントの解除時、前記タッチイベントが解除される時点のオプション値に基づいて前記機能ボタンの機能を実行するステップと、
を含むことを特徴とする、タッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項8】
前記オプションメニューを表示するステップは、
前記入力されたタッチイベントが予め設定された臨界時間以上維持される時、前記オプションメニューを活性化して表示するステップを含むことを特徴とする、請求項7に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項9】
前記特定モードの実行時、前記特定モードで機能遂行のためのソフトタイプの少なくとも1つの機能ボタンを提供する機能領域と、前記機能領域の機能ボタンを通じて入力されるタッチイベントによって運用される関連データを表示する表示領域を提供するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項10】
前記オプションメニューは、
前記表示領域の設定された位置に表示されるか、または前記機能ボタンと隣接する領域に表示されるか、または前記機能ボタンにオーバーレイされて表示されることを特徴とする、請求項9に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項11】
前記タッチイベントに対応して第1オプションメニューを表示するステップと、
前記第1オプションメニューが活性化された状態でタッチイベントのタイプ変更によって異なる深さの第2オプションメニューを活性化するステップと、
をさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項12】
前記タッチイベントによって前記第1オプションメニューに対する第1オプション値を設定するステップと、
前記タッチイベントによって前記第1オプションメニューから第2オプションメニューに切替した後、前記タッチイベントによって前記第2オプションメニューに対する第2オプション値を設定するステップと、
をさらに含むことを特徴とする、請求項11に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項13】
前記機能を実行するステップは、
前記タッチイベントの解除時、前記第1オプションメニューで変更された第1オプション値と前記第2オプションメニューで変更された第2オプション値を基準に前記機能ボタンの機能を実行するステップを含むことを特徴とする、請求項12に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項14】
前記機能を実行するステップは、
前記第1オプションメニューに対する第1オプション値の変更後、前記第2オプションメニューに切替時、前記第1オプションメニューの前記第1オプション値を一時格納するステップと、
前記第2オプションメニューに対する第2オプション値を設定するステップと、
前記第2オプション値が設定された後、前記タッチイベントが解除される時、前記一時格納された前記第1オプション値と前記第2オプションメニューで前記タッチイベントが解除されるポイントの前記第2オプション値とを共に反映して、前記タッチイベントの解除に従う前記機能ボタンの機能を実行するステップと、
を含むことを特徴とする、請求項13に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項15】
タッチデバイスであって、
特定モードで機能遂行のためのソフトタイプの少なくとも1つの機能ボタンを提供する機能領域と前記機能領域の機能ボタンを通じて入力されるタッチイベントによって運用される関連データを表示する表示領域を表示する表示部と、
特定モード別に与えられる少なくとも1つのオプションメニューとそれに従うオプション設定値及び前記タッチデバイスの機能運用に必要な設定情報を格納する格納部と、
前記特定モードで前記機能ボタンを通じて入力されるタッチイベントによって少なくとも1つのオプションメニューに対するオプション値を変更し、前記タッチイベント解除時に、前記変更された少なくとも1つのオプション値に基づいて前記機能ボタンの機能実行を制御する制御部と、
を含むことを特徴とするタッチデバイス。
【請求項16】
前記タッチイベントは、
前記機能ボタンによる機能実行前の機能ボタンに割り当てられたオプションメニュー呼び出しのためのインタラクションと、
呼び出されたオプションメニューによってオプション値を変更するために移動されるインタラクションと、
オプション値の変更後、機能ボタンに割り当てられた機能実行のためのインタラクションとに区分され、
各インタラクションがワンタッチに基づいてなされることを特徴とする、請求項15に記載のタッチデバイス。
【請求項17】
前記制御部は、
前記タッチイベントが前記機能ボタンの上に一定時間入力される時、オプションメニューを活性化し、前記オプションメニューを用いた前記タッチイベントの移動に対応して前記オプションメニューのオプション値を変更することを特徴とする、請求項16に記載のタッチデバイス。
【請求項18】
前記制御部は、
前記タッチイベントに対応して第1オプションメニューを活性化し、前記第1オプションメニューが活性化された状態でタッチイベントのタイプ変更によって第2オプションメニューを活性化することを特徴とする、請求項17に記載のタッチデバイス。
【請求項19】
前記制御部は、
前記タッチイベントによって前記第1オプションメニューに対する第1オプション値を設定し、前記タッチイベントによって前記第1オプションメニューから第2オプションメニューに切替し、前記タッチイベントによって前記第2オプションメニューに対する第2オプション値を設定することを特徴とする、請求項18に記載のタッチデバイス。
【請求項20】
前記制御部は、
前記タッチイベント解除時、前記第1オプションメニューで変更された第1オプション値と前記第2オプションメニューで変更された第2オプション値を基準に前記機能ボタンの機能実行を制御することを特徴とする、請求項18に記載のタッチデバイス。
【請求項21】
前記制御部は、
前記タッチイベントが前記機能ボタンに入力された後、一定時間以内に解除される時、前記機能ボタンの固有機能実行を制御し、
前記タッチイベントが前記機能ボタンに入力された後、一定時間超過して持続されれば、前記固有機能と関連したオプションを設定するメニューを表示し、前記タッチイベントが解除されていない状態で、前記タッチイベントが前記メニューに対応して移動される時、前記タッチイベントの移動に従って前記オプション設定を進行し、前記タッチイベントが解除されれば、前記設定されたオプション値を反映して前記機能ボタンの固有機能実行を制御することを特徴とする、請求項15に記載のタッチデバイス。
【請求項22】
前記オプションメニューは、
一次元以上の形態で表示されることを特徴とする、請求項10に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項23】
タッチデバイスにおける機能制御方法であって、
画面上に表示された機能ボタンを通じてタッチイベントの入力を受信するステップと、
前記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば、前記機能ボタンの固有機能を実行するステップと、
前記タッチイベントが前記機能ボタンに入力された後、一定時間超過して持続されれば、前記固有機能と関連したオプションを設定するメニューを表示するステップと、
前記タッチイベントが解除されていない状態で、前記タッチイベントが前記メニューに対応して移動されれば、前記オプション値を設定するステップと、
前記タッチイベントが解除されれば、前記設定されたオプション値を反映して前記機能ボタンの固有機能を実行するステップと、
を含むことを特徴とする、タッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項24】
前記一定時間以内で前記タッチイベントの解除は、前記機能ボタンに入力されて前記機能ボタンで解除され、
前記一定時間超過して持続された前記タッチイベントの解除は、前記機能ボタンに入力されて前記メニュー上で解除されることを特徴とする、請求項23に記載のタッチデバイスにおける機能制御方法。
【請求項25】
タッチデバイスにおける撮影方法であって、
画面上に表示された撮影ボタンを通じてタッチイベントの入力を受信するステップと、
前記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば撮影を遂行するステップと、
前記タッチイベントが撮影ボタンに入力された後、一定時間超過して持続されれば撮影と関連したオプションを設定するメニューを表示するステップと、
前記タッチイベントが解除されていない状態で、前記タッチイベントが前記メニューに対応して移動されれば前記オプション値を設定するステップと、
前記タッチイベントが解除されれば、前記設定されたオプション値を適用した撮影を遂行するステップと、
を含むことを特徴とする、タッチデバイスにおける撮影方法。
【請求項26】
前記一定時間以内で前記タッチイベントの解除は、前記機能ボタンに入力されて前記機能ボタンで解除され、
前記一定時間超過して持続された前記タッチイベントの解除は、前記機能ボタンに入力されて前記メニュー上で解除されることを特徴とする、請求項25に記載のタッチデバイスにおける撮影方法。
【請求項27】
タッチデバイスの機能運用装置であって、
固有機能の遂行のための機能ボタンを表示し、前記機能ボタンを通じてタッチイベントの入力を受信するタッチスクリーンと、
前記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば、前記機能ボタンの固有機能を実行する第1モードを制御し、前記タッチイベントが一定時間超過して持続されれば、前記固有機能と関連したオプションを設定するメニューを表示し、前記タッチイベントが解除されていない状態で、前記タッチイベントが移動されれば前記オプション値を設定し、前記タッチイベントが解除されれば、前記設定されたオプション値を反映して前記機能ボタンの固有機能を実行する第2モードを制御する制御部と、
を含むことを特徴とする、タッチデバイスの機能運用装置。
【請求項28】
タッチデバイスであって、
カメラモジュールと、
前記カメラモジュールを用いた撮影を遂行するための撮影ボタンを表示し、前記撮影ボタンを通じて前記撮影を遂行するためのタッチイベント入力を受信するタッチスクリーンと、
前記タッチイベントが一定時間以内に解除されれば、撮影を実行する第1モードを制御し、前記タッチイベントが一定時間超過して持続されれば、前記撮影と関連したオプションを設定するメニューを表示し、前記タッチイベントが解除されていない状態で移動されれば前記オプション値を設定し、前記タッチイベントが解除されれば、前記設定されたオプション値を適用した撮影を実行する第2モードを制御する制御部と、
を含むことを特徴とする、タッチデバイス。
【請求項29】
画面上に機能ボタンを表示し、前記機能ボタンを通じて入力されたタッチイベントが一定時間以内に解除されれば、前記機能ボタンの固有機能を実行する第1モードと、
前記機能ボタンを通じて入力されたタッチイベントが一定時間超過して持続されれば、前記固有機能と関連したオプションを設定するメニューを表示し、前記タッチイベントが解除されていない状態で移動されれば前記オプション値を設定し、前記タッチイベントが解除されれば、前記設定されたオプション値を反映して前記機能ボタンの固有機能を実行する第2モードとを処理するプログラムを記録したコンピュータにより読取できる記録媒体。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図18】
【図19】
【図20】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図18】
【図19】
【図20】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【公開番号】特開2013−84272(P2013−84272A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−225049(P2012−225049)
【出願日】平成24年10月10日(2012.10.10)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLUETOOTH
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年10月10日(2012.10.10)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLUETOOTH
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】
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