説明

タッチパネル付携帯端末

【課題】タッチパネル上のクリック位置によらず単一かつ一定の力でキースイッチを押して快適なクリック動作を実現する。
【解決手段】裏側キャビネット4にキースイッチ2を中央に有する基板3を収容し、裏側キャビネット4の表側に、表側に表示用凹部を有する表側キャビネット8を取り付ける。表示用凹部裏面のキースイッチ2と対応する位置に押圧用突起9を設ける。表示用凹部に嵌め込まれる液晶ディスプレイを覆うように表側キャビネット8における表示用凹部周縁にタッチパネル12を取り付ける。直線部分が表側キャビネット8の裏面に回転可能に支持され、直線部分の両端部が基板3にスライド可能かつ表側キャビネット8を押し上げる方向に付勢可能に支持されたトーションバー21〜24を設ける。タッチパネル12を操作したときにトーションバー21〜24の直線部分が回転し、両端部がスライド移動することで、キースイッチ2が押されるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネルを有するタッチパネル付携帯端末に関し、特にタッチパネルのキースイッチの押圧構造の改善に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、タッチパネルの全面に物理的なキースイッチ機能を搭載することが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1のようなタッチパネル可動型の携帯端末101の場合、図12に示すように、表示側正面から見て液晶表示範囲の外に複数のキースイッチ102が設けられている。この構造の場合、キースイッチ102の押し下げ時に、タッチパネルユニット112が筺体104や液晶ユニット110に対して相対的に動くようになっている。
【0004】
また、特許文献2のような表示ユニット可動型の携帯端末201の場合、図13に示すように、表面側の上部本体208を傾けることで、画面中央に配置したキースイッチ202を押し下げるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2002−182831号公報
【特許文献2】特開2009−122720号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1のタッチパネル可動型携帯端末101では、複数のキースイッチ102を設けることから、クリック感が単一でない箇所が存在してしまう。また、タッチパネルユニット112と液晶ユニット110の間に挟んでいるクッション106は大きく圧縮及び膨張を繰り返され、これによりクッション106の役割である埃侵入防止の機能が損なわれたり、クッション106そのものが一部破損したりしてタッチパネルユニット112と液晶ユニット110の間に入ってしまい、ユーザーが取り除くことのできないゴミとなってしまうおそれがある。また、タッチパネルユニット112と筺体104との間にも隙間が生じるため、防水機能を持たせることは極めて困難となる。
【0007】
また、特許文献2の表示ユニット可動型携帯端末201の場合、クリック感は単一になるものの、押下する場所によってクリック力が大きく異なり、良好なクリック感が得られない。また、表示ユニット部210への防水機能は実現できるが、携帯端末201全周にわたって摺動部206が存在するため、本体ユニット部204(基板203側)への水侵入を防ぐことができないという問題があった。
【0008】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、タッチパネル上のクリック位置によらず単一かつ一定の力でキースイッチを押して快適なクリック動作を実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、この発明では、トーションバーでタッチパネルを支持するようにした。
【0010】
具体的には、第1の発明では、
キースイッチを中央に有する基板と、
上記基板を収容する裏側キャビネットと、
表側に表示用凹部を有し、上記裏側キャビネットの表側に取り付けられる表側キャビネットと、
上記表示用凹部裏面の上記キースイッチと対応する位置に設けられた押圧用突起と、
上記表示用凹部に嵌め込まれる表示ディスプレイと、
上記表示ディスプレイを覆うように上記表側キャビネットにおける上記表示用凹部周縁に取り付けられたタッチパネルと、
直線部分が上記表側キャビネットの裏面に回転可能に支持され、該直線部分の両端部が上記基板にスライド可能かつ該表側キャビネットを押し上げる方向に付勢可能に支持された、複数のトーションバーとを備えており、
上記タッチパネルを操作したときに上記表側キャビネットが裏側へ押されて上記複数のトーションバーの直線部分が回転し、上記両端部がスライド移動することで、上記キースイッチが押されるように構成されている。
【0011】
上記の構成によると、トーションバーによって表側キャビネットを介してタッチパネルを支持し、タッチパネルを操作したときに、表側キャビネットが裏側へ押されてトーションバーの直線部分を回転させながら、その押圧用突起で基板上のキースイッチを押すようにしているので、タッチパネル上のクリック位置によらず、押圧力がキースイッチに伝達される。
【0012】
第2の発明では、第1の発明において、
上記タッチパネルは、矩形板状であり、
上記複数のトーションバーは、二対のトーションバーで構成され、
一対のトーションバーの直線部分が、他の一対のトーションバーの直線部分と垂直に配置されている。
【0013】
上記の構成によると、二対のトーションバーでタッチパネルを支持しているので、安定してキースイッチに押圧力が伝達される。
【0014】
第3の発明では、第2の発明において、
上記各トーションバーの直線部分は、上記表側キャビネット裏面のフックに回転可能に保持され、
上記直線部分の両端部は、上記基板又は上記裏側キャビネットに設けたホルダーの長孔に支持されている。
【0015】
上記の構成によると、簡単な構成でトーションバーの動きが確実に規制されてタッチパネルに加わった押圧力が安定してキースイッチに伝達される。
【0016】
第4の発明では、第1乃至第3のいずれか1つの発明において、
上記裏側キャビネットの表側周縁全周には、パッキン用凹部が凹陥され、
上記表側キャビネットの裏側周縁全周には、一端が上記パッキン用凹部に嵌合されるパッキンの他端が結合されており、
上記パッキンは、上記一端が上記パッキン用凹部に嵌合された状態で、断面略U字状に折り曲げられている。
【0017】
上記の構成によると、キャビネットの周縁全周にわたって摺動部が存在するような場合でも、パッキンが噛み込むことなく確実に防水機能を発揮する。
【発明の効果】
【0018】
以上説明したように、本発明によれば、タッチパネルを操作したときに表側キャビネットが裏側へ押されて複数のトーションバーの直線部分が回転し、その両端部がスライド移動することで表側キャビネット裏面の押圧用突起によりキースイッチが押されるようにしたことにより、タッチパネル上のクリック位置によらず単一かつ一定の力でキースイッチを押して快適なクリック操作を行うことができる。
【0019】
また、断面略U字状のパッキンを表側キャビネットと裏側キャビネットとの間に設けたことにより、パッキンが噛み込むことなく確実に防水機能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本実施形態にかかる携帯電話機を示す分解斜視図である。
【図2】携帯電話機を示す斜視図である。
【図3】携帯電話機を示す分解斜視図である。
【図4】表側キャビネットの裏面を示す斜視図である。
【図5】トーションバーを配置した基板を示す正面図である。
【図6】図5のVI−VI線拡大断面図である。
【図7】図5のVII−VII線断面図であり、(a)が待機時を、(b)がキースイッチを押し始めた状態を、(c)がキースイッチを完全に押した状態をそれぞれ示す。
【図8】図5のVIII−VIII線断面図であり、(a)が待機時を、(b)がキースイッチを押し始めた状態を、(c)がキースイッチを完全に押した状態をそれぞれ示す。
【図9】図2のIX−IX線断面図及びその一部拡大断面図である。
【図10】防水パッキンが結合された表面側キャビネットを示す断面図及びその一部拡大断面図である。
【図11】キースイッチを押圧したときの図9相当図である。
【図12】従来のタッチパネル可動型携帯端末を示す断面図である。
【図13】従来の表示ユニット可動型携帯端末を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
図1〜図3は本発明の実施形態のタッチパネル付携帯端末としての携帯電話機1を示し、この携帯電話機1は、キースイッチ2を中央に有する矩形板状の基板3と、この基板3を収容する矩形皿状の裏側キャビネット4とを備えている。裏側キャビネット4は、その表側に、後述する防水パッキン31を押さえると共に、携帯電話機1の側面を形成する矩形枠状の枠部材5を備えている。
【0023】
図9に示すように、この枠部材5の表側には、表側に表示用凹部7を有する表側キャビネット8が防水パッキン31を介して昇降可能に取り付けられている。これら裏側キャビネット4、枠部材5及び表側キャビネット8は、例えば樹脂成型品よりなる。
【0024】
表側キャビネット8の表示用凹部7裏面のキースイッチ2に対応する位置には、例えば円柱状の押圧用突起9が突設されている。この押圧用突起9の形状は特に限定されず、半球状でも、円錐状でもよい。押圧用突起9は、表側キャビネット8が樹脂成型品や金属成型品である場合には、一体形成すればよく、表側キャビネット8の底面がステンレス鋼板等のプレス成形品の場合には、別部品を貼り付けるようにしてもよい。
【0025】
図4に示すように、表側キャビネット8裏面には、後述するトーションバー21〜24をそれぞれ回転可能に保持するための8つのフック26が間隔をあけて設けられている。このフック26は、表側キャビネット8が樹脂成型品である場合には、一体成形すればよい。
【0026】
図9に示すように、表示用凹部7には、矩形板状の表示ディスプレイとしての液晶ディスプレイ10が嵌め込まれている。この表示ディスプレイは、有機ELディスプレイであってもよい。
【0027】
表側キャビネット8における表示用凹部7の周縁には、矩形枠状にタッチパネル用凹部11が凹陥されている。このタッチパネル用凹部11には、液晶ディスプレイ10を表側から覆うように矩形板状のタッチパネル12が両面テープ等により密着するように貼り付けられている。
【0028】
そして、図1に示すように、基板3には、表側キャビネット8を支持する支持機構20が設けられている。この支持機構20は、4本のトーションバー21〜24を備えている。図5に示すように、4本のトーションバー21〜24は、二対のトーションバー21〜24で構成され、幅方向に設けた一対の幅方向トーションバー21,22の直線部分21a,22aが、長手方向に設けた一対のトーションバー23,24の直線部分23a,24aと垂直に配置されている。
【0029】
各トーションバー21〜24は、直線部分21a〜24aの両端にL字状に折り曲げられた支持部21b〜24bをそれぞれ有している。各支持部21b〜24bが基板3上に設けたホルダー25に、表側に付勢されるようにして回転可能に支持されている。この付勢機構は特に限定されず、例えば捩りコイルばねを設ければよい。各トーションバー21〜24の直線部分21a〜24aの両端側は、図4に示すフック26にそれぞれ回転可能に保持されている。フック26自体は動かないので、直線部分21a〜24aの位置関係は変動しないようになっている。一方、ホルダー25の各支持孔25aは長孔で構成されており、支持部21b〜24bがスライド移動可能となっている。このため、各直線部分21a〜24aがフック26の所定位置に保持された状態で表側キャビネット8が昇降可能となっている。図9の待機状態では、表側キャビネット8の周縁が枠部材5と隙間h1を保って若干浮き上がるように構成されている。そして、図7及び図8に示すように、タッチパネル12を操作したときに表側キャビネット8が基板3側に裏側へ押されて直線部分21a〜24aが回転し、支持部21b〜24bがスライドして、押圧用突起9によりキースイッチ2が押されるように構成されている。なお、ホルダー25は、基板3ではなく裏側キャビネット4に固定するようにしてもよい。
【0030】
一方、図3及び図9に示すように、裏側キャビネット4の表側周縁全周には、パッキン用凹部30が矩形状に凹陥されている。そして、表側キャビネット8の裏側周縁全周には、防水パッキン31の基端31aが結合されている。図10に示すように、この基端31aは、表側キャビネット8の成型時に一体に成形してもよいし、溶着又は接着してもよし、嵌合させてもよい。いずれの方法であっても、表側キャビネット8の周縁から容易に剥がれないように密着固定させるとよい。そして、防水パッキン31の先端31bは、断面円形となっており、パッキン用凹部30に嵌合しやすくかつ防水効果が高くなっている。
【0031】
図9に拡大して示すように、防水パッキン31は、先端31bがパッキン用凹部30に嵌合され枠部材5で押さえ付けられた状態で、断面略U字状に折り曲げられている。
【0032】
次に、携帯電話機1の組立手順の一例について簡単に説明する。
【0033】
まず、図3に示すように、基板3を裏側キャビネット4に嵌め込む。トーションバー21〜24がスライド可能に支持されたホルダー25をネジなどにより基板3(又は裏側キャビネット4)の定位置に固定する。表側キャビネット8側では、表側キャビネット8の表示用凹部7に液晶ディスプレイ10を嵌め込み、タッチパネル用凹部11にタッチパネル12を例えば両面テープにより貼り付ける。
【0034】
次いで、図1に示すように、表側キャビネット8の裏面側に枠部材5を当て、防水パッキン31の先端31bを裏側キャビネット4のパッキン用凹部30に嵌め込むと共に、ホルダー25にスライド可能に支持されたトーションバー21〜24の直線部分21a〜24aの両端を表側キャビネット8のフック26に回転可能に嵌め込む。
【0035】
これにより、図2のように携帯電話機1が組み立てられる。組立状態では、図9に拡大して示すように、防水パッキン31の基端31aが表側キャビネット8の周縁に結合されていると共に、先端31bが裏側キャビネット4のパッキン用凹部30にキッチリと嵌合されているので、隙間h1が確保されていても、防水効果が確実に発揮される。
【0036】
次に、本実施形態にかかる携帯電話機1の作動について説明する。
【0037】
まず、タッチパネルが操作されていない待機時には、図7(a)、図8(a)及び図9に示すように、トーションバー21〜24の付勢力により、表側キャビネット8の周縁が枠部材5との間に隙間h1を保った状態で若干浮き上がっている。
【0038】
次いで、例えば図5、図7及び図8に白矢印で示すように、タッチパネル12の中央ではない部分を押圧すると、図7(b)及び図8(b)に矢印で示すように、幅方向トーションバー21は、直線部分21aを中心に回転運動を行い、図5の上端側まで押圧力を伝える。長手方向トーションバー24は、直線部分24aを中心に回転運動を行い、図5における右端まで押圧力を伝える。
【0039】
さらにタッチパネル12を押圧すると、4本のトーションバー21〜24は全て表側キャビネット8のフック26で保持され、直線部分21a〜24aの高さは常に一致するように下降するので、図7(c)、図8(c)及び図11に示すように、結果的に表側キャビネット8全面が平行に押し下げられる。これにより、表側キャビネット8の裏面中央に配置された押圧用突起9によりキースイッチ2が押し下げられる。このときの隙間h2は、待機時の隙間h1よりも小さくなっている。
【0040】
同様の作用はタッチパネル12上のどの場所をクリックしたときにも発生し、タッチパネル12をクリックした荷重とキースイッチ2が押し下げられる荷重は等しくなる。よって常に一定の力でスイッチを押し下げることができ、良好かつ単一なクリック感を得ることができる。
【0041】
このとき、図11に拡大して示すように、防水パッキン31が断面U字状に折り曲げられているので、噛み込まれず、繰り返しタッチパネル12を操作しても、防水パッキン31の寿命が短くなることはない。このように、表側キャビネット8と裏側キャビネット4との周縁全周にわたって摺動部が存在するような場合でも、防水パッキン31が確実に噛み込むことなく防水機能を発揮することができる。
【0042】
したがって、本実施形態にかかる携帯電話機1によると、タッチパネル12上のクリック位置によらず単一かつ一定の力でキースイッチ2を押して快適なクリック操作を行うことができる。
【0043】
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
【0044】
すなわち、上記実施形態では、タッチパネル付携帯端末は、携帯電話機1としたが、PHS(Personal Handy-phone System )、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、パソコン、モバイルツール、電子辞書、電卓、ゲーム機等のタッチパネルを有する携帯端末であってもよい。
【0045】
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
【符号の説明】
【0046】
1 携帯電話機(携帯端末)
2 キースイッチ
3 基板
4 裏側キャビネット
7 表示用凹部
8 表側キャビネット
9 押圧用突起
10 液晶ディスプレイ(表示ディスプレイ)
11 タッチパネル用凹部
12 タッチパネル
21〜24 トーションバー
21a〜24a 直線部分
21b〜24b 支持部(両端部)
25 ホルダー
25a 支持孔(長孔)
26 フック
30 パッキン用凹部
31 防水パッキン
31a 基端(他端)
31b 先端(一端)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キースイッチを中央に有する基板と、
上記基板を収容する裏側キャビネットと、
表側に表示用凹部を有し、上記裏側キャビネットの表側に取り付けられる表側キャビネットと、
上記表示用凹部裏面の上記キースイッチと対応する位置に設けられた押圧用突起と、
上記表示用凹部に嵌め込まれる表示ディスプレイと、
上記表示ディスプレイを覆うように上記表側キャビネットにおける上記表示用凹部周縁に取り付けられたタッチパネルと、
直線部分が上記表側キャビネットの裏面に回転可能に支持され、該直線部分の両端部が上記基板にスライド可能かつ該表側キャビネットを押し上げる方向に付勢可能に支持された、複数のトーションバーとを備えており、
上記タッチパネルを操作したときに上記表側キャビネットが裏側へ押されて上記複数のトーションバーの直線部分が回転し、上記両端部がスライド移動することで、上記キースイッチが押されるように構成されている
ことを特徴とするタッチパネル付携帯端末。
【請求項2】
請求項1に記載のタッチパネル付携帯端末において、
上記タッチパネルは、矩形板状であり、
上記複数のトーションバーは、二対のトーションバーで構成され、
一対のトーションバーの直線部分が、他の一対のトーションバーの直線部分と垂直に配置されている
ことを特徴とするタッチパネル付携帯端末。
【請求項3】
請求項2に記載のタッチパネル付携帯端末において、
上記各トーションバーの直線部分は、上記表側キャビネット裏面のフックに回転可能に保持され、
上記直線部分の両端部は、上記基板又は上記裏側キャビネットに設けたホルダーの長孔に支持されている
ことを特徴とするタッチパネル付携帯端末。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1つに記載のタッチパネル付携帯端末において、
上記裏側キャビネットの表側周縁全周には、パッキン用凹部が凹陥され、
上記表側キャビネットの裏側周縁全周には、一端が上記パッキン用凹部に嵌合されるパッキンの他端が結合されており、
上記パッキンは、上記一端が上記パッキン用凹部に嵌合された状態で、断面略U字状に折り曲げられている
ことを特徴とするタッチパネル付携帯端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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