説明

ダイエット・アラーム・タイマー

【課題】 肥満の原因である早食いを矯正すること。
【解決手段】 警告の種類が設定でき、自動で警告を繰り返すことができ、繰り返される警告の間隔の時間設定もでき、食事の開始から終了までの時間も設定できることを特徴とするダイエット・アラーム・タイマー。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アラームないしバイブレーション等の警告を発して、食事のスピードをコントロールすることができるダイエット・アラーム・タイマーに係る物である。
【背景技術】
【0002】
従来、食事のスピードを遅らせるのに医療関係者などから「噛む回数を増やしなさい。一口食べたら箸を置け」という指導がなされていたが、実際この指導を行うと、とても面倒で、ストレスになってしまう。また、人は、一日2回から3回食事をとるが毎回この指導を行うのは無理。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
人が食事を摂取し始めてから満腹感を感じるのに15分ないし30分かかる。肥満者は基本的に早食いの傾向があり満腹感を感じる前に大量の食事を取ってしまう。そこで何とか食事を楽しみながら、食事のスピードを遅らせたい。
本発明は以上の問題点を解決するためのものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
警告の種類が設定でき、警告を鳴らす時間も設定でき、自動で警告を繰り返すことができ、繰り返される警告の間隔の時間設定もでき、食事の開始から終了までの時間も設定できることを特徴とするダイエット・アラーム・タイマーである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によると、設定された時間内で、一定時間ごと繰り返しアラームないしはバイブレーションが発せられ、それを感知した使用者が「ゆっくり、よくかんで、味わって、食べる」という意識を食事中に持続させることが可能である。食事中にテレビを見ていたり考え事をしているようなときでも一定の時間がくればアラームやバイブレーションなどの警告がくるので、自分が早食いになっていないかを確認することができる。コンパクトで携帯にも便利なので外食にも使える。警告をバイブレーションのほうに設定しておけば周りにきずかれることもない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本発明が出来上がった状態をしるしている。時間を表す液晶画面と五つのボタンからなる。大きさはスーツやワイシャツのポケットに入るぐらいの大きさである。スイッチ▲1▼で警告の種類(アラーム、バイブレーション等)を選択することができる。スイッチ▲2▼で警告する時間の長さを設定できる。スイッチ▲3▼で何分おきに警告を鳴らすかを設定する。スイッチ▲4▼何分で電源を落とすか設定する。スイッチ▲5▼でスタート、ストップをすることができる。スイッチ▲1▼とスイッチ▲2▼を同時に押すとリセットがかかる。
【実施例】
【0008】
本発明を使用するときは、スイッチの順番に従って設定していく。例えばスイッチ▲1▼でバイブレーションを選択し、スイッチ▲2▼で2秒と設定し、スイッチ▲3▼で1分30秒と設定し、スイッチ▲4▼で20分と設定し、スイッチ▲5▼でスタートする。そうすると開始してから20分間の間に1分30秒ごとに2秒間のバイブレーションの警告を発する。この警告を感知した使用者は早食いに戻っていないか確認する。この間はスイッチ▲5▼を押してストップをかけない限り止らない。20分後に自動的に電源が切れる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の正面図
【図2】本発明の裏面図
【符号の説明】
【0010】
1 スイッチ▲1▼
2 スイッチ▲2▼
3 スイッチ▲3▼
4 スイッチ▲4▼
5 スイッチ▲5▼
6 液晶画面
7 スピーカーの穴
8 電池入れのふた

【特許請求の範囲】
【請求項1】
警告の種類が設定でき、警告を鳴らす時間も設定でき、自動で警告を繰り返すことができ、繰り返される警告の間隔の時間設定もでき、食事の開始から終了までの時間も設定できることを特徴とするダイエット・アラーム・タイマー。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−69134(P2009−69134A)
【公開日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−267189(P2007−267189)
【出願日】平成19年9月12日(2007.9.12)
【出願人】(507339423)
【Fターム(参考)】