説明

チェーンコンベヤ装置

【課題】横幅が大型化することを回避しながらも、諸々の装置や部材を備えさせること及び諸々の箇所に設置することを良好に行えるチェーンコンベヤ装置を提供する。
【解決手段】左右一対の物品搬送用チェーン5を巻回させる駆動スプロケット3を両端部に備えた駆動軸21を設け、駆動軸21と平行状態に出力軸42aを備えた電動モータ42と、前記駆動軸21と前記出力軸42とを連動連結する減速機構43とを備えた駆動ユニット6を、左右一対の物品搬送用チェーン5の間に配置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、左右一対の物品搬送用チェーンが備えられているチェーンコンベヤ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
かかるチェーンコンベヤ装置は、左右一対の物品搬送用チェーンに亘って物品を載置させた状態で左右一対の物品搬送用チェーンを駆動回転させることによって、物品を載置搬送するように構成されている。
このようなチェーンコンベヤ装置において、従来では、左右一対の物品搬送用チェーンを巻回させる駆動スプロケットを備えた駆動軸を左右一対設け、駆動軸と直交する姿勢、つまり、コンベヤ搬送方向に沿う姿勢となる出力軸を備えた電動モータと、駆動軸と出力軸とを連動連結する減速機構とを備えた駆動ユニットを、左右一対の物品搬送用チェーンの外側に配置する状態で、左右一対設け、この左右一対の駆動ユニットにて左右一対の駆動スプロケットを各別に回転駆動させるようにしていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】特開平10−167446号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のチェーンコンベヤ装置においては、駆動ユニットが物品搬送用チェーンよりも外側に配置されているため、つまり、駆動ユニットが物品搬送用チェーンの横外方側に突出することになるため、チェーンコンベヤ装置の横幅が大きくなるものであり、その結果、チェーンコンベヤ装置を配置するための必要なスペースが大きくなるものであった。
このような不利を解消すべく、駆動ユニットを物品搬送用チェーンの間に配置して、チェーンコンベヤ装置の横幅を小さくすることにより、チェーンコンベヤ装置を配置するための必要なスペースを小さくすることが考えられる。具体的には、駆動軸の両端部に左右一対の駆動スプロケットを備えさせ、その駆動軸に上述の駆動ユニットを連動連結させることにより、1つの駆動ユニットにて左右一対の駆動スプロケットを回転駆動させることが考えられる。
しかしながら、駆動ユニットは電動モータの出力軸に沿う方向、つまりは、コンベヤ横幅方向に沿う駆動軸と直交する方向に沿う長さが大きくなるため、電動モータの出力軸がコンベヤ搬送方向に沿う姿勢となるように駆動ユニットを配備すると、駆動ユニットを設置するためのスペースがコンベヤ搬送方向に大きくなるので、例えば、駆動スプロケットを支持する左右一対のフレーム本体を連結フレームにて互いに連結するように構成した場合において、コンベヤ搬送方向に大きな駆動ユニットの存在により、連結フレームを左右一対のフレーム本体の連結に適する端部側箇所等、所望の箇所に位置させることができないものとなる等、チェーンコンベヤ装置に諸々の装置や部材を備えさせる上で不利を招く虞がある。
また、駆動ユニットを駆動軸周りに回転させて、電動モータの出力軸が上下方向に沿う姿勢となるように駆動ユニットを配備することも考えられるが、この場合には、駆動ユニットを設置するためのスペースが上下方向に大きくなるため、例えば、チェーンコンベヤ装置を自動搬送車に載置させる状態で設置しようとした場合において、上下方向に大きな駆動ユニットの存在によって、チェーンコンベヤ装置を上方への突出高さが低い形態で自動搬送車に設置し難い等、チェーンコンベヤ装置を諸々の箇所に設置する上で不利を招く虞がある。
【0005】
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、横幅が大型化することを回避しながらも、諸々の装置や部材を備えさせること及び諸々の箇所に設置することを良好に行えるチェーンコンベヤ装置を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために、本発明にかかるチェーンコンベヤ装置の第1特徴構成は、左右一対の物品搬送用チェーンが備えられているチェーンコンベヤ装置において、
左右一対の前記物品搬送用チェーンを巻回させる駆動スプロケットを両端部に備えた駆動軸が設けられ、前記駆動軸と平行状態に出力軸を備えた電動モータと、前記駆動軸と前記出力軸とを連動連結する減速機構とを備えた駆動ユニットが、左右一対の前記物品搬送用チェーンの間に配置されている点にある。
【0007】
すなわち、左右一対の物品搬送チェーンが、それらを駆動する駆動する駆動スプロケットを両端部に備えた駆動軸を駆動ユニットにて駆動することにより、駆動されることになる。
そして、駆動ユニットが、左右一対の物品搬送用チェーンの間に配置されるものであるから、つまり、左右一対の物品搬送用チェーンの間の空間を利用して、駆動ユニットを配置するものであるから、チェーンコンベヤ装置の横幅が大型化することを回避できるものとなる。
しかも、駆動ユニットは、駆動軸と平行状態に出力軸を備えた電動モータを装備するものであるから、つまり、出力軸をコンベヤ横幅方向に沿う姿勢とする形態で電動モータを装備するものであるから、コンベヤ横幅方向での長さは大きくなるものの、平行状態の駆動軸と出力軸とを連動連結する減速機構は、例えば平歯車式の減速機構を用いる等により、駆動軸と直交する方向での大きさを小型化することができるものであるから、結果的に、駆動ユニットの駆動軸と直交する方向での大きさの小型化を図れるものとなる。
このため、例えば、電動モータの出力軸と駆動軸とを上下方向に重複するように駆動ユニットを配置させた場合では、駆動ユニットが駆動軸からコンベヤ搬送方向に突出する量が抑えられるものであるから、駆動スプロケットを支持する左右一対のフレーム本体を連結フレームにて互いに連結する際に、連結フレームを左右一対のフレーム本体の連結に適する端部側箇所等、所望の箇所に位置させることができ易い等、チェーンコンベア装置に諸々の装置や部材を備えることを良好に行えるものとなり、また、例えば、電動モータの出力軸と駆動軸とを搬送方向に重複するように駆動ユニットを配置させた場合では、駆動ユニットが駆動軸から上下方向に突出する量が抑えられるものであるから、チェーンコンベヤ装置を自動搬送車に載置させる状態で設置する際に、チェーンコンベア装置を上方への突出高さが低い形態で自動搬送車に設置し易い等、チェーンコンベヤ装置を諸々の箇所に設置することを良好に行えるものとなる。
したがって、チェーンコンベヤ装置の横幅が大型化することを回避しながらも、諸々の装置や部材を備えさせること及び諸々の箇所に設置することを良好に行えるチェーンコンベヤ装置を提供することができるに至った。
【0008】
本発明にかかるチェーンコンベヤ装置の第2特徴構成は、第1特徴構成において、前記駆動ユニットが、前記出力軸を前記駆動軸に対してコンベヤ搬送方向に並ぶように位置させる姿勢で配備されている点にある。
【0009】
すなわち、電動モータの出力軸を駆動軸に対してコンベヤ搬送方向に並ぶように位置させる姿勢で駆動ユニットを配備するときに、電動モータの出力軸と駆動軸とをコンベヤ搬送方向に重複するように位置させることにより、駆動ユニットが駆動軸から上下方向に突出する量を抑えることができるものであるから、例えば、チェーンコンベア装置を自動搬送車に載置させる状態で設置する場合において、チェーンコンベア装置を上方への突出高さが低い形態で自動搬送車に設置し易い等、チェーンコンベア装置を諸々の箇所に設置することを良好に行なえ、もって、諸々の箇所に設置することを良好に行なえるチェーンコンベヤ装置を提供することができるに至った。
【0010】
本発明にかかるチェーンコンベヤ装置の第3特徴構成は、第1又は第2特徴構成において、前記駆動ユニットが、前記出力軸を前記駆動軸に対して上下方向に並ぶように位置させる姿勢で配備されている点にある。
【0011】
すなわち、電動モータの出力軸を駆動軸に対して上下方向に並ぶように位置させる姿勢で駆動ユニットを配備するときに、電動モータを駆動軸と上下方向に重複するように位置させることにより、駆動ユニットが駆動軸から搬送方向に突出する量を抑えることができるものであるから、例えば、駆動スプロケットを支持する左右一対のフレーム本体を連結フレームにて互いに連結するように構成した場合において、連結フレームを左右一対のフレーム本体の連結に適する端部側箇所等、所望の箇所に位置させることができる等、諸々の装置や部材を備えさせることを良好に行なえ、もって、諸々の装置や部材を備えさせることを良好に行なえるチェーンコンベヤ装置を提供することができるに至った。
【0012】
本発明にかかるチェーンコンベヤ装置の第4特徴構成は、第1〜第3特徴構成のいずれか1つにおいて、コンベヤ搬送方向の一端部に前記駆動スプロケットを支持し且つコンベヤ搬送方向の他端部に従動スプロケットを支持する中空状の左右一対のフレーム本体を備えたコンベヤフレームと、左右一対の前記フレーム本体夫々の上部に設けられて、前記駆動スプロケット及び前記従動スプロケットに巻回させた前記物品搬送用チェーンの上側搬送作用部分を案内支持する左右一対の上側ガイドレールと、左右一対の前記フレーム本体夫々の内部に設けられて、前記物品搬送用チェーンの下側戻り経路部分を案内支持する左右一対の下側ガイドレールとが備えられ、前記駆動ユニットが、前記駆動軸に対してその軸心周りで回転自在な状態で支持され、且つ、左右一対の前記フレーム本体の一方に対して前記駆動軸の軸心周りでの回転を阻止する状態に連結枠にて連結されている点にある。
【0013】
すなわち、物品搬送用チェーンの下側戻り経路部分を案内支持する下側ガイドレールがフレーム本体の内部空間を利用して配設されているため、この下側ガイドレールをフレーム本体の下方に設ける場合に比べて、フレーム本体を上下方向にコンパクトに構成することができ、また、駆動ユニットを配備するときに、駆動ユニットを駆動軸に対してその軸心周りで回転自在な状態で支持し、その駆動軸に支持された駆動ユニットを回転させて適切な姿勢で連結枠にて一方のフレーム本体に連結させることができるので、駆動ユニットを一方のフレーム本体に適切な姿勢で簡単に連結させることができ、もって、フレーム本体を上下方向にコンパクトに構成し且つ駆動ユニットを一方のフレームに適切な姿勢で簡単に連結することができるチェーンコンベヤ装置を提供することができるに至った。
【0014】
本発明にかかるチェーンコンベヤ装置の第5特徴構成は、第4特徴構成において、左右一対の前記フレーム本体が、その横側壁部にフレーム内方側に凹入する凹入溝を形成し、その凹入溝の底部に、外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した溝内用係合溝を形成して構成され、前記駆動スプロケット及び前記駆動軸を回転自在に支持する支持ユニットが、前記溝内用係合溝に係合されたタッププレートに、前記凹入溝に嵌合させた状態で螺合連結される状態で設けられている点にある。
【0015】
すなわち、支持ユニットを凹入溝に嵌合させた状態でその支持ユニットを凹入溝の底部に形成された溝内用係合溝を利用してフレーム本体に連結することができ、このように支持ユニットをフレーム本体に連結した場合では、支持ユニットと溝内用係合溝との間にがたが生じていたとしても、支持ユニットの凹入溝への嵌合により支持ユニットの溝内用係合溝と交差する方向への移動や横軸心周りの回転を抑えることができるため、複数の溝内用係合溝を利用して支持ユニットをフレーム本体に連結させて支持ユニットの溝内用係合溝と交差する方向への移動や横軸心周りの回転を抑えるものに比べて連結箇所を少なくすることができる。
また、支持ユニットタッププレートに対する螺合連結を緩めることによって支持ユニットを凹入溝や溝内用係合溝に沿って移動させることができるため、支持ユニットの位置調節が行い易いものとなる。
従って、支持ユニットの溝内用係合溝と交差する方向への移動や横軸心周りの回転を抑えることができながらも、支持ユニットをフレーム本体に連結させる作業の簡易化を図ることができるチェーンコンベヤ装置を提供することができるに至った。
【0016】
本発明にかかるチェーンコンベヤ装置の第6特徴構成は、第4又は第5特徴構成において、左右一対の前記フレーム本体が、その横側壁部又は底壁部に外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した外面用係合溝を形成して構成され、前記連結枠が、前記外面用係合溝に係合されたタッププレートに螺合連結される状態で設けられている点にある。
【0017】
すなわち、連結枠のタッププレートに対する螺合連結を緩めることによって連結枠を外面用係合溝に沿って移動させることができるため、連結枠もっては駆動ユニットの姿勢や位置の調節が行い易いものとなり、もって、駆動ユニットの姿勢や位置の調節が行い易いチェーンコンベヤ装置を提供することができるに至った。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、左右一対の物品搬送用チェーン5が備えられているチェーンコンベヤ装置9は、左右一対の物品搬送用チェーン5の搬送作用により物品を載置搬送するように構成されており、床面に設置される支持台10にて設定高さで支持されている。
【0019】
そして、チェーンコンベヤ装置9は、コンベヤ搬送方向の一端部である搬送下手側端部に前記駆動スプロケット3を支持し且つコンベヤ搬送方向の他端部である搬送上手側端部に従動スプロケット4を支持する中空状の左右一対のフレーム本体2を備えたコンベヤフレーム1、駆動スプロケット3と従動スプロケット4とに上下方向に回動するように巻回された左右一対の前記物品搬送用チェーン5、左右一対の前記物品搬送用チェーン5を巻回させる駆動スプロケット3を両端部に備えた駆動軸21、搬送下手側端部において一対のフレーム本体2の一方に支持されて駆動軸21を回転駆動させる駆動ユニット6、搬送上手側端部において一対のフレーム本体2の夫々に支持されて物品搬送用チェーン5の張力を調節する張力調節機構7、及び、搬送される物品がチェーンコンベヤ装置9の搬送下手側端部まで搬送されたことを検出する物品検出手段8を備えて構成されている。尚、コンベヤフレーム1は、左右一対のフレーム本体2と、これらを連結する複数の連結フレーム36とで構成されている。
【0020】
また、図2に示すように、チェーンコンベヤ装置9には、左右一対の前記フレーム本体2夫々の上部に設けられて、前記駆動スプロケット3及び前記従動スプロケット4に巻回させた前記物品搬送用チェーン5の上側搬送作用部分を案内支持する左右一対の上側ガイドレール11と、左右一対の前記フレーム本体2夫々の内部に設けられて、前記物品搬送用チェーン5の下側戻り経路部分を案内支持する左右一対の下側ガイドレール12とが備えられている。
つまり、フレーム本体2の上壁部2aに、開口部13bよりも奥部13a側が幅広の上側レール嵌合用溝13がフレーム本体2の長手方向に沿う状態でその全長に亘って形成されており、フレーム本体2の上部に設けられる前記上側ガイドレール11が、上側レール嵌合用溝13に嵌合されて、前記物品搬送用チェーン5の上側搬送作用部分を案内支持するように構成されている。
また、フレーム本体2の底壁部2bに、開口部14bより奥部14a側が幅広の下側レール嵌合用溝14がフレーム本体2の長手方向に沿う状態でその全長に亘って形成されており、フレーム本体2の内部に設けられる前記下側ガイドレール12が、下側レール嵌合用溝14に嵌合されて、前記物品搬送用チェーン5の下側戻り経路部分を案内支持するように構成されている。
ちなみに、上側レール嵌合用溝13は、その開口部13bがフレーム本体2の外部に連通するように形成され、下側レール嵌合用溝14は、その開口部14bがフレーム本体2の内部に連通するように形成されている。
【0021】
そして、前記上側ガイドレール11における上側レール嵌合用溝13に嵌合する嵌合部11aが、前記上側レール嵌合用溝13の前記開口部13bの横幅よりも幅広となる幅広部分を備えるように形成されており、上側ガイドレール11は、嵌合部11aを上側レール嵌合用溝13に嵌合させ、その上側レール嵌合用溝13から上方に突出した支持部11bにて物品搬送用チェーン5の上側搬送作用部分を案内支持するように構成されている。
また、前記下側ガイドレール12における下側レール嵌合用溝14に嵌合する嵌合部12aが、前記下側レール嵌合用溝14の前記開口部14bの横幅よりも幅広となる幅広部分を備えるように形成されており、下側ガイドレール12は、嵌合部12bを下側レール嵌合用溝14に嵌合させ、その下側レール嵌合用溝14から上方に突出した支持部12bにて物品搬送用チェーン5の下側戻り経路部分を案内支持するように構成されている。
【0022】
上側ガイドレール11について説明を加えると、上側ガイドレール11における少なくとも前記嵌合部11aが、ガイドレール長手方向視にて中空状となる状態に弾性変形可能な樹脂材にて形成されて、前記嵌合部11aの幅広部分の横幅を前記開口部13bの横幅より幅狭とする状態に弾性変形可能に構成されている。ちなみに、上側ガイドレール11における中空部分は、嵌合部11a側の端部となる下端部にて外部と連通されており、下端部が弾性変形し易いように構成されている。
つまり、自然状態では嵌合部11aにおける幅広部分の横幅は上側レール嵌合用溝13の奥部13aの横幅と略同じ横幅に形成され、嵌合部11aにおける幅狭部分の横幅は上側レール嵌合用溝13の開口部13bの横幅と略同じ横幅に形成されており、上側ガイドレール11を上側レール嵌合用溝13に溝の深さ方向に嵌合させる際には、上側ガイドレール11の嵌合部11aを横幅方向に弾性変形させて嵌合部11aの横幅を開口部13bの横幅より小さくすることによって、上側ガイドレール11を上側レール嵌合用溝13に溝の深さ方向に嵌合させることができる。ちなみに、上側ガイドレール11を上側レール嵌合用溝13から取り外すときは、例えば、ドライバー等の上側ガイドレール11の中空部分に長手方向端部から差し込み可能な部材を差し込み、その部材にて上側ガイドレール11を弾性変形させながら上方に押し上げて取り外す。
そして、上側ガイドレール11には、押し出し材形成時に樹脂ポリマーに低摩擦促進用の添加物(例えば、テフロン、油、シリコン等)が混入されており、搬送チェーン5に対する摩擦抵抗の低減が図られている。
ちなみに、図2に示すように、下側ガイドレール12は、長手方向視にて中空状に形成されておらず、また、弾性変形不可能な金属材にて構成されている。
尚、上側ガイドレール11における嵌合部11aの幅狭部分は、上側ガイドレール11を上側レール嵌合用溝13に嵌合した状態においてその開口部13bに位置する部分であり、下側ガイドレール12における嵌合部12aの幅狭部分は、下側ガイドレール12を下側レール嵌合用溝14に嵌合した状態においてその開口部14bに位置する部分である。
【0023】
前記フレーム本体2の横側壁部2cに、フレーム内方側に凹入する凹入溝15が形成され、その凹入溝15の底部に、外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した溝内用係合溝16が形成されている。また、前記フレーム本体2の横側壁部2cに、外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した外面用係合溝としての上側外面用係合溝17及び下側外面用係合溝18が形成されている。さらに、前記フレーム本体2の底壁部2bに、外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した外面用係合溝としての底壁外面用係合溝19が形成されている。ちなみに、上側外面用係合溝17は、前記フレーム本体2の横側壁部2cにおける凹入溝15よりも上側の部分に形成され、下側外面用係合溝18は、前記フレーム本体2の横側壁部2cにおける凹入溝15よりも下側の部分に形成されている。
【0024】
フレーム本体2に形成する係合溝について説明を加えると、フレーム本体2の左右両側の横側壁部2c夫々の上端部に上側外面用係合溝17が形成され、フレーム本体2の左右両側の横側壁部2c夫々の下端部に下側外面用係合溝18が形成され、その上側外面用溝17と下側外面用係合溝18と端部との間に位置する中間部の上側寄りに凹入溝15が形成されており、その凹入溝15の底部の下側寄りに溝内用係合溝16が形成されている。そして、溝内用係合溝16、上側外面用係合溝17、下側外面用係合溝18、及び、底壁外面用係合溝19の夫々は、フレーム本体2の長手方向に沿う状態でその全長に亘って形成されている。
【0025】
図4及び図5に示すように、前記駆動スプロケット3及び駆動軸21は支持ユニット23に回転自在に支持されており、この支持ユニット23は、溝内用係合溝16に係合されたタッププレート41に、前記凹入溝15に嵌合させた状態で螺合連結されている。
支持ユニット23について説明を加えると、支持ユニット23は、フレーム本体2における内側の凹入溝15に基端部23aが嵌合する状態で且つ先端部23bがフレーム本体2から長手方向の一方に突出する状態に片持ち状に連結されており、先端部23bにて駆動軸21を回転自在に支持することによりその駆動軸21と一体回転する駆動スプロケット3も回転自在に支持するように構成されている。
また、支持ユニット23は、その基端部23aの上下幅が凹入溝15の上下幅と略同じ幅に形成され、先端部23bの上下幅が凹入溝15の上下幅より大きく形成されており、支持ユニット23における基端部23aを凹入溝15に嵌合した状態では、支持ユニット23の上下方向への移動及び横軸心周りの回転、並びに、フレーム本体長手方向の他方側への移動が規制されるように構成されている。
そして、支持ユニット23は、前記溝内用係合溝16に係合されたタッププレート41にボルト40を用いて螺合連結させることにより、支持ユニット23の基端部23aを凹入溝15に嵌合させた状態でフレーム本体2における内側の横側壁部2cに連結支持されるように構成されている。
ちなみに、支持ユニット23における基端部23aの厚みは凹入溝15の深さと同じ又は略同じとなるように形成されており、支持ユニット23が凹入溝15から横外方に突出しないように構成されている。
【0026】
図3及び図4に示すように、駆動スプロケット3が、フレーム本体2における両横側壁部2cの間で、上端がフレーム本体2の上壁部2aの上面より上方に位置し、下端がフレーム本体2の底壁部2bの上面より上方に位置するように、駆動軸21が支持ユニット23に回転支持されている。そして、フレーム本体2に片持ち状に連結される支持ユニット23の先端部23bに駆動軸21が回転自在に支持されているため、その駆動軸21の端部に設けられた駆動スプロケット3はフレーム本体2の外部に位置することとなり、駆動スプロケット3をフレーム本体2内に位置した場合のように上壁部2aに駆動スプロケット3を挿通させるための孔を形成する必要がないものとなる。
【0027】
図3及び図5に示すように、フレーム本体2の外側の横側壁部2cには、駆動スプロケット3の周囲を覆うスプロケットカバー25が設けられており、このスプロケットカバー25は、上側外面用係合溝17と下側外面用係合溝18とを利用してフレーム本体2に連結されている。
つまり、スプロケットカバー25を、上側外面用係合溝17に係合させたタッププレート41並びに下側外面用係合溝18に係合させたタッププレート41にボルト40を用いて螺合連結させることにより、スプロケットカバー25が本体フレーム2の外側の横側壁部2cに連結される。
【0028】
図3に示すように、前記駆動ユニット6は、前記駆動軸21と平行状態に出力軸42aを備えた電動モータ42と、前記駆動軸21と前記出力軸42aとを連動連結する減速機構43とを備えて構成され、左右一対の前記物品搬送用チェーン5の間に配置されており、駆動ユニット6にて駆動軸21を回転駆動させることにより、一対の駆動スプロケット3夫々に巻回された一対の搬送チェーン5を機械的に連動させた状態で長手方向に回動させるように構成されている。
そして、前記駆動ユニット6は、前記駆動軸21に対してその軸心周りで回転自在な状態で支持され、且つ、左右一対の前記フレーム本体2の一方に対して前記駆動軸21の軸心周りでの回転を阻止する状態に連結枠24にて連結されている。前記連結枠24は、前記外面用係合溝における底壁外面用係合溝19に係合されたタッププレート41に螺合連結される状態に設けられている。
【0029】
減速機構43について説明を加えると、減速機構43には、減速機構本体の出力軸43aに一体回転する状態に設けられた出力ギヤ45と、駆動軸21と一体回転する状態に設けられた駆動ギヤ44と、これら出力ギヤ45と駆動ギヤ44との両方のギヤと噛合するアイドルギヤ46とが備えられており、駆動ギヤ44に駆動軸21をスプライン嵌合させる状態に挿通されていることにより、駆動ユニット6は駆動軸21に対してその軸心周りに回転自在な状態に支持されている。
また、連結枠24は、一端部が駆動ユニット6にボルト40を用いて螺合連結され、他端部が底壁外面用係合溝19に係合させたタッププレート41にボルト40を用いて螺合連結されている。このように一端部が駆動ユニット6に連結された連結枠24の他端部をフレーム本体2側への連結によって、駆動ユニット6は駆動軸21の軸心周りの回転が阻止する状態で連結枠24にてフレーム本体2に連結されている。
【0030】
図3、図11及び図12に示すように、駆動ユニット6は、前記出力軸42aを駆動軸21に対してコンベヤ搬送方向に並ぶように位置させる姿勢で且つ前記出力軸42aを駆動軸21に対して上下方向に並ぶように位置させる姿勢で配備されている。
つまり、駆動ユニット6は、電動モータ42や減速機構43が駆動軸21と上下方向に重複し且つコンベヤ搬送方向に重複しないように駆動軸21より搬送上手側の下方箇所に位置するように配備されており、これにより、電動モータ42は、その出力軸42aが駆動軸21のコンベヤ搬送方向の上手側に位置するように駆動軸21に対してコンベヤ搬送方向に並び且つ駆動軸21の上下方向の下方側に位置するように駆動軸21に対して上下方向に並ぶように設けられている。
【0031】
図8に示すように、前記張力調節機構7は、従動スプロケット4を回転自在に支持する回転軸26と、その回転軸26をフレーム本体2の長手方向に沿ってスライド移動自在に案内支持する回転軸用支持部材27と、回転軸26の一端側に設けられた調節用ブロック28の位置をフレーム本体2の長手方向に沿って調節する調節用ボルト29とを備え、この調節用ボルト29の回転操作にて、調節用ブロック28をフレーム本体2の長手方向に位置調節し、従動スプロケット4をフレーム本体2の長手方向に移動させることによって、搬送チェーン5の張力を調節するように構成されている。尚、張力調節機構7は一対の搬送チェーン5の張力を個別に調節すべく一対設けられている。
【0032】
図8及び図9に示すように、張力調節機構7は溝内用係合溝16を利用してフレーム本体2に連結されており、具体的には、溝内用係合溝16を利用して回転軸用支持部材27をフレーム本体2の横側壁部2cに連結することにより、張力調節機構7がフレーム本体2に連結されるように構成されている。
回転軸用支持部材27は、フレーム本体2における内側並びに外側の凹入溝15に基端部27aが嵌合する状態で且つ先端部27bがフレーム本体2から長手方向の他方に突出する状態に片持ち状に連結されており、先端部27bにて回転軸26を案内支持するように構成されている。また、回転軸用支持部材27は、その基端部27aの上下幅が凹入溝15の上下幅と略同じ幅に形成され、先端部27bの上下幅が凹入溝15の上下幅より大きく形成されており、回転軸用支持部材27における基端部27aを凹入溝15に嵌合した状態では、回転軸用支持部材27の上下方向の移動並びに横軸心周りの回転、並びに、フレーム本体長手方向の一方側への移動が規制されるように構成されている。
そして、回転用支持部材27は、前記溝内用係合溝16に係合させたタッププレート41にボルト40を用いて螺合連結させることにより、回転用支持部材27の基端部27aを凹入溝15に嵌合させた状態で回転軸用支持部材27がフレーム本体2の横側壁部2cに連結される。
ちなみに、回転軸用支持部材27における基端部27aの厚みは凹入溝15の深さの半分程度であり、回転軸用支持部材27が凹入溝15から横外方に突出しないように構成されている。
【0033】
図8〜10に示すように、従動スプロケット4が、フレーム本体2における両横側壁部2cの間で、上端がフレーム本体2の上壁部2aの上面より上方に位置し、下端がフレーム本体2の底壁部2bの上面より上方に位置するように、回転軸26が回転軸用支持部材27に案内支持されている。そして、回転軸26はフレーム本体2に片持ち状に連結される回転軸用支持部材27の先端部27bに案内支持されて、その回転軸26の端部に設けられた従動スプロケット4はフレーム本体2の外部に位置しているため、従動スプロケット4をフレーム本体2内に位置した場合のように上壁部2aに従動スプロケット4を挿通させるための孔を形成する必要がないものとなる。
【0034】
図6及び図7に示すように、前記物品検出手段8は、検出手段用支持部材31に揺動自在に枢支されて先端に回転自在に遊転ローラ34を回転自在に設けた揺動アーム32と、検出手段用支持部材31に連結固定されたリミットスイッチ33とを備え、チェーンコンベヤ装置9のコンベヤ搬送方向下手側端部まで搬送された物品が遊転ローラ34に接触することによって下方に揺動した揺動アーム32がリミットスイッチ33を押し操作し、これにより物品の存在を検出するように構成されている。そして、一対のフレーム本体2のうちの駆動用モータ22が支持された一方のフレーム本体2とは別の他方のフレーム本体2の長手方向一端部に物品検出手段8が支持されている。
【0035】
図7に示すように、物品検出手段8は上側外面用係合溝17を利用してフレーム本体2に連結されており、具体的には、検出手段用支持部材31を上側外面用係合溝17に係合させたタッププレートにボルト40を用いて螺合連結させるようにして、上側外面用係合溝17を利用して検出手段用支持部材31をフレーム本体2の横側壁部2cに連結することにより、物品検出手段8がフレーム本体2に連結されるように構成されている。
【0036】
前記連結フレーム36は、その両端部に固着された連結ブラケット36aを下側外面用係合溝18に係合させたタッププレート41にボルト40を用いて螺合連結させることにより、連結フレーム36がフレーム本体2の横側壁部2cに連結される。
【0037】
図1に示すように、前記支持台10は、複数の縦フレーム37とコンベヤ横幅方向に並ぶ一対の縦フレーム37を連結する複数の横フレーム38とで構成されており、図7に示すように、縦フレーム37の上端部に固着された連結ブラケット37aを底壁外面用係合溝19に係合させたタッププレート41にボルト40を用いて螺合連結させることにより、縦フレーム37がフレーム本体2の底壁部2bに連結される。
ちなみに、各係合溝に係合させたタッププレート41は、係合溝の溝長手方向へのスライド移動自在で且つ溝深さ方向に沿う軸心周りでの回転が規制される大きさ及び形状に形成されている。
【0038】
〔別実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、駆動ユニット6を、電動モータ42や減速機構43が駆動軸21と上下方向に重複し且つコンベヤ搬送方向に重複しないように配備したが、図13及び図14に示すように、駆動ユニット6を、電動モータ42や減速機構43が駆動軸21と上下方向に重複せず且つコンベヤ搬送方向に重複するように配備してもよい。
【0039】
(2) 上記実施の形態では、出力軸42aを駆動軸21に対してコンベヤ搬送方向に並ぶように位置させ且つ出力軸42aを駆動軸21に対して上下方向に並ぶように位置させる姿勢で駆動ユニット6を配備したが、出力軸42aを駆動軸21に対してコンベヤ搬送方向に重複して並ぶように位置させ且つ出力軸42aを駆動軸21に対して上下方向に並ばないように位置させる姿勢で駆動ユニット6を配備してもよく、また、出力軸42aを駆動軸21に対してコンベヤ搬送方向に重複して並ぶように位置させ且つ出力軸42aを駆動軸21に対して上下方向に並ばないように位置させる姿勢で駆動ユニット6を配備してもよい。
【0040】
(3) 上記実施の形態では、溝内用係合溝16、上側外面用係合溝17、下側外面用係合溝18及び底壁外面用係合溝19をフレーム本体2に形成したが、これら係合溝の一部又は全部をフレーム本体2に形成しなくてもよい。
つまり、支持ユニット23をフレーム本体2に直接に連結する状態に設けてもよく、また、連結枠24をフレーム本体2に直接連結する状態に設けてもよい。
また、上記実施の形態では、凹入溝15をフレーム本体2に形成したが、凹入溝15をフレーム本体に形成しなくてもよい。
【0041】
(4) 上記実施の形態では、駆動軸21に対して回転自在な状態で支持した駆動ユニット6を、左右一対のフレーム本体2の一方に対して駆動軸21の軸心周りでの回転を阻止する状態に連結枠24にて連結することによって、駆動ユニット6を所定の姿勢でフレーム本体2に連結するように構成したが、連結枠24をリンク状に構成する、或いは、連結枠24における駆動ユニット6側又はフレーム本体2側に連結する箇所を複数備える等により、駆動ユニット6を任意の姿勢でフレーム本体2に連結することができるように構成してもよい。
ちなみに、連結枠24を用いずに駆動ユニット6を直接にタッププレート41又はフレーム本体2に連結するように構成してもよい。
【0042】
(5) 上記実施の形態では、チェーンコンベヤ装置を、床面に設置される支持台にて設定高さで支持するように構成したが、チェーンコンベヤ装置を、自動搬送車に載置させる状態で支持させる等、ほかの支持台以外に設置するように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】チェーンコンベヤ装置の斜視図
【図2】フレーム本体の縦断面図
【図3】駆動ユニットを示す平面図
【図4】支持ユニットを示す側面図
【図5】支持ユニット及び駆動ユニットの連結部分を示す縦断面図
【図6】物品検出手段を示す側面図
【図7】物品検出手段の連結部分を示す縦断面図
【図8】張力調節機構を示す平面図
【図9】張力調節機構を示す側面図
【図10】張力調節機構の連結部分を示す縦断面図
【図11】駆動ユニットと駆動軸とを示す斜視図
【図12】駆動ユニットと駆動軸とを示す正面図
【図13】別実施の形態における駆動ユニットと駆動軸とを示す斜視図
【図14】別実施の形態における駆動ユニットと駆動軸とを示す正面図
【符号の説明】
【0044】
1 コンベヤフレーム
2 フレーム本体
2b 底壁部
2c 横側壁部
3 駆動スプロケット
4 従動スプロケット
5 物品搬送用チェーン
6 駆動ユニット
9 チェーンコンベヤ装置
11 上側ガイドレール
12 下側ガイドレール
15 凹入溝
16 溝内用係合溝
17 外面用係合溝
18 外面用係合溝
19 外面用係合溝
21 駆動軸
23 支持ユニット
24 連結枠
41 タッププレート
42 電動モータ
42a 出力軸
43 減速機構

【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右一対の物品搬送用チェーンが備えられているチェーンコンベヤ装置であって、
左右一対の前記物品搬送用チェーンを巻回させる駆動スプロケットを両端部に備えた駆動軸が設けられ、前記駆動軸と平行状態に出力軸を備えた電動モータと、前記駆動軸と前記出力軸とを連動連結する減速機構とを備えた駆動ユニットが、左右一対の前記物品搬送用チェーンの間に配置されているチェーンコンベヤ装置。
【請求項2】
前記駆動ユニットが、前記出力軸を前記駆動軸に対してコンベヤ搬送方向に並ぶように位置させる姿勢で配備されている請求項1記載のチェーンコンベヤ装置。
【請求項3】
前記駆動ユニットが、前記出力軸を前記駆動軸に対して上下方向に並ぶように位置させる姿勢で配備されている請求項1又は2記載のチェーンコンベヤ装置。
【請求項4】
コンベヤ搬送方向の一端部に前記駆動スプロケットを支持し且つコンベヤ搬送方向の他端部に従動スプロケットを支持する中空状の左右一対のフレーム本体を備えたコンベヤフレームと、
左右一対の前記フレーム本体夫々の上部に設けられて、前記駆動スプロケット及び前記従動スプロケットに巻回させた前記物品搬送用チェーンの上側搬送作用部分を案内支持する左右一対の上側ガイドレールと、
左右一対の前記フレーム本体夫々の内部に設けられて、前記物品搬送用チェーンの下側戻り経路部分を案内支持する左右一対の下側ガイドレールとが備えられ、
前記駆動ユニットが、前記駆動軸に対してその軸心周りで回転自在な状態で支持され、且つ、左右一対の前記フレーム本体の一方に対して前記駆動軸の軸心周りでの回転を阻止する状態に連結枠にて連結されている請求項1〜3のいずれか一項に記載のチェーンコンベヤ装置。
【請求項5】
左右一対の前記フレーム本体が、その横側壁部にフレーム内方側に凹入する凹入溝を形成し、その凹入溝の底部に、外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した溝内用係合溝を形成して構成され、
前記駆動スプロケット及び前記駆動軸を回転自在に支持する支持ユニットが、前記溝内用係合溝に係合されたタッププレートに、前記凹入溝に嵌合させた状態で螺合連結される状態で設けられている請求項4記載のチェーンコンベヤ装置。
【請求項6】
左右一対の前記フレーム本体が、その横側壁部又は底壁部に外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した外面用係合溝を形成して構成され、
前記連結枠が、前記外面用係合溝に係合されたタッププレートに螺合連結される状態で設けられている請求項4又は5記載のチェーンコンベヤ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2008−24472(P2008−24472A)
【公開日】平成20年2月7日(2008.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−200717(P2006−200717)
【出願日】平成18年7月24日(2006.7.24)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
【出願人】(000003643)株式会社ダイフク (1,209)
【Fターム(参考)】