チアゾール誘導体
(式中、nは0〜3の整数を表し、R1は置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換の脂環式複素環基または置換もしくは非置換の芳香族複素環基を表し、R2はハロゲン、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換の脂環式複素環基、置換もしくは非置換の芳香族複素環基、−COR8などを表し、R3およびR4は同一または異なって、水素原子、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のアラルキル、−COR12などを表す)
例えば、上記一般式(I)で表されるチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するアデノシンA2A受容体拮抗剤などを提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I)
{式中、
nは0〜3の整数を表し、
R1は置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基または
置換もしくは非置換の芳香族複素環基
を表し、
R2はハロゲン、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、
−NR5R6(式中、
R5およびR6は同一または異なって、
水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換の低級アルカノイル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表す)、
−OR7(式中、
R7は水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルカノイル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表す)または
−COR8[式中、
R8は水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、
−NR9R10(式中、
R9およびR10は同一または異なって、
水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換の低級アルカノイル、
置換もしくは非置換の低級アルコキシ、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表す)または
−OR11(式中、
R11は水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表す)を表す]を表し、
R3およびR4は同一または異なって、
水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、
−COR12[式中、
R12は水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、
−NR13R14(式中、
R13およびR14は同一または異なって、
水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換の低級アルカノイル、
置換もしくは非置換の低級アルコキシ、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表す)または
−OR15(式中、
R15は水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表す)
を表す]
を表すが、
ただし、
R1が置換もしくは非置換のフェニルであり、かつnが0であるとき、
R2は置換もしくは非置換の6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イルではない}
で表されるチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項2】
R1が置換もしくは非置換のアリールまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環基である請求の範囲1記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項3】
nが0である請求の範囲1または2記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項4】
R2が置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換の脂環式複素環基、置換もしくは非置換の芳香族複素環基、置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルまたは−COR8(式中、R8は前記と同義である)である請求の範囲1〜3のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項5】
R2が置換もしくは非置換のアリールである請求の範囲1〜3のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項6】
R2が置換もしくは非置換の脂環式複素環基または置換もしくは非置換の芳香族複素環基である請求の範囲1〜3のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項7】
R2が−COR8(式中、R8は前記と同義である)である請求の範囲1〜3のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項8】
R8が水素原子、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換の低級アルケニル、置換もしくは非置換の低級アルキニル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のアラルキル、置換もしくは非置換の脂環式複素環基、置換もしくは非置換の芳香族複素環基、置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルである請求の範囲1〜4および7のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項9】
R8が置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換の脂環式複素環基または置換もしくは非置換の芳香族複素環基である請求の範囲1〜4および7のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項10】
R8が置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換の脂環式複素環基または置換もしくは非置換の芳香族複素環基である請求の範囲1〜4および7のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項11】
R3が水素原子である請求の範囲1〜10のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項12】
R3が低級アルキルまたはアラルキルである請求の範囲1〜10のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項13】
R4が−COR12(式中、R12は前記と同義である)である請求の範囲11または12記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項14】
R4が−COR12a(式中、R12aは置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換の低級アルコキシ、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のアラルキル、置換もしくは非置換の脂環式複素環基、置換もしくは非置換の芳香族複素環基、置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルを表す)である請求の範囲11または12記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項15】
R3およびR4が同一または異なって−COR12(式中、R12は前記と同義である)である請求の範囲1〜10のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項16】
nが0であり、R1が置換もしくは非置換の少なくとも1つの酸素原子を含む5員環芳香族複素環基であり、R2が−COR8a(式中、R8aは置換もしくは非置換の脂環式複素環基を表す)である請求の範囲1記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項17】
R1が置換もしくは非置換のフリルである請求の範囲16記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項18】
R8aが置換もしくは非置換の少なくとも1つの酸素原子を含む脂環式複素環基である請求の範囲16または17記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項19】
R3が水素原子であり、R4が置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のアラルキルまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルである請求の範囲1〜10および16〜18のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項20】
R3が水素原子であり、R4が低級アルキル、アラルキルまたは芳香族複素環アルキルである請求の範囲1〜10および16〜18のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項21】
R3およびR4が同一または異なって置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のアラルキルまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルである請求の範囲1〜10および16〜18のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤
【請求項22】
請求の範囲1〜21のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するアデノシンA2A受容体が関与する疾患の治療および/または予防剤。
【請求項23】
アデノシンA2A受容体が関与する疾患がパーキンソン病である請求の範囲22記載の治療および/または予防剤。
【請求項24】
式(IA)
[式中、
R1Aは置換もしくは非置換の少なくとも1つの酸素原子を含む5員環芳香族複素環基(ただし、5−ホスホノフラン−2−イルおよび5−ニトロフラン−2−イルから選ばれる基を除く)を表し、
R12およびnはそれぞれ前記と同義であり、
R3Aは水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルまたは
−COR12A(式中、R12Aは前記R12と同義である)
を表し、
R2Aは置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基(ただし、2−フリルを除く)、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、
−NR5R6(式中、R5およびR6はそれぞれ前記と同義である)、
−OR7(式中、R7は前記と同義である)または
−COR8(式中、R8は前記と同義である)
を表す]
で表されるチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項25】
R1Aが置換もしくは非置換のフリルである請求の範囲24記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項26】
nが0である請求の範囲24または25記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項27】
R2Aが置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換の脂環式複素環基、置換もしくは非置換の芳香族複素環基、置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルまたは−COR8(式中、R8は前記と同義である)である請求の範囲24〜26のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項28】
R2Aが置換もしくは非置換のアリールである請求の範囲24〜26のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項29】
R2Aが置換もしくは非置換の脂環式複素環基または置換もしくは非置換の芳香族複素環基である請求の範囲24〜26のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項30】
R2Aが−COR8(式中、R8は前記と同義である)である請求の範囲24〜26のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項31】
R8が水素原子、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換の低級アルケニル、置換もしくは非置換の低級アルキニル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のアラルキル、置換もしくは非置換の脂環式複素環基、置換もしくは非置換の芳香族複素環基、置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルである請求の範囲30記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項32】
R8が置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換の脂環式複素環基または置換もしくは非置換の芳香族複素環基である請求の範囲30記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項33】
R8が置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換の脂環式複素環基または置換もしくは非置換の芳香族複素環基である請求の範囲30記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項34】
R3Aが水素原子である請求の範囲24〜33のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項35】
R3Aが低級アルキルまたはアラルキルである請求の範囲24〜33のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項36】
R3Aが−COR12A(式中、R12Aは前記と同義である)である請求の範囲24〜33のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項37】
R12Aが置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換の低級アルコキシ、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のアラルキル、置換もしくは非置換の脂環式複素環基、置換もしくは非置換の芳香族複素環基、置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルである請求の範囲36記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項38】
R12が置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換の低級アルコキシ、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のアラルキル、置換もしくは非置換の脂環式複素環基、置換もしくは非置換の芳香族複素環基、置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルである請求の範囲24〜37のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項39】
式(IB)
(式中、
nおよびR1Aはそれぞれ前記と同義であり、
R3Bは水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のアラルキルまたは
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表し、
R4Bは置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のアラルキルまたは
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表し、
R8Bは水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表す)
で表されるチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項40】
R1Aが置換もしくは非置換のフリルである請求の範囲39記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項41】
nが0である請求の範囲39または40記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項42】
R8Bが置換もしくは非置換の少なくとも1つの酸素原子を含む脂環式複素環基である請求の範囲39〜41のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項43】
R3Bが水素原子である請求の範囲39〜42のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項44】
R4Bが低級アルキル、アラルキルまたは芳香族複素環アラルキルである請求の範囲43記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項45】
請求の範囲24〜44のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する医薬。
【請求項46】
請求の範囲24〜44のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項47】
請求の範囲24〜44のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するアデノシンA2A受容体が関与する疾患の治療および/または予防剤。
【請求項48】
請求の範囲24〜44のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する中枢神経疾患の治療および/または予防剤。
【請求項49】
請求の範囲24〜44のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するパーキンソン病の治療および/または予防剤。
【請求項50】
一般式(I)
(式中、n、R1、R2、R3およびR4はそれぞれ前記と同義である)で表されるチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩の有効量を投与することを特徴とするアデノシンA2A受容体が関与する疾患の治療および/または予防方法。
【請求項1】
一般式(I)
{式中、
nは0〜3の整数を表し、
R1は置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基または
置換もしくは非置換の芳香族複素環基
を表し、
R2はハロゲン、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、
−NR5R6(式中、
R5およびR6は同一または異なって、
水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換の低級アルカノイル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表す)、
−OR7(式中、
R7は水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルカノイル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表す)または
−COR8[式中、
R8は水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、
−NR9R10(式中、
R9およびR10は同一または異なって、
水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換の低級アルカノイル、
置換もしくは非置換の低級アルコキシ、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表す)または
−OR11(式中、
R11は水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表す)を表す]を表し、
R3およびR4は同一または異なって、
水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、
−COR12[式中、
R12は水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、
−NR13R14(式中、
R13およびR14は同一または異なって、
水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換の低級アルカノイル、
置換もしくは非置換の低級アルコキシ、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表す)または
−OR15(式中、
R15は水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表す)
を表す]
を表すが、
ただし、
R1が置換もしくは非置換のフェニルであり、かつnが0であるとき、
R2は置換もしくは非置換の6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イルではない}
で表されるチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項2】
R1が置換もしくは非置換のアリールまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環基である請求の範囲1記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項3】
nが0である請求の範囲1または2記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項4】
R2が置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換の脂環式複素環基、置換もしくは非置換の芳香族複素環基、置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルまたは−COR8(式中、R8は前記と同義である)である請求の範囲1〜3のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項5】
R2が置換もしくは非置換のアリールである請求の範囲1〜3のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項6】
R2が置換もしくは非置換の脂環式複素環基または置換もしくは非置換の芳香族複素環基である請求の範囲1〜3のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項7】
R2が−COR8(式中、R8は前記と同義である)である請求の範囲1〜3のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項8】
R8が水素原子、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換の低級アルケニル、置換もしくは非置換の低級アルキニル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のアラルキル、置換もしくは非置換の脂環式複素環基、置換もしくは非置換の芳香族複素環基、置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルである請求の範囲1〜4および7のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項9】
R8が置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換の脂環式複素環基または置換もしくは非置換の芳香族複素環基である請求の範囲1〜4および7のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項10】
R8が置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換の脂環式複素環基または置換もしくは非置換の芳香族複素環基である請求の範囲1〜4および7のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項11】
R3が水素原子である請求の範囲1〜10のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項12】
R3が低級アルキルまたはアラルキルである請求の範囲1〜10のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項13】
R4が−COR12(式中、R12は前記と同義である)である請求の範囲11または12記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項14】
R4が−COR12a(式中、R12aは置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換の低級アルコキシ、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のアラルキル、置換もしくは非置換の脂環式複素環基、置換もしくは非置換の芳香族複素環基、置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルを表す)である請求の範囲11または12記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項15】
R3およびR4が同一または異なって−COR12(式中、R12は前記と同義である)である請求の範囲1〜10のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項16】
nが0であり、R1が置換もしくは非置換の少なくとも1つの酸素原子を含む5員環芳香族複素環基であり、R2が−COR8a(式中、R8aは置換もしくは非置換の脂環式複素環基を表す)である請求の範囲1記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項17】
R1が置換もしくは非置換のフリルである請求の範囲16記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項18】
R8aが置換もしくは非置換の少なくとも1つの酸素原子を含む脂環式複素環基である請求の範囲16または17記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項19】
R3が水素原子であり、R4が置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のアラルキルまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルである請求の範囲1〜10および16〜18のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項20】
R3が水素原子であり、R4が低級アルキル、アラルキルまたは芳香族複素環アルキルである請求の範囲1〜10および16〜18のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項21】
R3およびR4が同一または異なって置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のアラルキルまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルである請求の範囲1〜10および16〜18のいずれかに記載のアデノシンA2A受容体拮抗剤
【請求項22】
請求の範囲1〜21のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するアデノシンA2A受容体が関与する疾患の治療および/または予防剤。
【請求項23】
アデノシンA2A受容体が関与する疾患がパーキンソン病である請求の範囲22記載の治療および/または予防剤。
【請求項24】
式(IA)
[式中、
R1Aは置換もしくは非置換の少なくとも1つの酸素原子を含む5員環芳香族複素環基(ただし、5−ホスホノフラン−2−イルおよび5−ニトロフラン−2−イルから選ばれる基を除く)を表し、
R12およびnはそれぞれ前記と同義であり、
R3Aは水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルまたは
−COR12A(式中、R12Aは前記R12と同義である)
を表し、
R2Aは置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基(ただし、2−フリルを除く)、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル、
−NR5R6(式中、R5およびR6はそれぞれ前記と同義である)、
−OR7(式中、R7は前記と同義である)または
−COR8(式中、R8は前記と同義である)
を表す]
で表されるチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項25】
R1Aが置換もしくは非置換のフリルである請求の範囲24記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項26】
nが0である請求の範囲24または25記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項27】
R2Aが置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換の脂環式複素環基、置換もしくは非置換の芳香族複素環基、置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルまたは−COR8(式中、R8は前記と同義である)である請求の範囲24〜26のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項28】
R2Aが置換もしくは非置換のアリールである請求の範囲24〜26のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項29】
R2Aが置換もしくは非置換の脂環式複素環基または置換もしくは非置換の芳香族複素環基である請求の範囲24〜26のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項30】
R2Aが−COR8(式中、R8は前記と同義である)である請求の範囲24〜26のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項31】
R8が水素原子、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換の低級アルケニル、置換もしくは非置換の低級アルキニル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のアラルキル、置換もしくは非置換の脂環式複素環基、置換もしくは非置換の芳香族複素環基、置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルである請求の範囲30記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項32】
R8が置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換の脂環式複素環基または置換もしくは非置換の芳香族複素環基である請求の範囲30記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項33】
R8が置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換の脂環式複素環基または置換もしくは非置換の芳香族複素環基である請求の範囲30記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項34】
R3Aが水素原子である請求の範囲24〜33のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項35】
R3Aが低級アルキルまたはアラルキルである請求の範囲24〜33のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項36】
R3Aが−COR12A(式中、R12Aは前記と同義である)である請求の範囲24〜33のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項37】
R12Aが置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換の低級アルコキシ、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のアラルキル、置換もしくは非置換の脂環式複素環基、置換もしくは非置換の芳香族複素環基、置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルである請求の範囲36記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項38】
R12が置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換の低級アルコキシ、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のアラルキル、置換もしくは非置換の脂環式複素環基、置換もしくは非置換の芳香族複素環基、置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキルである請求の範囲24〜37のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項39】
式(IB)
(式中、
nおよびR1Aはそれぞれ前記と同義であり、
R3Bは水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のアラルキルまたは
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表し、
R4Bは置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のアラルキルまたは
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキル、
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表し、
R8Bは水素原子、
置換もしくは非置換の低級アルキル、
置換もしくは非置換の低級アルケニル、
置換もしくは非置換の低級アルキニル、
置換もしくは非置換のシクロアルキル、
置換もしくは非置換のアリール、
置換もしくは非置換のアラルキル、
置換もしくは非置換の脂環式複素環基、
置換もしくは非置換の芳香族複素環基、
置換もしくは非置換の脂環式複素環アルキルまたは
置換もしくは非置換の芳香族複素環アルキル
を表す)
で表されるチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項40】
R1Aが置換もしくは非置換のフリルである請求の範囲39記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項41】
nが0である請求の範囲39または40記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項42】
R8Bが置換もしくは非置換の少なくとも1つの酸素原子を含む脂環式複素環基である請求の範囲39〜41のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項43】
R3Bが水素原子である請求の範囲39〜42のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項44】
R4Bが低級アルキル、アラルキルまたは芳香族複素環アラルキルである請求の範囲43記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【請求項45】
請求の範囲24〜44のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する医薬。
【請求項46】
請求の範囲24〜44のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するアデノシンA2A受容体拮抗剤。
【請求項47】
請求の範囲24〜44のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するアデノシンA2A受容体が関与する疾患の治療および/または予防剤。
【請求項48】
請求の範囲24〜44のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する中枢神経疾患の治療および/または予防剤。
【請求項49】
請求の範囲24〜44のいずれかに記載のチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するパーキンソン病の治療および/または予防剤。
【請求項50】
一般式(I)
(式中、n、R1、R2、R3およびR4はそれぞれ前記と同義である)で表されるチアゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩の有効量を投与することを特徴とするアデノシンA2A受容体が関与する疾患の治療および/または予防方法。
【国際公開番号】WO2005/063743
【国際公開日】平成17年7月14日(2005.7.14)
【発行日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−516733(P2005−516733)
【国際出願番号】PCT/JP2004/019778
【国際出願日】平成16年12月24日(2004.12.24)
【出願人】(000001029)協和醗酵工業株式会社 (276)
【Fターム(参考)】
【国際公開日】平成17年7月14日(2005.7.14)
【発行日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際特許分類】
【国際出願番号】PCT/JP2004/019778
【国際出願日】平成16年12月24日(2004.12.24)
【出願人】(000001029)協和醗酵工業株式会社 (276)
【Fターム(参考)】
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