タンパク質キナーゼの阻害剤としてのアリール−アルキルアミンおよびヘテロアリール−アルキルアミン
本発明は、式(II)の化合物:またはその塩、溶媒和物、互変異性体もしくはN−オキシドを提供して;式中、nは0もしくは1であり;Y1およびY2の一方はCHであって、他方はCH、CR8およびNから選択され;qは0、1または2であり(ただし、Y1もしくはY2がCR8であるときには、qは0もしくは1である);R1は5〜10個の環員のアリールもしくはヘテロアリール基であり;R2aおよびR3aはそれぞれ、水素、C1〜4ヒドロカルビルもしくはC1〜4アシル(ここで、ヒドロカルビルのおよびアシルの部分がフッ素、ヒドロキシ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノもしくはメトキシにより所望により置換されていてよい)であるか;またはNR2aR3aは、イミダゾール基もしくはOおよびNから選択される第二のヘテロ原子の環員を所望により含有していてよい飽和単環式の4〜7員環の複素環式基を形成し;R18は水素およびメチルであり;R19は水素およびメチルであり;R24は水素であるかまたは、R24、R2aならびに介在している窒素原子および炭素原子が一緒にアゼチジン、ピロリジンもしくはピペリジン環を形成し;R25は、水素またはC1〜4アルキル基(ここで、C1〜4アルキル基がヒドロキシまたはアミノにより所望により置換されていてよい;ただし、ヒドロキシもしくはアミノ基とR25が結合する酸素原子の間に少なくとも2個の炭素原子がある)であり;そしてR4およびR5はそれぞれ、水素もしくは請求項に定義される通り置換基である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(II):
【化1】
〔式中;
nは0もしくは1であり;
Y1およびY2の一方はCHであって、他方はCH、CR8およびNから選択され;
qは0、1または2であり(ただし、Y1もしくはY2がCR8であるときには、qは0もしくは1である);
R1は5〜10個の環員のアリールもしくはヘテロアリール基であり;
R2aおよびR3aは、水素、C1〜4ヒドロカルビルならびにC1〜4アシル(ここで、ヒドロカルビルのおよびアシルの部分がフッ素、ヒドロキシ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノおよびメトキシから選択される1個以上の置換基により所望により置換されていてよい)から独立して選択されるか;
もしくはR2aおよびR3aはそれらが結合している窒素原子と一緒になって、イミダゾール基ならびに4〜7個の環員を有して、OおよびNから選択される第二のヘテロ原子の環員を所望により含有していてよい飽和単環式の複素環式基から選択される環状基を形成し;
R18は水素およびメチルから選択され;
R19は水素およびメチルから選択され;
R24は水素であるかまたは、R24、R2aならびに介在している窒素原子および炭素原子が一緒にアゼチジン、ピロリジンもしくはピペリジン環を形成し;そして
R25は、水素またはC1〜4アルキル基(ここで、C1〜4アルキル基が、ヒドロキシまたはアミノにより所望により置換されていてよい。ただし、ヒドロキシもしくはアミノ基と、R25が結合している酸素原子の間に少なくとも2個の炭素原子がある)から選択され;
R4は、水素、ハロゲン、C1〜5飽和ヒドロカルビル、C1〜5飽和ヒドロカルビルオキシ、シアノおよびCF3から選択され;そして
R5は、水素、ハロゲン、C1〜5飽和ヒドロカルビル、C1〜5飽和ヒドロカルビルオキシ、シアノ、CONH2、CONHR9、CF3、NH2、NHCOR9もしくはNHCONHR9から選択され;
R8は、ヒドロキシ;ハロゲン;トリフルオロメチル;シアノ;C1〜2アルコキシもしくはヒドロキシにより所望により置換されていてよいC1〜4ヒドロカルビルオキシ;およびC1〜2アルコキシもしくはヒドロキシにより所望により置換されていてよいC1〜4ヒドロカルビルから選択され;
R9は、R9aもしくは(CH2)R9a基(式中、R9aは炭素環式もしくは複素環式であり得る単環式または二環式基である)であり;
炭素環式基または複素環式基のR9aはフッ素、塩素もしくはR13基から選択される1個以上の置換基により所望により置換されていてよく;
R13は、ハロゲン(フッ素もしくは塩素以外の)、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1〜4ヒドロカルビルアミノ;Ra−Rb基から選択され、ここで、Raは結合、O、CO、X1C(X2)、C(X2)X1、X1C(X2)X1、S、SO、SO2、NRc、SO2NRcもしくはNRcSO2であり;Rbは水素、3〜12個の環員を有する炭素環式のおよび複素環式基、ならびにヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1〜4ヒドロカルビルアミノ、3〜12個の環員を有する炭素環および複素環式基から選択される1個以上の置換基により所望により置換されていてよいC1〜8ヒドロカルビル基から選択され、ここで、C1〜8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子は、O、S、SO、SO2、NRc、X1C(X2)、C(X2)X1もしくはX1C(X2)X1により所望により置換されてよく;ただし、Raが結合であるときには、Rbは水素以外であり;
Rcは、水素およびC1〜4ヒドロカルビルから選択され;そして
X1は、O、SもしくはNRcであって、X2は=O、=Sもしくは=NRcである〕の化合物またはその塩、溶媒和物、互変異性体もしくはN−オキシド。
【請求項2】
R25が水素、メチル、2−ヒドロキシエチルもしくは2−アミノエチルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R25が水素もしくはメチルである、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
R25が水素である、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R25がメチルである、請求項3に記載の化合物。
【請求項6】
R24が水素である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
R24、R2aならびに介在している窒素原子および炭素原子が一緒にアゼチジン、ピロリジンもしくはピペリジン環を形成する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
R24、R2aならびに介在している窒素原子および炭素原子が一緒にアゼチジン環を形成する、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
nが0である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
nが1である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
R18が水素である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
R18がメチルである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
R19が水素である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
R19がメチルである、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
請求項1に記載の化合物であって、ここで、部分:
【化2】
が、D1〜D5基:
【化3】
から選択される、化合物。
【請求項16】
Y1がCHである、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
Y2がCHである、請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
Y2がCR8もしくはNである、請求項16に記載の化合物。
【請求項19】
Y2がNである、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
Y2がCFである、請求項18に記載の化合物。
【請求項21】
Y2がCHであって、Y1がCR8もしくはNである、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
Y1がNである、請求項21に記載の化合物。
【請求項23】
Y1がC−MeもしくはCFである、請求項21に記載の化合物。
【請求項24】
Y1がC−Meである、請求項21に記載の化合物。
【請求項25】
一般式(IIa):
【化4】
[式中、R1、R2、R3、R4、R5、およびR8は、それぞれ請求項1〜24のいずれか1項に定義の通りであり、qは0、1または2(好ましくは、0もしくは1)である]
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
R4が、水素、ハロゲン、C1〜5飽和ヒドロカルビル、C1〜5飽和ヒドロカルビルオキシ、シアノおよびCF3から選択される、請求項1〜25のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項27】
R4が、水素、ハロゲン、C1〜5飽和ヒドロカルビル、シアノおよびCF3から選択される、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
R4が、水素、メチル、およびトリフルオロメチルから選択される、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
R4が水素およびメチルから選択される、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
R4が水素である、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
R5が、水素、メチルおよびシアノから選択される、請求項1〜30のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項32】
R5が水素もしくはメチルである、請求項31に記載の化合物。
【請求項33】
R5が水素である、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
請求項1〜33のいずれか1項に記載の化合物であって、R2aが、水素、C1〜4ヒドロカルビルならびにC1〜4アシル(ここで、ヒドロカルビルのおよびアシルの部分がフッ素、ヒドロキシ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノおよびメトキシから選択される1個以上の置換基により所望により置換されていてよい)から選択される、化合物。
【請求項35】
R2aが、水素、C1〜4ヒドロカルビルおよびC1〜4アシルから選択される、請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
R2aが、水素およびメチルから選択される、請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
R2aが水素である、請求項36に記載の化合物。
【請求項38】
R2aがメチルである、請求項36に記載の化合物。
【請求項39】
請求項1〜38のいずれか1項に記載の化合物であって、R3aが、水素、C1〜4ヒドロカルビルならびにC1〜4アシル(ここで、ヒドロカルビルのおよびアシルの部分がフッ素、ヒドロキシ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノおよびメトキシから選択される1個以上の置換基により所望により置換されていてよい)から選択される、化合物。
【請求項40】
R3aが水素、C1〜4ヒドロカルビルおよびC1〜4アシルから選択される、請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
R3aが、水素およびメチルから選択される、請求項40に記載の化合物。
【請求項42】
R3aが水素である、請求項41に記載の化合物。
【請求項43】
R3aがメチルである、請求項41に記載の化合物。
【請求項44】
NR2aR3aがアミノ基もしくはメチルアミノ基である、請求項1〜33のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項45】
請求項1〜34のいずれか1項に記載の化合物であって、それらが結合している窒素原子と一緒になってR2aおよびR3aが、イミダゾール基ならびに4〜7個の環員を有して、OおよびNから選択される第二のヘテロ原子の環員を所望により含有していてよい飽和単環式の複素環式基から選択される環状基を形成する、化合物。
【請求項46】
請求項1〜45のいずれか1項に記載の化合物であって、R1が、2個までの窒素環員を含有する6員環のアリールおよびヘテロアリール基ならびにO、SおよびNから選択される3個までのヘテロ原子の環員を含有する5員環のヘテロアリール基から選択される単環式のアリールおよびヘテロアリール基であって、単環式のアリールおよびヘテロアリール基が、ヒドロキシ;C1〜4アシルオキシ;フッ素;塩素;臭素;トリフルオロメチル;シアノ;CONH2;ニトロ;それぞれがC1〜2アルコキシ、カルボキシもしくはヒドロキシにより所望により置換されていてよいC1〜4ヒドロカルビルオキシおよびC1〜4ヒドロカルビル;C1〜4アシルアミノ;ベンゾイルアミノ;ピロリジノ、ピペリジノ;モルホリノ;ピペラジン;N−メチルピペラジノ;ピロリジノカルボニル;ピペリジノカルボニル;モルホリノカルボニル;ピペラジノカルボニル;N、OおよびSから選択される1個もしくは2個のヘテロ原子を含有する5および6員環のヘテロアリールのならびにヘテロアリールオキシの基;フェニル;フェニル−C1〜4アルキル;フェニル−C1〜4アルコキシ;ヘテロアリール−C1〜4アルキル;ヘテロアリール−C1〜4アルコキシならびにフェノキシから選択される1個もしくは2個の置換基により所望により置換されていてよく、ここで、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、フェニル、フェニル−C1〜4アルキル、フェニル−C1〜4アルコキシ、ヘテロアリール−C1〜4アルキル、ヘテロアリール−C1〜4アルコキシおよびフェノキシ基が、C1〜2アシルオキシ、フッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチル、シアノ、CONH2、それぞれがメトキシもしくはヒドロキシにより所望により置換されていてよいC1〜2ヒドロカルビルオキシおよびC1〜2ヒドロカルビルから選択される1、2または3個の置換基でそれぞれ所望により置換されていてよい、化合物。
【請求項47】
R1が、フェニル、チエニル、フラン、ピリミジンおよびピリジンから選択される所望により置換されていてよい単環式のアリールおよびヘテロアリール基である、請求項46に記載の化合物。
【請求項48】
R1が、フェニル、チエニルおよびピリジンから選択される所望により置換されていてよい単環式のアリールおよびヘテロアリール基である、請求項47に記載の化合物。
【請求項49】
R1が所望により置換されていてよいフェニル基である、請求項48に記載の化合物。
【請求項50】
請求項46に記載の化合物であって、R1が、ヒドロキシ;C1〜4アシルオキシ;フッ素;塩素;臭素;トリフルオロメチル;シアノ;ピペリジノ;モルホリノ;ピペラジノ;N−メチルピペラジノ;ならびにC1〜2アルコキシもしくはヒドロキシによりそれぞれが所望により置換されていてよいC1〜4ヒドロカルビルオキシおよびC1〜4ヒドロカルビルから選択される置換基により所望により置換されていてよいフェニル基である、化合物。
【請求項51】
R1が、フッ素;塩素;メチル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1個もしくは2個の置換基により置換されたフェニル基である、請求項46に記載の化合物。
【請求項52】
請求項50に記載の化合物であって、R1が、モノクロロフェニル(例えば、4−クロロフェニルもしくは3−クロロフェニル)、トリフルオロメチルフェニル(例えば、4−トリフルオロメチル−フェニル)、トリフルオロメトキシフェニル(例えば、4−トリフルオロ−メトキシフェニル)、tert−ブチルフェニル(例えば、4−tert−ブチルフェニル)、ジクロロフェニル(例えば、3,4−ジクロロフェニル)、フルオロ−クロロフェニル(例えば、2−フルオロ−4−クロロフェニルおよび3−フルオロ−4−クロロフェニル)、ならびに4−クロロ−3−(4−モルホリニル)−フェニル基から選択される、化合物。
【請求項53】
R1が、モノクロロフェニル(例えば、4−クロロフェニル)、ジクロロフェニル(例えば、3,4−ジクロロフェニル)およびフルオロ−クロロフェニル(例えば、3−フルオロ−4−クロロフェニル)基から選択される、請求項52に記載の化合物。
【請求項54】
R1が、4−クロロフェニル、3,4−ジクロロフェニルおよび3−フルオロ−4−クロロフェニル基である、請求項53に記載の化合物。
【請求項55】
請求項46に記載の化合物であって、R1が、フッ素、塩素、C1〜4アルキル(例えば、tert−ブチル)、C1〜4アルコキシ(例えば、メトキシ)、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシならびに窒素の環員ならびにOおよびNから選択される第二のヘテロ原子の環員を所望により含有していてよい5〜6員環の飽和複素環式環から選択される置換基を保持するピリジンおよびチオフェン基から選択されるヘテロアリール基である、化合物。
【請求項56】
R1が5−クロロ−2−チエニルもしくは5−クロロ−2−ピリジル基である、請求項55に記載の化合物。
【請求項57】
請求項1〜56のいずれか1項に記載の化合物であって、R8が、ヒドロキシ;ハロゲン(例えば、フッ素、塩素および臭素);トリフルオロメチル;シアノ;C1〜2アルコキシもしくはヒドロキシにより所望により置換されていてよいC1〜4アルコキシ;ならびにC1〜2アルコキシもしくはヒドロキシにより所望により置換されていてよいC1〜4アルキルから選択される、化合物。
【請求項58】
R8が、不在である(q=0)か、もしくはメチル、フッ素、塩素、メトキシ、トリフルオロメチルおよびシアノから選択される、請求項1〜56のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項59】
R8が、不在である(q=0)か、またはメチル基もしくはフッ素原子である、請求項58に記載の化合物。
【請求項60】
R8が、不在である(q=0)かまたはフッ素原子である、請求項59に記載の化合物。
【請求項61】
qが0である、請求項60に記載の化合物。
【請求項62】
R4ならびにR5が、水素および一つのもしくはそれ以上のフッ素原子により所望により置換されていてよい飽和C1〜4ヒドロカルビルからそれぞれ選択される、請求項1〜61のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項63】
式(IIb):
【化5】
〔式中、
nは0もしくは1であり;
Y1およびY2の一方はCHであって、他方はCH、およびNから選択され;
Y3はCH=CH、CH=NもしくはSであり;
qは0もしくは1であり;
R2aは水素もしくはメチルであり;
R3aは水素もしくはメチルであり;
R8はフッ素もしくはメチルであり;
R18は水素もしくはメチルであり;
R19は水素もしくはメチルであり;
R24は水素であるか、またはR24、R2aならびに介在する窒素原子および炭素原子が一緒にアゼチジン、ピロリジンもしくはピペリジン環を形成し;そして
R25は、水素もしくはメチルであり(ただし、ヒドロキシもしくはアミノ基とR25が結合している酸素原子の間に少なくとも2個の炭素原子がある);
R4およびR5の一つは水素であって、他は水素、メチルもしくはトリフルオロメチルであり;
R26は、水素、塩素、フッ素、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、C1〜4アルキルもしくはC1〜3アルコキシであり;
R27は、水素、塩素、フッ素、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、C1〜4アルキル、C1〜3アルコキシ、モルホリニル、ピロリジニル、ピペリジニルもしくはピペラジニルであり;そして
R28は、R26、R27およびR28は、水素もしくはフッ素である(ただし、最大で2個が水素以外である)〕
を有する請求項1に記載の化合物またはその塩、溶媒和物、互変異性体もしくはN−オキシド。
【請求項64】
式(IIc):
【化6】
(式中、R29は、水素、塩素もしくはフッ素であって、R30は、水素もしくはフッ素である)
を有する請求項63に記載の化合物またはその塩、溶媒和物もしくは互変異性体。
【請求項65】
R29が水素であって、R30が水素である、請求項64に記載の化合物。
【請求項66】
3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロフェニル)−1−[2−フルオロ−4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−3−フルオロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(3,4−ジクロロフェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
(S)−3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
(R)−3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(3−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−1−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−2−フルオロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(5−クロロ−ピリジン−2−イル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−tert−ブチル−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−3−モルホリン−4−イル−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[6−(1H−ピラゾール−4−イル)−ピリジン−3−イル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[3−フルオロ−4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[2−メチル−4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
4−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ブタン−1−オール;
1−(4−クロロ−フェニル)−3−メチルアミノ−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
アゼチジン−3−イル−(4−クロロフェニル)−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−メタノール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−3−メチル−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ブタン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(3−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−(4−クロロ−フェニル)−3−メトキシ−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピルアミン;
またはその塩、溶媒和物、互変異性体またはN−オキシドである、請求項1に記載の化合物。
【請求項67】
3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロフェニル)−1−[2−フルオロ−4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−3−フルオロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(3,4−ジクロロフェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
またはその塩、溶媒和物もしくは互変異性体である、請求項66に記載の化合物。
【請求項68】
(S)−3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オールまたはその塩、溶媒和物もしくは互変異性体である、請求項67に記載の化合物。
【請求項69】
(R)−3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オールまたはその塩、溶媒和物もしくは互変異性体である、請求項67に記載の化合物。
【請求項70】
請求項1〜69のいずれか1項に記載の化合物であって、部分:
【化7】
では、化合物が、星印で示される炭素原子についてSの光学異性体の立体配置を有する、化合物。
【請求項71】
塩、溶媒和物(水和物のような)、エステルもしくはN−オキシドの型にある、請求項1〜70のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項72】
タンパク質キナーゼBにより仲介される病状もしくは状態の予防または処置に使用のための、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項73】
タンパク質キナーゼBにより仲介される病状もしくは状態の予防または処置用の医薬品の製造のために、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項74】
タンパク質キナーゼBにより仲介される病状もしくは状態の予防または処置のための方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載の通りの化合物をそれを必要とする対象に投与することを含む、方法。
【請求項75】
哺乳動物で異常な細胞増殖を含むかまたはそれが原因の疾患または状態を処置するための方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物を異常な細胞増殖を阻害するのに有効な量で哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項76】
哺乳動物で異常な細胞増殖を含むかまたはそれが原因の疾患または状態を処置するための方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物をPKB活性を阻害するのに有効な量で哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項77】
タンパク質キナーゼBを阻害する方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載のキナーゼを阻害する化合物とキナーゼを接触させることを含む、方法。
【請求項78】
請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物を用いて、タンパク質キナーゼBの活性を阻害することにより細胞の過程を調整する方法。
【請求項79】
哺乳動物で免疫障害を処置するための方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物をPKB活性を阻害するのに有効な量で哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項80】
タンパク質キナーゼAにより仲介される病状もしくは状態の予防または処置に使用のための、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項81】
タンパク質キナーゼAにより仲介される病状もしくは状態の予防または処置用の医薬品の製造のための、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項82】
異常な細胞増殖が原因の病状もしくは状態の予防または処置用の医薬品の製造のための、請求項1〜71のいずれか1項に記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項83】
増殖、アポトーシスもしくは分化の障害がある疾患の予防または処置用の医薬品の製造のための、請求項1〜71のいずれか1項に記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項84】
タンパク質キナーゼAにより仲介される病状もしくは状態の予防または処置のための方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物を、それを必要とする対象に投与することを含む、方法。
【請求項85】
哺乳動物で異常な細胞増殖を含むかまたはそれが原因の疾患または状態を処置するための方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物を、PKAを阻害するのに有効な量で哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項86】
タンパク質キナーゼAを阻害する方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に定義される通りキナーゼを阻害する化合物とキナーゼを接触させることを含む、方法。
【請求項87】
請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物を用いて、タンパク質キナーゼAの活性を阻害することにより細胞の過程を調整する方法。
【請求項88】
哺乳動物で免疫障害を処置するための方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物を、PKA活性を阻害するのに有効な量で哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項89】
がん細胞にアポトーシスを誘発する方法であって、がん細胞を請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物と接触させることを含む、方法。
【請求項90】
請求項1〜71のいずれか1項に記載の新規な化合物および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項91】
医薬品に使用するための請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項92】
R18、R19、R2aおよびR3aが全て窒素である請求項1〜71のいずれか1項に記載の式(II)もしくは(IIa)の化合物の製造方法であって:
【化8】
の化合物の、ニトリル基をアミノ基に還元する能力のある還元剤(ここで、例えば、還元剤が水素化アルミニウムリチウムである)での、還元を含む、方法。
【請求項1】
式(II):
【化1】
〔式中;
nは0もしくは1であり;
Y1およびY2の一方はCHであって、他方はCH、CR8およびNから選択され;
qは0、1または2であり(ただし、Y1もしくはY2がCR8であるときには、qは0もしくは1である);
R1は5〜10個の環員のアリールもしくはヘテロアリール基であり;
R2aおよびR3aは、水素、C1〜4ヒドロカルビルならびにC1〜4アシル(ここで、ヒドロカルビルのおよびアシルの部分がフッ素、ヒドロキシ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノおよびメトキシから選択される1個以上の置換基により所望により置換されていてよい)から独立して選択されるか;
もしくはR2aおよびR3aはそれらが結合している窒素原子と一緒になって、イミダゾール基ならびに4〜7個の環員を有して、OおよびNから選択される第二のヘテロ原子の環員を所望により含有していてよい飽和単環式の複素環式基から選択される環状基を形成し;
R18は水素およびメチルから選択され;
R19は水素およびメチルから選択され;
R24は水素であるかまたは、R24、R2aならびに介在している窒素原子および炭素原子が一緒にアゼチジン、ピロリジンもしくはピペリジン環を形成し;そして
R25は、水素またはC1〜4アルキル基(ここで、C1〜4アルキル基が、ヒドロキシまたはアミノにより所望により置換されていてよい。ただし、ヒドロキシもしくはアミノ基と、R25が結合している酸素原子の間に少なくとも2個の炭素原子がある)から選択され;
R4は、水素、ハロゲン、C1〜5飽和ヒドロカルビル、C1〜5飽和ヒドロカルビルオキシ、シアノおよびCF3から選択され;そして
R5は、水素、ハロゲン、C1〜5飽和ヒドロカルビル、C1〜5飽和ヒドロカルビルオキシ、シアノ、CONH2、CONHR9、CF3、NH2、NHCOR9もしくはNHCONHR9から選択され;
R8は、ヒドロキシ;ハロゲン;トリフルオロメチル;シアノ;C1〜2アルコキシもしくはヒドロキシにより所望により置換されていてよいC1〜4ヒドロカルビルオキシ;およびC1〜2アルコキシもしくはヒドロキシにより所望により置換されていてよいC1〜4ヒドロカルビルから選択され;
R9は、R9aもしくは(CH2)R9a基(式中、R9aは炭素環式もしくは複素環式であり得る単環式または二環式基である)であり;
炭素環式基または複素環式基のR9aはフッ素、塩素もしくはR13基から選択される1個以上の置換基により所望により置換されていてよく;
R13は、ハロゲン(フッ素もしくは塩素以外の)、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1〜4ヒドロカルビルアミノ;Ra−Rb基から選択され、ここで、Raは結合、O、CO、X1C(X2)、C(X2)X1、X1C(X2)X1、S、SO、SO2、NRc、SO2NRcもしくはNRcSO2であり;Rbは水素、3〜12個の環員を有する炭素環式のおよび複素環式基、ならびにヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1〜4ヒドロカルビルアミノ、3〜12個の環員を有する炭素環および複素環式基から選択される1個以上の置換基により所望により置換されていてよいC1〜8ヒドロカルビル基から選択され、ここで、C1〜8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子は、O、S、SO、SO2、NRc、X1C(X2)、C(X2)X1もしくはX1C(X2)X1により所望により置換されてよく;ただし、Raが結合であるときには、Rbは水素以外であり;
Rcは、水素およびC1〜4ヒドロカルビルから選択され;そして
X1は、O、SもしくはNRcであって、X2は=O、=Sもしくは=NRcである〕の化合物またはその塩、溶媒和物、互変異性体もしくはN−オキシド。
【請求項2】
R25が水素、メチル、2−ヒドロキシエチルもしくは2−アミノエチルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R25が水素もしくはメチルである、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
R25が水素である、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R25がメチルである、請求項3に記載の化合物。
【請求項6】
R24が水素である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
R24、R2aならびに介在している窒素原子および炭素原子が一緒にアゼチジン、ピロリジンもしくはピペリジン環を形成する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
R24、R2aならびに介在している窒素原子および炭素原子が一緒にアゼチジン環を形成する、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
nが0である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
nが1である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
R18が水素である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
R18がメチルである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
R19が水素である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
R19がメチルである、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
請求項1に記載の化合物であって、ここで、部分:
【化2】
が、D1〜D5基:
【化3】
から選択される、化合物。
【請求項16】
Y1がCHである、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
Y2がCHである、請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
Y2がCR8もしくはNである、請求項16に記載の化合物。
【請求項19】
Y2がNである、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
Y2がCFである、請求項18に記載の化合物。
【請求項21】
Y2がCHであって、Y1がCR8もしくはNである、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
Y1がNである、請求項21に記載の化合物。
【請求項23】
Y1がC−MeもしくはCFである、請求項21に記載の化合物。
【請求項24】
Y1がC−Meである、請求項21に記載の化合物。
【請求項25】
一般式(IIa):
【化4】
[式中、R1、R2、R3、R4、R5、およびR8は、それぞれ請求項1〜24のいずれか1項に定義の通りであり、qは0、1または2(好ましくは、0もしくは1)である]
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
R4が、水素、ハロゲン、C1〜5飽和ヒドロカルビル、C1〜5飽和ヒドロカルビルオキシ、シアノおよびCF3から選択される、請求項1〜25のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項27】
R4が、水素、ハロゲン、C1〜5飽和ヒドロカルビル、シアノおよびCF3から選択される、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
R4が、水素、メチル、およびトリフルオロメチルから選択される、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
R4が水素およびメチルから選択される、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
R4が水素である、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
R5が、水素、メチルおよびシアノから選択される、請求項1〜30のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項32】
R5が水素もしくはメチルである、請求項31に記載の化合物。
【請求項33】
R5が水素である、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
請求項1〜33のいずれか1項に記載の化合物であって、R2aが、水素、C1〜4ヒドロカルビルならびにC1〜4アシル(ここで、ヒドロカルビルのおよびアシルの部分がフッ素、ヒドロキシ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノおよびメトキシから選択される1個以上の置換基により所望により置換されていてよい)から選択される、化合物。
【請求項35】
R2aが、水素、C1〜4ヒドロカルビルおよびC1〜4アシルから選択される、請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
R2aが、水素およびメチルから選択される、請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
R2aが水素である、請求項36に記載の化合物。
【請求項38】
R2aがメチルである、請求項36に記載の化合物。
【請求項39】
請求項1〜38のいずれか1項に記載の化合物であって、R3aが、水素、C1〜4ヒドロカルビルならびにC1〜4アシル(ここで、ヒドロカルビルのおよびアシルの部分がフッ素、ヒドロキシ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノおよびメトキシから選択される1個以上の置換基により所望により置換されていてよい)から選択される、化合物。
【請求項40】
R3aが水素、C1〜4ヒドロカルビルおよびC1〜4アシルから選択される、請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
R3aが、水素およびメチルから選択される、請求項40に記載の化合物。
【請求項42】
R3aが水素である、請求項41に記載の化合物。
【請求項43】
R3aがメチルである、請求項41に記載の化合物。
【請求項44】
NR2aR3aがアミノ基もしくはメチルアミノ基である、請求項1〜33のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項45】
請求項1〜34のいずれか1項に記載の化合物であって、それらが結合している窒素原子と一緒になってR2aおよびR3aが、イミダゾール基ならびに4〜7個の環員を有して、OおよびNから選択される第二のヘテロ原子の環員を所望により含有していてよい飽和単環式の複素環式基から選択される環状基を形成する、化合物。
【請求項46】
請求項1〜45のいずれか1項に記載の化合物であって、R1が、2個までの窒素環員を含有する6員環のアリールおよびヘテロアリール基ならびにO、SおよびNから選択される3個までのヘテロ原子の環員を含有する5員環のヘテロアリール基から選択される単環式のアリールおよびヘテロアリール基であって、単環式のアリールおよびヘテロアリール基が、ヒドロキシ;C1〜4アシルオキシ;フッ素;塩素;臭素;トリフルオロメチル;シアノ;CONH2;ニトロ;それぞれがC1〜2アルコキシ、カルボキシもしくはヒドロキシにより所望により置換されていてよいC1〜4ヒドロカルビルオキシおよびC1〜4ヒドロカルビル;C1〜4アシルアミノ;ベンゾイルアミノ;ピロリジノ、ピペリジノ;モルホリノ;ピペラジン;N−メチルピペラジノ;ピロリジノカルボニル;ピペリジノカルボニル;モルホリノカルボニル;ピペラジノカルボニル;N、OおよびSから選択される1個もしくは2個のヘテロ原子を含有する5および6員環のヘテロアリールのならびにヘテロアリールオキシの基;フェニル;フェニル−C1〜4アルキル;フェニル−C1〜4アルコキシ;ヘテロアリール−C1〜4アルキル;ヘテロアリール−C1〜4アルコキシならびにフェノキシから選択される1個もしくは2個の置換基により所望により置換されていてよく、ここで、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、フェニル、フェニル−C1〜4アルキル、フェニル−C1〜4アルコキシ、ヘテロアリール−C1〜4アルキル、ヘテロアリール−C1〜4アルコキシおよびフェノキシ基が、C1〜2アシルオキシ、フッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチル、シアノ、CONH2、それぞれがメトキシもしくはヒドロキシにより所望により置換されていてよいC1〜2ヒドロカルビルオキシおよびC1〜2ヒドロカルビルから選択される1、2または3個の置換基でそれぞれ所望により置換されていてよい、化合物。
【請求項47】
R1が、フェニル、チエニル、フラン、ピリミジンおよびピリジンから選択される所望により置換されていてよい単環式のアリールおよびヘテロアリール基である、請求項46に記載の化合物。
【請求項48】
R1が、フェニル、チエニルおよびピリジンから選択される所望により置換されていてよい単環式のアリールおよびヘテロアリール基である、請求項47に記載の化合物。
【請求項49】
R1が所望により置換されていてよいフェニル基である、請求項48に記載の化合物。
【請求項50】
請求項46に記載の化合物であって、R1が、ヒドロキシ;C1〜4アシルオキシ;フッ素;塩素;臭素;トリフルオロメチル;シアノ;ピペリジノ;モルホリノ;ピペラジノ;N−メチルピペラジノ;ならびにC1〜2アルコキシもしくはヒドロキシによりそれぞれが所望により置換されていてよいC1〜4ヒドロカルビルオキシおよびC1〜4ヒドロカルビルから選択される置換基により所望により置換されていてよいフェニル基である、化合物。
【請求項51】
R1が、フッ素;塩素;メチル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択される1個もしくは2個の置換基により置換されたフェニル基である、請求項46に記載の化合物。
【請求項52】
請求項50に記載の化合物であって、R1が、モノクロロフェニル(例えば、4−クロロフェニルもしくは3−クロロフェニル)、トリフルオロメチルフェニル(例えば、4−トリフルオロメチル−フェニル)、トリフルオロメトキシフェニル(例えば、4−トリフルオロ−メトキシフェニル)、tert−ブチルフェニル(例えば、4−tert−ブチルフェニル)、ジクロロフェニル(例えば、3,4−ジクロロフェニル)、フルオロ−クロロフェニル(例えば、2−フルオロ−4−クロロフェニルおよび3−フルオロ−4−クロロフェニル)、ならびに4−クロロ−3−(4−モルホリニル)−フェニル基から選択される、化合物。
【請求項53】
R1が、モノクロロフェニル(例えば、4−クロロフェニル)、ジクロロフェニル(例えば、3,4−ジクロロフェニル)およびフルオロ−クロロフェニル(例えば、3−フルオロ−4−クロロフェニル)基から選択される、請求項52に記載の化合物。
【請求項54】
R1が、4−クロロフェニル、3,4−ジクロロフェニルおよび3−フルオロ−4−クロロフェニル基である、請求項53に記載の化合物。
【請求項55】
請求項46に記載の化合物であって、R1が、フッ素、塩素、C1〜4アルキル(例えば、tert−ブチル)、C1〜4アルコキシ(例えば、メトキシ)、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシならびに窒素の環員ならびにOおよびNから選択される第二のヘテロ原子の環員を所望により含有していてよい5〜6員環の飽和複素環式環から選択される置換基を保持するピリジンおよびチオフェン基から選択されるヘテロアリール基である、化合物。
【請求項56】
R1が5−クロロ−2−チエニルもしくは5−クロロ−2−ピリジル基である、請求項55に記載の化合物。
【請求項57】
請求項1〜56のいずれか1項に記載の化合物であって、R8が、ヒドロキシ;ハロゲン(例えば、フッ素、塩素および臭素);トリフルオロメチル;シアノ;C1〜2アルコキシもしくはヒドロキシにより所望により置換されていてよいC1〜4アルコキシ;ならびにC1〜2アルコキシもしくはヒドロキシにより所望により置換されていてよいC1〜4アルキルから選択される、化合物。
【請求項58】
R8が、不在である(q=0)か、もしくはメチル、フッ素、塩素、メトキシ、トリフルオロメチルおよびシアノから選択される、請求項1〜56のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項59】
R8が、不在である(q=0)か、またはメチル基もしくはフッ素原子である、請求項58に記載の化合物。
【請求項60】
R8が、不在である(q=0)かまたはフッ素原子である、請求項59に記載の化合物。
【請求項61】
qが0である、請求項60に記載の化合物。
【請求項62】
R4ならびにR5が、水素および一つのもしくはそれ以上のフッ素原子により所望により置換されていてよい飽和C1〜4ヒドロカルビルからそれぞれ選択される、請求項1〜61のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項63】
式(IIb):
【化5】
〔式中、
nは0もしくは1であり;
Y1およびY2の一方はCHであって、他方はCH、およびNから選択され;
Y3はCH=CH、CH=NもしくはSであり;
qは0もしくは1であり;
R2aは水素もしくはメチルであり;
R3aは水素もしくはメチルであり;
R8はフッ素もしくはメチルであり;
R18は水素もしくはメチルであり;
R19は水素もしくはメチルであり;
R24は水素であるか、またはR24、R2aならびに介在する窒素原子および炭素原子が一緒にアゼチジン、ピロリジンもしくはピペリジン環を形成し;そして
R25は、水素もしくはメチルであり(ただし、ヒドロキシもしくはアミノ基とR25が結合している酸素原子の間に少なくとも2個の炭素原子がある);
R4およびR5の一つは水素であって、他は水素、メチルもしくはトリフルオロメチルであり;
R26は、水素、塩素、フッ素、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、C1〜4アルキルもしくはC1〜3アルコキシであり;
R27は、水素、塩素、フッ素、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、C1〜4アルキル、C1〜3アルコキシ、モルホリニル、ピロリジニル、ピペリジニルもしくはピペラジニルであり;そして
R28は、R26、R27およびR28は、水素もしくはフッ素である(ただし、最大で2個が水素以外である)〕
を有する請求項1に記載の化合物またはその塩、溶媒和物、互変異性体もしくはN−オキシド。
【請求項64】
式(IIc):
【化6】
(式中、R29は、水素、塩素もしくはフッ素であって、R30は、水素もしくはフッ素である)
を有する請求項63に記載の化合物またはその塩、溶媒和物もしくは互変異性体。
【請求項65】
R29が水素であって、R30が水素である、請求項64に記載の化合物。
【請求項66】
3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロフェニル)−1−[2−フルオロ−4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−3−フルオロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(3,4−ジクロロフェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
(S)−3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
(R)−3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(3−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−1−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−2−フルオロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(5−クロロ−ピリジン−2−イル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−tert−ブチル−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−3−モルホリン−4−イル−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[6−(1H−ピラゾール−4−イル)−ピリジン−3−イル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[3−フルオロ−4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[2−メチル−4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
4−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ブタン−1−オール;
1−(4−クロロ−フェニル)−3−メチルアミノ−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
アゼチジン−3−イル−(4−クロロフェニル)−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−メタノール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−3−メチル−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ブタン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(3−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−(4−クロロ−フェニル)−3−メトキシ−3−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロピルアミン;
またはその塩、溶媒和物、互変異性体またはN−オキシドである、請求項1に記載の化合物。
【請求項67】
3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロフェニル)−1−[2−フルオロ−4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(4−クロロ−3−フルオロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
3−アミノ−1−(3,4−ジクロロフェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;
またはその塩、溶媒和物もしくは互変異性体である、請求項66に記載の化合物。
【請求項68】
(S)−3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オールまたはその塩、溶媒和物もしくは互変異性体である、請求項67に記載の化合物。
【請求項69】
(R)−3−アミノ−1−(4−クロロ−フェニル)−1−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−プロパン−1−オールまたはその塩、溶媒和物もしくは互変異性体である、請求項67に記載の化合物。
【請求項70】
請求項1〜69のいずれか1項に記載の化合物であって、部分:
【化7】
では、化合物が、星印で示される炭素原子についてSの光学異性体の立体配置を有する、化合物。
【請求項71】
塩、溶媒和物(水和物のような)、エステルもしくはN−オキシドの型にある、請求項1〜70のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項72】
タンパク質キナーゼBにより仲介される病状もしくは状態の予防または処置に使用のための、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項73】
タンパク質キナーゼBにより仲介される病状もしくは状態の予防または処置用の医薬品の製造のために、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項74】
タンパク質キナーゼBにより仲介される病状もしくは状態の予防または処置のための方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載の通りの化合物をそれを必要とする対象に投与することを含む、方法。
【請求項75】
哺乳動物で異常な細胞増殖を含むかまたはそれが原因の疾患または状態を処置するための方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物を異常な細胞増殖を阻害するのに有効な量で哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項76】
哺乳動物で異常な細胞増殖を含むかまたはそれが原因の疾患または状態を処置するための方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物をPKB活性を阻害するのに有効な量で哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項77】
タンパク質キナーゼBを阻害する方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載のキナーゼを阻害する化合物とキナーゼを接触させることを含む、方法。
【請求項78】
請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物を用いて、タンパク質キナーゼBの活性を阻害することにより細胞の過程を調整する方法。
【請求項79】
哺乳動物で免疫障害を処置するための方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物をPKB活性を阻害するのに有効な量で哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項80】
タンパク質キナーゼAにより仲介される病状もしくは状態の予防または処置に使用のための、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項81】
タンパク質キナーゼAにより仲介される病状もしくは状態の予防または処置用の医薬品の製造のための、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項82】
異常な細胞増殖が原因の病状もしくは状態の予防または処置用の医薬品の製造のための、請求項1〜71のいずれか1項に記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項83】
増殖、アポトーシスもしくは分化の障害がある疾患の予防または処置用の医薬品の製造のための、請求項1〜71のいずれか1項に記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項84】
タンパク質キナーゼAにより仲介される病状もしくは状態の予防または処置のための方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物を、それを必要とする対象に投与することを含む、方法。
【請求項85】
哺乳動物で異常な細胞増殖を含むかまたはそれが原因の疾患または状態を処置するための方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物を、PKAを阻害するのに有効な量で哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項86】
タンパク質キナーゼAを阻害する方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に定義される通りキナーゼを阻害する化合物とキナーゼを接触させることを含む、方法。
【請求項87】
請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物を用いて、タンパク質キナーゼAの活性を阻害することにより細胞の過程を調整する方法。
【請求項88】
哺乳動物で免疫障害を処置するための方法であって、請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物を、PKA活性を阻害するのに有効な量で哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項89】
がん細胞にアポトーシスを誘発する方法であって、がん細胞を請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物と接触させることを含む、方法。
【請求項90】
請求項1〜71のいずれか1項に記載の新規な化合物および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項91】
医薬品に使用するための請求項1〜71のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項92】
R18、R19、R2aおよびR3aが全て窒素である請求項1〜71のいずれか1項に記載の式(II)もしくは(IIa)の化合物の製造方法であって:
【化8】
の化合物の、ニトリル基をアミノ基に還元する能力のある還元剤(ここで、例えば、還元剤が水素化アルミニウムリチウムである)での、還元を含む、方法。
【公表番号】特表2008−546753(P2008−546753A)
【公表日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−517591(P2008−517591)
【出願日】平成18年6月21日(2006.6.21)
【国際出願番号】PCT/GB2006/002287
【国際公開番号】WO2006/136830
【国際公開日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【出願人】(506025512)アステックス・セラピューティクス・リミテッド (42)
【氏名又は名称原語表記】ASTEX THERAPEUTICS LIMITED
【出願人】(507418614)ジ・インスティテュート・オブ・キャンサー・リサーチ:ロイヤル・キャンサー・ホスピタル (4)
【氏名又は名称原語表記】The Institute of Cancer Research Royal Cancer Hospital
【出願人】(598176569)キャンサー・リサーチ・テクノロジー・リミテッド (57)
【氏名又は名称原語表記】CANCER RESEARCH TECHNOLOGY LIMITED
【出願人】(391008951)アストラゼネカ・アクチエボラーグ (625)
【氏名又は名称原語表記】ASTRAZENECA AKTIEBOLAG
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年6月21日(2006.6.21)
【国際出願番号】PCT/GB2006/002287
【国際公開番号】WO2006/136830
【国際公開日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【出願人】(506025512)アステックス・セラピューティクス・リミテッド (42)
【氏名又は名称原語表記】ASTEX THERAPEUTICS LIMITED
【出願人】(507418614)ジ・インスティテュート・オブ・キャンサー・リサーチ:ロイヤル・キャンサー・ホスピタル (4)
【氏名又は名称原語表記】The Institute of Cancer Research Royal Cancer Hospital
【出願人】(598176569)キャンサー・リサーチ・テクノロジー・リミテッド (57)
【氏名又は名称原語表記】CANCER RESEARCH TECHNOLOGY LIMITED
【出願人】(391008951)アストラゼネカ・アクチエボラーグ (625)
【氏名又は名称原語表記】ASTRAZENECA AKTIEBOLAG
【Fターム(参考)】
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