説明

ダサチニブ多形体およびその調製プロセス

【課題】ダサチニブ、N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)−2−[[6−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペリジニル]−2−メチル−4−ピペリミジニル]アミノ]−5−チアゾールカルボキシアミドの多形体、前記多形体の調製プロセス、およびその医薬組成物の提供。
【解決手段】特定のPXRDパターン、粉末XRDパターン、固体13CNMRスペクトル等により特徴づけられるダサチニブのIPA溶媒和物、IPA−DMS0溶媒和物、無水物、等。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
6.0、11.9、12.0、14.9、17.9、18.3、18.8、21.4、22.9、24.2および24.7±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図18に示されている粉末XRDパターン、約139.2および127.6±0.2ppmでシグナルを有する固体13CNMRスペクトル;最低の化学シフトを示すシグナルと100〜180ppmの化学シフト範囲内の別のシグナルとの間の約14.2および2.6±0.1ppmの化学シフト差を有する固体13CNMRスペクトル;および
セル寸法:
セル長a 14.9942(5)Å
セル長b 8.45434(22)Å
セル長c 22.6228(16)Å
セル角度アルファ 90.0°
セル角度ベータ 95.890(4)°
セル角度ガンマ 90.0°
セル体積 2852.67(21)Å3
対称セル設定 単斜
対称空間群名 P21/c;
図96に示されているPXRDパターンおよび計算上のPXRDパターン、
にほぼ等しいシンクロトロン粉末回折データを用いた結晶構造決定により決定されるパラメータを伴う単位セル、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのIPA溶媒和物。
【請求項2】
6.0、11.9、12.0、14.9、17.9、18.3、18.8、21.4、22.9、24.2および24.7±0.2°2−θからなるリストから選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターンを特徴とする、請求項1に記載のダサチニブのIPA溶媒和物。
【請求項3】
図18に示されている粉末XRDパターンを特徴とする請求項1〜2のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA溶媒和物。
【請求項4】
139.2および127.6±0.2ppmでシグナルを有する固体13CNMRスペクトルを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA溶媒和物。
【請求項5】
最低の化学シフトを示すシグナルと100〜180ppmの化学シフト範囲内の別のシグナルの間に約14.2および2.6±0.1ppmの化学シフト差を有する固体13CNMRスペクトルを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA溶媒和物。
【請求項6】
6.0、11.9、12.0、14.9、17.9、18.3、18.8、21.4、22.9、24.2および24.7±0.2°2−θからなるリストから選択される任意の5つのピークを有するPXRDパターンを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA溶媒和物。
【請求項7】
約6.0および17.9±0.2°2−θにあるピークと、11.9、14.9、21.4、24.2および24.7±0.2°2−θからなる群から選択される位置にある任意の3つのピークを有するPXRDパターンを特徴とし、ピーク位置がシリコン内部標準を用いて較正されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA溶媒和物。
【請求項8】
約6.0、11.9、12.0、14.9、17.9および18.3±0.2°2−θでピークを有する粉末XRDパターン;約11.9、12.0、21.4、22.9および24.7±0.2°2−θでピークを有する粉末XRDパターンからなる群から選択されるデータをさらに特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA溶媒和物。
【請求項9】
GCにより測定して約9%〜約13%のIPA含有量をさらに特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA溶媒和物。
【請求項10】
約6.9、12.4、13.2、13.8、16.8、17.2、21.1、24.4、24.9および27.8±0.2°2−θでピークを有するPXRDパターンを特徴とするN−6、および約4.6、9.2、11.2、13.8、15.2、17.9、19.5、23.1、23.6、25.9および28.0±0.2°2−θでピークを有するPXRDパターンを特徴とするH1−7または任意のその他の形態といった結晶性ダサチニブ形態を約15重量%未満で有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の結晶性ダサチニブのIPA溶媒和物。
【請求項11】
6.0、11.9、12.0、14.9、17.9、18.3、18.8、21.4、22.9、24.2および24.7±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図18に示されている粉末XRDパターン、約139.2および127.6±0.2ppmでシグナルを有する固体13CNMRスペクトル;最低の化学シフトを示すシグナルと100〜180ppmの化学シフト範囲内の別のシグナルとの間の約14.2および2.6±0.1ppmの化学シフト差を有する固体13CNMRスペクトル;および
セル寸法:
セル長a 14.9942(5)Å
セル長b 8.45434(22)Å
セル長c 22.6228(16)Å
セル角度アルファ 90.0°
セル角度ベータ 95.890(4)°
セル角度ガンマ 90.0°
セル体積 2852.67(21)Å3
対称セル設定 単斜
対称空間群名 P21/c;
図96に示されているPXRDパターンおよび計算上のPXRDパターン、
にほぼ等しいシンクロトロン粉末回折データを用いた結晶構造決定により決定されるパラメータを伴う単位セル、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのIPA溶媒和物の調製方法。
【請求項12】
結晶化が、IPAと水の混合物中のダサチニブ溶液を提供するステップ、および前記結晶性形態を沈殿させて懸濁液を得るステップを含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
溶液が、ダサチニブ、IPAおよび水を組合せることおよびこの組合せを加熱することによって提供される、請求項11〜12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
加熱がおよそ還流温度までである、請求項11〜13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
沈殿が、溶液を冷却することによって得られる、請求項11〜14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項16】
冷却が、約20℃〜約0℃の温度までである、請求項11〜15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項17】
結晶性形態を回収するステップをさらに含む、請求項11〜16のいずれか一項に記載のプロセス。
【請求項18】
6.0、12.0、15.0、18.0、18.3、18.9、21.2、21.5、22.9、24.1および24.6±0.1°2−θからなるリストから選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図11に示されている粉末XRDパターンからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物。
【請求項19】
6.0、12.0、15.0、18.0、18.3、18.9、21.2、21.5、22.9、24.1および24.6±0.2°2−θからなるリストから選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターンを特徴とする、請求項18に記載のダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物。
【請求項20】
6.0、12.0、15.0、18.0、18.3、18.9、21.2、21.5、22.9、24.1および24.6±0.2°2−θからなるリストから選択される任意の5つのピークを有するPXRDパターンを特徴とする、請求項18〜19のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物。
【請求項21】
図11に示されている粉末XRDパターンを特徴とする請求項18〜20のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物。
【請求項22】
約6.0、12.0、15.0,21.2および24.6±0.2°2−θでピークを有する粉末XRDパターンをさらに特徴とする請求項18〜21のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物。
【請求項23】
GCにより測定して約6〜9重量%のIPA含有量とGCにより測定して約3〜5重量%のDMSO含有量をさらに特徴とする請求項18〜22のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物。
【請求項24】
約15重量%未満、好ましくは約10重量%未満、さらに好ましくは約5重量%未満の結晶性ダサチニブ形態N−6を有し、約6.9、12.4、13.2、13.8、16.8、17.2、21.1、24.4、24.9および27.8±0.2°2−θでピークを有する粉末XRDパターンを特徴とする、請求項18〜23のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物。
【請求項25】
6.0、12.0、15.0、18.0、18.3、18.9、21.2、21.5、22.9、24.1および24.6±0.2°2−θからなるリストから選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図11に示されている粉末XRDパターンからなる群から選択されたデータを特徴とする(ピーク位置はシリコン内部標準を用いて較正されている)ダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物の調製方法において、DMSO中で化合物1、N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、およびN−エチルジイソプロピルアミンを約76℃〜約85℃の温度で反応させてダサチニブを含む溶液を得ることおよびIPAを添加して結晶性形態を含む懸濁液を得ることにより、化合物1、
【化1】

という構造式のN−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、
【化2】

という構造式のN−エチルジイソプロピルアミン、およびDMSOとIPAの混合物を含む混合物からダサチニブを結晶化させるステップを含む方法。
【請求項26】
IPAを約80℃の温度で添加して懸濁液を得る、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
結晶性形態を回収するステップをさらに含む、請求項25〜26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項28】
6.0、11.8、18.2、20.8、23.8、24.3および25.5±0.2°2−θからなる群から選択される位置に任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図118に示されている粉末XRDパターン、約139.5および127.9±0.2ppmでシグナルを有する固体13CNMRスペクトル;および、最低の化学シフトを示すシグナルと100〜180ppmの化学シフト範囲内の別のシグナルの間の約14.4および2.8±0.1ppmという化学シフト差を有する固体13CNMRスペクトル;ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物。
【請求項29】
6.0、11.8、18.2、20.8、23.8、24.3および25.5±0.2°2−θからなる群から選択される位置に任意の3つのピークを有するPXRDパターンを特徴とする、請求項28に記載のダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物。
【請求項30】
図118に示されている粉末XRDパターンを特徴とする請求項28〜29のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物。
【請求項31】
約139.5および127.9±0.2ppmでシグナルを有する固体13CNMRスペクトルを特徴とする請求項28〜30のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物。
【請求項32】
最低の化学シフトを示すシグナルと100〜180ppmの化学シフト範囲内の別のシグナルの間の約14.4および2.8±0.1ppmの化学シフト差を有する固体13CNMRスペクトルを特徴とする請求項28〜31のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物。
【請求項33】
約6.0、20.8、23.9、24.3、および25.5±0.2°2−θでピークを有する粉末XRDパターン;約11.9、18.2、20.8、23.9および24.3±0.2°2−θでピークを有する粉末XRDパターンからなる群から選択されるデータをさらに特徴とする請求項28〜32のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物。
【請求項34】
GCにより測定して約5〜7重量%のIPA含有量とGCにより測定して約5〜7重量%のDMSO含有量をさらに特徴とする請求項28〜33のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物。
【請求項35】
約6.9、12.4、13.2、13.8、16.8、17.2、21.1、24.4、24.9および27.8±0.2°2−θでピークを有する粉末XRDパターンを特徴とするN−6、および約4.6、9.2、11.2、13.8、15.2、17.9、19.5、23.1、23.6、25.9および28.0±0.2°2−θでピークを有する粉末XRDパターンを特徴とするH1−7または任意のその他の形態といった結晶性ダサチニブ形態を約15重量%未満、好ましくは約10重量%未満、より好ましくは約5重量%未満で有する請求項28〜34のいずれか一項に記載のダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物。
【請求項36】
6.0、11.8、18.2、20.8、23.8、24.3および25.5±0.2°2−θからなる群から選択される位置に任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図18に示されている粉末XRDパターン、約139.5および127.9±0.2ppmでシグナルを有する固体13CNMRスペクトル;および最低の化学シフトを示すシグナルと100〜180ppmの化学シフト範囲内の別のシグナルの間の約14.4および2.8±0.1ppmという化学シフト差を有する固体13CNMRスペクトル;ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのIPA−DMSO溶媒和物の調製方法において、DMSO中で化合物1、N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジンおよびN−エチルジイソプロピルアミンを約65℃〜約75℃の温度で反応させてダサチニブを含む溶液を得ることおよびIPAを添加して結晶性形態を含む懸濁液を得ることにより、化合物1、N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、N−エチルジイソプロピルアミン、およびDMSOとIPAの混合物を含む混合物からダサチニブを結晶化させるステップを含む方法。
【請求項37】
IPAを約70℃〜約75℃の温度で添加して懸濁液を得る、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
結晶性形態を回収するステップをさらに含む、請求項36〜37のいずれか一項に記載のプロセス。
【請求項39】
7.2、11.9、14.4、16.5、17.3、19.1、20.8、22.4、23.8、25.3および29.1±0.2°2−θからなるリストから選択される任意の5つのピークを有するPXRDパターン、図2に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とする、ダサチニブの無水形態。
【請求項40】
7.2、11.9、14.4、16.5、17.3、19.1、20.8、22.4、23.8、25.3および29.1±0.2°2−θからなるリストから選択される任意の5つのピークを有するPXRDパターンを特徴とする、請求項39に記載のダサチニブの無水形態。
【請求項41】
図2に示されている通り粉末XRDパターンを特徴とする請求項39〜40のいずれか一項に記載のダサチニブの無水形態。
【請求項42】
約7.2および14.4±0.2°2−θにあるピークおよび11.9、16.5、17.3、19.1、22.4および25.3±0.2°2−θからなる群から選択される位置にある任意の3つのピークを有するPXRDパターンを特徴とする請求項38〜41のいずれか一項に記載のダサチニブの無水形態。
【請求項43】
約7.2、11.9、14.4、16.5および25.3±0.2°2−θでピークを有する粉末XRDパターン;約7.5、14.4、16.5、19.1および22.4±0.2°2−θでピークを有する粉末XRDパターン;約7.2、14.4、16.5、19.1および25.3±0.2°2−θでピークを有する粉末XRDパターンからなる群から選択されるデータをさらに特徴とする請求項39〜42のいずれか一項に記載のダサチニブの無水形態。
【請求項44】
KFにより測定された約0.5重量%の含水量およびGCにより測定して約0.5重量%の残留溶媒含有量からなる群から選択されるデータをさらに特徴とする請求項39〜43のいずれか一項に記載のダサチニブの無水形態。
【請求項45】
約6.9、12.4、13.2、13.8、16.8、17.2、21.1、24.4、24.9および27.8±0.2°2−θでピークを有する粉末XRDパターンを特徴とするN−6、および約4.6、9.2、11.2、13.8、15.2、17.9、19.5、23.1、23.6、25.9および28.0±0.2°2−θでピークを有する粉末XRDパターンを特徴とするH1−7または任意のその他の形態といった結晶性ダサチニブ形態を約15重量%未満、好ましくは約10重量%未満、より好ましくは約5重量%未満で有する請求項39〜44のいずれか一項に記載のダサチニブの無水形態。
【請求項46】
7.2、11.9、14.4、16.5、17.3、19.1、20.8、22.4、23.8、25.3および29.1±0.2°2−θからなるリストから選択される任意の5つのピークを有するPXRDパターン、図2に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とする、ダサチニブの無水形態の調製方法において、
構造式1の化合物、N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、N−エチルジイソプロピルアミンおよびDMSO、メタノールおよび水の混合物を含む混合物からダサチニブを結晶化させるステップを含む方法。
【請求項47】
結晶化が、DMSO中で化合物1、N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジンおよびN−エチルジイソプロピルアミンを反応させてダサチニブを含む溶液を得るステップ、前記溶液にまずエタノールをそして次に水を添加して第2の溶液を得るステップ、ならびに前記結晶性形態を沈殿させて懸濁液を得るステップを含む、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
DMSO中での化合物1、N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、およびN−エチルジイソプロピルアミンの反応が、約40℃〜約150℃の温度で行なわれる、請求項46〜47に記載の方法。
【請求項49】
メタノールおよび水を約60℃〜約65℃の温度で添加する、請求項46〜48のいずれか一項に記載の方法。
【請求項50】
溶液を冷却させることによって沈殿が行なわれる、請求項46〜49のいずれか一項に記載の方法。
【請求項51】
結晶性形態を回収するステップをさらに含む、請求項46に記載の方法。
【請求項52】
7.2、11.9、14.4、16.5、17.3、19.1、20.8、22.4、23.8、25.3および29.1±0.2°2−θからなるリストから選択される任意の5つのピークを有するPXRDパターン、図2に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブの無水形態の調製方法において、エタノールおよび水を含む混合物からダサチニブを結晶化させるステップを含む方法。
【請求項53】
結晶化が、エタノールおよび水の混合物中のダサチニブの溶液を提供するステップならびに前記結晶性形態を沈殿させて懸濁液を得るステップを含む、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
溶液が、ダサチニブおよびエタノールと水の混合物を組合せることおよびこの組合せを加熱することによって提供される、請求項52〜53のいずれか一項に記載の方法。
【請求項55】
加熱が約75℃〜約80℃の温度までである、請求項52〜54のいずれか一項に記載の方法。
【請求項56】
沈殿が、第2の溶液を約5℃〜約0℃の温度まで冷却することによって行なわれる、請求項52〜55のいずれか一項に記載の方法。
【請求項57】
7.2、11.9、14.4、16.5、17.3、19.1、20.8、22.4、23.8、25.3および29.1±0.2°2−θからなるリストから選択される任意の5つのピークを有するPXRDパターン、図2に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブの無水形態の調製方法において、メタノール中のダサチニブの乳白色溶液を提供するステップおよび前記結晶性形態を沈殿させて懸濁液を得るステップを含む方法。
【請求項58】
乳白色溶液が、ダサチニブおよびメタノールを組合せることおよびこの組合せを加熱することによって提供される、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
加熱が約65℃の温度までである、請求項57〜58のいずれか一項に記載の方法。
【請求項60】
沈殿が、乳白色の溶液を約5℃〜約0℃の温度まで冷却することによって行なわれる、請求項57〜59のいずれか一項に記載の方法。
【請求項61】
結晶性形態を回収するステップをさらに含む、請求項1〜60のいずれか一項に記載の方法。
【請求項62】
非晶質ダサチニブ。
【請求項63】
図16に示されている粉末XRDパターン、図99に示されている粉末XRDパターン、図35に示されている粉末XRDパターン、図43に示されている粉末XRDパターンからなる群から選択されるデータを特徴とする請求項62に記載の非晶質ダサチニブ。
【請求項64】
n−プロパノールジメチルスルホキシド(「DMSO」溶媒和物、DMSO溶媒和物、ヘミテトラヒドロフラン(「THF」)溶媒和物、2−メチル−テトラヒドロフラン(「2−メチルTHF」)溶媒和物、ヘミ1,4−ジオキサン溶媒和物、ピリジン溶媒和物、トルエン溶媒和物、メチルイソブチルケトン(「MIBK」)溶媒和物、モノアセトン溶媒和物、イソ−プロパノール(「IPA」)−DMSO溶媒和物、2−ブタノール−DMSO溶媒和物、IPA−DMF溶媒和物、IPA溶媒和物、n−プロパノール−DMF溶媒和物、n−プロパノール溶媒和物、2−ブタノール−DMF溶媒和物、2−ブタノール溶媒和物、n−ブタノール−DMSO溶媒和物、DMF−水溶媒和物、DMF溶媒和物、メチルイソプロピルケトン(「MIPK」)溶媒和物、ジメトキシエタン溶媒和物、セロソルブ溶媒和物、メチルアセテート溶媒和物、メタノール溶媒和物、エチルアセテート溶媒和物、2−ペンタノール溶媒和物、ジメチルカーボ−ネート溶媒和物、イソプロピルアセテート溶媒和物、エチレングリコール溶媒和物、ジクロロメタン溶媒和物、メチルホルメート溶媒和物、tert−ブタノール溶媒和物、ジメトキシエタン溶媒和物、メチルエチルケトン(「MEK」)溶媒和物、モノクロロベンゼン溶媒和物、プロピレングリコールモノエチルエーテル(「PGME」)溶媒和物、グリセロール溶媒和物、シクロペンチルメチルエーテル溶媒和物、メチルtertブチルエーテル(「MTBE」)溶媒和物、アミルアルコール溶媒和物、グリセロールホルマール溶媒和物からなる群から選択されるダサチニブの溶媒和物。
【請求項65】
6.0、11.9、12.0、14.9、17.8、18.3、18.7、21.4、22.9、24.2および24.7±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図1に示されている粉末XRDパターンおよびその組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのDMSO溶媒和物;6.1、11.8、15.1、16.6、18.2、19.3、20.8、21.6、23.0、23.8、24.3、24.8および25.5±0.2°2−θからなるリストから選択される任意の3つピークを有するPXRDパターン、図3に示されている粉末XRDパターン;約139.1および128.1±0.2ppmでシグナルを有する固体13CNMRスペクトル;125±1.0ppmで最低の化学シフトを示すシグナルと100〜180ppmの化学シフト範囲内の別のシグナルとの間で、約13.9および2.9±0.1ppmの化学シフト差を有する固体13CNMRスペクトルからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのDMSO溶媒和物;5.9、11.8、12.2、14.8、18.3、18.6、21.5、21.8、24.5、25.0および26.1±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図4に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのTHF溶媒和物;6.0、11.7、12.8,13.2、17.5、18.0、18.4、20.2、22.8、26.3および27.0±0.2°2−θからなる群の中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図5に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブの2−メチル−THF溶媒和物;6.0、12.0、14.9、17.9、18.2、18.8、20.8、21.2、22.8、24.1、24.1、24.6および25.7±0.2°2−θからなる群の中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図6に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブの1,4−ジオキサン溶媒和物;5.9、11.7、12.3、14.0、18.3、21.4、22.0、22.7、24.7および25.2±0.2°2−θからなる群の中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図7に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのピリジン溶媒和物;6.0、12.0、15.0、15.4、16.9、19.3、21.3、21.7、23.4、24.1、および24.8±0.2°2−θからなる群の中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図8に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのトルエン溶媒和物;5.8、10.2、11.4、12.5、17.3、17.8、20.0、21.9、22.6、25.8および26.2±0.2°2−θからなる群の中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図9に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのMIBK溶媒和物;5.9、11.7、12.3、14.7、17.6、18.5、21.4、22.1、22.8、24.7および25.2±0.2°2−θからなる群の中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図10に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのモノアセトン溶媒和物;6.0、12.0、14.9、17.9、18.2、18.9、21.1、22.8、24.0、24.5、25.6および26.1±0.2°2−θからなる群の中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図12に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブの2−ブタノール−DMSO溶媒和物;非晶質ダサチニブ;5.9、11.8、12.0、14.9、17.8、18.2、18.7、21.4、22.8、24.2、および24.7±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図17に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのIPA−DMF溶媒和物;5.9、11.8、12.2、14.9、17.7、18.3、18.6、21.4、21.7、24.4および24.9±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図19に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのn−プロパノール−DMF溶媒和物;5.9、11.8、12.1、14.9、17.8、18.3、18.7、21.5、21.6、22.8、24.3および24.8±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図20に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのn−プロパノール溶媒和物;5.9、11.7、12.0、14.7、17.6、18.1、18.6、21.4、22.6、24.1、24.6および25.7±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図21に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブの2−ブタノール−DMF溶媒和物;5.9、11.8、12.0、14.7、17.7、18.1、18.7、21.3、22.6、24.1および24.6±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図22に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブの2−ブタノール溶媒和物;5.9、11.9、12.0、14.8、17.8、18.2、18.7、21.3、22.7、24.1および24.6±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図23に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのn−ブタノール−DMSO溶媒和物;5.4、10.8、12.1、14.8、16.4、21.4、22.1、24.2、24.8および25.4±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図24に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのDMF−水溶媒和物;5.8、11.5、12.3、14.6、17.3、18.2、21.2、22.1、22.6、24.7および25.2±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図25に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのDMF溶媒和物;5.7、12.0、14.6、18.0、18.2、22.4および24.6±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図26に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのMIPK溶媒和物;5.7、6.0、11.4、16.8、19.7および24.1±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図27に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのジメトキシエチレン溶媒和物;5.5、11.1、11.6、15.7、16.8および23.4±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図28に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのセロソルブ溶媒和物;5.9、11.8、12.1、14.8、17.7、18.2および21.6±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図29に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのメチルアセテート溶媒和物;7.1、11.9、12.7、14.3、16.0、19.1および21.6±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図30に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのメタノール溶媒和物;6.0、8.9、11.8、12.4、16.1、22.3および25.4±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図31に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのエチルアセテート溶媒和物;5.6、11.3、17.1、17.3および21.9±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図32に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブの2−ペンタノール溶媒和物;12.1、17.3、18.3、24.5、24.7および26.5±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図33に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのジメチルカーボネート溶媒和物;5.8、10.3、12.3、17.3、21.9および24.4±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図34に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのイソプロピルアセテート溶媒和物;5.9、7.1、11.8、14.4、14.8、18.3および22.9±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図36に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのジクロロメタン溶媒和物;6.0、7.1、11.9、14.3、16.0、24.2および25.1±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図37に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのメチルホルメート溶媒和物;5.9、11.8、12.0、15.0、17.7、18.1および26.3±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図38に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのtert−ブタノール溶媒和物;6.1、12.1、15.3、21.0、23.1および24.4±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図39に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せ
からなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのジメトキシエタン溶媒和物;5.9、12.2、14.7、15.1、21.7、24.5および24.9±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図40に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのMEK溶媒和物;6.2、12.4、15.8、18.7、23.6および26.8±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図41に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのモノクロロベンゼン溶媒和物;5.7、11.5、17.0、17.4、22.0、23.1、および24.3±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図42に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのPGME溶媒和物;5.8、14.6、17.5、21.1、22.4、23.9および24.3±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図44に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのシクロペンチルメチルエーテル溶媒和物;5.8、10.0、19.2、19.6、22.4、25.7および26.1±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図45に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのMTBE溶媒和物;5.6、10.4、11.2、21.7、23.1および26.1±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図46に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのアミルアルコール溶媒和物;12.5、13.6、16.2、21.7および25.6±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図47に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのジメチルカーボネート溶媒和物;7.5、12.3、14.7および16.4±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図48に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのエチレングリコール溶媒和物;約5.1および10.2±0.2°2−θにあるピークおよび6.0、20.3、20.5、23.5および26.8±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図97に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブの無水形態;5.9、12.0、15.3、17.9、24.3および26.2±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図98に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのモノクロロベンゼン溶媒和物;12.0、16.7、19.1、21.0、21.6、23.0および24.5±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図109に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのジメチルカーボネート溶媒和物;10.1、12.1、12.7、17.5、17.9、19.9および25.9±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図110に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのメチルイソプロピルケトン(「MIPK」)溶媒和物;5.6、10.3、11.3、22.3および26.1±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図111に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのモノクロルベンゼン溶媒和物;5.9、11.8、17.8、18.6、20.5、23.8および24.3±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図125に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブのグリセロールホルマール溶媒和物;約6.4および14.0±0.2°2−θにあるピークおよび6.4、12.7、14.0、19.0、21.7および25.0±0.2°2−θからなるリストの中から選択される任意の3つのピークを有するPXRDパターン、図131に示されている粉末XRDパターン、ならびにこれらの組合せからなる群から選択されるデータを特徴とするダサチニブの結晶性形態、からなる群から選択される結晶性ダサチニブ。
【請求項66】
請求項1〜65のいずれか一項に記載のダサチニブの結晶性形態の少なくとも1つおよび少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤を含む製剤。
【請求項67】
請求項1〜66のいずれかに記載のプロセスにより調製されるダサチニブの結晶性形態の少なくとも1つおよび少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤を含む医薬組成物。
【請求項68】
請求項1〜67のいずれか一項に記載のダサチニブの結晶性形態の少なくとも1つ、および少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤を含む医薬組成物を調製するための方法。
【請求項69】
医薬組成物の製造のための、上記請求項のいずれか一項に記載のダサチニブの結晶性形態の使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【図77】
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【図78】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82】
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【図83】
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【図84】
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【図85】
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【図86】
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【図87】
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【図88】
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【図89】
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【図90】
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【図91】
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【図92】
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【図93】
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【図94】
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【図95】
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【図96】
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【図97】
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【図98】
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【図99】
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【図100】
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【図101】
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【図102】
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【図103】
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【図104】
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【図105】
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【図106】
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【図107】
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【図108】
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【図109】
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【図110】
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【図111】
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【図112】
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【図113】
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【図114】
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【図115】
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【図116】
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【図117】
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【図118】
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【図119】
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【図120】
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【図121】
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【図122】
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【図123】
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【図124】
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【図125】
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【図126】
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【図127】
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【図128】
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【図129】
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【図130】
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【図131】
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【公開番号】特開2013−47238(P2013−47238A)
【公開日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−221583(P2012−221583)
【出願日】平成24年10月3日(2012.10.3)
【分割の表示】特願2010−524603(P2010−524603)の分割
【原出願日】平成20年10月23日(2008.10.23)
【出願人】(501079705)テバ ファーマシューティカル インダストリーズ リミティド (283)
【Fターム(参考)】