説明

タッチパネルにおける入力ウィンドウの表示方法及び装置

【課題】設定項目や成形機の運転状況によっては、テンキー型キーウィンドウが選択されていても、設定ミスが少ないステップスイッチ型キーウィンドウで設定を変更した方がよい場合には、ステップスイッチ型キーウィンドウを優先して表示する射出成形機のタッチパネルの入力ウィンドウの表示方法及び装置を提供すること。
【解決手段】数値入力項目がタッチされたか否か判断し(SA100)、タッチ操作された場合には機械を運転中であるか否か判断し(SA101)、運転中である場合にはステップスイッチ型キーウィンドウの優先表示は有効であるか否か判断し(SA102)、有効である場合にはステップスイッチ型キーウィンドウを表示し、処理を終了し(SA103)、運転中でない場合、および、優先表示が有効でない場合には選択された入力ウィンドウを表示し(SA104)、処理を終了する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、射出成形機の操作画面に関し、特に、タッチパネルにおける入力ウィンドウの表示方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のデータ入力用設定キーウィンドウは、特許文献1に開示されるように、選択されている入力モードに応じて、テンキー型かステップスイッチ型の何れかを表示していた。初期設定のように決められた数値の入力が主な場合は入力モードにテンキー型を選択し、微調整設定のように成形の品質や機械の稼働状況を見ながら、既に設定されている数値を増減してくのが主な操作となる場合には、ステップスイッチ型の入力モードを設定しておけば、効率よく設定操作が行える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平9−244811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、ステップスイッチ型のデータ入力用設定キーウィンドウでは、設定キーの数が比較的少なく、また設定数値をステップ状にしか変更できないため、テンキー型に比べて設定ミスが少ない。従来技術では、設定項目や成形機の運転状況によっては、設定ミスが少ないステップスイッチ型のデータ入力用設定キーウィンドウを表示した方がよい場合でも、入力モードにテンキー型が選択されていれば、テンキー型のデータ入力用設定キーウィンドウが表示される点に問題があった。
【0005】
そこで本発明は、設定項目や成形機の運転状況によっては、テンキー型キーウィンドウが選択されていても、設定ミスが少ないステップスイッチ型キーウィンドウで設定を変更した方がよい場合には、ステップスイッチ型キーウィンドウを優先して表示する射出成形機のタッチパネルの入力ウィンドウの表示方法及び装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の請求項1に係る発明は、射出成形機の成形条件の設定項目を表示する画像表示部と、該画像表示部上に該画像表示部に表示された該設定項目の設定値をタッチ操作して入力するタッチパネルとを有するタッチパネル式入力ウィンドウを備えた射出成形機の入力装置において、該タッチパネル式入力ウィンドウは設定値をテンキーによって入力する第1の入力手段と、少なくとも1桁以上の設定値を増減させるキーによって入力する第2の入力手段と、第1の入力手段または第2の入力手段を選択して前記画面上に表示する選択手段を有し、前記射出成形機が運転中には第2の入力手段を優先的に前記画像表示部に表示することを特徴とする射出成形機の入力装置である。
【0007】
請求項2に係る発明は、前記設定項目に対して、項目毎に前記射出成形機が運転中には前記第2の入力手段を優先的に前記画面上に表示するか否かを指定する優先表示設定手段を有し、前記射出成形機械が運転中には、前記優先表示設定手段により設定された設定項目について前記第2の入力手段を優先的に前記画面上に表示することを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の入力装置である。
請求項3に係る発明は、射出成形機の成形条件の設定項目を表示する画像表示部と、該画像表示部上に該画像表示部に表示された該設定項目の設定値をタッチ操作して入力するタッチパネルとを有するタッチパネル式入力ウィンドウを備えた射出成形機の入力装置における表示方法において、該タッチパネル式入力ウィンドウは設定値をテンキーによって入力する第1の入力手段と、少なくとも1桁以上の設定値を増減させるキーによって入力する第2の入力手段を有し、数値入力項目がタッチ操作されたか否かを判断する第1のステップと、射出成形機が運転中であるか否かを判断する第2のステップと、前記第2の入力手段は優先的に表示されるか否かを判断する第3ステップと、前記第3のステップによって優先的に表示されると判断された場合には前記第2の入力手段を表示するステップと、からなる射出成形機の入力装置の表示方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、設定項目や成形機の運転状況によっては、テンキー型キーウィンドウが選択されていても、設定ミスが少ないステップスイッチ型キーウィンドウで設定を変更した方がよい場合には、ステップスイッチ型キーウィンドウを優先して表示する射出成形機のタッチパネルの入力ウィンドウの表示方法及び装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】機台Mbと、該機台Mb上に設置された射出装置Miと型締装置Mcを備えている射出成形機Mを説明する図である。
【図2】表示装置の機能ブロック図である。
【図3】テンキー型キーウィンドウの一例とステップスイッチ型キーウィンドウの一例を説明する図である。
【図4】機械運転中のステップスイッチ型キーウィンドウの優先表示設定を説明する図である。
【図5】機械運転中のステップスイッチ型キーウィンドウの優先表示設定のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を射出成形機の制御装置に適用した一実施形態について図面と共に説明する。
図1に示されるように、射出成形機Mは、機台Mbと、該機台Mb上に設置された射出装置Miと型締装置Mcを備えている。射出装置Miは、先端に射出ノズルを有する加熱シリンダ60を備え、加熱シリンダ60の後部には、加熱シリンダ60内に樹脂材料を投入するホッパ61を備える。一方、型締装置Mc内には図示しない可動側金型および固定側金型が配置されている。機台Mb上には、型締装置Mcを覆うカバーが取り付けられており、このカバーのうち立設したカバー62に表示ユニット40が設けられている。射出成形機Mは制御装置1によって駆動制御される。射出成形機Mの制御装置1は従来公知のものと同様に、演算処理用のプロセッサ、入出力装置、記憶装置、および表示装置を備えている。図2に機能ブロックとして説明する本発明は、制御装置1のハードウェアを用いることによって構成することができる。
【0011】
図2は、射出成形機の制御装置1においてタッチパネルを用いた表示装置2の機能ブロック図である。表示装置2は、表示ユニット40および表示ユニット40に接続される表示制御ユニット50を備えている。表示ユニット40は立設したカバー62に設置され、表示制御ユニット50は、機台Mbに内蔵される制御装置1のハードウェアを用いて構成される(図1参照)。
【0012】
表示ユニット40は、タッチパネル41および画面表示部42を有する。タッチパネル41は透明であり、画面表示部42の上に取り付けられている。このため、画面表示部42に表示された画像を透明なタッチパネル41を通してオペレータは視認することができる。このタッチパネル41には、その表面に指が接触したときの位置を検出する手段が取り付けられている。なお、タッチパネル41は周知の検知手段であるので詳細な説明は略する。画面操作パネル43は、画面表示部42の下側に配置され、この画面操作パネル43には画面選択用の各種ボタンが設けられている。
【0013】
表示制御ユニット50は、入力ウィンドウ表示データメモリ51、入力信号制御部52、画像メモリ53、画面表示制御部54、画面表示データメモリ55を備える。入力信号制御部52は、タッチパネル41と画面表示制御部54とを接続する制御部であり、タッチパネル41を制御してタッチパネル41からの入力信号を取り込み、その画面上の位置情報を画面表示制御部54に受け渡すようになっている。
【0014】
入力ウィンドウ表示データメモリ51は、成形条件等の設定値を入力する際に、画面表示部42の画面上に表示する入力ウィンドウの画面表示データが格納された入力ウィンドウ表示データメモリである。この入力ウィンドウ表示データメモリ51には、ステップスイッチ型キーウィンドウ表示データ51aと、テンキー型キーウィンドウ表示データ51bが格納されている。また、画面表示データメモリ55は、成形条件等の設定画面の設定項目や、その設定数値などの表示データを格納した画面表示データメモリである。
【0015】
画面表示制御部54は、タッチパネル41におけるタッチ入力に応じてその位置情報から必要な演算処理を行い、また、表示装置2に付設される画面操作パネル43からの画面表示要求に応じて、入力ウィンドウ表示データメモリ51および画面表示データメモリ55から画面表示用のデータを読み出し、これを画像メモリ53に転送し、画像メモリ53に転送した画像データを表示ユニット40の画面表示部42に表示する。
【0016】
また、画面表示制御部54は、図5に示す本発明に係るアルゴリズムのフローチャートを具現化したプログラムを実行することにより、ステップスイッチ型キーウィンドウ、あるいは、テンキー型キーウィンドウの表示を選択して、表示ユニット40の画面表示部42に表示する。
【0017】
まず、画面操作パネル43(図2参照)の操作ボタンを操作することによって、操作されたボタンに対応する画像を表示する。エジェクタ動作設定のボタンを押すとエジェクタの動作設定画面を表示ユニット40の画面表示部42に表示する。画面表示部42に表示されるエジェクタの動作設定の入力項目は、図4に示されるエジェクタ後退位置、エジェクタ後退速度、エジェクタ後退停止時間、エジェクタ前進位置などの数値入力項目などがある。
【0018】
図3は、テンキー型キーウィンドウの一例とステップスイッチ型キーウィンドウの一例を説明する図である。これらのテンキー型キーウィンドウ10やステップスイッチ型キーウィンドウ20は、表示ユニット40の画面表示部42に表示されるエジェクタの動作設定画面の一部分に重畳して表示される。
【0019】
図3(a)は、テンキー型キーウィンドウ10の表示画面の一例である。テンキー型キーウィンドウ10は、画面表示部42に表示されたテンキーにタッチして直接数値を入力するため、入力データ表示部11、テンキー12、キャンセルキー13、+入力キー14、メッセージ表示部15、現在位置転送キー16、ステップスイッチ型キーウィンドウへの切換スイッチ17、入力キー18を有する。現在位置転送キー16は、選択された入力項目の射出成形機Mの制御装置の記憶装置に格納された現在位置のデータをテンキー型ウィンドウ10の入力データ表示部11に表示するため、画像メモリ53に記憶を指令するキーである。入力データ表示部11に表示されたデータは、入力キー18をタッチ操作することによって確定し射出成形機の図示しない制御装置に取り込まれる。
【0020】
テンキー12は、「7」,「8」,「9」,「4」,「5」,「6」,「1」,「2」,「3」,「0」,「−」,及び「.」である。キャンセルキー13は入力データ表示部11に表示されたデータの右端桁のデータから1左方向へ向かって消去する。+入力キー14は、入力データ表示部11に表示されたデータに、予め設定された数値分を加算するキーである。メッセージ表示部15には、テンキー12などを用いて入力されたデータが、許容される範囲外であるなどのメッセージを表示される。
【0021】
図3(b)は、ステップスイッチ型キーウィンドウ20の表示画面の一例である。ステップスイッチ型キーウィンドウ20は、数値を桁ごとに増減させるキーをタッチ操作して入力するため、増加キー21、入力データ表示部22、減少キー23、入力キー24、テンキー型キーウィンドウへの切換スイッチ26を有する。
【0022】
増加キー21は、+1,+0.1,+0.01刻みでデータを入力するキーである。減少キー23は、増加キー21と逆に、−1,−0.1,−0.01刻みでデータを入力するキーである。このように設定数値をステップ状にしか変更できないため、テンキー型に比べて設定ミスが少ない。入力データ表示部22には、増加キー21や減少キー23を用いて入力されたデータが表示される。入力キー24は、増加キー21や減少キー23を用いて入力されたデータを確定するためのキーである。メッセージ表示部25には、メッセージ表示部15と同様に、入力されたデータが範囲外などの場合にメッセージが表示される。
【0023】
なお、現在位置転送キーは機械運転中に現在の設定値を大きく変える可能性があるので、微調整設定が目的であるステップスイッチ型キーウィンドウ20では、現在位置転送キーは表示しない。
【0024】
射出成形機の運転中の入力項目の設定値の変更誤りが危険な状態を引き起こす可能性があるのは、主に位置データの設定値の変更である。例えば、射出位置や計量位置、型動作位置やエジェクト位置の変更を誤ると金型を破損したり、樹脂材料が飛散したりする可能性がある。機械運転中にこのような設定を変更する際には、テンキー型に比べて設定ミスが少ない、ステップスイッチ型キーウィンドウを優先して表示する方が良い。
【0025】
図4は、機械運転中のステップスイッチ型キーウィンドウの優先表示設定を説明する図である。
ステップスイッチ型キーウィンドウを優先表示するために入力する入力項目200として、図4(a)に示されるように、エジェクタ後退位置204、エジェクタ後退速度206、エジェクタ後退停止時間208、エジェクタ前進位置210、エジェクタ前進速度212、エジェクタ前進停止時間214、などがある。そして、それぞれの入力項目に対応して、図示されるようにステップスイッチ型キーウィンドウの優先表示を行うか否かをYesまたはNoで入力する。または、図4(b)に示されるように、ステップスイッチ型キーウィンドウの優先表示を行う入力項目のみを選択して記憶するようにしてもよい。
【0026】
上述したように、ステップスイッチ型キーウィンドウを優先表示する設定項目は、設定項目毎に区切られたテーブルにステップスイッチ型キーウィンドウを優先することを指定するようにしてもよいし、表示制御用のプログラム内に列挙して記述してもよい。なお、ステップスイッチ型キーウィンドウを優先することをテーブルに指定する場合には、工場出荷時にあらかじめ設定してもよいし、機械を稼働させる際にユーザが設定してもよい。テーブルとして設定されたデータは画像表示データメモリ55(図2参照)に格納することによって、ステップスイッチ型キーウィンドウを優先的に表示することができる。
【0027】
ここで、機械運転中について説明する。機械運転中とは、手動運転中と自動運転中とを含むが、設定値の入力誤りが危険を伴う運転状況が、手動運転中だけ、あるいは、自動運転中、または、射出中、型動作中、あるいは、エジェクト中などのみに限定される場合には、その限定された機械運転状況にだけステップスイッチ型キーウィンドウ20を表示してもよい。例えば、射出中以外では、設定変更誤りが危険を伴わない設定項目を選択した場合は、射出中はステップスイッチ型キーウィンドウを表示し、射出中以外はいずれの入力ウィンドウを表示してもよい。
【0028】
また、テンキー型キーウィンドウ10が選択されていたにも関わらず、機械運転中のステップスイッチ型キーウィンドウ20の優先表示設定が有効な項目を機械運転中にタッチしたために、ステップスイッチ型キーウィンドウ20が表示された場合、機械停止後に表示する入力ウィンドウは、自動的にテンキー型表示ウィンドウへ戻してもよいし、機械運転中に切り替わったステップスイッチ型キーウィンドウをそのまま表示してもよい。
【0029】
図5は、機械運転中のステップスイッチ型キーウィンドウの優先表示設定のアルゴリズムを示すフローチャートである。このアルゴリズムに基づく処理は所定周期毎に行われる。以下、各ステップに従って説明する。
●[ステップSA100]数値入力項目がタッチ操作されたか否か判断し、タッチ操作された場合にはステップSA101へ移行し、タッチ操作されていない場合にはこの回の制御周期の処理を終了する。
●[ステップSA101]機械運転中であるか否か判断し、機械運転中である場合にはステップSA102へ移行し、運転中でない場合にはステップSA104へ移行する。なお、機械運転中か否かの信号は制御装置1から取得することができる。
●[ステップSA102]ステップスイッチ型キーウィンドウの優先表示は有効であるか否か判断し、有効である場合にはステップSA103へ移行し、有効でない場合にはステップSA104へ移行する。
●[ステップSA103]ステップスイッチ型キーウィンドウを表示し、この回の制御周期の処理を終了する
●[ステップSA104]選択された入力ウィンドウを表示し、この回の制御周期の処理を終了する。
【符号の説明】
【0030】
1 制御装置
2 表示装置
10 テンキー型ウィンドウ
11 入力データ表示部
12 テンキー
13 キャンセルキー
14 +入力キー
15 メッセージ表示部
16 現在位置転送キー
17 ステップスイッチ型キーウィンドウへの切換スイッチ
18 入力キー
20 ステップスイッチ型キーウィンドウ
21 増加キー
22 入力データ表示部
23 減少キー
24 入力キー
25 メッセージ表示部
26 テンキー型キーウィンドウへの切換スイッチ
40 表示ユニット
41 タッチパネル
42 画面表示部
43 画面操作パネル
50 表示制御ユニット
51 入力ウィンドウ表示データメモリ
51a ステップスイッチ型キーウィンドウ表示データ
51b テンキー型キーウィンドウ表示データ
52 入力信号制御部
53 画像メモリ
54 画面表示制御部
55 画面表示データメモリ
60 加熱シリンダ
61 ホッパ
62 立設したカバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
射出成形機の成形条件の設定項目を表示する画像表示部と、該画像表示部上に該画像表示部に表示された該設定項目の設定値をタッチ操作して入力するタッチパネルとを有するタッチパネル式入力ウィンドウを備えた射出成形機の入力装置において、
該タッチパネル式入力ウィンドウは設定値をテンキーによって入力する第1の入力手段と、少なくとも1桁以上の設定値を増減させるキーによって入力する第2の入力手段と、第1の入力手段または第2の入力手段を選択して前記画面上に表示する選択手段を有し、
前記射出成形機が運転中には第2の入力手段を優先的に前記画像表示部に表示することを特徴とする射出成形機の入力装置。
【請求項2】
前記設定項目に対して、項目毎に前記射出成形機が運転中には前記第2の入力手段を優先的に前記画面上に表示するか否かを指定する優先表示設定手段を有し、
前記射出成形機械が運転中には、前記優先表示設定手段により設定された設定項目について前記第2の入力手段を優先的に前記画面上に表示することを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の入力装置。
【請求項3】
射出成形機の成形条件の設定項目を表示する画像表示部と、該画像表示部上に該画像表示部に表示された該設定項目の設定値をタッチ操作して入力するタッチパネルとを有するタッチパネル式入力ウィンドウを備えた射出成形機の入力装置における表示方法において、該タッチパネル式入力ウィンドウは設定値をテンキーによって入力する第1の入力手段と、少なくとも1桁以上の設定値を増減させるキーによって入力する第2の入力手段を有し、
数値入力項目がタッチ操作されたか否かを判断する第1のステップと、
射出成形機が運転中であるか否かを判断する第2のステップと、
前記第2の入力手段は優先的に表示されるか否かを判断する第3ステップと、
前記第3のステップによって優先的に表示されると判断された場合には前記第2の入力手段を表示するステップと、
からなる射出成形機の入力装置の表示方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−230310(P2011−230310A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−100300(P2010−100300)
【出願日】平成22年4月23日(2010.4.23)
【出願人】(390008235)ファナック株式会社 (1,110)
【Fターム(参考)】