説明

タービンバイパス配管

【課題】タービンバイパス配管に設けられた弁にスケール等が堆積することを防止する。
【解決手段】蒸気源からタービンへ蒸気を供給する主蒸気配管2から分岐するタービンバイパス配管1であって、タービンバイパス配管1は、主蒸気配管2との分岐部3から上方へ向かう上向管路4と、上向管路4の途中又は上向管路4の下流の管路でタービンバイパス配管を開閉する弁5と、弁5と分岐部との間に、管路内の流体に抵抗を与える抵抗体7を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発電プラントの蒸気源からタービンへ蒸気を供給する蒸気配管に適用されるタービンバイパス配管に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、火力発電プラントの起動時及び停止時において、蒸気をタービンに流さずバイパスさせる配管としてタービンバイパス配管がある。タービンバイパス配管は、ボイラ等の蒸気発生源からの蒸気をタービンに導入する主蒸気配管の途中から分岐した配管であり、余剰蒸気をタービンに導かず、例えばタービンの復水器にバイパスしている。
また、タービンバイパス弁は、タービンバイパス配管に流れる余剰蒸気の流量を制御する弁であり、ボイラ等の蒸気発生源の出力の伴い徐々に閉じられる。
【0003】
特許文献1には、沸騰水型原子発電プラントにおいて、出力増加の際に主蒸気配管の圧力変動を抑制する目的で、バイパス配管及びバイパス弁を設けた主蒸気配管が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第4551875号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ボイラで発生して主蒸気配管内を流れる蒸気中には、配管内面で成長・剥離した水蒸気酸化スケール(以下、スケールと呼ぶ)が含まれている。一方、タービンバイパス配管は、発電プラントの起動時及び停止時以外は使用されないため、発電プラントの通常運転時においては、配管内には流れがなく淀んだ状態となっている。
この際、主蒸気配管からタービンバイパス配管にスケールやゴミが流入することがある。このスケールやゴミが、タービンバイパス弁に堆積すると、タービンバイパス弁の動作不良を引き起こすなど悪影響を及ぼすという問題がある。
【0006】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、タービンバイパス配管に設けられたタービンバイパス弁にスケール等が堆積することを防止するタービンバイパス配管を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明のタービンバイパス配管は、蒸気源からタービンへ蒸気を供給する主蒸気配管から分岐するタービンバイパス配管であって、該タービンバイパス配管は、前記主蒸気配管との分岐部から上方へ向かう上向管路と、該上向管路の途中又は該上向管路の下流の管路で前記タービンバイパス配管を開閉する弁と、該弁と前記分岐部との間に、管路内の流体に抵抗を与える抵抗体を備えることを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、抵抗体により管路内の流れが抑えられることにより、分岐部からタービンバイパス配管に流入したスケール等がタービンバイパス弁に及ぶことを防止することができる。
【0009】
また、前記抵抗体は、前記管路の曲がりであることが好ましい。
上記構成によれば、曲がりにスケール等が堆積し、タービンバイパス弁まで届かなくなるため、タービンバイパス弁にスケール等が堆積することがなくなる。
【0010】
また、前記抵抗体は、前記管路に設けられた狭隘部であることが好ましい。
上記構成によれば、スケール等が狭隘部を通過しにくくなるため、スケール等がタービンバイパス弁に及ぶことを防止することができる。
【0011】
また、前記弁は前記分岐部から所定距離離れた位置にあることが好ましい。
上記構成によれば、スケール等がタービンバイパス弁に届きにくくなり、タービンバイパス弁にスケールが堆積するのを防止することができる。
【0012】
また、前記弁は、入口側流路と、前記入口側流路と交差する方向に向かう出口側流路と、前記入口側流路と前記出口側流路の交差部に、前記出口側流路を下流側とは反対側に延長する延長部と、該出口側流路中に移動自在に設けられて、前記入口側流路と交差する閉位置、及び前記延長部内の開位置の間で移動自在な弁体とを有し、該弁体には、弁体の一側と他側を連通させる均圧管路が設けられ、該均圧管路に抵抗要素が設けられていることが好ましい。
【0013】
上記構成によれば、スケール等が蒸気と共に均圧管路に侵入した場合においても、スケール等が均圧管路を通過し、弁体の反対側まで及びにくくなる。
【0014】
また、前記弁は、入口側流路と、前記入口側流路と交差する方向に向かう出口側流路と、前記入口側流路と前記出口側流路の交差部に、前記出口側流路を下流側とは反対側に延長する延長部と、該出口側流路中に移動自在に設けられて、前記入口側流路と交差する閉位置、及び前記延長部内の開位置の間で移動自在な弁体とを有し、該弁体には、弁体の一側と他側を連通させる均圧管路が設けられ、前記弁体の外周であって、前記出口側流路とのスライド面の内側には延長部側に突出する突出部が設けられていることが好ましい。
【0015】
上記構成によれば、突出部を設けたことによって、均圧管路を介して弁本体の延長部側に侵入したスケールが弁と出口側流路との間の摺動部に入りにくくなる。
【0016】
さらに、前記弁は、入口側流路と、前記入口側流路と交差する方向に向かう出口側流路と、前記入口側流路と前記出口側流路の交差部に、前記出口側流路を下流側とは反対側に延長する延長部と、該出口側流路中に移動自在に設けられて、前記入口側流路と交差する閉位置、及び前記延長部内の開位置の間で移動自在な弁体とを有し、該弁体には、弁体の一側と他側を連通させる均圧管路が設けられ、該均圧管路に抵抗要素が設けられ、かつ、前記弁体の外周であって、前記出口側流路とのスライド面の内側には延長部側に突出する突出部が設けられていることが好ましい。
【0017】
上記構成によれば、スケール等が蒸気と共に均圧管路に侵入した場合においても、スケール等が均圧管路を通過し、弁体の反対側まで及びにくくなる。スケール等が弁体の反対側に侵入した場合においても、突出部を設けたことによって、均圧管路を介して弁本体の延長部側に侵入したスケールが弁と出口側流路との間の摺動部に入りにくくなる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、抵抗体によりタービンバイパス配管の管路内の流れが抑えられることにより、分岐部からタービンバイパス配管に流入したスケール等がタービンバイパス弁に及ぶことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の第一実施形態によるタービンバイパス配管の概略図である。
【図2】本発明の第一実施形態によるタービンバイパス弁の詳細断面図であり、タービンバイパス弁の開位置を示す図である。
【図3】図2のタービンバイパス弁の閉位置を示す図である。
【図4】本発明の第二実施形態によるタービンバイパス配管の概略図である。
【図5】本発明の第三実施形態によるタービンバイパス弁の詳細断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
(第一実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態のタービンバイパス配管1は、火力発電プラントに適用されるものであり、ボイラ等の蒸気源からタービンへ蒸気を供給する蒸気管路から分岐する配管である。
図1に示すように、タービンバイパス配管1は、主蒸気配管2から分岐されたものであり、主蒸気配管2の分岐部3より上方に向かう上向管路4と、上向管路4の下流であって上向管路4の上端に設けられ、タービンバイパス配管1を開閉するタービンバイパス弁5と、タービンバイパス弁5の下流の管路である水平管路6とを有している。
【0021】
主蒸気配管2は、ボイラからの蒸気をタービンに導く配管である。タービンバイパス配管1は、火力発電プラントの起動時及び停止時に、ボイラからの蒸気を復水器に導く配管である。タービンバイパス弁5は、開閉動作させることにより、タービンバイパス配管1を流れる蒸気の流量を調整する弁である。
また、分岐部3とタービンバイパス弁5との間には2mの間隔が設けられている。
【0022】
上向管路4の途中には、上向管路4の曲がりであるクランク部7が設けられている。クランク部7は、上方に向かう上向管路4の途中に設けられ、上向管路4の流れを水平方向に90°曲げる第一エルボ8と、第一エルボ8に接続された比較的短い水平配管9と、水平配管9の下流端に設けられ、水平配管9の流れを上向に90°曲げる第二エルボ10とから構成されている。
【0023】
次に、タービンバイパス弁5の詳細について説明する。
図2に示すように、タービンバイパス弁5は、入口側流路である上向管路4と、上向管路4と交差する方向に向かう出口側流路である水平管路6と、上向管路4と水平管路6との間の交差部11に設けられている弁機構12とから構成されている。
交差部11には、水平管路6を延長する延長部13が設けられている。延長部13は、その中心軸が水平管路6の中心軸と一致するように、かつ、その内径が水平管路6の内径と同一となるように形成されている。延長部13の端部には、壁部14が形成され閉じられている。弁機構12は、延長部13及び水平管路6に沿うようにして設置されている。
【0024】
弁機構12は、弁体15と、弁棒16とからなり、弁体15を水平管路6及び延長部13の中心軸に沿う方向に移動させることによって、開位置(図2)と閉位置(図3)をとることができるように構成されている。
【0025】
弁体15は、水平管路6及び延長部13の内径よりやや小さい外径を有する円柱形状の本体部17と、本体部17の外周面が所定の厚さを持って下流側に延在する円筒形状のスカート部18を有する。本体部17とスカート部18の軸方向(水平管路6に沿う方向)の合計長さは、上向管路4の内径よりも長くなるように設定されている。
【0026】
また、弁体15には突出部24が設けられている。突出部24は、本体部17の外周面が所定の厚さを持って下流側とは反対方向に突出する円環状の部位である。
【0027】
弁体15の本体部17には、中心軸方向に貫通し、弁体15の上流側と下流側の流路を連通させる2つの均圧管路19が設けられている。均圧管路19は、弁体15の中心軸を中心に同心円上に設けられている。各々の均圧管路19の内部には、均圧管路19の軸方向に直交するように、スケールに対する抵抗要素であるフィルター23が配置されている。フィルター23は、ナイロン繊維等からなる不織布によって形成されている。
【0028】
弁棒16は、弁体15の本体部17のスカート部18とは反対側の面に接続されており、壁部14に形成された弁棒孔20から外部に延在しており、油圧ピストン等のアクチュエータ(不図示)と接続されている。弁棒16と弁棒孔20との間には、Oリング等のシール部材が介在していることが好ましい。
【0029】
上向管路4と水平管路6との交差部11において、水平管路6に設けられた接続孔21には、網22が設けられている。網22は、蒸気が円滑に流れるように、十分な目合い(隣接する糸条間の距離)を有している。
【0030】
次に、本実施形態のタービンバイパス配管1の作用について説明する。
火力発電プラントの起動時の出力が上昇途中にある段階、及び火力発電プラントの停止時の出力が低下途中にある段階において、タービンバイパス弁5は図2に示すように開位置に配置される。蒸気は、主蒸気配管2から分岐されたタービンバイパス配管1に導かれる。これにより、蒸気は、タービンの復水器にバイパスされる。
【0031】
一方、火力発電プラントの起動後、通常運転中においては、タービンバイパス弁5は、図3に示すように閉位置に配置される。蒸気は、主蒸気配管2に導かれ、タービンバイパス配管1には蒸気流れがなくなる。
また、タービンバイパス弁5を閉位置から開位置へ移動させる場合(又はその逆方向に移動させる場合)、均圧管路19内を蒸気が通過することによって、移動が円滑に行われる。
【0032】
上記実施形態によれば、スケール又はゴミが分岐部3からタービンバイパス配管1に流入した場合においても、クランク部7によって管路内の流れが抑えられ、また、クランク部7にスケール又はゴミが堆積し、タービンバイパス弁5まで届きにくくなるため、タービンバイパス弁5にスケール又はゴミが堆積することを防止することができる。
【0033】
また、タービンバイパス弁5が開位置にあるとき(タービンバイパス配管1内を蒸気が流入しているとき)において、スケール又はゴミがクランク部7を通過し、水平管路6まで到達することがある。この際、タービンバイパス弁5を閉位置に移動させると、スケール又はゴミが蒸気と共に均圧管路19に侵入する。
上記実施形態によれば、このような場合においても、均圧管路19にフィルター23が設けられていることにより、スケールが弁体15の反対側まで及ぶことがない。
【0034】
また、タービンバイパス弁5を閉位置に移動させるとき等に、均圧管路19をスケールが通過し、弁体15の反対側まで侵入した場合においても、弁体15の本体部17に突出部24が設けられていることにより、スケールが弁体15と水平管路6又は延長部13との間の摺動部に入りにくくなる。
【0035】
また、分岐部3とタービンバイパス弁5との間の間隔が2mとされていることにより、スケールが、タービンバイパス弁5に届きにくくなり、タービンバイパス弁5にスケールが堆積するのを防止することができる。
【0036】
次に、他の実施形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第一実施形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第一実施形態と異なる構成について説明する。
【0037】
(第二実施形態)
図4に示すように、第二実施形態におけるタービンバイパス配管1Bは、第一実施形態のクランク部7(図1参照)の代わりにオリフィス25が設けられている。オリフィス25は、上向管路4の途中において、管路の内径に絞りを形成し、狭隘部としたものである。
【0038】
上記実施形態によれば、オリフィス25によってタービンバイパス配管1内の流れが抑えられ、また、スケールがオリフィス25が設けられた箇所を通過しにくくなるため、スケールの巻き上がりを防止することができる。
なお、本実施形態においては、オリフィス25の代わりに金網や、バタフライ弁を設けることによって、蒸気の流れの抵抗体とする構成としてもよい。
【0039】
(第三実施形態)
図5に示すように、第三実施形態によるタービンバイパス配管の均圧管路19Cは、第一実施形態のように均圧管路19よりも内径が小さく形成されている。一方、均圧管路19Cには、フィルター23は設けられていない。
第三実施形態の均圧管路19Cの内径は、内径Dと均圧管路19Cの長さLの比(D/L)が1/10以下となるように形成されている。
【0040】
上記実施形態によれば、均圧管路19Cの内径を小さくすることにより、均圧管路19Cを通過するスケールやゴミの量を少なくすることができる。また、内径を小さくすることにより、均圧管路19C内の流動抵抗を増加させ、均圧管路19C内部の流速を低下させ、スケール等の流動を抑えることができる。
【0041】
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、均圧管路19は2つに限ることなく、弁体15を移動させる際の抵抗を勘案して適宜その数を変更することができる。
【0042】
また、上記実施形態は、タービンバイパス配管を火力発電プラントに適用した例について説明したが、本発明のタービンバイパス配管は火力発電プラントに限らず、原子力発電プラントなど蒸気源によって発生した蒸気によりタービンを回して発電する各種発電プラントに適用可能である。
【0043】
また、上記実施形態においてタービンバイパス弁5は、上向管路4の上端に設けられているが、これに限ることはなく、クランク部7等の抵抗体の下流であれば、上向管路4の途中、又は水平管路6の途中に設ける構成としてもよい。
【符号の説明】
【0044】
1…タービンバイパス配管、2…主蒸気配管、3…分岐部、4…上向管路、5…タービンバイパス弁(弁)、7…クランク部(抵抗体、曲がり)、15…弁体、19…均圧管路、23…フィルター(抵抗要素)、24…突出部、25…オリフィス(狭隘部)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
蒸気源からタービンへ蒸気を供給する主蒸気配管から分岐するタービンバイパス配管であって、
該タービンバイパス配管は、前記主蒸気配管との分岐部から上方へ向かう上向管路と、
該上向管路の途中又は該上向管路の下流の管路で前記タービンバイパス配管を開閉する弁と、
該弁と前記分岐部との間に、管路内の流体に抵抗を与える抵抗体を備えることを特徴とするタービンバイパス配管。
【請求項2】
前記抵抗体は、前記管路の曲がりであることを特徴とする請求項1に記載のタービンバイパス配管。
【請求項3】
前記抵抗体は、前記管路に設けられた狭隘部であることを特徴とする請求項1に記載のタービンバイパス配管。
【請求項4】
前記弁は前記分岐部から所定距離離れた位置にあることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のタービンバイパス配管。
【請求項5】
前記弁は、
入口側流路と、
前記入口側流路と交差する方向に向かう出口側流路と、
前記入口側流路と前記出口側流路の交差部に、前記出口側流路を下流側とは反対側に延長する延長部と、
該出口側流路中に移動自在に設けられて、前記入口側流路と交差する閉位置、及び前記延長部内の開位置の間で移動自在な弁体とを有し、
該弁体には、弁体の一側と他側を連通させる均圧管路が設けられ、該均圧管路に抵抗要素が設けられたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のタービンバイパス配管。
【請求項6】
前記弁は、
入口側流路と、
前記入口側流路と交差する方向に向かう出口側流路と、
前記入口側流路と前記出口側流路の交差部に、前記出口側流路を下流側とは反対側に延長する延長部と、
該出口側流路中に移動自在に設けられて、前記入口側流路と交差する閉位置、及び前記延長部内の開位置の間で移動自在な弁体とを有し、
該弁体には、弁体の一側と他側を連通させる均圧管路が設けられ、前記弁体の外周であって、前記出口側流路とのスライド面の内側には延長部側に突出する突出部が設けられたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のタービンバイパス配管。
【請求項7】
前記弁は、
入口側流路と、
前記入口側流路と交差する方向に向かう出口側流路と、
前記入口側流路と前記出口側流路の交差部に、前記出口側流路を下流側とは反対側に延長する延長部と、
該出口側流路中に移動自在に設けられて、前記入口側流路と交差する閉位置、及び前記延長部内の開位置の間で移動自在な弁体とを有し、
該弁体には、弁体の一側と他側を連通させる均圧管路が設けられ、該均圧管路に抵抗要素が設けられ、かつ、前記弁体の外周であって、前記出口側流路とのスライド面の内側には延長部側に突出する突出部が設けられたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のタービンバイパス配管。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−202311(P2012−202311A)
【公開日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−68199(P2011−68199)
【出願日】平成23年3月25日(2011.3.25)
【出願人】(000006208)三菱重工業株式会社 (10,378)
【Fターム(参考)】