タンパク質チロシンキナーゼ阻害剤としてのアミノヘテロアリール化合物
アミノヘテロアリール化合物、ならびにそれらの合成および使用のための方法を提供する。好ましい化合物は、c−Metタンパク質キナーゼの強力な阻害剤であり、癌などの異常細胞成長障害の治療に有用である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式1の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物もしくは溶媒和物
【化1】
[式中、
Yは、NまたはCR1であり、
R1は、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R1における各水素は、R3によって置換されていてもよく、
R2は、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R2における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R3は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R3における各水素は、R8によって置換されていてもよく、隣接する原子上のR3基は、結合して、C6〜12アリール、5〜12員ヘテロアリール、C3〜12シクロアルキルまたは3〜12員ヘテロ脂環式基を形成することができ、
各R4、R5、R6およびR7は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリールであるか、あるいは、同じ窒素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合している窒素と一緒に、結合して、N、O、およびSから選択される1〜3個の追加ヘテロ原子を含んでいてもよい3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができるか、あるいは、同じ炭素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、結合して、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができ、R4、R5、R6およびR7における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R8は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−NH2、−CN、−OH、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)または−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)であり、R8における各水素は、R9によって置換されていてもよく、
各R9は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C1〜12アルコキシ、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)または−CNであり、R9における各水素は、ハロゲン、−OH、−CN、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−C1〜12アルキル、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−O−C1〜12アルキル、−CO、−SOまたは−SO2によって置換されていてもよく、
R10は、1、2または3個の任意選択の置換基、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5、−C(O)NR4R5、−(CR6R7)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−(CR6R7)n(C3〜12シクロアルキル)、−(CR6R7)n(C6〜12アリール)、−(CR6R7)n(5〜12員ヘテロアリール)、または−(CR6R7)nC(O)NR4R5を表し、R10における各水素は、R3によって置換されていてもよく、
各mは、独立して、0、1または2であり、
各nは、独立して、0、1、2、3または4であり、
各pは、独立して、1または2である]。
【請求項2】
Yが、CR1であり、R1が、水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
化合物が、式1aを有する請求項1に記載の化合物。
【化2】
【請求項4】
式2の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物もしくは溶媒和物
【化3】
[式中、
各R2は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R2における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R3は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R3における各水素は、R8によって置換されていてもよく、隣接する原子上のR3基は、結合して、C6〜12アリール、5〜12員ヘテロアリール、C3〜12シクロアルキルまたは3〜12員ヘテロ脂環式基を形成することができ、
各R4、R5、R6およびR7は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリールであるか、あるいは、同じ窒素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合している窒素と一緒に、結合して、N、O、およびSから選択される1〜3個の追加ヘテロ原子を含んでいてもよい3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができるか、あるいは、同じ炭素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、結合して、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができ、R4、R5、R6およびR7における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R8は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−NH2、−CN、−OH、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)または−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)であり、R8における各水素は、R9によって置換されていてもよく、
各R9は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C1〜12アルコキシ、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)または−CNであり、R9における各水素は、ハロゲン、−OH、−CN、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−C1〜12アルキル、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−O−C1〜12アルキル、−CO、−SOまたは−SO2によって置換されていてもよく、
R10、R11およびR12は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5、−C(O)NR4R5、−(CR6R7)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−(CR6R7)n(C3〜12シクロアルキル)、−(CR6R7)n(C6〜12アリール)、−(CR6R7)n(5〜12員ヘテロアリール)、または−(CR6R7)nC(O)NR4R5であり、R10、R11およびR12における各水素は、R3によって置換されていてもよく、
各mは、独立して、0、1または2であり、
各nは、独立して、0、1、2、3または4であり、
各pは、独立して、1または2である]。
【請求項5】
各R11およびR12が、独立して、水素または1個もしくは複数のR3基によって置換されていてもよいC1〜6アルキルである請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
R10が、−C(O)R4または−(CR6R7)nC(O)NR4R5であり、R10における各水素が、R3によって置換されていてもよい請求項4か請求項5のどちらかに記載の化合物。
【請求項7】
式3aまたは3bの化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物もしくは溶媒和物
【化4】
[式中、
R2は、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R2における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R3は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R3における各水素は、R8によって置換されていてもよく、隣接する原子上のR3基は、結合して、C6〜12アリール、5〜12員ヘテロアリール、C3〜12シクロアルキルまたは3〜12員ヘテロ脂環式基を形成することができ、
各R4、R5、R6およびR7は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリールであるか、あるいは、同じ窒素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合している窒素と一緒に、結合して、N、O、およびSから選択される1〜3個の追加ヘテロ原子を含んでいてもよい3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができるか、あるいは、同じ炭素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、結合して、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができ、R4、R5、R6およびR7における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R8は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−NH2、−CN、−OH、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)または−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)であり、R8における各水素は、R9によって置換されていてもよく、
各R9は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C1〜12アルコキシ、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)または−CNであり、R9における各水素は、ハロゲン、−OH、−CN、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−C1〜12アルキル、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−O−C1〜12アルキル、−CO、−SOまたは−SO2によって置換されていてもよく、
R10、R11およびR12は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5、−C(O)NR4R5、−(CR6R7)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−(CR6R7)n(C3〜12シクロアルキル)、−(CR6R7)n(C6〜12アリール)、−(CR6R7)n(5〜12員ヘテロアリール)、または−(CR6R7)nC(O)NR4R5であり、R10、R11およびR12における各水素は、R3によって置換されていてもよく、
各mは、独立して、0、1または2であり、
各nは、独立して、0、1、2、3または4であり、
各pは、独立して、1または2である]。
【請求項8】
R10およびR12が、水素である請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
式4の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物もしくは溶媒和物
【化5】
[式中、
Aは、結合またはC3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式もしくは5〜12員ヘテロアリール基であり、Aにおける各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R2は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R2における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R3は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R3における各水素は、R8によって置換されていてもよく、隣接する原子上のR3基は、結合して、C6〜12アリール、5〜12員ヘテロアリール、C3〜12シクロアルキルまたは3〜12員ヘテロ脂環式基を形成することができ、
各R4、R5、R6およびR7は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリールであるか、あるいは、同じ窒素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合している窒素と一緒に、結合して、N、O、およびSから選択される1〜3個の追加ヘテロ原子を含んでいてもよい3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができるか、あるいは、同じ炭素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、結合して、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができ、R4、R5、R6およびR7における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R8は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−NH2、−CN、−OH、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)または−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)であり、R8における各水素は、R9によって置換されていてもよく、
各R9は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C1〜12アルコキシ、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)または−CNであり、R9における各水素は、ハロゲン、−OH、−CN、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−C1〜12アルキル、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−O−C1〜12アルキル、−CO、−SOまたは−SO2によって置換されていてもよく、
R10およびR11は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5、−C(O)NR4R5、−(CR6R7)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−(CR6R7)n(C3〜12シクロアルキル)、−(CR6R7)n(C6〜12アリール)、−(CR6R7)n(5〜12員ヘテロアリール)、または−(CR6R7)nC(O)NR4R5であり、R10およびR11における各水素は、R3によって置換されていてもよく、
各mは、独立して、0、1または2であり、
各nは、独立して、0、1、2、3または4であり、
各pは、独立して、1または2である]。
【請求項10】
R10およびR11が、独立して、水素または1個もしくは複数のR3基によって置換されていてもよいC1〜6アルキルである請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
Aが、フェニルである請求項9か請求項10のどちらかに記載の化合物。
【請求項12】
式5の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物もしくは溶媒和物
【化6】
[式中、
各R2は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R2における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R3は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R3における各水素は、R8によって置換されていてもよく、隣接する原子上のR3基は、結合して、C6〜12アリール、5〜12員ヘテロアリール、C3〜12シクロアルキルまたは3〜12員ヘテロ脂環式基を形成することができ、
各R4、R5、R6およびR7は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリールであるか、あるいは、同じ窒素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合している窒素と一緒に、結合して、N、O、およびSから選択される1〜3個の追加ヘテロ原子を含んでいてもよい3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができるか、あるいは、同じ炭素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、結合して、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができ、R4、R5、R6およびR7における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R8は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−NH2、−CN、−OH、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)または−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)であり、R8における各水素は、R9によって置換されていてもよく、
各R9は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C1〜12アルコキシ、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)または−CNであり、R9における各水素は、ハロゲン、−OH、−CN、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−C1〜12アルキル、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−O−C1〜12アルキル、−CO、−SOまたは−SO2によって置換されていてもよく、
R10およびR11は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5、−C(O)NR4R5、−(CR6R7)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−(CR6R7)n(C3〜12シクロアルキル)、−(CR6R7)n(C6〜12アリール)、−(CR6R7)n(5〜12員ヘテロアリール)、または−(CR6R7)nC(O)NR4R5であるか、あるいは、R10およびR11は、それらが結合している窒素と一緒に、5〜12員ヘテロアリールまたは3〜12員ヘテロ脂環式基を形成し、R10およびR11における各水素は、R3によって置換されていてもよく、
各mは、独立して、0、1または2であり、
各nは、独立して、0、1、2、3または4であり、
各pは、独立して、1または2である]。
【請求項13】
R2が、水素である前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項14】
前記請求項のいずれか一項に記載の化合物および薬学的に許容できる担体を含む医薬組成物。
【請求項15】
哺乳類において異常細胞成長を治療する方法であって、治療有効量の請求項1から13のいずれかに記載の化合物、塩、水和物または溶媒和物を哺乳類に投与することを含む方法。
【請求項1】
式1の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物もしくは溶媒和物
【化1】
[式中、
Yは、NまたはCR1であり、
R1は、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R1における各水素は、R3によって置換されていてもよく、
R2は、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R2における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R3は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R3における各水素は、R8によって置換されていてもよく、隣接する原子上のR3基は、結合して、C6〜12アリール、5〜12員ヘテロアリール、C3〜12シクロアルキルまたは3〜12員ヘテロ脂環式基を形成することができ、
各R4、R5、R6およびR7は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリールであるか、あるいは、同じ窒素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合している窒素と一緒に、結合して、N、O、およびSから選択される1〜3個の追加ヘテロ原子を含んでいてもよい3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができるか、あるいは、同じ炭素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、結合して、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができ、R4、R5、R6およびR7における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R8は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−NH2、−CN、−OH、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)または−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)であり、R8における各水素は、R9によって置換されていてもよく、
各R9は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C1〜12アルコキシ、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)または−CNであり、R9における各水素は、ハロゲン、−OH、−CN、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−C1〜12アルキル、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−O−C1〜12アルキル、−CO、−SOまたは−SO2によって置換されていてもよく、
R10は、1、2または3個の任意選択の置換基、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5、−C(O)NR4R5、−(CR6R7)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−(CR6R7)n(C3〜12シクロアルキル)、−(CR6R7)n(C6〜12アリール)、−(CR6R7)n(5〜12員ヘテロアリール)、または−(CR6R7)nC(O)NR4R5を表し、R10における各水素は、R3によって置換されていてもよく、
各mは、独立して、0、1または2であり、
各nは、独立して、0、1、2、3または4であり、
各pは、独立して、1または2である]。
【請求項2】
Yが、CR1であり、R1が、水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
化合物が、式1aを有する請求項1に記載の化合物。
【化2】
【請求項4】
式2の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物もしくは溶媒和物
【化3】
[式中、
各R2は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R2における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R3は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R3における各水素は、R8によって置換されていてもよく、隣接する原子上のR3基は、結合して、C6〜12アリール、5〜12員ヘテロアリール、C3〜12シクロアルキルまたは3〜12員ヘテロ脂環式基を形成することができ、
各R4、R5、R6およびR7は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリールであるか、あるいは、同じ窒素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合している窒素と一緒に、結合して、N、O、およびSから選択される1〜3個の追加ヘテロ原子を含んでいてもよい3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができるか、あるいは、同じ炭素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、結合して、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができ、R4、R5、R6およびR7における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R8は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−NH2、−CN、−OH、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)または−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)であり、R8における各水素は、R9によって置換されていてもよく、
各R9は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C1〜12アルコキシ、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)または−CNであり、R9における各水素は、ハロゲン、−OH、−CN、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−C1〜12アルキル、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−O−C1〜12アルキル、−CO、−SOまたは−SO2によって置換されていてもよく、
R10、R11およびR12は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5、−C(O)NR4R5、−(CR6R7)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−(CR6R7)n(C3〜12シクロアルキル)、−(CR6R7)n(C6〜12アリール)、−(CR6R7)n(5〜12員ヘテロアリール)、または−(CR6R7)nC(O)NR4R5であり、R10、R11およびR12における各水素は、R3によって置換されていてもよく、
各mは、独立して、0、1または2であり、
各nは、独立して、0、1、2、3または4であり、
各pは、独立して、1または2である]。
【請求項5】
各R11およびR12が、独立して、水素または1個もしくは複数のR3基によって置換されていてもよいC1〜6アルキルである請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
R10が、−C(O)R4または−(CR6R7)nC(O)NR4R5であり、R10における各水素が、R3によって置換されていてもよい請求項4か請求項5のどちらかに記載の化合物。
【請求項7】
式3aまたは3bの化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物もしくは溶媒和物
【化4】
[式中、
R2は、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R2における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R3は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R3における各水素は、R8によって置換されていてもよく、隣接する原子上のR3基は、結合して、C6〜12アリール、5〜12員ヘテロアリール、C3〜12シクロアルキルまたは3〜12員ヘテロ脂環式基を形成することができ、
各R4、R5、R6およびR7は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリールであるか、あるいは、同じ窒素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合している窒素と一緒に、結合して、N、O、およびSから選択される1〜3個の追加ヘテロ原子を含んでいてもよい3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができるか、あるいは、同じ炭素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、結合して、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができ、R4、R5、R6およびR7における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R8は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−NH2、−CN、−OH、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)または−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)であり、R8における各水素は、R9によって置換されていてもよく、
各R9は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C1〜12アルコキシ、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)または−CNであり、R9における各水素は、ハロゲン、−OH、−CN、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−C1〜12アルキル、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−O−C1〜12アルキル、−CO、−SOまたは−SO2によって置換されていてもよく、
R10、R11およびR12は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5、−C(O)NR4R5、−(CR6R7)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−(CR6R7)n(C3〜12シクロアルキル)、−(CR6R7)n(C6〜12アリール)、−(CR6R7)n(5〜12員ヘテロアリール)、または−(CR6R7)nC(O)NR4R5であり、R10、R11およびR12における各水素は、R3によって置換されていてもよく、
各mは、独立して、0、1または2であり、
各nは、独立して、0、1、2、3または4であり、
各pは、独立して、1または2である]。
【請求項8】
R10およびR12が、水素である請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
式4の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物もしくは溶媒和物
【化5】
[式中、
Aは、結合またはC3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式もしくは5〜12員ヘテロアリール基であり、Aにおける各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R2は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R2における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R3は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R3における各水素は、R8によって置換されていてもよく、隣接する原子上のR3基は、結合して、C6〜12アリール、5〜12員ヘテロアリール、C3〜12シクロアルキルまたは3〜12員ヘテロ脂環式基を形成することができ、
各R4、R5、R6およびR7は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリールであるか、あるいは、同じ窒素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合している窒素と一緒に、結合して、N、O、およびSから選択される1〜3個の追加ヘテロ原子を含んでいてもよい3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができるか、あるいは、同じ炭素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、結合して、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができ、R4、R5、R6およびR7における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R8は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−NH2、−CN、−OH、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)または−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)であり、R8における各水素は、R9によって置換されていてもよく、
各R9は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C1〜12アルコキシ、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)または−CNであり、R9における各水素は、ハロゲン、−OH、−CN、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−C1〜12アルキル、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−O−C1〜12アルキル、−CO、−SOまたは−SO2によって置換されていてもよく、
R10およびR11は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5、−C(O)NR4R5、−(CR6R7)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−(CR6R7)n(C3〜12シクロアルキル)、−(CR6R7)n(C6〜12アリール)、−(CR6R7)n(5〜12員ヘテロアリール)、または−(CR6R7)nC(O)NR4R5であり、R10およびR11における各水素は、R3によって置換されていてもよく、
各mは、独立して、0、1または2であり、
各nは、独立して、0、1、2、3または4であり、
各pは、独立して、1または2である]。
【請求項10】
R10およびR11が、独立して、水素または1個もしくは複数のR3基によって置換されていてもよいC1〜6アルキルである請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
Aが、フェニルである請求項9か請求項10のどちらかに記載の化合物。
【請求項12】
式5の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物もしくは溶媒和物
【化6】
[式中、
各R2は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R2における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R3は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5または−C(O)NR4R5であり、R3における各水素は、R8によって置換されていてもよく、隣接する原子上のR3基は、結合して、C6〜12アリール、5〜12員ヘテロアリール、C3〜12シクロアルキルまたは3〜12員ヘテロ脂環式基を形成することができ、
各R4、R5、R6およびR7は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリールであるか、あるいは、同じ窒素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、それらが結合している窒素と一緒に、結合して、N、O、およびSから選択される1〜3個の追加ヘテロ原子を含んでいてもよい3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができるか、あるいは、同じ炭素原子に結合しているR4、R5、R6およびR7のうちの任意の2つは、結合して、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式または5〜12員ヘテロアリール基を形成することができ、R4、R5、R6およびR7における各水素は、R8によって置換されていてもよく、
各R8は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−NH2、−CN、−OH、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)または−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)であり、R8における各水素は、R9によって置換されていてもよく、
各R9は、独立して、ハロゲン、C1〜12アルキル、C1〜12アルコキシ、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−O−C1〜12アルキル、−O−(CH2)nC3〜12シクロアルキル、−O−(CH2)nC6〜12アリール、−O−(CH2)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−O−(CH2)n(5〜12員ヘテロアリール)または−CNであり、R9における各水素は、ハロゲン、−OH、−CN、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−C1〜12アルキル、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい−O−C1〜12アルキル、−CO、−SOまたは−SO2によって置換されていてもよく、
R10およびR11は、独立して、水素、ハロゲン、C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C6〜12アリール、3〜12員ヘテロ脂環式、5〜12員ヘテロアリール、−S(O)mR4、−SO2NR4R5、−S(O)2OR4、−NO2、−NR4R5、−(CR6R7)nOR4、−CN、−C(O)R4、−OC(O)R4、−O(CR6R7)nR4、−NR4C(O)R5、−(CR6R7)nC(O)OR4、−(CR6R7)nOR4、−(CR6R7)nC(O)NR4R5、−(CR6R7)nNCR4R5、−C(=NR6)NR4R5、−NR4C(O)NR5R6、−NR4S(O)pR5、−C(O)NR4R5、−(CR6R7)n(3〜12員ヘテロ脂環式)、−(CR6R7)n(C3〜12シクロアルキル)、−(CR6R7)n(C6〜12アリール)、−(CR6R7)n(5〜12員ヘテロアリール)、または−(CR6R7)nC(O)NR4R5であるか、あるいは、R10およびR11は、それらが結合している窒素と一緒に、5〜12員ヘテロアリールまたは3〜12員ヘテロ脂環式基を形成し、R10およびR11における各水素は、R3によって置換されていてもよく、
各mは、独立して、0、1または2であり、
各nは、独立して、0、1、2、3または4であり、
各pは、独立して、1または2である]。
【請求項13】
R2が、水素である前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項14】
前記請求項のいずれか一項に記載の化合物および薬学的に許容できる担体を含む医薬組成物。
【請求項15】
哺乳類において異常細胞成長を治療する方法であって、治療有効量の請求項1から13のいずれかに記載の化合物、塩、水和物または溶媒和物を哺乳類に投与することを含む方法。
【公表番号】特表2008−510792(P2008−510792A)
【公表日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−529039(P2007−529039)
【出願日】平成17年8月15日(2005.8.15)
【国際出願番号】PCT/IB2005/002915
【国際公開番号】WO2006/021886
【国際公開日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【出願人】(593141953)ファイザー・インク (302)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年8月15日(2005.8.15)
【国際出願番号】PCT/IB2005/002915
【国際公開番号】WO2006/021886
【国際公開日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【出願人】(593141953)ファイザー・インク (302)
【Fターム(参考)】
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